JPH1091143A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH1091143A
JPH1091143A JP8247493A JP24749396A JPH1091143A JP H1091143 A JPH1091143 A JP H1091143A JP 8247493 A JP8247493 A JP 8247493A JP 24749396 A JP24749396 A JP 24749396A JP H1091143 A JPH1091143 A JP H1091143A
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JP
Japan
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display device
image display
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vertical
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Application number
JP8247493A
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English (en)
Inventor
Tokai Morino
東海 森野
Ryuichi Agawa
隆一 阿川
Yasuhiro Furukawa
泰宏 古川
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Takashi Wajima
隆史 和嶋
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオ入力した画像情報をウィンドウ環境に表
示する画像スケーリング手段を有する画像表示装置で、
重み付け情報を格納する場所や重み付け手段を使用しな
い画像スケーリング方式で回路規模の縮小や消費電力の
低減を図る。 【解決手段】ビデオ入力の画像情報を表示する画像表示
装置で、水平線分nが2のべき乗になるようにタイミン
グ発生する水平および垂直基準タイミング発生部、水平
線分の長さnを2のべき乗の集合で出力する水平線分お
よび垂直線分発生部、水平線分発生部からの情報で水平
n画素を加算してビットシフタによる減算を行える画素
平均部、垂直線分発生部からの情報で垂直nラインを画
素単位で加算し、1ライン分は格納できるラインバッフ
ァに格納しビットシフタによる減算を行えるライン平均
部、画素およびラインを2のべき乗に拡大する画素ライ
ン拡大部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオ入力した画像
情報を拡大あるいは縮小してウィンドウ環境に表示する
ことが可能な画像スケーリング手段を有する画像表示装
置の、画像スケーリング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ションの表示装置にテレビジョン等のビデオ画像を重ね
合わせて表示する場合、一般的となっているウィンドウ
システムと呼ぶウィンドウ環境に合わせて表示する必要
がある。利用者は前記ウィンドウ環境を用いてウィンド
ウと呼ぶ矩形の表示領域を表示装置に一つ以上表示し、
それぞれのウィンドウに対応した応用プログラムを動作
させる。ウィンドウの重ね合せ方やサイズは利用者が任
意に設定可能であるため、前記テレビジョン等のビデオ
画像を重ね合わせて表示する場合、ビデオ画像のサイズ
を縮小あるいは拡大できる機能が求められた。
【0003】ビデオ画像のサイズを縮小できる機能を持
つ画像表示制御手段の従来技術として、特開平6−12
4189号公報に記載されている方法がある。これは、
線分発生アルゴリズムを用いて水平画素及び垂直ライン
の縮小スケーリングを実現する。
【0004】これを図6及び図7を用いて説明する。図
6は線分発生アルゴリズムを用いた従来のスケーリング
方式、図7は図6の方式を用いた8/28スケールダウ
ンの例である。図6で、xとyは共に0でない整数で、
xは入力画像データの個数、yはスケーリング後の出力
画像データの個数であり、斜め線分を構成する各画素は
x軸,y軸の整数の位置にのみ描画可能であるとする。
図6は縮小スケーリングを考えているため、x≧yであ
り斜め線分がx軸となす角θは0<θ≦45°となる。
ここで斜め線分は、少なくとも1画素以上のy個の水平
線分の集合で構成され、各水平線分の長さは縮小スケー
リング後の1画素データに対応する。各水平線分の長さ
は異なる場合と全て同一の場合が存在するが、nと表現
した場合、入力画像データのn個の画素のうちから1個
の画素を選択すれば縮小スケーリングが実現できる。例
えば、図7は8/28スケールダウンの例であるが、こ
の例では28個の入力画像データを8/28の8個に縮
小するものとしてある。斜め線分を構成する8個の水平
線分の長さnは3または4であり、これは入力画像デー
タの3個もしくは4個の画素に対して1個を選択し、縮
小スケーリングを実現する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で、水平線分
の長さnが2のべき乗でない場合、nが2のべき乗にな
るようにある画素に重み付けを行い減算器を用いずにビ
ットシフタで行えるようにしている。重み付けとは、例
えばnが3の場合、3個の画素の中央画素を2画素分と
し加算してnを4として実行する手段である。この場
合、重み付けを行う画素の位置はnの値により変化する
ため重み付け情報を格納する場所や重み付け手段等の回
路を構成する必要があり、回路規模の低減は考慮されて
いなかった。
【0006】本発明の第一の目的は、従来技術での重み
付け情報を格納する場所や重み付け手段等の回路を使用
しないで画像スケーリングが可能な画像スケーリング方
式を考案し、回路規模の縮小や消費電力の低減を実現す
ることにある。
【0007】さらに、NTSC方式のテレビジョンの画
像データは640×480画素程度にデジタルサンプル
するのが一般的であり、表示器が1024×768の画
素を表示した場合、ウィンドウ環境の一つのウィンドウ
が最大1024×768画素となることを考えると、デ
ジタルサンプリングした画像データを拡大スケーリング
して、利用者による任意サイズのウィンドウに表示でき
るようにすることが望ましい。
【0008】本発明の第二の目的は、第一の目的を達成
するとともに画像データを拡大スケーリングしてウィン
ドウ表示を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めに、本発明はグラフィックス制御部に与える画像デー
タを縮小スケーリングする画像スケーリング制御部に、
水平線分nが2のべき乗になるようにタイミング発生す
る水平および垂直基準タイミング発生部、水平線分の長
さnを2のべき乗の集合で出力する水平線分発生部およ
び垂直線分発生部、水平線分発生部からの情報で水平n
画素を加算してビットシフタによる減算を行える画素平
均部、垂直線分発生部からの情報で垂直nラインを画素
単位で加算し、少なくとも1ライン分は格納できるライ
ンバッファに格納しビットシフタによる減算を行えるラ
イン平均部を設ける。
【0010】本発明の第二の目的を達成するために、第
一の目的を達成する手段に加えて、画素およびラインを
2のべき乗に拡大する画素ライン拡大部を設ける。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0012】はじめに本発明の第一の目的に対応する第
一の実施例について図1,図2,図3,図4,図5,図
6を用いて説明する。図1は本発明の第一の実施例を示
すブロック図、図2は本発明における画像スケーリング
方式の説明図、図3は本発明におけるスケーリングアル
ゴリズムの一例、図4は本発明の8/28スケールダウ
ンの例、図5は水平あるいは垂直基準タイミング発生部
の構成例、図6は画素およびライン平均部の構成例であ
る。
【0013】まず、本発明のスケーリング方式について
図2を用いて説明する。図2で、(a)は本発明のスケ
ーリング方式の説明図、(b)は線分発生方式の説明
図、であり(a)で、100は入力画像データの個数を
xとし出力画像データの個数をyとしたときのy/x、
101はy/x100で示された値により決定する基準
スケール値A、102はy/x100で示された値によ
り決定する線分発生部に与える入力画像データ数X、1
03はy/x100で示された値により決定する線分発
生部に与える出力画像データ数Y、104は線分発生部
に与える入力画像データ数X102と、線分発生部に与
える出力画像データ数Y103で計算した誤差R、であ
る。同図でy/x100は、水平線分nが2のべき乗に
なるためのy/xの範囲を判定しており、それにより基
準スケール値A101が決定される。基準スケール値A
101は、y/x100の左辺の分母であり入力画像デ
ータの画素を最低幾つ纏めて一画素とするかを決めてい
る。y/x100の範囲が1/1あるいは1/(2のべ
き乗)となるようにしてあることで基準スケール値A1
01は、2のべき乗となる。線分発生部に与える入力画
像データ数X102は、基準スケール値A101で入力
画像データ数xを割った値であり、(b)線分発生方式
の入力画像データの個数Xに対応する。線分発生部に与
える出力画像データ数Y103は、出力画像データ数y
と同じ値であり、(b)線分発生方式の出力画像データ
の個数Yに対応する。誤差R104は、線分発生部に与
える入力画像データ数X102の値から線分発生部に与
える出力画像データ数Y103の値を減算したものであ
り図3で詳しく説明する。以上により、(b)線分発生
方式での水平線分nは、必ず1あるいは2となり入力画
像データの個数Xと斜め線分がなす角θは30<θ≦4
5°となる。従って、実際の水平線分をNとして表現す
ると、入力画像データ数xが基準スケール値A101で
割られているためN=Aあるいは2Aとなる。即ち、水
平線分Nは2のべき乗となる。
【0014】次に図3を用いて本発明におけるスケーリ
ングアルゴリズムを説明する。図3で、αは誤差累積
器、Rは図2における誤差R104の値、Xは図2にお
ける入力画像データ数Xの値、Aは図2における基準ス
ケール値Aの値を表したものである。初期設定処理20
0は、誤差累積器αを初期化して値を0にする。基準ス
ケール値発生部201は、基準スケール値Aと入力画像
データ数Xおよび誤差Rを発生する。誤差Rは、例えば
6/10縮小スケーリングの場合、一回分(1画素分)
の水平線分描画は1(10/10)であるため、その誤
差は4/10となり、分母を掛けて有理化すると4とな
る。これが一回分の誤差Rとなり掛けた分母を超えた場
合n+1の水平線分を描画することでスケーリング処理
が行われる。誤差累積処理202は、一回分の誤差Rを
誤差累積器αに加算する。条件判定処理203は、誤差
累積器αの値が入力画像データ数Xを超えたかどうかを
判定し、もしも超えていれば累積値修正処理204で超
えた値Xを減算し、出力処理205である1/2A画素
操作を行う。出力処理205は、2A個分の画素あるい
はラインを平均化もしくは間引きにより1画素あるいは
1ラインにする。又、誤差累積器αがXを超えない場
合、出力処理206である1/A画素操作を行う。出力
処理205は、A個分の画素あるいはラインを平均化も
しくは間引きにより1画素あるいは1ラインにする。本
発明のスケールダウンの例を図4に示す。同図は8/2
8スケールダウンの例であるが、基準スケール値Aは
2、線分発生部に与える入力画像データの個数Xは1
4、出力画像データ数Yは8、誤差Rは6となる。線分
発生部の水平線分nは1あるいは2であり、実際の水平
線分Nは2あるいは4となる縮小スケーリングが実現で
きる。
【0015】図1は本発明の第一の実施例であり、1は
テレビジョン等の画像の入力部、2は水平画素をスケー
リングするための情報を格納してある水平スケーリング
情報格納部、3は垂直ラインをスケーリングするための
情報を格納してある垂直スケーリング情報格納部、4は
画像スケーリング部、5は、水平基準タイミング発生
部、6は水平用線分発生部、7は画素平均部、8は垂直
基準タイミング発生部、9は垂直用線分発生部、10は
ライン平均部、11はグラフィックス制御部、12はグ
ラフィックス用のVRAM、13はデジタル表示データ
をアナログ表示データに変換するD/A、14は表示器
である。
【0016】図1の水平スケーリング情報格納部2と垂
直スケーリング情報格納部3にはあらかじめ入力画像デ
ータ数と出力画像データ数で構成されるスケーリング情
報が格納されているものとする。同図で水平基準タイミ
ング発生部5と垂直基準タイミング発生部8は、水平ス
ケーリング情報格納部2と垂直スケーリング情報格納部
3の情報を入力部1からの垂直同期信号等のタイミング
で取り込み、入力部1からの画像データを縮小するため
の基準スケール値等を生成し、水平用線分発生部6ある
いは垂直用線分発生部9に出力する。次に、入力部1か
らの画素あるいはライン有効情報により、基準信号を発
生させ水平用線分発生部6あるいは垂直用線分発生部9
に出力する。これら情報により水平用線分発生部6ある
いは垂直用線分発生部9は、図2,図3で説明したよう
に水平線分Nを発生させ画素平均部7あるいはライン平
均部10へ送る。画素平均部7によりN画素分の画素デ
ータの平均化を行うことで水平方向のフィルタ処理が行
われ、ライン平均部10によりNライン分に含まれる画
素データの平均化を行うことで垂直方向のフィルタ処理
が行われる。これらフィルタ処理された画像データはグ
ラフィックス制御部11のVRAM12に送られ、D/
A13によりアナログ化され表示器14に表示される。
【0017】次に水平基準タイミング発生部5と垂直基
準タイミング発生部8に関して図5を用いて説明する。
図5は水平あるいは垂直基準タイミング発生部の構成例
であり、図1の水平と垂直の基準タイミング発生部や線
分発生部を同一構成とすることで回路の簡略化を行った
例である。15は水平あるいは垂直スケーリング情報格
納部、16はスケーリング情報、17は水平あるいは垂
直基準タイミング発生部、18は基準スケール値発生
部、19は線分発生部に与える入力画像データ数情報、
20は基準スケール値情報、21は一回分の誤差を示す
誤差情報、22は入力部1からの画素あるいはライン有
効情報、23は画素あるいはラインカウンタ、24はカ
ウンタ情報、25はカウンタ情報24と基準スケール値
20により基準信号を生成する基準信号生成部、26は
基準信号情報、27は線分発生部に送る全ての情報線、
28は水平あるいは垂直線分発生部、である。水平ある
いは垂直スケーリング情報格納部15の情報はあらかじ
め格納されているものとすると、基準スケール値発生部
18は、入力画像データ数情報19、基準スケール値情
報20、誤差情報21を出力している。ここで入力部1
からの画素あるいはライン有効情報22により画素ある
いはラインカウンタ23はカウントアップしてカウンタ
値24を出力する。基準信号生成部25は、カウンタ値
24が基準スケール値情報20と同じ情報となった場合
に基準信号情報26を出力する。これにより、画素ある
いはライン有効情報22は、基準スケール値20で分周
されてパルス化されたのもとなり、線分発生部28は同
パルス化された基準信号情報26を用いて、図3で示し
た処理を実行する。尚、水平スケーリング情報格納部2
および垂直スケーリング情報格納部3に格納する情報を
縮小倍率で設定すれば、図3の基準スケール値の算出が
容易となる。例えば、分母を256固定にした縮小スケ
ーリングとすると、分子を縮小倍率として設定し仮にZ
と表現すると、誤差Rは256−Zで計算できるが、論
理的には分子Zをビット反転し1を加算した値と同様と
なり、減算器を使用しないためハードウェア構成が容易
となる。
【0018】画素平均部7およびライン平均部10の内
部構成例を図6に示す。同図で、300は画素を加算す
る加算器、301は累積器、302はセレクタ、303
は画素出力用のビットシフタ、304は画素平均制御
部、305はライン単位で画素を加算する加算器、30
6はラインバッファ、307はセレクタ、308はライ
ン出力用のビットシフタ、309はライン平均制御部、
である。水平方向の画素平均化は、水平線分のN情報が
水平用線分発生器6より画素平均部7に送らることで実
行される。画素平均部7内部では与えられたNをもと
に、画素平均制御部304は入力部1からのN個の画素
データを平均化し、次のライン平均部に送られる。従っ
て、加算器300によって累積器301の内容と加算し
累積器301に累積され、N個のデータの累積が終わっ
た時に画素平均制御部304は2のべき乗値になってい
るNの累積分ビットシフタ303をシフトさせライン平
均制御部に画素データを出力する。この時、セレクタ3
02は与えられたNの最初の1画素データの時に0を出
力するように画素平均制御部304が制御する。画素平
均部7からの平均化された画素データはライン平均部に
送られ、垂直用線分発生部9からのN’をもとにライン
単位で画素データを平均化する。画素平均制御部7より
送られた画素データは加算器305により加算されライ
ンバッファ306に累積され、N’ラインのデータの累
積が終わった時にライン平均制御部309は2のべき乗
値になっているN’の累積分ビットシフタ308をシフ
トさせたまま1ライン画素データをグラフィックス表示
部11に出力する。この時、セレクタ307は与えられ
たN’の最初の1ライン画素データの時に0を出力する
ようにライン平均制御部309が制御する。以上の処理
を行うことで水平方向と垂直方向の画素データの平均化
を実現する。
【0019】以上のように本実施例によれば重み付け情
報を格納する場所や重み付け手段等の回路を使用しない
で画像スケーリングが可能となり、回路規模の縮小や消
費電力の低減を実現できる効果がある。
【0020】次に本発明の第一の実施例の回路規模を縮
小した第二の実施例について図9を用いて説明する。図
9で、29は画素選択部、30はライン選択部、であ
り、画素選択部29は上記水平線分Nの情報によりN個
の画素データのうちから1個を選択し次のライン選択部
30に送る。選択方法は自由であり、どの画素データで
も良い。ライン選択部30では上記水平線分N’の情報
によりN個のラインのうちから1個のラインを選択しグ
ラフィックス制御部11に1ライン画素データを送る。
選択方法は自由であり、どのラインを選択しても良い。
又、本実施例では画素選択部29とライン選択部30を
使用しているが、図6の画素平均部7と本ライン選択部
30の組み合わせや、本画素選択部29とライン平均部
10の組み合わせで構成しても良い。従って、図6の累
積器301やラインバッファ306等が不要となり、回
路規模の縮小が図れる。
【0021】次に本発明の第二の目的に対応する第三の
実施例について図10を用いて説明する。図10で、3
1は2のべき乗分の拡大が可能な画素ライン拡大部であ
る。入力部1からの画像データを画素ライン拡大部31
により、水平方向や垂直方向を2のべき乗分拡大する。
この場合、水平スケーリング情報格納部2と垂直スケー
リング情報格納部3に拡大画像サイズを考慮してスケー
リング情報が設定されていれば、拡大画像データを任意
縮小スケーリングできるため拡大方法は2のべき乗単位
であればどのような手段を設けても良い。又、画素ライ
ン拡大部31が入力部1に存在しても良い。この場合、
入力部1が画像のアナログデータをデジタルサンプルす
る時にサンプル周波数を上げて拡大する場合は、2のべ
き乗でなくともよい。以上のような構成で拡大画像デー
タを画素およびライン縮小できるため利用者による任意
サイズのウィンドウ表示にも対応できる。
【0022】図11に本発明の第四の実施例として、図
10の第三の実施例の画素平均部7とライン平均部10
を入れ替えた場合を示した。この場合、図6で説明した
ように、ライン平均部でのN’個のラインの平均化が終
了するまでは画素平均部7には画像(画素)データは出
力されないため、画素平均部7および水平基準タイミン
グ発生部5や水平用線分発生部6は動作しないため消費
電力の低減が図れる。尚、本実施例は図10の第三の実
施例を例にあげているが他の実施例に採用しても良い。
以上のように、ライン平均部10から画素平均部7に画
像(画素)データを出力するように、ライン平均部10
を前段に配置することで第一の目的である消費電力の低
減が図れる。
【0023】
【発明の効果】本発明はビデオ入力した画像情報を拡大
あるいは縮小してウィンドウ環境に表示することが可能
な画像スケーリング手段を有する画像表示装置で、重み
付け情報を格納する場所や重み付け手段等の回路を使用
しないで画像スケーリングが可能な画像スケーリング方
式を考案し、回路規模の縮小や消費電力の低減を実現し
た。又、スケーリング方式に画像拡大機能を付加するこ
とで、利用者による任意サイズのウィンドウ表示に対応
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のブロック図。
【図2】本発明における画像スケーリング方式の説明
図。
【図3】本発明におけるスケーリングアルゴリズムのフ
ローチャート。
【図4】本発明の8/28スケールダウンの例を示す説
明図。
【図5】水平あるいは垂直基準タイミング発生部の構成
例を示すブロック図。
【図6】画素およびライン平均部の構成例を示すブロッ
ク図。
【図7】直線発生アルゴリズムを用いた従来のスケーリ
ング方式の説明図。
【図8】8/28スケールダウンの従来例を示す説明
図。
【図9】本発明の第二の実施例のブロック図。
【図10】本発明の第三の実施例のブロック図。
【図11】本発明の第四の実施例のブロック図。
【符号の説明】
1…画像の入力部、2…水平スケーリング情報格納部、
3…垂直スケーリング情報格納部、4…画像スケーリン
グ部、5…水平基準タイミング発生部、6…水平用線分
発生部、7…画素平均部、8…垂直基準タイミング発生
部、9…垂直用線分発生部、10…ライン平均部、11
…グラフィックス制御部、12…グラフィックス用のV
RAM、13…D/A,14…表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森野 東海 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 阿川 隆一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 古川 泰宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立マイクロソフトウェアシステムズ 内 (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 和嶋 隆史 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ入力した画像情報を少なくとも縮小
    して表示することが可能な画像スケーリング手段を有す
    る画像表示装置において、スケーリングアルゴリズムに
    斜め線分発生手段を設け、線分の長さを2のべき乗の集
    合で発生させることができることを特徴とする画像表示
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、ウィンドウ環境の矩形
    表示領域にビデオ入力した画像を合わせて表示する画像
    表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、水平画素平均
    部と垂直ライン平均部とを設けた画像表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、水平画素選択
    部と垂直ライン平均部を設けた画像表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、水平画素平均
    部と垂直ライン選択部を設けた画像表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2において、水平画素選択
    部と垂直ライン選択部を設けた画像表示装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記線分の長さが2のべき乗となるように水平基準
    タイミング発生部と、垂直基準タイミング発生部を設け
    た画像表示装置。
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6または7に
    おいて、画素およびライン拡大手段を設けた画像表示装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8に記載の前記画像表示装置が、テレビジョン装置であ
    る画像表示装置。
  10. 【請求項10】請求項1,2,3,4,5,6,7また
    は8に記載の前記画像表示装置が、ディスプレイ装置で
    ある画像表示装置。
  11. 【請求項11】請求項2,3,4,5,6,7または8
    に記載の画像表示装置を含んだ情報処理装置が、パーソ
    ナルコンピュータである画像表示装置。
  12. 【請求項12】請求項2,3,4,5,6,7または8
    に記載の画像表示装置を含んだ情報処理装置が、ワーク
    ステーションである画像表示装置。
  13. 【請求項13】請求項2,3,4,5,6,7または8
    に記載の前記画像表示装置を含んだ前記情報処理装置
    が、ワードプロセッサである画像表示装置。
JP8247493A 1996-09-19 1996-09-19 画像表示装置 Pending JPH1091143A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8247493A JPH1091143A (ja) 1996-09-19 1996-09-19 画像表示装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100594073B1 (ko) * 2002-09-17 2006-07-03 삼성전자주식회사 내장형 시스템의 디지털 영상 스케일링방법
JP2010050759A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Murata Machinery Ltd 画像処理装置

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