JPH1087793A - ジシクロペンタジエン誘導体をベースとするコーティングコンパウンド - Google Patents
ジシクロペンタジエン誘導体をベースとするコーティングコンパウンドInfo
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- JPH1087793A JPH1087793A JP23024997A JP23024997A JPH1087793A JP H1087793 A JPH1087793 A JP H1087793A JP 23024997 A JP23024997 A JP 23024997A JP 23024997 A JP23024997 A JP 23024997A JP H1087793 A JPH1087793 A JP H1087793A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/18—Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
- C08K3/20—Oxides; Hydroxides
- C08K3/22—Oxides; Hydroxides of metals
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G61/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain of the macromolecule
- C08G61/02—Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes
- C08G61/04—Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms
- C08G61/06—Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds
- C08G61/08—Macromolecular compounds containing only carbon atoms in the main chain of the macromolecule, e.g. polyxylylenes only aliphatic carbon atoms prepared by ring-opening of carbocyclic compounds of carbocyclic compounds containing one or more carbon-to-carbon double bonds in the ring
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
- H01B3/30—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高い破壊強さ、熱伝導率を有する難燃性物品に
硬化され得る開環複分解重合のための充填剤入り樹脂系
の提供。 【解決手段】シクロペンタジエンのディールス−アルダ
ー付加物(ジシクロペンタジエン等)と、ルテニウム化
合物〔(1−メチル−4−イソプロピルベンゼン)Ru
Cl2 P(シクロヘキシル)3 等〕と、加熱されると水
を放出する化合物(MgOH2 ,Al(OH)3 等)と
からなる組成物。該組成物を>40℃の温度まで加熱す
ることからなる複分解ポリマーの製法。該組成物を電気
部品、電子部品のためのコーティング材料として使用す
る方法。
硬化され得る開環複分解重合のための充填剤入り樹脂系
の提供。 【解決手段】シクロペンタジエンのディールス−アルダ
ー付加物(ジシクロペンタジエン等)と、ルテニウム化
合物〔(1−メチル−4−イソプロピルベンゼン)Ru
Cl2 P(シクロヘキシル)3 等〕と、加熱されると水
を放出する化合物(MgOH2 ,Al(OH)3 等)と
からなる組成物。該組成物を>40℃の温度まで加熱す
ることからなる複分解ポリマーの製法。該組成物を電気
部品、電子部品のためのコーティング材料として使用す
る方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シクロペンタジエ
ンのディールス−アルダー付加物、ROMP触媒および
加熱されると水を放出する化合物からなる組成物、該組
成物から複分解ポリマーを製造する方法ならびに電気部
品または電子部品のためのコーティング材料として上記
組成物の使用方法に関するものである。
ンのディールス−アルダー付加物、ROMP触媒および
加熱されると水を放出する化合物からなる組成物、該組
成物から複分解ポリマーを製造する方法ならびに電気部
品または電子部品のためのコーティング材料として上記
組成物の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】それらの良好な機械的および電気的特性
のために、開環複分解重合(ROMP)により重合され
得るシクロオレフィンは原理的に電気的用途に適してい
る。それらの安い価格の故に、ジシクロペンタジエンお
よびノルボルネン誘導体はこの目的に特に適している。
そのような系は特にWO96/16100、WO96/
20235またはEP−A−348852に開示されて
いる。しかしながら、これらの公知の系はある種の用
途、特にフライバックトランス、モジュールおよび分配
トランスのためのコーティングコンパウンド(塗料,co
ating compound)の製造の際に、それらに求められる高
い要求をそれらの全ての性質において満たすものではな
い。
のために、開環複分解重合(ROMP)により重合され
得るシクロオレフィンは原理的に電気的用途に適してい
る。それらの安い価格の故に、ジシクロペンタジエンお
よびノルボルネン誘導体はこの目的に特に適している。
そのような系は特にWO96/16100、WO96/
20235またはEP−A−348852に開示されて
いる。しかしながら、これらの公知の系はある種の用
途、特にフライバックトランス、モジュールおよび分配
トランスのためのコーティングコンパウンド(塗料,co
ating compound)の製造の際に、それらに求められる高
い要求をそれらの全ての性質において満たすものではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高い
(絶縁)破壊強さおよび高い熱伝導率を有する難燃性物
品に硬化され得る開環複分解重合のための充填剤入り樹
脂系を提供することである。良好な電気的破壊挙動は特
に熱および水分の長期の作用(いわゆる圧力がま試験)
によってさえも実質的に影響されるべきではない。
(絶縁)破壊強さおよび高い熱伝導率を有する難燃性物
品に硬化され得る開環複分解重合のための充填剤入り樹
脂系を提供することである。良好な電気的破壊挙動は特
に熱および水分の長期の作用(いわゆる圧力がま試験)
によってさえも実質的に影響されるべきではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】加熱されると水を放出す
る化合物を添加することにより上記目的が達成され得る
ことを今見出した。
る化合物を添加することにより上記目的が達成され得る
ことを今見出した。
【0005】本発明は、(a)シクロペンタジエンのデ
ィールス−アルダー付加物、(b)次式IまたはII: (式中、R1 、R2 およびR3 は互いに独立してフェニ
ル基、トリル基またはシクロヘキシル基を表し、Lは未
置換または1ないし3個の炭素原子数1ないし4のアル
キル基により置換されたベンゼン;チオフェン、ベンゾ
ニトリル、アセトニトリル、窒素(N2)、未置換また
は部分的もしくは完全に置換された炭素原子数1ないし
4のフッ素化アルコール、CO、H2 OまたはNH3 を
表し、Z1 - およびZ2 - は互いに独立してH- 、Cl
- 、Br- 、BF4 - 、PF6 - 、SbF6 - 、AsF
6 - 、CF3 SO3 - 、C6 H5 −SO3 - 、p−トル
エンスルホネート基(トシレート基)、3,5−ジメチ
ルフェニルスルホネート基、2,4,6−トリメチルフ
ェニルスルホネート基、4−トリフルオロメチルフェニ
ルスルホネート基またはシクロペンタジエニル基を表
し、xは1ないし3の数を表し、そしてyは0ないし3
の数を表すが、ただし2≦x+y≦4であり、Qはフェ
ニル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基を表
し、そしてR4 は水素原子、塩素原子または第三ブチル
基を表す)で表される化合物、および(c)加熱される
と水を放出する化合物からなる組成物に関する。
ィールス−アルダー付加物、(b)次式IまたはII: (式中、R1 、R2 およびR3 は互いに独立してフェニ
ル基、トリル基またはシクロヘキシル基を表し、Lは未
置換または1ないし3個の炭素原子数1ないし4のアル
キル基により置換されたベンゼン;チオフェン、ベンゾ
ニトリル、アセトニトリル、窒素(N2)、未置換また
は部分的もしくは完全に置換された炭素原子数1ないし
4のフッ素化アルコール、CO、H2 OまたはNH3 を
表し、Z1 - およびZ2 - は互いに独立してH- 、Cl
- 、Br- 、BF4 - 、PF6 - 、SbF6 - 、AsF
6 - 、CF3 SO3 - 、C6 H5 −SO3 - 、p−トル
エンスルホネート基(トシレート基)、3,5−ジメチ
ルフェニルスルホネート基、2,4,6−トリメチルフ
ェニルスルホネート基、4−トリフルオロメチルフェニ
ルスルホネート基またはシクロペンタジエニル基を表
し、xは1ないし3の数を表し、そしてyは0ないし3
の数を表すが、ただし2≦x+y≦4であり、Qはフェ
ニル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基を表
し、そしてR4 は水素原子、塩素原子または第三ブチル
基を表す)で表される化合物、および(c)加熱される
と水を放出する化合物からなる組成物に関する。
【0006】本発明の範囲内で、「加熱されると水を放
出する化合物」という用語は少なくとも150℃までの
温度で安定であるが、150ないし800℃の範囲の温
度までさらに加熱されたときに結晶水または化学的に結
合した水(構成水)を放出する化合物を意味する。
出する化合物」という用語は少なくとも150℃までの
温度で安定であるが、150ないし800℃の範囲の温
度までさらに加熱されたときに結晶水または化学的に結
合した水(構成水)を放出する化合物を意味する。
【0007】成分(a)は基本的には、シクロペンタジ
エンと適当なジエノフィルとのディールス−アルダー反
応により得られ得る全ての化合物であってよい。
エンと適当なジエノフィルとのディールス−アルダー反
応により得られ得る全ての化合物であってよい。
【0008】適当なディールス−アルダー付加物は例え
ば以下の化合物である:
ば以下の化合物である:
【0009】好ましいディールス−アルダー付加物はテ
トラシクロドデセン(14)、メチルテトラシクロドデ
セン(11)、そして特にジシクロペンタジエン(1
8)である。
トラシクロドデセン(14)、メチルテトラシクロドデ
セン(11)、そして特にジシクロペンタジエン(1
8)である。
【0010】成分(b)のROMP触媒として使用され
るべきルテニウム化合物は当業者には公知である。式I
で表されるルテニウム(+II)錯塩はWO96/16
100およびWO96/20235に開示されており、
式IIで表される金属カルベン錯体はWO93/201
11から公知である。
るべきルテニウム化合物は当業者には公知である。式I
で表されるルテニウム(+II)錯塩はWO96/16
100およびWO96/20235に開示されており、
式IIで表される金属カルベン錯体はWO93/201
11から公知である。
【0011】好ましいROMP触媒は〔(シクロヘキシ
ル)3 P〕2 RuCl2 、〔(C6H5 )3 P〕3 Ru
Cl2 、〔(C6 H5 )3 P〕3 (CO)RuH2 、
〔(C6 H5 )3 P〕3 RuCl(シクロペンタジエニ
ル)、〔(シクロヘキシル)3P〕2 (CH3 OH)R
u(トシレート)2 、〔(o−トリル)3 P〕3 RuC
l2 、(シクロヘキシル)3 P(クメン)RuCl2 、
〔(CH3 )2 CH〕3P(クメン)RuCl2 、そし
て特に(シクロヘキシル)3 P(1−メチル−4−イソ
プロピルベンゼン)RuCl2 である。
ル)3 P〕2 RuCl2 、〔(C6H5 )3 P〕3 Ru
Cl2 、〔(C6 H5 )3 P〕3 (CO)RuH2 、
〔(C6 H5 )3 P〕3 RuCl(シクロペンタジエニ
ル)、〔(シクロヘキシル)3P〕2 (CH3 OH)R
u(トシレート)2 、〔(o−トリル)3 P〕3 RuC
l2 、(シクロヘキシル)3 P(クメン)RuCl2 、
〔(CH3 )2 CH〕3P(クメン)RuCl2 、そし
て特に(シクロヘキシル)3 P(1−メチル−4−イソ
プロピルベンゼン)RuCl2 である。
【0012】新規組成物中の成分(c)は結晶水含有化
合物ならびに加熱された際に分解および脱水する化合物
であってよい。適当な結晶水含有化合物の典型的な例は
Na2 CO3 ・10H2 O、Na2 SO4 ・10H
2 O、K2 Mg(SO4 )2 ・6H2 O、MgCl2 ・
6H2 O、MgSO4 ・7H2 O、CaSO4 ・2H2
OおよびCaCl2 ・6H2 Oである。異なる結晶水含
量を有する種々のケイ酸ナトリウムを使用することも可
能である。そのようなケイ酸ナトリウムは次式:Na2
SiO3 ・xH2 OまたはNa2Si4 O9 ・xH2 O
で表され得る。
合物ならびに加熱された際に分解および脱水する化合物
であってよい。適当な結晶水含有化合物の典型的な例は
Na2 CO3 ・10H2 O、Na2 SO4 ・10H
2 O、K2 Mg(SO4 )2 ・6H2 O、MgCl2 ・
6H2 O、MgSO4 ・7H2 O、CaSO4 ・2H2
OおよびCaCl2 ・6H2 Oである。異なる結晶水含
量を有する種々のケイ酸ナトリウムを使用することも可
能である。そのようなケイ酸ナトリウムは次式:Na2
SiO3 ・xH2 OまたはNa2Si4 O9 ・xH2 O
で表され得る。
【0013】加熱された際に分解および脱水する化合物
は、特に、150℃ないし800℃の範囲の温度で相当
する金属酸化物に変換する金属水酸化物を包含する。適
当な金属水酸化物を例示すると、Mg(OH)2 、Ca
(OH)2 、Sr(OH)2 、Ba(OH)2 、Zn
(OH)2 、Cd(OH)2 、Hg(OH)2、Fe
(OH)2 、Fe(OH)3 、Co(OH)2 、Ni
(OH)2 、Al(OH)3 、Ga(OH)3 、In
(OH)3 およびTl(OH)3 である。炭酸水酸化
物、例えばMg2 (OH)2 CO3 もまた成分(c)と
して適している。
は、特に、150℃ないし800℃の範囲の温度で相当
する金属酸化物に変換する金属水酸化物を包含する。適
当な金属水酸化物を例示すると、Mg(OH)2 、Ca
(OH)2 、Sr(OH)2 、Ba(OH)2 、Zn
(OH)2 、Cd(OH)2 、Hg(OH)2、Fe
(OH)2 、Fe(OH)3 、Co(OH)2 、Ni
(OH)2 、Al(OH)3 、Ga(OH)3 、In
(OH)3 およびTl(OH)3 である。炭酸水酸化
物、例えばMg2 (OH)2 CO3 もまた成分(c)と
して適している。
【0014】成分(c)は好ましくは周期表の第IIま
たは第III主族の金属の水酸化物である。水酸化マグ
ネシウムおよび水酸化アルミニウムが特に好ましい。
たは第III主族の金属の水酸化物である。水酸化マグ
ネシウムおよび水酸化アルミニウムが特に好ましい。
【0015】新規組成物において都合よく使用されるべ
き成分(a)、(b)および(c)の量は広範囲内を変
化し得る。成分(c)は成分(a)、(b)および
(c)の全量を基準として10−90重量%の量で都合
よく使用される。新規組成物は、成分(a)、(b)お
よび(c)の全量を基準として、成分(a)9−85重
量%、好ましくは18−78重量%、成分(b)0.0
01−10.0重量%、好ましくは0.01−5.0重
量%および成分(c)10−90重量%、好ましくは2
0−80重量%からなることが好ましい。
き成分(a)、(b)および(c)の量は広範囲内を変
化し得る。成分(c)は成分(a)、(b)および
(c)の全量を基準として10−90重量%の量で都合
よく使用される。新規組成物は、成分(a)、(b)お
よび(c)の全量を基準として、成分(a)9−85重
量%、好ましくは18−78重量%、成分(b)0.0
01−10.0重量%、好ましくは0.01−5.0重
量%および成分(c)10−90重量%、好ましくは2
0−80重量%からなることが好ましい。
【0016】成分(c)の他に、新規組成物は成分
(d)として別の充填剤をより多量に含有してもよい。
これらの充填剤は成分(a)、(b)、(c)および
(d)の全量を基準として好ましくは1−90重量%、
特に好ましくは5−60重量%、そして最も好ましくは
10−50重量%の量で存在する。
(d)として別の充填剤をより多量に含有してもよい。
これらの充填剤は成分(a)、(b)、(c)および
(d)の全量を基準として好ましくは1−90重量%、
特に好ましくは5−60重量%、そして最も好ましくは
10−50重量%の量で存在する。
【0017】新規組成物に成分(d)として使用され得
る適当な充填剤は、例えば金属粉末、木材粉、粉末ガラ
ス、ガラスビーズ、半金属酸化物および金属酸化物、典
型的にはSiO2 〔エーロシル(aerosils),石英,石英
粉末,融解石英〕、鋼玉(コランダム)および二酸化チ
タン、半金属窒化物および金属窒化物、典型的には窒化
ケイ素、窒化ホウ素および窒化アルミニウム、半金属炭
化物および金属炭化物(SiC)、金属炭酸塩(ドロマ
イト,チョーク,CaCO3 )、金属硫酸塩(バライ
ト,石膏)、鉱物粉末および天然または合成鉱物、特に
ケイ酸塩系列由来のもの、例えばタルク、マイカ、カオ
リン、ウオラストナイト、ベントナイトまたはプラスチ
ック粉末、例えばポリエチレン、ポリプロピレンまたは
ポリブチレンテレフタレートからの粉末である。
る適当な充填剤は、例えば金属粉末、木材粉、粉末ガラ
ス、ガラスビーズ、半金属酸化物および金属酸化物、典
型的にはSiO2 〔エーロシル(aerosils),石英,石英
粉末,融解石英〕、鋼玉(コランダム)および二酸化チ
タン、半金属窒化物および金属窒化物、典型的には窒化
ケイ素、窒化ホウ素および窒化アルミニウム、半金属炭
化物および金属炭化物(SiC)、金属炭酸塩(ドロマ
イト,チョーク,CaCO3 )、金属硫酸塩(バライ
ト,石膏)、鉱物粉末および天然または合成鉱物、特に
ケイ酸塩系列由来のもの、例えばタルク、マイカ、カオ
リン、ウオラストナイト、ベントナイトまたはプラスチ
ック粉末、例えばポリエチレン、ポリプロピレンまたは
ポリブチレンテレフタレートからの粉末である。
【0018】成分(d)は好ましくは金属酸化物、金属
炭酸塩、金属硫酸塩または金属ケイ酸塩またはSiO2
である。成分(d)は特に好ましくはSiO2 である。
異なるSiO2 変態の中で、石英粉末および合成シリカ
粉が特に好ましい。
炭酸塩、金属硫酸塩または金属ケイ酸塩またはSiO2
である。成分(d)は特に好ましくはSiO2 である。
異なるSiO2 変態の中で、石英粉末および合成シリカ
粉が特に好ましい。
【0019】硬化性組成物はまた強化剤、例えばコア/
シェルポリマーまたはゴム強化剤として当業者に公知で
あるエラストマーもしくはエラストマー含有グラフトポ
リマーを含有し得る。適当な強化剤は特にEP−A−4
49776に開示されている。
シェルポリマーまたはゴム強化剤として当業者に公知で
あるエラストマーもしくはエラストマー含有グラフトポ
リマーを含有し得る。適当な強化剤は特にEP−A−4
49776に開示されている。
【0020】硬化性混合物の電気的特性(誘電率,誘電
損率)を改良するため、シラン、例えばオシ・スペシャ
ルティーズ(Osi Specialties) により登録商標シルケス
ト(Silquest)で提供される化合物が添加されてもよい。
適当なシランは典型的にはオクチルトリエトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランおよび
γ−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシランであ
る。
損率)を改良するため、シラン、例えばオシ・スペシャ
ルティーズ(Osi Specialties) により登録商標シルケス
ト(Silquest)で提供される化合物が添加されてもよい。
適当なシランは典型的にはオクチルトリエトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、メチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシ
シラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシランおよび
γ−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシランであ
る。
【0021】上記の添加剤の他に、新規組成物は慣用の
添加剤、典型的には酸化防止剤、光安定剤、可塑剤、着
色剤、顔料、チキソトロープ剤、消泡剤、静電防止剤、
滑剤および離型剤をさらに含有し得る。新規組成物はま
た不活性溶媒を含有し得る。適当な不活性溶媒は、例え
ばプロトン極性および非プロトン性溶媒であり、それら
はそれら単独で使用されても、または少なくとも2種の
溶媒からなる混合物で使用され得る。
添加剤、典型的には酸化防止剤、光安定剤、可塑剤、着
色剤、顔料、チキソトロープ剤、消泡剤、静電防止剤、
滑剤および離型剤をさらに含有し得る。新規組成物はま
た不活性溶媒を含有し得る。適当な不活性溶媒は、例え
ばプロトン極性および非プロトン性溶媒であり、それら
はそれら単独で使用されても、または少なくとも2種の
溶媒からなる混合物で使用され得る。
【0022】新規組成物の製造は公知の混合装置(攪拌
機,混練機,ロール,ミル,ドライミキサーまたは薄手
フィルムガス抜きミキサー)を用いて各成分を混合する
ことにより慣用の方法で行われ得る。新規組成物は重合
の直前に製造され得、また、予備配合された混合物の形
態で使用され得る。混合物は重合前にすぐに使用できる
配合物として長期間貯蔵され得、大規模な工業的用途に
有利である。しかしながら、触媒が感光性リガンドを含
有するならば、混合物を遮光して保存することが望まし
い。
機,混練機,ロール,ミル,ドライミキサーまたは薄手
フィルムガス抜きミキサー)を用いて各成分を混合する
ことにより慣用の方法で行われ得る。新規組成物は重合
の直前に製造され得、また、予備配合された混合物の形
態で使用され得る。混合物は重合前にすぐに使用できる
配合物として長期間貯蔵され得、大規模な工業的用途に
有利である。しかしながら、触媒が感光性リガンドを含
有するならば、混合物を遮光して保存することが望まし
い。
【0023】別な面において、本発明は、上記成分
(a)ないし(c)からなる組成物を>40℃の温度
(40℃より高い温度)まで加熱することからなる複分
解ポリマーの製造方法に関するものである。本発明のこ
の方法は少なくとも60℃の温度で通常行われる。上記
新規方法は特に60ないし300℃、好ましくは60な
いし250℃、特に好ましくは60ないし200℃、そ
して最も好ましくは70ないし160℃の温度範囲で行
われる。重合の後、高められた温度、典型的には80な
いし200℃の範囲で混合物にアフターベーキングを行
うことが有用であり得る。
(a)ないし(c)からなる組成物を>40℃の温度
(40℃より高い温度)まで加熱することからなる複分
解ポリマーの製造方法に関するものである。本発明のこ
の方法は少なくとも60℃の温度で通常行われる。上記
新規方法は特に60ないし300℃、好ましくは60な
いし250℃、特に好ましくは60ないし200℃、そ
して最も好ましくは70ないし160℃の温度範囲で行
われる。重合の後、高められた温度、典型的には80な
いし200℃の範囲で混合物にアフターベーキングを行
うことが有用であり得る。
【0024】上記新規方法に従って製造された複分解ポ
リマーはホモポリマー、構造単位がランダム分散したコ
ポリマー、グラフトポリマー、ブロックポリマーまたは
架橋ポリマーをさらに含有し得る。上記ポリマーは平均
分子量500ないし2000000ダルトン、好ましく
は1000ないし1000000ダルトンを有し得る
(ゲル透過クロマトグラフィーにより測定)。
リマーはホモポリマー、構造単位がランダム分散したコ
ポリマー、グラフトポリマー、ブロックポリマーまたは
架橋ポリマーをさらに含有し得る。上記ポリマーは平均
分子量500ないし2000000ダルトン、好ましく
は1000ないし1000000ダルトンを有し得る
(ゲル透過クロマトグラフィーにより測定)。
【0025】上記新規方法に従って製造された複分解ポ
リマーは高い熱伝導率、優れた靱性および機械的強さ並
びに良好な電気的特性(高い電気的破壊強さ,特に圧力
がまによる電気的破壊強さ,低い誘電損率またはtan
δ値)により特に区別され、そして減圧注型技術におけ
る用途、とりわけ電気部品および電子部品のためのコー
ティング材料として特に適している。硬化された注型コ
ンパウンドは良好な機械的特性を有し、そして非常に良
好な誘電特性および高い耐久性を有する。従って、本発
明はまた、電気部品または電子部品のためのコーティン
グ材料として上記新規組成物を使用する方法に関するも
のである。
リマーは高い熱伝導率、優れた靱性および機械的強さ並
びに良好な電気的特性(高い電気的破壊強さ,特に圧力
がまによる電気的破壊強さ,低い誘電損率またはtan
δ値)により特に区別され、そして減圧注型技術におけ
る用途、とりわけ電気部品および電子部品のためのコー
ティング材料として特に適している。硬化された注型コ
ンパウンドは良好な機械的特性を有し、そして非常に良
好な誘電特性および高い耐久性を有する。従って、本発
明はまた、電気部品または電子部品のためのコーティン
グ材料として上記新規組成物を使用する方法に関するも
のである。
【0026】
【発明の実施の形態】上記新規組成物のもう一つの利点
は、環境に安全ではないハロゲン含有またはリン含有難
燃剤の使用を不要にする成分(c)として使用される物
質の難燃化作用に由来する。それ故に、新規組成物は電
気部品および電子部品、例えば難燃化仕上げを必要と
し、そしてハロゲン化合物、アンチモン化合物またはリ
ン化合物もしくは赤リンを含有すべきでないテレビ装置
用トランス、コンデンサー、モジュール、分配トランス
等のためのコーティングコンパウンドとして特に適して
いる。多くの慣用のROMP触媒とは異なり、成分
(b)のルテニウム化合物は感水性(吸水性)ではな
く、そしてそれ故に水含有物質と組み合わせて使用され
得る。
は、環境に安全ではないハロゲン含有またはリン含有難
燃剤の使用を不要にする成分(c)として使用される物
質の難燃化作用に由来する。それ故に、新規組成物は電
気部品および電子部品、例えば難燃化仕上げを必要と
し、そしてハロゲン化合物、アンチモン化合物またはリ
ン化合物もしくは赤リンを含有すべきでないテレビ装置
用トランス、コンデンサー、モジュール、分配トランス
等のためのコーティングコンパウンドとして特に適して
いる。多くの慣用のROMP触媒とは異なり、成分
(b)のルテニウム化合物は感水性(吸水性)ではな
く、そしてそれ故に水含有物質と組み合わせて使用され
得る。
【0027】
【実施例】以下の略語が本実施例において使用される: FBT:フライバックトランス(fly back transformer) RT:室温 BDV:破壊電圧 BDV(破壊電圧)はIEC243−1に従って決定さ
れるが、使用する試験試料の数を5の代わりに2のみと
し、プレートの厚さを3mmではなく2mmのみとす
る。
れるが、使用する試験試料の数を5の代わりに2のみと
し、プレートの厚さを3mmではなく2mmのみとす
る。
【0028】圧力がま試験 試験試料をラックに収めてオートクレーブ内に置く。十
分な量の蒸留水を装置内に充填し、次いで閉鎖し、そし
て加熱する。サーモスタットおよびコンタクターを備え
た温度計を用いて、温度が121℃となるように加熱を
調整する。圧力を約2.4ないし2.6気圧(atm)
に調整する。上記試験試料をオートクレーブ内で3日間
処理する。冷却後、水分を含んだまま試料を保持し、そ
してできるだけ早く測定する(BDV)。
分な量の蒸留水を装置内に充填し、次いで閉鎖し、そし
て加熱する。サーモスタットおよびコンタクターを備え
た温度計を用いて、温度が121℃となるように加熱を
調整する。圧力を約2.4ないし2.6気圧(atm)
に調整する。上記試験試料をオートクレーブ内で3日間
処理する。冷却後、水分を含んだまま試料を保持し、そ
してできるだけ早く測定する(BDV)。
【0029】ジシクロペンタジエン343.9g、ビニ
ルトリメトキシシラン〔オシ・スペシャルティーズによ
るシルケスト(登録商標)A−171〕4.4g、水酸
化アルミニウム〔ナバルテック(Nabaltek)によるアピラ
ル(Apyral,登録商標)4〕450gおよび石英粉末W
12〔クアルツベルケ・フレッヘン(Quarzwerke Freche
n)〕200gを固定攪拌機を備えたミキサーにおいて通
常の圧力下RTでまず予備混合し、そして次いでそれら
を減圧下(約3mbar)で十分に混合し、均質な褐色
組成物を得る。ジクロロメタン3g中の(1−メチル−
4−イソプロピルベンゼン)RuCl2 P(シクロヘキ
シル)3 1.7gからなる溶液を上記組成物中に20分
かけて攪拌し、溶媒を減圧下(最終値約3mbar)で
除去する。
ルトリメトキシシラン〔オシ・スペシャルティーズによ
るシルケスト(登録商標)A−171〕4.4g、水酸
化アルミニウム〔ナバルテック(Nabaltek)によるアピラ
ル(Apyral,登録商標)4〕450gおよび石英粉末W
12〔クアルツベルケ・フレッヘン(Quarzwerke Freche
n)〕200gを固定攪拌機を備えたミキサーにおいて通
常の圧力下RTでまず予備混合し、そして次いでそれら
を減圧下(約3mbar)で十分に混合し、均質な褐色
組成物を得る。ジクロロメタン3g中の(1−メチル−
4−イソプロピルベンゼン)RuCl2 P(シクロヘキ
シル)3 1.7gからなる溶液を上記組成物中に20分
かけて攪拌し、溶媒を減圧下(最終値約3mbar)で
除去する。
【0030】このようにして得られた新規混合物(混合
物A)をフライバックトランス(ダイオード分割テレビ
トランス)を注型するために使用する。このために、F
BTを減圧注型装置においてRT(0.5mbar)で
10分間ガス抜きする。混合物Aを注型装置に充填し、
そしてゆっくり攪拌しながら3mbarで10分間ガス
抜きする。注型チャンバー内の減圧を次に10mbar
に調整し、FBTを混合物で充填する。注型後、注型チ
ャンバー内を通常の圧力に戻し、そして充填したFBT
を100℃で1時間、次に120℃で3時間硬化する。
非常に良好に含浸された細い巻線を有するフライバック
トランスが上記方法で得られる。硬化した注型材料は以
下の特性を有する: ガラス転移温度Tg : 100−110℃ 誘電率εr (RTで10kHz): 3.5 BDV: 26kV/mm 3d圧力がまによるBDV: 23kV/mm 難燃性UL94V0: 6mm 誘電損率tanδ(RTで10kHz): 0.4% 誘電損率tanδ(120℃で10kHz): 0.4%
物A)をフライバックトランス(ダイオード分割テレビ
トランス)を注型するために使用する。このために、F
BTを減圧注型装置においてRT(0.5mbar)で
10分間ガス抜きする。混合物Aを注型装置に充填し、
そしてゆっくり攪拌しながら3mbarで10分間ガス
抜きする。注型チャンバー内の減圧を次に10mbar
に調整し、FBTを混合物で充填する。注型後、注型チ
ャンバー内を通常の圧力に戻し、そして充填したFBT
を100℃で1時間、次に120℃で3時間硬化する。
非常に良好に含浸された細い巻線を有するフライバック
トランスが上記方法で得られる。硬化した注型材料は以
下の特性を有する: ガラス転移温度Tg : 100−110℃ 誘電率εr (RTで10kHz): 3.5 BDV: 26kV/mm 3d圧力がまによるBDV: 23kV/mm 難燃性UL94V0: 6mm 誘電損率tanδ(RTで10kHz): 0.4% 誘電損率tanδ(120℃で10kHz): 0.4%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C09D 4/00 C09D 4/00
Claims (11)
- 【請求項1】(a)シクロペンタジエンのディールス−
アルダー付加物、(b)次式IまたはII: (式中、R1 、R2 およびR3 は互いに独立してフェニ
ル基、トリル基またはシクロヘキシル基を表し、 Lは未置換または1ないし3個の炭素原子数1ないし4
のアルキル基により置換されたベンゼン;チオフェン、
ベンゾニトリル、アセトニトリル、窒素(N2)、未置
換または部分的もしくは完全に置換された炭素原子数1
ないし4のフッ素化アルコール、CO、H2 OまたはN
H3 を表し、 Z1 - およびZ2 - は互いに独立してH- 、Cl- 、B
r- 、BF4 - 、PF6 - 、SbF6 - 、AsF6 - 、
CF3 SO3 - 、C6 H5 −SO3 - 、p−トルエンス
ルホネート基(トシレート基)、3,5−ジメチルフェ
ニルスルホネート基、2,4,6−トリメチルフェニル
スルホネート基、4−トリフルオロメチルフェニルスル
ホネート基またはシクロペンタジエニル基を表し、 xは1ないし3の数を表し、そしてyは0ないし3の数
を表すが、ただし2≦x+y≦4であり、 Qはフェニル基、シクロペンチル基またはシクロヘキシ
ル基を表し、そしてR4 は水素原子、塩素原子または第
三ブチル基を表す)で表される化合物、および(c)加
熱されると水を放出する化合物からなる組成物。 - 【請求項2】 成分(a)がジシクロペンタジエン、テ
トラシクロドデセンまたはメチルテトラシクロドデセン
である請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 成分(a)がジシクロペンタジエンであ
る請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 成分(b)が(1−メチル−4−イソプ
ロピルベンゼン)RuCl2 P(シクロヘキシル)3 で
ある請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 成分(c)が周期表の第IIまたは第I
II主族の金属の水酸化物である請求項1記載の組成
物。 - 【請求項6】 成分(c)が水酸化マグネシウムまたは
水酸化アルミニウムである請求項1記載の組成物。 - 【請求項7】 成分(a)、(b)および(c)の全量
を基準として成分(c)を10−90重量%含有する請
求項1記載の組成物。 - 【請求項8】 全体の組成物を基準として、成分(a)
9−85重量%、成分(b)0.001−10重量%お
よび成分(c)10−90重量%からなる請求項1記載
の組成物。 - 【請求項9】 全体の組成物を基準として、成分(a)
18−78重量%、成分(b)0.01−5.0重量%
および成分(c)20−80重量%からなる請求項1記
載の組成物。 - 【請求項10】 請求項1記載の組成物を>40℃の温
度まで加熱することからなる複分解ポリマーの製造方
法。 - 【請求項11】 電気部品または電子部品のためのコー
ティング材料として請求項1記載の組成物を使用する方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH1986/96 | 1996-08-13 | ||
CH198696 | 1996-08-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1087793A true JPH1087793A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=4223239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23024997A Pending JPH1087793A (ja) | 1996-08-13 | 1997-08-12 | ジシクロペンタジエン誘導体をベースとするコーティングコンパウンド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0824125A1 (ja) |
JP (1) | JPH1087793A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007051251A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 反応性シリル基変性ノルボルネン系樹脂及びその製造方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6203923B1 (en) * | 1998-09-29 | 2001-03-20 | Cryovac, Inc. | Regio-regular functionalized polymeric packaging material |
US20120208959A1 (en) | 2009-11-02 | 2012-08-16 | Basf Se | Method for producing an aqueous polymer dispersion |
CN103210013A (zh) | 2010-09-03 | 2013-07-17 | 巴斯夫欧洲公司 | 由环烯烃共聚物制成的屏蔽涂层 |
WO2012076426A1 (de) | 2010-12-08 | 2012-06-14 | Basf Se | Verfahren zur herstellung einer wässrigen polymerisatdispersion |
US8790753B2 (en) | 2011-02-11 | 2014-07-29 | Basf Se | Rubber material with barrier material made of cycloolefin copolymers |
ES2566173T3 (es) | 2011-02-11 | 2016-04-11 | Basf Se | Material de caucho con material de barrera de copolímeros de cicloolefina |
CA2880775A1 (en) | 2012-08-13 | 2014-02-20 | Basf Se | Rubber material with barrier material made of cycloolefin copolymers |
MX2018005943A (es) | 2015-11-13 | 2018-08-14 | Basf Se | Composiciones acuosas a base de polialquenameros. |
EP4045560A1 (en) * | 2019-10-14 | 2022-08-24 | 3M Innovative Properties Company | Compositions comprising cyclic olefins and thermally conductive filler |
CN114514302A (zh) * | 2019-10-14 | 2022-05-17 | 3M创新有限公司 | 包含未聚合的环状烯烃、催化剂和粘合增进剂聚合物的方法、制品和粘合剂组合物 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4883851A (en) * | 1988-07-25 | 1989-11-28 | California Institute Of Technology | Ring opening metathesis polymerization of strained cyclic ethers |
CZ279861B6 (cs) * | 1991-12-16 | 1995-07-12 | Chemopetrol, A.S. | Způsob výroby polymerů a kopolymerů cykloalkenů norbornenového typu |
US5312940A (en) * | 1992-04-03 | 1994-05-17 | California Institute Of Technology | Ruthenium and osmium metal carbene complexes for olefin metathesis polymerization |
EP0792307A1 (de) * | 1994-11-17 | 1997-09-03 | Ciba SC Holding AG | Polymerisierbare zusammensetzung und verfahren zur polymerisation von cyclischen olefinen |
JP3820471B2 (ja) * | 1994-12-23 | 2006-09-13 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | 重合可能な組成物および重合方法 |
-
1997
- 1997-08-05 EP EP97810553A patent/EP0824125A1/de not_active Withdrawn
- 1997-08-12 JP JP23024997A patent/JPH1087793A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007051251A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 反応性シリル基変性ノルボルネン系樹脂及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0824125A1 (de) | 1998-02-18 |
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