JP3088707B2 - 吸収抑制剤 - Google Patents

吸収抑制剤

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴシュユおよびクコ
シから選ばれる生薬粉末またはエキス、ダイズサポニン
のいずれか1種または2種を有効成分とするアルコール
吸収抑制剤に関する。本発明者らは、チクセツニンジン
並びにゴシュユの生薬粉末またはエキス、および塩化カ
ルニチンから選ばれる健胃剤に、アルコール吸収抑制効
果のあることを見い出し、次いで、健胃剤ではないが、
キキョウ並びにクコシの生薬粉末またはエキス、および
ダイズサポニンにも同様の作用がみられることを見い出
した。以下、健胃剤として有用なチクセツニンジン、ゴ
シュユ、および塩化カルニチンについてまず説明し、最
後にキキョウ、クコシおよびダイズサポニンについて説
明する。チクセツニンジン、ゴシュユまたは塩化カルニ
チンを含有する本発明に係る製剤は、胃腸機能改善作用
に加えて、アルコールの消化管吸収を抑制することによ
り血中のアルコール濃度の上昇を防ぎ、飲酒による弊害
から生体を防御するものである。
【0002】
【従来の技術】アルコール飲料として経口的に摂取され
たエタノールは、胃、十二指腸、小腸を主体とする消化
管を通じて吸収された後、血液を通じ全身へ運搬され
る。吸収されたアルコールは90%が肝臓で酵素反応に
より酸化され、まずアセトアルデヒドに、次に酢酸へと
代謝され、最終的には水と炭酸ガスになる。いわゆる酪
酊の発現にはアルコールの直接作用の他、その代謝産物
であるアセトアルデヒドや電解質のアンバランス、生体
アミン等が複雑に関係しているものと考えられている。
中でも薬理作用の強いアセトアルデヒドは悪酔いの原因
物質と言われており、アセトアルデヒドのトラップ剤や
毒性軽減剤あるいは代謝促進剤などが種々報告されてい
る。また、悪酔いや二日酔いによる胃腸の不快症状の改
善には従来から種々の健胃剤の複合剤が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、アルコー
ル飲料を健康的に飲むためにはアルコール自体とその代
謝産物であるアセトアルデヒドの毒性による生体への不
都合な作用をいずれも低下もしくは中和させることが望
ましいと考え、そのためには消化管からのアルコール吸
収を阻害することにより、血中アルコール濃度の上昇を
抑制する薬剤が効果的であると考えた。 また、アルコール及びアルコールの代謝が肝臓における
各種栄養素やビタミンの代謝に悪影響を及ぼすことはよ
く知られている(本明細書の末尾に列挙した文献1、
2、3)が、実際のところ、栄養条件の悪化には食事条
件の変動も大きな要因となり得る(文献4)。すなわち、
アルコールの過剰摂取は食事摂取を不規則にし、食欲の
減退、食事摂取量の減少を引き起こし、さらにアルコー
ルによる上部消化管障害により消化吸収不良が起こり、
栄養素やビタミンの不足を招くと考えられている。従っ
て、健胃剤をアルコール摂取後に服用して胃腸の不快症
状を改善するのも有効であるが、アルコール摂取前に服
用して栄養摂取条件を良好にすることも非常に有効であ
る。
【0004】しかし、健胃剤によってはアルコール摂取
前に投与してもアルコール吸収に何等影響を及ぼさない
もの、また逆にアルコール吸収を促進してアルコールの
毒性を強めるものも有り得ることから、むやみに健胃剤
を服用してもアルコールの毒性防御に有効であるとは言
い難い。本発明者はその点に着目し、消化管機能とアル
コール毒性の両面から生体を防御し得る薬剤を得る目的
で、健胃剤成分の中で血中アルコール濃度の上昇を抑制
し得る成分を種々検索した。
【0005】
【課題を解決するための手段】その結果、健胃剤成分の
うち、チクセツニンジン及びゴシュユの生薬粉末または
エキス、および塩化カルニチンに、アルコール摂取後の
血中アルコール濃度の上昇を抑制する作用のあること、
すなわち消化管からのアルコール吸収を抑制することに
より血中へのアルコール移行量を減少させることが明ら
かとなった。従ってこれらの健胃剤成分を投与すれば、
健胃作用による消化管機能の調節と同時にアルコール及
びその代謝物の毒性から生体を極めて有効に防御し得る
と考えられる。本明細書において、「生薬粉末またはエ
キス」なる用語は、生薬を本来の目的に使用する場合の
通常の型態を意味し、従って、字句通りの特定の型態を
指すものとして理解されてはならない。即ち、生薬粉末
は、例えば微粒状、顆粒状に加工されたもの、あるい
は、いわゆる「生のもの」および「刻み」なども包含
し、又、エキスは、水性エキス、流エキス、チンキなど
も包含するが、これらに限定されるものではない。
【0006】本発明の有効成分である塩化カルニチンは
市販薬品から容易に得ることができ、チクセツニンジン
とゴシュユは生薬材料として粉末あるいはエキスのいず
れでも入手できる。塩化カルニチンは胃腸機能調整剤、
チクセツニンジンとゴシュユは健胃生薬であるが、いず
れも胃腸機能改善作用を有し、制酸、健胃、消化、整
腸、止瀉などの種々の目的を持つ胃腸薬に配合される成
分である。本発明の製剤にはグリシン、アラニンなどの
アミノ酸類、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸、塩化ナ
トリウム、塩化カリウムなどの無機塩類、ビタミン類、
他の生薬粉末及び抽出物、香料などを配合することがで
きる。またその摂取形態として、液剤の他、粉末剤、顆
粒剤、錠剤、カプセル剤など全ての経口投与剤型が利用
できる。
【0007】アルコールを同量飲んでもその吸収代謝速
度は体重、体質などの違いにより非常に個人差が大き
く、本発明の有効成分の有効量を明確に規定することは
できないが、上記生薬の本来の使用目的に用いる場合の
有効用量範囲で十分なアルコール吸収抑制作用が期待で
きる。すなわち、1種のみで用いる場合は、望ましくは
1日服用量が塩化カルニチンは6〜600mg、チクセツ
ニンジンはエキスの場合は0.6〜6g、粉末の場合は
0.3〜3g、またゴシュユはエキスの場合は0.3〜3
g、粉末の場合は0.1〜1gを目安とし、2種以上を組
み合わせる場合は適宜減量して用いる。また、服用時期
については、アルコール摂取前または摂取と同時に服用
して悪酔いや二日酔いの予防に用いると効果的である
が、アルコール摂取後に服用して悪酔いや二日酔いの軽
減に使うことも可能である。既述した通り、本発明者ら
は、健胃剤ではないがキキョウおよびクコシの生薬粉末
およびダイズサポニンにも、同様にアルコール吸収抑制
作用があることを見い出した。これらは、いずれも市販
されており、その1日服用量は、いずれも0.01〜5g
の範囲内である。以下に実施例及び製剤例をあげて本発
明をより詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】実験例1 (1)実験動物 Wistar系雄性ラットを1週間の予備飼育後、体重15
0〜180gで使用した。実験前一晩絶食し、実験中は
絶食、絶水とした。
【0009】(2)実験方法 ラットをアルコール単独(蒸留水)投与群(対照群1)、ア
ルコール単独(1w/v%CMC)投与群(対照群2)、塩化
カルニチン投与群、チクセツニンジン投与群、ゴシュユ
投与群の5群に分け、原則として1群25例とした。ア
ルコールはエチルアルコールを蒸留水で20v/v%に希
釈した液を、全例に10ml/kgの容量で経口投与し、被
験薬はアルコール投与1時間前に以下の通り経口投与し
た。すなわち、塩化カルニチンは20w/v%溶液を蒸留
水にて調製し、チクセツニンジンエキス末は25w/v
%、ゴシュユ末は5w/v%溶液を1%CMC(カルボキ
シメチルセルロースナトリウム)水溶液にて調製したも
のを10ml/kgの容量で投与した。対照群1には被験薬
の代わりに蒸留水を、また対照群2には1%CMC水溶
液を10mg/kgの容量で投与した。 アルコール投与後、0.5、1、2、3、4時間目に各
群5例ずつエーテル麻酔下にて開腹し、腹部大静脈より
ヘパリンナトリウムコートの真空採血管に採血した。次
に採血した血液0.5mlを、予め0.33N過塩素酸溶液
4mlを入れて氷冷しておいた遠沈管に加えて激しく撹拌
し、4℃下で3000rpm、5分間遠心分離し、その上
清を採取した。血中アルコール濃度はこの上清を用い、
酵素法(文献5)に基づく血中アルコールUVテスト「B
MY」(ベーリンガーマンハイム山之内)により測定し
た。
【0010】(3)実験結果 対照群1及び塩化カルニチン投与群の血中アルコール濃
度の時間的推移を第1図に示した。すなわち、対照群1
ではアルコール投与1時間目に血中濃度は1.5mg/ml
で最高値を示し、以後漸次低下して4時間目にはほぼ消
失していた。一方、塩化カルニチン投与群では対照群1
のような上昇ピークは見られず、血中濃度0.2〜0.4
mg/mlで殆ど横ばいの推移を示した。特に投与2時間目
までは80%以上の有意な抑制効果(P<0.001)を
示し、投与3時間目においても40%の有意な抑制効果
(P<0.05)を示した。また比較上、台形則をもとに
してAUC(0−4)(0〜4時間目までの血中濃度曲線
下面積)をそれぞれ計算すると、対照群1では3.41mg
・h/ml、塩化カルニチン投与群では0.99mg・h/ml
となり、対照群1に対する抑制率は71%となった。従
って、塩化カルニチンの投与によりアルコールの吸収が
阻害されて血中への移行量が減少し、血中アルコール濃
度が低レベルに抑えられていることが示された。
【0011】対照群2、チクセツニンジン投与群及びゴ
シュユ投与群の血中アルコール濃度の時間的推移を第2
図に示した。まず、対照群2ではアルコール投与後1時
間目に血中濃度は1.2mg/mlで最高値を示し、以後漸
次低下して4時間目にはほぼ消失した。チクセツニンジ
ン投与群でも対照群2と同じような推移を示したが、投
与後2時間目までは対照群2より低い濃度で推移した。
すなわち0.5時間目では42%(P<0.10)、ピーク
の1時間目では13%の抑制効果を示し、さらにAUC
(0−4)で比較すると、抑制率は17%となった。一
方、ゴシュユ投与群ではピーク時間が1時間遅れ、2時
間目をピークに以後対照群2と同様に漸次低下した。血
中濃度抑制率は0.5時間目で41%(P<0.05)、1
時間目で24%(P<0.10)を示し、AUC(0−4)
の抑制率は14%であった。以上のことから、チクセツ
ニンジン及びゴシュユのいずれも本投与量では若干効果
は弱いものの、塩化カルニチンと同様、消化管からのア
ルコール吸収抑制作用により血中アルコール濃度を低レ
ベルに抑えることが示された。上記と同様の実験を、キ
キョウ、クコシ、およびダイズサポニンについても行っ
た。以下にその概要を示す。
【0012】実験方法 ダイズサポニンは10W/V%、キキョウ流エキスは40W
/V%、クコシ流エキスは20W/V%溶液を1%CMC水
溶液にて調製したものを10ml/kgの容量で投与した。
対照群3には1%CMC水溶液を10ml/kgの容量で投
与した。 実験結果 対照群3、ダイズサポニン投与群、キキョウ投与群およ
びクコシ投与群の血中アルコール濃度の時間的推移を第
5図に示した。ダイズサポニンおよびクコシはアルコー
ル投与後0.5、1時間目に血中アルコール濃度を低下
し、またキキョウは0.5〜3時間目まで明らかに血中
濃度を低下した。
【0013】実験例2 (1)実験動物 実験例1で用いたラットと同じものを実験に供した。 (2)実験方法 本実験では胃腸機能調製剤である塩化カルニチン及び健
胃生薬のうちチクセツニンジンについてアルコール吸収
抑制作用の用量反応を調べた。ラットをアルコール単独
(蒸留水)投与群(対照群1)、アルコール単独(1w/v%
CMC)投与群(対照群2)、塩化カルニチン(1.0、1.
5、2.0、4.0g/kg)投与群、及びチクセツニンジン
(2.5、5.0、10.0g/kg)投与群の9群に分け、1
群5例とした。アルコールはエチルアルコールの20v
/v%希釈水溶液を全例に10ml/kgの容量で経口投与
し、被験薬はアルコール投与1時間前に以下の通り経口
投与した。すなわち塩化カルニチンは10、15、2
0、40w/v%水溶液を10ml/kgの容量で投与し、チ
クセツニンジンエキス末は25、50、100w/v%と
なるよう1%CMC水溶液で調製した溶液を10ml/kg
投与した。対照群1のラットには被験薬の代わりに蒸留
水を、対照群2のラットには1%CMC水溶液を10ml
/kgの容量で投与した。いずれの投与群もアルコール投
与後1時間目に実験1と同じ方法で採血し、血中アルコ
ール濃度を測定した。
【0014】(3)実験結果 以下の表1に塩化カルニチン及びチクセツニンジンのア
ルコール投与後1時間目の血中濃度及びそれぞれの対照
群に対する抑制率を示した。また、これらの用量反応曲
線を第3図に示した。
【0015】
【表1】
【0016】すなわち、横軸に対数用量、縦軸に抑制率
をとって表1のデータをプロットした。その結果、塩化
カルニチン及びチクセツニンジンはいずれも用量依存的
な血中アルコール濃度低下作用、すなわちアルコール吸
収抑制作用を有することが明らかとなった。従って、実
験例1で示した血中アルコール濃度の時間的推移は、ピ
ーク時の1時間目における血中濃度が用量依存的である
ことから、用量を上げることにより、さらに低い血中濃
度の推移曲線が得られるものと予想される。また、直線
回帰法によりED50を求めることが可能であり、表1
に示したように塩化カルニチンは1.84g/kg、チクセ
ツニンジンエキスは3.83g/kgとなっている。
【0017】実験例3 (1)実験動物 実験例1で用いたラットと同じものを実験に供した。 (2)実験方法 ラットをアルコール単独投与群(対照群)と塩化カルニチ
ン投与群の2群に分け、前者は30例、後者は20例と
した。アルコールはエチルアルコールの20v/v%希釈
水溶液を全例に10ml/kgの容量で経口投与した。その
1時間後に塩化カルニチン投与群には25w/v%塩化カ
ルニチン水溶液を、対照群には蒸留水をいずれも10ml
/kgの容量で経口投与した。対照群はアルコール投与後
0.5、1、1.5、2、3、4時間目に、被験薬投与群
は1.5、2、3、4時間目に、5例ずつ実験例1と同
じ方法で採血し、血中アルコール濃度を測定した。
【0018】(3)実験結果 第4図に示したように、対照群に比べ塩化カルニチン投
与群では1.5、2、3時間後に15、19、37%の
有意な(P<0.05)低下が認められた。従って、本発
明のアルコール吸収抑制剤はアルコール投与後に用いた
場合も、それ以降のアルコール吸収を抑制することによ
り血中に移行するアルコール量を減少せしめることが示
された。 製剤例1 [液剤] 組成 塩化カルニチン 200mg チクセツニンジンエキス 50mg ゴシュユ末 100mg 白糖 1000mg クエン酸 70mg 香料 0.03ml 上記成分を配合し、水を加えて全量を30mlとし、これ
を1回服用量とする。
【0019】 上記の割合で混合した後、少量の水を加えて練合機で連
合、製粒、乾燥後分包し、これを1回服用量とする。
【0020】 上記の割合で混合し打錠する。カプセル剤の場合はこれ
を粉砕し、ステアリン酸マグネシウムを混ぜ、カプセル
充填機にて充填する。1回服用量は2錠あるいは2カプ
セルとする。 文献 1.Rosen,H.M.,Yosimura,N.,et al.:Plasma
amino patterns in hepatic encephalopathy of differ
ing etiology.Gastroenterlogy,72:483〜48
7,1977. 2.Shaw,S.,Lieber,C.S.:Plasma amino acid
abnormalities in the alcohlic:respective role of
alcohl,nutrition and liver injury.Gstroenterolo
gy,74:677〜682,1978. 3.Banks,W.L.Jr.,Kline,E.S.,Higgns,E.
S.:Hepatic composition and metabolism after eth
anol consumpsion in rats fed liquid purifieddiet
s.J.Nutr.,100:581〜594,1970. 4.Mφrland,j.,Flengsrud,R.,et al.:Hepatic
amino acid levels inrats after long-term ethanol
feeding.Biochem Pharmacol.,28:423〜42
7,1978. 5.Bucher,Th.,and H.Redetzki,Klin.Wschr.
29:615,1951.
【図面の簡単な説明】
【図1】 塩化カルニチン投与による血中アルコール濃
度の推移を示すグラフである。
【図2】 チクセツニンジンまたはゴシュユ投与による
血中アルコール濃度の推移を示すグラフである。
【図3】 塩化カルニチンおよびチクセツニンジンの用
量反応曲線を示すグラフである。
【図4】 塩化カルニチン投与による血中アルコール濃
度の推移を示すグラフである。
【図5】 キキョウ、クコシ、またはダイズサポニン投
与による血中アルコール濃度の推移を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 25/32 A61P 25/32 (56)参考文献 特開 平1−68318(JP,A) 特許2905231(JP,B2) 赤松金芳著「新訂和漢薬」(昭55−10 −15 第1版第5刷)医歯薬出版株式会 社 p.129,298−299 日大医誌,Vol.42,No.8, (1983),p.887−897 塚本昭次郎著「アルコール代謝(改訂 第2版)」(昭63−5−20)新興医学出 版社 p.34−35 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 35/78 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴシュユの生薬粉末もしくはエキスまた
    はダイズサポニンのいずれか1種あるいは2種を有効成
    分とする、消化管からのアルコール吸収抑制剤。
  2. 【請求項2】 アルコール摂取前に服用されるものであ
    る請求項1記載のアルコール吸収抑制剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
塚本昭次郎著「アルコール代謝(改訂第2版)」(昭63−5−20)新興医学出版社 p.34−35
日大医誌,Vol.42,No.8,(1983),p.887−897
赤松金芳著「新訂和漢薬」(昭55−10−15 第1版第5刷)医歯薬出版株式会社 p.129,298−299

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