JPH10322571A - 映像信号処理装置及び方法 - Google Patents

映像信号処理装置及び方法

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JPH10322571A
JPH10322571A JP9129694A JP12969497A JPH10322571A JP H10322571 A JPH10322571 A JP H10322571A JP 9129694 A JP9129694 A JP 9129694A JP 12969497 A JP12969497 A JP 12969497A JP H10322571 A JPH10322571 A JP H10322571A
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JP
Japan
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video signal
processing
line memory
digital video
conversion
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JP9129694A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Wada
秀俊 和田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レート変換処理及び画像処理を行うのに必要
なラインメモリの個数を減らすことができるようにす
る。 【解決手段】 デジタル映像信号のサンプリング周波数
を変換すると同時に、画像処理を行うようにすることに
より、レート変換処理で用いるラインメモリと、左右反
転処理のような画像処理で用いるラインメモリとを共有
化できるようにして、ラインメモリの個数を減らすこと
ができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号処理装置及
び方法に関し、特に、カメラ一体型VTRやデジタルV
TRなどにおける映像信号処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】映像信号をデジタルで画像処理する装置
において、デジタル映像信号のサンプリングクロックを
ある周波数から、他の周波数に変換する場合がある。例
えば、14.3MHzクロックでサンプリングされてい
るデジタル映像信号を、13.5MHzのクロックでサ
ンプリングされているデジタル映像信号に変換する場合
がある。このようなレート変換を行うためのレート変換
処理手段には、例えばラインメモリを2H分が設けられ
ていた。
【0003】また、左右反転処理、ノイズリダクション
処理、水平方向の電子ズーム等の画像処理を行うことが
あるが、これらの画像処理を行う画像手段手段にもライ
ンメモリが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記レート変換処理手
段と上記画像処理手段とは、互いに独立して存在してい
たので、従来は、上記レート変換処理手段及び画像処理
手段のそれぞれにラインメモリを設ける必要があった。
また、それに伴って周辺機器をそれぞれに配設しなけれ
ばならなかったので、回路規模の縮小を行う際の妨げに
なっていた。
【0005】本発明は前述の問題点にかんがみ、レート
変換処理及び画像処理を行うのに必要なラインメモリの
個数を減らすことができるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号処理装
置は、デジタル映像信号のサンプリング周波数を変換す
ると同時に所定の画像処理を行う映像信号処理手段を具
備することを特徴としている。
【0007】また、本発明の他の特徴とするところは、
映像信号の1ライン分を記憶する2つのラインメモリ
と、上記映像信号のサンプリング周波数を変換すると同
時に所定の画像処理を行うように上記2つのラインメモ
リを制御するメモリ制御手段と、上記映像信号をフィル
タ処理するためのフィルタ手段とを具備することを特徴
としている。
【0008】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記所定の画像処理は左右反転処理であり、上記映
像信号処理手段は上記ラインメモリに書き込まれている
映像信号を、変換後のサンプリング周波数でもって、書
き込み時のアドレスにおける最終アドレスから順番に読
みだすことでレート変換処理と左右反転処理とを同時に
行うことを特徴としている。
【0009】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記フィルタ手段は、アップコンバート時にはレー
ト変換処理が行われた後で補間を行うために用いられ、
ダウンコンバート時にはレート変換処理が行われる前に
アンチエイリアシングを行うために用いられることを特
徴としている。
【0010】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記メモリ制御手段は、ダウンコンバート時には各
々のラインメモリへの書き込み時に入力されるデジタル
映像信号を所定のクロックごとに1画素を間引きながら
書き込みを行い、アップコンバート時には、所定のクロ
ックごとに画素の2回読み出しを行うことを特徴として
いる。
【0011】また、本発明の映像信号処理方法は、デジ
タル映像信号のサンプリング周波数を変換すると同時
に、画像処理を行うことを特徴としている。
【0012】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、レート変
換処理のためのラインメモリと、左右反転もしくはノイ
ズリダクション等の画像処理をデジタル映像信号に施す
ためのラインメモリとを共通化することができ、ライン
メモリや回路規模の縮小化を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の映像信号処理装置
の実施形態について説明する。図1に、レート変換処理
と左右反転処理とを同時に行う映像信号処理装置の実施
形態を示す。
【0014】図1に示したように、本実施形態の映像信
号処理装置は、第1および第2のラインメモリ1、2
と、アンチエイリアシング用及び補間用として設けられ
たデジタルLPF3と、第1および第2のラインメモリ
1、2の制御を行うラインメモリ制御回路4と、デジタ
ル映像信号の切り換えを行うためのセレクタ5a〜5g
とにより構成されている。
【0015】ここで、変換元のサンプリングクロックよ
りも変換先のサンプリングクロックの方が低いときに
は、ダウンコンバートと呼ぶ。また、その逆に、変換元
のサンプリングクロックよりも変換先のサンプリングク
ロックの方が高いときには、アップコンバートと呼ぶ。
【0016】レート変換部とデジタルLPF3との関係
は、アップコンバート時にはレート変換処理を行った後
に補間のためのデジタルLPF処理を行う。また、ダウ
ンコンバート時には最初にアンチエイリアシングのため
のデジタルLPF処理をしてからレート変換処理を行
う。デジタルLPF3とレート変換部の切り換えをセレ
クタで行う。
【0017】まず、14.3MHzでサンプリングされ
たデジタル映像信号を、13.5MHzサンプリングの
デジタル映像信号に変換し、同時に左右反転処理を行う
実施形態について説明する。
【0018】この場合は、14.3MHzサンプリング
を13.5MHzサンプリングにレート変換処理を行う
のでダウンコンバートとなる。そのために、各セレクタ
5a〜5fはダウンコンバート選択とする。
【0019】映像信号入力端子6から入力された14.
3MHzサンプリングのデジタル映像信号は、第1のセ
レクタ5aを通ってデジタルLPF3に入力される。デ
ジタルLPF3では、アンチエイリアシングとして入力
デジタル映像信号の帯域制限を行う。
【0020】この時、デジタルLPF3に入力されるデ
ジタル映像信号は、レート変換前のクロックでサンプリ
ングされているので、デジタルLPF3は変換元クロッ
クで動作する。
【0021】次に、デジタルLPF3によって帯域制限
が行われたデジタル映像信号を、第2のセレクタ5b、
第3のセレクタ5cを通して第1のラインメモリ1と第
2のラインメモリ2に書き込む。
【0022】この時、それぞれの各ラインメモリ1、2
への書き込み動作は、ラインメモリ制御回路4により制
御される。図2は、それぞれのラインメモリ1、2の制
御方法を表した図である。第1のラインメモリ1と第2
のラインメモリ2は、水平同期信号HDのタイミングで
交互に書き込み/読み出しを繰り返している。
【0023】ここで、ライトイネーブル信号WEが
“H”の時にラインメモリは書き込み状態になり、ライ
トイネーブル信号WEが“L”の時にラインメモリは読
み出し状態になるとすると、すなわち、第1のラインメ
モリ1のライトイネーブル信号WEが“H”のときは、
第2のラインメモリ2のライトイネーブル信号WEが
“L”であるので、第1のラインメモリ1が書き込み状
態となり、第2のラインメモリ2が読み出し状態とな
る。そして、次の水平同期信号HDのタイミングでは第
1のラインメモリ1が読み出し状態となり、第2のライ
ンメモリ2が書き込み状態となる。
【0024】第7のセレクタ5gは、水平同期信号HD
のタイミングで切り換えられ、第1のラインメモリ1が
書き込み状態のときには第2のラインメモリ2から読み
出したデジタル映像信号を選択し、第2のラインメモリ
2が書き込み状態のときには第1のラインメモリ1から
読み出したデジタル映像信号を選択する。
【0025】次に、ダウンコンバート時のレート変換処
理について説明する。前述したように2つのラインメモ
リ1、2に交互に書き込みと読み出し制御を行っている
が、書き込みは変換元のクロックで行い、読み出しは変
換先のクロックで行うことにより、レート変換処理を実
現している。
【0026】具体的には、14.3MHzクロックでサ
ンプリングされているデジタル映像信号を水平同期信号
HDのタイミングで交互にラインメモリ1、2に書き込
みながら、書き込みを行っていない方のラインメモリか
ら13.5MHzのクロックで映像信号の読み出しを行
うようにすることによりレート変換処理を行っている。
【0027】しかし、このままだと入力されたデジタル
映像信号のクロック周波数を単に変えただけであるが、
本実施形態の映像信号処理装置のようにダウンコンバー
トを行うためには、信号の間引きが必要となる。ここ
で、14.3MHzと13.5MHzとの比は約17:
16であるので、各々のラインメモリへの書き込み時に
入力されるデジタル映像信号を17クロックごとに1画
素を間引きながら書き込みを行うようにしている。
【0028】図3に、間引き時のラインメモリ制御方法
を示す。間引きを行わないときには書き込みアドレスは
ラインメモリ制御回路4において変換元の14.3MH
zのクロックに従って発生され、これを用いてラインメ
モリにデジタル映像信号が書き込まれる。また、映像信
号を間引くときには、間引く画素とその次の画素の書き
込みアドレスを同じにすることにより、間引きすべき画
素を次の画素で上書きして間引きを行っている。
【0029】読み出しは、ラインメモリ制御回路4によ
りレート変換先の13.5MHzのクロックに従って発
生する読み出しアドレスにより、ラインメモリに書き込
まれたデジタル映像信号を読み出すことによりレート変
換処理を行う。
【0030】また、本実施形態においては、ラインメモ
リからデジタル映像信号を読み出す時に左右反転処理を
行うようにしている。図4に、左右反転処理時のライン
メモリの制御を示す。書き込み時には、書き込みアドレ
スを0番地から発生し、アドレス0番地から順番に入力
したデジタル映像信号がラインメモリに書き込まれる。
【0031】そして、次の水平同期信号HDのタイミン
グにおいて、データの読み出し時に、読み出しアドレス
を0番地から発生すると単にレート変換処理を行っただ
けであるが、ここで読み出しアドレスをラインメモリの
後ろから順番に発生するようにしている。これにより、
最後に書き込まれたデータから順番に読み出されるの
で、左右反転処理を行ったデジタル映像信号が読み出さ
れることになる。
【0032】例えば、ラインメモリの容量を720バイ
トとすると、書き込みは0番地から順に行い、読み出し
は719番地から順に行うことにより、レート変換処理
と左右反転処理とを同時に実現することができる。そし
て、それぞれのラインメモリ1、2から読み出したレー
ト変換処理及び左右反転処理後のデジタル映像信号を第
7のセレクタ5gで選択し、第4のセレクタ5d、第5
のセレクタ5eを通して映像信号出力端子7に出力す
る。
【0033】次に、9.5MHzでサンプリングされた
デジタル映像信号を、13.5MHzサンプリングのデ
ジタル映像信号に変換するアップコンバート時のレート
変換処理及び左右反転処理を同時に行う実施形態につい
て説明する。この場合は、アップコンバートであるの
で、各セレクタ5a〜5fはアップコンバート選択とす
る。
【0034】入力されたデジタル映像信号は、第3のセ
レクタ5cを通り、第1のラインメモリ1と第2のライ
ンメモリ2にそれぞれ入力される。この時、それぞれの
ラインメモリ1、2への書き込み動作は、ラインメモリ
制御回路4により制御される。
【0035】図2は、それぞれのラインメモリの制御方
法を表した図である。第1のラインメモリ1と第2のラ
インメモリ2は水平同期信号HDのタイミングで交互に
読み出し/書き込みを繰り返している。
【0036】すなわち、第1のラインメモリ1のライト
イネーブル信号WEが“H”のときは、第2のラインメ
モリ2のライトイネーブル信号WEが“L”であり、第
1のラインメモリ1が書き込み状態となり、第2のライ
ンメモリ2が読み出し状態となる。そして、次の水平同
期信号HDのタイミングでは第1のラインメモリ1が読
み出し状態となり、第2のラインメモリ2が書き込み状
態となる。
【0037】第7のセレクタ5gは、水平同期信号HD
のタイミングで切り換えられ、第1のラインメモリ1が
書き込み状態のときには第2のラインメモリ2から読み
出したデジタル映像信号を選択する。また、第2のライ
ンメモリ2が書き込み状態のときには、第1のラインメ
モリ1から読み出したデジタル映像信号を選択するよう
にしている。
【0038】次に、アップコンバート時のレート変換処
理について説明する。前述したように第1および第2の
ラインメモリ1、2に書き込み制御と読み出し制御を交
互に行っているが、書き込みは変換元のクロックで行
い、読み出しは変換先のクロックで行うことにより、レ
ート変換処理を実現している。
【0039】具体的には、9.5MHzクロックでサン
プリングされているデジタル映像信号を水平同期信号H
Dのタイミングで第1および第2のラインメモリ1、2
に交互に書き込み、書き込みしていない方のラインメモ
リから13.5MHzクロックで読み出しを行うことに
よりレート変換処理を行っている。
【0040】しかし、この場合もこのままだとクロック
周波数を単に変えただけであるが、本実施形態のように
アップコンバートを行うには、信号の2回読み出しが必
要となる。9.5MHzと13.5MHzの比は約7:
10であるので、各々のラインメモリへの読み出し時に
出力されるデジタル映像信号は、7つの画素を10回読
み出す。
【0041】図5に、2度読み出し時のメモリ制御方法
を示す。2度読み出しを行わないときには、読み出しア
ドレスはラインメモリ制御回路4において変換先の1
3.5MHzのクロックに従って発生され、ラインメモ
リに書き込まれているデジタル映像信号が読み出され
る。
【0042】それに対し、2度読み出しを行うときには
直前の画素と同じ読み出しアドレスを発生し、ラインメ
モリに書き込まれているデータを2度読み出すようにす
ることによりレート変換処理を行っている。また、この
ラインメモリからのデジタル映像信号の読み出し時に左
右反転処理を同時に行っている。
【0043】図6に、左右反転処理時のラインメモリの
制御を示す。書き込み時には書き込みアドレスを0番地
から発生し、ラインメモリにはアドレス0番地から順番
に入力したデジタル映像信号を書き込む。
【0044】そして、次の水平同期信号HDのタイミン
グにおいてデータの読み出し時に、読み出しアドレスを
0番地から発生すると単にレート変換処理だけである
が、ここで読みだしアドレスを後ろから順番に発生する
と左右反転したデジタル映像信号が読み出される。すな
わち、例えばラインメモリの容量を504バイトとする
と、書き込みは0番地から行い、読み出しは503番地
から順に行うことによりレート変換処理及び左右反転処
理を同時に実現することができる。
【0045】そして、それぞれのラインメモリから読み
出したレート変換処理及び左右反転処理後のデジタル映
像信号を第7のセレクタ5gで選択し、第4のセレクタ
5d、第1のセレクタ5aを通してデジタルLPF3に
入力する。
【0046】デジタルLPF3ではデータの補間を行
う。この時、デジタルLPF3に入力されるデジタル映
像信号は、レート変換後のクロックでサンプリングされ
ているので、デジタルLPF3は変換先クロックで動作
する。そして、デジタルLPF3で補問されたデジタル
映像信号は第2のセレクタ5b、第5のセレクタ5eを
通して映像信号出力端子7に出力される。
【0047】(本発明の他の実施形態)本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0048】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、前記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0049】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0050】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0051】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、レ
ート変換処理及び左右反転処理等の画像処理を同時に行
うようにすることにより、レート変換処理に用いるライ
ンメモリと、左右反転処理もしくはノイズリダクション
処理等の画像処理をデジタル映像信号に施すために用い
るラインメモリとを共通化することができ、従来は別々
に設けなければならなかったラインメモリの個数を減ら
すことができる。また、ラインメモリの削減に伴い周辺
回路も削減することができるので、全体として回路構成
を大幅に簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像信号処理装置の一実施形態を表し
たブロック図である。
【図2】ラインメモリの制御方法を表した図である。
【図3】間引き書き込み時のラインメモリ制御方法を表
した図である。
【図4】ダウンコンバートで左右反転処理を行った時の
ラインメモリの制御を表した図である。
【図5】2度読み出し時のメモリ制御方法を表した図で
ある。
【図6】アップコンバートで左右反転処理を行う時のラ
インメモリの制御を表した図である。
【符号の説明】
1 第1のラインメモリ 2 第2のラインメモリ 3 デジタルLPF 4 ラインメモリ制御回路 5 セレクタ 6 映像信号入力端子 7 映像信号出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル映像信号のサンプリング周波数
    を変換すると同時に所定の画像処理を行う映像信号処理
    手段を具備することを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 映像信号の1ライン分を記憶する2つの
    ラインメモリと、 上記映像信号のサンプリング周波数を変換すると同時に
    所定の画像処理を行うように上記2つのラインメモリを
    制御するメモリ制御手段と、 上記映像信号をフィルタ処理するためのフィルタ手段と
    を具備することを特徴とする映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記所定の画像処理は左右反転処理であ
    り、上記映像信号処理手段は上記ラインメモリに書き込
    まれている映像信号を、変換後のサンプリング周波数で
    もって、書き込み時のアドレスにおける最終アドレスか
    ら順番に読みだすことでレート変換処理と左右反転処理
    とを同時に行うことを特徴とする請求項2に記載の映像
    信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記フィルタ手段は、アップコンバート
    時にはレート変換処理が行われた後で補間を行うために
    用いられ、ダウンコンバート時にはレート変換処理が行
    われる前にアンチエイリアシングを行うために用いられ
    ることを特徴とする請求項2に記載の映像信号処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記メモリ制御手段は、ダウンコンバー
    ト時には各々のラインメモリへの書き込み時に入力され
    るデジタル映像信号を所定のクロックごとに1画素を間
    引きながら書き込みを行い、アップコンバート時には、
    所定のクロックごとに画素の2回読み出しを行うことを
    特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の映像信号
    処理装置。
  6. 【請求項6】 デジタル映像信号のサンプリング周波数
    を変換すると同時に所定の画像処理を行うことを特徴と
    する映像信号処理方法。
JP9129694A 1997-05-20 1997-05-20 映像信号処理装置及び方法 Pending JPH10322571A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006121286A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Yaskawa Electric Corp 画像処理装置
US8194155B2 (en) 2008-12-12 2012-06-05 Sony Corporation Information processing apparatus, buffer control method, and computer program

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