JPH1092753A - 枚葉式の熱処理装置 - Google Patents

枚葉式の熱処理装置

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JPH1092753A
JPH1092753A JP26777496A JP26777496A JPH1092753A JP H1092753 A JPH1092753 A JP H1092753A JP 26777496 A JP26777496 A JP 26777496A JP 26777496 A JP26777496 A JP 26777496A JP H1092753 A JPH1092753 A JP H1092753A
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一二 青木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理体の面内温度の均一性を向上させるこ
とができる枚葉式の熱処理装置を提供する。 【解決手段】 処理容器4内の被処理体ホルダ14に保
持させた被処理体Wに対して所定の熱処理を施す枚葉式
の熱処理装置において、前記被処理体ホルダの下方と上
方に前記被処理体を加熱するための加熱手段16,26
を配置するように構成する。これにより、被処理体を両
面から加熱してこの面内温度の均一性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等に
対して成膜等の熱処理を施す枚葉式の熱処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路の製造において
は、半導体ウエハ表面に成膜や酸化・拡散を施す熱処理
工程やパターンエッチングする工程を繰り返し行なう。
従来、例えば8インチサイズのウエハを熱処理する場合
には、一度に多数枚のウエハを熱処理できることから主
に縦型のバッチ式の熱処理装置が使用されていた。この
種の熱処理工程で重要な点は、製品回路の特性の均一性
及び歩留まりの向上の観点より、熱処理時において、ウ
エハ面内の温度を均一性良く制御する点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回路の高集
積化及び高微細化に伴って、ウエハサイズも大口径化さ
れ、例えば12インチサイズのウエハの使用が検討され
ている。このようにウエハサイズが8インチから12イ
ンチ(略30cm程度)に拡大すると、ウエハ自重が8
インチサイズのウエハと比較して2.5〜3倍程度に増
加し、しかも、ウエハ面内の均熱性を考慮すると、従来
のバッチ式の縦型の熱処理装置では対応し難くなった。
すなわち、ウエハ自重が上述のように数倍になった結
果、多数のウエハを支持するウエハボートが強度上耐え
られなくなったり、或いは、大口径化によりウエハ面積
が大きくなったことから、所定のピッチで配列されたウ
エハの側方より加熱する方式ではウエハ面内の均一加熱
を十分に行ない難くなった。
【0004】そこで、上記問題点を解決するために、ウ
エハを一枚ずつ処理する枚葉式の熱処理装置も種々提案
されており、この装置ではウエハホルダの下方に配置し
たハロゲンランプや抵抗ヒータにより、ホルダ上に支持
或いは載置したウエハを加熱するようになっている。し
かしながら、従来の枚葉式の熱処理装置を用いた場合で
あっても、大口径化のウエハを面内温度の均一性良く加
熱することは現状のヒータの単位面積当たりの発熱量を
勘案すると、かなり難しく、従来装置で十分であるとは
言えなかった。本発明は、以上のような問題点に着目
し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本
発明の目的は、被処理体の面内温度の均一性を向上させ
ることができる枚葉式の熱処理装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、処理容器内の被処理体ホルダに保持さ
せた被処理体に対して所定の熱処理を施す枚葉式の熱処
理装置において、前記被処理体ホルダの下方と上方に前
記被処理体を加熱するための加熱手段を配置するように
構成したものである。
【0006】このように、ホルダの上下に加熱手段を配
置することにより、被処理体を両面から加熱でき、この
面内温度の均一性を高めることが可能となる。また、加
熱手段を処理容器に対して気密状態で仕切られた加熱手
段容器内に収容して所定のガス供給系とガス排気系を設
けることにより、処理容器内と加熱手段容器内の圧力差
を常に少なくでき、その分、加熱手段容器の処理容器に
対する区画壁を圧力差に耐え得る程度まで薄くして、加
熱手段の熱効率を高めて面内温度の均一性の向上及び熱
制御性の向上を図ることが可能となる。上記のように両
容器内の圧力差を所定の範囲内に設定するには、上記ガ
ス供給系とガス排気系に、両容器に共通に接続された共
通ガス通路を設け、各容器に連結された通路に固定ニー
ドル弁を設け、これにより所定量ずつのガスを供給した
り、或いは排気したりするように構成すればよい。
【0007】また、上記固定ニードル弁に代えて、流量
制御弁を設け、差圧測定部により両容器内の圧力差を検
出し、弁開度制御部がこの検出差圧に応じて上記流量制
御弁の弁開度を制御して両容器内の差圧をコントロール
するように制御してもよい。更には、被処理体ホルダの
周辺部にリング状の均熱リング部材を設けることによ
り、この輻射熱によっても被処理体を加熱することがで
き、被処理体の面内温度の均一性を高めると同時に熱効
率も向上させることができる。また、熱処理が成膜処理
の場合には、均熱リング部材は、処理容器の側壁に対し
ては断熱材として機能して部分的なホットウォール構造
となり、不要な反応生成物が処理容器側壁の代わりにメ
ンテナンス容易な均熱リング部材に付着することにな
り、クリーニング等のメンテナンスを容易に行なうこと
が可能となる。
【0008】また、処理ガスを供給するガス供給ヘッド
と、均熱リング部材と、被処理体ホルダと、処理容器内
の雰囲気を排出するガス排気ヘッドを一体的に成形する
ことにより、被処理体の部分のみに効率的に処理ガスを
供給できるのみならず、メンテナンスも容易に行なうこ
とが可能となる。更に、加熱手段としてランプではな
く、抵抗加熱ヒータを用いることにより、例えば100
0℃以上の高温の熱処理を行なうことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る枚葉式の熱
処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図
1は本発明に係る枚葉式の熱処理装置を示す構成図、図
2は加熱手段を示す平面図、図3は均熱リング部材を示
す斜視図、図4はガス供給系とガス排気系を示す模式図
である。本実施例においては、熱処理装置として半導体
ウエハ表面に成膜を施す成膜処理装置を例にとって説明
する。
【0010】図示するようにこの熱処理装置2は、アル
ミニウム等により円筒体状に成形された処理容器4を有
しており、この底部と天井部は、それぞれ開口されてい
る。底部の開口には、例えば石英製の下側加熱手段容器
6が、天井部の開口には同じく石英製の上側加熱手段容
器8がそれぞれ処理容器4内に対して気密に区画されて
密閉状態で設けられている。上記下側加熱容器6は、処
理容器4内に向けて凸状に挿入されて上端が平面状にな
された薄板椀部6Aと、この下端開口部を覆って設けら
れて外側が大気に晒される厚板蓋部6Bとにより構成さ
れ、Oリング等のシール部材10を介して処理容器4の
底部に気密に設けられる。
【0011】上記薄板椀部6Aの厚さは例えば4mm程
度と薄く設定され、この部分における熱ロスを抑制する
と共に熱応答性を良好にしている。このように薄板椀部
6Aの厚みは薄いことから、後述するように処理容器4
内の圧力変動に追従させてこの下側加熱手段容器6内の
圧力も変動させて両容器内の差圧が薄板椀部6Aの耐圧
強度以下になるように設定している。また、厚板蓋部6
Bの厚みは略大気圧に耐え得るような厚さ、例えば15
〜20mm程度に設定される。この下側加熱手段容器6
の中央部には、磁性流体シール12を介して上下方向に
気密に貫通された例えば石英製の被処理体ホルダ14の
支持軸15がウエハ均熱加熱のために回転可能に設けら
れており、ホルダ14の上端には同一円周上に等間隔で
配置された3つの爪部14Aが形成されて、この爪部1
4A上に被処理体である半導体ウエハWの裏面周縁部を
支持するようになっている。
【0012】ここで、薄板椀部6Aは前述のように処理
容器4内に凸部に挿入されて、できるだけ半導体ウエハ
Wの裏面に近付くように設定されており、この薄板椀部
6Aの上端平面部の内側に、下側の加熱手段として例え
ば抵抗加熱ヒータ16が略全面に亘って設けられてお
り、ウエハWを下面側から加熱するようになっている。
そして、ホルダ14の支持軸15の下部には、例えばモ
ータの如き回転機構22が設けられており、ウエハWを
回転しつつ加熱するようになっている。厚板蓋部6Bに
は、下側加熱手段容器6内にN2ガス等のパージガスを
導入するパージガス導入口18及び内部の雰囲気ガスを
排気するパージガス排気口20がそれぞれ設けられてい
る。
【0013】一方、上記上側加熱手段容器8は、上記下
側容器6と同様に、処理容器4内に向けて凸状に挿入さ
れて下端が平面状になされた薄板椀部8Aと、この上端
開口部を覆って設けられて外側が大気に晒される厚板蓋
部8Bとにより構成され、Oリング等のシール部材24
を介して処理容器4の天井部に気密に設けられる。上記
薄板椀部8Aの厚さは例えば4mm程度と薄く設定さ
れ、この部分における熱ロスを抑制すると共に熱応答性
を良好にしている。このように薄板椀部8Aの厚みも薄
いことから、処理容器4内の圧力変動に追従させてこの
上側加熱手段容器8内の圧力も変動させて両容器内の差
圧が薄板椀部8Aの耐圧強度以下になるように設定して
いる。また、厚板蓋部8Bの厚みは略大気圧に耐え得る
ような厚さ、例えば15〜20mm程度に設定される。
【0014】この薄板椀部8Aの下端平面部の内側に、
上側の加熱手段として例えば抵抗加熱ヒータ26が略全
面に亘って設けられており、ウエハWを上面側から加熱
するようになっている。ここで、ウエハWと上下の各抵
抗加熱ヒータ26、16との間の距離は非常に小さく、
例えばそれぞれ10mm程度に設定されており、効率良
くウエハWを加熱するようになっている。また、上側加
熱手段容器8の下面側には、例えば石英製の容器状のシ
ャワーヘッド構造になされたガス供給ヘッド28が設け
られており、これには処理ガスを導入する処理ガス導入
管30が接続されている。そして、この導入管30より
導入された処理ガスは、ガス供給ヘッド28の下面全体
に設けた多数の噴出孔32よりウエハWの上面全域に向
けて処理ガスを噴出するようになっている。厚板蓋部8
Bには、ウエハ側加熱手段容器8内にN2ガス等のパー
ジガスを導入するパージガス導入口36及び内部の雰囲
気ガスを排気するパージガス排気口38がそれぞれ設け
られる。
【0015】一方、処理容器4の底部周縁部には、容器
内の雰囲気を排気するために図示しない真空ポンプに接
続されたガス排気口34が設けられ、また、天井部に
は、N2ガス等のパージガスを処理容器4内に導入する
ためのパージガス導入口40が設けられている。尚、こ
のパージガス導入口40としてガス供給ヘッド28を兼
用するようにしてもよい。また、処理容器4の側壁に
は、ウエハWの搬入・搬出時に開閉されるゲートバルブ
40が設けられており、このゲートバルブ40を介して
例えばロードロック室42を設けて、処理容器4内の真
空を破ることなくウエハの搬入・搬出を行ない得るよう
になっている。そして、このロードロック室42内に
は、ウエハを形成するために屈伸及び旋回可能になされ
た搬送アーム44が設けられている。また、この搬送ア
ーム44のベースは、昇降可能なスライド機構46に保
持されており、アーム全体を昇降可能てしている。
【0016】一方、上記上側及び下側の抵抗加熱ヒータ
26、16は図2に示すように同心円状に複数、例えば
3つのゾーンに分割されており、電力供給部48から各
ゾーンに対して個別に供給電力を制御して電力を分配し
て供給できるようになっている。尚、ゾーン分割数は、
3つに限定されず、2つ或いは4つ以上でもよい。そし
て、処理容器4内の被処理体ホルダ14の周辺部には、
これに保持されたウエハWの側部を覆うように例えば石
英製の均熱リング部材50(図3参照)が設けられてお
り、これからの輻射熱によりウエハWを加熱すると同時
に、処理容器4の側壁に対しては断熱機能を発揮するよ
うになっている。この均熱リング部材50の一側には、
すなわちゲートバルブ40と対向する円弧状の部分は、
シャッタ部50Aとして本体側から切断されて分離され
ており、このシャッタ部50Aには、処理容器4の底部
を貫通させて設けたシャッタ棒52が接続されている。
そして、このシャッタ棒52の貫通部には、気密性を保
持しつつこの上下動を許容する金属性の伸縮可能なベロ
ーズ54が設けられており、ウエハWの搬入・搬出時
に、図示しない昇降機構によりこのシャッタ部50Aを
上下動させ得るようになっている。このシャッタ部50
Aは、ゲートバルブ40の開閉に同期して上下動され
る。
【0017】一方、上記処理容器4内、下側及び上側加
熱手段容器6、8内の圧力を制御するガス供給系とガス
排気系は図4に示すように構成される。すなわち、N2
ガス等のパージガスを供給するガス供給系56は、各容
器4、6、8のパージガス導入口40、18、36に共
通に接続される共通ガス通路58を有しており、これよ
り分岐した各分岐管60を介して各パージガス導入口4
0、18、36に接続される。そして、各分岐管60に
は所定の差圧で開動作する供給側固定ニードル弁62が
介設されており、例えば大気圧復帰のためのN2ガス供
給時には、各容器内の差圧を過度に大きくすることな
く、N2ガスを供給し得るようになっている。
【0018】また、各容器内の雰囲気ガスを排出するガ
ス排気系64は処理容器4のガス排気孔34及び下側及
び上側加熱手段容器6、8のパージガス排気口20、3
8に共通に接続される共通ガス通路66を有しており、
これより分岐した各分岐管68を介してガス排気孔34
及び各パージガス排気口20、38に接続される。そし
て、各分岐管68には、所定差圧で開動作する排気側固
定ニードル弁70が介設されており、例えば処理容器内
の真空引き時には他の容器内との差圧を過度に大きくす
ることなく雰囲気ガスを排気するようになっている。そ
して、排気用の共通ガス通路66には、排気時に一定量
ずつのガスを排気するためのマスフローコントローラ7
2及び真空ポンプ74が介設されている。
【0019】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、ロードロック室42の搬
送アーム44を伸長させることによってこれに保持した
未処理の半導体ウエハWを、開放されたゲートバルブ4
0を介して処理容器4内に搬入し、アーム44を微小距
離だけ降下させてウエハWを処理容器4内の被処理体ホ
ルダ14に受け渡す。そして、アーム44を縮退させて
ゲートバルブ40を閉じ、処理容器4内を密閉状態とす
る。
【0020】次に、処理容器4内を所定のプロセス圧力
まで真空引きすると共にこの中に処理ガスをガス供給ヘ
ッド28からシャワー状に供給し、プロセス圧力を維持
する。これと同時に、下側及び上側加熱手段容器6、8
内に収容してある各抵抗加熱ヒータ16、26に電力を
供給し、或いは供給電力を増大し、ホルダ14に載置し
てあるウエハWを上下の両面から加熱してこれをプロセ
ス温度に維持し、所定の熱プロセスを行なう。この場
合、上下の抵抗加熱ヒータ26、16は、ウエハ面内を
均熱加熱するように各ゾーン毎に個別に投入電力を制御
する。熱処理として、例えばCVD(Chemical
Vapor Deposition)を行なう場合に
は、処理ガスとして例えばシランと水素ガスの混合ガス
を用い、キャリアガスとしてArガスを流し、プロセス
圧を0.5Torr程度、プロセス温度を1050℃程
度に設定する。
【0021】ここでウエハWを加熱するために、この上
下に抵抗加熱ヒータ26、16を配置し、且つ、各ヒー
タ26、16をそれぞれ石英製の加熱手段容器8、6で
密閉しているので、ウエハ汚染を引き起こすことなくウ
エハを両面から加熱することができる。従って、ウエハ
を高速で且つ面内温度の均一性良く加熱することが可能
となる。特に、この実施例では、各加熱手段容器8、6
の薄板椀部8A、6Aを処理容器4内に凹状に挿入させ
てそこに各ヒータ26、16を配置した結果、ウエハ面
と各ヒータ面とを可能な限り近付けて両者間の距離を非
常に小さく設定できるので、ウエハサイズが大きくても
面内温度の均一性をより向上させることが可能となる。
また、石英製の各薄板椀部8A、6Aの厚みは、4mm
程度と非常に薄く設定されているので、この部分におけ
る熱損失は少なく、しかも薄くて熱容量が小さいことか
ら熱応答性に優れ、ウエハWの温度を応答性良く制御す
ることが可能となる。
【0022】また、各抵抗加熱ヒータ26、16は、図
2に示すように同心円状に複数にゾーン分割されて、ゾ
ーン毎に個別に供給電力を制御することができるので、
ウエハ温度を細かくコントロールすることができる。更
には、ウエハWの周辺部には、これを覆うように均熱リ
ング部材50を設けて、これからの輻射熱によってもウ
エハWを加熱することができるので、ウエハ温度の面内
均一性を一層向上させることができるのみならず、処理
容器への熱の漏れも少なくなるので、その分、熱効率も
向上させることができる。また、このように均熱リング
部材50を設けることにより、これに部分的にホットウ
ォール機能を持たせることができ、従って、従来におい
ては処理容器の内壁面に付着していた不要な成膜を、容
器内壁面に付着させることなく着脱容易な均熱リング部
材50側に付着させることができるので、クリーニング
等のメンテナンスを容易に行なうことができる。更に、
ここでは発熱量の大きな抵抗加熱ヒータ16、26を用
いているので、1000℃以上の高温にウエハを加熱す
ることができる。尚、このヒータに代えて、ハロゲンラ
ンプを用いるようにしてもよい。
【0023】また、処理容器4内の圧力変化により、こ
れと上側及び下側の加熱手段容器8、6内との間で過度
の圧力差が生ずることが考えられるが、上側及び下側の
加熱手段容器8、6内の圧力も処理容器4内の圧力に追
従して変動させるようになっているので、両容器間の区
画壁が破損することはない。これを図4を参照して説明
する。前述したように、ガス供給系56及びガス排気系
64の各分岐管60、68にはそれぞれ固定ニードル弁
62、70が設けられており、差圧により弁開度が自動
的に変化するようになっている。
【0024】まず、真空引きする場合を説明すると、一
般的に容量の異なる2つの容器から、同一流量で別個独
立に真空引きすると、図5(A)に示すように大容量の
容器内の圧力は緩やかに低下するが、小容量の容器の圧
力は急激に低下し、両容器間には大きな圧力差が生ず
る。しかしながら、本発明のように分岐管68に排気側
固定ニードル弁70を介設して、真空ポンプ74により
マスフローコントローラ72の制御下で一定の流量ずつ
例えば毎分数リットルずつ排気すると、各固定ニードル
弁70の作用により、容量の小さな上側及び下側の加熱
手段容器8、6内の雰囲気は小量ずつ排気されるのに対
して、容量の大きな処理容器4内の雰囲気は大量に排気
され、その結果、図5(B)に示すように加熱手段容器
6、8内の圧力は処理容器4内の圧力に追従するように
変動し、処理容器4と加熱手段容器6、8内の圧力差は
常に少ない状態に維持されて真空引きされることにな
る。このことは、各容器内を大気圧復帰させるためにN
2ガスをパージする場合も同様であり、図4に示すよう
にガス供給系56の各分岐管60にそれぞれ固定ニード
ル弁62を介設した結果、N2ガス供給時においても各
容器間の圧力差が常に少ない状態に維持されてN2ガス
が供給されることになる。従って、処理容器4と両加熱
手段容器6、8間の圧力差は常に少なく、例えば、10
Torr程度の差圧になっているので、両容器を区画す
る各薄板椀部6A、8Aは前述のように4mm程度の薄
さで済ませることができ、熱損失の抑制や熱応答性の向
上に寄与することができる。尚、大気圧に晒される両厚
板蓋部6B、8Bは大気圧に耐え得るように肉厚に成形
している。
【0025】次に、ウエハに対して片面加熱の場合と本
発明のようにウエハの両面側に加熱手段を配置した両面
加熱の場合のウエハ温度プロフィールをシミュレーショ
ンにより求めたので、その結果について説明する。図6
(A)は従来の片面加熱の場合のウエハ温度プロフィー
ルを示し、図6(B)は本発明のような両面加熱の場合
のウエハ温度プロフィールを示す。それぞれ、ヒータの
ゾーンは2分割であり、設定温度は1040℃である。
図6(A)に示すように片面加熱の場合は、ウエハの周
辺部に行く程、少しずつ温度が低下して中心部との間で
10℃程度の温度差が生じ、面内温度の均一性がそれ程
良好でなく、しかも、この時の外側ゾーンのヒータには
定格の7KW以上の電力を投入しなければならなかっ
た。これに対して、図6(B)に示す両面加熱の場合に
は、ウエハ中心部と周辺部との間にほとんど温度差はな
く、面内温度の均一性を高く維持することができた。し
かも、全体としての使用電力は片面加熱の場合よりも少
し多くなったが、各ゾーン毎のヒータへの投入電力は全
て定格値以下であった。
【0026】上記実施例においては、図3に示すよう
に、ゲートバルブを熱から保護するために昇降可能なシ
ャッタ部50Aを有する均熱リング部材50を設けた
が、これに代えて、図7(A)に示すように均熱リング
部材50の一側面の中央に、ウエハWを挿通し得る大き
さのスリット状の開口50Bを設けたものを用いるよう
にしてもよい。この場合には、ゲートバルブを熱から保
護するために、回転可能とし、ウエハWの搬入・搬出
後、この均熱リング部材50を略180度程度周方向へ
回転させるようにすればよい。また、上記構成に代え
て、図7(B)に示すように均熱リング部材50の一側
面の下部に、ウエハWを挿通し得る大きさの凹部状の切
り欠き50Cを設けたものを用いるようにしてもよい。
この場合には、ゲートバルブを熱から保護するためにリ
ング部材を回転可能、或いは昇降可能とし、ウエハWの
搬入・搬出後、この均熱リング部材50を略180度程
度周方向へ回転させるようにしてもよいし、或いは下方
向へ移動させるとようにしてもよい。また、ここではシ
ャワーヘッド構造のガス供給ヘッド28と、均熱リング
部材50と被処理体ホルダ14を別個独立に設け、ガス
排気孔34は、処理容器4の底部周辺部に設けた構造と
したが、これに代えて図8乃至図10に示すようにガス
排気孔をシャワーヘッド構造と同様な構造のガス排気ヘ
ッド76としてこれら全てを一体的に成形するようにし
てもよい。すなわち、シャワーヘッド構造のガス供給ヘ
ッド28を図7(A)に示すような構造の均熱リング部
材50と接合し、このリング部材50の内壁面から中心
に向けて3つの爪部14A付きの被処理体ホルダ14を
設ける。そして、ガス排気ヘッド76は、上記ガス供給
ヘッド28と同様な構造のシャワーヘッド構造としてそ
の上面にガスを吸入する多数の吸入孔78を設け、ガス
出口をガス排気孔34に接続すればよい。これらは、例
えば石英により一体的に形成することが可能である。
【0027】このように形成することにより、ガス供給
ヘッド28から下方のウエハW側へ供給された処理ガス
は、この表面に接した後に横に流れて直ちにその下方の
ガス排気ヘッド76内に吸引されるように流れる。従っ
て、処理ガスが処理容器4内の周縁部に拡がって流れる
ことがなく、効率的にウエハ面と接するように流れるこ
ととなり、処理ガスの使用効率を高めることが可能とな
る。また、この一体構造物に不要な成膜が付着した場合
には、この一体構造物のみをクリーニングすればよく、
メンテナンス作業を効率的に行なうことが可能となる。
また、上記実施例では、図4に示すようにガス供給系5
6とガス排気系64に固定ニードル弁62、70を設け
て各容器間の圧力差をコントロールしているが、これに
限定されず、図11に示すように構成してもよい。すな
わち、ガス供給系56及びガス排気系64の各分岐管6
0、68の内、加熱手段容器6、8に連通される分岐管
にはニードル弁に代えて弁開度を自由にコントロールす
ることができる流量制御弁80A、80B、82A、8
2Bを設け、処理容器4に連通される分岐管には、これ
らの弁を設けないようにする。そして、処理容器4と下
側の加熱手段容器6内の圧力差を検出する第1の差圧測
定部84を設け、この検出値に基づいて第1の弁開度制
御部86が、下側加熱手段容器6の供給側或いは排気側
の流量制御弁80B、82Bを制御する。また、処理容
器4と上側の加熱手段容器8内の圧力差を検出する第2
の差圧測定部88を設け、この検出値に基づいて第2の
弁開度制御部90が上側加熱手段容器8の供給側或いは
排気側の流量制御弁82A、82Bを制御する。
【0028】このような構成によれば、真空引き時には
第1及び第2の弁開度制御部86、90は、各差圧測定
部84、88の検出値が、薄板椀部6A、8Aの耐圧範
囲内、例えば±10Torr以内に維持されるように排
気側の各流量制御弁82A、82Bの弁開度を制御する
ことになる。また、処理容器4内の大気圧復帰のために
2ガスをパージする場合には、同様に検出値が±10
Torr以内に維持されるように供給側の各流量制御弁
80A、80Bの弁開度が制御されることになる。従っ
て、図4に示した構成と同様な作用効果を呈すことがで
きる。尚、本実施例においては、熱処理としてCVDに
より成膜処理を行なう場合を例にとって説明したが、こ
れに限らず、酸化・拡散処理、アニール処理等の他の熱
処理にも適用し得るのは勿論である。また、ここでは処
理容器4の一側にのみゲートバルブ40を設けてこれよ
りウエハを搬入・搬出するようにしたが、これと対向す
る位置にもう1つのゲートバルブを設けて、ウエハの搬
入口と搬出口とを別々に設けるようにしてもよい。この
場合には、それに対応させて均熱リング部材50のシャ
ッタ部50A等も2つ設けるようにする。更には、被処
理体としては半導体ウエハに限定されず、ガラス基板、
LCD基板等にも適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の枚葉式の
熱処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮
することができる。被処理体の両面側に加熱手段を配置
して両面加熱するようにしたので、被処理体のサイズが
大きくなってもこの面内温度の均一性を大幅に向上させ
ることができる。また、加熱手段を加熱手段容器内に収
容して、内部を処理容器内の圧力変動に追従させて圧力
変動させて両容器間の差圧を少なく維持することによ
り、両容器を区画する区画壁を薄くでき、その分、熱効
率を高めて被処理体の面内温度の均一性を更に向上させ
ることができるのみならず、熱応答性も良好にすること
ができる。更に、被処理体の側部を均熱リング部材で覆
うことにより、外部に放出される熱量を少なくして熱効
率を高めることができると共に、その分、面内温度の均
一性を向上させることができる。また、このリング部材
により、部分的なホットウォール構造とすることができ
るので、処理容器側壁に不要な成膜が付着することを防
止でき、メンテナンスも容易に行なうことができる。ま
た、ガス供給ヘッドと、均熱リング部材と、被処理体ホ
ルダと、ガス排気ヘッドを一体構造化することにより、
側部に漏れ出る処理ガスが少なくなり、処理ガスの使用
効率を向上させることができるのみならず、メンテナン
ス作業も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る枚葉式の熱処理装置を示す構成図
である。
【図2】加熱手段を示す平面図である。
【図3】均熱リング部材を示す斜視図である。
【図4】ガス供給系とガス排気系を示す模式図である。
【図5】処理容器内と加熱手段容器内の圧力変化を示す
グラフである。
【図6】従来の片面加熱と本発明の両面加熱の場合の被
処理体の面内温度プロフィールを示すグラフである。
【図7】均熱リング部材の変形例を示す図である。
【図8】本発明の内部構造物を一体化した時の状態を示
す断面図である。
【図9】図8に示す一体内部構造物の断面図である。
【図10】図8に示す一体内部構造物の斜視模式図であ
る。
【図11】ガス供給系とガス排気系の変形例を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 熱処理装置 4 処理容器 6 下側加熱手段容器 8 上側加熱手段容器 14 被処理体ホルダ 16 下側の抵抗加熱ヒータ(加熱手段) 26 上側の抵抗加熱ヒータ(加熱手段) 28 ガス供給ヘッド 50 均熱リング部材 50A シャッタ部材 56 ガス供給系 58,66 共通ガス通路 62 供給側固定ニードル弁 64 ガス排気系 70 排気側固定ニードル弁 76 ガス排気ヘッド 84,88 差圧測定部 86,90 弁開度制御部 W 半導体ウエハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷井 雅昭 神奈川県津久井郡城山町町屋1丁目2番41 号 東京エレクトロン東北株式会社相模事 業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器内の被処理体ホルダに保持させ
    た被処理体に対して所定の熱処理を施す枚葉式の熱処理
    装置において、前記被処理体ホルダの下方と上方に前記
    被処理体を加熱するための加熱手段を配置するように構
    成したことを特徴とする枚葉式の熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段は、前記処理容器内に対し
    て気密状態で仕切られた加熱手段容器内に収容されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の枚葉式の熱処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記処理容器と前記加熱手段容器には、
    両容器内の圧力を所定の圧力範囲内に維持しつつガスを
    供給するガス供給系と、前記両容器内の圧力を所定の圧
    力範囲内に維持しつつ内部雰囲気を排出するガス排気系
    とが接続されていることを特徴とする請求項2記載の枚
    葉式の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス供給系とガス排気系は、それぞ
    れ前記各容器に共通に接続された共通ガス通路と、各容
    器に連結された通路に介設された固定ニードル弁を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の枚葉式の熱処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ガス供給系とガス排気系は、それぞ
    れ前記各容器に共通に接続された共通ガス通路と、各容
    器に連結された通路に介設された流量制御弁と、前記両
    容器内の圧力差を検出する差圧測定部と、この差圧測定
    部より得られた差圧に基づいて前記流量制御弁の弁開度
    を制御する弁開度制御部とを有することを特徴とする請
    求項3記載の枚葉式の熱処理装置。
  6. 【請求項6】 前記被処理体ホルダの周辺部には、この
    ホルダに保持された前記被処理体の側部を覆うようにリ
    ング状の均熱リング部材が設けられていることを特徴と
    する請求項1乃至5記載の枚葉式の熱処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理容器に処理ガスを導入するガス
    供給ヘッドと、前記均熱リング部材と、前記被処理体ホ
    ルダと、前記処理容器内の雰囲気を排出するガス排気ヘ
    ッドとを一体的に形成したことを特徴とする請求項6記
    載の枚葉式の熱処理装置。
  8. 【請求項8】 前記加熱手段は、高温を出すことができ
    る抵抗加熱ヒータであることを特徴とする請求項1乃至
    7記載の枚葉式の熱処理装置。
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