JP2891738B2 - アルコール吸収抑制剤 - Google Patents

アルコール吸収抑制剤

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチクセツニンジン、ゴシュユ、キキョウおよ
びクコシからなる群から選ばれる生薬粉末またはエキ
ス、ダイズサポニンおよび塩化カルニチンのいずれか1
種または2種以上を有効成分とするアルコール吸収抑制
剤に関する。
本発明者らは、チクセツニンジン並びにゴシュユの生
薬粉末またはエキス、および塩化カルニチンから選ばれ
る健胃剤に、アルコール吸収抑制効果のあることを見い
出し、次いで、健胃剤ではないが、キキョウ並びにクコ
シの生薬粉末またはエキス、およびダイズサポニンにも
同様の作用がみられることを見い出した。以下、健胃剤
として有用なチクセツニンジン、ゴシュユ、および塩化
カルニチンについてまず説明し、最後にキキョウ、クコ
シおよびダイズサポニンについて説明する。
チクセツニンジン、ゴシュユまたは塩化カルニチンを
含有する本発明に係る製剤は、胃腸機能改善作用に加え
て、アルコールの消化管吸収を抑制することにより血中
のアルコール濃度の上昇を防ぎ、飲酒による弊害から生
体を防御するものである。
(従来の技術) アルコール飲料として経口的に摂取されたエタノール
は、胃、十二指腸、小腸を主体とする消化管を通じて吸
収された後、血液を通じ全身へ運搬される。吸収された
アルコールは90%が肝臓で酵素反応により酸化され、ま
ずアセトアルデヒドに、次に酢酸へと代謝され、最終的
には水と炭酸ガスになる。いわゆる酪酊の発現にはアル
コールの直接作用の他、その代謝産物であるアセトアル
デヒドや電解質のアンバランス、生体アミン等が複雑に
関係しているものと考えられている。
中でも薬理作用の強いアセトアルデヒドは悪酔いの原
因物質と言われており、アセトアルデヒドのトラップ剤
や毒性軽減剤あるいは代謝促進剤などが種々報告されて
いる。また、悪酔いや二日酔いによる胃腸の不快症状の
改善には従来から種々の健胃剤の複合剤が用いられてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者は、アルコール飲料を健康的に飲むためには
アルコール自体とその代謝産物であるアセトアルデヒド
の毒性による生体への不都合な作用をいずれも低下もし
くは中和させることが望ましいと考え、そのためには消
化管からのアルコール吸収を阻害することにより、血中
アルコール濃度の上昇を抑制する薬剤が効果的であると
考えた。
また、アルコール及びアルコールの代謝が肝臓におけ
る各種栄養素やビタミンの代謝に悪影響を及ぼすことは
よく知られている(本明細書の末尾に列挙した文献1、
2、3)が、実際のところ、栄養条件の悪化には食事条
件の変動も大きな要因となり得る(文献4)。すなわ
ち、アルコールの過剰摂取は食事摂取を不規則にし、食
欲の減退、食事摂取量の減少を引き起こし、さらにアル
コールによる上部消化管障害により消化吸収不良が起こ
り、栄養素やビタミンの不足を招くと考えられている。
従って、健胃剤をアルコール摂取後に服用して胃腸の不
快症状を改善するのも有効であるが、アルコール摂取前
に服用して栄養摂取条件を良好にすることも非常に有効
である。
しかし、健胃剤によってはアルコール摂取前に投与し
てもアルコール吸収に何等影響を及ぼさないもの、また
逆にアルコール吸収を促進してアルコールの毒性を強め
るものも有り得ることから、むやみに健胃剤を服用して
もアルコールの毒性防御に有効であるとは言い難い。本
発明者はその点に着目し、消化管機能とアルコール毒性
の両面から生体を防御し得る薬剤を得る目的で、健胃剤
成分の中で血中アルコール濃度の上昇を抑制し得る成分
を種々検索した。
(課題を解決するための手段) その結果、健胃剤成分のうち、チクセツニンジン及び
ゴシュユの生薬粉末またはエキス、および塩化カルニチ
ンに、アルコール摂取後の血中アルコール濃度の上昇を
抑制する作用のあること、すなわち消化管からのアルコ
ール吸収を抑制することにより血中へのアルコール移行
量を減少させることが明らかとなった。従ってこれらの
健胃剤成分を投与すれば、健胃作用による消化管機能の
調節と同時にアルコール及びその代謝物の毒性から生体
を極めて有効に防御し得ると考えられる。
本明細書において、「生薬粉末またはエキス」なる用
語は、生薬を本来の目的に使用する場合の通常の型態を
意味し、従って、字句通りの特定の型態を指すものとし
て理解されてはならない。即ち、生薬粉末は、例えば微
粒状、顆粒状に加工されたもの、あるいは、いわゆる
「生のもの」および「刻み」なども包含し、又、エキス
は、水性エキス、流エキス、チンキなども包含するが、
これらに限定されるものではない。
本発明の有効成分である塩化カルニチンは市販薬品か
ら容易に得ることができ、チクセツニンジンとゴシュユ
は生薬材料として粉末あるいはエキスのいずれでも入手
できる。塩化カルニチンは胃腸機能調整剤、チクセツニ
ンジンとゴシュユは健胃生薬であるが、いずれも胃腸機
能改善作用を有し、制酸、健胃、消化、整腸、止瀉など
の種々の目的を持つ胃腸薬に配合される成分である。本
発明の製剤にはグリシン、アラニンなどのアミノ酸類、
クエン酸、リンゴ酸などの有機酸、塩化ナトリウム、塩
化カリウムなどの無機塩類、ビタミン類、他の生薬粉末
及び抽出物、香料などを配合することができる。
またその摂取形態として、液剤の他、粉末剤、顆粒
剤、錠剤、カプセル剤など全ての経口投与剤型が利用で
きる。
アルコールを同量飲んでもその吸収代謝速度は体重、
体質などの違いにより非常に個人差が大きく、本発明の
有効成分の有効量を明確に規定することはできないが、
上記生薬の本来の使用目的に用いる場合の有効用量範囲
で十分なアルコール吸収抑制作用が期待できる。すなわ
ち、1種のみで用いる場合は、望ましくは1日服用量が
塩化カルニチンは6〜600mg、チクセツニンジンはエキ
スの場合は0.6〜6g、粉末の場合は0.3〜3g、またゴシュ
ユはエキスの場合は0.3〜3g、粉末の場合は0.1〜1gを目
安とし、2種以上を組み合わせる場合は適宜減量して用
いる。また、服用時期については、アルコール摂取前ま
たは摂取と同時に服用して悪酔いや二日酔いの予防に用
いると効果的であるが、アルコール摂取後に服用して悪
酔いや二日酔いの軽減に使うことも可能である。
既述した通り、本発明者らは、健胃剤ではないがキキ
ョウおよびクコシの生薬粉末およびダイズサポニンに
も、同様にアルコール吸収抑制作用があることを見い出
した。これらは、いずれも市販されており、その1日服
用量は、いずれも0.01〜5gの範囲内である。
以下に実施例及び製剤例をあげて本発明をより詳細に
説明する。
実験例1 (1)実験動物 Wistar系雄性ラットを1週間の予備飼育後、体重150
〜180gで使用した。実験前一晩絶食し、実験中は絶食、
絶水とした。
(2)実験方法 ラットをアルコール単独(蒸留水)投与群(対照群
1)、アルコール単独(1w/v%CMC)投与群(対照群
2)、塩化カルニチン投与群、チクセツニンジン投与
群、ゴシュユ投与群の5群に分け、原則として1群25例
とした。
アルコールはエチルアルコールを蒸留水で20v/v%に
希釈した液を、全例に10ml/kgの容量で経口投与し、被
験薬はアルコール投与1時間前に以下の通り経口投与し
た。すなわち、塩化カルニチンは20w/v%溶液を蒸留水
にて調製し、チクセツニンジンエキス末は25w/v%、ゴ
シュユ末は5w/v%溶液を1%CMC(カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム)水溶液にて調製したものを10ml/k
gの容量で投与した。対照群1には被験薬の代わりに蒸
留水を、また対照群2には1%CMC水溶液を10mg/kgの容
量で投与した。
アルコール投与後、0.5、1、2、3、4時間目に各
群5例ずつエーテル麻酔下にて開腹し、腹部大静脈より
ヘパリンナトリウムコートの真空採血管に採血した。次
に採血した血液0.5mlを、予め0.33N過塩素酸溶液4mlを
入れて氷冷しておいた遠沈管に加えて激しく撹拌し、4
℃下で3000rpm、5分間遠心分離し、その上清を採取し
た。血中アルコール濃度はこの上清を用い、酵素法(文
献5)に基づく血中アルコールUVテスト「BMY」(ベー
リンガーマンハイム山之内)により測定した。
(3)実験結果 対照群1及び塩化カルニチン投与群の血中アルコール
濃度の時間的推移を第1図に示した。すなわち、対照群
1ではアルコール投与1時間目に血中濃度は1.5mg/mlで
最高値を示し、以後漸次低下して4時間目にはほぼ消失
していた。一方、塩化カルニチン投与群では対照群1の
ような上昇ピークは見られず、血中濃度0.2〜0.4mg/ml
で殆ど横ばいの推移を示した。特に投与2時間目までは
80%以上の有意な抑制効果(P<0.001)を示し、投与
3時間目においても40%の有意な抑制効果(P<0.05)
を示した。また比較上、台形則をもとにしてAUC(0−
4)(0〜4時間目までの血中濃度曲線下面積)をそれ
ぞれ計算すると、対照群1では3.41mg・h/ml、塩化カル
ニチン投与群では0.99mg・h/mlとなり、対照群1に対す
る抑制率は71%となった。従って、塩化カルニチンの投
与によりアルコールの吸収が阻害されて血中への移行量
が減少し、血中アルコール濃度が低レベルに抑えられて
いることが示された。
対照群2、チクセツニンジン投与群及びゴシュユ投与
群の血中アルコール濃度の時間的推移を第2図に示し
た。まず、対照群2ではアルコール投与後1時間目に血
中濃度は1.2mg/mlで最高値を示し、以後漸次低下して4
時間目にはほぼ消失した。チクセツニンジン投与群でも
対照群2と同じような推移を示したが、投与後2時間目
までは対照群2より低い濃度で推移した。すなわち0.5
時間目では42%(P<0.10)、ピークの1時間目では13
%の抑制効果を示し、さらにAUC(0−4)で比較する
と、抑制率は17%となった。一方、ゴシュユ投与群では
ピーク時間が1時間遅れ、2時間目をピークに以後対照
群2と同様に漸次低下した。血中濃度抑制率は0.5時間
目で41%(P<0.05)、1時間目で24%(P<0.10)を
示し、AUC(0−4)の抑制率は14%であった。以上の
ことから、チクセツニンジン及びゴシュユのいずれも本
投与量では若干効果は弱いものの、塩化カルニチンと同
様、消化管からのアルコール吸収抑制作用により血中ア
ルコール濃度を低レベルに抑えることが示された。
上記と同様の実験を、キキョウ、クコシ、およびダイ
ズサポニンについても行った。以下にその概要を示す。
実験方法 ダイズサポニンは10w/v%、キキョウ流エキスは40w/v
%、クコシ流エキスは20w/v%溶液を1%CMC水溶液にて
調製したものを10ml/kgの容量で投与した。
対照群3には1%CMC水溶液を10ml/kgの容量で投与し
た。
実験結果 対照群3、ダイズサポニン投与群、キキョウ投与群お
よびクコシ投与群の血中アルコール濃度の時間的推移を
第5図に示した。
ダイズサポニンおよびクコシはアルコール投与後0.
5、1時間目に血中アルコール濃度を低下し、またキキ
ョウは0.5〜3時間目まで明らかに血中濃度を低下し
た。
実験例2 (1)実験動物 実験例1で用いたラットと同じものを実験に供した。
(2)実験方法 本実験では胃腸機能調製剤である塩化カルニチン及び
健胃生薬のうちチクセツニンジンについてアルコール吸
収抑制作用の用量反応を調べた。
ラットをアルコール単独(蒸留水)投与群(対照群
1)、アルコール単独(1w/v%CMC)投与群(対照群
2)、塩化カルニチン(1.0、1.5、2.0、4.0g/kg)投与
群、及びチクセツニンジン(2.5、5.0、10.0g/kg)投与
群の9群に分け、1群5例とした。
アルコールはエチルアルコールの20v/v%希釈水溶液
を全例に10ml/kgの容量で経口投与し、被験薬はアルコ
ール投与1時間前に以下の通り経口投与した。すなわち
塩化カルニチンは10、15、20、40w/v%水溶液を10ml/kg
の容量で投与し、チクセツニンジンエキス末は25、50、
100w/v%となるよう1%CMC水溶液で調製した溶液を10m
l/kg投与した。対照群1のラットには被験薬の代わりに
蒸留水を、対照群2のラットには1%CMC水溶液を10ml/
kgの容量で投与した。
いずれの投与群もアルコール投与後1時間目に実験1
と同じ方法で採血し、血中アルコール濃度を測定した。
(3)実験結果 以下の表1に塩化カルニチン及びチクセツニンジンの
アルコール投与後1時間目の血中濃度及びそれぞれの対
照群に対する抑制率を示した。また、これらの用量反応
曲線を第3図に示した。
すなわち、横軸に対数用量、縦軸に抑制率をとって表
1のデータをプロットした。その結果、塩化カルニチン
及びチクセツニンジンはいずれも用量依存的な血中アル
コール濃度低下作用、すなわちアルコール吸収抑制作用
を有することが明らかとなった。従って、実験例1で示
した血中アルコール濃度の時間的推移は、ピーク時の1
時間目における血中濃度が用量依存的であることから、
用量を上げることにより、さらに低い血中濃度の推移曲
線が得られるものと予想される。また、直線回帰法によ
りED50を求めることが可能であり、表1に示したように
塩化カルニチンは1.84g/kg、チクセツニンジンエキスは
3.83g/kgとなっている。
実験例3 (1)実験動物 実験例1で用いたラットと同じものを実験に供した。
(2)実験方法 ラットをアルコール単独投与群(対照群)と塩化カル
ニチン投与群の2群に分け、前者は30例、後者は20例と
した。
アルコールはエチルアルコールの20v/v%希釈水溶液
を全例に10ml/kgの容量で経口投与した。その1時間後
に塩化カルニチン投与群には25w/v%塩化カルニチン水
溶液を、対照群には蒸留水をいずれも10ml/kgの容量で
経口投与した。
対照群はアルコール投与後0.5、1、1.5、2、3、4
時間目に、被験薬投与群は1.5、2、3、4時間目に、
5例ずつ実験例1と同じ方法で採血し、血中アルコール
濃度を測定した。
(3)実験結果 第4図に示したように、対照群に比べ塩化カルニチン
投与群では1.5、2、3時間後に15、19、37%の有意な
(P<0.05)低下が認められた。
従って、本発明のアルコール吸収抑制剤はアルコール
投与後に用いた場合も、それ以降のアルコール吸収を抑
制することにより血中に移行するアルコール量を減少せ
しめることが示された。
製剤例1 [液剤] 組成 塩化カルニチン 200mg チクセツニンジンエキス 50mg ゴシュユ末 100mg 白糖 1000mg クエン酸 70mg 香料 0.03ml 上記成分を配合し、水を加えて全量を30mlとし、これを
1回服用量とする。
製剤例2 [顆粒剤/粉末剤] 組成 塩化カルニチン 200mg チクセツニンジンエキス 30mg ゴシュユ末 50mg 白糖 110mg 乳糖 800mgヒドロキシプロピルメチルセルロース 10mg 合計 1500mg 上記の割合で混合した後、少量の水を加えて練合機で連
合、製粒、乾燥後分包し、これを1回服用量とする。
製剤例3 [錠剤/カプセル剤] 組成 塩化カルニチン 100mg チクセツニンジンエキス 20mg ゴシュユ末 30mg 乳糖 96mgステアリン酸マグネシウム 4mg 合計 400mg 上記の割合で混合し打錠する。カプセル剤の場合はこれ
を粉砕し、ステアリン酸マグネシウムを混ぜ、カプセル
充填機にて充填する。1回服用量は2錠あるいは2カプ
セルとする。
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terns in hepatic encephal opathy of differing etio
logy. Gastroenterlogy, 72:483〜487,1977. 2.Shaw,S., Lieber,C.S.:Plasma amino acid abnormali
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acid levels in rats after long-term ethanol feedin
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951.
【図面の簡単な説明】
第1図および第4図は塩化カルニチン投与による血中ア
ルコール濃度の推移を示すグラフ、第2図はチクセツニ
ンジンまたはゴシュユ投与による血中アルコール濃度の
推移を示すグラフ、第3図は塩化カルニチンおよびチク
セツニンジンの用量反応曲線を示すグラフ、第5図はキ
キョウ、クコシ、またはダイズサポニン投与による血中
アルコール濃度の推移を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−68318(JP,A) 特開 昭60−188326(JP,A) 特開 昭2−138128(JP,A) 赤松金芳著、「新訂 和漢薬」、医歯 薬出版株式会社、昭和55年10月15日、第 1版第5刷発行、129,298−299頁 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 35/78 A61K 31/205 CA,REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チクセツニンジンおよびキキョウから選ば
    れる生薬粉末またはエキス、および塩化カルニチンのい
    ずれか1種あるいは2種以上を有効成分とするアルコー
    ル吸収抑制剤。
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