JPH1091393A - データバッファリング装置 - Google Patents

データバッファリング装置

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JPH1091393A
JPH1091393A JP9086702A JP8670297A JPH1091393A JP H1091393 A JPH1091393 A JP H1091393A JP 9086702 A JP9086702 A JP 9086702A JP 8670297 A JP8670297 A JP 8670297A JP H1091393 A JPH1091393 A JP H1091393A
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JP
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data
memory
group
read
buffering device
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JP9086702A
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English (en)
Inventor
Mark Greenwood Jonathan
マーク グリーンウッド ジョナサン
Michael John Ludgate
ジョン ルドゲート マイケル
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Sony Europe BV United Kingdom Branch
Original Assignee
Sony United Kingdom Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
    • G06F5/10Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor having a sequence of storage locations each being individually accessible for both enqueue and dequeue operations, e.g. using random access memory

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み出しポインタ及び書き込みポインタを有
する先入れ先出し型メモリを有するデータバッファリン
グ装置を改良することを目的とする。 【解決手段】 データバッファリング装置は、入力デー
タは書き込みポインタによって規定されたメモリのアド
レスにて隣接するグループのメモリに書き込まれ、デー
タは読み出しポインタによって規定されたメモリのアド
レスにてメモリより読み出されるように構成されたデー
タメモリと、入力データグループの少なくとも幾つかの
データの端にてダミーデータグループを書き込むための
書き込み装置と、を有し、ダミーデータグループはメモ
リより読み出され、次に書き込まれた入力データグルー
プが読み取られる前に捨てられるように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータバッファ及び
1又はそれ以上のデータバッファを含むデータ記憶装置
又はデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶媒体より検索されたデータ又はある
方法によって伝送されるべきデータは、しばしば電子的
メモリに“バッファ”される、即ち、一時的に記憶され
る。この目的のために、一般に、“先入れ先出し法(F
IFO)”が使用され、バッファされたデータは、バッ
ファメモリに受け入れられた順に読み出される。
【0003】これまでに提案された先入れ先出し法の一
形式に2ポートメモリがあり、これは、データが書き込
まれ又は読み出されるとメモリを経由して回転する読み
出しポインタ及び書き込みポインタを有する。この形式
の先入れ先出し法の例に、NEC UPD42280GU-30 集積回路
FIFOメモリがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このF
IFOの設計の特徴は、読み出しポインタと書き込みポ
インタが出会うこと(例えば、メモリ内にて同一のアド
レスをポイントすること)、又は最小アドレスオフセッ
ト内、例えば200バイト内に来ることは、決して許さ
れないことである。もしポインタが出会うと、データは
失われることも有り得る。
【0005】ポインタは、FIFO型メモリに更なるデ
ータが書き込まれる前にFIFO型メモリにバッファさ
れていた全てのデータが読み出されたときに、出会うこ
とが有り得る。これはFIFO型メモリにデータをロー
ディングすることとなるデータの検索又は処理中に遅れ
が存在する場合に起き得る。
【0006】読み出しポインタと書き込みポインタが通
常の作動中に出会う可能性を回避する1つの方法は、よ
り大きいFIFO型メモリを使用することであり、又そ
うでなければ必要となる以上の大きな量のデータをバッ
ファすることである。しかしながら、これはより多くの
ハードウエア(例えばFIFO型メモリ自身をより大き
くする)と、より重要であるが、バッファされているデ
ータにより大きな遅れを生じさせることである。その理
由は、(1)データはFIFO型メモリ内にてより長い
時間保持されてもよいからであり、また(2)バッファ
されているデータが読み出し開始可能となる前に更なる
データがFIFO型メモリにローディングされなければ
ならないからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によって、入力デ
ータは書き込みポインタによって規定されたメモリのア
ドレスにて隣接するグループのメモリに書き込まれ、デ
ータは読み出しポインタによって規定されたメモリのア
ドレスにてメモリより読み出されるように構成されたデ
ータメモリと、入力データグループの少なくとも幾つか
のデータの端にてダミーデータグループを書き込むため
の書き込み装置と、を有し、ダミーデータグループはメ
モリより読み出され、次に書き込まれた入力データグル
ープが読み取られる前に捨てられるように構成されてい
るデータバッファリング装置が提供される。
【0008】本発明は、多くのバッファメモリ(例えば
FIFO型メモリ)に存在する読み出し書き込みポイン
タの最小オフセットのために、使用者が不必要に大量な
データをバッファしなければならないこと、又、次の入
力データグループ又はパケットが記憶される前にメモリ
に最後に書き込まれたデータを読み出すことが阻止され
ることを、認識している。
【0009】本発明は、入力データグループの後にダミ
ーデータをメモリに書き込むための装置を提供すること
によってこの問題に対処しており、それによって全ての
入力データが必要なときに直ぐに読み出されることがで
きる。ダミーデータは、メモリ読み出しポインタと書き
込みポインタの間の最小オフセットを維持するが、しか
し、次の“真の”入力データグループがメモリより読み
出される前に、読み出されて捨てられる。
【0010】こうして、ダミーデータはバッファリング
装置自身によって生成される。即ち、それは入力データ
の流れの部分を形成する必要がない。
【0011】ダミーデータをより直接的に読み出し捨て
るために、好ましくは、ダミーデータグループは予め規
定された量のデータを含む。
【0012】好ましくは、入力データグループ及びダミ
ーデータグループは入力データグループをダミーデータ
グループから識別するための識別データを(例えば、グ
ループ内の所定のデータ位置にて)含む。例えば、この
識別データは対応するグループデータの残余部分の前の
メモリに書き込まれたデータヘッダを含んでよい。この
場合、バッファリング装置は、好ましくは、メモリから
読み込まれたデータグループがダミーデータグループで
あるか否かを検出し、もしそれがダミーデータグループ
であるならメモリから次に記憶されたデータグループの
読み出しを開始するための装置を有してよい。
【0013】本発明は、各入力データグループが1又は
それ以上の映像画を表す映像データ(例えば圧縮された
映像データ)又は音声データを含む場合に、特に有用で
ある。ダミーデータグループは、例えば、各入力データ
グループの後に又は入力データグループのバーストシー
ケンスの端部にて交互に、書き込まれてよい。
【0014】本発明によると、上述のデータバッファリ
ング装置と、データ記憶装置と、このデータ記憶装置か
らデータグループを読み出し、検索されたグループを入
力データグループとしてデータバッファリング装置に記
憶するための装置と、を有するデータ記憶検索装置が提
供される。
【0015】以下に添付図面を参照して本発明の例を説
明する。尚、同一部分には同一参照符号が付されてい
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本装置はパーソナルコンピュータ
100を含み、パーソナルコンピュータ100はカーソ
ル制御装置(例えばマウス)110とディスプレイスク
リーンメモリ120とディスプレイスクリーン130と
を有する。パーソナルコンピュータ100は、本例で
は、ノートブック型(ポータブル型)コンピュータであ
るIBM製“Thinkpad" である。これはパーソナルコン
ピュータ100とカーソル制御装置110と映像ディス
プレイスクリーンメモリ120とディスプレイスクリー
ン(LCDスクリーン)130の全てが単一のポータブ
ル型装置に組み込まれている。(実際には、IBM製
“Thinkpad" のカーソル制御装置110はジョイスティ
ック制御装置である。)こうしてパーソナルコンピュー
タ100とその構成部分との間のデータの交信はパーソ
ナルコンピュータ100の内部バスを経由してなされ
る。
【0017】パーソナルコンピュータ100はまた、S
CSIバスを経由して映像記録制御装置140と交信
し、映像記録制御装置140はSCSIバスを経由して
光磁気ディスク(本明細書では、これを“HS(Hyper S
torage) ”ディスクと称する。と言うのは、本例にて使
用されているディスクは(株)ソニーによって製造コー
ド“HS”にて製造販売されているからである。)15
0と交信する。
【0018】本例によると、映像記録制御装置140と
光磁気ディスク150は“ドッキングステーション”と
して製造されており、使用の際、ノートブック型コンピ
ュータはこのドッキングステーション上に置かれてよ
い。
【0019】編集装置はオフライン非線型編集コントロ
ーラとして作動するように意図されており、入って来る
音声及び映像信号は非常に重いデータ圧縮(放送基準よ
りかなり低いレベルまで)に供されて、光磁気ディスク
150に記録される。(入って来る映像信号はフルレー
ト、即ち、圧縮されていないものであってよく、又は放
送品質の圧縮レベルまで、例えば、約10:1圧縮であ
る“MPEG2 4:4:4P
【0020】ML”圧縮基準まで既に圧縮されていても
よい。)ソース映像の1又はそれ以上の部分が光磁気デ
ィスク150に記録されている場合、それらは使用者に
よって操作されることができる。即ち、使用者は編集コ
ントローラを作動し、ソース資料の“インポイント”及
び“アウトポイント”を規定する映像時間コードのリス
トである編集決定リスト(EDL)を生成する。それに
よって、出力編集映像シーケンスの連続部分が形成され
る。しかしながら、光磁気ディスク150に記録された
映像信号は放送基準よりかなり低いレベルなので、編集
決定リストEDLは、放送又は分配のために映像記録制
御装置140に供給されると、排出され元の映像データ
に印加される。
【0021】本明細書の記述は主としてHSディスクか
らの圧縮された映像及び音声データのリプレイに関して
なされる。
【0022】図2は映像記録制御装置140及び光磁気
ディスク150の一部を示す概略図である。光磁気ディ
スク150は自己収納型装置であり、除去可能なディス
ク媒体160と読み出し/書き込みヘッド及びそれに付
属した回路170と、非常に低いレベルのフォーマット
及びディスク上のデータ処理を行う処理装置180を有
する。このような製品の例としてソニーHSD−650
光磁気ディスクドライブがある。このディスクドライブ
では、光磁気ディスク150に、ディスク上の多数の論
理データブロックの1つを規定する“論理ブロックアド
レス”(LBA)が(外部回路より)供給される。ディ
スク媒体160上のブロックの実際の位置決め及びフォ
ーマットは処理装置180に残され、光磁気ディスク1
50は大きな(この場合652メガバイト)容量の記録
媒体として外部に現れ、この記録媒体上では小さな記録
ブロックがLBAによって個々にアドレス可能である。
光磁気ディスク150は、SCSIコントローラ190
を経由して映像記録制御装置140の残余部分と交信す
る。
【0023】SCSIコントローラ190及び以下に説
明する他の幾つかの構成部分は、CPU210の制御下
にてCPUデータバス200に接続されている。CPU
データバス200に接続された他の構成要素は、映像F
IFO型メモリ220、JPEGデコーダ230、音声
FIFO型メモリ240、A/V処理装置250及びC
PUメモリ260である。
【0024】リプレイ動作中、映像データはHSディス
ク150から読み取られ、SCSIバス185を経由し
てSCSIコントローラ190に交信される。次に、C
PU210の制御下にて映像データのフレームはCPU
データバス200を経由して映像FIFO型メモリ22
0に交信され、JPEGデコーダ230によって一度に
1個読み取られる。JPEGデコーダ230は、圧縮解
除された映像フレームを出力し、これはパーソナルコン
ピュータ100に伝送され表示される。この出力は実際
には、YUV/RGB変換器232に送られ、更に出力
FIFO型メモリ234に送られてから、別のSCSI
コントローラ236を経由してパーソナルコンピュータ
100に伝送される。尚、YUV/RGB変換器232
は、実際には、A/V処理装置250と同一の特定用途
向け集積回路(ASIC)の一部として形成されている
が、図2では別個の機能装置として図示されている。
【0025】HSディスク150は又、関連した音声デ
ータをフレームバイフレームベースにて記録する。音声
データはHSディスク150から読み出され、CPUデ
ータバス200を経由してSCSIコントローラ190
から音声FIFO型メモリ240に伝送される。音声デ
ータは更にA/V処理装置250によって読み出され、
ラウドスピーカ又はヘッドホンソケット出力端(図示な
し)を経由して、表示中の映像画と同期的にリプレイさ
れる。
【0026】図2にリプレイモードのみの装置を示す。
相補的記録モードでは、動作は基本的には反転的に起き
る。即ち、JPEGデコーダ230はJPEGエンコー
ダとして相補的態様にて作動し、それによって映像フレ
ームはエンコードされ、HSディスク150に書き込ま
れる前に別の(記録モードの)映像FIFO型メモリ
(図示なし)に一時的に記憶される。同様にA/V処理
装置250に供給された音声データは、記憶用にフォー
マットされ、HSディスク150に書き込まれる前に別
の(記録モードの)映像FIFO型メモリ(図示なし)
に一時的に記憶される。
【0027】図3は図2の映像FIFO型メモリ220
及び音声FIFO型メモリ240に使用されるFIFO
型メモリの1形式の概略図である。
【0028】図3のFIFO型メモリは市販の構成部
品、即ち、NEC UPD42280GU-30 集積回路FIFO型メモ
リを表す。
【0029】このFIFO型メモリは、2ポート256
キロバイトのメモリとして作動し、データは書き込みポ
インタによって制御されたアドレスにてメモリに書き込
まれ、データは読み出しポインタによって制御されたア
ドレスにてメモリより読み出される。書き込みポインタ
はCPU210の制御下にあり、読み出しポインタはJ
PEGデコーダ230、A/V処理装置250(映像F
IFO型メモリ220に対して)及びA/V処理装置2
50(音声FIFO型メモリ240に対して)の制御下
にある。尚、これらの装置による読み出し動作はCPU
210によって開始される。この特別なFIFO型メモ
リの作動の制限は、書き込みポインタ及び読み出しポイ
ンタは、FIFO型アドレスの領域にて最小オフセット
である200バイトよりも互いに近づくことは決してな
いことである。
【0030】書き込みポインタ及び読み出しポインタの
制御と同様に、CPU210はフレームカウンタ262
をCPUメモリ260内に保持し、これはFIFO型メ
モリに(適当に)書き込まれた映像データ又は音声デー
タのフレーム数とFIFO型メモリから読み出されたフ
レーム数を記録する。こうして、何時でも、CPU21
0はFIFO型メモリに記憶された現時点にて未だ読み
出されていないフレーム数の記録を有する。
【0031】図4は各FIFO型メモリに記憶された映
像又は音声データのフォーマットを説明するための説明
図である。
【0032】映像又は音声データは、HSディスク15
0より8フレームのグループにて読み出される。これら
のフレームは、各FIFO型メモリ220又は240に
逐次的に記憶される。図4にて、8フレームの連続的な
グループに符号F1〜F8、F1’〜F8’、F1”〜
F8”等を付する。フレームは次にJPEGデコーダ2
30又はA/V処理装置250によって適当に個別的に
読み出される。8フレームの各グループの端部にて、C
PU210は1パケットの“ダミー”データをFIFO
型メモリに書き込む。これは“パディング”データ(図
4の符号P)と称される。
【0033】こうして、HSディスク150から、例え
ば、FIFO型メモリ220へフレームを伝送する手順
に含まれるステップは、次のようになる。
【0034】(a)CPU210は、HSディスク15
0からSCSIコントローラ190へ及びCPUデータ
バス(直接記憶アクセス〔DMA〕転送として)を経由
してFIFO型メモリ220へ伝送しそこで逐次的に記
憶されるために8フレームの読み込みを制御する。 (b)CPU210は、更に、CPUデータバス200
を経由して、CPUメモリ260からFIFO型メモリ
220へ1パケットのパディングデータをDMA転送す
ることを制御する。そこで、パディングデータは、SC
SIコントローラ190より丁度検索されたフレームの
グループの8番目のフレームの後に記憶される。
【0035】こうして、パディングデータはHSディス
ク150に記憶されない。パディングデータは図2のデ
ータバッファリング装置によって単に生成される。
【0036】リプレイ動作の時、フレームF1〜F8は
FIFO型メモリより一度に1個読み取られる。通常、
8フレームの次のグループ(例えばF1’〜F8’)
は、現在のグループの最後のフレームがFIFO型メモ
リより読み出される時より十分前に、FIFO型メモリ
に書き込まれる。しかしながら、もし何らかの理由で
(例えばHSディスク150に起因したアクセス遅延の
ため)現在の8フレームのグループの最後のフレームF
8が、次のグループの最初のフレームF1’がFIFO
型メモリに書き込まれる前に読み出されなければない場
合、パディングデータの存在によってFIFO型メモリ
の書き込みポインタと読み出しポインタの出会いが阻止
される。特に、この場合、読み出しポインタはフレーム
F8の端部に留まり、書き込みポインタはパディングデ
ータPの端部にある。(パディングデータは読み出しポ
インタと書き込みポインタの間に必要な最小オフセット
より大きくなるように構成されている。)
【0037】つぎのフレームF1’がFIFO型メモリ
に連続的に記憶され読み出されるべき場合、先ずパディ
ングデータPが読み出されて捨てられ、次にフレームF
1’が読み出され使用される。こうして、パディングデ
ータPは、パディングデータPに続く真のデータである
少なくとも1つの他のフレームが存在するまで、FIF
O型メモリに留まり、それによって読み出しポインタと
書き込みポインタが出会うことはない。この真のデータ
である次のフレームの存在は、フレームカウンタ262
を参照して、CPU210によって検知される。
【0038】図5A、図5B及び図5Cは映像データパ
ケット、音声データパケット及びパディングデータパケ
ットの概略をそれぞれ示す図である。
【0039】映像データパケット(図5A)及び音声デ
ータパケット(図5B)は同一形状であり、ヘッド部3
00とその次の圧縮映像データ又は適当にフォーマット
された音声データを含むデータ部310とその次のパケ
ットを所定のパケット寸法にするためのダミーデータ部
320とを含む。映像データパケットの場合、ダミーデ
ータ部320の長さは可変であり、映像データをJPE
Gエンコードする場合に僅かな変化が許される。音声デ
ータパケットの場合、ダミーデータ部320は所定の長
さを有する。
【0040】ヘッド部300の最初のバイト330は、
パケットが真のデータパケット(映像データ又は音声デ
ータ)であるかそれともパディングデータパケットであ
るかを規定するために使用される。特に、最初のバイト
330のうち最重要バイト(MSB)は、真のデータパ
ケットを示す論理数“0”又はパディングデータパケッ
トを示す論理数“1”に設定される。各ヘッド部300
の残余のバイトは、時間コード及び使用者が規定可能な
情報を記憶する。
【0041】映像データパケットの全長は約6キロバイ
トであり、そのうちの約32バイトはヘッド部300を
構成する。音声データパケットは同様なヘッド部300
を有するが、パケットの全長は約3キロバイトである。
これらの全長は、予め規定されており、従って、特定の
映像ライン基準に対して、パケットからパケットまで一
定である。
【0042】図5Cは、パディングデータパケットを概
略的に示す。パディングデータパケットにて、ヘッド部
の最重要バイト330は論理数“1”に設定され、これ
は次のデータがパディングデータパケットを表すことを
示す。パケットの残余340は、ダミーデータを含む。
パディングデータパケットの全長(映像及び音声FIF
O型メモリの両者に対して)は、予め規定されており、
1024バイトにヘッド部330を加えたものである。
【0043】映像データパケット、音声データパケット
及びパディングデータパケットの全長は予め規定されて
いるため、正しい量のデータが各FIFO型メモリから
読み出されることができ、従って或るパケット全体を単
一の動作によって読み出すことができる。
【0044】映像又は音声FIFO型メモリからそれぞ
れ1フレームの映像データ又は音声データを検索するた
めの読み出し動作は、読み出されるべきフレームが8フ
レームのグループの最初のフレーム(F1等)であるか
それとも他のフレーム(F2・・F8)であるかに依存
して、異なる。この差異の理由は、8フレームのグルー
プの最初のフレームが読み出される前に、先行のパディ
ングデータパケットPが読み出され且つ捨てられなけれ
ばならないことにある。
【0045】図6はフレームF2〜F8の1つ、即ち、
パディングデータパケットによって先行されていないフ
レームに対する映像データパケットの読み出し動作を説
明するための説明図である。
【0046】読み出し動作は、CPU210によって表
明されている“FIFO準備完了”の信号によって開始
する。この信号は、JPEGデコーダ230及びA/V
処理装置250に伝送される。A/V処理装置250は
アクティブロウ/リードエネーブル信号VREを表明
し、映像FIFO型メモリ220に記憶された次の映像
データパケットからヘッダ(H)及び時間コード(T)
の情報を読み出す。同様に、A/V処理装置250はア
クティブロウ/リードエネーブル信号AREを表明し、
音声FIFO型メモリ240からヘッダ(H)及び時間
コード(T)の情報を読み出す。上述のように、ヘッダ
は、データパケットが真のデータパケットかそれともパ
ディングデータパケットかを規定する。図6の場合、次
のパケットは真のデータパケットであると仮定されてい
る。
【0047】ヘッダ及び時間コード情報が読み出される
と、A/V処理装置250はCPU割り込み信号INT
を表明する。INT信号によって、CPUはFIFO準
備完了信号をキャンセルし、このため又逆に、A/V処
理装置250はINT信号をキャンセルする。INT信
号に応答して、CPU210はJPEGデコーダ230
に対して、映像FIFO型メモリ220からの映像デー
タのパケットを読み出し、圧縮解除するべく命令信号D
ECを発する。信号DECは、圧縮解除動作が起きてい
ることを示す。この装置は、次のフレーム境界にて次の
FIFO準備完了信号を待つ。
【0048】A/V処理装置250は、そのパケットに
対するヘッダ及び時間コード情報の読み出しが成功的に
なされるとそれに反応して、音声データパケットを読み
出す。
【0049】図7は、映像及び音声データパケットの読
み出しの次のパディングデータパケットの読み出しを説
明するための説明図である。こうして、この図は、1グ
ループ8個の最初の真のデータパケットの読み出しを示
している。
【0050】再度、この処理は、FIFO準備完了信号
を表明するCPU210によって開始される。A/V処
理装置250はパディングデータパケットPからヘッダ
データHを読み出し、ヘッダバイト330のMSBか
ら、次のデータパケットは実際にパディングデータであ
ることを検出する。JPEGデコーダ230は、固定さ
れた長さのパディングデータパケットを読み出し且つ捨
てて、次に、次の真のデータパケットに対するヘッダ及
び時間コード情報を読み取る。
【0051】同様に、A/V処理装置250はパディン
グデータパケットのヘッダを読み出し、固定された長さ
のパディングデータパケットを読み出して捨てる。それ
は、更に、次の真のデータパケットに対するヘッダ及び
時間コード情報を読み取る。その後、図6に示す如き手
順が続く。
【0052】ここに特定の例について説明し添付図面に
示したが、これらの例は単に説明のためであり本発明の
範囲を制限するもではなく、また様々な他の変形が当業
者にとって成し得るものであり、本発明は上述の記載及
び図示による特定の構造及び配列に限定されることはな
い、ことは理解されよう。
【0053】
【発明の効果】本発明によると、多くのバッファメモリ
(例えばFIFO型メモリ)に存在する読み出し書き込
みポインタの最小オフセットのために、次の入力データ
グループ又はパケットが記憶される前にメモリに最後に
書き込まれたデータを読み出すことが阻止されることが
回避される利点を有する。
【0054】本発明によると、多くのバッファメモリ
(例えばFIFO型メモリ)に存在する読み出し書き込
みポインタの最小オフセットのために、使用者が不必要
に大量なデータをバッファしなければならないことが回
避される利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル映像編集装置の概略図である。
【図2】映像記録制御装置及び付属ディスク記録装置の
概略図である。
【図3】先入れ先出し型メモリの概略図である。
【図4】図3のメモリに記憶されたデータのフォーマッ
トを説明するための説明図である。
【図5】映像データパケット、音声データパケット及び
パディングデータパケットの概略図である。
【図6】映像データパケット読み出し動作のタイミング
図である。
【図7】映像データパケット読み出し動作の次のパディ
ングデータパケット読み出し動作のタイミング図であ
る。
【符号の説明】
100 パーソナルコンピュータ、 110 カーソル
制御装置(マウス)、120 ディスプレイスクリーン
メモリ、 130 ディスプレイスクリーン、140
映像記録制御装置、 150 光磁気ディスク(HSデ
ィスク)、160 ディスク媒体、 170 読み出し
書き込みヘッド及び付属回路、 180 データ処理装
置、 185 SCSIバス、 190 SCSIコン
トローラ、 200 CPUデータバス、 210 C
PU、 220 映像FIFO型メモリ、 230 J
PEGデコーダ、 232 YUV/RGB変換器、2
34 出力FIFO型メモリ、 236 SCSIコン
トローラ、 240 音声FIFO型メモリ、 25
0 A/V処理装置、 260 CPUメモリ、 26
2 フレームカウンタ、 300 ヘッド部、 310
データ部、320 ダミーデータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ジョン ルドゲート イギリス国 ハンプシャー,ベージングス トーク,キングス ファーロング,カルバ ー ロード 116

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データは書き込みポインタによって
    規定されたメモリのアドレスにて隣接するグループのメ
    モリに書き込まれ、データは読み出しポインタによって
    規定されたメモリのアドレスにてメモリより読み出され
    るように構成されたデータメモリと、 上記入力データグループの少なくとも幾つかのデータの
    端にてダミーデータグループを書き込むための書き込み
    装置と、 を有し、上記ダミーデータグループは上記メモリより読
    み出され、次に書き込まれた入力データグループが読み
    取られる前に捨てられるように構成されているデータバ
    ッファリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータバッファリング装
    置において、上記データメモリは先入れ先出し方式のメ
    モリであることを特徴とするデータバッファリング装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のデータバッファリ
    ング装置において、上記ダミーデータグループは予め規
    定された量のデータを含むことを特徴とするデータバッ
    ファリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のデータバッフ
    ァリング装置において、上記入力データグループ及び上
    記ダミーデータグループは入力データグループをダミー
    データグループから識別するための識別データを含むこ
    とを特徴とするデータバッファリング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデータバッファリング装
    置において、上記識別データは対応するグループデータ
    の残余部分の前の上記メモリに書き込まれたデータヘッ
    ダを含むことを特徴とするデータバッファリング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデータバッファリング装
    置において、上記メモリから読み込まれたデータグルー
    プがダミーデータグループであるか否かを検出し、もし
    それがダミーデータグループであるなら上記メモリから
    次に記憶されたデータグループの読み出しを開始するた
    めの装置を有することを特徴とするデータバッファリン
    グ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    データバッファリング装置において、各入力データグル
    ープは1又はそれ以上の映像画を表す映像データを含む
    ことを特徴とするデータバッファリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータバッファリング装
    置において、上記入力データグループは、圧縮された映
    像データを含むことを特徴とするデータバッファリング
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項記載のデー
    タバッファリング装置において、上記入力データグルー
    プの各々は、音声データを含むことを特徴とするデータ
    バッファリング装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項記載のデ
    ータバッファリング装置と、データ記憶装置と、該デー
    タ記憶装置からデータグループを読み出すための装置
    と、を有するデータバッファリング装置。
JP9086702A 1996-04-12 1997-04-04 データバッファリング装置 Pending JPH1091393A (ja)

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