JPH11107585A - 垣根構築部材 - Google Patents

垣根構築部材

Info

Publication number
JPH11107585A
JPH11107585A JP27165997A JP27165997A JPH11107585A JP H11107585 A JPH11107585 A JP H11107585A JP 27165997 A JP27165997 A JP 27165997A JP 27165997 A JP27165997 A JP 27165997A JP H11107585 A JPH11107585 A JP H11107585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
members
fence
support
opening
fence construction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27165997A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Katayama
正則 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAICHIYA KK
Original Assignee
YAMAICHIYA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAICHIYA KK filed Critical YAMAICHIYA KK
Priority to JP27165997A priority Critical patent/JPH11107585A/ja
Publication of JPH11107585A publication Critical patent/JPH11107585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】角部分にも実施することができるのは勿論のこ
と、垣根部材の端部同士を連結した連結部をスリムにし
て美感に優れた人工竹材製の塀や垣根を構築できる垣根
構築部材を提供することを目的とするものである。 【構成】下端部が地中に埋設された状態で適当間隔隔て
て立設される支柱部材と、支柱部材同士が対面する側面
部分に開口部が支柱間で向かい合う状態で取り付けられ
た支持部材と、該支持部材の開口部間に亙って少なくと
も上下に一対架設される横桟部材と、該横桟部材間に配
設される垣根部材とを備え、支柱部材は分離可能な二部
材を向かい合わせに配設して構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は垣根等を構築する時
に使用される垣根構築部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枯山水等の日本庭園や造園の周囲はその
雰囲気に合わせて竹製の塀や垣根が多く用いられてい
る。この竹製の塀や垣根は、所定間隔置きに竹製の支柱
を立設し、支柱間に亙って天然の竹を横方向に多段に並
べ、横方向多段に並べられた竹を支柱に棕櫚縄等で緊縛
して固定するようにしてある。
【0003】ところが、こうした竹製の塀や垣根では、
先ず、径の揃った多量の天然の竹を必要とし、その調達
が難しいことから、高価に成ってしまうと言う問題があ
った。そこで、例えば実用新案登録第2506298号
公報に記載されているように、所定間隔置きに立設した
支柱の側面部分に両端に溝が開口するように断面H形の
横桟支持部材を取り付け、この対面する開口部分に樹脂
製パイプ状の人工竹部材垣根部材を端部を支持させるこ
とにより、天然の竹に代えて竹様の装飾を施した樹脂製
パイプ状の人工竹材を用いるようにすることが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載された構造による人工竹材製の塀や垣根では、先
ず、人工竹材の端部同士が断面H形の横桟支持部材で連
結されることから、この横桟支持部材で連結される人工
竹材は常に同一平面状となることから、角部分には実施
することができないと言う問題があった。
【0005】更に、支柱が、断面H形の横桟支持部材で
同一平面状に連設された部分から飛び出した形状になる
ことから、当該部分の厚みだけが支柱の厚み分、異様に
突出してしまい、これがために美感を損ねてしまうとい
う問題もある。
【0006】また、同公報の図にも示されているよう
に、筒状の人工竹材もしくは半円状のカバー部材でH形
の横桟支持部材及び支柱の露出部分を覆わせるようにす
ると更に、当該部分の厚みがましてしまうという問題も
ある。本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、角
部分にも実施することができるのは勿論のこと、垣根部
材の端部同士を連結した連結部をスリムにして美感に優
れた人工竹材製の塀や垣根を構築できる垣根構築部材を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明にかかる垣根構築部材は、下端部が地中に埋設さ
れた状態で適当間隔隔てて立設される支柱部材と、支柱
部材同士が対面する側面部分に開口部が支柱間で向かい
合う状態で取り付けられた支持部材と、該支持部材の開
口部間に亙って少なくとも上下に一対架設される横桟部
材と、該横桟部材間に配設される垣根部材とを備え、支
柱部材は分離可能な二部材を向かい合わせに配設して構
成したことを特徴とするものである。
【0008】支柱部材を形成する二部材が閉断面形状の
筒部材及び/または一側部が開口する型部材で形成した
り、向かい合わせに配設されて支柱部材を形成した二部
材の両上端部にわたって、連結用蓋板を取り付けたこと
も特徴とするものである。
【0009】また、適当間隔隔てて立設された支柱部材
の対面する側面部分に一側部が開口し、この開口部に垣
根部材の端部を支持する支持部材の開口部間に亙って横
桟部材を架設するようにしたことや、横桟部材がその一
部に閉断面部分を形成したり、横桟部材の閉断面部分に
補強用隔壁を設けたことも特徴の一つである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明にかかる垣根構築部材
の実施の形態を図面に基づいて説明する第1図は組み立
てられた状態の人工竹垣の斜視図、第2図は支柱部分の
分解斜視図を夫々示し、図中符号1はこの人工竹垣を全
体的に示す。この人工竹垣1はまがきを模して設置され
たもので、下端部が地中Eに埋設されて等間隔置きに植
立された支柱2・2・・・と、その支柱2・2・・・同
士が対面する側面部分に取り付けられた支持部材3・3
・・・と、対面する支持部材3・3・・・間に架設され
た横桟部材4・4・・・と、上下方向がこの該横桟部材
4・4・・・間に支持され、左右の端部が夫々支持部材
3・3・・・に嵌合された垣根部材5・5・・・とを備
えてなる。
【0011】上記支柱2・2・・・は、図2に示すよう
に、アルミニウム等の軽合金で平面視において長方形の
筒状に形成された支柱形成部材2a・2bの長辺部分同
士が当接する状態に向かい合わせにして一本の支柱2を
形成してあり、支柱形成部材2a・2bの上端の開口部
分2c・2dは一枚の連結用蓋板6で閉塞されている。
【0012】この連結用蓋板6は、孔7・7・・・に夫
々挿入したタッピングビス8・8・・を各支柱形成部材
2a・2bの四隅部に形成された“C”形溝9・9・・
・に螺着して支柱形成部材2a・2bの上端の開口部分
2c・2dを閉塞するとともに、両支柱形成部材2a・
2bの上端を連結するものである。
【0013】尚、支柱形成部材2a・2bの形状は図2
に示すような断面が長方形に形成されたものに限られ
ず、例えば図5に示すように一側が開口するC形のもの
等では、その開口部分同士を向かい合わせに当接させて
使用することもできる。そして、上記支持部材3・3・
・・は、支柱形成部材2a・2bと同様のアルミニウム
等の軽合金で平面視において“C”形の所謂チャンネル
形に形成され、支柱2・2・・・の対面する側面に開口
部分3aが向かい合う状態にしてタッピングビス(図示
せず)で固定されている。
【0014】この支持部材3・3・・・の開口部3a・
3a間に亙って架設される横桟部材4・4・・・のう
ち、上端及び下端の横桟部材4・4は図2及び図3に示
すように一側部に四角形の閉断面が形成され、他側部に
後述の垣根部材5・5・・・の上縁若しくは下縁に嵌合
する開口部4aが形成されている。また、支持部材3・
3・・・の開口部3a・3a間に亙って架設される横桟
部材4・4・・・のうち、一側部(図2及び図3中では
上側部)の四角形の閉断面の中央部分には補強用のリブ
10が一体に形成されて、その断面が漢字の『円』形に
形成されている。
【0015】また、中間部分の横桟部材4は、図4に示
すように中間部分に四角な閉断面を有し、その上下に垣
根部材5・5・・・の上縁若しくは下縁を受け止める開
口部4b・4cが夫々形成されている。横桟部材4・4
及び支持部材3・3・・・に支持される垣根部材5・5
・・・は、天然竹を模して合成樹脂で形成された円筒状
部材もしくは中間部に発泡スチロールや圧縮ボードを挟
み表裏に天然竹を並べたような形状にした板材を形成し
たパネル状部材が使用される。
【0016】上記のように形成された垣根構築部材を用
いて人工竹垣1を構築する手順を次に説明する。先ず、
所定位置に支持部材3・3・・・を固定した支柱形成部
材2a・2bを人工竹垣1を構築する位置に沿って等間
隔で支持部材3・3・・・の開口部3a・3aが向かい
合う状態で立設し、各支柱形成部材2a・2bの上端の
開口部分2c・2dを連結用蓋板6で閉塞して固定す
る。
【0017】次に、支持部材3・3・・・の開口部3a
・3a間の地面11の近傍に下端の横桟部材4を開口部
4aが上方に開口する状態でビス等で固定する。
【0018】そして、上方から所定本数の垣根部材5若
しくは1枚の垣根部材5を挿入した後、挿入された垣根
部材5の上端部を両端が支持部材3・3・・・の開口部
3a・3aに固定される中間の横桟部材4で押さえ、そ
の上方にほうに所定本数の垣根部材5若しくは1枚の垣
根部材5を挿入し、その高さが所定の高さになると垣根
部材5の上端部を横桟部材4で固定する。この手順を順
次繰り返してゆくと連続した人工竹垣1が形成されるの
である。
【0019】尚、上記の実施の形態に示す人工竹垣1は
平面状に連続するものであるが、隅角部では一方の支柱
形成部材2a・2bに取り付ける支持部材3・3の取り
付け面を異ならせることにより隅角部用の支柱にするこ
とができる。
【0020】また、合わせ面を異ならせることにより隅
角部用支柱と平面用支柱とを兼用させることができるの
は勿論のこと、支柱形成部材2a・2bを平面視で正四
角形にすると例えば図6に示すようにジグザグの垣根に
してその趣を更に向上させることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、適当間
隔隔てて立設される支柱部材の対面する側面部分に開口
部が支柱間で向かい合う状態で支持部材を取り付け、こ
の支持部材の開口部間に亙って架設された横桟部材間に
垣根部材を配設するとともに、支柱部材を分離可能な二
部材を向かい合わせして形成するようにしてあるので、
支持部材の支柱への取り付け位置を変更したり、支持部
材を構成する二部材の合わせ面を変更することにより連
結される垣根部材同士を同一平面から支柱部分で折れた
状態に変更することができ、日本庭園や造園における直
線部分は勿論のこと角部にも簡単に実施することができ
るという利点がある。
【0022】しかも、垣根部材の端部同士を連結する支
持部材は、支柱の側面部分に設けられすいることから、
連結された垣根部材から支柱部分が大きく突出すること
もなく、塀や垣根全体がおおきな突起のないスリムなも
のにでき、美感を大幅に向上させることができるという
利点もある。
【0023】また、支柱の露出する部分を装飾材で覆わ
せる場合でもその突出量を可及的に少なくでき、従来の
ように装飾材等による大きな出っ張りで美感を損なうこ
とも解消することもできる利点もある。
【0024】更に、横桟部材の一部が閉断面形状に形成
されているものでは、この閉断面部分で強度が高く、本
発明の垣根構築部材を用いて形成した人工竹垣の強度も
高められ、強風とにも十分に耐えられ、その耐久性を大
幅に向上させることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は組み立てられた状態の人工竹垣の斜視図であ
る。
【図2】は支柱部分の分解斜視図である。
【図3】は上端並びに下端に配設される横桟部材部材の
一部切欠き斜視図である。
【図4】は中間部に配設される横桟部材部材の一部切欠
き斜視図である。
【図5】は支柱形成部材の変形例の平面図である。
【図6】は人工竹垣をジグザグに設けた状態の概略平面
図である。
【符号の説明】
1・・・人工竹垣 2・・・支柱部材 2a・2b・・・支柱形成部材 3・・・支持部材 3a・・・3の開口部 5・・・垣根部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部が地中に埋設された状態で適当間隔
    隔てて立設される支柱部材と、支柱部材同士が対面する
    側面部分に開口部が支柱間で向かい合う状態で取り付け
    られた支持部材と、該支持部材の開口部間に亙って少な
    くとも上下に一対架設される横桟部材と、該横桟部材間
    に配設される垣根部材とを備え、支柱部材は分離可能な
    二部材を向かい合わせに配設して構成したことを特徴と
    する垣根構築部材。
  2. 【請求項2】支柱部材を形成する二部材が閉断面形状の
    筒部材及び/または一側部が開口する型部材で形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の垣根構築部材。
  3. 【請求項3】向かい合わせに配設されて支柱部材を形成
    した二部材の両上端部にわたって、連結用蓋板を取り付
    けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    垣根構築部材。
  4. 【請求項4】適当間隔隔てて立設された支柱部材の対面
    する側面部分に一側部が開口し、この開口部に垣根部材
    の端部を支持する支持部材の開口部間に亙って横桟部材
    を架設するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか1項に記載の垣根構築部材。
  5. 【請求項5】横桟部材がその一部に閉断面部分を形成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項4に記載の垣
    根構築部材。
  6. 【請求項6】横桟部材の閉断面部分に補強用隔壁を設け
    たことを特徴とする請求項5に記載の垣根構築部材。
JP27165997A 1997-10-03 1997-10-03 垣根構築部材 Pending JPH11107585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27165997A JPH11107585A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 垣根構築部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27165997A JPH11107585A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 垣根構築部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11107585A true JPH11107585A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17503118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27165997A Pending JPH11107585A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 垣根構築部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11107585A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2491558A (en) * 2011-05-09 2012-12-12 Alltype Fencing Specialists Ltd Panel fencing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2491558A (en) * 2011-05-09 2012-12-12 Alltype Fencing Specialists Ltd Panel fencing system
GB2491558B (en) * 2011-05-09 2017-02-08 Alltype Fencing Specialists Ltd Fencing system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5702090A (en) Snap together plastic fence
US3454262A (en) Interchangeable fence construction
US6668495B1 (en) Variable load capacity and aesthetically enhanced construction components for patio enclosures
US6419331B2 (en) Frame structure of playing machine
US20060278862A1 (en) Thermoformed wall and fencing assemblies
US20040051092A1 (en) Plastic deck railing
US20020011594A1 (en) Plastic fence panel
US5601279A (en) Picket fence including slats having U-shaped attachment rails
US20040079935A1 (en) Modular vinyl fencing system
US7021016B2 (en) Adornment for a post
US6349511B1 (en) Prefabricated multi-sided building construction system
KR101360911B1 (ko) 식재 호환 펜스
CA2555851A1 (en) Modular fence
US5531427A (en) Metallic fence system
JPH11107585A (ja) 垣根構築部材
CN105839566A (zh) 玻璃钢防护栏的立柱以及防护栏
KR101072007B1 (ko) 정자와 파고라를 포함하는 조경 시설물용 기둥
USD454205S1 (en) Above-ground swimming pool
CN215836082U (zh) 一种中空塑木板组装花篮
US20070113449A1 (en) Transportable outdoor sign support structure
JP2620743B2 (ja) 垣形成用支柱
CN214498605U (zh) 一种高强度栅栏型材装配构造
JP2506298Y2 (ja) 人工竹垣の組立構造
JP3124516B2 (ja) 竹垣構築装置
KR20060088080A (ko) 조립식 펜스