JPH1087482A - 解熱鎮痛剤 - Google Patents

解熱鎮痛剤

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Publication number
JPH1087482A
JPH1087482A JP8243936A JP24393696A JPH1087482A JP H1087482 A JPH1087482 A JP H1087482A JP 8243936 A JP8243936 A JP 8243936A JP 24393696 A JP24393696 A JP 24393696A JP H1087482 A JPH1087482 A JP H1087482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acetaminophen
antipyretic analgesic
analgesic agent
antipyretic
present
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8243936A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Arai
巌 新井
Masumi Sato
真純 佐藤
Hiroyuki Takeuchi
博幸 武内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりアセトアミノフェンを主成分とする
解熱鎮痛剤が数多く知られているが、いずれも解熱鎮痛
効果は充分でない。 【解決手段】 オンジ、ソウジュツ、チョウジ、牛胆お
よびガジュツからなる群から選ばれる1種または2種以
上ならびにアセトアミノフェンを配合することを特徴と
する解熱鎮痛剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアセトアミノフェン
の解熱鎮痛効果を増強した解熱鎮痛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりアセトアミノフェンを主成分と
する解熱鎮痛剤が数多く知られているが、いずれも解熱
鎮痛効果は充分でない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はアセトアミノ
フェンの解熱鎮痛作用の増強を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため検討した結果、アセトアミノフェンなら
びにオンジ、ソウジュツ、チョウジ、牛胆およびガジュ
ツから選ばれる生薬成分を組み合わせ配合することによ
り、アセトアミノフェンの解熱鎮痛効果が増すことを見
いだし、本発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、オンジ、ソウジュツ、
チョウジ、牛胆およびガジュツからなる群から選ばれる
1種または2種以上ならびにアセトアミノフェンを配合
することを特徴とする解熱鎮痛剤である。
【0006】本発明においてアセトアミノフェンと共に
配合する生薬成分がアセトアミノフェンの効力を増強さ
せるという効果は全く知られていなかった。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いるアセトアミノフェ
ンは通常医薬品に用いられるものであるが、塩または誘
導体も包含する。また、本発明で用いる生薬成分は生薬
末、エキス、乾燥エキスなどとして使用することができ
る。
【0008】本発明の解熱鎮痛剤はアセトアミノフェン
と生薬成分の他に必要に応じて、抗ヒスタミン剤、鎮咳
剤、気管支拡張剤、ビタミンなどの補助薬剤を配合する
こともできる。
【0009】本発明の解熱鎮痛剤は錠剤、顆粒剤、散
剤、カプセル剤、液剤など通常の経口投与形態の製剤と
して用いる。これらの製剤は、常法により調製すること
ができる。製剤の調製に使用する担体としては、乳糖、
澱粉、砂糖、マンニトール、結晶セルロースなどの賦形
剤、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、ゼラチン、アラビヤゴムなどの結合剤、グ
リセリン、エチレングリコールなどの湿潤剤、カルボキ
シメチルセルロースカルシウム、低置換ヒドロキシプロ
ピルセルロースなどの崩壊剤、ポリオキシソルビタン脂
肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリ
エチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビット、
ソルビタンエステル、メタ水酸化アルミニウム、寒天、
トラガントなどがあり、この他必要に応じて、溶解補助
剤、緩衝剤、保存剤、香料、着色剤、矯味剤などを使用
することができる。
【0010】本発明の解熱鎮痛剤は通常、成人に対する
1日量として、アセトアミノフェン50〜2000mgを
配合する。このときの生薬成分量は効果の点からアセト
アミノフェン1重量部に対して原生薬換算量で0.2〜
7重量部、好ましくは0.5〜2重量部配合する。これ
らの量を1日あたり1回ないし数回にわけて経口投与す
ることができる。また、この投与量は年齢、体重、病状
により適宜増減することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によりアセトアミノフェンの解熱
鎮痛作用が増強されたので、解熱鎮痛剤として有用であ
る。
【0012】
【実施例】以下、実施例および試験例をあげて、本発明
を具体的に説明する。
【0013】実施例1 アセトアミノフェン500mgおよびオンジ500mg
を0.2%カルボキシメチルセルロース(CMC)水溶
液に懸濁して液剤を得た。
【0014】実施例2〜5 実施例1のオンジを表1に示した生薬に変更した処方
で、実施例1と同様の方法で液剤を得た。
【0015】対照例1 アセトアミノフェン500mgを0.2%CMC水溶液
に懸濁して液剤を得た。
【0016】実施例6 アセトアミノフェン30g、ソウジュツ末160g、ア
ビセル104g、ヒドロキシプロピルセルロース3g、
ステアリン酸マグネシウム3gを均一に混合し、カプセ
ルに300mgずつ充填してカプセル1000個を得
た。
【0017】実施例7 アセトアミノフェン300mg、マオウエキス1000
mg、アビセル600mgおよび防腐剤適量を精製水3
0mlに均一に分散させ液剤を得た。
【0018】試験例 試験動物は体重約150gのウイスター系雄性ラットを
用い、各群8匹で行った。各試験動物を24時間絶食
後、発熱物質である薬局方酵母(田辺製薬製)を、15
00mg/kgの量を各ラットに皮下注射した。1時間
放置後、実施例、比較例および0.2%CMC水溶液の
各検体を経口投与ゾンデを介して経口投与し、その後1
時間ごとの直腸内体温を8時間まで測定した。
【0019】解熱効果の推移をAUC(Δ℃・h)で表
した結果を表1に示した。
【0020】
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オンジ、ソウジュツ、チョウジ、牛胆お
    よびガジュツからなる群から選ばれる1種または2種以
    上ならびにアセトアミノフェンを配合することを特徴と
    する解熱鎮痛剤。
JP8243936A 1996-09-17 1996-09-17 解熱鎮痛剤 Withdrawn JPH1087482A (ja)

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JP8243936A JPH1087482A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 解熱鎮痛剤

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JP8243936A JPH1087482A (ja) 1996-09-17 1996-09-17 解熱鎮痛剤

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Effective date: 20061221