JPH1088871A - 木製フェンス柱 - Google Patents
木製フェンス柱Info
- Publication number
- JPH1088871A JPH1088871A JP24774996A JP24774996A JPH1088871A JP H1088871 A JPH1088871 A JP H1088871A JP 24774996 A JP24774996 A JP 24774996A JP 24774996 A JP24774996 A JP 24774996A JP H1088871 A JPH1088871 A JP H1088871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wooden
- main body
- fence
- pillar
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fencing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の木柱片を使用して、製造コストを抑え
た木製フェンス柱を提供すること。 【解決手段】 柱本体2の側面にフェンス本体を支持す
るための溝4を有するとともに、柱本体2の下部に地中
に埋設される脚3を有する。前記柱本体2として、柱本
体2の長さを有する複数の木柱片8を、それらの側面に
おいて相互に固定して構成する。前記柱本体2の側面に
フェンス本体の側縁を嵌合するための溝4を設け、この
溝4は上端が開放されるとともに、下端が閉鎖されてい
る。前記脚3を固定するための固定部5は、各木柱片8
間に形成されている。
た木製フェンス柱を提供すること。 【解決手段】 柱本体2の側面にフェンス本体を支持す
るための溝4を有するとともに、柱本体2の下部に地中
に埋設される脚3を有する。前記柱本体2として、柱本
体2の長さを有する複数の木柱片8を、それらの側面に
おいて相互に固定して構成する。前記柱本体2の側面に
フェンス本体の側縁を嵌合するための溝4を設け、この
溝4は上端が開放されるとともに、下端が閉鎖されてい
る。前記脚3を固定するための固定部5は、各木柱片8
間に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フェンス施工に
使用される木製フェンス柱に関するものである。
使用される木製フェンス柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の木製フェンス柱において
は、その柱本体が1本の無垢の木材により、構成されて
いる。
は、その柱本体が1本の無垢の木材により、構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、この従来構成
においては、木製フェンス柱としてフェンス本体の支持
のために必要な充分に太い木材を使用する必要があるた
め、製造コストが高くなるという問題があった。
においては、木製フェンス柱としてフェンス本体の支持
のために必要な充分に太い木材を使用する必要があるた
め、製造コストが高くなるという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、複数の木柱片を使用することにより、製
造コストを抑えることができる木製フェンス柱を提供す
ることにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、複数の木柱片を使用することにより、製
造コストを抑えることができる木製フェンス柱を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の木製フェンス柱では、柱本体と
して、柱本体の長さを有する複数の木柱片を、それらの
側面において相互に固定して構成したものである。
めに、請求項1に記載の木製フェンス柱では、柱本体と
して、柱本体の長さを有する複数の木柱片を、それらの
側面において相互に固定して構成したものである。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記柱本体の側面にフェンス本体の
側縁を嵌合するための溝を設け、この溝は上端が開放さ
れるとともに、下端が閉鎖されているものである。
載の発明において、前記柱本体の側面にフェンス本体の
側縁を嵌合するための溝を設け、この溝は上端が開放さ
れるとともに、下端が閉鎖されているものである。
【0007】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の発明において、前記脚を固定するた
めの固定部は、各木柱片間に形成されているものであ
る。従って、請求項1に記載の木製フェンス柱において
は、細い木材を使用して、フェンス本体の支持のために
充分な強度の木製フェンス柱が製造される。よって、製
造コストを抑えることができる。
1または2に記載の発明において、前記脚を固定するた
めの固定部は、各木柱片間に形成されているものであ
る。従って、請求項1に記載の木製フェンス柱において
は、細い木材を使用して、フェンス本体の支持のために
充分な強度の木製フェンス柱が製造される。よって、製
造コストを抑えることができる。
【0008】請求項2に記載の木製フェンス柱において
は、フェンス施工において、2本の木製フェンス柱の相
対する溝にフェンス本体の側縁を嵌合させることによ
り、フェンス本体の固定ができる。
は、フェンス施工において、2本の木製フェンス柱の相
対する溝にフェンス本体の側縁を嵌合させることによ
り、フェンス本体の固定ができる。
【0009】請求項3に記載の木製フェンス柱において
は、脚を固定するための加工が容易である。
は、脚を固定するための加工が容易である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図2〜図4に示すよう
に、第1の木製フェンス柱1の柱本体2の下部には脚3
が固定されている。溝4は柱本体2の両側面に形成さ
れ、その下端が閉じられるとともに、上端が開放されて
いる。固定部5は孔状をなすように柱本体2の下端に形
成され、その固定部5に前記脚3の上部が嵌合されてい
る。
面に基づいて詳細に説明する。図2〜図4に示すよう
に、第1の木製フェンス柱1の柱本体2の下部には脚3
が固定されている。溝4は柱本体2の両側面に形成さ
れ、その下端が閉じられるとともに、上端が開放されて
いる。固定部5は孔状をなすように柱本体2の下端に形
成され、その固定部5に前記脚3の上部が嵌合されてい
る。
【0011】柱本体2は2本の木柱片8よりなり、それ
らが図4に示すように相互に突合わせ固定されて、柱本
体2が構成されている。両木柱片8の固定はビス6、7
及び接着剤を用いて行われる。
らが図4に示すように相互に突合わせ固定されて、柱本
体2が構成されている。両木柱片8の固定はビス6、7
及び接着剤を用いて行われる。
【0012】接着剤としては、合成接着剤が用いられ
る。図5に示すように、第2の木製フェンス柱31は、
その一側面にのみに溝4を有し、柱本体32は第1木柱
片38a、第2木柱片38bがビス6、7及び接着剤を
用いて相互に固定されている。
る。図5に示すように、第2の木製フェンス柱31は、
その一側面にのみに溝4を有し、柱本体32は第1木柱
片38a、第2木柱片38bがビス6、7及び接着剤を
用いて相互に固定されている。
【0013】以上のように構成された第1、第2の木製
フェンス柱1、31を用いてフェンスを施工する場合に
は、フェンスの両端に位置するところの地中に第2の木
製フェンス柱31の脚3を埋設し、第2の木製フェンス
柱31を立設する。また、両第2の木製フェンス柱31
間において、第1の木製フェンス柱1の脚3を地中に埋
設し、第1の木製フェンス柱1を立設する。そして、各
第1又は第2の木製フェンス柱1、31の溝4に、フェ
ンス本体21の両端を嵌入し、フェンス本体21の上桟
23上に笠木25を載置する。
フェンス柱1、31を用いてフェンスを施工する場合に
は、フェンスの両端に位置するところの地中に第2の木
製フェンス柱31の脚3を埋設し、第2の木製フェンス
柱31を立設する。また、両第2の木製フェンス柱31
間において、第1の木製フェンス柱1の脚3を地中に埋
設し、第1の木製フェンス柱1を立設する。そして、各
第1又は第2の木製フェンス柱1、31の溝4に、フェ
ンス本体21の両端を嵌入し、フェンス本体21の上桟
23上に笠木25を載置する。
【0014】次いで、上桟23の端部及び上桟23間の
接合部に連結金具26を被せ、ビス30を用いて固定す
る。以上のように固定されたこの実施形態においては、
以下のような効果を発揮する。 (1) 柱本体2、32が複数の木柱片8、38a、3
8bにより構成されているため、柱本体2、32とし
て、一本の無垢の木材を使う必要がない。従って、端材
のような安価な木材を使用でき、大幅なコストダウンが
可能になる。 (2) 柱本体2、32が無垢の木材であると、脚3を
固定するための固定部5の加工が穿孔作業となって面倒
であり、特に実施形態のように脚3が角筒状をなしてい
る場合はいっそう面倒である。しかしながら、この実施
形態では、柱本体2、32が複数の木柱片8、38a、
38bにより構成されているため、固定部5は各木柱片
8、38a、38bの所要の位置を削るのみでよい。従
って、製作がいっそう容易になる。 (3)溝4は上端を開放するとともに、下端を閉じてい
るため、フェンス本体21の装着が容易である。
接合部に連結金具26を被せ、ビス30を用いて固定す
る。以上のように固定されたこの実施形態においては、
以下のような効果を発揮する。 (1) 柱本体2、32が複数の木柱片8、38a、3
8bにより構成されているため、柱本体2、32とし
て、一本の無垢の木材を使う必要がない。従って、端材
のような安価な木材を使用でき、大幅なコストダウンが
可能になる。 (2) 柱本体2、32が無垢の木材であると、脚3を
固定するための固定部5の加工が穿孔作業となって面倒
であり、特に実施形態のように脚3が角筒状をなしてい
る場合はいっそう面倒である。しかしながら、この実施
形態では、柱本体2、32が複数の木柱片8、38a、
38bにより構成されているため、固定部5は各木柱片
8、38a、38bの所要の位置を削るのみでよい。従
って、製作がいっそう容易になる。 (3)溝4は上端を開放するとともに、下端を閉じてい
るため、フェンス本体21の装着が容易である。
【0015】図6〜図9に示すように、第3の木製フェ
ンス柱41は、柱本体42が、各2本の第1木柱片48
a、第2木柱片48bとよりなり、それらが図9に示す
ように相互に突合わせ固定されて、柱本体42が構成さ
れている。第1木柱片48a、第2木柱片48bの固定
はビス7、9及び接着剤を用いて行われる。
ンス柱41は、柱本体42が、各2本の第1木柱片48
a、第2木柱片48bとよりなり、それらが図9に示す
ように相互に突合わせ固定されて、柱本体42が構成さ
れている。第1木柱片48a、第2木柱片48bの固定
はビス7、9及び接着剤を用いて行われる。
【0016】以上のように固定されたこの実施形態にお
いては、第1の木製フェンス柱1より細い端材を利用し
て製造できるため、より安価な木材を使用でき、更なる
コストダウンができる。
いては、第1の木製フェンス柱1より細い端材を利用し
て製造できるため、より安価な木材を使用でき、更なる
コストダウンができる。
【0017】なお、この発明は以下のような態様で具体
化してもよい。 (1)柱本体2、32を3あるいは5本以上の木柱片に
より構成すること。 (2)前記実施形態では木柱片間の分離面が柱本体の側
面間に位置するように構成されていたが、木柱片間の分
離面が柱本体のコーナー間の対角線上に位置するように
構成すること。
化してもよい。 (1)柱本体2、32を3あるいは5本以上の木柱片に
より構成すること。 (2)前記実施形態では木柱片間の分離面が柱本体の側
面間に位置するように構成されていたが、木柱片間の分
離面が柱本体のコーナー間の対角線上に位置するように
構成すること。
【0018】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を有する。請求項1に記載の発
明によれば、細い木材を使用して、フェンスの支持に充
分な強度の木製フェンス柱を製造できる。よって、製造
コストを抑えることができる。
るため、次のような効果を有する。請求項1に記載の発
明によれば、細い木材を使用して、フェンスの支持に充
分な強度の木製フェンス柱を製造できる。よって、製造
コストを抑えることができる。
【0019】請求項2に記載の発明の木製フェンス柱に
おいては、フェンス施工において、2本の木製フェンス
柱の相対するフェンス溝にフェンス本体を嵌合すること
により、フェンス本体の固定を容易に行うことができ
る。
おいては、フェンス施工において、2本の木製フェンス
柱の相対するフェンス溝にフェンス本体を嵌合すること
により、フェンス本体の固定を容易に行うことができ
る。
【0020】請求項3に記載の発明の木製フェンス柱に
おいては、脚を固定するための固定部が、各木柱片間に
形成されている。このため、脚を固定するための固定部
の形成が容易である。
おいては、脚を固定するための固定部が、各木柱片間に
形成されている。このため、脚を固定するための固定部
の形成が容易である。
【図1】 この発明の実施形態の第1の木製フェンス柱
を分解して示す斜視図。
を分解して示す斜視図。
【図2】 同じく斜視図。
【図3】 同じく正面図。
【図4】 図3のA−A線における断面図。
【図5】 フェンスの施工の状態を示す分解斜視図。
【図6】 この発明の実施形態の第3の木製フェンス柱
を分解して示す斜視図。
を分解して示す斜視図。
【図7】 同じく斜視図。
【図8】 同じく正面図。
【図9】 図8のA−A線における断面図。
1…第1の木製フェンス柱、2,32,42…柱本体、
3…脚、4,44a,44b…溝、5,45a,45b
…固定部、8…木柱片、31…第2の木製フェンス柱、
38a,48a…第1木柱片、38b,48b…第2木
柱片、41…第3の木製フェンス柱
3…脚、4,44a,44b…溝、5,45a,45b
…固定部、8…木柱片、31…第2の木製フェンス柱、
38a,48a…第1木柱片、38b,48b…第2木
柱片、41…第3の木製フェンス柱
Claims (3)
- 【請求項1】 柱本体の側面にフェンス本体を支持する
ための支持部を有するとともに、柱本体の下部に地中に
埋設される脚を有する木製フェンス柱において、前記柱
本体として、柱本体の長さを有する複数の木柱片を、そ
れらの側面において相互に固定して構成した木製フェン
ス柱。 - 【請求項2】 前記柱本体の側面にフェンス本体の側縁
を嵌合するための溝を設け、この溝は上端が開放される
とともに、下端が閉鎖されている請求項1に記載の木製
フェンス柱。 - 【請求項3】 前記脚を固定するための固定部は、各木
柱片間に形成されている請求項1または2に記載の木製
フェンス柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24774996A JPH1088871A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 木製フェンス柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24774996A JPH1088871A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 木製フェンス柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1088871A true JPH1088871A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17168100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24774996A Pending JPH1088871A (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | 木製フェンス柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1088871A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007056597A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 建築部材 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP24774996A patent/JPH1088871A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007056597A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 建築部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051025 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |