JPH1087169A - 糸巻取装置 - Google Patents

糸巻取装置

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JPH1087169A
JPH1087169A JP9248907A JP24890797A JPH1087169A JP H1087169 A JPH1087169 A JP H1087169A JP 9248907 A JP9248907 A JP 9248907A JP 24890797 A JP24890797 A JP 24890797A JP H1087169 A JPH1087169 A JP H1087169A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に速いトラバース速度、それに伴う非常
に高い位置づけ精度が達成されるように、紐、ベルト、
ケーブルなどのトラバース要素の動的変動が、反転点の
領域において発生しない糸巻取装置を提供するものであ
る。 【解決手段】 ボビン糸巻取機は、トラバース運動をボ
ビン(3)の長手方向へ行う糸案内(7)を有するボビ
ン(3)へ、糸を巻き取るための巻き糸前進器(4)を
有する。糸案内(7)は、モータ駆動の駆動輪(12)
と案内プーリ(9,10)とにより作動されるトラバー
ス要素(8)へ接続される。張力の変動を補償するた
め、トラバース要素(8)は、それに直角に支持された
予荷重を受ける機能要素により送られる。案内プーリ
(9,10)は、共通の支持体(6)に固定されてお
り、予荷重を受ける機能要素は、曲がり支持部(21)
により支えられた舌状ブラケット(20)に支持される
駆動輪(12)により形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸案内とセンサを
有する、ボビンへ糸を巻き取る装置に関しており、糸案
内は、モータ駆動の駆動輪と案内プーリとにより動作す
るトラバース要素へ接続されており、トラバース運動を
ボビンの長手方向へ行い、一方センサは、糸案内のトラ
バース運動を監視する位置検出器として働く。
【0002】
【従来の技術】トラバース要素の高い加速性と減速性に
より、前記トラバース要素は、出来るだけ小さい質量で
なければならず、従って、好適に、張力を伝達するため
に、トラバース方向に剛性のある可撓性の機能要素の形
をなしている。適切な既知のトラバース要素は、例え
ば、紐、ワイヤ、ケーブル、帯またはベルトである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トラバース要素が紐に
より形成されている、EP−A−0453622に記載
された前記タイプの糸巻取装置において、案内プーリと
紐は、共通の支持板に固定されて配置されている。糸案
内と、それに伴う紐の各トラバース運動の反転時に、糸
案内から案内プーリを経て駆動輪へ張られている紐の二
つのストランド部の片方は張られ、他方のストランド部
は弛められており、これにより、糸案内の位置決め精度
を阻害し、トラバース速度を制約する。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、非常に速いトラバース速度と、それに伴う、糸案内
の非常に高い位置決め精度とが得られるように、紐、ベ
ルト、ケーブル、バンドなどの可撓性要素の形のトラバ
ース要素の前記動的変動が、反転点の領域においてもは
や発生しない糸巻取装置を提示することである。
【0005】本発明により、前記目的は、トラバース要
素が、張力の変動を補償するためこのトラバース要素に
直角に弾力的に取り付けられた予荷重を受けた要素によ
り誘導されることにより達成される。
【0006】本発明による前記予荷重を受けた要素によ
り、トラバース要素の前記動的変動は、実際に全体的に
避けられるので、かなり速いトラバース速度、具体的に
は、以前よりもかなり速い反転加速度を得ることが可能
である。トラバース要素の動的変動は、予荷重を受けた
要素により吸収されるので、糸案内の位置づけ精度を阻
害するトラバース要素の張りと弛みは、もはや発生しな
い。
【0007】本発明による糸巻取装置の第一の好適な実
施態様は、トラバース要素が、ワイヤケーブル、紐、ま
たはベルトにより形成され、予荷重が、駆動輪により形
成される点で特徴づけられる。
【0008】本発明による糸巻取装置の第二実施態様
は、案内プーリが、共通の支持体に固定されて取り付け
られ、駆動輪が、曲がり支持部により支持された舌状の
ブラケットに支持されている点で特徴づけられる。
【0009】駆動輪を予荷重を受ける要素として設計す
ることは、予荷重を受ける要素としての追加の要素を不
必要にする利点を提供するだけでなく、トラバース要素
の動的変動の最適補償を可能にする。この最適補償は、
一方のストランド部が一方の案内プーリを経て伸長し、
他のストランド部が他の案内プーリを経て伸長している
トラバース要素の両方のストランド部が、前記最適補償
が両方の要素に同時に働くように、駆動輪の回りに巻か
れることにより、可能となる。曲がり支持部により支持
体へ接続された舌状ブラケットに駆動輪を取り付けるこ
とは、次のような利点を有する。それは、個々の機械構
造に関する予荷重を受けた要素の最適な動的特性を達成
することが、曲がり支持部を適切な大きさと、設計とに
することにより可能であるということである。
【0010】第三の好適な実施態様は、支持体へ接続、
好適にはねじ止めされ、曲がり支持部がそれに働く基板
が備えられており、ブラケットが、一端において曲がり
支持部により支持され、他端において自由である点で特
徴づけられる。
【0011】第四の好適な実施態様は、基板が、相互に
囲んでいる、二つの向かい合っているU字形の切り溝を
有し、かかる切り溝の内側の切り溝がブラケットを曲が
り支持部から分離させ、外側の切り溝が曲がり支持部を
基板から分離させて、又、曲がり支持部が、切り溝の長
手方向の周縁の間でブラケットから基板へ伸長している
点で特徴づけられる。
【0012】本発明による糸巻取装置の他の好適な実施
態様は、糸案内のトラバース運動用のセンサが、糸案内
へ接続された回転機能要素を監視し、前記機能要素に表
示されたマークを走査する点で特徴づけられる。回転機
能要素は、駆動輪または駆動輪へ固く接続された円板に
より好適に形成されている。
【0013】本発明によるセンサ設計は、センサが、走
査されたマークの数から糸案内の正確な位置を常に知
り、これにより、モータは、その関係位置に対応する回
転速度へ制御器により常に調節される利点を有する。従
って、ステッピングモータにより送られるモータの出力
は、ほとんど完全に利用される。
【0014】以降に、本発明の詳細な説明が、図面に示
された実施態様を参照して続く。
【0015】
【発明の実施の形態】図1に示された巻き取りヘッド
は、千鳥巻き返しボビン3などのボビンが巻き付けられ
るリボンケース2を受けて支持するモータ駆動スピンド
ル1と、送りロール(示されていない)により供給コイ
ルから引き出される糸Fの巻き糸前進器4とから実質的
に構成されている。千鳥巻き返しボビン3は、ボビン巻
き取り機の適切な支持体6に取り付けられた、自由に回
転するローラ5に相対している面上の線に沿って配置さ
れている。所望の巻き糸を製作する巻き糸前進器4は、
その中央要素として、ボビン3の軸に沿って、すなわ
ち、引き出し面に直角にトラバース方向揺動運動を行う
糸案内7を有する。
【0016】図2より、糸案内7は、トラバース要素8
に固定されている。トラバース要素は、張力を伝達する
ためトラバース方向に剛性のある、可撓性機能要素の形
をなしており、例えば、紐、ワイヤ、金属製ケーブル、
平ベルト、歯付きベルトまたはVベルト、金属製帯、チ
ェーンなどより形成されている。トラバース要素8は、
支持体6に固定して支持された二つの案内プーリ9と1
0を経て、モータ11、好適にはステッピングモータに
より駆動される駆動輪12へ伸長し、駆動輪の回りに複
数の巻き数で巻かれており、両端により駆動輪へ固定さ
れている。駆動輪12が駆動されると、回転方向に従っ
て、糸案内7は、案内プーリ9または10のいずれか一
つへ向かって移動される。案内プーリ9と10の間の距
離は、そのトラバース運動中の糸案内7の最大可能な移
動を示す。駆動輪12は、最適効率が発生するように、
モータ11のトルク特性と糸案内7、糸F、およびトラ
バース要素8により発生する負荷とに適応されている。
【0017】駆動輪12の回転位置、および従って、糸
案内7のトラバース位置を検出するセンサ13は、モー
タ11へ接続されている。センサ13は、光電センサで
あり、これは送信/受信ダイオードから成り、駆動輪1
2へ接続固定された円板(示されていない)の動きを走
査する。前記目的のために、円板には、光学的に走査可
能な適当なマーク、例えば、円に沿って配置された丸穴
または細穴が形成されている。センサの信号は、制御器
14へ送られ、この制御器14は、モータ11が糸案内
7の個々の位置について意図された速度で動作している
か否かを点検する。実際値と設定値の間に変化がある
と、制御器14は、対応する制御信号をモータ11へ流
す。円板上のマークの数とそれらの大きさは、糸案内7
の移動に関して、センサ13により点検可能な糸案内7
の約1500位置を与えるように選択される。
【0018】巻き糸前進器4の領域における支持体6
は、糸Fの方向へ、基板16により覆われたほぼ四角形
の開口15を有する。基板16は図3において詳細に示
されており、長手方向に沿った縁に、締付ねじを受け入
れる複数の穴17を有し、前記穴の領域において、開口
15の縁へねじにより固定されている。符号18で示さ
れたさらに二つの穴は、案内プーリ9と10の軸を通す
ために使用され、それらの軸は、支持体6に支持され
る。
【0019】例示された基板16は、帯状の縁領域19
と舌状のブラケット20とから成っており、ブラケット
20は、その一つの横方向の縁において、基板16の縁
領域19へ接続され、その他の縁は、離れている。ブラ
ケット20と縁領域19との間の接続は、二つの曲がり
支持部21により行われ、この曲がり支持部21は、ブ
ラケット20の前記横方向の縁に働き、ブラケット20
と縁領域19との間に間隙をおいて、前記ブランケット
の長手方向の縁と距離をおいて平行に、縁領域19の相
対する横方向の縁まで伸びている。前記構成は、二つの
曲がり支持部21が、二つの相対して互いに向き合った
U字形の切り溝25,26から離れているが、これら
は、ちょうど、一つが他へ挿入されているように見え、
この切り溝の内側の切り溝25は、ブラケット20を曲
がり支持部21から分離させ、外側の切り溝26は、曲
がり支持部21を基板16から分離させている。従っ
て、基板16のブラケット20は、縁領域19に弾力的
に取り付けられ、適切な力の働きにより、引き出し面に
直角方向と、基板16の長手方向の縁に直角の両方の方
向へ調節される。
【0020】ブラケット20は、その中央部に、モータ
11(図1参照)の適当な部分を回転しないように収容
するために形成された穴22を有する。モータ11は、
駆動輪12が穴22から前方向へ突出するように、ブラ
ケット20の裏側へ固定されている。穴22に保持され
たモータ11の適当な部分は、モータ11からブラケッ
ト20への最適な熱伝導があるように設計されている。
従って、ブラケット20は、駆動輪12の弾性支持体と
してだけでなく、モータ11の冷却面としても働く。
【0021】トラバース要素8の巻きを誘導するための
駆動輪12は、ねじ状の溝を有しており、従って、その
巻きは、案内プーリ9,10と駆動輪12とにより画さ
れた平面に対し、ピッチに対応する傾斜を有している。
トラバース要素8が溝内に入り込んだり、溝から走り出
たりするとき、トラバース要素8が、その溝の側壁と擦
れて、結果として摩耗するのを防止するため、トラバー
ス要素8が駆動輪12へ向かいまたは離れる領域におけ
る溝の巻きが、トラバース要素と平行にあるように、駆
動輪12は、僅かに傾斜した状態で配置されている。駆
動輪12の前記傾斜した配置は、モータ11を支持して
いるブラケット20が、その長手方向へ、基板16に対
し数度の角度で傾斜して配置されていることで達成さ
れ、これは、基板16とブラケット20の横縁との間の
適切な支持手段により容易に達成される。
【0022】ブラケット20の弾性的作用は、運動の反
転位置の領域における、好適にスチールケーブルで形成
されたトラバース要素8の動的変動を補償するために使
用される。糸案内7が反転位置に到達すると、糸案内7
へ接続されたトラバース要素8の2つのストランド部
は、制動時に、運動方向の前方のストランド部は弛めら
れ、運動方向の後方のストランド部は緊張され、加速時
に、トラバース要素の運動方向の前方の紐は緊張され、
後方の紐は弛められるように多様に挙動する。
【0023】トラバース要素8の前記動的挙動は、与え
られた加速と減速において糸案内7の位置づけ精度を押
さえ、従って、糸案内7の予め設定された位置づけ精度
を与える糸案内7のトラバース速度を制限する。糸案内
7の位置づけ精度要件は、千鳥巻き返しボビンに対しす
でに非常に高く、すべての所望の重ね方による巻取りに
対し一層高いので、トラバース要素8の前記動的挙動
は、トラバース速度を、従って、巻き取り速度を顕著に
限定する。
【0024】案内プーリ9,10に対し弾力的である、
ブラケット20上へのモータ11と駆動輪12の前述の
取り付けにより、駆動輪12は、トラバース要素を側方
へ押し、かつ前記要素の張力変動を補償する予荷重を受
けた機能要素のように、トラバース要素8に働く。トラ
バース要素8の各ストランド部が、糸案内7から駆動輪
12へ送られるので、前記弾性的な予荷重を受ける機能
要素は、トラバース要素8の両方のストランド部に対し
同時に働き、従って、減速中と加速中に、トラバース要
素の一つのストランド部の弛みと他のストランド部の過
度の緊張の両方を防止する。
【0025】ボビン糸巻取機における測定は、反転位置
において上述のように設計された糸巻き前進により、3
00gまでの加速が達成されることを示した。位置検出
用のセンサ13の高い解析力により、例えば、30また
は45cmの長さのボビンに与えられた位置づけ精度
は、0.2または0.3mmである。
【0026】センサ13は、マークを備えた円板の走査
が、全トラバース運動の完全な監視を可能にする主要な
利点を提供する。これは、糸案内7の経路に沿ったセン
サの従来の標準的構成によれば、受け入れ難い高い支出
によってのみ可能となるものであった。前記理由に関
し、従来行われたものは、糸案内7の全運動の監視では
なく、特定の位置によるその通過のみの監視であり、そ
の過程において、モータ11がステップをスキップして
いたか否かが点検された。前記方法により、糸案内の瞬
間的位置は、常にざっと知られただけであり、モータ1
1の出力に関しては、特定の安全限界が観測されなけれ
ばならず、従って、モータ11は、その性能の限界にお
いて動作することが出来なかった。
【0027】センサ13は、その監視を糸案内7の始動
位置に、好適には糸案内のトラバース運動のゼロ点で行
うものとする。センサ13による調節は、最初に、糸案
内7が一つの反転位置へ、次に、他の反転位置へ移動さ
れ、センサ13が、前記移動に相当するマークの数を計
数し、前記数から、ゼロ位置を計算するように行われ
る。従って、センサ13は、ゼロ位置と反転位置との間
の走査パルス数を知り、この走査パルスを基にして、特
定の走査パルスに対応する糸案内7の位置を測定するこ
とは、何時でも可能である。これにより、モータ11の
非常に正確な制御を可能にし、従って、その出力は完全
に活用される。
【0028】図3が示しているように、その自由な横方
向の縁、すなわち、図面の左縁におけるブラケット20
は、耳状の突起23を有しており、これに関連して、切
欠き24が、基板16の縁領域19の隣接した内側の縁
に配置されている。突起23と切欠き24とは、トラバ
ース要素8の初期張力を調節する助けの働きをする。基
板16の残りの部分の状態において、これは図3に示さ
れているが、トラバース要素8は、まだ取り付けられて
いないか、または、いずれにせよ予荷重されておらず、
突起23は、切欠き24に対し対称に置かれず、僅かに
下方に配置されている。従って、トラバース要素8の初
期の張力は、突起23が切欠き24に対し対称に置かれ
るように、調節される。
【0029】従って、突起23と切欠き24とは、トラ
バース要素8の予荷重された状態におけるブラケット2
0の位置を示すマークの働きをする。当然、幾種類かの
他のマークも、その代わりに使用することが出来る。し
かし、実験では、特に織物工業に普及している条件の下
では、突起23と切欠き24とにより形成されたマーク
は、トラバース要素8の初期張力調節の助けとして抜き
んでて適切であることが示された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 作業者の視点から見たボビン糸巻取装置の糸
巻き取りヘッドの図である。
【図2】 図1の矢印IIの方向から見た図である。
【図3】 図2の詳細図である。
【符号の説明】
1…モータ駆動スピンドル、2…ボビンケース、3…ボ
ビン、4…巻き糸前進器、5…自由回転ローラ、6…支
持体、7…糸案内、8…トラバース要素、9,10…案
内プーリ、11…モータ、12…駆動輪、13…セン
サ、14…制御器、15…開口、16…基板、17…
穴、18…穴、19…帯状縁領域、20…ブラケット、
21…曲がり支持部、22… 穴、23…突起、24…
切欠き、25,26…U字形切り溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597131532 8812 HORGEN, SWITZERL AND

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸(F)をボビン(3)へ巻き取るため
    に、モータ駆動の駆動輪(12)と案内プーリ(9,1
    0)とにより動作するトラバース要素(8)へ接続され
    かつトラバース運動を前記ボビン(3)の長手方向へ行
    う糸案内(7)と、当該糸案内(7)のトラバース運動
    を監視する位置検出器として働くセンサ(13)とを有
    する糸巻取装置において、前記トラバース要素(8)が
    張力の変動を補償するため前記トラバース要素(8)に
    直角に弾力的に取り付けられた予荷重を受ける機能要素
    (12)により誘導されることを特徴とする糸巻取装
    置。
  2. 【請求項2】 前記トラバース要素(8)がワイヤケー
    ブル、紐、またはベルトにより形成され、前記予荷重を
    受ける機能要素が前記駆動輪(12)により形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の糸巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記案内プーリ(9,10)が固定され
    て共通の支持体(6)に取り付けられ、前記駆動輪(1
    2)が曲がり支持部(21)により支えられた舌状ブラ
    ケット(20)に支持されることを特徴とする請求項2
    に記載の糸巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記支持体(6)へ接続、好適にはねじ
    止めされ、かつ前記曲がり支持部(21)が作用する基
    板(16)が設けられると共に、前記ブラケット(2
    0)が一つの縁において前記曲がり支持部(21)によ
    り支持され、他の縁において自由であることを特徴とす
    る請求項3に記載の糸巻取装置。
  5. 【請求項5】 前記基板(16)が相互に囲んでいる、
    二つの向かい合っているU字形の切り溝(25,26)
    を有し、該切り溝のうち内側の切り溝(25)が前記ブ
    ラケット(20)を前記曲がり支持部(21)から分離
    させ、外側の切り溝(26)が前記曲がり支持部(2
    1)を前記基板(16)から分離させており、また、前
    記曲がり支持部(21)が前記切り溝(25,26)の
    長手方向の周縁の間で前記ブラケット(20)から前記
    基板(16)へ伸長することを特徴とする請求項4に記
    載の糸巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記トラバース要素(8)が複数の巻き
    で前記駆動輪(12)の回りに巻かれ、当該駆動輪(1
    2)が前記巻きを誘導する溝を有し、かつ、前記駆動輪
    (12)が、前記トラバース要素(8)が前記駆動輪
    (12)へ向かいまたは離れて走行する領域において、
    前記溝が前記トラバース要素(8)と平行に配列される
    ように配設されることを特徴とする請求項2に記載の糸
    巻取装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動輪(12)のモータ(11)が
    前記ブラケット(20)に固定され、当該固定により、
    前記ブラケット(20)が前記モータ(11)の冷却面
    として働くことを特徴とする請求項4に記載の糸巻取装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ブラケット(20)が前記基板(1
    6)に対しトラバース運動方向へ傾斜して配置されるこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の糸巻取
    装置。
  9. 【請求項9】 前記トラバース要素(8)の初期張力を
    調整する補助として使用されるマークが前記ブラケット
    (20)の自由な側部縁の領域に形成され、前記マーク
    が前記側部縁に配置された突起(23)と前記基板(1
    6)の隣接した縁に配置された切欠き(24)とにより
    好適に形成されることを特徴とする請求項5に記載の糸
    巻取装置。
  10. 【請求項10】 前記糸案内(7)のトラバース運動用
    の前記センサ(13)が糸案内へ接続された回転してい
    る機能要素を監視し、かつ、前記回転している機能要素
    に設けられたマークを走査することを特徴とする請求項
    1ないし請求項9のうちいずれか1項に記載の糸巻取装
    置。
  11. 【請求項11】 前記回転している機能要素が前記駆動
    輪(12)または駆動輪へ固定して接続された円板によ
    り形成されており、前記円板が穴の開いた円板により好
    適に形成されることを特徴とする請求項10に記載の糸
    巻取装置。
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