JPH1087466A - コーティング酸化鉄 - Google Patents

コーティング酸化鉄

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JPH1087466A
JPH1087466A JP26345696A JP26345696A JPH1087466A JP H1087466 A JPH1087466 A JP H1087466A JP 26345696 A JP26345696 A JP 26345696A JP 26345696 A JP26345696 A JP 26345696A JP H1087466 A JPH1087466 A JP H1087466A
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JP
Japan
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iron oxide
coated
weight
coating
sulfate
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JP26345696A
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Tadao Nakamura
直生 中村
Kunihiko Mori
邦彦 毛利
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Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 酸化鉄が光を吸収した際発生させる、細胞傷
害性ラジカルを抑制する手段を提供する。 【課題の解決手段】 表面を酸化鉄以外の金属の炭酸塩
及び/又は硫酸塩でコーティングされた酸化鉄は、当該
表面コーティング酸化鉄を1%含む培地と含まない培地
で、紫外線照射後ヘーラ細胞を培養した場合、含む培地
に於けるヘーラ細胞の生存率が含まない培地に於けるヘ
ーラ細胞の生存率の90%以上であり、酸化鉄が光を吸
収した際発生させる細胞傷害性のあるラジカルを抑制し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料原料に好適
な表面コーティング酸化鉄に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化鉄は有色の着色力に優れるため、リ
ップカラーやファンデーション、チークカラー等のメー
クアップ化粧料や紫外線防止化粧料などで有色顔料等と
して広く使用されている。酸化鉄においては、紫外線な
どの光線を吸収した際、電子状態が励起することが知ら
れている。この様に光を吸収して励起した電子状態は、
ラジカルを発生させエネルギーを放出することによって
元の基底状態の戻ることが知られている。近年この酸化
鉄の光吸収に起因するラジカルが生体に好ましくない影
響が示唆されている。この為、酸化鉄の表面をシリコー
ンで処理することにより、ラジカル発生がある程度抑制
されることが知られているが、この様な表面コーティン
グ酸化鉄が、紫外線照射下生体にどのような影響を与え
るかは知られていなかった。又、酸化鉄の表面を他の金
属の炭酸塩及び/又は硫酸塩でコーティングすることは
全く行われていなかった。従って、この様な表面コーテ
ィング酸化鉄が光を吸収した際発生するラジカルが抑制
されていて、生体に対する影響が少ないことも全く知ら
れていなかった。更に、この様な表面コーティング酸化
鉄が化粧料などの組成物に配合されたこともなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはこの様な
状況に鑑みて、酸化鉄の光吸収時発生するラジカルと生
体への影響を検討した結果、この様なラジカルが、培養
ガン細胞である、ヘーラ細胞に対して細胞毒性を発揮す
ることを見いだした。更に検討を重ねた結果、従来から
知られている、シリコーン処理酸化鉄では、このヘーラ
細胞に対して充分な細胞毒性抑制効果を発揮できないこ
とを見いだした。この様な状況下本発明は為されたもの
であり、本発明は、ヘーラ細胞に対して光照射時に充分
な細胞毒性抑制効果を有する改質酸化鉄を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この様な状況を踏まえ
て、本発明者らは、光照射時に充分な細胞毒性抑制効果
を有する改質酸化鉄を求めて鋭意研究を重ねた結果、表
面コーティング酸化鉄にその様な性質を見いだし、発明
を完成させるに至った。更に、この様な表面コーティン
グ酸化鉄が光照射時に於いても細胞に対する毒性が低い
ため、化粧料の原料として有用であることを見いだし、
発明を発展させた。以下に、本発明について発明の実施
の形態を中心に詳細に説明する。
【0005】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の表面コーティング酸化鉄 本発明の表面コーティング酸化鉄は、当該表面コーティ
ング酸化鉄を1%含む培地と含まない培地で、紫外線照
射後ヘーラ細胞を培養した場合、含む培地に於けるヘー
ラ細胞の生存率が含まない培地に於けるヘーラ細胞の生
存率の90%以上であること、更に好ましくは95%以
上を特徴とする。この様な性質は、酸化鉄の表面を他の
金属の炭酸塩及び/又は硫酸塩で、全量に対して10重
量%以上の濃度でコーティングすることによって実現さ
れる。但し、このコーティング量が高くなりすぎると酸
化鉄の隠蔽効果が損なわれるので、コーティング量の上
限値は70重量%程度が適当である。即ち、本発明の表
面コーティング酸化鉄に於ける、好ましい他の金属の炭
酸塩及び/又は硫酸塩のコーティング量は、10〜70
重量%が好ましく、25〜65重量%がより好ましく、
30〜60重量%が更に好ましい。又、コーティングさ
れる酸化鉄としては、酸化鉄そのものでも良いが、マン
ガンやニッケルなどの遷移金属を結晶格子間にドープし
たものも使用することができ、ラジカル発生が抑えられ
ることから、ドープしたものが好ましい。ドープする金
属としては、マンガンが好ましく、ドープする量として
は酸化鉄に対して1〜30重量%が好ましい。又、表面
をジルコニア、アルミナ、シリカで処理した酸化鉄を用
いることも可能である。これ以外にも、通常用いられて
いる任意成分を含有することも可能である。更に、粒径
としては、0.01〜10ミリミクロンが好ましい。か
かる酸化鉄の表面をコーティングする方法としては、従
来から行われているコーティング方法であれば特段の限
定を受けず用いることができ、例えば、メカノケミカル
に固着させたり、金属の炭酸塩及び/又は硫酸塩等を結
晶析出により酸化鉄に付着させ、その後減圧乾燥させコ
ーティングする方法などが挙げることができる。これら
の内では析出乾燥法が好ましい。この様にコーティング
に使用する金属の炭酸塩及び/又は硫酸塩を構成する金
属としては、カルシウム及び/又はバリウムが挙げら
れ、二種以上を順次多層にコーティングすることも可能
である。
【0006】(2)本発明の組成物 本発明の組成物は上記表面コーティング酸化鉄を含有す
ることを特徴とする。かかる組成物としては、例えば、
化粧料、医薬組成物、塗料などが例示でき、中でも特に
化粧料への応用が最も好ましい。化粧料の中では、酸化
鉄の配合量、使用機会がともに多い、メークアップ化粧
料が好ましく、中でもファンデーションなどのベースメ
ークアップ化粧料が好ましい。本発明の組成物に於ける
上記表面コーティング酸化鉄の好ましい含有量は、0.
1〜60重量%であり、より好ましくは0.1〜50重
量%であり、更に好ましくは0.1〜40重量%であ
る。本発明の組成物は、必須成分である、表面コーティ
ング酸化鉄以外にこれら組成物で通常使用される任意の
成分を含有することができる。この様な任意成分として
は、例えば、化粧料では、ワセリンやマイクロクリスタ
リンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイロ
ウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセラ
イド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アル
コール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリ
セリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール
類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポ
ール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色
素、粉体類等が例示でき、医薬組成物では、賦形剤、結
合剤、被覆剤、滑沢剤、糖衣剤、崩壊剤、増量剤、矯味
矯臭剤、乳化・可溶化・分散剤、安定剤、pH調整剤、
等張剤等が例示でき、塗料としては、皮膜形成剤、顔
料、可塑剤、分散剤、溶剤などが例示できる。本発明の
組成物は、これらの成分を通常の方法に従って処理する
ことによって製造できる。この様な酸化鉄を用いること
によって、従来は酸化鉄による劣化が知られている医薬
品についても酸化鉄が添加できるようになる。
【0007】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明について詳細に
説明するが、本発明がこれら実施例にのみ限定を受けな
いことは言うまでもない。
【0008】実施例1. 製造例 黄色酸化鉄85gを水500mlに分散させ、これに硝
酸カルシウム25gを水300mlに溶かして加え、更
に攪拌しなが16gの炭酸ナトリウムを水100mlに
溶かして加えた。沈殿を濾取し良く水洗し、減圧乾燥し
表面コーティング黄色酸化鉄1を82g得た。このもの
は、X線解析の結果、全量に対して23%炭酸カルシウ
ムでコーティングしていることが判明した。
【0009】実施例2. 製造例 実施例1と同様にコーティング量が31%の炭酸カルシ
ウムでコートした表面コーティング黄色酸化鉄2を83
g得た。
【0010】実施例3. 製造例 実施例1と同様にコーティング量が43%の炭酸カルシ
ウムでコートした表面コーティング黄色酸化鉄3を69
g得た。
【0011】実施例4. 製造例 実施例1と同様にコーティング量が57%の炭酸カルシ
ウムでコートした表面コーティング黄色酸化鉄4を63
g得た。
【0012】実施例5. 製造例 実施例1と同様に、黄色酸化鉄を分散させた硝酸カルシ
ウムの水溶液を硫酸ナトリウムで処理し、減圧乾燥し
て、コーティング量25%の硫酸カルシウムで被覆した
表面コーティング黄色酸化鉄5を61g得た。
【0013】実施例6. 製造例 実施例5と同様に、コーティング量56%の硫酸カルシ
ウムで被覆した表面コーティング黄色酸化鉄6を67g
得た。
【0014】実施例7. 製造例 実施例1と同様に、黄色酸化鉄を分散させた硝酸バリウ
ム水溶液を炭酸ナトリウム水溶液化水溶液で処理し、コ
ーティング量が32%の炭酸バリウムでコートした、表
面コーティング黄色酸化鉄7を59g得た。
【0015】実施例8. 製造例 実施例7と同様に、黄色酸化鉄を分散させた硝酸バリウ
ム水溶液を炭酸ナトリウム水溶液で中和し、コーティン
グ量が67%の炭酸バリウムでコートした、表面コーテ
ィング黄色酸化鉄8を61g得た。
【0016】実施例9. 製造例 実施例1と同様に、黄色酸化鉄を分散させた硝酸バリウ
ム水溶液を硫酸ナトリウム水溶液で処理し、硫酸バリウ
ム21%でコートした、表面コーティング黄色酸化鉄9
を68g得た。
【0017】実施例10 実施例2の黄色酸化鉄を3%鉄ドープ黄色酸化鉄に置き
換えて、コーティング量31%の硫酸バリウムでコート
した表面コーティング黄色酸化鉄10を59gを得た。
【0018】実施例11. 試験例 上記高濃度表面コーティング黄色酸化鉄1〜10を10
%FBS含有MEM培地に1%混ぜ、この培地に106
個/mlになるようにヘーラ細胞を植え、これにBLB
ランプとSEランプを同数装着した照射器で1J/cm
2の紫外線を照射し、これを10%FBS含有MEM培
地で5%炭酸ガス含有気流下で48時間培養し、コロニ
ーの形成数をカウントした。表面コーティング黄色酸化
鉄を含有しない培地で同様の操作を行ったものを対照と
し、対照のコロニー数で除し100を乗した値を比生存
率として求めた。比較としては、通常の黄色酸化鉄(比
較例1)とシリコーン処理した黄色酸化鉄(比較例2)
とを用いた。結果を表1に示す。これより本発明の表面
コーティング黄色酸化鉄は紫外線下ヘーラ細胞の傷害を
起こしにくいことが判る。
【0019】
【表1】
【0020】実施例12 製造例 実施例1と同様に、ベンガラを硝酸バリウムと炭酸ナト
リウムで処理して、コーティング率47%の炭酸バリウ
ムでコートした表面コーティングベンガラ1を78g得
た。実施例11の方法によるヘーラ細胞の比生存率は9
2%であった。又この時の無処理のベンガラの比生存率
は61%であった。
【0021】実施例13 製造例 実施例1と同様に、ベンガラを炭酸ナトリウムと硝酸カ
ルシウムで処理して、コーティング率52%の炭酸カル
シウムでコートした表面コーティングベンガラ2を69
g得た。実施例11の方法によるヘーラ細胞の比生存率
は94%であった。又この時の無処理のベンガラの比生
存率は61%であった。
【0022】実施例14 製造例 実施例1と同様に、ベンガラを硝酸カルシウムと硫酸ナ
トリウムで処理して、コーティング率70%の硫酸カル
シウムでコートした表面コーティングベンガラを76g
得た。実施例11の方法によるヘーラ細胞の比生存率は
96%であった。又この時の無処理のベンガラの比生存
率は61%であった。
【0023】実施例15 製造例 実施例1と同様に、黒酸化鉄を硝酸カルシウムと炭酸ナ
トリウムで処理して、コーティング率52%の炭酸カル
シウムでコートした表面コーティング黒酸化鉄1を80
g得た。実施例11の方法によるヘーラ細胞の比生存率
は90%であった。又この時の無処理の黒酸化鉄の比生
存率は42%であった。
【0024】実施例16 製造例 実施例1と同様に、黒酸化鉄を硝酸バリウムと炭酸ナト
リウムで処理して、コーティング率54%の炭酸バリウ
ムでコートした表面コーティング黒酸化鉄2を73g得
た。実施例11の方法によるヘーラ細胞の比生存率は9
1%であった。又この時の無処理の黒酸化鉄の比生存率
は42%であった。
【0025】実施例17 製造例 実施例1と同様に、黒酸化鉄を硝酸カルシウムと硫酸ナ
トリウムで処理して、コーティング率41%の硫酸カル
シウムでコートした表面コーティング黒酸化鉄3を77
g得た。実施例11の方法によるヘーラ細胞の比生存率
は91%であった。又この時の無処理の黒酸化鉄の比生
存率は42%であった。
【0026】実施例18〜22 配合例 下記に示す処方に従って紫外線防御用のファンデーショ
ンを作成した。即ち、イをヘンシェルミキサーで混合し
た後、直径3mmの丸穴スクリーンを装着したパルベラ
イザーで壊砕し、ヘンシェルミキサーに戻し、混合しな
がらロを徐々に加えコーティングし、1cmのヘリング
ボーンスクリーンを装着したパルベラーザーで仕上げ粉
砕をし、金皿に充填し加圧成形してファンデーションを
得た。尚、アルミナコート二酸化チタンのコート率は4
1%であった。
【0027】
【表2】
【0028】実施例23〜27 配合例 下記に示す処方に従って紫外線防御用のファンデーショ
ンを作成した。即ち、イをヘンシェルミキサーで混合し
た後、直径3mmの丸穴スクリーンを装着したパルベラ
イザーで壊砕し、ヘンシェルミキサーに戻し、混合しな
がらロを徐々に加えコーティングし、1cmのヘリング
ボーンスクリーンを装着したパルベラーザーで仕上げ粉
砕をし、金皿に充填し加圧成形してファンデーションを
得た。
【0029】
【表3】
【0030】実施例28. 配合例 下記に示す処方に従ってリップカラーを作成した。即
ち、イの成分をボールミルで良く分散させ、95℃に加
熱し、予め95℃に加熱し溶解しておいたロの成分と良
く混合し、金型に充填し冷却固化してリップカラーを得
た。 (イ) 流動パラフィン 20 重量部 実施例1の酸化鉄 2 重量部 実施例12の酸化鉄 3 重量部 実施例13の酸化鉄 2 重量部 実施例15の酸化鉄 1 重量部 赤色226号 2 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 (ロ) マイクロクリスタリンワックス 10 重量部 カルナウバワックス 5 重量部 ビーズワックス 5 重量部 ポリエチレン粉末 2 重量部 ヒマシ油 30 重量部 ネオペンチルグリコールジイソオクタネート 17.9重量部
【0031】実施例29. 配合例 下記処方に従って皮膚外用医薬組成物を作成した。即
ち、イ、ロ、ハをそれぞれ80℃に加熱し、各成分を相
溶させ、イを良く混練りし、ロを加え希釈し、ニを加え
分散させ、これに徐々にハを加えて乳化して皮膚外用医
薬組成物を得た。 イ グリセリン 5 重量部 70%マルチトール水溶液 5 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 メチルパラベン 0.3重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 トリグリセリンジイソステアレート 5 重量部 インドメタシン 1 重量部 ロ 流動パラフィン 15 重量部 ジメチコン 10 重量部 ハ 水 52.6重量部 ニ 実施例10の粉体 1 重量部
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ヘーラ細胞に対して光
照射時に充分な細胞毒性抑制効果を有する改質酸化鉄が
提供できる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を酸化鉄以外の金属の炭酸塩及び/
    又は硫酸塩でコーティングされた酸化鉄に於いて、当該
    表面コーティング酸化鉄を1%含む培地と含まない培地
    で、紫外線照射後ヘーラ細胞を培養した場合、含む培地
    に於けるヘーラ細胞の生存率が含まない培地に於けるヘ
    ーラ細胞の生存率の90%以上であることを特徴とす
    る、表面コーティング酸化鉄。
  2. 【請求項2】 表面をコーティングする酸化鉄以外の金
    属の炭酸塩及び/又は硫酸塩の金属が、カルシウム及び
    /又はバリウムから選ばれる1種乃至は2種以上であ
    る、請求項1に記載の表面コーティング酸化鉄。
  3. 【請求項3】 表面をコーティングする酸化鉄以外の金
    属の炭酸塩及び/又は硫酸塩の重量が表面コーティング
    酸化鉄全量に対して、10〜70重量%であることを特
    徴とする、請求項1又は2に記載の表面コーティング酸
    化鉄。
  4. 【請求項4】 酸化鉄が黄色酸化鉄、ベンガラ、黒酸化
    鉄から選ばれる1種乃至は2種以上である、請求項1〜
    3の何れか一項に記載の表面コーティング酸化鉄を含有
    する組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか一項に記載の表面
    コーティング酸化鉄を含有する組成物。
  6. 【請求項6】 化粧料であることを特徴とする、請求項
    5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 カルシウム及び/又はバリウムの炭酸塩
    及び/又は硫酸塩で表面をコーティングした酸化鉄。
  8. 【請求項8】 表面をコートするカルシウム及び/又は
    バリウムから選ばれる1種乃至は2種以上の炭酸塩及び
    /又は硫酸塩の重量が、全量に対して10〜70重量%
    である、請求項7に記載の酸化鉄。
  9. 【請求項9】 酸化鉄が黄色酸化鉄、ベンガラ、黒色酸
    化鉄から選ばれる1種乃至は2種以上である、請求項7
    又は8に記載の酸化鉄。
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