JPH1092287A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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Publication number
JPH1092287A
JPH1092287A JP24762496A JP24762496A JPH1092287A JP H1092287 A JPH1092287 A JP H1092287A JP 24762496 A JP24762496 A JP 24762496A JP 24762496 A JP24762496 A JP 24762496A JP H1092287 A JPH1092287 A JP H1092287A
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JP
Japan
Prior art keywords
spring
armature
contact
movable contact
iron core
Prior art date
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Pending
Application number
JP24762496A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Nakamura
明彦 中村
Yoshiaki Kamiya
佳明 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP24762496A priority Critical patent/JPH1092287A/ja
Publication of JPH1092287A publication Critical patent/JPH1092287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/30Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
    • H01H50/305Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature damping vibration due to functional movement of armature

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  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄心および継鉄の開放端に対向させた接極子
が可動接点ばねを介して継鉄に固定された電磁継電器に
関し、長寿命化を図る手段としてオフバウンスの発生を
抑止可能な構造を具えた電磁継電器の提供を目的とす
る。 【解決手段】 上記課題は可動接点ばね19が胴体部17と
胴体部17から延伸された接点支持ばね18とを有し、胴体
部17の接点支持ばね18を具えた側が接極子30に固着さ
れ、胴体部17の他方が継鉄14の長軸15側に固着された電
磁継電器であって、接極子30が、可動接点ばね19と対向
する側の面に形成された溝31を有し、可動接点ばね19の
接点支持ばね18が、溝31の上方に配設されてなる本発明
の電磁継電器によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄心および継鉄の開
放端に対向させた接極子が可動接点ばねを介して継鉄に
固定された電磁継電器に係り、特に可動接点ばねを接極
子に固着する際の悪条件に起因して発生するオフバウン
スを抑制可能な電磁継電器に関する。
【0002】閉じた可動接点と固定接点を介して通電し
た状態で可動接点を固定接点から引き離すと分離直後に
アークが発生する。接点はアークの発生時に集中的に消
耗されるため電磁継電器を長寿命化するにはアークの発
生を少なくする必要がある。
【0003】例えば、可動接点を固定接点から引き離す
際に生じる可動接点が固定接点から一旦離れ再び固定接
点に当接する現象、即ち、オフバウンスが発生するとア
ークの発生回数が増大し接点の消耗が激しくなって電磁
継電器の寿命が短縮される。
【0004】そこで長寿命化を図る手段としてオフバウ
ンスの発生を抑止可能な構造を具えた電磁継電器の開発
が要望されている。
【0005】
【従来の技術】図2は従来の電磁継電器の主要部を示す
図、図3は電磁継電器の吸引力特性とばね負荷を示す図
である。
【0006】従来の電磁継電器は図2に示す如くコイル
11が巻回されてなるボビン12とボビン12の中央を貫通す
る鉄心13とを有し、L字状の継鉄14は長軸15側が鉄心13
と平行にボビン12に添設されると共に短軸16側が鉄心13
の下端にかしめられている。
【0007】また、L字状の胴体部17と胴体部17の一端
から直線状に延伸された接点支持ばね18とを具えた可動
接点ばね19を有し、鉄心13と継鉄14の開放端端面とそれ
ぞれ対向する接極子20は胴体部17の接点支持ばね18を具
えた側にかしめられている。
【0008】一方、胴体部17の接点支持ばね18を具えて
いない側はボビン12に添設された継鉄14の長軸15側面に
かしめられており、鉄心13と継鉄14の端面に対向する接
極子20はばね性を有する可動接点ばね19を介し揺動自在
に継鉄14に固定されている。
【0009】接点支持ばね18の先端に固着された可動接
点21を挟むようにブレーク側固定接点22とメーク側固定
接点23とが配設され、コイル11に通電する前は接極子20
が鉄心13および継鉄14から離れ可動接点21はブレーク側
固定接点22に当接している。
【0010】コイル11に通電すると接極子20が鉄心13お
よび継鉄14に吸引されて接極子20に固着された接点支持
ばね18と共に移動し、コイル11に通電する前はブレーク
側固定接点22に当接していた可動接点21が移動してメー
ク側固定接点23に当接する。
【0011】接極子に対するばね負荷は図3(a) に一点
鎖線で示す如く可動接点がブレーク側固定接点から離れ
るまで急上昇した後、可動接点ばねが撓むに伴って徐々
に上昇するが可動接点がメーク側固定接点に当接した時
点から再び急速に上昇する。
【0012】一方、励磁された鉄心の吸引力は図3(a)
に実線で示す如く鉄心の端面から接極子までの距離の2
乗にほぼ反比例し、鉄心から離れている接極子に対する
初期吸引力は弱いが接極子が鉄心の端面に近づくに伴っ
て吸引力が急激に上昇する。
【0013】図示の如く実線で示す励磁された鉄心の吸
引力は常に一点鎖線で示す接極子に対するばね負荷を上
回るよう設計され、コイルに通電すると接極子に対する
ばね負荷が一点鎖線沿いに上昇し可動接点が移動してメ
ーク側固定接点に当接する。
【0014】また、鉄心を励磁する電流が遮断されると
接極子を吸着する鉄心の吸引力は図3(a) に破線で示す
如く急激に減少し、接極子に対するばね負荷が鉄心の吸
引力を上回り可動接点がメーク側固定接点から離れブレ
ーク側固定接点に当接する。
【0015】接極子に対するばね負荷は励磁された鉄心
の吸引力より小さく非励磁鉄心の吸引力の吸引力を上回
るように設計され、可動接点がメーク側固定接点から離
れる際もばね負荷が一点鎖線沿いに減少するためオフバ
ウンスが生じることはない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可動接点ば
ね、特に接点支持ばねの平坦度や可動接点ばねを接極子
にかしめる際の力等にばらつきがあると、接点支持ばね
が所定値より大きい力で接極子に押し付けられて予備圧
が発生し接極子に対するばね負荷に変化が生じる。
【0017】即ち、接極子に対するばね負荷は図3(b)
に一点鎖線で示す如く可動接点がブレーク側固定接点か
ら離れるまで上昇し、図3(a) に示すばね負荷と同様に
可動接点ばねが撓むに伴って徐々に上昇し可動接点がメ
ーク側固定接点に当接する。
【0018】図3(a) に示すばね負荷の場合は可動接点
がメーク側固定接点に当接した後は接点支持ばねが根元
から徐々に撓むが、予備圧が発生すると接点支持ばねは
先ず接極子の先端部分から前の領域が撓み更にばね負荷
が増大すると根元から撓む。
【0019】その結果、可動接点がメーク側固定接点に
当接した直後から接極子に対するばね負荷は図3(b) に
示す如く急上昇し、接極子が更に吸引されて接点支持ば
ねが根元から撓み始めた時点から接極子に対するばね負
荷の上昇が再び緩慢になる。
【0020】励磁された鉄心の吸引力は図3(b) に実線
で示す如く一点鎖線で示す接極子に対するばね負荷を上
回るよう設計され、コイルに通電すると接極子に対する
ばね負荷が一点鎖線沿いに上昇し可動接点が移動してメ
ーク側固定接点に当接する。
【0021】また、鉄心を励磁する電流が遮断されると
接極子を吸着する鉄心の吸引力は図3(b) に破線で示す
如く急激に減少し、接極子に対するばね負荷が鉄心の吸
引力を上回った点において可動接点がメーク側固定接点
から離れる方向に移動する。
【0022】しかし、図示の如く接極子に対するばね負
荷が減少する過程において一時的に鉄心の残存吸引力を
下回る場合があり、メーク側固定接点から一旦離れた可
動接点が再びメーク側固定接点に当接しオフバウンスを
生じるという問題があった。
【0023】本発明の目的は長寿命化を図る手段として
オフバウンスの発生を抑止可能な構造を具えた電磁継電
器を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる電磁
継電器の主要部を示す図である。なお全図を通し同じ対
象物は同一記号で表している。
【0025】上記課題はコイル11が巻回されたボビン12
と、ボビン12を貫通する鉄心13と、長軸15側が鉄心13と
平行にボビン12に添設され鉄心13の下端が短軸16側にか
しめられた継鉄14と、鉄心13および継鉄14の開放端に対
向させた接極子30と、可動接点ばね19とを有し、可動接
点ばね19が、胴体部17と胴体部17から延伸された接点支
持ばね18とを有し、胴体部17の接点支持ばね18を具えた
側が接極子30に固着され、胴体部17の他方が継鉄14の長
軸15側に固着された電磁継電器であって、接極子30が、
可動接点ばね19と対向する側の面に形成された溝31を有
し、可動接点ばね19の接点支持ばね18が、溝31の上方に
配設されてなる本発明の電磁継電器によって達成され
る。
【0026】このように接極子が可動接点ばねと対向す
る側の面に形成された溝を有し、可動接点ばねの接点支
持ばねが溝の上方に配設された本発明の電磁継電器は、
可動接点ばね、特に接点支持ばねの平坦度や可動接点ば
ねを接極子にかしめる際の力等にばらつきがあっても、
接点支持ばねが所定値より大きい力で接極子に押し付け
られることがなく予備圧が発生しない。即ち、長寿命化
を図る手段としてオフバウンスの発生を抑止可能な構造
を具えた電磁継電器を実現することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下添付図により本発明の実施例
について詳細に説明する。本発明になる電磁継電器は図
1に示す如くコイル11が巻回されてなるボビン12とボビ
ン12を貫通する鉄心13とを有し、L字状の継鉄14は長軸
15側が鉄心13と平行にボビン12に添設されると共に短軸
16側が鉄心13の下端にかしめられている。
【0028】また、L字状の胴体部17と胴体部17の一端
から直線状に延伸された接点支持ばね18とを具えた可動
接点ばね19を有し、鉄心13と継鉄14の開放端端面とそれ
ぞれ対向する接極子30は胴体部17の接点支持ばね18を具
えた側にかしめられている。
【0029】従来の電磁継電器と異なり本発明の電磁継
電器は接極子30は可動接点ばね19と対向する側の面に形
成された溝31を有し、可動接点ばね19の接点支持ばね18
は接極子30と直接当接することがないよう接極子30の溝
31の上方に配設されている。
【0030】一方、胴体部17の接点支持ばね18を具えて
いない側はボビン12に添設された継鉄14の長軸15側面に
かしめられており、鉄心13と継鉄14の端面に対向する接
極子30はばね性を有する可動接点ばね19を介し揺動自在
に継鉄14に固定されている。
【0031】接点支持ばね18の先端に固着された可動接
点21を挟むようにブレーク側固定接点22とメーク側固定
接点23とが配設され、コイル11に通電する前は接極子30
が鉄心13および継鉄14から離れ可動接点21はブレーク側
固定接点22に当接している。
【0032】コイル11に通電すると接極子30が鉄心13お
よび継鉄14に吸引されて接極子30に固着された接点支持
ばね18と共に移動し、コイル11に通電する前はブレーク
側固定接点22に当接していた可動接点21が移動してメー
ク側固定接点23に当接する。
【0033】このように接極子が可動接点ばねと対向す
る側の面に形成された溝を有し、可動接点ばねの接点支
持ばねが溝の上方に配設された本発明の電磁継電器は、
可動接点ばね、特に接点支持ばねの平坦度や可動接点ば
ねを接極子にかしめる際の力等にばらつきがあっても、
接点支持ばねが所定値より大きい力で接極子に押し付け
られることがなく予備圧が発生しない。即ち、長寿命化
を図る手段としてオフバウンスの発生を抑止可能な構造
を具えた電磁継電器を実現することができる。
【0034】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば長寿命化を図
る手段としてオフバウンスの発生を抑止可能な構造を具
えた電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる電磁継電器の主要部を示す図で
ある。
【図2】 従来の電磁継電器の主要部を示す図である。
【図3】 電磁継電器の吸引力特性とばね負荷を示す図
である。
【符号の説明】
11 コイル 12 ボビン 13 鉄心 14 継鉄 15 長軸 16 短軸 17 胴体部 18 接点支持ば
ね 19 可動接点ばね 21 可動接点 22 ブレーク側固定接点 23 メーク側固
定接点 30 接極子 31 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが巻回されたボビンと、該ボビン
    を貫通する鉄心と、長軸側が該鉄心と平行に該ボビンに
    添設され短軸側が該鉄心の下端にかしめられた継鉄と、
    該鉄心および該継鉄の開放端に対向させた接極子と、可
    動接点ばねとを有し、該可動接点ばねが、胴体部と該胴
    体部から延伸された接点支持ばねとを有し、該胴体部の
    該接点支持ばねを具えた側が該接極子に固着され、該胴
    体部の他方が該継鉄の長軸側に固着された電磁継電器で
    あって、 該接極子が、該可動接点ばねと対向する側の面に形成さ
    れた溝を有し、該可動接点ばねの該接点支持ばねが、該
    溝の上方に配設されてなることを特徴とする電磁継電
    器。
JP24762496A 1996-09-19 1996-09-19 電磁継電器 Pending JPH1092287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100648750B1 (ko) * 1998-09-23 2006-11-23 지멘스 일렉트로미케니컬 컴포넌츠 게엠베하 운트 콤파니 카게 전자 계전기
CN110265267A (zh) * 2019-06-25 2019-09-20 宁波天波港联电子有限公司 衔铁可稳定复位的继电器

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KR100648750B1 (ko) * 1998-09-23 2006-11-23 지멘스 일렉트로미케니컬 컴포넌츠 게엠베하 운트 콤파니 카게 전자 계전기
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