JPH05325759A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH05325759A
JPH05325759A JP12238392A JP12238392A JPH05325759A JP H05325759 A JPH05325759 A JP H05325759A JP 12238392 A JP12238392 A JP 12238392A JP 12238392 A JP12238392 A JP 12238392A JP H05325759 A JPH05325759 A JP H05325759A
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JP
Japan
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iron core
armature
movable contact
electromagnetic relay
contact
Prior art date
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Withdrawn
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JP12238392A
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English (en)
Inventor
幸博 ▲高▼野
Yukihiro Takano
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 投入や遮断時にアークを発生しやすい分野に
おいて使用される小型の電磁継電器、特に接点の長寿命
化が可能な構造を具えてなるフレクチュアタイプの電磁
継電器に関し、消費電力の増大を招くことなくアークに
よる接点の損傷を軽減可能な電磁継電器の提供を目的と
する。 【構成】 可動接点ばね3にリベット締めされた接極子
4がコイル22に電圧を印加することにより鉄心23に吸引
され、継鉄24に当接してなる部分を支点として鉄心23の
方に回動すると共に可動接点ばね3の長さ方向に移動
し、回動した接極子4が鉄心23に当接する直前にメーク
側の固定接点35に当接してなる可動接点33が、接極子4
の更なる回動に伴って固定接点35の表面を摺動するよう
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は投入や遮断時にアークを
発生しやすい分野において使用される小型の電磁継電器
に係り、特に接点の長寿命化が可能な構造を具えてなる
フレクチュアタイプの電磁継電器に関する。
【0002】小型化されたフレクチュアタイプの電磁継
電器は自動車に積載される装置等において各種回路の制
御に利用されており、かかる電磁継電器には比較的大き
い電流が流れる回路やコイル、コンデンサ等が負荷とし
て接続される場合がある。
【0003】しかし、比較的大きい電流が流れる回路や
コイル、コンデンサ等が負荷として電磁継電器の接点に
接続されると、電磁継電器の投入や遮断時に接点間にア
ークが発生しやすく発生したアークによって接点の表面
が損傷し激しく消耗する。
【0004】そこで、消費電力の増大を招くことなくア
ークによる接点の損傷を軽減可能な電磁継電器の開発が
要望されている。
【0005】
【従来の技術】図3は従来の電磁継電器の主要部を示す
側断面図である。図において従来のフレクチュアタイプ
の電磁継電器は樹脂等からなる絶縁性の基台1に電磁石
2が装着されており、電磁石2はコイルボビン21に捲回
されたコイル22とコイルボビン21を貫通する鉄心23とL
字状の継鉄24で構成されている。
【0006】鉄心23はコイルボビン21から突出する部分
に外径がコイルボビン21に設けられた貫通孔25より大き
いフランジ26を有し、鉄心23の下端は継鉄24のコイルボ
ビン21の端面と平行な部分に設けられた貫通孔27に嵌挿
した後かしめられている。
【0007】また、鉄心23の端面と対向する接極子4は
中央部がリベット31によって可動接点ばね3にリベット
締めされており、接極子4を継鉄24の端面に対向させた
後可動接点ばね3はリベット32によって継鉄24の側面に
リベット締めされている。
【0008】一方、可動接点ばね3の先端近傍に固着さ
れてなる可動接点33と対向する位置に固定接点34、35が
配設されており、固定接点34が固着された固定接点ばね
36と固定接点35が固着された固定接点ばね37はそれぞれ
基台1に植設されている。
【0009】即ち、接極子4は継鉄24の鉄心23と平行な
部分の先端に可動接点ばね3を介して揺動自在にリベッ
ト締めされており、電磁継電器の遮断時は接極子4が鉄
心23から離れ可動接点33が所定の接点圧でブレーク側の
固定接点34に当接している。
【0010】コイル22に通電すると接極子4の一端は継
鉄24の端面に磁気吸引され接極子4の他端は鉄心23の端
面に磁気吸引される。その結果、可動接点33はブレーク
側の固定接点34から離れ所定の接点圧で反対側のメーク
側の固定接点35に当接する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】電磁継電器の投入や遮
断時に接点間にアークが発生するとアークによって表面
が損傷され接点が激しく消耗する。かかるアークに起因
する接点の消耗は固定接点に当接した可動接点を固定接
点の表面に沿って摺動させることで軽減される。
【0012】そこで、比較的大型の電磁継電器において
は所定の接点圧力を加えると撓みを生じる材料で固定接
点ばねを形成し、可動接点を固定接点に押しつけたとき
の固定接点ばねの撓みを利用して可動接点と固定接点の
すり合わせを行っている。
【0013】しかし、小型化された電磁継電器は高集積
半導体等によって駆動される場合が多く省消費電力化を
実現する手段として、可動接点ばねや接極子のストロー
クを小さくすると共に接点圧力を軽減し電磁石が消費す
る電力の低減を図っている。
【0014】かかる電磁継電器において可動接点を強く
押しつけ固定接点ばねの撓みによって可動接点と固定接
点をすり合わせると、可動接点ばねや接極子のストロー
クが大きくなると共に電磁石が消費する電力の増大を招
くという問題があった。
【0015】本発明の目的は消費電力の増大を招くこと
なくアークによる接点の損傷を軽減可能な電磁継電器を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる電磁
継電器の主要部を示す側断面図である。なお全図を通し
同じ対象物は同一記号で表している。
【0017】上記課題はコイルボビンに捲回されてなる
コイルとコイルボビンを貫通する鉄心とL字状の継鉄と
で構成され、コイルボビンを貫通した鉄心の下端が継鉄
に設けられた貫通孔に嵌入して磁気的に結合されてなる
電磁石と、可動接点ばねにリベット締めされ可動接点ば
ねを介して継鉄の鉄心と平行な部分に装着された接極子
と、可動接点ばねの先端に固着されてなる可動接点およ
び可動接点に対向させた固定接点を有する電磁継電器に
おいて、可動接点ばね3にリベット締めされた接極子4
がコイル22に電圧を印加することによって鉄心23に吸引
され、継鉄24に当接してなる部分を支点として鉄心23の
方に回動すると共に可動接点ばね3の長さ方向に移動
し、回動した接極子4が鉄心23に当接する直前にメーク
側の固定接点35に当接してなる可動接点33が、接極子4
の更なる回動に伴って固定接点35の表面を摺動するよう
構成されてなる本発明の電磁継電器によって達成され
る。
【0018】
【作用】図1において電圧を印加すると可動接点ばねに
リベット締めされた接極子が鉄心に吸引され、継鉄に当
接してなる部分を支点として鉄心の方に回動すると共に
可動接点ばねの長さ方向に移動し、回動した接極子が鉄
心に当接する直前にメーク側の固定接点に当接してなる
可動接点が、接極子の更なる回動に伴って固定接点の表
面を摺動するよう構成することによって、消費電力の増
大を招くことなくアークによる接点の損傷を軽減可能な
電磁継電器を実現することができる。
【0019】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお図2は接極子の動作を示す模式図である。
【0020】本発明になる電磁継電器は図1に示す如く
樹脂等からなる基台1に従来の電磁石2に代えて電磁石
6が装着されており、電磁石6はコイルボビン21に捲回
されたコイル22とコイルボビン21を貫通する鉄心23とL
字状の継鉄24を具えている。
【0021】鉄心23はコイルボビン21から突出する部分
に外径がコイルボビン21に設けられた貫通孔25より大き
いフランジ26を有し、鉄心23の下端は継鉄24のコイルボ
ビン21の端面と平行な部分に設けられた貫通孔27に嵌挿
した後かしめられている。
【0022】また、鉄心23の端面と対向する接極子4は
中央部がリベット31によって可動接点ばね3にリベット
締めされており、接極子4を継鉄24の端面に対向させた
後可動接点ばね3はリベット32によって継鉄24の側面に
リベット締めされている。
【0023】接極子4は継鉄24の鉄心23と平行な部分の
先端に可動接点ばね3を介して揺動自在にリベット締め
されており、コイル22に通電すると接極子4の一端は継
鉄24の端面に磁気吸引され接極子4の他端は鉄心23の端
面に磁気吸引される。
【0024】電磁石6は図2(a) に示す如く例えばベア
リング等の回転体5がコイルボビン21によって回動自在
に保持されており、磁気吸引され回動する接極子4が回
転体5の円筒面に当接し更に円筒面に当接しながら回動
するよう構成されている。
【0025】しかるに回転体5の円筒面は磁気吸引され
て回動する接極子4によって描かれる円弧より前方に突
出した位置にあり、回転体5の円筒面に当接しながら更
に回動すると接極子4は図2(b) に示す如く可動接点ば
ね3の長さ方向に移動する。
【0026】一方、可動接点ばね3の先端近傍に固着さ
れてなる可動接点33と対向する位置に固定接点34、35が
配設されており、固定接点34が固着された固定接点ばね
36と固定接点35が固着された固定接点ばね37はそれぞれ
基台1に植設されている。
【0027】電磁継電器の遮断時は接極子4が鉄心23か
ら離れており可動接点33はブレーク側の固定接点34に当
接しているが、コイル22に通電すると接極子4が鉄心23
に吸引され可動接点33は固定接点34から離れてメーク側
の固定接点35に当接する。
【0028】可動接点33は吸引された接極子4が鉄心23
に当接する直前にメーク側の固定接点35に当接するよう
構成されており、固定接点35に当接したあと接極子4の
可動接点ばね3の長さ方向への移動に伴って固定接点35
の表面に沿って摺動する。
【0029】このように電圧を印加すると可動接点ばね
にリベット締めされた接極子が鉄心に吸引され、継鉄に
当接してなる部分を支点として鉄心の方に回動すると共
に可動接点ばねの長さ方向に移動し、回動した接極子が
鉄心に当接する直前にメーク側の固定接点に当接してな
る可動接点が、接極子の更なる回動に伴って固定接点の
表面を摺動するよう構成することによって、消費電力の
増大を招くことなくアークによる接点の損傷を軽減可能
な電磁継電器を実現することができる。
【0030】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば消費電力の増
大を招くことなくアークによる接点の損傷を軽減可能な
電磁継電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる電磁継電器の主要部を示す側断
面図である。
【図2】 接極子の動作を示す模式図である。
【図3】 従来の電磁継電器の主要部を示す側断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基台 3 可動接点ばね 4 接極子 5 回転体 6 電磁石 21 コイルボビン 22 コイル 23 鉄心 24 継鉄 25 貫通孔 26 フランジ 27 貫通孔 31、32 リベット 33 可動接点 34、35 固定接点 36、37 固定接点ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンに捲回されてなるコイルと
    該コイルボビンを貫通する鉄心とL字状の継鉄とで構成
    され、該コイルボビンを貫通した該鉄心の下端が該継鉄
    に設けられた貫通孔に嵌入して磁気的に結合されてなる
    電磁石と、 可動接点ばねにリベット締めされ該可動接点ばねを介し
    て該継鉄の該鉄心と平行な部分に装着された接極子と、
    該可動接点ばねの先端に固着されてなる可動接点および
    該可動接点に対向させた固定接点を有する電磁継電器に
    おいて、 可動接点ばね(3) にリベット締めされた接極子(4) がコ
    イル(22)に電圧を印加することによって鉄心(23)に吸引
    され、継鉄(24)に当接してなる部分を支点として該鉄心
    (23)の方に回動すると共に該可動接点ばね(3) の長さ方
    向に移動し、 回動した該接極子(4) が該鉄心(23)に当接する直前にメ
    ーク側の固定接点(35)に当接してなる可動接点(33)が、
    該接極子(4) の更なる回動に伴って該固定接点(35)の表
    面を摺動するよう構成されてなることを特徴とする電磁
    継電器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁継電器においてコイ
    ルボビン(21)によって回動自在に保持されてなる回転体
    (5) を有し、吸引された接極子(4) が該回転体(5) の円
    筒面に当接しながら該鉄心(23)の方に回動すると共に、
    可動接点ばね(3) の長さ方向に移動するよう構成されて
    なることを特徴とする電磁継電器。
JP12238392A 1992-05-15 1992-05-15 電磁継電器 Withdrawn JPH05325759A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108493057A (zh) * 2018-06-02 2018-09-04 宁波赛特勒电子有限公司 一种新型电磁继电器
CN109935500A (zh) * 2019-01-24 2019-06-25 厦门宏发电声股份有限公司 一种适用于大负载的拍合式继电器
CN110137038A (zh) * 2019-04-30 2019-08-16 广西睿奕科技开发有限公司 有效断灭电弧的磁保持继电器
CN116403844A (zh) * 2023-02-23 2023-07-07 徐州中铁电气有限公司 一种电力系统电路保护用继电器

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803