JPH07107432A - 静止画再生装置 - Google Patents

静止画再生装置

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JPH07107432A
JPH07107432A JP5273161A JP27316193A JPH07107432A JP H07107432 A JPH07107432 A JP H07107432A JP 5273161 A JP5273161 A JP 5273161A JP 27316193 A JP27316193 A JP 27316193A JP H07107432 A JPH07107432 A JP H07107432A
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JP5273161A
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English (en)
Inventor
Minoru Kurashima
稔 倉嶋
Yukio Umei
幸雄 梅井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像読み出しの高速化およびメモリ容量の最
小化を図ること。 【構成】 静止画再生装置において、光磁気ディスク2
2から読み出した圧縮画像デ−タを一旦記憶するFIF
Oバッファメモリ38と、I/Oコントローラ36によ
るメモリ38への画像デ−タの書き込みと画像伸張プロ
セッサ42によるメモリ38からの画像デ−タの読み出
しとを独立に制御する読み書き制御手段とを具備する。
この読み書き制御手段は、制御プロセッサ36aと制御
回路42を主体に構成され、デ−タ転送の途中ではメモ
リ38に常に所定量(例えば1セクタ以下の所定量)の
画像デ−タが記憶されて空デ−タの読み出しをなくし、
しかもメモリ38に対するデ−タの書き込みと読み出し
を同時に行なうことができる。このため、光磁気ディス
ク22からの画像デ−タの読み出しと、伸張プロセッサ
42への画像デ−タの転送とを同時、かつ連続的に行な
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め用意したシナリオ
を記述したプログラムによって静止画を再生したり、必
要な条件で対話的に静止画を検索する静止画再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の静止画再生装置は図4に
示すように構成されていた。すなわち、システムバス1
0によって、全体を制御する制御ホストプロセッサ1
2、ホストインタフェース14、入出力を制御するI/
Oコントローラ16、画像バッファメモリ18および画
像伸張プロセッサ20を結合する。I/Oコントローラ
16は制御プロセッサ16aを具備している。
【0003】I/Oコントローラ16に画像記録媒体と
しての光磁気ディスク22(またはCD−ROM)を結
合し、ホストインタフェース14と画像伸張プロセッサ
20にローカルバス24を介して画像メモリ26を結合
し、この画像メモリ26にD/A(ディジタル/アナロ
グ変換回路)28を介して画像表示部としてのCRTデ
ィスプレイ30を結合していた。
【0004】そして、I/Oコントローラ16によっ
て、光磁気ディスク22から読み出した圧縮画像データ
(例えばJPEG方式で圧縮した画像デ−タ)の1画面
分(例えば1フレーム分)の全てを画像バッファメモリ
18に一旦転送した後に、この画像バッファメモリ18
から画像伸張プロセッサ20に転送して伸張処理を行っ
て画像メモリ26に書き込み、CRTディスプレイ30
で表示するようにしていた。ここで、JPEGはJoi
nt Photographic CodingExp
erts Groupの略称をさす。
【0005】また、画像データに付けられた画像データ
ヘッダの内容によって処理条件を与える場合には、光磁
気ディスク22から画像データヘッダを含んだ先頭セク
タを読み、識別情報によって非圧縮画像処理と圧縮画像
処理の分岐や画像サイズなどの条件設定が必要である。
さらに、画像データヘッダに後続する画像データ本体の
転送にあたっては、データバスが偶数バイト幅である場
合には偶数整列の必要が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来例では、I/Oコントローラ16によって光
磁気ディスク22から読み出された圧縮画像データ(例
えば1画面分のデータ)は、画像バッファメモリ18に
一旦転送し終えた後に、この画像バッファメモリ18か
ら画像伸張プロセッサ20に転送して画像伸張処理を行
ない画像メモリ26に書き込むようにしていたので、画
像読み出しと画像伸張の処理が順次行なわれるため、高
速に画像を読み出すことができないばかりでなく、画像
バッファメモリ18に必要な記憶容量が大きくなるとい
う問題点があった。特に画像検索システムなどに応用す
る静止画再生装置では画像の高速読み出しが強く求めら
れていた。
【0007】また、画像データヘッダに後続する画像デ
ータ本体の転送にあたっては、データバスが偶数バイト
幅である場合には偶数整列の必要が生じるので、画像デ
ータ本体の転送が複雑化してしまうという問題点があっ
た。例えば、デ−タバスが2バイト幅のときに奇数アド
レスからデ−タが始まる(例えばアドレス1)場合、1
バイト単位でデ−タを転送するか、中間にメモリを介し
て始まりアドレスを偶数アドレスに変え、その後2バイ
ト単位でデ−タを転送するような工夫が必要であった。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、画像読み出しの高速化および画像バッファメモリに
必要な記憶容量の最小化を図ることのできる静止画再生
装置を提供することを目的とするものである。さらに、
画像デ−タ転送の簡略化および短縮化をも図ることので
きる静止画再生装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、I/Oコントローラによって画像記録媒体から読み
出した圧縮画像デ−タを画像伸張プロセッサで画像伸張
処理して画像メモリに書き込み、この画像メモリから読
み出した画像データを画像表示部に出力して画像表示を
行なう静止画再生装置において、前記I/Oコントロー
ラによって前記画像記録媒体から読み出した圧縮画像デ
−タを一旦記憶するためのFIFOバッファメモリと、
前記I/Oコントローラによる前記FIFOバッファメ
モリへの画像デ−タの書き込みと前記画像伸張プロセッ
サによる前記FIFOバッファメモリからの画像デ−タ
の読み出しとを独立に制御する読み書き制御手段とを具
備してなり、前記読み書き制御手段は、前記画像伸張プ
ロセッサによる前記FIFOバッファメモリからのデ−
タ読み出し開始タイミングを、前記I/Oコントローラ
による前記FIFOバッファメモリへのデ−タ書き込み
開始タイミングより遅らせるとともに、前記FIFOバ
ッファメモリに所定量のデ−タが存在するようにデ−タ
転送を制御してなることを特徴とするものである。例え
ば、FIFOバッファメモリから画像伸張プロセッサへ
のデ−タ転送速度がI/OコントローラからFIFOバ
ッファメモリへのデ−タ転送速度以上となるように制御
し、FIFOバッファメモリのデ−タ量が所定量に減少
したら画像伸張プロセッサを一時停止させて、FIFO
バッファメモリから空デ−タを読み出すことがないよう
に制御する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
において、圧縮画像デ−タは1フレームが偶数バイトの
デ−タヘッダ部とJPEGヘッダ部と圧縮画像デ−タ部
とからなる画像デ−タとしてなり、前記JPEGヘッダ
部が偶数バイトのときは前記圧縮画像デ−タ部の先頭に
偶数バイトのダミーコードを付加してなり、前記JPE
Gヘッダ部が奇数バイトのときは前記圧縮画像デ−タ部
の先頭に奇数バイトのダミーコードを付加してなること
を特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明では、I/Oコントロー
ラは、画像記録媒体(光磁気ディスクやCD−ROMな
ど)からセクタ(例えば1024バイト)単位で読み出
した圧縮画像デ−タをFIFOバッファメモリを介して
画像伸張プロセッサに転送する。このとき、読み書き制
御手段はI/OコントローラによるFIFOバッファメ
モリへの画像デ−タの書き込みと画像伸張プロセッサに
よるFIFOバッファメモリからの画像デ−タの読み出
しとを独立に制御する。
【0012】さらに、読み書き制御手段は、画像伸張プ
ロセッサによるFIFOバッファメモリからのデ−タ読
み出し開始タイミングを、I/OコントローラによるF
IFOバッファメモリへのデ−タ書き込み開始タイミン
グより遅らせるとともに、FIFOバッファメモリに所
定量のデ−タが存在するようにデ−タ転送を制御する。
例えば、FIFOバッファメモリから画像伸張プロセッ
サへのデ−タ転送速度がI/OコントローラからFIF
Oバッファメモリへのデ−タ転送速度以上となるように
制御し、FIFOバッファメモリのデ−タ量が所定量に
減少したら画像伸張プロセッサの処理を一時中断させ
る。
【0013】このため、デ−タ転送の途中ではFIFO
バッファメモリに常に所定量(例えば1セクタ以下の所
定量)の画像デ−タが記憶されて空の読み出しが生じる
ことがなく、しかもFIFOバッファメモリに対するデ
−タの書き込みと読み出しを同時に行なうことができ
る。したがって、画像記録媒体からの画像デ−タの読み
出しと、画像伸張プロセッサへの画像デ−タの転送とを
同時、かつ連続的に行なうことができる。
【0014】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1の発明において、圧縮画像デ−タを1フレームが偶数
バイトのデ−タヘッダ部とJPEGヘッダ部と圧縮画像
デ−タ部とからなるJPEG方式で圧縮された画像デ−
タで形成し、JPEGヘッダ部が偶数バイトのときは圧
縮画像デ−タ部の先頭に偶数バイト(例えば2バイト)
のダミーコードを付加し、JPEGヘッダ部が奇数バイ
トのときは圧縮画像デ−タ部の先頭に奇数バイトのダミ
ーコードを付加したので、共通デ−タバスにおける奇数
・偶数整列と画像デ−タの奇数・偶数整列を統一するこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明による静止画再生装置の一実施
例を図1を用いて説明する。図1において図4と同一部
分は同一符号とする。図1において、10はシステムバ
スで、このシステムバス10によって、全体を制御する
制御ホストプロセッサ12、ホストインタフェース14
および入出力を制御するI/Oコントローラ36が結合
している。このI/Oコントローラ36は制御プロセッ
サ36aを具備している。前記I/Oコントローラ36
には画像記録媒体としての光磁気ディスク22(または
CD−ROM)が結合している。
【0016】前記システムバス10には、FIFO(F
irst−In First−Out)バッファメモリ
38の入力側が結合し、このFIFOバッファメモリ3
8の出力側は切換手段40の一側・共通側を介して画像
伸張プロセッサ42に結合している。前記切換手段40
の他側には前記システムバス10が結合している。前記
画像伸張プロセッサ42は前記切換手段40の切り換え
制御や後述の制御を行なう制御回路42aを具備してい
る。
【0017】前記ホストインタフェース14と画像伸張
プロセッサ42には、ローカルバス24を介して画像メ
モリ26が結合し、この画像メモリ26にはD/A(デ
ィジタル/アナログ変換回路)28を介して画像表示部
としてのCRTディスプレイ30が結合している。
【0018】前記I/Oコントローラ36と画像伸張プ
ロセッサ42とは制御線44で結合し、前記I/Oコン
トローラ36の制御プロセッサ36aは、前記FIFO
バッファメモリ38の一部メモリ領域を作業用バッファ
メモリとして用い、前記画像伸張プロセッサ42の制御
回路42aと協同して、つぎの(a)、(b)に示すよ
うな読み書き制御機能と、つぎの(c)に示すようなコ
ード付加機能とを具備している。
【0019】(a)前記I/Oコントローラ36による
前記FIFOバッファメモリ38への画像デ−タの書き
込みと、前記画像伸張プロセッサ42による前記FIF
Oバッファメモリ38からの画像デ−タの読み出しとを
独立に制御する第1の読み書き制御機能。
【0020】(b)前記画像伸張プロセッサ42による
前記FIFOバッファメモリ38からのデ−タ読み出し
開始タイミングを、前記I/Oコントローラ36による
前記FIFOバッファメモリ38へのデ−タ書き込み開
始タイミングより所定時間遅らせるとともに、前記FI
FOバッファメモリ38に所定量のデ−タが存在するよ
うにデ−タ転送を制御する第2の読み書き制御機能。。
例えば、FIFOバッファメモリ38から画像伸張プロ
セッサ42へのデ−タ転送速度がI/Oコントローラ3
6からFIFOバッファメモリ38へのデ−タ転送速度
以上となるように制御し、FIFOバッファメモリ38
のデ−タ量が所定量に減少したら画像伸張プロセッサ4
2を一時停止させて、FIFOバッファメモリ38から
空デ−タを読み出すことがないようにする。
【0021】(c)JPEGヘッダ部が偶数バイトであ
るか奇数バイトであるかを判断することによって、その
JPEGヘッダ部に続く圧縮画像デ−タ部の先頭アドレ
スが偶数アドレスか奇数アドレスかを判別し、偶数アド
レスと判別したときは圧縮画像デ−タ部の先頭に2バイ
トのダミーコード「FFD*」を付加し、奇数アドレス
と判別したときは圧縮画像デ−タ部の先頭に3バイトの
ダミーコード「FFFFD*」を付加するコード付加機
能。
【0022】前記ダミーコード「FFD*」は付加する
圧縮画像デ−タ部に影響を与えないJPEGのリスター
トマーカーコードを表わし、「FF」は付加する「FF
D*」および圧縮画像デ−タ部に影響を与えないJPE
Gのマーカーコードを表わす。なお、「FF」は2進数
の「11111111」を16進数で表わし、「D*」
は2進数の「1101****」を16進数で表わした
ものである。
【0023】つぎに、図1の実施例の作用を図2および
図3を併用して説明する。なお、画像伸張処理された画
像デ−タが画像メモリ26に書き込まれ、この画像メモ
リ26から読み出された画像デ−タがCRTディスプレ
イ30に出力して画像表示されるのは従来例と同様なの
で、説明を省略する。
【0024】(イ)まず始めに、従来例と同様にして、
制御ホストプロセッサ12は、初期化用のデ−タをシス
テムバス10および切換手段40を介して画像伸張プロ
セッサ42に送出して画像伸張プロセッサ42を初期化
する。なお、初期状態においては、切換手段40は、画
像伸張プロセッサ42の制御回路42aによって、図示
のようにシステムバス10を画像伸張プロセッサ42に
結合している。
【0025】(ロ)ついで、制御ホストプロセッサ12
からの指示に基づき、I/Oコントローラ36の制御プ
ロセッサ36aは、図2に示すようにフォーマットされ
た画像デ−タのうちの、第1フレームのデ−タヘッダ
部、JPEGヘッダ部および圧縮画像デ−タ部の一部を
含む先頭セクタ(すなわち第1セクタ)(例えば102
4バイト)を、光磁気ディスク22からFIFOバッフ
ァメモリ38に書き込んで所定の制御をする。
【0026】(ハ)まず、先頭セクタのデ−タヘッダ部
のデ−タ種別を参照することによって、続く圧縮画像デ
−タ部が圧縮画像デ−タであるか非圧縮画像デ−タであ
るかを判別する。
【0027】(ニ)ついで、前記(ハ)で圧縮画像デ−
タと判別したときは、I/Oコントローラ36の制御プ
ロセッサ36aは、JPEGヘッダ部を参照することに
よって、画像伸張処理に必要な制御を得た後、画像伸張
処理に必要な情報をシステムバス10および切換手段4
0を介して画像伸張プロセッサ42に必要な情報を書き
込む。画像伸張プロセッサ42に画像伸張処理に必要な
情報が書き込まれると、制御回路42aは切換手段40
を切り換えて、FIFOバッファメモリ38の出力側を
画像伸張プロセッサ42に結合する。
【0028】ここで、JPEGヘッダ部は、通常は41
バイト、量子化テーブルやハフマンテーブルが定義され
るときは607バイトであることが多いが、対応する圧
縮画像デ−タ部によって奇数バイトになったり偶数バイ
トになったりする。例えば、第1、第4フレームでは奇
数バイト、第2、第3フレームでは偶数バイトになるこ
とがある。これに対して、デ−タヘッダ部のバイト数は
全フレームに共通である。説明の便宜上、デ−タヘッダ
部のバイト数は偶数バイトとする。
【0029】(ホ)ついで、I/Oコントローラ36の
制御プロセッサ36aは、そのコード付加機能によっ
て、JPEGヘッダ部が偶数バイトであるか奇数バイト
であるかを判断することに基づいて、そのJPEGヘッ
ダ部に続く圧縮画像デ−タ部の先頭アドレスが偶数アド
レスか奇数アドレスかを判別し、偶数アドレスと判別し
たときは、図3の(a)に示すように圧縮画像デ−タ部
の先頭に2バイトのダミーコード「FFD*」を付加
し、奇数アドレスと判別したときは、図3の(b)に示
すように、圧縮画像デ−タ部の先頭に3バイトのダミー
コード「FFFFD*」を付加する。
【0030】(ヘ)ついで、I/Oコントローラ36の
制御プロセッサ36aの制御によって、FIFOバッフ
ァメモリ38内の先頭セクタの画像デ−タのうちの、先
頭にダミーコードの「FFD*」または「FFFFD
*」の対応する一方を付加した圧縮画像デ−タ部が画像
伸張プロセッサ42に転送される。
【0031】この場合、共通メモリ空間からは、FIF
Oバッファメモリ38はランダムアクセスメモリとして
アクセスされるが、後述する第1、第2の読み書き制御
機能によって、入力側であるシステムバス10側からも
出力側である画像伸張プロセッサ42に対してもデ−タ
バス幅単位のシーケンシャルメモリとして動作し、FI
FOバッファメモリ38への画像デ−タの書き込みと読
み出しとが同時に行なわれる。
【0032】すなわち、I/Oコントローラ36の制御
プロセッサ36aによる第1の読み書き制御機能によっ
て、I/Oコントローラ36によるFIFOバッファメ
モリ38への画像デ−タの書き込みと、画像伸張プロセ
ッサ42によるFIFOバッファメモリ38からの画像
デ−タの読み出しとが独立に制御されている。
【0033】さらに、I/Oコントローラ36の制御プ
ロセッサ36aによる第2の読み書き制御機能によっ
て、I/Oコントローラ36によるFIFOバッファメ
モリ38からのデ−タ読み出し開始タイミングを、画像
伸張プロセッサ42によるFIFOバッファメモリ38
へのデ−タ書き込み開始タイミングより所定時間遅らせ
るとともに、FIFOバッファメモリ38に所定量のデ
−タが存在するようにデ−タ転送を制御する。例えば、
FIFOバッファメモリ38から画像伸張プロセッサ4
2へのデ−タ転送速度が、I/Oコントローラ36から
FIFOバッファメモリ38へのデ−タ転送速度以上と
なるようにすると共に、FIFOバッファメモリ38の
デ−タ量が所定量に減少すると画像伸張プロセッサ42
の処理を中断させて、FIFOバッファメモリ38から
空デ−タを読み出すことがないように制御する。
【0034】(ト)後続する第2セクタの画像デ−タの
転送も前記(ロ)から(ヘ)までに記述した場合とほぼ
同様に動作する。すなわち、光磁気ディスク22から読
み出された第2セクタの画像デ−タは、制御プロセッサ
36aによるDMA(Direct Memory A
ccess)転送制御のもとで、FIFOバッファメモ
リ38への画像デ−タの書き込みと読み出しとが同時に
行なわれる。このため、光磁気ディスク22からの画像
の読み出しと画像伸張プロセッサ42による画像伸張処
理とが同時に行なわれる。第3セクタ以降の画像デ−タ
の転送も同様に行なわれる。
【0035】(チ)上述のようなセクタ単位のFIFO
バッファメモリ38を介した画像転送によって、第1フ
レームの転送が終了して第2フレームに入ると、制御回
路42aからの切り換え信号で切換手段40を切り換え
て、システムバス10を画像伸張プロセッサ42に結合
し、画像伸張処理に必要な情報の入力に待機する。この
ような切り換え動作以外は、前記(ロ)から(ト)まで
と同様に動作する。
【0036】なお、上述の切換手段40の切り換えは、
例えば、制御回路42aが、第2フレームのデ−タヘッ
ダ部がFIFOバッファメモリ38に書き込まれたのを
検出したときに、対応した切り換え信号を切換手段40
に送出することによって行なわれる。
【0037】(リ)I/Oコントローラ36の制御プロ
セッサ36aは、光磁気ディスク22から読み出した画
像デ−タ中に画像デ−タ列の終了を示す信号を検出する
と、従来例と同様にして、光磁気ディスク22からの画
像デ−タの読み出しを中止する。
【0038】(ヌ)画像伸張プロセッサ42の制御回路
42aは、FIFOバッファメモリ38から読み出した
画像デ−タ中に画像デ−タ列の終了を示す信号を検出す
ると、従来例と同様にして、画像伸張処理を終了する。
【0039】(ル)前記(ハ)で非圧縮画像デ−タと判
別したときは、読み出した画像デ−タ中にJPEGヘッ
ダ部が存在せず、I/Oコントローラ36の制御プロセ
ッサ36aは、指定された画像サイズの非圧縮画像デ−
タ転送を、ホストインタフェース14およびローカルバ
ス24を介して画像メモリ26に転送する。
【0040】すなわち、I/Oコントローラ36の制御
プロセッサ36aは、光磁気ディスク22から読み出さ
れた画像デ−タを、先頭セクタ(第1セクタ)、第2セ
クタ、…と順次画像メモリ26に転送する。いわば、D
MA転送制御のもとで画像デ−タの読み出しと転送が同
時に行なわれる。
【0041】(オ)そして、I/Oコントローラ36の
制御プロセッサ36aは、指定された画像サイズの転送
終了を示す信号を検出すると、従来例と同様にして、光
磁気ディスク22からの画像デ−タの読み出しを中止す
るとともに、画像メモリ26への画像転送を終了する。
【0042】前記実施例では、コード付加機能は、圧縮
画像デ−タ部の先頭アドレスが偶数アドレスか奇数アド
レスかを判別し、偶数アドレスと判別したときは圧縮画
像デ−タ部の先頭に2バイトのダミーコードを付加し、
奇数アドレスと判別したときは圧縮画像デ−タ部の先頭
に3バイトのダミーコードを付加するようにしたが、本
発明はこれに限るものでなく、偶数アドレスと判別した
ときは圧縮画像デ−タ部の先頭に偶数バイトのダミーコ
ードを付加し、奇数アドレスと判別したときは圧縮画像
デ−タ部の先頭に奇数バイトのダミーコードを付加し
て、共通デ−タバスにおける奇数・偶数整列と画像デ−
タの奇数・偶数整列を統一するものであればよい。
【0043】前記実施例では、1フレームがデ−タヘッ
ダ部、JPEGヘッダ部および圧縮画像デ−タ部からな
る圧縮画像デ−タの場合について説明したが、本発明は
これに限るものでなく、JPEG方式以外の方式で圧縮
された画像デ−タであっても本発明を利用することがで
きる。
【0044】
【発明の効果】本発明による静止画再生装置は、上記の
ように、FIFOバッファメモリと、このFIFOバッ
ファメモリの読み書きを独立に制御する読み書き制御手
段とを設けて、FIFOバッファメモリに対するデ−タ
の書き込みと読み出しを同時に行なうことができるよう
に構成したので、画像記録媒体からの画像デ−タの読み
出しと、画像伸張プロセッサへの画像デ−タの転送とを
同時、かつ連続的に行なうことができ、画像検索システ
ムなどの応用において重要な画像の高速読み出しを行な
うことができる。
【0045】しかも、デ−タの書き込みと読み出しを同
時に行なうことができるFIFOバッファメモリによっ
て画像バッファメモリを構成するようにしたので、FI
FOバッファメモリのメモリ容量を従来例(例えば40
0Kバイト)よりも大幅に少なくすることができる。例
えば、FIFOバッファメモリの容量を、読み書きの最
小単位である1セクタ(1024バイト)のみで構成す
ることも可能である。例えば、図4に示した従来例で
は、圧縮デ−タの圧縮率を1/10にしたときでは画像
バッファメモリ18として約400Kバイト必要とな
り、さらに低い圧縮率の場合を考慮すると1Mバイト以
上必要であった。
【0046】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1の発明において、圧縮画像デ−タを1フレームが偶数
バイトのデ−タヘッダ部とJPEGヘッダ部と圧縮画像
デ−タ部とからなる画像デ−タで形成し、JPEGヘッ
ダ部が偶数バイトのときは圧縮画像デ−タ部の先頭に偶
数バイト(例えば2バイト)のダミーコードを付加し、
JPEGヘッダ部が奇数バイトのときは圧縮画像デ−タ
部の先頭に奇数バイトのダミーコードを付加して、共通
デ−タバスにおける奇数・偶数整列と画像デ−タの奇数
・偶数整列を統一するようにしたので、画像デ−タの転
送を簡単化して転送時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による静止画再生装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【図2】図1の光磁気ディスクに記録された圧縮画像デ
−タの画像デ−タフォーマットの説明図である。
【図3】図1のコード付加機能を説明する説明図で、デ
−タヘッダ部が全フレームについて偶数バイトであると
仮定した場合において、(a)はJPEGヘッダ部が偶
数バイトの場合(すなわち画像圧縮デ−タ部の先頭番地
が偶数アドレスの場合)に2バイトのダミーコードを付
加する説明図、(b)はJPEGヘッダ部が奇数バイト
の場合(すなわち画像圧縮デ−タ部の先頭番地が奇数ア
ドレスの場合)に3バイトのダミーコードを付加する説
明図である。
【図4】従来例の静止画再生装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10…システムバス、 12…制御ホストプロセッサ、
14…ホストインタフェース、22…光磁気ディスク
(画像記録媒体の一例)、24…ローカルバス、 26
…画像メモリ、28…D/A(ディジタル/アナログ変
換回路)、30…CRTディスプレイ(画像表示部の一
例) 36…I/Oコントローラ、36a…制御プロセッサ
(読み書き制御手段の構成要素の一つ)、38…FIF
Oバッファメモリ、40…切換手段、 42…画像伸張
プロセッサ、42a…制御回路(読み書き制御手段の構
成要素の一つ)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】I/Oコントローラによって画像記録媒体
    から読み出した圧縮画像デ−タを画像伸張プロセッサで
    画像伸張処理して画像メモリに書き込み、この画像メモ
    リから読み出した画像データを画像表示部に出力して画
    像表示を行なう静止画再生装置において、前記I/Oコ
    ントローラによって前記画像記録媒体から読み出した圧
    縮画像デ−タを一旦記憶するためのFIFOバッファメ
    モリと、前記I/Oコントローラによる前記FIFOバ
    ッファメモリへの画像デ−タの書き込みと前記画像伸張
    プロセッサによる前記FIFOバッファメモリからの画
    像デ−タの読み出しとを独立に制御する読み書き制御手
    段とを具備してなり、前記読み書き制御手段は、前記画
    像伸張プロセッサによる前記FIFOバッファメモリか
    らのデ−タ読み出し開始タイミングを、前記I/Oコン
    トローラによる前記FIFOバッファメモリへのデ−タ
    書き込み開始タイミングより遅らせるとともに、前記F
    IFOバッファメモリに所定量のデ−タが存在するよう
    にデ−タ転送を制御してなることを特徴とする静止画再
    生装置。
  2. 【請求項2】圧縮画像デ−タは1フレームが偶数バイト
    のデ−タヘッダ部とJPEGヘッダ部と圧縮画像デ−タ
    部とからなる画像デ−タとしてなり、前記JPEGヘッ
    ダ部が偶数バイトのときは前記圧縮画像デ−タ部の先頭
    に偶数バイトのダミーコードを付加してなり、前記JP
    EGヘッダ部が奇数バイトのときは前記圧縮画像デ−タ
    部の先頭に奇数バイトのダミーコードを付加してなる請
    求項1記載の静止画再生装置。
JP5273161A 1993-10-05 1993-10-05 静止画再生装置 Pending JPH07107432A (ja)

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