JPH1093008A - リードフレーム部材とその製造方法 - Google Patents

リードフレーム部材とその製造方法

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JPH1093008A
JPH1093008A JP8261167A JP26116796A JPH1093008A JP H1093008 A JPH1093008 A JP H1093008A JP 8261167 A JP8261167 A JP 8261167A JP 26116796 A JP26116796 A JP 26116796A JP H1093008 A JPH1093008 A JP H1093008A
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lead
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frame member
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JP8261167A
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Shiyuubou Taya
周望 田谷
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スクリーン印刷法、ディスペンス法により直
接インナーリード固定用の樹脂層を形成する場合のリー
ドフレーム部材とその製造方法。 【解決手段】 樹脂封止型半導体装置に用いられるリー
ドフレーム110とインナーリード固定部120とを有
するリードフレーム部材100であって、リードフレー
ムは、ダイパッド111を設けたもので、一方の面全面
をリードフレーム素材面112Sとし、インナーリード
先端は素材の板厚よりも薄肉に形成されており、インナ
ーリード固定部は、絶縁性樹脂からなり、リードフレー
ムの薄肉部形成面側112Aにおいて、インナーリード
の薄肉領域のダイパッド側の先端部を、インナーリード
間を橋かけ跨ぐように固定してタブ吊りバー115まで
連なり、タブ吊りバーに支持されるもので,タブ吊りバ
ーのインナーリード固定部を支持する箇所がリードフレ
ーム素材の板厚よりも薄肉に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,樹脂封止型半導体
装置の組立部材であるリードフレーム部材に関するもの
で、特に、微細なインナーリードピッチを有する半導体
装置用リードフレーム部材とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化と軽薄短小の傾向からLSIはASICに代表される
ように、ますます高集積化、高機能化の一途をたどって
きている。多端子IC、特にゲートアレイやスタンダー
ドセルに代表されるASICあるいは、マイコン、DS
P(Digital Signal Processo
r)等をコストパーフォーマンス高くユーザに提供する
パッケージとしてリードフレームを用いたプラスチック
QFP(Quad Flat Package)が主流
となり、現在では300ピンを超えるものまで実用化に
至ってきている。
【0003】QFPは、パッケージの4方向に外部回路
と電気的に接続するためのアウターリード533を設け
た構造で多端子化に対応できるものとして開発されてき
たが、一般には図5(a)に示すリードフレーム530
とインナーリードの固定用テープ540からなるリード
フレーム部材520を用いており、図5(b)に示すよ
うに、ダイパッド531上に半導体素子510を搭載
し、銀めっき等の表面処理がなされたインナーリード5
32先端部と半導体素子510の端子511とをワイヤ
513にて結線し、封止用樹脂514で全体を封止し、
さらに、ダムバー部534をカットし、アウターリード
533をガルウイング状に成形している。尚、図5
(a)(ロ)は、図5(a)(イ)のD1−D2におけ
る断面の一部を拡大して示している。ここで用いられる
単層リードフレーム530は、通常、42合金(42%
ニッケル−鉄合金)あるいは銅合金などの電気伝導率が
高く,且つ機械的強度が大きい金属材を素材とし、フォ
トエッチング法かあるいはスタンピング法により、外形
加工されていた。
【0004】そして、多端子の樹脂封止型半導体装置
(プラスチック封止型パッケージ)に用いられる図5
(a)に示すリードフレーム部材の作製は、図6に示す
工程で行われていた。以下、簡単に図6に示す工程を説
明しておく。先ず、薄い金属板からなるリードフレーム
素材をエッチングないしスタンピングにより外形加工す
る。(図6(a)) インナーリード532の先端に延設し、インナーリード
532同志を連結する連結部538を設けた状態にして
外形加工は行われる。連結部538は、半導体装置作製
の際には不要で、後述する工程にて除去される。この場
合にダイパッド531とも連結している。次いで、銀め
っき等の貴金属めっき550をインナーリード532先
端部に施す。(図6(b)) 尚、必要な場合は、ダイパッド531にも貴金属めっき
を施す。インナーリード532先端部の貴金属めっき5
50はワイヤボンディングのためのもので、ダイパッド
531の貴金属めっきはダイボンディングのためのもの
である。次に、インナーリードの固定用テープ540を
インナーリード532を跨ぐようにして貼り付けた後、
熱圧着によりインナーリード532に貼り付ける。(図
6(c)) インナーリード532の固定用テープ540は、接着剤
付きポリイミドテープが一般には用いられるが、インナ
ーリード532に貼り付ける前に金型にて所定の形状に
加工した後、熱圧着によりインナーリード532に貼り
付けられる。次いで、インナーリード532に延設さ
れ、インナーリード532同志を連結する連結部538
をプレスにて除去する。(図6(d)) この後、必要に応じ、ダイパッド531をダウンセット
加工する。(図6(e)) 尚、多端子を必要としない樹脂封止型半導体装置に用い
られるリードフレーム部材の場合は、上記連結部538
を設けないで、インナーリード固定用テープ540を貼
りつける場合もある。この場合は、図6に示す工程にお
いて図6(d)の工程を必要としない。
【0005】しかし、半導体装置のさらなる多端子化の
要求は強く、リードフレームの外形加工にますます微細
化が求められるようになってきた。そして、図5(a)
に示すリードフレーム部材520におけるリードフレー
ム素材の薄板化による微細化加工では、リード強度や実
装の際の必要な強度からくる制限があり、もはや限界を
超えるものとなってきた。この為、インナーリード先端
部のみをリードフレーム素材より薄肉化し、一層の微細
化加工を可能とし、リードおよびリードフレーム全体の
強度を確保したリードフレームが開発されるようになっ
てきた。
【0006】ここで、インナーリード先端部のみをリー
ドフレーム素材より薄肉化したリードフレームの外形加
工方法を分かり易く説明するため、リードフレーム素材
から一部を薄肉状に形成する1例を図4に挙げる。図4
は、インナーリード先端部の薄肉状に形成するインナー
リード先端部の各工程の断面図である。尚、リードフレ
ーム素材の厚さのままで外形加工する箇所については、
リードフレーム素材の両面にほぼ同じ形状、サイズのレ
ジストパターンを形成してエッチングを行う。図4中、
410はリードフレーム素材、410Aは薄肉部、42
0A、420Bはレジストパターン、430は第一の開
口部、440は第二の開口部、450は第一の凹部、4
60は第二の凹部、470は平坦状面、480はエッチ
ング抵抗層(充填材層)である。先ず、銅合金からな
り、厚さが0.15mmの帯び状板からなるリードフレ
ーム素材の両面を洗浄、脱脂処理等を行った後に、重ク
ロム酸カリウムを感光剤としたカゼイン水溶液の混合液
からなるレジストを両面に塗布し、レジストを乾燥後、
所定のパターン版を用いてリードフレーム素材の両面の
レジストの所定領域をそれぞれ露光し、現像処理を行
い、所定形状の第一の開口部430、第二の開口部44
0をもつレジストパターン420A、420Bを形成し
た。(図4(a)) 第一の開口部430は、後のエッチング加工においてリ
ードフレーム素材410をこの開口部からベタ状にリー
ドフレーム素材410よりも薄肉に腐蝕するためのもの
で、レジストの第二の開口部440は、インナーリード
先端部の形状を形成するためのものである。次いで、液
温50°C、比重46ボーメの塩化第二鉄溶液を用い
て、スプレー圧3.0kg/cm2 にて、レジストパタ
ーンが形成されたリードフレーム素材410の両面をエ
ッチングし、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部
450の深さhがリードフレーム部材の約2/3程度に
達した時点でエッチングを止めた。(図4(b)) 第1回目のエッチングにおいてリードフレーム素材41
0の両面から同時にエッチングする理由は、両面からエ
ッチングすることにより、後述する第2回目のエッチン
グ時間を短縮するためで、レジストパターン420B側
からのみの片面エッチングの場合と比べ、第1回目エッ
チングと第2回目エッチングのトータル時間が短縮され
る。
【0007】次いで、第一の開口部430側の腐蝕され
た第一の凹部450にエッチング抵抗層480としての
耐エッチング性のあるホットメルト型ワックス(ザ・イ
ンクテック社製の酸ワックス、型番MR−WB6)を、
ダイコータを用いて、塗布し、ベタ状(平坦状)に腐蝕
された第一の凹部450に埋め込んだ。レジストパター
ン420B上も該エッチング抵抗層480に塗布された
状態とした。(図4(c)) エッチング抵抗層480を、レジストパターン420B
上全面に塗布する必要はないが、第一の凹部450を含
む一部にのみ塗布することは難しい為に、図4(c)に
示すように、第一の凹部450とともに、第一の開口部
430側全面にエッチング抵抗層480を塗布した。本
実施例で使用したエッチング抵抗層480は、アルカリ
溶解型のワックスであるが、基本的にエッチング液に耐
性があり、エッチング時にある程度の柔軟性のあるもの
が好ましく、特に上記ワックスに限定されず、UV硬化
型のものでも良い。このようにエッチング抵抗層480
をインナーリード先端部の形状を形成するためのパター
ンが形成された面側の腐蝕された第一の凹部450に埋
め込むことにより、後工程でのエッチング時に第一の凹
部450が腐蝕されて大きくならないようにしていると
ともに、高精細なエッチング加工に対しての機械的な強
度補強をしており、スプレー圧を高く(3.0kg/c
2 )することができ、これによりエッチングが深さ方
向に進行し易すくなる。この後、第2回目エッチングを
行い、ベタ状(平坦状)に腐蝕された第一の凹部450
形成面側からリードフレーム素材410をエッチング
し、貫通させ、インナーリード先端薄肉部を形成した。
(図4(d)) 第1回目のエッチング加工にて作製された、リードフレ
ーム面に平行なエッチング形成面は平坦であるが、この
面を挟む2面はインナーリード側にへこんだ凹状であ
る。次いで、洗浄、エッチング抵抗層480の除去、レ
ジスト膜(レジストパターン420A、420B)の除
去を行い、インナーリード先端薄肉部が微細加工された
リードフレームを得た。(図4(e)) エッチング抵抗層480とレジスト膜(レジストパター
ン420A、420B)の除去は水酸化ナトリウム水溶
液により溶解除去した。
【0008】尚、上記のように、エッチングを2段階に
わけて行うエッチング加工方法を、一般には2段エッチ
ング加工方法と言っており、特に、精度的に優れた加工
方法である。図4に示す、リードフレームの製造におい
ては、2段エッチング加工方法と、パターン形状を工夫
することにより部分的にリードフレーム素材を薄くしな
がら外形加工する方法とが伴行して採られている。尚、
リードフレームのインナーリード先端を薄肉に形成する
方法は、上記エッチング加工方法に限定されるものでは
ない。
【0009】上記の方法によるインナーリード先端薄肉
部の微細化加工は、第二の凹部860の形状と、最終的
に得られるインナーリード先端部の厚さtに左右される
もので、例えば、板厚tを50μmまで薄くすると、図
4(e)に示す、平坦幅W1を100μmとして、イン
ナーリード先端部ピッチpが0.15mmまで微細加工
可能となる。板厚tを30μm程度まで薄くし、平坦幅
W1を70μm程度とすると、インナーリード先端部ピ
ッチpが0.12mm程度まで微細加工ができるが、板
厚t、平坦幅W1のとり方次第ではインナーリード先端
部ピッチpは更に狭いピッチまで作製が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
してインナーリード先端部のみを薄肉に形成したリード
フレームにおいては、前述のインナーリード固定用テー
プを用いた場合、薄肉部とリードフレーム素材の厚さの
部分とで段差があるため、段差部においては、固定用テ
ープの均一な貼り付けが難しく、場合によっては貼り付
けができないという問題があった。固定用テープの均一
な貼り付けができてない場合には、ワイヤボンディング
時におけるクランプが安定してできない。また、別に、
固定用テープのベースに用いられるポリイミドフィルム
は高価な上、その外形加工には金型を用いる必要がある
ため、少量生産品に対しては、コスト高となり、納期も
かかるという問題があり、その対応が求められていた。
【0011】また、固定用テープを用いずに、リードフ
レームに直接スクリーン印刷によりインナーリード固定
用の樹脂層を形成する方法も知られている。このスクリ
ーン印刷による方法では、塗布量が少ない場合にはリー
ド上面にのみ樹脂が選択的に塗布され、リード間の橋渡
し構造が形成できず、塗布量が多い場合には、リードな
らびにステージ上まで樹脂が塗布されるため樹脂の清掃
を行う必要があり、塗布量を適切に設定できた場合にお
いても印刷用の比較的低粘度に設定され、硬化反応時に
リード間の橋渡し部に位置する樹脂がリード間に落ち込
み、且つリード上の樹脂の表面が曲面になってしまい、
ボンディング時のクランプが不十分となる場合が生じる
という問題がある。そしてまた、固定用テープを用いず
に、ディスペンス法により直接インナーリード固定用の
樹脂層を形成する方法も知られているが、この方法も、
基本的には、スクリーン印刷法と同じ問題を抱えてい
る。これら、スクリーン印刷法、ディスペンス法により
インナーリード固定用の樹脂層を形成した場合には、リ
ード上の樹脂の表面を平面形状としワイヤボンディング
時のクランプを十分なものとする為、樹脂の本硬化前
に、即ち半硬化の状態で熱圧着により樹脂を押し潰し、
表面の高さを揃えることが行われているが、押し潰し時
に樹脂のリード上面への滲みが生じ樹脂層形状精度を悪
くしている。更にディスペンス法では、ディスペンス開
始点と終了点において、塗布量が多くなる為、適用でき
るリードは、タブ吊りバーを開始点、終了点とするよう
な一定の制約があり、タブ吊りバーの幅広化が必要等、
適用できるリードの形状に制限がある。このように、固
定用テープを用いずに、スクリーン印刷法、ディスペン
ス法により直接インナーリード固定用の樹脂層を形成す
る場合にも種々問題があり、その対応が求められてい
た。本発明は、このような状況のもと、固定用テープを
用いた場合の問題や、固定用テープを用いずに、スクリ
ーン印刷法、ディスペンス法により直接インナーリード
固定用の樹脂層を形成する場合の問題を解決できる、リ
ードフレームとインナーリード固定部と有するリードフ
レーム部材を提供しようとするものである。同時に、該
リードフレーム部材の製造方法を提供しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
部材は、樹脂封止型半導体装置に用いられる、リードフ
レームとインナーリード固定部とを有するリードフレー
ム部材であって、リードフレームは、ダイパッドを設け
たもので、一方の面全面をリードフレーム素材面とし、
インナーリード先端は素材の板厚よりも薄肉に形成され
ており、インナーリード固定部は、絶縁性樹脂からな
り、リードフレームの薄肉部形成面側において、インナ
ーリードの薄肉領域のダイパッド側の先端部を、インナ
ーリード間を橋かけ跨ぐように固定してタブ吊りバーま
で連なり、タブ吊りバーに支持されるもので,且つ、該
タブ吊りバーのインナーリード固定部を支持する箇所が
リードフレーム素材の板厚よりも薄肉に形成されている
ことを特徴とするものである。そして、上記のインナー
リード固定部は単層の絶縁性樹脂からなることを特徴と
するものである。
【0013】また、本発明のリードフレーム部材の製造
方法は、樹脂封止型半導体装置に用いられる、リードフ
レームとインナーリード固定部とを有するリードフレー
ム部材で、リードフレームは、ダイパッドを設けたもの
で、一方の面全面をリードフレーム素材面とし、インナ
ーリード先端は素材の板厚よりも薄肉に形成されてお
り、インナーリード固定部は、絶縁性樹脂からなり、リ
ードフレームの薄肉部形成面側において、インナーリー
ドの薄肉領域のダイパッド側の先端部を、インナーリー
ド間を橋かけ跨ぐように固定してタブ吊りバーまで連な
り、タブ吊りバーに支持されるもので,且つ、該タブ吊
りバーのインナーリード固定部を支持する箇所がリード
フレーム素材の板厚よりも薄肉に形成されているリード
フレーム部材の製造方法であって、(A)インナーリー
ド先端に一体的に連結し、且つインナーリード同志を連
結する連結部を設けた状態でリードフレームを外形加工
する工程と、(B)インナーリード固定部を作成するた
めの絶縁性の樹脂部を、半硬化状態で所定形状に形成す
る工程と、(C)半硬化状態で所定形状に形成された絶
縁性の樹脂部を、リードフレームの所定の位置に熱圧着
にて固定する絶縁性の樹脂部固定工程と、(D)樹脂部
固定工程にて固定された絶縁性の樹脂部を、加熱手段お
よびまたは紫外線照射手段によりキュアするキュア工程
と、(E)キュア工程後、リードフレームの連結部を除
去する工程とを有することを特徴とするものである。
【0014】尚、ここでは、リードフレーム素材の厚さ
とは、エッチング加工等によりリードフレームを作成す
る場合の元厚で、エッチングが入らない箇所における厚
さを言い、図4に示すエッチング加工においては、図4
(e)に示すt0 の厚さを言う。また、一方の面全面と
は、外形加工されたリードフレームの表裏のうちの一方
側の面部が全てと言う意味である。
【0015】
【作用】本発明のリードフレーム部材は、このような構
成にすることにより、固定用テープを用いた場合の問題
や、固定用テープを用いずに、スクリーン印刷法、ディ
スペンス法により直接インナーリード固定用の樹脂層を
形成する場合の問題を解決できる、リードフレームとイ
ンナーリード固定部とからなるリードフレーム部材の提
供を可能としている。この結果、リードフレーム部材を
用いた樹脂封止型半導体装置の一層の多端子化を可能と
している。具体的には、リードフレームは、ダイパッド
を設けたもので、一方の面全面をリードフレーム素材面
とし、インナーリード先端は素材の板厚よりも薄肉に形
成されており、インナーリード固定部は、絶縁性樹脂か
らなり、リードフレームの薄肉部形成面側において、イ
ンナーリードの薄肉領域のダイパッド側の先端部を、イ
ンナーリード間を橋かけ跨ぐように固定してタブ吊りバ
ーまで連なり、タブ吊りバーに支持されるもので,且
つ、該タブ吊りバーのインナーリード固定部を支持する
箇所がリードフレーム素材の板厚よりも薄肉に形成され
ていることより、インナーリード先端部での微細加工を
可能とし、且つ、ワイヤボンディングにおけるクランプ
を安定的にできるものとしている。また、インナーリー
ド固定部を単層の絶縁性樹脂から形成することにより、
処理性の良いものとしている。
【0016】本発明のリードフレーム部材の製造方法
は、このような構成にすることにより、本発明のリード
フレーム部材の製造を可能にするものであり、これによ
り、リードフレーム部材を用いた樹脂封止型半導体装置
の一層の多端子化を可能としている。
【0017】
【実施例】本発明のリードフレーム部材の実施例を挙
げ、図を用いて説明する。図1(a)は実施例のリード
フレーム部材の平面図、図1(b)はインナーリード部
における断面図で、図1(a)のA1−A2における断
面の一部を示したもので、図1(c)は、図1(b)の
A3−A4における断面を示したものである。また、図
2(a)は、図1に示すリードフレーム部材のタブ吊り
バーを含むコーナー部を拡大した平面図で、図2(b)
は、図2(a)のB1−B2における断面の一部を示し
た図である。図1中、100はリードフレーム部材、1
10はリードフレーム、111はダイパッド、112は
インナーリード、112Aは薄肉部、112Bは厚肉
部、112Cは切断面、112Eはエッチング面、11
2Sはリードフレーム素材面、113はアウターリー
ド、114はダムバー、115はタブ吊りバー、115
Aは薄肉部、115Bは厚肉部、116はフレーム部、
120はインナーリード固定部、120Cは切断面、1
50は銀めっきである。本実施例のリードフレーム部材
100は、樹脂封止型半導体装置に用いられる、リード
フレーム110と熱硬化性の絶縁性樹脂で形成されたイ
ンナーリード固定部120とからなるリードフレーム部
材である。特に、インナーリード固定部120をインナ
ーリード先端に設けていることにより、半導体装置の多
端子化に対応できるものである。リードフレーム110
は、ダイパッド111を設けたもので、一方の面全面を
リードフレーム素材面とし、インナーリード112の先
端は素材の板厚よりも薄肉に形成されており、インナー
リード固定部120は、絶縁性樹脂からなり、リードフ
レーム110の薄肉部形成面側において、インナーリー
ド112の薄肉領域のダイパッド111側の先端部を、
インナーリード112間を橋かけ跨ぐように固定してタ
ブ吊りバー115まで連なり、タブ吊りバー115に支
持されるもので,且つ、該タブ吊りバー115のインナ
ーリード固定部120を支持する箇所がリードフレーム
素材の板厚よりも薄肉に形成されている。リードフレー
ム110は0.15mm厚の銅材を素材としたもので、
アウターリードピッチは0.4mmのもので、リードフ
レーム部材100は、パッケージサイズ28mm角のQ
FP(Quad Flat Package)に適用さ
れるものである。リードフレーム110は、図4に示す
エッチング加工にて外形加工されたもので、インナーリ
ード111の先端部は、リードフレーム素材の板厚より
も薄肉に形成された薄肉部112Aを設けており、一面
をエッチング面112Eとし、他面をリードフレーム素
材面112Sとしている。インナーリード111の先端
部のみが50μm厚と薄肉で、それ以外はリードフレー
ム素材の厚さ0.15mmである。インナーリード固定
部120は、インナーリード先端に形成されたもので、
薄肉部112Aのエッチング面112E側にてインナー
リード112を跨ぎ、橋渡しし、タブ吊りリード115
の薄肉部115Aにまで延びて形成されている。図1
(c)に示すように、インナーリード固定部120に、
インナーリード112の一部を埋め込んだ状態でインナ
ーリード同志を互いに固定している。尚、インナーリー
ド112のインナーリード固定部120への埋め込み量
については、インナーリード同志を互いに固定できる程
度で良いが、インナーリードの埋まり込み量のバラツキ
は少ない程良く、埋まり込み量のバラツキは平均値に対
し10%以内が好ましい。また、インナーリード固定部
120の厚さは本実施例では25μmとしたが、好まし
くは30μm以下で、厚さのバラツキは、平均値の5%
以内が好ましい。本実施例においては、銀めっき150
をインナーリード固定部120の下には設けていない
が、銀めっき部150上にインナーリード固定部120
を設けても良い。
【0018】図2(a)に示すように、インナーリード
固定部120はタブ吊りバー115の薄肉部115Aま
で延び、これによりインナーリードの固定を強固のもの
としている。即ち、タブ吊りバー115によりインナー
リード固定部は支持されている。タブ吊りバー115の
薄肉部115Aとダイパッド111とは直接接続はされ
ておらず、タブ吊りバーのダイパッド111との連結側
はリードフレーム素材と同じ厚さ(厚肉部115B)に
形成されている。そして、この厚肉部115Bにてダウ
ンセット加工に対応できるものとしている。
【0019】本実施例のインナーリード先端面は、後述
する図3に示す製造方法にて作成されるため、切断面1
12Cで、インナーリード固定部120のダイパッド側
も切断面120Cとなり、両切断面は同一面を形成す
る。
【0020】次に、本発明のリードフレーム部材の製造
方法の実施例を挙げ、図3を用いて説明する。本実施例
の製造方法は、図1に示すリードフレーム部材の製造方
法である。先ず、図4に示すエッチング加工方法によ
り、インナーリード112の先端をリードフレーム素材
の板厚よりも薄肉に形成した薄肉部112Aをもつリー
ドフレーム110を用意した。(図3(a)) エッチング加工により外形加工されたリードフレーム1
10のインナーリード112先端は延設された連結部1
18によりダイパッド111と一体的に連結している。
この連結部118は半導体装置作製の際には不要である
ので後述する工程にてプレスにて除去する。次に、イン
ナーリード112のワイヤボンディング領域に銀めっき
150を通常の部分めっき法により施した。(図3
(b)) 必要に応じてダイパッド111にもダイボンディング用
の銀めっき等の貴金属めっきを施す。
【0021】一方、リードフレーム110におけるイン
ナーリード固定部120に対応する形状に、インナーリ
ード固定部120を作成するためのエポキシ樹脂を主成
分とする熱硬化性絶縁樹脂160を、厚さ100μmの
PET(ポリエチレンテレフタレート)からなる樹脂フ
ィルム基板170上にスクリーン印刷により40μmの
厚さに塗布形成した後、樹脂フィルム基板170上に塗
布形成されたエポキシ樹脂を主成分とする熱硬化性絶縁
樹脂に対し、溶剤分を揮発させる揮発処理を行った。
(図3(c)) 尚、図3(c)(ロ)は図3(c)(イ)のC1−C2
における拡大断面図である。エポキシ樹脂の粘度は樹脂
にフィラーを添加して200000cpsに調整したも
のを用いたが、30000cps〜300000cps
の範囲が好ましい。溶剤としては、スクリーン上での樹
脂の粘度変化を防ぐ為に、沸点120°C以上のものを
用いることが好ましく、本実施例では、沸点206°C
のN−メチル−2ピロリドンを用いた。フィラーは半導
体パッケージ用の低イオン性不純物、低放射性物質含有
物を用いる。本実施例では、日本エアロジル社製R−2
00(平均粒径0.5μm)をを用いた。必要に応じて
3〜30重量%添加する。樹脂フィルム基板170とし
ては、スクリーン印刷する熱硬化性樹脂であるエポキシ
樹脂の溶剤に対しての耐溶剤性を持ち、耐熱性があり、
且つエポキシ樹脂に剥離性のあるものが適する。PET
の他にはPPS(ポリフェニレンサルファイド)、ポリ
プロピレン、PI(ポリイミド)、アラミド繊維、PE
(ポリエチレン)等が使用できる。樹脂フィルム基板1
70の板厚としては、12.5μm〜120μmが望ま
しく、材料費や機械的強度の面から30μm〜100μ
mが好ましい。エポキシ樹脂の樹脂フィルム基板170
への印刷に用いるスクリーン版は、耐溶剤性のある乳剤
(村上スクリーン社製MSP−2)40μm#150メ
ッシュスクリーンを用いた。揮発処理は、80°Cに加
熱して、30分間行った。揮発条件は80°C、20分
間でも良く、温度を上げるに従い時間は短くて済む。1
00°Cの場合は1分間で良い。しかし、温度が高い場
合は作業効率は良くなるが、気泡が発生し易くなるた
め、温度としては60°C〜120°Cが好ましい。8
0°Cの場合は10分間、100°Cの場合は2分間は
必要である。
【0022】次に、図3(b)に示す工程により得られ
た銀めっき後のリードフレームに対し、図3(c)に示
す工程で得られた揮発処理を行った樹脂フィルム基板1
70上に塗布形成されたエポキシ樹脂を主成分とする熱
硬化性絶縁樹脂160を、位置合わせしながら、リード
フレーム110のインナーリード112の薄肉部120
Aと厚肉部120Bに跨がる位置に治具180、181
を用いてリードフレームの両側から加熱圧着した。(図
3(d)) 圧着した熱硬化性絶縁樹脂160が平坦状になるよう
に、熱硬化性絶縁樹脂160をリードフレーム110と
挟む治具181のリードフレーム110側にリードフレ
ーム110の形状に合った突起181Aを設けている。
本実施例では、熱圧着条件は160°C、0.3秒間行
ったが、熱圧着条件は40〜260°C、圧着時間は温
度に対応するが0.1〜60秒程度が好ましい。
【0023】次に、樹脂フィルム基板170をリードフ
レーム110に熱硬化性絶縁樹脂160を付けたままの
状態でリードフレーム110から剥離した後、130°
C、3分間熱硬化性絶縁樹脂160を加熱して硬化させ
る硬化処理を行った。(図3(e))
【0024】この後、半導体装置作製の際には不要であ
る連結部118をプレスにて除去し、図1に示す実施例
1のリードフレーム部材100を作製した。(図3
(f)) さらに、必要に応じて、ダイパッド111のダウンセッ
ト加工を行う。
【0025】尚、図3に示す本実施例のリードフレーム
部材の製造方法においては、スクリーン印刷による熱硬
化性絶縁樹脂の塗布形成に替え、タコ印刷、ディスペン
ス法等を用いても良い。また、図3に示す本実施例のリ
ードフレーム部材の製造方法においては、樹脂フィルム
基板170をリードフレーム110から剥離した後に、
熱硬化性絶縁樹脂160を硬化させる硬化処理を行って
いるが、熱硬化性絶縁樹脂160を硬化させる硬化処理
を行った後に、樹脂フィルム基板170をリードフレー
ム110から剥離しても良い。
【0026】本発明のリードフレーム部材の製造方法と
しては、上記実施例のリードフレーム部材の製造方法に
限定はされない。例えば、ワニス状の溶剤を含有しない
無溶剤型熱硬化性樹脂を、該熱硬化性樹脂に対して剥離
性を有するフィルム上に所定形状に形成した後、室温放
置、加熱ないし減圧により、熱硬化性樹脂の粘度を増加
させる粘度増加処理を行い、図3(e)の工程と同じよ
うに治具を用い、熱圧着により、熱硬化性樹脂をリード
フレームのインナーリードの所定部分に貼り付け、フイ
ルムをリードフレームから剥離除去し、熱硬化性樹脂を
硬化させる熱処理を行っても良い。この方法において
も、熱硬化性絶縁樹脂を硬化させる硬化処理を行った後
に、樹脂フィルム基板をリードフレームから剥離しても
良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は、上記のように、半導体装置に
おける多端子化に対応するには、インナーリード固定部
を設けることが必要であるが、インナーリード固定部と
して、高価で金型による切断加工が必要な固定用テープ
を用いずに、スクリーン印刷法、ディスペンス法により
直接インナーリード固定用の樹脂層を形成する場合の問
題点を解決できる、リードフレームとインナーリード固
定部とからなるリードフレーム部材の提供を可能として
いる。また、そのようなリードフレーム部材の製造方法
の提供を可能としている。特に、本発明のリードフレー
ム部材はインナーリード先端を薄肉とし、且つインナー
リード先端にインナーリード固定部を設けていることに
より、インナーリード先端部での微細加工を可能とし、
且つ、ワイヤボンディングにおけるクランプを安定的に
できるものとしている。結局、本発明は、半導体素子の
高集積化に伴う、樹脂封止型半導体装置における多端子
化に対応できる樹脂封止型半導体装置の提供を可能とす
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のリードフレーム部材の平面図および
要部断面図
【図2】実施例2のリードフレーム部材の部分拡大平面
【図3】実施例1のリードフレーム部材の製造工程図
【図4】実施例のリードフレーム部材に使用されるリー
ドフレームの製造工程図
【図5】従来のリードフレーム部材とそれを用いた樹脂
封止型半導体装置を説明するための図
【図6】従来のリードフレーム部材の製造工程図
【符号の説明】
100 リードフレーム部材 110 リードフレーム 111 ダイパッド(タブ) 112 インナーリード 112A 薄肉部 112B 厚肉部 112C 切断面 112E エッチング面 112S リードフレーム素材面 113 アウターリード 114 ダムバー 115 タブ吊りリード 115A 薄肉部 115B 厚肉部 116 フレーム部 118 連結部 120 インナーリード固定部 120C 切断面 150 銀めっき 160 熱硬化性絶縁樹脂 170 樹脂フィルム基板 180、181 治具 181A 突起部 410 リードフレーム素材 410A 410Aは薄肉部 420A、420B レジストパターン 430 第一の開口部 440 第二の開口部 450 第一の凹部 460 第二の凹部 470 平坦状面 480 エッチング抵抗層(充填材層) 500 半導体装置 510 半導体素子 511 半導体素子のパッド 512 ワイヤ 513 樹脂部 520 リードフレーム部材 530 リードフレーム 531 ダイパッド部 532 インナーリード部 533 アウターリード部 534 ダムバー 535 ダム吊りバー 536 フレーム(枠)部 538 連結部 540 固定用テープ 550 銀めっき

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂封止型半導体装置に用いられる、リ
    ードフレームとインナーリード固定部とを有するリード
    フレーム部材であって、リードフレームは、ダイパッド
    を設けたもので、一方の面全面をリードフレーム素材面
    とし、インナーリード先端は素材の板厚よりも薄肉に形
    成されており、インナーリード固定部は、絶縁性樹脂か
    らなり、リードフレームの薄肉部形成面側において、イ
    ンナーリードの薄肉領域のダイパッド側の先端部を、イ
    ンナーリード間を橋かけ跨ぐように固定してタブ吊りバ
    ーまで連なり、タブ吊りバーに支持されるもので,且
    つ、該タブ吊りバーのインナーリード固定部を支持する
    箇所がリードフレーム素材の板厚よりも薄肉に形成され
    ていることを特徴とするリードフレーム部材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインナーリード固定部は
    単層の絶縁性樹脂からなることを特徴とするリードフレ
    ーム部材。
  3. 【請求項3】 樹脂封止型半導体装置に用いられる、リ
    ードフレームとインナーリード固定部とを有するリード
    フレーム部材で、リードフレームは、ダイパッドを設け
    たもので、一方の面全面をリードフレーム素材面とし、
    インナーリード先端は素材の板厚よりも薄肉に形成され
    ており、インナーリード固定部は、絶縁性樹脂からな
    り、リードフレームの薄肉部形成面側において、インナ
    ーリードの薄肉領域のダイパッド側の先端部を、インナ
    ーリード間を橋かけ跨ぐように固定してタブ吊りバーま
    で連なり、タブ吊りバーに支持されるもので,且つ、該
    タブ吊りバーのインナーリード固定部を支持する箇所が
    リードフレーム素材の板厚よりも薄肉に形成されている
    リードフレーム部材の製造方法であって、(A)インナ
    ーリード先端に一体的に連結し、且つインナーリード同
    志を連結する連結部を設けた状態でリードフレームを外
    形加工する工程と、(B)インナーリード固定部を作成
    するための絶縁性の樹脂部を、半硬化状態で所定形状に
    形成する工程と、(C)半硬化状態で所定形状に形成さ
    れた絶縁性の樹脂部を、リードフレームの所定の位置に
    熱圧着にて固定する絶縁性の樹脂部固定工程と、(D)
    樹脂部固定工程にて固定された絶縁性の樹脂部を、加熱
    手段およびまたは紫外線照射手段によりキュアするキュ
    ア工程と、(E)キュア工程後、リードフレームの連結
    部を除去する工程とを有することを特徴とするリードフ
    レーム部材の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100580113B1 (ko) * 2000-03-29 2006-05-12 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 반도체 패키지 제조용 리드프레임

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100580113B1 (ko) * 2000-03-29 2006-05-12 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 반도체 패키지 제조용 리드프레임

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