JPH1090748A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH1090748A
JPH1090748A JP8241929A JP24192996A JPH1090748A JP H1090748 A JPH1090748 A JP H1090748A JP 8241929 A JP8241929 A JP 8241929A JP 24192996 A JP24192996 A JP 24192996A JP H1090748 A JPH1090748 A JP H1090748A
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JP
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filter
light
polarization
optical
aperture
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JP8241929A
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English (en)
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Shigeki Okauchi
茂樹 岡内
Sunao Kurahashi
直 倉橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化を図りつつ、光電変換素子への
入射光に、絞りによって回折が生ずることがなく、高画
質の画像が得られる撮像装置を提供する。 【解決手段】 絞り羽根によって形成される開口部上に
挿脱可能に設けられ、入射光量を減少させるための互い
に減光量の異なる複数の光学フィルタと、入射光量に応
じて前記複数の光学フィルタを切り換える第1の制御手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カメラ(デジタ
ルカメラ)などの撮像装置の光量絞り装置および閃光装
置および焦点検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の撮像装置の構成を表す概
略図で、ズームレンズおよびフォーカスレンズを含む撮
影レンズである。501は絞りユニット、502は撮影
レンズ500によって結像された光学像を電気的に信号
に変換するCCDなどの光電変換素子である。503は
光電変換素子502で得られた信号を所定の映像信号に
変換する信号処理回路、504は前記信号処理回路50
3で得られた映像信号を記録するメモリである。
【0003】505はカメラ全体を制御するCPU、5
06は露光量が不足しているときに発光させるストロボ
(閃光装置)である。
【0004】絞りユニット501の構成において、50
7は開放絞りを表す固定絞り、508、509は絞り羽
根、510は絞り羽根508、509の一端に設けられ
た508a、509aに結合するレバー、511はレバ
ー510を回動させるガルバノメータ、512は絞り羽
根508に固定されたNDフィルタである。
【0005】上記構成において、撮影レンズ500およ
び絞りユニット501を経た光束は、光電変換素子50
2上に結像し、画像信号に変換される。
【0006】そして、画像信号中の輝度信号レベルがあ
らかじめ定められた適正レベルとなるように、入射光量
を調節すべく、絞り値を決定し、ガルバノメータに所望
の電圧を印加する。
【0007】ガルバノメータの動作によってレバー51
0が回動することにより、絞り羽根508、509で形
成される開口部の絞り径が変化し、適正な露出状態が常
に得られるよう制御される。
【0008】光電変換素子502の受光量が大きい場
合、絞り羽根508、509は絞りを閉じる方向に駆動
されるが、そのとき、NDフィルタ508は絞り羽根5
08、509の動きに伴い、徐々に同図の矢印で示した
ように開口部に挿入される。
【0009】一方、受光量が少ない場合、絞りを開く方
向に動作させるが、それでも適正な露出状態にならない
ときにはストロボ506を動作させる。
【0010】ストロボ506を動作させたとき、例え
ば、被写体が艶のある原稿などであったとすると、スト
ロボ光による正反射光の割合が大きくなるため、被写体
が正反射光に埋もれた判別できない画像になるといった
問題があり、そこで本出願人はこの問題を解決するため
に特願平7−67035を出願している。
【0011】その方法として、図10を用いて説明す
る。
【0012】ストロボ506から照射される光を、偏光
フィルタ511によって矢印の方向に偏光したのち、被
写体に照射する。
【0013】一方、光電変換素子502は、偏光フィル
タ511の偏光方向と直交する矢印方向の偏光方向を有
した偏光フィルタ512を通過する光を撮像するため、
照明の正反射光を軽減することができ、被写体像を鮮明
に撮影することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小絞り付近で
は、入射光の回折が生じ易く、図10のようにNDフィ
ルタ設置される場合、絞りの開口に一部にしか挿入され
ない状態が生じるため、NDフィルタの端面で回折がさ
らに生じやすくなり、解像度の劣化を招いてしまう。
【0015】また、512のような偏光フィルタを撮像
装置内に設置すると装置の小型化という点で難点があっ
た。
【0016】本発明は、装置の小型化を図りつつ、光電
変換素子への入射光に、絞りによって回折が生ずること
がなく、高画質の画像が得られる撮像装置を提供するこ
とを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、入射した光学像を
電気的な信号に変換する光電変換素子と、移動すること
により前記光電変換素子へ入射する光量を調節する絞り
羽根と、前記絞り羽根によって形成される開口部上に挿
脱可能に設けられ、前記入射光量を減少させるための互
いに減光量の異なる複数の光学フィルタと、前記入射光
量に応じて前記複数の光学フィルタを切り換える第1の
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項2に係る発明は、請求項1に係る撮
像装置において、前記複数の光学フィルタは、共通のフ
ィルタ支持部材上に設けられ、前記第1の制御手段は、
前記フィルタ支持部材を動作させることによって、前記
開口部上に挿入される前記光学フィルタを選択するよう
に構成されていることを特徴とする。
【0019】請求項3に係る発明は、請求項2に係る撮
像装置において、前記フィルタ支持部材は回転自在に支
持されており、その回動中心に対して、前記第1の制御
手段は、前記同心円の中心を軸として前記フィルタユニ
ットを回動させることにより、前記複数の光学フィルタ
を切り換えるように構成されていることを特徴とする。
【0020】請求項4に係る発明は、請求項2または請
求項3に係る撮像装置において、前記撮像装置は、被写
体を照射するための照明装置と、被写体から反射された
光を1方向に偏向する第1の偏光フィルタと、前記照明
装置により照射された光を偏光し、被写体に照射する前
記第1の偏光フィルタによって偏光された光の偏光方向
と直交する第2の偏光フィルタとを備え、前記第1の偏
光フィルタは、前記フィルタ支持部材上に設けられてい
るように構成されていることを特徴とする。
【0021】請求項5に係る発明は、請求項4に係る撮
像装置において、前記第2の偏光フィルタおよび前記第
1の偏光フィルタを使用する偏光モードと、前記偏光モ
ードが選択されたときに前記第1の偏光フィルタにより
前記開口部をすべて覆うように前記フィルタユニットを
制御する第2の制御手段とを備えることを特徴とする。
【0022】請求項6に係る発明は、請求項1に係る撮
像装置において、前記光学フィルタにより前記入射光量
を減少させる割合を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
にしたがって、前記入射光量に応じて前記光学フィルタ
を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【0023】請求項7に係る発明は、入射した光学像を
電気的な信号に変換する光電変換素子と、前記光電変換
素子へ入射する光量を調節する絞り羽根と、前記絞り羽
根によって形成される開口部上に挿脱可能に設けられる
互いに光学特性の異なる複数の光学フィルタと、前記複
数の光学フィルタを支持する支持部材と、撮影状態に応
じて、前記複数の光学フィルタを切り換える制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0024】請求項8に係る発明は、請求項7に係る撮
像装置において、前記複数の光学フィルタは、少なくと
も前記入射光量を減少させるためのNDフィルタを含む
ことを特徴とする。
【0025】請求項9に係る発明は、請求項7または請
求項8に係る撮像装置において、前記複数の光学フィル
タは、1方向の偏光方向を有する第1の偏光フィルタを
含むことを特徴とする。
【0026】請求項10に係る発明は、請求項9に係る
撮像装置において、被写体を照射するための閃光装置
と、前記閃光装置の前面に前記第1の光学フィルタの偏
光方向と直交する第2の偏光フィルタが配されているこ
とを特徴とする。
【0027】請求項11に係る発明は、入射した光学像
を電気的な信号に変換する光電変換素子と、前記光電変
換素子への入射光量を制限する複数の異なる大きさの円
形の開口部を有する絞り部材と、入射光束を2つの領域
に分割する前記絞り部材上に設けられた第1、第2の瞳
分割口と、前記第1、第2の瞳分割口が前記光束上にあ
るときに、前記第1、第2の瞳分割口のどちらか一方を
遮蔽する遮蔽部材と、前記遮蔽部材により、前記第1、
第2の瞳分割口のどちらか一方を遮蔽したときに、それ
ぞれ前記光電変換素子によって得られる第1、第2の出
力波形と、前記第1、第2の出力波形の位相を比較する
ことにより前記光学像の焦点を検出する焦点検出手段と
を備えることを特徴とする。
【0028】請求項12に係る発明は、請求項11に係
る撮像装置において、前記絞り部材は回転自在に支持さ
れており、その回転軸に対して同心円上に前記複数の異
なる大きさの開口部および前記第1、第2の瞳分割口が
配されることを特徴とする。
【0029】請求項13に係る発明は、請求項11また
は請求項12に係る撮像装置において、前記遮蔽部材に
配置される前記開口部をすべて覆うことにより前記入射
光量を減少させるための前記入射光量を減少させる割合
の異なる複数の光学フィルタと、前記入射光量に応じて
前記複数の光学フィルタを切り換える第1の制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0030】請求項14に係る発明は、請求項13に係
る撮像装置において、前記遮蔽部材は、回転自在に支持
されており、その回転軸に対して前記複数の光学フィル
タが同心円上に配置されるように構成されていることを
特徴とする。
【0031】請求項15に係る発明は、請求項14に係
る撮像装置において、前記第1の制御手段は、前記遮蔽
部材を回転させることにより前記複数の光学フィルタを
切り換えるように構成されていることを特徴とする。
【0032】請求項16に係る発明は、請求項14また
は請求項15に係る撮像装置において、被写体を照射す
る閃光装置と、被写体から反射された光を1方向に偏向
する第1の偏光フィルタと、前記照明装置により照射さ
れた光を偏光し、被写体に照射する前記第1の偏光フィ
ルタによって偏光された光の偏光方向と直交する第2の
偏光フィルタとを備え、前記第1の偏光フィルタは、前
記複数の光学フィルタと同心円上に配置されていること
を特徴とする。
【0033】請求項17に係る発明は、請求項16に係
る撮像装置において、前記第2の偏光フィルタおよび前
記第1の偏光フィルタを使用する偏光モードと、前記偏
光モードが選択されたときに、前記第1の偏光フィルタ
により前記開口部をすべて覆うように前記遮蔽部材を制
御する第2の制御手段とを備えることを特徴とする。
【0034】請求項18に係る発明は、請求項17に係
る撮像装置において、前記第1、第2の瞳分割口が前記
開口部を兼用するように構成されていることを特徴とす
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態を説明
していく。
【0036】(第1の実施の形態)図1は本実施の形態
の電子カメラの構成を示すブロック図である。
【0037】同図において101は撮影レンズであり、
101aは撮影レンズ101の合焦位置を調節するため
の焦点レンズである。
【0038】102は撮影レンズ101の絞り位置に設
けられた絞りユニット、103は絞りユニット102の
近傍に設けられるフィルタ駆動ユニットであり、フィル
タ駆動ユニット103は、絞りユニット102の前後ど
ちらにでも設置可能である。
【0039】104は、撮影レンズ101によって結像
された光学像を電気的な信号に変換するCCDなどの光
電変換素子である。
【0040】105は、レリーズスイッチであり、測光
回路106は、光電変換素子104の出力信号中の輝度
信号成分のレベルから被写体の明るさを測光する。
【0041】焦点検出回路107は、光電変換素子10
4の出力信号から、例えば焦点状態に応じて変化する鮮
鋭度の評価値として、高周波成分を抽出し、合焦度を検
出する。
【0042】レンズ制御回路108は、前記焦点検出回
路107で得られた焦点検出評価値に基づいて焦点レン
ズ101aを制御する。
【0043】信号処理回路109は、撮像素子104で
得られた映像信号をNTSCなどの所定の規格化された
映像信号に変換する。
【0044】110はメモリであり、信号処理回路10
9より出力された映像信号を記憶するフラッシュメモリ
や光ディスクなどからなる。
【0045】111は装置全体を制御するCPUであ
る。112は、露光量が不足しているときに発光する被
写体を照明する照明装置としてのストロボ(閃光装置)
であり、発光回路112aによって発光される。
【0046】偏光フィルタ115は、ストロボ112か
ら発光された光を偏向するためのものであり、後述の偏
光モードのときに駆動モータ115aによって偏光フィ
ルタ115を同図の矢印のようにストロボ前面に挿入す
るものである。
【0047】127は、ストロボ112および偏光フィ
ルタを適切に制御するストロボCPUであり、CPU1
11の指令を受けて動作する。
【0048】113は、撮影された画像を表示するモニ
タである。
【0049】また、114は撮影モード選択スイッチで
あり、撮影/再生の切替、後述するストロボ撮影時の正
反射防止撮影いわゆる偏光モードが選択可能となってい
る。
【0050】また、絞りユニット102は、以下のよう
に構成されている。
【0051】121は開放絞りを設定するための固定絞
り、122、123は絞り羽根であり、また、レバー1
24は絞り羽根122、123の一端に設けられた係合
孔122a、123aに係合する。
【0052】125は、レバー124を回動させるガル
バノメータで、駆動回路126を介してCPU111に
接続され、CPU111の支持によって制御される。
【0053】また、絞り羽根122、123は、不図示
のバネによって絞りが閉じる方向に付勢され、ガルバノ
メータ125に通電しないときは、入射光束を完全に遮
蔽して光電変換素子104に入射しないようになってい
る。
【0054】また、フィルタ駆動ユニット103は、図
示のごとく、略扇形に形成され、ステッピングモータ1
35によって回動されるように制御されるフィルタ支持
部材のアーム134を備えており、このアーム134
は、その回転中心に対して同心円上に配置されたそれぞ
れ光の透過量の異なる光学フィルタとしてNDフィルタ
131、132を備え、さらに後述の偏光モード時に、
ストロボ112の表面に設けられる偏光フィルタ115
の偏光方向と直角の偏光面を有する偏光フィルタ133
が固定されている。
【0055】そして、ステッピングモータ135によ
り、アーム134を回動することによってNDフィルタ
131、132および偏光フィルタ133を入射光路内
に選択的に挿脱することができる。
【0056】通常、これらのフィルタは、光路から退避
した位置にあり、所定のパルスが入力されることにより
各フィルタが光路内に挿入される。このとき、各フィル
タは絞りの開口面をすべて覆う大きさに設定されている
ので、フィルタの端面で回折現象をおこすことはない。
【0057】次に本実施の形態による撮像装置の使用時
の動作を説明する。
【0058】図2は本実施の形態による撮像装置の動作
を示すフローチャートである。まず、処理のスタートと
して、同図において電源が投入され、撮像装置の各部に
電源が供給される(s101)と、モニタ113に現在
撮影されている画像が表示される(s102)。
【0059】測光回路106において、信号処理回路1
09により得られた輝度信号を用いて、被写体の明るさ
が測定される(s103)。
【0060】s104において、測光回路106により
測光された測光値が所定値(ある幅を持った適性露出を
表す測光値)以下の場合、絞りユニット102は入射光
量を増加させるよう、CPU111により絞りの開口を
開く方向に制御される(s105)。
【0061】s118において、測光値が所定値とな
り、適切な露光値となったとき、s110においてレリ
ーズスイッチが押されると、焦点検出回路107で合焦
動作を行い(s111)、撮影動作を行なう(s11
2)。
【0062】また、測光値が所定値ではないとき(つま
り、測光値が所定値以上ではないとき)、絞りユニット
102は、入射光量を減少させる方向に、CPU111
によって絞りの開口を閉じる方向に制御される。
【0063】ここで、s106において、絞りがこれ以
上開かない開放状態になってしまい、それでも測光値が
所定値以下だった場合、s107において、偏光モード
に114の選択モードスイッチが操作されているかどう
かを判断し、偏光フィルタモードとなっている場合は、
第2の制御手段としてアーム134をフィルタ駆動回路
136によって回動することにより、偏光フィルタ13
3を光束上に挿入し(s108)、駆動回路115aに
よって偏光フィルタ133の偏光方向と直交する偏光ユ
ニット115をストロボ112の前面に挿入し、ストロ
ボ112を発光させる(s109)。
【0064】偏光フィルタモードとなっていなければ、
s109において、そのままストロボを発光させる。
【0065】以上のようなストロボ発光動作は、s11
0においてレリーズスイッチがONされ、合焦動作が行
われた後、s112の撮影動作と同時に行なう。
【0066】ここでs118において、測光値が所定値
でない場合、絞りユニット102はs113において絞
りの開口を閉じる方向に制御される。
【0067】絞りが適正な状態となり、測光値が所定値
となった場合、s110において、レリーズスイッチが
ONされると、s111において合焦動作が行なわれた
のち、s112において撮影動作が実行され、撮影され
た画像データはメモリ110に記録される。
【0068】また、s114において、絞りの開口が回
折現象をおこさない最小の絞り位置となっても測光値が
所定値にならない場合は、s115において、第1の制
御手段としてアーム134を回動することによって、絞
りの開口にNDフィルタ131を挿入して減光する。N
Dフィルタを挿入したのち、s119で再び測光してそ
の測光値が所定値であれば、上述したs110、s11
1、s112の動作を行なう。
【0069】それでもs116において、測光した測光
値が所定値とならないときには、再びアーム134を回
動して、NDフィルタ131よりも透過する光量が低い
NDフィルタ132を絞りの開口に挿入する(s11
7)。その後、上述したs110、s111、s112
の動作を行なう。
【0070】以上説明したように、本実施例では、絞り
の開口上に挿脱可能なNDフィルタを光量に合わせて複
数設置したので、小絞り時での撮影のときに回折現象が
おきることなく高画質の撮影が可能となる。
【0071】また、ストロボの発光面に偏光フィルタを
配置し、前記偏光フィルタと直交する偏光面を有する偏
光フィルタをNDフィルタが設置されているアーム上に
ともに配置してあるので、駆動部材を共通化でき、装置
の小型化が向上される。
【0072】また上記実施例では、回折現象をおこす絞
り値の場合、まずNDフィルタ131を挿入してから順
に透過率の低いフィルタに切り替えていくものとした
が、それら複数のNDフィルタの異なる減光率を、あら
かじめ不図示の記憶手段としてのメモリに記憶してお
き、CPU111は、測光回路106から得られた絞り
値から演算し、メモリに記憶された減光率を比較するこ
とにより、NDフィルタを選択し、フィルタユニット1
03を駆動させることによって適切なフィルタを挿入さ
せることも可能である。このようにすると、上述の処理
におけるタイムラグを短縮することができる。
【0073】(第2の実施の形態)本実施の形態は、焦
点検出に位相差検知方式を用いた撮像装置の実施の形態
である。
【0074】図9は、本実施の形態の撮像装置において
用いた位相差検出方法による焦点検出を示すものであ
る。同図において、721は撮影レンズ、722は前記
撮影レンズ721の絞り位置を示しており、723は前
記撮影レンズ721の合焦面である。724aは絞り位
置722の領域722aを通過した撮影光束、また72
4bは絞り位置722の領域722bを通過した光束を
示している。
【0075】撮影レンズ被写体がレンズ721によって
合焦面723に合焦しているときは、撮影レンズ721
の絞り位置の領域722a、722bを通過する光束
は、結像面723で一致する。
【0076】しかし合焦面723に対して、723aの
位置では、撮影レンズ721の絞り位置の領域a、bを
通過する光束は、723aの位置では一致せず、撮影レ
ンズ721の絞り位置の領域a、b間の距離と、合焦面
723と723aの距離に応じて対応点位置にずれが生
じてしまう。
【0077】位相差検知方式は、この原理を利用して撮
影レンズ721絞り位置の領域a、bの中心間の距離X
と前記領域a、bを通過して723aの位置に結像した
それぞれの像のずれ量Yと絞り面から723aまでの距
離Lから幾何学的に撮影レンズの焦点位置のずれ量Zを
演算するものである。このずれ量Zをもとに焦点レンズ
を駆動させる。
【0078】図3は、本実施の形態における撮像装置の
構成図である。第1の実施例と同一のものは同一の符号
を振ってあり、ここでは説明を省略する。
【0079】同図において、115は測距回路で、上述
の位相差検知方式により焦点のずれ量を検出するもので
ある。
【0080】316は、光学ファインダであり撮影時に
被写体を確認するものである。
【0081】また、340は絞りユニットで、その絞り
ユニット340は以下によって構成される。
【0082】絞り部材としての絞り羽根341は、撮影
レンズ101の絞り位置に設けられている。
【0083】その絞り羽根341上に、開口径の異なる
数種類の絞り開口と絞り開口径を、水平方向に2等分す
るための第1、第2の瞳分割口として、眼鏡状の一対の
開口341a、341bが同心円上に設けられ、ステッ
ピングモータ342により絞り羽根341が前記同心円
の中心に回動することによってそれぞれの絞り開口が撮
影レンズ101の光束中に挿入される。また、複数の絞
り開口のうち、最小のものは回折現象が発生しない大き
さで設定されている。
【0084】350は遮光羽根駆動ユニットであり、そ
の遮光羽根駆動ユニット350は以下を有する。351
は、前記眼鏡状の開口341a、341bの一方を交互
に遮光する遮光羽根で、ステッピングモータ352よっ
て回動可能になっている。
【0085】遮光羽根351には、NDフィルタ353
と偏光フィルタ354がステッピングモータ352の回
動中心に対して同心円上に配置され、ステッピングモー
タ352により遮光羽根351が前記同心円の中心に回
動することによって、遮光羽根が光束を遮蔽したり、そ
れぞれのフィルタが撮影レンズ104の光束中に挿入さ
れたりする。
【0086】ところで本実施の形態においては、画像の
再生時にのみモニタに画像が表示され、撮影中は光学フ
ァインダ316を用いて撮影するように構成されてい
る。
【0087】次に、本実施の形態における撮像装置の動
作を説明する。図4は本実施の形態のフローチャートで
あり、これに沿って本実施の形態の撮像装置の動作の流
れを示す。
【0088】まず電源が投入されると(s201)、レ
リーズスイッチ105をONするまで撮影待機状態とな
る(s202)。
【0089】このときモニタ113は表示されていな
い。
【0090】ここで図5、図6、図7、図8は、絞り羽
根341と遮光羽根351の動作状態を示す図で、同図
において点線で示した円Aは、撮影レンズ101を通過
した撮影光束である。
【0091】電源投入時、絞り羽根341上の前記眼鏡
上の一対の開口341a、341bは、撮影レンズ10
1の光束上(つまり円Aの内部)にあり、開口341a
を遮光している。S202において、レリーズスイッチ
105が操作されレリーズ信号が発せられると、測光回
路106により被写体の明るさが測定され、撮影時の絞
り値および露光時間が設定される(s203)。
【0092】次に、被写体の明るさに応じて撮像素子1
04に所定時間の露光を行い、所定エリアの信号を信号
処理回路109から読み出し、第1測距信号(第1の出
力信号)として測距回路105に出力する。測距回路1
05に出力された第1測距信号は、測距回路115に一
時記憶しておく(s204)。
【0093】第1測距信号が測距回路115に出力され
た後、遮蔽部材としての遮光羽根351はステッピング
モータ352によって駆動され、図6のように絞り羽根
341の前記眼鏡状の開口の一方341bを遮光する
(s205)。
【0094】前記眼鏡状の開口の一方341bが遮光さ
れると、遮光羽根351は直ちに撮像素子104におい
て所定時間の露光が行なわれ、信号処理回路109にお
いて所定エリアの信号を読み出し、第2測距信号(第2
の出力信号)として焦点検出手段としての測距回路11
5に出力する(s206)。
【0095】測距回路315において、第2測距信号が
得られると、一時記憶されていた第1測距信号と第2測
距信号を比較して相関を演算し、これらの信号の位相差
を求め、その位相差から撮影レンズ101の焦点のずれ
方向およびずれ量を計算する(s207)。
【0096】測距回路115で演算された焦点ずれ量
が、所定値であるか否かの判定を行なう(s208)。
焦点ずれ量が所定値外であった場合は、レンズ制御回路
108は測距回路115によって求められた焦点のずれ
方向およびずれ量に応じて焦点レンズ101aを移動さ
せる(s209)。
【0097】焦点ずれ量が所定値となった場合に、絞り
羽根341はステッピングモータ342によって回動さ
れ、s203で定められた絞りの開口に設定される(s
210)。
【0098】それと同時に遮光羽根351は、ステッピ
ングモータ352によって駆動され、図7のように撮影
光束Aから退避する。
【0099】また、絞り羽根341に設けられた絞り開
口では入射光量が多いため、適正露出が得られないため
にさらに減光する必要性がある場合は、第1の制御手段
として遮光羽根351をステッピングモータ352によ
り駆動させ、光路内に光学フィルタとしてのNDフィル
タ353を挿入させる。
【0100】また、偏光モードが選択されている場合、
偏光フィルタがストロボ112面に挿入され、さらに遮
光羽根351をステッピングモータ352により駆動さ
せ、光路内に第2の偏光フィルタと直交する偏光方向を
有する偏光フィルタ354を挿入させる(s211)。
【0101】ただし、(s203)で定められた絞り値
の径が一対の眼鏡状の開口341a、341bと同一の
径であった場合は、図8のように一対の眼鏡状の開口の
一方を遮光羽根で覆った状態で他方の開口を撮影光学系
の中心に移動させる。
【0102】以上の手順を実行した後、撮像素子104
は、(s203)で定められた露光時間で撮影を行な
い、信号処理回路109で規格化されたNTSCなどの
映像信号に変換された後、メモリに記憶され、撮影画像
を確認したいときにはモニタ113に表示させる(s2
12)。
【0103】以上説明したように、本実施例によれば、
位相差検知方式を用いた撮像装置において、撮影光学系
の絞りの開口と焦点検出のための眼鏡状の開口を、同じ
部材に設置したので装置の小型化が促される。
【0104】また、焦点を検出するために眼鏡場の開口
の一方を遮蔽するための遮蔽部材上に入射光を減光させ
るためのNDフィルタおよび偏光フィルタを設置したの
で装置の小型化が促される。
【0105】また、フィルタが撮影光学系の光路をすべ
て覆うように構成されているので、入射した光が回折現
象を行なうことなく高画質の撮影が可能となる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、光学フィルタが絞り羽根を調節して得られる開
口部がすべて覆われるので、光学フィルタの端部による
入射光の回折が起きることがなく、画像の劣化を防ぐこ
とができる。
【0107】また、入射光量に応じて前記開口部を覆う
フィルタを切り換えているので適切な光量を得ることが
できる。
【0108】また、請求項2および請求項3によれば、
同一部材(フィルタユニット)上に複数の光学フィルタ
が設置されているので装置の小型化につながり、種々の
条件に対して常に最適な露出制御を行なうことができ、
かつ、その制御が容易である。
【0109】また、請求項4によれば、前記第1の偏光
フィルタをフィルタユニット上にNDフィルタとともに
配置しているので装置の小型化につながり、種々の条件
に対して常に最適な露出制御を行なうことができ、か
つ、その制御が容易である。
【0110】また、請求項5によれば、偏光フィルタを
使用するかどうかを選択するための偏光フィルタモード
が設置されているので、常に適切で高画質な撮影が可能
となる。
【0111】また、請求項6によれば、複数のNDフィ
ルタの光量を減少させる割合を記憶しているので、適切
なNDフィルタを迅速に選択することができる。
【0112】また、請求項7によれば、複数の光学フィ
ルタを同一部材上に設け、撮影状態に応じて入射光路内
に挿入する光学フィルタを制御しているので、装置が小
型化され、高画質な撮影画像が提供できる。
【0113】また、請求項8によれば、複数の光学フィ
ルタ中にNDフィルタを含むことにより、小絞り時によ
る回折を防止でき、高画質でかつ適切な露出値を得るこ
とができる。
【0114】また、請求項9および請求項10によれ
ば、複数の光学フィルタ中に偏光フィルタを含むことに
より正反射光を削減でき、艶のある被写体においても鮮
明に撮影可能な撮像装置を提供できる。
【0115】また、請求項11および請求項12によれ
ば、絞り羽根上に焦点の位相差検出方式に必要な第1、
第2の瞳分割口が兼用されているので装置の小型化およ
び構成の簡略化につながる。
【0116】また、請求項13および請求項14および
請求項15によれば、どちらか一方の瞳分割口を遮蔽す
る遮蔽部材上に入射光量を制限し、絞りの開口をすべて
覆う複数の光学フィルタが備えられているので装置の小
型化につながり、さらに入射光の回折が起こらない撮像
装置を提供することができる。
【0117】また、請求項16によれば、前記第1の偏
光フィルタを遮蔽部材上に上に光学フィルタとともに配
置しているので装置の小型化につながる。
【0118】また、請求項17によれば、偏光フィルタ
を使用するかどうかを選択するための偏光フィルタモー
ドが設置されているので、常に適切で高画質な撮影が可
能となる。
【0119】また、請求項18によれば、瞳分割口を測
光のための絞りの開口と兼用可能であるため機構の簡略
化となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における撮像装置の
構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるフローチャ
ート。
【図3】本発明の第2の実施の形態における撮像装置の
構成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるフローチャ
ート。
【図5】本発明の第2の実施の形態における焦点検出時
の第1の出力波形を得るときの遮蔽部材と絞り部材の動
作図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における焦点検出時
の第1の出力波形を得るときの遮蔽部材と絞り部材の動
作図。
【図7】遮蔽部材を使用しないとき、入射光束から遮蔽
部材を退避したときの動作図。
【図8】瞳分割口を絞りの開口として用いたときの図。
【図9】位相差検知方式による焦点検出を示す図。
【図10】従来の撮像装置の構成図。
【符号の説明】
101 撮影レンズ 102 絞りユニット 103 フィルタ駆動ユニット 104 光電変換素子 106 測光回路 107 焦点検出回路 111 CPU 112 ストロボ 115 第2の偏光フィルタ 131 NDフィルタ 133 第1の偏光フィルタ 134 アーム 341a 第1の瞳分割口 341b 第2の瞳分割口 351 遮蔽部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03B 15/05 G03B 3/00 A

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射した光学像を電気的な信号に変換す
    る光電変換素子と、 前記光電変換素子へ入射する光量を調節する絞り羽根
    と、 前記絞り羽根によって形成される開口部上に挿脱可能に
    設けられ、前記入射光量を減少させるための互いに減光
    量の異なる複数の光学フィルタと、 前記入射光量に応じて前記複数の光学フィルタを切り換
    える第1の制御手段とを備えることを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記複数の光学フィ
    ルタは、共通のフィルタ支持部材上に設けられ、前記第
    1の制御手段は、前記フィルタ支持部材を動作させるこ
    とによって、前記開口部上に挿入される前記光学フィル
    タを選択するように構成されていることを特徴とする撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記フィルタ支持部
    材は回転自在に支持されており、その回動中心に対し
    て、前記第1の制御手段は、前記同心円の中心を軸とし
    て前記フィルタユニットを回動させることにより、前記
    複数の光学フィルタを切り換えるように構成されている
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、前記
    撮像装置は、被写体を照射するための照明装置と、 被写体から反射された光を1方向に偏向する第1の偏光
    フィルタと、 前記照明装置により照射された光を偏光し、被写体に照
    射する前記第1の偏光フィルタによって偏光された光の
    偏光方向と直交する偏光方向を有する第2の偏光フィル
    タとを備え、 前記第1の偏光フィルタは、前記フィルタ支持部材上に
    設けられているように構成されていることを特徴とする
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第2の偏光フィ
    ルタおよび前記第1の偏光フィルタを使用する偏光モー
    ドと、 前記偏光モードが選択されたときに前記第1の偏光フィ
    ルタにより前記開口部をすべて覆うように前記フィルタ
    ユニットを制御する第2の制御手段とを備えることを特
    徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記光学フィルタに
    より前記入射光量を減少させる割合を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段にしたがって、前記入射光量に応じて前記
    光学フィルタを選択する選択手段とを備えることを特徴
    とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 入射した光学像を電気的な信号に変換す
    る光電変換素子と、 前記光電変換素子へ入射する光量を調節する絞り羽根
    と、 前記絞り羽根によって形成される開口部上に挿脱可能に
    設けられる互いに光学特性の異なる複数の光学フィルタ
    と、 前記複数の光学フィルタを支持する支持部材と、 撮影状態に応じて、前記複数の光学フィルタを切り換え
    る制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記複数の光学フィ
    ルタは、少なくとも前記入射光量を減少させるためのN
    Dフィルタを含むことを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8において、前記
    複数の光学フィルタは、1方向の偏光方向を有する第1
    の偏光フィルタを含むことを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、被写体を照射する
    ための閃光装置と、 前記閃光装置の前面に前記第1の光学フィルタの偏光方
    向と直交する偏光方向を有する第2の偏光フィルタが配
    されていることを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 入射した光学像を電気的な信号に変換
    する光電変換素子と、 前記光電変換素子への入射光量を制限する複数の異なる
    大きさの円形の開口部を有する絞り部材と、 入射光束を2つの領域に分割する前記絞り部材上に設け
    られた第1、第2の瞳分割口と、 前記第1、第2の瞳分割口が前記光束上にあるときに、
    前記第1、第2の瞳分割口のどちらか一方を遮蔽する遮
    蔽部材と、 前記遮蔽部材により、前記第1、第2の瞳分割口のどち
    らか一方を遮蔽したときに、それぞれ前記光電変換素子
    によって得られる第1、第2の出力波形と、 前記第1、第2の出力波形の位相を比較することにより
    前記光学像の焦点を検出する焦点検出手段とを備えるこ
    とを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記絞り部材は
    回転自在に支持されており、その回転軸に対して同心円
    上に前記複数の異なる大きさの開口部および前記第1、
    第2の瞳分割口が配されることを特徴とする撮像装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12におい
    て、前記遮蔽部材に配置される前記開口部をすべて覆う
    ことにより前記入射光量を減少させるための前記入射光
    量を減少させる割合の異なる複数の光学フィルタと、 前記入射光量に応じて前記複数の光学フィルタを切り換
    える第1の制御手段とを備えることを特徴とする撮像装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記遮蔽部材
    は、回転自在に支持されており、その回転軸に対して前
    記複数の光学フィルタが同心円上に配置されるように構
    成されていることを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記第1の制御
    手段は、前記遮蔽部材を回転させることにより前記複数
    の光学フィルタを切り換えるように構成されていること
    を特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 請求項14または請求項15におい
    て、被写体を照射する閃光装置と、 被写体から反射された光を1方向に偏向する第1の偏光
    フィルタと、 前記照明装置により照射された光を偏光し、被写体に照
    射する前記第1の偏光フィルタによって偏光された光の
    偏光方向と直交する偏光方向を有する第2の偏光フィル
    タとを備え、 前記第1の偏光フィルタは、前記複数の光学フィルタと
    同心円上に配置されていることを特徴とする撮像装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記第2の偏光
    フィルタおよび前記第1の偏光フィルタを使用する偏光
    モードと、 前記偏光モードが選択されたときに、前記第1の偏光フ
    ィルタにより前記開口部をすべて覆うように前記遮蔽部
    材を制御する第2の制御手段とを備えることを特徴とす
    る撮像装置。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記第1、第2
    の瞳分割口が前記開口部を兼用するように構成されてい
    ることを特徴とする撮像装置。
JP8241929A 1996-09-12 1996-09-12 撮像装置 Withdrawn JPH1090748A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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