JP2540758Y2 - 藤棚の構造 - Google Patents

藤棚の構造

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JP2540758Y2
JP2540758Y2 JP1993055594U JP5559493U JP2540758Y2 JP 2540758 Y2 JP2540758 Y2 JP 2540758Y2 JP 1993055594 U JP1993055594 U JP 1993055594U JP 5559493 U JP5559493 U JP 5559493U JP 2540758 Y2 JP2540758 Y2 JP 2540758Y2
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wisteria
trellis
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wisteria trellis
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Inventor
正則 片山
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株式会社山一屋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、藤棚の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、藤棚は木製の支柱に、木製の
梁を渡して、桟を多数取りつけた構造であった。また
は、鉄製の支柱と梁を用いて耐久性を高めたものもあっ
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の藤棚の構造は、木製の構造は、確かに、優れ
た美観が得られ、新しいうちは素晴らしいものである
が、屋外において風雨と日差しにさらされるので痛みや
すいという問題があった。一方、鉄製の構造は、確か
に、耐久性は高くなるが、美観上は木製に比較して大変
に劣るという問題があった。特に、鉄は錆びやすいの
で、折角の藤棚が台無しになるという問題があった。
【0004】そこで、本考案は、美観と耐久性が両立し
た藤棚の構造を提供することを目標としてなされたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる藤棚の構
造においては、軽金属を断面が8角形の筒状に成形した
8角形筒状材によって、複数の支柱と、これらの支柱の
頂部に渡された梁を形成し、これらの梁に軽金属製の棚
材を取りつけることによって藤棚形成用骨組み構造を構
成し、前記支柱と前記梁との接合部分には、支柱の頂部
に断面形状が逆台形状の切込みを設け、この切込みに8
角形筒状材をはめ込んで固定した固定構造を設けるとい
う手段を講じた。
【0006】
【作用】本考案によれば、軽金属によって藤棚形成用骨
組み構造を構成したので、風雨や日差しにさらしても容
易には劣化せず、高い耐久性が得られる。また、支柱と
梁との接合部分においては、支柱の頂部に断面形状が逆
台形状の切込みを設け、この切込みに8角形筒状材の梁
を嵌め込んで取りつけたので、梁は不用意に回ることな
く、確実に固定される。
【0007】
【実施例】以下に、本考案にかかる藤棚の構造を、その
実施例を示した図面に基づいて詳細に説明する。図1に
おいて、1は藤棚、2はその支柱、3はその梁、4はそ
の桟である。これらの材質は軽金属のアルミニュームで
あり、表面をブロンズ色に仕上げた。
【0008】支柱2A,2B,2C,2Dと梁3A,3
Bは、軽金属を断面が8角形の筒状に成形した8角形筒
状材によって形成されている。前記支柱2A,2Bの頂
部に前記梁3Aを固定し、前記支柱2C,2Dの頂部に
前記梁3Bを固定し、これらの梁3A,3Bに多数の桟
4,4,4,・・を固定して、藤棚を構成したものであ
る。
【0009】各支柱と梁との接合部分を図2に基づいて
説明する。図2においては、4本の支柱の頂部の構造を
まとめて説明する。支柱2の頂部に逆台形状の切込み2
1を形成し、この切込み21に8角形筒状材をはめ込ん
で取りつけたものである。即ち、支柱2の断面の8角形
の1辺をaとし、筒を構成する8面を面A,面B,面
C,面D,面E,面F,面G,面Hとしたときに、向か
い合う面A,面Eを、向かい合う面C,面Gより√2a
/2だけ短くし、残りの4つの面B,面D,面F,面H
は斜めに切断する。
【0010】このように構成した支柱の端面において、
面Aと面Bの境界を点J、面Bと面Cの境界を点K、面
Cと面Dの境界を点L、面Dと面Eの境界を点M、面E
と面Fの境界を点N、面Fと面Gの境界を点P、面Gと
面Hの境界を点Q、面Hと面Aの境界を点Rとする。側
方から見たときに、4つの点J,K,Q,Rと4つの点
L,M,N,Pで、それぞれ倒立した上下逆の等脚台形
を構成し、4つの点J,K,L,Mと4つの点N,P,
Q,Rで、それぞれ正立した等脚台形を構成している。
【0011】このような、接続構造を各支柱の頂部に配
置して、図1のような藤棚を構成したものである。
【0012】上記構造の藤棚1は、アルミニューム製で
あるので、大変軽く運搬組み立てが容易である。また、
風雨や日差しにさらされても、木製の藤棚のように劣化
しにくく、優れた耐久性が得られるという効果が得られ
る。また、鉄のようには錆びにくいので、優れた美観が
永く得られるという効果が得られる。
【0013】また、表面をブロンズ色に仕上げたので、
優れた美観が得られるという効果が得られる。
【0014】なお、支柱は4本に限定されるものではな
く、最低では1本の支柱の上に傘状に広がる藤棚を構成
することも可能であり、5本以上の支柱を設けることも
可能であることは、いうまでもない。図3に示すよう
な、支柱の頂部における接続構造も可能である。
【0015】
【考案の効果】このようにして、本考案の藤棚の構造に
よれば、軽金属製の8角形筒状材によって藤棚形成用骨
組み構造を構成し、前記支柱と前記梁との接合部分にお
いては逆台形状の切込みを形成して接合したので、支柱
の上に梁を仮に乗せた状態でも、梁が不用意には回転し
ないので、施工しやすいという効果が得られる。
【0016】また、軽金属によって優れた美観が得られ
るとともに、耐久性の高い藤棚を提供することができる
というい効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる藤棚の構造の実施例の斜視図で
ある。
【図2】同藤棚の構造の要部の拡大斜視図である。
【図3】別参考例の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 藤棚 2 支柱 2A,2B,2C,2D 支柱 3 梁 3A,3B 梁 4 桟(棚材) J,K,Q,R 倒立した上下逆の等脚台形 L,M,N,P 倒立した上下逆の等脚台形

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽金属を断面が8角形の筒状に成形した
    8角形筒状材によって、複数の支柱と、これらの支柱の
    頂部に渡された梁を形成し、これらの梁に軽金属製の棚
    材を取りつけることによって藤棚形成用骨組み構造を構
    成し、 前記支柱と前記梁との接合部分には、支柱の頂部に断面
    形状が逆台形状の切込みを設け、この切込みに梁となる
    8角形筒状材をはめ込んで固定した接合構造を備えたこ
    とを特徴とする藤棚の構造。
JP1993055594U 1993-10-14 1993-10-14 藤棚の構造 Expired - Lifetime JP2540758Y2 (ja)

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JPH0730647U JPH0730647U (ja) 1995-06-13
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