JPH1086886A - 船舶のバラストタンクの注排水方法 - Google Patents
船舶のバラストタンクの注排水方法Info
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- JPH1086886A JPH1086886A JP26676696A JP26676696A JPH1086886A JP H1086886 A JPH1086886 A JP H1086886A JP 26676696 A JP26676696 A JP 26676696A JP 26676696 A JP26676696 A JP 26676696A JP H1086886 A JPH1086886 A JP H1086886A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 複数の独立した信号線配線を省略して、配線
作業を容易にする。 【解決手段】 複数のバラストタンク1a〜1fに設け
られた注排水バルブ5a〜5f,5w〜5zおよびこれ
に接続される油圧シリンダ6a〜6f,6w〜6zの開
閉を行う電磁弁7a〜7f,7w〜7zとを備え、バル
ブの開閉状態を離れた操作室内の表示部に表示するとと
もに、操作室では、電磁弁およびバルブの開閉をスイッ
チ手段により指示し、各バルブの開閉状態をランプ表示
するバラストタンク注排水方法において、油圧シリンダ
および電磁弁に開閉信号を送り、油圧シリンダおよび電
磁弁から開閉状態を受ける複数の集配信手段と、操作部
内からバルブの開閉を指示する指示手段およびバルブ状
態を表示する表示ランプに接続される複数の集配信手段
と、これらの集配信手段間を接続する少なくとも2芯の
通信線23とからなる。
作業を容易にする。 【解決手段】 複数のバラストタンク1a〜1fに設け
られた注排水バルブ5a〜5f,5w〜5zおよびこれ
に接続される油圧シリンダ6a〜6f,6w〜6zの開
閉を行う電磁弁7a〜7f,7w〜7zとを備え、バル
ブの開閉状態を離れた操作室内の表示部に表示するとと
もに、操作室では、電磁弁およびバルブの開閉をスイッ
チ手段により指示し、各バルブの開閉状態をランプ表示
するバラストタンク注排水方法において、油圧シリンダ
および電磁弁に開閉信号を送り、油圧シリンダおよび電
磁弁から開閉状態を受ける複数の集配信手段と、操作部
内からバルブの開閉を指示する指示手段およびバルブ状
態を表示する表示ランプに接続される複数の集配信手段
と、これらの集配信手段間を接続する少なくとも2芯の
通信線23とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶のバラストタ
ンクへの注排水を遠隔操作により行う船舶のバラストタ
ンク注排水制御方法に関する。
ンクへの注排水を遠隔操作により行う船舶のバラストタ
ンク注排水制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶は、その航行毎に、輸送される貨物
等の重量が異なることから、船舶には、所定の吃水を維
持するため、または、貨物等の配置による船舶の傾きを
防止するために、海水等を注水して、船舶の吃水調整が
行われるバラストタンクと称する複数のタンクが設けら
れている。
等の重量が異なることから、船舶には、所定の吃水を維
持するため、または、貨物等の配置による船舶の傾きを
防止するために、海水等を注水して、船舶の吃水調整が
行われるバラストタンクと称する複数のタンクが設けら
れている。
【0003】図7は、従来の船舶のバラストタンクに注
排水を行うためのバルブ開閉機構を示す概略構成図であ
り、同図において、複数のバラストタンク1a、1b、
1c、1d、1e、1fは、船体全域に渡って配置さ
れ、大まかにいえば、これらのタンク群1a、1b、1
c、1d、1e、1fからなるタンク部Tと、これらの
タンク1a、1b、1c、1d、1e、1fへの注排水
は、前記タンク部Tから離れた位置に配置されている操
作部Kにおいて制御される。図7において、1a、1
b、1c、・・・は、各バラストタンクであり、2a、
2b、2c、・・・は、該タンクに設けられる注排水口
であり、これらのバラストタンク1a、1b、1c、・
・・および注排水口2a、2b、2c、・・・は、パイ
プ3a、3b、3c、・・・を介して、主パイプ3に接
続され、該主パイプ3は、船内を配管して、所定位置に
配置されたバラストポンプ4aに接続され、駆動モータ
4bおよびモータスイッチ4cにより、前記各バラスト
タンク1a、1b、1c、・・・に注排水を行うように
している。
排水を行うためのバルブ開閉機構を示す概略構成図であ
り、同図において、複数のバラストタンク1a、1b、
1c、1d、1e、1fは、船体全域に渡って配置さ
れ、大まかにいえば、これらのタンク群1a、1b、1
c、1d、1e、1fからなるタンク部Tと、これらの
タンク1a、1b、1c、1d、1e、1fへの注排水
は、前記タンク部Tから離れた位置に配置されている操
作部Kにおいて制御される。図7において、1a、1
b、1c、・・・は、各バラストタンクであり、2a、
2b、2c、・・・は、該タンクに設けられる注排水口
であり、これらのバラストタンク1a、1b、1c、・
・・および注排水口2a、2b、2c、・・・は、パイ
プ3a、3b、3c、・・・を介して、主パイプ3に接
続され、該主パイプ3は、船内を配管して、所定位置に
配置されたバラストポンプ4aに接続され、駆動モータ
4bおよびモータスイッチ4cにより、前記各バラスト
タンク1a、1b、1c、・・・に注排水を行うように
している。
【0004】なお、図7中において、2wは、船体から
排水する排水口、2zは、船外から水を吸入する取水口
であり、これら排水口2wおよび取水口2zは、それぞ
れバルブ5w、5zを介して、前記バラストポンプ4a
に接続されている。また、前記パイプ3a、3b、3
c、・・・には、それぞれバルブ5a、5b、5c、・
・・が接続され、これらのバルブ5a、5b、5c、・
・・には、その開閉を行う油圧シリンダ6a、6b、6
c、・・・が設けられ、電磁弁7a、7b、7c、・・
・によって、前記油圧シリンダ6a、6b、6c、・・
・にかかる油圧の圧力方向を切り替えるようにしてい
る。
排水する排水口、2zは、船外から水を吸入する取水口
であり、これら排水口2wおよび取水口2zは、それぞ
れバルブ5w、5zを介して、前記バラストポンプ4a
に接続されている。また、前記パイプ3a、3b、3
c、・・・には、それぞれバルブ5a、5b、5c、・
・・が接続され、これらのバルブ5a、5b、5c、・
・・には、その開閉を行う油圧シリンダ6a、6b、6
c、・・・が設けられ、電磁弁7a、7b、7c、・・
・によって、前記油圧シリンダ6a、6b、6c、・・
・にかかる油圧の圧力方向を切り替えるようにしてい
る。
【0005】また、図7中、8は、前記操作部Kに配置
され、前記前記油圧シリンダ6a、6b、6c、・・・
に油圧を供給するハイドロユニットであり、高圧にされ
た油圧銅管91により加圧され、低圧にされた油圧銅管
92からなり、これらの2つの鋼管91、92間の油圧差
を利用して、前記油圧シリンダ6a、6b、6c、・・
・を駆動し、その駆動力によって、前記バルブ5a、5
b、5c、・・・を開閉するようにしている。また、図
中、10a、10b、10c、・・・は、操作部Kに配
置され、前記バルブ5a、5b、5c、・・・の開閉を
指示するスイッチであり、各スイッチ10a、10b、
10c、・・・は、バルブ5aを、それぞれ開方向およ
び閉方向に起動する電磁弁7a、7b、7c、・・・を
制御し、この制御信号は、電磁弁制御信号線11a、1
1b、11c・・・を通って各電磁弁7a、7b、7
c、・・・に送られる。
され、前記前記油圧シリンダ6a、6b、6c、・・・
に油圧を供給するハイドロユニットであり、高圧にされ
た油圧銅管91により加圧され、低圧にされた油圧銅管
92からなり、これらの2つの鋼管91、92間の油圧差
を利用して、前記油圧シリンダ6a、6b、6c、・・
・を駆動し、その駆動力によって、前記バルブ5a、5
b、5c、・・・を開閉するようにしている。また、図
中、10a、10b、10c、・・・は、操作部Kに配
置され、前記バルブ5a、5b、5c、・・・の開閉を
指示するスイッチであり、各スイッチ10a、10b、
10c、・・・は、バルブ5aを、それぞれ開方向およ
び閉方向に起動する電磁弁7a、7b、7c、・・・を
制御し、この制御信号は、電磁弁制御信号線11a、1
1b、11c・・・を通って各電磁弁7a、7b、7
c、・・・に送られる。
【0006】なお、12a、12b、12c、・・・
は、前記バルブ5a、5b、5c・・・の状態(実際
は、油圧シリンダ6a、6b、6c、・・・の位置状
態)を表示するバルブ表示ランプであり、前記バルブ5
a、5b、5c、・・・とは、それぞれ、バルブ状態信
号線13a、13b、13c、・・・を介して接続され
ており、各バルブが、例えば、開いている場合には、青
のランプ(図示外)が点灯し、閉じている場合には、赤
のランプ(図示外)が点灯するようにされている。
は、前記バルブ5a、5b、5c・・・の状態(実際
は、油圧シリンダ6a、6b、6c、・・・の位置状
態)を表示するバルブ表示ランプであり、前記バルブ5
a、5b、5c、・・・とは、それぞれ、バルブ状態信
号線13a、13b、13c、・・・を介して接続され
ており、各バルブが、例えば、開いている場合には、青
のランプ(図示外)が点灯し、閉じている場合には、赤
のランプ(図示外)が点灯するようにされている。
【0007】ここで、これらのバルブ5a、油圧シリン
ダ6a、電磁弁7a、油圧銅管91、油圧銅管92によ
り、あるタンク、例えば、タンク1aに注水する場合を
説明する。図8は、バルブ5a、油圧シリンダ6a、電
磁弁7a、油圧銅管91、油圧銅管92からなるバルブ開
閉機構を示す概略図であり、同図(b)は、前記電磁弁
7aにおいて、油圧を逆転して前記油圧シリンダ6aに
流入される状態を示した部分図である。図8において、
主パイプ3の左側は、例えば、タンク1aに、右側は、
バラストポンプ4aに接続されている。
ダ6a、電磁弁7a、油圧銅管91、油圧銅管92によ
り、あるタンク、例えば、タンク1aに注水する場合を
説明する。図8は、バルブ5a、油圧シリンダ6a、電
磁弁7a、油圧銅管91、油圧銅管92からなるバルブ開
閉機構を示す概略図であり、同図(b)は、前記電磁弁
7aにおいて、油圧を逆転して前記油圧シリンダ6aに
流入される状態を示した部分図である。図8において、
主パイプ3の左側は、例えば、タンク1aに、右側は、
バラストポンプ4aに接続されている。
【0008】バルブ5aは、回転軸52を中心に、回動
可能な円盤形状のバルブ弁51からなり、このバルブ弁
51が、主パイプ3a内の水の流れる方向と並行な状態
になるとき、水の流通が維持され、これと、垂直な状態
のとき、その流通を阻止するように機能する。
可能な円盤形状のバルブ弁51からなり、このバルブ弁
51が、主パイプ3a内の水の流れる方向と並行な状態
になるとき、水の流通が維持され、これと、垂直な状態
のとき、その流通を阻止するように機能する。
【0009】前記油圧シリンダ6aは、筒型のフレーム
60内にピストン61が設けられ、このピストン61に
は、前記バルブ5aの前記回転軸52と同軸の軸63およ
びこの軸63を回転させるカム62からなる。また、電磁
弁7aは、この高油圧銅管91と、低油圧銅管92間の油
圧差を、油圧銅管91a、油圧銅管92aの何れに掛ける
かの油流切り替えを行うものであり、例えば、油圧銅管
91の油圧を油圧銅管91aに、油圧銅管92の油圧を油
圧銅管92aに流入させるようにしたり(図8(a)参
照)、逆に、油圧銅管91の油圧を92aに流入させ、油
圧銅管92の油圧を91aに流入させるようにして(図8
(b)参照)、前記油圧シリンダ6aに流入する油圧の
切り替えにより、前記ピストン61を動かし、カム62を
介して軸63、すなわち、軸52の回動により、バルブ弁
51が、主パイプ3に対して開閉する。
60内にピストン61が設けられ、このピストン61に
は、前記バルブ5aの前記回転軸52と同軸の軸63およ
びこの軸63を回転させるカム62からなる。また、電磁
弁7aは、この高油圧銅管91と、低油圧銅管92間の油
圧差を、油圧銅管91a、油圧銅管92aの何れに掛ける
かの油流切り替えを行うものであり、例えば、油圧銅管
91の油圧を油圧銅管91aに、油圧銅管92の油圧を油
圧銅管92aに流入させるようにしたり(図8(a)参
照)、逆に、油圧銅管91の油圧を92aに流入させ、油
圧銅管92の油圧を91aに流入させるようにして(図8
(b)参照)、前記油圧シリンダ6aに流入する油圧の
切り替えにより、前記ピストン61を動かし、カム62を
介して軸63、すなわち、軸52の回動により、バルブ弁
51が、主パイプ3に対して開閉する。
【0010】そして、各油圧シリンダ6および電磁弁7
に接続された図示外信号線11、13により、それぞれ
の開閉状態が、前記バルブ表示ランプ12a、12b、
12c、・・・に表示される。なお、前記したこれらの
バルブ5a、油圧シリンダ6a、電磁弁7aからなるバ
ルブ機構は、その他のバルブ5b、5c、・・・、油圧
シリンダ6b、6c、・・・、電磁弁7b、7c、・・
・においても同様の作用を行い、それぞれ、油圧銅管9
1および油圧銅管92からの油圧を油圧鋼管91b、9
1c、・・・92b、92c、・・・に切り替えることが
でき、また、その状態を前記バルブ表示ランプに表示さ
せる点も同じである。
に接続された図示外信号線11、13により、それぞれ
の開閉状態が、前記バルブ表示ランプ12a、12b、
12c、・・・に表示される。なお、前記したこれらの
バルブ5a、油圧シリンダ6a、電磁弁7aからなるバ
ルブ機構は、その他のバルブ5b、5c、・・・、油圧
シリンダ6b、6c、・・・、電磁弁7b、7c、・・
・においても同様の作用を行い、それぞれ、油圧銅管9
1および油圧銅管92からの油圧を油圧鋼管91b、9
1c、・・・92b、92c、・・・に切り替えることが
でき、また、その状態を前記バルブ表示ランプに表示さ
せる点も同じである。
【0011】なお、前記排水口2wおよび取水口2zに
は、バルブ5w、5x、5y、5z、油圧シリンダ6
w、6x、6y、6z、電磁弁7w、7x、7y、7z
が設けられ、これらのバルブ5w、5x、5y、5z
は、上記した各タンクへの注排水と同様に、操作部Kに
設けられたスイッチ10w、・・・10zにより、その
開閉の指示がされ、また、その開閉状態が、前記バルブ
表示ランプ12w、・・・12zに表示される。
は、バルブ5w、5x、5y、5z、油圧シリンダ6
w、6x、6y、6z、電磁弁7w、7x、7y、7z
が設けられ、これらのバルブ5w、5x、5y、5z
は、上記した各タンクへの注排水と同様に、操作部Kに
設けられたスイッチ10w、・・・10zにより、その
開閉の指示がされ、また、その開閉状態が、前記バルブ
表示ランプ12w、・・・12zに表示される。
【0012】つぎに、前記操作部Kに設けられたスイッ
チ10aの投入により、パイプ3aに設けられたバルブ
5aを開いて、該タンク1aに注水される概略を具体的
に説明する。まず、操作部Kに配置されたハイドロユニ
ット8を稼働させて、油圧鋼管91の油圧を高圧にし、
油圧鋼管92の油圧を低圧にする。そして、スイッチ1
0aを投入すると、電磁弁7a内に設けられた図示外の
ソレノイドに電流が流れ、電磁弁7aは、油圧シリンダ
6aに接続された油圧銅管91aに高圧がかかり、油圧
シリンダ6aのピストン61がC方向から押されるよう
に起動する。そうすると、このピストン61に取り付け
られたカム62の移動により、回転軸63がE方向に回
転し、この回転軸63の回転力により、バルブ5aに設
けられた軸52を回動し、バルブ弁51が、この軸52
を中心に90度回転して、主パイプ3aを開状態にす
る。
チ10aの投入により、パイプ3aに設けられたバルブ
5aを開いて、該タンク1aに注水される概略を具体的
に説明する。まず、操作部Kに配置されたハイドロユニ
ット8を稼働させて、油圧鋼管91の油圧を高圧にし、
油圧鋼管92の油圧を低圧にする。そして、スイッチ1
0aを投入すると、電磁弁7a内に設けられた図示外の
ソレノイドに電流が流れ、電磁弁7aは、油圧シリンダ
6aに接続された油圧銅管91aに高圧がかかり、油圧
シリンダ6aのピストン61がC方向から押されるよう
に起動する。そうすると、このピストン61に取り付け
られたカム62の移動により、回転軸63がE方向に回
転し、この回転軸63の回転力により、バルブ5aに設
けられた軸52を回動し、バルブ弁51が、この軸52
を中心に90度回転して、主パイプ3aを開状態にす
る。
【0013】また、これに伴って、油圧シリンダ6aか
ら、開閉制御信号線13aを介して開閉制御信号が、バ
ルブ表示ランプ12aを点灯させ、バルブ5aが開いた
状態であることを表示する。つづいて、操作部Kに設け
られたモータスイッチ4cを投入し、モータ4bを駆動
して、また、ポンプ4aを稼働させることにより、主パ
イプ3、バルブ5aを通り、該タンク1aに注水され
る。また、この注水においては、操作部Kのスイッチ1
0y、10zの開スイッチ101y、101zを投入
し、電磁弁7y、7z、油圧シリンダ6y、6zを作動
させ、バルブ5y、5zを開いて、必要な水量を船外か
ら取水する。
ら、開閉制御信号線13aを介して開閉制御信号が、バ
ルブ表示ランプ12aを点灯させ、バルブ5aが開いた
状態であることを表示する。つづいて、操作部Kに設け
られたモータスイッチ4cを投入し、モータ4bを駆動
して、また、ポンプ4aを稼働させることにより、主パ
イプ3、バルブ5aを通り、該タンク1aに注水され
る。また、この注水においては、操作部Kのスイッチ1
0y、10zの開スイッチ101y、101zを投入
し、電磁弁7y、7z、油圧シリンダ6y、6zを作動
させ、バルブ5y、5zを開いて、必要な水量を船外か
ら取水する。
【0014】また、該タンク1aに、所定量が注水され
ると、操作部Kのスイッチ10aを閉状態にし、油圧シ
リンダ6aに接続された油圧銅管92aには、油圧鋼管
92の高圧がかかり、バルブ弁51が、軸52を中心に
90度回転して、バルブ5aが閉じ、該タンク1aに注
水を止める。また、これに伴って、シリンダ6aからバ
ルブ表示ランプ12aが点灯して、バルブ5aが閉じた
状態であることを表示する。
ると、操作部Kのスイッチ10aを閉状態にし、油圧シ
リンダ6aに接続された油圧銅管92aには、油圧鋼管
92の高圧がかかり、バルブ弁51が、軸52を中心に
90度回転して、バルブ5aが閉じ、該タンク1aに注
水を止める。また、これに伴って、シリンダ6aからバ
ルブ表示ランプ12aが点灯して、バルブ5aが閉じた
状態であることを表示する。
【0015】なお、該タンク1a内を排水は、操作部K
のスイッチ10w、10xの開スイッチ101w、10
1xを投入して、油圧シリンダ6w、6xを作動させ
て、バルブ5y、5zを開き、ポンプ4aを稼働して、
タンク1a、1b、1c、・・・相互間に注水し合い、
また、全体として余分な水量は、排水口2wから船外へ
排出する。また、同様に、他のタンク2b、2c、・・
・・に注排水を行う場合にも、上述したタンク1aへの
注排水と同様の操作により行なう。
のスイッチ10w、10xの開スイッチ101w、10
1xを投入して、油圧シリンダ6w、6xを作動させ
て、バルブ5y、5zを開き、ポンプ4aを稼働して、
タンク1a、1b、1c、・・・相互間に注水し合い、
また、全体として余分な水量は、排水口2wから船外へ
排出する。また、同様に、他のタンク2b、2c、・・
・・に注排水を行う場合にも、上述したタンク1aへの
注排水と同様の操作により行なう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような船舶は、全長が百数十mにもおよび、この船体
の全域にわたって、数十のバラストタンクが設けられて
いるので、このようなタンク内に液体の注排水を行うた
めに、操作部に設けられたバルブ開閉スイッチと、電磁
弁をそれぞれ独立した信号線で接続し、電磁弁にバルブ
開閉の電磁弁制御信号を送信しなければならず、また、
バルブが開閉した場合には、油圧シリンダからバルブの
開閉状態信号を送信するために、油圧シリンダとバルブ
表示ランプをバルブ開閉状態信号線でそれぞれ独立して
接続する必要があり、操作部のスイッチと各タンクを、
電磁弁制御信号線、バルブ開閉状態信号線で、ぞれぞれ
配線するには、多くの信号線による配線工事を行わなけ
ればならなかった。
たような船舶は、全長が百数十mにもおよび、この船体
の全域にわたって、数十のバラストタンクが設けられて
いるので、このようなタンク内に液体の注排水を行うた
めに、操作部に設けられたバルブ開閉スイッチと、電磁
弁をそれぞれ独立した信号線で接続し、電磁弁にバルブ
開閉の電磁弁制御信号を送信しなければならず、また、
バルブが開閉した場合には、油圧シリンダからバルブの
開閉状態信号を送信するために、油圧シリンダとバルブ
表示ランプをバルブ開閉状態信号線でそれぞれ独立して
接続する必要があり、操作部のスイッチと各タンクを、
電磁弁制御信号線、バルブ開閉状態信号線で、ぞれぞれ
配線するには、多くの信号線による配線工事を行わなけ
ればならなかった。
【0017】また、ポンプの稼働スイッチ、ハイドロユ
ニットの稼働スイッチ、注排水用のスイッチは別々のス
イッチであり、操作部に点在して設けられているため、
各々の操作毎にそれぞれのスイッチを投入しなければな
らず、このためタンクへの注排水作業を煩雑にしてい
た。また、一部の断線等の場合に、信号線の一部を撤去
して、再び配線する作業は、タンクから、操作部までの
長距離に渡って布設しなければならず、大がかりな変更
工事を必要とする問題があった。
ニットの稼働スイッチ、注排水用のスイッチは別々のス
イッチであり、操作部に点在して設けられているため、
各々の操作毎にそれぞれのスイッチを投入しなければな
らず、このためタンクへの注排水作業を煩雑にしてい
た。また、一部の断線等の場合に、信号線の一部を撤去
して、再び配線する作業は、タンクから、操作部までの
長距離に渡って布設しなければならず、大がかりな変更
工事を必要とする問題があった。
【0018】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たもので、複数のタンクに注排水を行うバルブを駆動す
る油圧シリンダおよび電磁弁に第1の集配信手段を接続
し、バルブの開閉を指示するスイッチおよびバルブ状態
を表示する表示ランプに第2の集配信手段を接続し、こ
れらの第1および第2の集配信手段を含む複数の集配信
手段を少なくとも2芯からなる通信線で接続し、特定の
スイッチからの特定のバルブの開閉信号および油圧シリ
ンダからのバルブ開閉状態信号の授受を、これら特定の
集配信手段間で行い、従来必要としていた、複数の独立
した信号線配線を省略して、配線作業を容易にした船舶
のタンクへの注排水方法を提供することを目的とする。
たもので、複数のタンクに注排水を行うバルブを駆動す
る油圧シリンダおよび電磁弁に第1の集配信手段を接続
し、バルブの開閉を指示するスイッチおよびバルブ状態
を表示する表示ランプに第2の集配信手段を接続し、こ
れらの第1および第2の集配信手段を含む複数の集配信
手段を少なくとも2芯からなる通信線で接続し、特定の
スイッチからの特定のバルブの開閉信号および油圧シリ
ンダからのバルブ開閉状態信号の授受を、これら特定の
集配信手段間で行い、従来必要としていた、複数の独立
した信号線配線を省略して、配線作業を容易にした船舶
のタンクへの注排水方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、船舶の複数のバラストタンクに設けられた注排水バ
ルブおよびこれに接続される油圧シリンダの開閉を行う
電磁弁とを備え、該バルブの開閉状態を離れた操作室内
の表示部に表示するとともに、該操作室では、前記電磁
弁および前記バルブの開閉をスイッチ手段により指示
し、各バルブの開閉状態をランプ表示するバラストタン
ク注排水方法において、前記油圧シリンダおよび前記電
磁弁に接続され、前記油圧シリンダおよび前記電磁弁に
開閉信号を送り、前記油圧シリンダおよび前記電磁弁か
ら開閉状態を受ける複数の集配信手段と、操作部内から
前記バルブの開閉を指示する指示手段およびバルブ状態
を表示する表示ランプに接続される複数の集配信手段
と、これらの複数の集配信手段間を接続する少なくとも
2芯の通信線とからなることを特徴とする。
は、船舶の複数のバラストタンクに設けられた注排水バ
ルブおよびこれに接続される油圧シリンダの開閉を行う
電磁弁とを備え、該バルブの開閉状態を離れた操作室内
の表示部に表示するとともに、該操作室では、前記電磁
弁および前記バルブの開閉をスイッチ手段により指示
し、各バルブの開閉状態をランプ表示するバラストタン
ク注排水方法において、前記油圧シリンダおよび前記電
磁弁に接続され、前記油圧シリンダおよび前記電磁弁に
開閉信号を送り、前記油圧シリンダおよび前記電磁弁か
ら開閉状態を受ける複数の集配信手段と、操作部内から
前記バルブの開閉を指示する指示手段およびバルブ状態
を表示する表示ランプに接続される複数の集配信手段
と、これらの複数の集配信手段間を接続する少なくとも
2芯の通信線とからなることを特徴とする。
【0020】本願請求項2に係る発明は、前記請求項1
記載の船舶のバラストタンクの注排水方法において、前
記複数の集配信手段が、操作室に配置されたバルブ開閉
指示手段からの信号を第1の集配信手段に送信し、該第
1の集配信手段では、この信号に、開閉をすべきバルブ
が接続された特定の集配信手段を第2の集配信手段とし
て、その集配信手段の送元番号データとを付加し、さら
に、この送元番号データが付加されたバルブ開閉指示信
号データを前記通信線で送り、前記特定の第2の集配信
手段では、送元番号データと、予め設定されている送元
番号をを照合し、それが照合されたとき、前記バルブ開
閉信号を取り込み、この取り込まれたバルブ開閉信号に
より、前記電磁弁を駆動し、さらに、油圧シリンダを作
動させるようにしたことを特徴とする。
記載の船舶のバラストタンクの注排水方法において、前
記複数の集配信手段が、操作室に配置されたバルブ開閉
指示手段からの信号を第1の集配信手段に送信し、該第
1の集配信手段では、この信号に、開閉をすべきバルブ
が接続された特定の集配信手段を第2の集配信手段とし
て、その集配信手段の送元番号データとを付加し、さら
に、この送元番号データが付加されたバルブ開閉指示信
号データを前記通信線で送り、前記特定の第2の集配信
手段では、送元番号データと、予め設定されている送元
番号をを照合し、それが照合されたとき、前記バルブ開
閉信号を取り込み、この取り込まれたバルブ開閉信号に
より、前記電磁弁を駆動し、さらに、油圧シリンダを作
動させるようにしたことを特徴とする。
【0021】本願請求項3に係る発明は、前記請求項1
記載の船舶のバラストタンクの注排水方法において、前
記複数の集配信手段が、前記油圧シリンダからのバルブ
開閉状態信号を前記第2の集配信手段に送信し、該第2
の集配信手段では、この信号に、表示すべきバルブ状態
表示ランプが接続された特定の集配信手段を第1の集配
信手段として、その集配信手段の送元番号データとを付
加し、さらに、この送元番号データが付加されたバルブ
開閉状態信号データを前記通信線で送り、前記特定の第
1の集配信手段では、この送元番号データと予め設定さ
れている送元番号とを照合し、それが照合されたとき、
前記バルブ開閉状態信号を取り込み、この取り込まれた
バルブ開閉状態信号により、前記バルブ状態表示ランプ
を点灯するようにしたことを特徴とする。
記載の船舶のバラストタンクの注排水方法において、前
記複数の集配信手段が、前記油圧シリンダからのバルブ
開閉状態信号を前記第2の集配信手段に送信し、該第2
の集配信手段では、この信号に、表示すべきバルブ状態
表示ランプが接続された特定の集配信手段を第1の集配
信手段として、その集配信手段の送元番号データとを付
加し、さらに、この送元番号データが付加されたバルブ
開閉状態信号データを前記通信線で送り、前記特定の第
1の集配信手段では、この送元番号データと予め設定さ
れている送元番号とを照合し、それが照合されたとき、
前記バルブ開閉状態信号を取り込み、この取り込まれた
バルブ開閉状態信号により、前記バルブ状態表示ランプ
を点灯するようにしたことを特徴とする。
【0022】本願請求項4に係る発明は、前記請求項1
記載の船舶のバラストタンクの注排水方法において、前
記複数の複数の集配信手段が、前記操作室に配置される
集配信手段として、情報処理手段およびこの情報処理手
段の拡張スロットに挿入される集配信手段を備え、予め
記憶されたプログラムにより、前記バルブ開閉指示信号
を送信し、あるいは、バルブ開閉状態信号により、前記
バルブ状態表示ランプを点灯させるようにしたことを特
徴とする。
記載の船舶のバラストタンクの注排水方法において、前
記複数の複数の集配信手段が、前記操作室に配置される
集配信手段として、情報処理手段およびこの情報処理手
段の拡張スロットに挿入される集配信手段を備え、予め
記憶されたプログラムにより、前記バルブ開閉指示信号
を送信し、あるいは、バルブ開閉状態信号により、前記
バルブ状態表示ランプを点灯させるようにしたことを特
徴とする。
【0023】本願請求項5に係る発明は、前記請求項1
に記載の船舶のタンクの注排水方法において、前記複数
の複数の集配信手段が、前記操作室に配置される集配信
手段として、情報処理手段およびこの情報処理手段の拡
張スロットに挿入される集配信手段を備え、予め記憶さ
れたプログラムにより、バルブの開閉指示信号およびバ
ルブ開閉状態信号を一旦記憶し、さらに、これらの記憶
に基いて、所定の解析を行い、その解析結果を、前記情
報処理手段の表示画面に図形または文字で表示させるよ
うにしたことを特徴とする。
に記載の船舶のタンクの注排水方法において、前記複数
の複数の集配信手段が、前記操作室に配置される集配信
手段として、情報処理手段およびこの情報処理手段の拡
張スロットに挿入される集配信手段を備え、予め記憶さ
れたプログラムにより、バルブの開閉指示信号およびバ
ルブ開閉状態信号を一旦記憶し、さらに、これらの記憶
に基いて、所定の解析を行い、その解析結果を、前記情
報処理手段の表示画面に図形または文字で表示させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本願発明の船舶のタンクの注排水
方法では、操作部に配置された各スイッチおよび表示ラ
ンプと、タンク内に注排水するバルブを駆動する電磁弁
および油圧シリンダの間に複数の集配信手段を配置し、
これらの複数の集配信手段間を少なくとも2芯の通信線
で接続し、開閉使用とするバルブを駆動する前記電磁弁
および前記油圧シリンダが接続された第1の集配信手段
と、前記スイッチおよび前記表示ランプが接続された第
2の集配信手段では、予め、それぞれ、その自局番号と
互いに相手方を特定する送元番号を設定しておいて、バ
ルブ開閉指示信号が発せられた場合には、前記第2の集
配信手段では、前記バルブ開閉指示信号に、前記自局番
号および前記送元番号を付加して送信し、前記第1の集
配信手段では、それらの自局番号および送元番号を照合
し、一致する場合には、その信号を取り込み、取り込ん
だ信号に基いて、前記電磁弁および油圧シリンダを駆動
する一方、前記第1の集配信手段では、該油圧シリンダ
からのバルブ開閉状態信号に、前記自局番号および前記
送元番号を付加して送信し、前記第2の集配信手段で
は、それらの自局番号および送元番号を照合し、一致す
る場合には、その信号を取り込み、取り込んだ信号に基
いて、前記表示ランプを点灯する。
方法では、操作部に配置された各スイッチおよび表示ラ
ンプと、タンク内に注排水するバルブを駆動する電磁弁
および油圧シリンダの間に複数の集配信手段を配置し、
これらの複数の集配信手段間を少なくとも2芯の通信線
で接続し、開閉使用とするバルブを駆動する前記電磁弁
および前記油圧シリンダが接続された第1の集配信手段
と、前記スイッチおよび前記表示ランプが接続された第
2の集配信手段では、予め、それぞれ、その自局番号と
互いに相手方を特定する送元番号を設定しておいて、バ
ルブ開閉指示信号が発せられた場合には、前記第2の集
配信手段では、前記バルブ開閉指示信号に、前記自局番
号および前記送元番号を付加して送信し、前記第1の集
配信手段では、それらの自局番号および送元番号を照合
し、一致する場合には、その信号を取り込み、取り込ん
だ信号に基いて、前記電磁弁および油圧シリンダを駆動
する一方、前記第1の集配信手段では、該油圧シリンダ
からのバルブ開閉状態信号に、前記自局番号および前記
送元番号を付加して送信し、前記第2の集配信手段で
は、それらの自局番号および送元番号を照合し、一致す
る場合には、その信号を取り込み、取り込んだ信号に基
いて、前記表示ランプを点灯する。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る船舶のタンクへの注排水
遠隔制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
従来と同一部分には、同一符号を付して表し、その説明
を省略する。図1は、本願発明に係る船舶のタンクへの
注排水実施する同注排水システムの概略構成図である。
図1中、20a、20b、20c、・・・は、前記バラ
ストタンク1a、1b、1c・・・等各種のタンクに接
続されている油圧シリンダ6a、6b、6c、・・・お
よび電磁弁7a、7b、7c、・・・に接続された第1
の集配信手段であり、本実施例では、ホロニックハブT
M−4RLYEX(株式会社壬生電機製作所製製品)を
使用している。
遠隔制御方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
従来と同一部分には、同一符号を付して表し、その説明
を省略する。図1は、本願発明に係る船舶のタンクへの
注排水実施する同注排水システムの概略構成図である。
図1中、20a、20b、20c、・・・は、前記バラ
ストタンク1a、1b、1c・・・等各種のタンクに接
続されている油圧シリンダ6a、6b、6c、・・・お
よび電磁弁7a、7b、7c、・・・に接続された第1
の集配信手段であり、本実施例では、ホロニックハブT
M−4RLYEX(株式会社壬生電機製作所製製品)を
使用している。
【0026】また、図中、符号21a、21b、21
c、・・・は、前記集配信手段20a、20b、20
c、・・・と電磁弁7a、7b、7c、・・・を接続す
る電磁弁信号線、22a、22b、22c、・・・は、
前記集配信手段20a、20b、20c、・・・と油圧
シリンダ6a、6b、6c、・・・を接続するシリンダ
信号線、23は、前記各集配信手段を接続する通信線、
24a、24b、24c、・・・は、操作部K内に配置
されるコントロールパネル(図示外)等に設けられた各
種スイッチ10a、10b、10c、・・・およびバル
ブ表示ランプ12a、12b、12c、・・・に接続さ
れる第2の集配信手段であり、本実施例でにおいては、
前記第1の集配信手段20a、20b、20c・・・と
同様のホロニックハブTM−4RLYEX(株式会社壬
生電機製作所製製品)を使用している。
c、・・・は、前記集配信手段20a、20b、20
c、・・・と電磁弁7a、7b、7c、・・・を接続す
る電磁弁信号線、22a、22b、22c、・・・は、
前記集配信手段20a、20b、20c、・・・と油圧
シリンダ6a、6b、6c、・・・を接続するシリンダ
信号線、23は、前記各集配信手段を接続する通信線、
24a、24b、24c、・・・は、操作部K内に配置
されるコントロールパネル(図示外)等に設けられた各
種スイッチ10a、10b、10c、・・・およびバル
ブ表示ランプ12a、12b、12c、・・・に接続さ
れる第2の集配信手段であり、本実施例でにおいては、
前記第1の集配信手段20a、20b、20c・・・と
同様のホロニックハブTM−4RLYEX(株式会社壬
生電機製作所製製品)を使用している。
【0027】そして、この第2の集配信手段24a、2
4b、24c、・・・には、スイッチ信号線25a、2
5b、25c、・・・および表示信号線26a、26
b、26c、・・・を介して、それぞれ、起動スイッチ
10a、10b、10c、・・・およびバルブ表示ラン
プ12a、12b、12c、・・・に接続されている。
4b、24c、・・・には、スイッチ信号線25a、2
5b、25c、・・・および表示信号線26a、26
b、26c、・・・を介して、それぞれ、起動スイッチ
10a、10b、10c、・・・およびバルブ表示ラン
プ12a、12b、12c、・・・に接続されている。
【0028】図2は、前記第1の集配信手段20a、2
0b、20c、・・・と前記第2の集配信手段24a、
24b、24c、・・・を前記通信線23を介して接続
し、さらに、前記第1の集配信手段20a、20b、2
0c、・・・は、タンク(図2においては、表示しな
い)近傍に配置され、該タンクに接続されている油圧シ
リンダ6a、6b、6c、・・・および電磁弁7a、7
b、7c、・・・に接続し、また、前記第2の集配信手
段24a、24b、24c、・・・は、操作部Kにおい
て、それぞれスイッチ10a、10b、10c、・・・
およびバルブ表示ランプ12a、12b、12c、・・
・に接続される、本システムの概略を示した説明図であ
る。
0b、20c、・・・と前記第2の集配信手段24a、
24b、24c、・・・を前記通信線23を介して接続
し、さらに、前記第1の集配信手段20a、20b、2
0c、・・・は、タンク(図2においては、表示しな
い)近傍に配置され、該タンクに接続されている油圧シ
リンダ6a、6b、6c、・・・および電磁弁7a、7
b、7c、・・・に接続し、また、前記第2の集配信手
段24a、24b、24c、・・・は、操作部Kにおい
て、それぞれスイッチ10a、10b、10c、・・・
およびバルブ表示ランプ12a、12b、12c、・・
・に接続される、本システムの概略を示した説明図であ
る。
【0029】これら第1の集配信手段20a、20b、
20c、・・・と、第2の集配信手段24a、24b、
24c、・・・は、所定の設定を行うことにより、一対
一の対応で、信号を授受するので、説明の便宜上、以
下、第1の集配信手段20aと、第2の集配信手段24
aとの間で、相互に、相手を特定し、信号の授受を行う
様子を説明する8したがって、以下は、単に集配信手段
20および集配信手段24として説明する。)。
20c、・・・と、第2の集配信手段24a、24b、
24c、・・・は、所定の設定を行うことにより、一対
一の対応で、信号を授受するので、説明の便宜上、以
下、第1の集配信手段20aと、第2の集配信手段24
aとの間で、相互に、相手を特定し、信号の授受を行う
様子を説明する8したがって、以下は、単に集配信手段
20および集配信手段24として説明する。)。
【0030】前記集配信手段20、24は、図2に示す
ように、縦A93mm、横B63mm、奥行きC62m
mの外形を有しており、それぞれ、動作電源端子たる電
源端子201、241、終端端子たるターミネイト端子2
02、242、他の集配信手段に接続して(本実施例にお
いては、この端子に、第2の集配信手段24が接続され
る。)、これらの集配信手段間で信号の授受を行う通信
端子203、243、また、互いに他の集配信手段を特定
するための自局番号設定スイッチ205、送元番号設定
スイッチ206を有する外、前記油圧シリンダ6a、6
b、6c、・・・や前記電磁弁7a、7b、7c、・・
・である作動出力手段や、前記スイッチ10a、10
b、10c・・・や前記バルブ表示ランプ12a、12
b、12c、・・・である作動入出力手段が接続され
て、入出力された信号により、これらの油圧シリンダ6
a、6b、6c、・・・や電磁弁7a、7b、7c、・
・・を、前記スイッチ10a、10b、10c・・・で
作動させ、また、その作動状態を前記バルブ表示ランプ
12a、12b、12c、・・・で表示させる外部入出
力端子207〜2019、247〜2419を有する。
ように、縦A93mm、横B63mm、奥行きC62m
mの外形を有しており、それぞれ、動作電源端子たる電
源端子201、241、終端端子たるターミネイト端子2
02、242、他の集配信手段に接続して(本実施例にお
いては、この端子に、第2の集配信手段24が接続され
る。)、これらの集配信手段間で信号の授受を行う通信
端子203、243、また、互いに他の集配信手段を特定
するための自局番号設定スイッチ205、送元番号設定
スイッチ206を有する外、前記油圧シリンダ6a、6
b、6c、・・・や前記電磁弁7a、7b、7c、・・
・である作動出力手段や、前記スイッチ10a、10
b、10c・・・や前記バルブ表示ランプ12a、12
b、12c、・・・である作動入出力手段が接続され
て、入出力された信号により、これらの油圧シリンダ6
a、6b、6c、・・・や電磁弁7a、7b、7c、・
・・を、前記スイッチ10a、10b、10c・・・で
作動させ、また、その作動状態を前記バルブ表示ランプ
12a、12b、12c、・・・で表示させる外部入出
力端子207〜2019、247〜2419を有する。
【0031】以下、それぞれの接続関係について、説明
する。図2に示すように、前記電源端子201、241に
は、動作電源の交流24V(図示外)が印加される。ま
た、前記ターミネイト端子202、242は、その集配信
手段が、終端に配置された場合に、所定の抵抗値を有す
るターミネイター(図示外)と称する終端処理部材を接
続して、インピーダンス調整を行うための端子である
が、前記集配信手段20、24は、この実施例では、い
ずれも終端に配置されてはいないので、この端子2
02、242には、何も接続されていない。さらに、前述
したように、前記通信端子203、243間は、前記通信
線23で接続される。
する。図2に示すように、前記電源端子201、241に
は、動作電源の交流24V(図示外)が印加される。ま
た、前記ターミネイト端子202、242は、その集配信
手段が、終端に配置された場合に、所定の抵抗値を有す
るターミネイター(図示外)と称する終端処理部材を接
続して、インピーダンス調整を行うための端子である
が、前記集配信手段20、24は、この実施例では、い
ずれも終端に配置されてはいないので、この端子2
02、242には、何も接続されていない。さらに、前述
したように、前記通信端子203、243間は、前記通信
線23で接続される。
【0032】また、前記集配信手段20においては、前
記外部入出力端子207〜2019のうち、207は、共通
端子(アース)であり、208、209、2010は、前記
電磁弁7が、2012、2013は、前記油圧シリンダ6が
接続される。一方、他の集配信手段24においては、前
記外部入出力端子247〜2419のうち、247は、共通
端子(アース)であり、248、には、前記スイッチ1
0が、249、2412、2413は、前記バルブ表示ラン
プ12a、12b、12c、・・・が接続される。
記外部入出力端子207〜2019のうち、207は、共通
端子(アース)であり、208、209、2010は、前記
電磁弁7が、2012、2013は、前記油圧シリンダ6が
接続される。一方、他の集配信手段24においては、前
記外部入出力端子247〜2419のうち、247は、共通
端子(アース)であり、248、には、前記スイッチ1
0が、249、2412、2413は、前記バルブ表示ラン
プ12a、12b、12c、・・・が接続される。
【0033】このような接続関係において、互いに必要
な信号を授受するためには、これらの2つの集配信手段
間において、互いに相手を特定してなければならない。
このため、前記集配信手段20、24は、それぞれ他を
特定する設定が必要となり、この設定は、前記自局番号
設定スイッチ205、245および前記送元番号設定スイ
ッチ206、246により設定を行なわなければならな
い。例えば、前記集配信手段20と前記集配信手段24
との間で信号の授受を行うため、各集配信手段の上の点
線枠内に示した、前記集配信手段20は、自局番号0
4、送元番号24を有し、前記集配信手段24は、自局
番号として24、送元番号として04が定められてい
る。
な信号を授受するためには、これらの2つの集配信手段
間において、互いに相手を特定してなければならない。
このため、前記集配信手段20、24は、それぞれ他を
特定する設定が必要となり、この設定は、前記自局番号
設定スイッチ205、245および前記送元番号設定スイ
ッチ206、246により設定を行なわなければならな
い。例えば、前記集配信手段20と前記集配信手段24
との間で信号の授受を行うため、各集配信手段の上の点
線枠内に示した、前記集配信手段20は、自局番号0
4、送元番号24を有し、前記集配信手段24は、自局
番号として24、送元番号として04が定められてい
る。
【0034】以下に、自局番号04、送元番号24およ
び自局番号24、送元番号04を、それぞれ有する2つ
の集配信手段20、24において、これら、自局番号、
送元番号の設定について、説明する。
び自局番号24、送元番号04を、それぞれ有する2つ
の集配信手段20、24において、これら、自局番号、
送元番号の設定について、説明する。
【0035】図3は、それぞれ8桁のディップスイッチ
で構成された自局番号設定スイッチ205、245(図3
(a)参照)および送元番号設定スイッチ206、246
(図3(b)参照)の概略を示すものであり、図中、1
〜8は、それぞれNo.1〜No.8までのスイッチか
らなり、いずれも、■は、スイッチが投入されている状
態を示している。ただし、説明の便宜上、以下に、ON
状態は、数字の”1”で表し、OFF状態は、数字の”
0”で表し、また、前記集配信手段20の自局番号設定
スイッチ205および送元番号設定スイッチ206のみを
用いて説明する。しかしながら、これらの集配信手段
は、同じものを使用するので、設定の自局番号、送元番
号を変更して、同様の設定をすることにより、対応する
集配信手段の間で自由に信号の授受ができるものであ
る。
で構成された自局番号設定スイッチ205、245(図3
(a)参照)および送元番号設定スイッチ206、246
(図3(b)参照)の概略を示すものであり、図中、1
〜8は、それぞれNo.1〜No.8までのスイッチか
らなり、いずれも、■は、スイッチが投入されている状
態を示している。ただし、説明の便宜上、以下に、ON
状態は、数字の”1”で表し、OFF状態は、数字の”
0”で表し、また、前記集配信手段20の自局番号設定
スイッチ205および送元番号設定スイッチ206のみを
用いて説明する。しかしながら、これらの集配信手段
は、同じものを使用するので、設定の自局番号、送元番
号を変更して、同様の設定をすることにより、対応する
集配信手段の間で自由に信号の授受ができるものであ
る。
【0036】例えば、前記集配信手段20においては、
自局番号を04とすると、この自局番号を、前記集配信
手段20に設定するには、図3(a)に示すように、N
o.1〜No.8までの8個のスイッチで構成されるデ
ィップスイッチからなる自局番号設定スイッチ205に
おいて、”No.1”と”No.2”のディップスイッ
チをそれぞれ、”0”、”0”と設定し、つぎの”N
o.3”から”No.8”までの6個のディップスイッ
チに対し、”1000”となるように設定する。したが
って、前記集配信手段20の自局番号04は、”001
000”で示される。
自局番号を04とすると、この自局番号を、前記集配信
手段20に設定するには、図3(a)に示すように、N
o.1〜No.8までの8個のスイッチで構成されるデ
ィップスイッチからなる自局番号設定スイッチ205に
おいて、”No.1”と”No.2”のディップスイッ
チをそれぞれ、”0”、”0”と設定し、つぎの”N
o.3”から”No.8”までの6個のディップスイッ
チに対し、”1000”となるように設定する。したが
って、前記集配信手段20の自局番号04は、”001
000”で示される。
【0037】次に、この集配信手段20と、相手方であ
る集配信手段24との間で、信号の授受を行なうために
は、前記自局番号の設定の他に、送元番号の設定をしな
ければならない。例えば、前記集配信手段24の送元番
号を24とすると、この送元番号を前記集配信手段20
の送元番号設定スイッチ206のディップスイッチで設
定するには、同様に、図3(b)に示すように、No.
1〜No.8までの8個のスイッチで構成されるディッ
プスイッチからなる送元番号設定スイッチ206におい
て、”No.1”と”No.2”のディップスイッチを
それぞれ、”0”、”0”と設定し、つぎの”No.
3”から”No.8”までの6個のディップスイッチに
対し、”0110”となるように設定する。したがっ
て、前記集配信手段20に設定される前記集配信手段2
4の送元番号24は、”000110”で示される。
る集配信手段24との間で、信号の授受を行なうために
は、前記自局番号の設定の他に、送元番号の設定をしな
ければならない。例えば、前記集配信手段24の送元番
号を24とすると、この送元番号を前記集配信手段20
の送元番号設定スイッチ206のディップスイッチで設
定するには、同様に、図3(b)に示すように、No.
1〜No.8までの8個のスイッチで構成されるディッ
プスイッチからなる送元番号設定スイッチ206におい
て、”No.1”と”No.2”のディップスイッチを
それぞれ、”0”、”0”と設定し、つぎの”No.
3”から”No.8”までの6個のディップスイッチに
対し、”0110”となるように設定する。したがっ
て、前記集配信手段20に設定される前記集配信手段2
4の送元番号24は、”000110”で示される。
【0038】同様に、前記集配信手段24において、該
集配信手段24の自局番号24と、送元番号(この場合
には、前記集配信手段20の番号(自局番号)が、集配
信手段24に取っては、送元番号となる)04を設定す
る。この設定は、前記集配信手段24の前記自局番号設
定スイッチ245および前記送元番号設定スイッチ246
で行い、また、その設定の仕方は、前述した場合と同じ
である。
集配信手段24の自局番号24と、送元番号(この場合
には、前記集配信手段20の番号(自局番号)が、集配
信手段24に取っては、送元番号となる)04を設定す
る。この設定は、前記集配信手段24の前記自局番号設
定スイッチ245および前記送元番号設定スイッチ246
で行い、また、その設定の仕方は、前述した場合と同じ
である。
【0039】このように、それぞれの集配信手段20、
24に、自局番号と送元番号が設定されると、例えば、
集配信手段24からの信号は、集配信手段20に設定さ
れた送元番号”02”を付加して、その通信すべきデー
タとともに通信線23に載せられ、集配信手段20で
は、その送られた通信データから、前記送元番号を基準
に、その通信データが、自局宛の通信データであると判
断し、この通信データを取り込む。また、逆に、集配信
手段20からの通信データには、送元番号”24”が付
加されたデータが、送信線23に載せられ、その送元番
号”24”が設定された集配信手段24では、その送ら
れた通信データを、自局宛の通信データであると判断し
て、このデータを取り込む。
24に、自局番号と送元番号が設定されると、例えば、
集配信手段24からの信号は、集配信手段20に設定さ
れた送元番号”02”を付加して、その通信すべきデー
タとともに通信線23に載せられ、集配信手段20で
は、その送られた通信データから、前記送元番号を基準
に、その通信データが、自局宛の通信データであると判
断し、この通信データを取り込む。また、逆に、集配信
手段20からの通信データには、送元番号”24”が付
加されたデータが、送信線23に載せられ、その送元番
号”24”が設定された集配信手段24では、その送ら
れた通信データを、自局宛の通信データであると判断し
て、このデータを取り込む。
【0040】すなわち、例えば、集配信手段20から送
られるバルブ開閉信号の通信データ構造は、集配信手段
20の4ビット(BIT)の自局番号に、4種類のバル
ブ開閉信号を、”OUT0”、”OUT1”、”OUT
2”、”OUT3”について、それぞれ、”ON”、”
OFF”で表し、例えば、バルブ5aを開状態にするに
は、”OUT1”を”ON”にして”0100”を、バ
ルブ5aが閉状態の場合には、”OUT0”を”ON”
にして”1000”とし、前記自局番号とバルブ開閉状
態信号とで、合計8ビット(BIT)の通信データ(バ
ルブ開閉信号)を構成して送信する。
られるバルブ開閉信号の通信データ構造は、集配信手段
20の4ビット(BIT)の自局番号に、4種類のバル
ブ開閉信号を、”OUT0”、”OUT1”、”OUT
2”、”OUT3”について、それぞれ、”ON”、”
OFF”で表し、例えば、バルブ5aを開状態にするに
は、”OUT1”を”ON”にして”0100”を、バ
ルブ5aが閉状態の場合には、”OUT0”を”ON”
にして”1000”とし、前記自局番号とバルブ開閉状
態信号とで、合計8ビット(BIT)の通信データ(バ
ルブ開閉信号)を構成して送信する。
【0041】そして、集配信手段24aから送信される
電磁弁制御信号の通信データ構造は、集配信手段24a
の4ビット(BIT)の自局番号に、4種類の電磁弁制
御信号を、”OUT0”、”OUT1”、”OUT
2”、”OUT3”について、それぞれ、”ON”、”
OFF”で表し、例えば、バルブ5aを開く場合に
は、”OUT2”を”ON”にして”0010”を、バ
ルブ5aを閉じる場合には、”OUT0”を”ON”に
して”1000”を、また、現バルブ状態を保持する場
合には、”OUT1”を”ON”にして、”0100”
とし、合計8ビット(BIT)の通信データ(電磁弁制
御信号)を構成して送信する。このようにして、各集配
信手段20b、20c、・・・と各集配信手段24b、
24c、・・・では、相互に、それぞれの通信相手を特
定して、通信データの授受が行えるものである。
電磁弁制御信号の通信データ構造は、集配信手段24a
の4ビット(BIT)の自局番号に、4種類の電磁弁制
御信号を、”OUT0”、”OUT1”、”OUT
2”、”OUT3”について、それぞれ、”ON”、”
OFF”で表し、例えば、バルブ5aを開く場合に
は、”OUT2”を”ON”にして”0010”を、バ
ルブ5aを閉じる場合には、”OUT0”を”ON”に
して”1000”を、また、現バルブ状態を保持する場
合には、”OUT1”を”ON”にして、”0100”
とし、合計8ビット(BIT)の通信データ(電磁弁制
御信号)を構成して送信する。このようにして、各集配
信手段20b、20c、・・・と各集配信手段24b、
24c、・・・では、相互に、それぞれの通信相手を特
定して、通信データの授受が行えるものである。
【0042】本実施例においては、通信線23は、2本
の導線に絶縁被膜が施され、これらを縒って構成された
ツイストペアケーブル(RS485用)を用い、上述し
た各集配信手段20a、20b、20c、・・・および
集配信手段24a、24b、24c、・・・の通信端子
203にそれぞれ接続される。つまり、集配信手段20
aの通信端子203と集配信手段20bの通信端子203
を接続し、集配信手段20bの通信端子203と集配信
手段20cの通信端子203といった具合に順次接続
し、また、操作部Kに近接した集配信手段24aの通信
端子243と、集配信手段24b、24c、・・・へ
と、順次集配信手段を同様に接続する。
の導線に絶縁被膜が施され、これらを縒って構成された
ツイストペアケーブル(RS485用)を用い、上述し
た各集配信手段20a、20b、20c、・・・および
集配信手段24a、24b、24c、・・・の通信端子
203にそれぞれ接続される。つまり、集配信手段20
aの通信端子203と集配信手段20bの通信端子203
を接続し、集配信手段20bの通信端子203と集配信
手段20cの通信端子203といった具合に順次接続
し、また、操作部Kに近接した集配信手段24aの通信
端子243と、集配信手段24b、24c、・・・へ
と、順次集配信手段を同様に接続する。
【0043】つぎに、上記構成のシステムにより、タン
ク1aのバルブの開閉を行うため、最初に、電磁弁を起
動して油圧シリンダを作動させてバルブ5aを開状態に
し、タンク1aに注水を開始するとともに、その状態を
該タンク1aから離れた操作部Kにおいて、表示させ、
さらに、そのバルブ状態の維持を指示する一連のタンク
の注排水方法を、図4のフローチャートにより示す。図
4は、前記注排水操作を行う前記第1の集配信手段20
aおよび前記第2の集配信手段24aにおけるデータ授
受のフローチャートである。
ク1aのバルブの開閉を行うため、最初に、電磁弁を起
動して油圧シリンダを作動させてバルブ5aを開状態に
し、タンク1aに注水を開始するとともに、その状態を
該タンク1aから離れた操作部Kにおいて、表示させ、
さらに、そのバルブ状態の維持を指示する一連のタンク
の注排水方法を、図4のフローチャートにより示す。図
4は、前記注排水操作を行う前記第1の集配信手段20
aおよび前記第2の集配信手段24aにおけるデータ授
受のフローチャートである。
【0044】まず、ハイドロユニットに設けられたスイ
ッチ(図示外)を投入し、ハイドロユニットを作動させ
る(ステップS1)。そして、操作部Kに設けられたス
イッチ10aの開スイッチを投入する(ステップS
2)。開スイッチから「バルブ開」の電磁弁制御信号
が、スイッチ信号線25aを介して前記第2の集配信手
段24aに送られる(ステップS3)。これを受信した
第2の集配信手段24aは、「バルブ開」信号に、送元
番号を付加して、通信データ(電磁弁制御信号)に編集
する(ステップS4)。
ッチ(図示外)を投入し、ハイドロユニットを作動させ
る(ステップS1)。そして、操作部Kに設けられたス
イッチ10aの開スイッチを投入する(ステップS
2)。開スイッチから「バルブ開」の電磁弁制御信号
が、スイッチ信号線25aを介して前記第2の集配信手
段24aに送られる(ステップS3)。これを受信した
第2の集配信手段24aは、「バルブ開」信号に、送元
番号を付加して、通信データ(電磁弁制御信号)に編集
する(ステップS4)。
【0045】編集された通信データ(電磁弁制御信号)
は、前記第2の集配信手段24aにより、通信線23を
介して送られる(ステップS5)。つぎに、通信線23
に接続されている前記第1の集配信手段20aでは、通
信データ(電磁弁制御信号)に付加されている自局番号
と、該集配信手段20aに設定されている送元番号が、
等しいか否かの判定を行う(ステップS6)。前記第1
の集配信手段20aでは、該集配信手段20aの送元番
号と等しくない場合には、該通信データを取り込まず、
処理を終了する(同ステップ6)。
は、前記第2の集配信手段24aにより、通信線23を
介して送られる(ステップS5)。つぎに、通信線23
に接続されている前記第1の集配信手段20aでは、通
信データ(電磁弁制御信号)に付加されている自局番号
と、該集配信手段20aに設定されている送元番号が、
等しいか否かの判定を行う(ステップS6)。前記第1
の集配信手段20aでは、該集配信手段20aの送元番
号と等しくない場合には、該通信データを取り込まず、
処理を終了する(同ステップ6)。
【0046】通信データ(電磁弁制御信号)の自局番号
と、該第1の集配信手段20aの送元番号が等しい場合
には、該第1の集配信手段20aでは、この通信データ
(電磁弁制御信号)を取り込む(ステップS7)。集配
信手段20aが受信した通信データ(電磁弁制御信号)
は、「バルブ開」の電磁弁制御信号を、電磁弁信号線2
2aを介して電磁弁7aに送る(ステップS8)。そし
て、「バルブ開」の電磁弁制御信号を受信した電磁弁7
aは、油圧鋼管91の油圧が油圧銅管91aに、油圧鋼管
92の油圧が油圧銅管92aにかかるようにを設定する
(ステップS9)。
と、該第1の集配信手段20aの送元番号が等しい場合
には、該第1の集配信手段20aでは、この通信データ
(電磁弁制御信号)を取り込む(ステップS7)。集配
信手段20aが受信した通信データ(電磁弁制御信号)
は、「バルブ開」の電磁弁制御信号を、電磁弁信号線2
2aを介して電磁弁7aに送る(ステップS8)。そし
て、「バルブ開」の電磁弁制御信号を受信した電磁弁7
aは、油圧鋼管91の油圧が油圧銅管91aに、油圧鋼管
92の油圧が油圧銅管92aにかかるようにを設定する
(ステップS9)。
【0047】この電磁弁7aにより、油圧シリンダ6a
のピストン61は、C方向に移動して(ステップS1
0)、その動力により、バルブ5aが開く(ステップS
11)。バルブ5aが完全に開いたら、「開」のバルブ
開閉状態信号をシリンダ信号線21aを介して、前記第
1の集配信手段20aに送る(ステップS12)。
「開」のバルブ開閉状態信号を取り込んだ前記第1の集
配信手段20aでは、この「開」のバルブ開閉状態信号
に、送元番号を付加して、通信データ(バルブ開閉状態
信号)に編集し(ステップS13)、通信線23を介し
て送る(ステップS14)。
のピストン61は、C方向に移動して(ステップS1
0)、その動力により、バルブ5aが開く(ステップS
11)。バルブ5aが完全に開いたら、「開」のバルブ
開閉状態信号をシリンダ信号線21aを介して、前記第
1の集配信手段20aに送る(ステップS12)。
「開」のバルブ開閉状態信号を取り込んだ前記第1の集
配信手段20aでは、この「開」のバルブ開閉状態信号
に、送元番号を付加して、通信データ(バルブ開閉状態
信号)に編集し(ステップS13)、通信線23を介し
て送る(ステップS14)。
【0048】つぎに、通信線23に接続されている集配
信手段24aは、通信データ(バルブ開閉状態信号)に
付加されている送元番号と、該集配信手段24aに設定
されている送元番号が、等しいか否かの判定を行う(ス
テップS15)。該第2の集配信手段24aに設定され
ている送元番号が、その送元番号と等しくない場合に
は、該集配信手段24aでは、該通信データを取り込ま
ず、処理を終了する。
信手段24aは、通信データ(バルブ開閉状態信号)に
付加されている送元番号と、該集配信手段24aに設定
されている送元番号が、等しいか否かの判定を行う(ス
テップS15)。該第2の集配信手段24aに設定され
ている送元番号が、その送元番号と等しくない場合に
は、該集配信手段24aでは、該通信データを取り込ま
ず、処理を終了する。
【0049】該第2の集配信手段24aでは、通信デー
タ(バルブ開閉状態信号)の自局番号と、該集配信手段
24aの送元番号が、予め設定されている送元番号と送
られた送元番号が等しい場合には、この通信データ(バ
ルブ開閉状態信号)を取り込む(ステップS16)。該
第2の集配信手段24aでは、取り込んだ通信データ
(バルブ開閉状態信号)から、前記バルブを「開」にす
るバルブ開閉状態信号を、表示信号線26aを介してバ
ルブ表示ランプ12aに送信し(ステップS17)、開
ランプを点灯させる(ステップS18)。
タ(バルブ開閉状態信号)の自局番号と、該集配信手段
24aの送元番号が、予め設定されている送元番号と送
られた送元番号が等しい場合には、この通信データ(バ
ルブ開閉状態信号)を取り込む(ステップS16)。該
第2の集配信手段24aでは、取り込んだ通信データ
(バルブ開閉状態信号)から、前記バルブを「開」にす
るバルブ開閉状態信号を、表示信号線26aを介してバ
ルブ表示ランプ12aに送信し(ステップS17)、開
ランプを点灯させる(ステップS18)。
【0050】前記バルブ5aが開いた後であって、な
お、注水量が不足する場合には、スイッチ10y、10
zを投入して、バルブ5y、5zを開く(ステップS1
9)。そして、さらに、ポンプ4aを稼働させて(ステ
ップS20)、取水口2zから液体を吸入し、タンク1
aに注水を開始する。また、前記開ランプが点灯する
と、該開ランプから、「バルブ状態保持」の信号が、表
示信号線26aを介して、前記第2の集配信手段24a
に送られる(ステップS21)。
お、注水量が不足する場合には、スイッチ10y、10
zを投入して、バルブ5y、5zを開く(ステップS1
9)。そして、さらに、ポンプ4aを稼働させて(ステ
ップS20)、取水口2zから液体を吸入し、タンク1
aに注水を開始する。また、前記開ランプが点灯する
と、該開ランプから、「バルブ状態保持」の信号が、表
示信号線26aを介して、前記第2の集配信手段24a
に送られる(ステップS21)。
【0051】これを受信した前記第2の集配信手段24
aは、「バルブ状態保持」を指示する電磁弁制御信号
に、送元番号を付加して、通信データ(電磁弁制御信
号)に編集する(ステップS22)。編集された通信デ
ータ(電磁弁制御信号)は、前記第2の集配信手段24
aにより、前記通信線23を介して、前記第1の集配信
手段20aに送られる(ステップS23)。該通信線2
3に接続されている前記第1の集配信手段20aでは、
通信データ(電磁弁制御信号)に付加されている送元番
号と、該集配信手段20aに設定されている送元番号
が、等しいか否かの判定を行う(ステップS24)。該
集配信手段20aでは、送り込まれた送元番号が、予め
設定されている送元番号と等しくない場合には、該通信
データは、取り込まれず、処理を終了する(同ステップ
S24)。
aは、「バルブ状態保持」を指示する電磁弁制御信号
に、送元番号を付加して、通信データ(電磁弁制御信
号)に編集する(ステップS22)。編集された通信デ
ータ(電磁弁制御信号)は、前記第2の集配信手段24
aにより、前記通信線23を介して、前記第1の集配信
手段20aに送られる(ステップS23)。該通信線2
3に接続されている前記第1の集配信手段20aでは、
通信データ(電磁弁制御信号)に付加されている送元番
号と、該集配信手段20aに設定されている送元番号
が、等しいか否かの判定を行う(ステップS24)。該
集配信手段20aでは、送り込まれた送元番号が、予め
設定されている送元番号と等しくない場合には、該通信
データは、取り込まれず、処理を終了する(同ステップ
S24)。
【0052】該第1の集配信手段20aにおいて、通信
データ(電磁弁制御信号)の送元番号と、設定設定され
ている送元番号が等しい場合には、この通信データ(電
磁弁制御信号)を取り込む(ステップS25)。取り込
んだ通信データ(電磁弁制御信号)により、前記第1の
集配信手段20aでは、「バルブ状態保持」の電磁弁制
御信号を、電磁弁信号線22aを介して電磁弁7aに送
る(ステップS26)。そして、「バルブ開」の電磁弁
制御信号を取り込んだ電磁弁7aは、油圧銅管91a
と、油圧銅管92aにかかっている油圧をそのまま保持
するように設定する(ステップS27)。この電磁弁7
aにより、油圧シリンダ6aのピストン61は、C方向
に移動した位置に保持され(ステップS28)、バルブ
5aが開いた状態が保持される。(ステップS29)。
データ(電磁弁制御信号)の送元番号と、設定設定され
ている送元番号が等しい場合には、この通信データ(電
磁弁制御信号)を取り込む(ステップS25)。取り込
んだ通信データ(電磁弁制御信号)により、前記第1の
集配信手段20aでは、「バルブ状態保持」の電磁弁制
御信号を、電磁弁信号線22aを介して電磁弁7aに送
る(ステップS26)。そして、「バルブ開」の電磁弁
制御信号を取り込んだ電磁弁7aは、油圧銅管91a
と、油圧銅管92aにかかっている油圧をそのまま保持
するように設定する(ステップS27)。この電磁弁7
aにより、油圧シリンダ6aのピストン61は、C方向
に移動した位置に保持され(ステップS28)、バルブ
5aが開いた状態が保持される。(ステップS29)。
【0053】バルブ5aを閉じる場合には、操作部Kの
スイッチ10aの閉スイッチを投入すると、上記同様に
集配信手段24aから電磁弁制御信号が送られ、電磁弁
7aにより、油圧シリンダ6aのピストン61がD方向
に移動して、バルブ5aが閉じられる。バルブ5aが閉
じられると、油圧シリンダ6aから、前記第1の集配信
手段20aに、「バルブ閉」信号が送られ、これを、前
記第2の集配信手段24aに送り、閉ランプが点灯され
る。そして、閉ランプが点灯すると、「バルブ閉」を保
持する信号が送られ、次に開スイッチが投入されるまで
バルブ5aは、閉じた状態となる。
スイッチ10aの閉スイッチを投入すると、上記同様に
集配信手段24aから電磁弁制御信号が送られ、電磁弁
7aにより、油圧シリンダ6aのピストン61がD方向
に移動して、バルブ5aが閉じられる。バルブ5aが閉
じられると、油圧シリンダ6aから、前記第1の集配信
手段20aに、「バルブ閉」信号が送られ、これを、前
記第2の集配信手段24aに送り、閉ランプが点灯され
る。そして、閉ランプが点灯すると、「バルブ閉」を保
持する信号が送られ、次に開スイッチが投入されるまで
バルブ5aは、閉じた状態となる。
【0054】また、タンク1aに注水をおこなう場合に
は、バルブ5y、5zを開いて、注水したが、タンク1
aから排水する場合には、バルブ5w、5xを開き、上
記同様にバルブ5aを開き、ポンプ4aを逆回転させ
て、排水口2wから船外に排出する。
は、バルブ5y、5zを開いて、注水したが、タンク1
aから排水する場合には、バルブ5w、5xを開き、上
記同様にバルブ5aを開き、ポンプ4aを逆回転させ
て、排水口2wから船外に排出する。
【0055】本実施例においては、上述のように、船舶
のバラストタンク等の注排システムを構成したので、通
信線23が、断線したとしても、例えば、任意の位置
(図中、Dで示した。)で、前記通信線23が断線した
場合には、前記集配信手段24a、24b、24c、・
・・において、その送元番号設定スイッチの出力設定ス
イッチのNo.8のスイッチを”ON”状態にしておく
ことで、該集配信手段24a、24b、24c、・・・
に、集配信手段20e、20fの通信データが送られな
いといった、異常が発生した場合には、その異常が発生
した直前の状態が保持される。このため、該集配信手段
24a、24b、24c、・・・に接続されたバルブ表
示ランプ12e、12fは、断線直前のバルブ5e、5
fの開閉状態を表示する。したがって、開ランプおよび
閉ランプのいずれのランプも点灯しないということには
ならず、閉ランプが点灯していないにも拘らず、誤っ
て、バルブを開にするということがなくなる。
のバラストタンク等の注排システムを構成したので、通
信線23が、断線したとしても、例えば、任意の位置
(図中、Dで示した。)で、前記通信線23が断線した
場合には、前記集配信手段24a、24b、24c、・
・・において、その送元番号設定スイッチの出力設定ス
イッチのNo.8のスイッチを”ON”状態にしておく
ことで、該集配信手段24a、24b、24c、・・・
に、集配信手段20e、20fの通信データが送られな
いといった、異常が発生した場合には、その異常が発生
した直前の状態が保持される。このため、該集配信手段
24a、24b、24c、・・・に接続されたバルブ表
示ランプ12e、12fは、断線直前のバルブ5e、5
fの開閉状態を表示する。したがって、開ランプおよび
閉ランプのいずれのランプも点灯しないということには
ならず、閉ランプが点灯していないにも拘らず、誤っ
て、バルブを開にするということがなくなる。
【0056】上記実施例では、バルブ5a、5b、5
c、・・・の開閉を操作部Kに設けられた複数のスイッ
チを投入することで行ったが、つぎに、前記通信線23
に情報処理手段を接続して、上記したバルブ開閉指示、
バルブ開閉状態表示およびバルブ5aの開閉を行う第2
の実施例について説明する。なお、上述した第1の実施
例と同一部分には、同一符号を付して説明し、重複する
説明は、省略する。本実施例は、上記第1の実施例のバ
ラストタンクの注排水システムに汎用の情報処理手段の
インターフェイス集配信手段を接続したものである。
c、・・・の開閉を操作部Kに設けられた複数のスイッ
チを投入することで行ったが、つぎに、前記通信線23
に情報処理手段を接続して、上記したバルブ開閉指示、
バルブ開閉状態表示およびバルブ5aの開閉を行う第2
の実施例について説明する。なお、上述した第1の実施
例と同一部分には、同一符号を付して説明し、重複する
説明は、省略する。本実施例は、上記第1の実施例のバ
ラストタンクの注排水システムに汎用の情報処理手段の
インターフェイス集配信手段を接続したものである。
【0057】図5は、第2の実施例に係る船舶のタンク
の注排水システムの概要構成図であり、図中、27は、
情報処理手段、27aは、該情報処理手段の表示画面、
27bは、キーボード、27cは、マウスであり、28
は、集配信手段である入出力インタフェースである。情
報処理手段27は、場合によっては、CRTディスプレ
イ装置等からなる表示手段27aを具備したパーソナル
コンピュータ等であってもよく、この情報処理手段27
内に設けられた記憶手段に予め記憶されたバラストタン
ク等への注水および表示のプログラムに従って、バルブ
5a、5b、5c、・・・の開閉指示、また、該バルブ
5a、5b、5c、・・・の状態表示を模式的に行い、
さらに、その状態を一旦前記情報処理手段27の内部の
記憶手段(図示外)に記憶させ、この記憶されたバルブ
状態データに基いて、所定のプログラムにしたがって、
自動的にハイドロユニット8、ポンプ4aを稼働させ、
注排水を行うものである。
の注排水システムの概要構成図であり、図中、27は、
情報処理手段、27aは、該情報処理手段の表示画面、
27bは、キーボード、27cは、マウスであり、28
は、集配信手段である入出力インタフェースである。情
報処理手段27は、場合によっては、CRTディスプレ
イ装置等からなる表示手段27aを具備したパーソナル
コンピュータ等であってもよく、この情報処理手段27
内に設けられた記憶手段に予め記憶されたバラストタン
ク等への注水および表示のプログラムに従って、バルブ
5a、5b、5c、・・・の開閉指示、また、該バルブ
5a、5b、5c、・・・の状態表示を模式的に行い、
さらに、その状態を一旦前記情報処理手段27の内部の
記憶手段(図示外)に記憶させ、この記憶されたバルブ
状態データに基いて、所定のプログラムにしたがって、
自動的にハイドロユニット8、ポンプ4aを稼働させ、
注排水を行うものである。
【0058】本実施例においては、入出力インタフェー
ス28として、ホロニックハブPC−LINK(株式会
社壬生電機製作所製)を使用し、これを、前記情報処理
手段27に設けられた図示外の拡張スロットに挿入し
て、当該システムに接続された各集配信手段20a、2
0b、20c、・・・に信号を送り、また、各集配信手
段20a、20b、20c、・・・からの通信データを
授受しようというものである。前記集配信手段20a、
20b、20c、・・・で設定した送元番号と自局番号
は、該入出力インタフェース28およびこれを使用する
送受信のプログラム等により、情報処理手段27側から
の送元番号と自局番号を設定している。
ス28として、ホロニックハブPC−LINK(株式会
社壬生電機製作所製)を使用し、これを、前記情報処理
手段27に設けられた図示外の拡張スロットに挿入し
て、当該システムに接続された各集配信手段20a、2
0b、20c、・・・に信号を送り、また、各集配信手
段20a、20b、20c、・・・からの通信データを
授受しようというものである。前記集配信手段20a、
20b、20c、・・・で設定した送元番号と自局番号
は、該入出力インタフェース28およびこれを使用する
送受信のプログラム等により、情報処理手段27側から
の送元番号と自局番号を設定している。
【0059】つぎに、当該第2実施例に係る船舶のバラ
ストタンクの注排水システムは、情報処理手段27内の
記憶手段に予め記憶されたプログラムにより、上記第1
の実施例で用いたスイッチおよびバルブ開閉表示ランプ
に相当するものを前記画面27a上に表示し、この画面
表示に従って、所定の注排水操作を行うことができるも
のである。
ストタンクの注排水システムは、情報処理手段27内の
記憶手段に予め記憶されたプログラムにより、上記第1
の実施例で用いたスイッチおよびバルブ開閉表示ランプ
に相当するものを前記画面27a上に表示し、この画面
表示に従って、所定の注排水操作を行うことができるも
のである。
【0060】例えば、図6に示すように、注排水を行う
べきタンク1a、1b、1c、・・・の図形表示や、文
字および図形を交えた表示が施されており、操作部K内
にコントロールパネル等の大掛かりな装置を必要としな
いで、表示およびバルブへの注水操作が行えるようにし
てある。すなわち、図6に示すように、各タンク1a、
1b、1c、・・・と、これらの各タンクに、注水を行
うか、排水を行うか否かの選択ボタン29a、29b、
29c、・・・、30a、30b、30c、・・・等
が、予め記憶されたプログラムにより、画面表示される
ように構成されている。
べきタンク1a、1b、1c、・・・の図形表示や、文
字および図形を交えた表示が施されており、操作部K内
にコントロールパネル等の大掛かりな装置を必要としな
いで、表示およびバルブへの注水操作が行えるようにし
てある。すなわち、図6に示すように、各タンク1a、
1b、1c、・・・と、これらの各タンクに、注水を行
うか、排水を行うか否かの選択ボタン29a、29b、
29c、・・・、30a、30b、30c、・・・等
が、予め記憶されたプログラムにより、画面表示される
ように構成されている。
【0061】したがって、この画面27aに表示された
表示内容に従って、例えば、タンク1aの注水を行うに
は、マウス27cを移動させ、注水ボタン29aの場所
をクリックする等の操作によって、上記第1の実施例に
おいて、それぞれのスイッチを投入して、ハイドロユニ
ット8、スイッチ10a、ポンプスイッチ4cの投入等
の同様の操作ができるものである。
表示内容に従って、例えば、タンク1aの注水を行うに
は、マウス27cを移動させ、注水ボタン29aの場所
をクリックする等の操作によって、上記第1の実施例に
おいて、それぞれのスイッチを投入して、ハイドロユニ
ット8、スイッチ10a、ポンプスイッチ4cの投入等
の同様の操作ができるものである。
【0062】なお、上記第1および第2の実施例では、
複数の集配信手段を通信線で接続し、一端をターミネイ
ト処理により閉塞して接続したが、この一端を同様の集
配信手段に接続して、これらの集配信手段をループ状に
接続してもよい。このような接続をとった場合には、同
ループ上で、いずれか、一箇所において、断線が発生し
たような場合にも、この断線を無視して通信を行うこと
ができ、システムの安全性という点で利点がある。な
お、本実施例では、複数の集配信手段(製品名:ホロニ
ックハブTM−4RLYEX)を用いてデータの入出
力、および、送受信を制御したが、これらの入出力・送
受信制御を行う手段は、特に、この実施例に係る方法に
限定されるものではない。さらに、この入出力・送受信
制御を行う手段の通信制御部の仕様より、通信線を光フ
ァイバケーブルを用いてもよいものである。
複数の集配信手段を通信線で接続し、一端をターミネイ
ト処理により閉塞して接続したが、この一端を同様の集
配信手段に接続して、これらの集配信手段をループ状に
接続してもよい。このような接続をとった場合には、同
ループ上で、いずれか、一箇所において、断線が発生し
たような場合にも、この断線を無視して通信を行うこと
ができ、システムの安全性という点で利点がある。な
お、本実施例では、複数の集配信手段(製品名:ホロニ
ックハブTM−4RLYEX)を用いてデータの入出
力、および、送受信を制御したが、これらの入出力・送
受信制御を行う手段は、特に、この実施例に係る方法に
限定されるものではない。さらに、この入出力・送受信
制御を行う手段の通信制御部の仕様より、通信線を光フ
ァイバケーブルを用いてもよいものである。
【0063】なお、上記実施例では、船舶のバラストタ
ンク等への注排水に使用することにおいて説明したが、
このタンクは、バラストタンク等に限られるものではな
く、タンカー等のオイルタンクへのオイルの注排入に応
用してもよい。また、上記第1および第2の実施例で
は、スイッチ、バルブ表示ランプ、あるいは、情報処理
手段を操作部に配置して、ここから、前記タンクへのバ
ルブの開閉を操作するものとして説明したが、これらの
操作は、操作部以外の場所においての、スイッチ、バル
ブ表示ランプ、あるいは、情報処理手段を配置さえすれ
ば、操縦室等においても、そのタンクの注排水操作を行
ってもよい。
ンク等への注排水に使用することにおいて説明したが、
このタンクは、バラストタンク等に限られるものではな
く、タンカー等のオイルタンクへのオイルの注排入に応
用してもよい。また、上記第1および第2の実施例で
は、スイッチ、バルブ表示ランプ、あるいは、情報処理
手段を操作部に配置して、ここから、前記タンクへのバ
ルブの開閉を操作するものとして説明したが、これらの
操作は、操作部以外の場所においての、スイッチ、バル
ブ表示ランプ、あるいは、情報処理手段を配置さえすれ
ば、操縦室等においても、そのタンクの注排水操作を行
ってもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本願の船舶のタン
クの注排水方法によると、各バルブの開閉指示を行うス
イッチと、バルブ表示ランプ、また、各バルブの開閉を
制御する電磁弁、油圧シリンダを複数の集配信手段に接
続して、この集配信手段間を二芯からなる通信線に接続
して電磁弁制御信号、バルブ開閉状態信号の授受を行う
ようにしたため、操作部のスイッチと各バルブの電磁弁
とを信号線で接続し、また、バルブ表示ランプと油圧シ
リンダとを、それぞれ対応させ、独立して接続する必要
がなくなり、複数の線における長配線をする必要がなく
なり、配線工事が簡略化される。
クの注排水方法によると、各バルブの開閉指示を行うス
イッチと、バルブ表示ランプ、また、各バルブの開閉を
制御する電磁弁、油圧シリンダを複数の集配信手段に接
続して、この集配信手段間を二芯からなる通信線に接続
して電磁弁制御信号、バルブ開閉状態信号の授受を行う
ようにしたため、操作部のスイッチと各バルブの電磁弁
とを信号線で接続し、また、バルブ表示ランプと油圧シ
リンダとを、それぞれ対応させ、独立して接続する必要
がなくなり、複数の線における長配線をする必要がなく
なり、配線工事が簡略化される。
【0065】また、ループ状に通信線を接続することに
より、一部に断線が発生した場合にも、信号の授受が損
なわれることがなく、セキュリテイに富んだ船舶のタン
クの注排水方法問することができる。さらに、従来の設
備のタンク近傍に集配信手段を設置し、また、スイッチ
および表示ランプ部に同様お集配信手段を設置すること
により、容易に、従来の設備に置き換えることができ、
また、パーソナルコンピュータ等の情報処理手段の拡張
スロットに挿入することにより、予め外情報処理手段に
記憶されたプログラム等により、バルブ状態表示、バル
ブ開閉制御等の各種の制御を行うことができることとな
る。
より、一部に断線が発生した場合にも、信号の授受が損
なわれることがなく、セキュリテイに富んだ船舶のタン
クの注排水方法問することができる。さらに、従来の設
備のタンク近傍に集配信手段を設置し、また、スイッチ
および表示ランプ部に同様お集配信手段を設置すること
により、容易に、従来の設備に置き換えることができ、
また、パーソナルコンピュータ等の情報処理手段の拡張
スロットに挿入することにより、予め外情報処理手段に
記憶されたプログラム等により、バルブ状態表示、バル
ブ開閉制御等の各種の制御を行うことができることとな
る。
【0066】また、その表示画面には、文字、図形等を
使用した階層的、視覚的表示を行うことができるように
なり、省スペースにおいて、これらの操作が可能となる
とともに、特殊な勘と経験を必要とすることもなく、タ
ンクの注排水を行うことができるという優れた効果があ
る。
使用した階層的、視覚的表示を行うことができるように
なり、省スペースにおいて、これらの操作が可能となる
とともに、特殊な勘と経験を必要とすることもなく、タ
ンクの注排水を行うことができるという優れた効果があ
る。
【図1】本発明に係る船舶のタンクの注排水方法の一実
施例を示す概要構成図である。
施例を示す概要構成図である。
【図2】本発明の一実施例に使用する集配信手段の外形
およびこれら集配信手段の接続関係を示す説明図であ
る。
およびこれら集配信手段の接続関係を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に使用する集配信手段に設け
られた自局番号および送元番号の設定スイッチの概略示
す図である。
られた自局番号および送元番号の設定スイッチの概略示
す図である。
【図4】本発明に係る船舶のタンクの注排水方法の一実
施例を示すフローチャートである。
施例を示すフローチャートである。
【図5】情報処理手段を用いた本発明に係る船舶のタン
クの注排水の第2の実施例の概略を示す概略図である。
クの注排水の第2の実施例の概略を示す概略図である。
【図6】本発明に係る船舶のタンクの注排水方法の第2
の実施例に使用される情報処理手段の表示画面の一例を
示す図である。
の実施例に使用される情報処理手段の表示画面の一例を
示す図である。
【図7】従来の船舶のタンクの注排水遠隔制御方法を示
す構成図である。
す構成図である。
【図8】バルブ開閉を行うための電磁弁と油圧シリンダ
を示す説明図である
を示す説明図である
1a、1b、1c、1d、1e、1f・・・バラストタ
ンク 2a、2b、2c、2d、2e、2f・・・注排水口 2w・・・排水口 2z・・・取水口 5a、5b、5c、5d、5e、5f・・・バルブ 5w、5x、5y、5z・・・バルブ 6a、6b、6c、6d、6e、6f・・・油圧シリン
ダ 6w、6x、6y、6z・・・油圧シリンダ 7a、7b、7c、7d、7e、7f・・・電磁弁 7w、7x、7y、7z・・・電磁弁 8・・・ハイドロユニット 91、92・・・油圧鋼管 91a、91b、91c、91d、91e、91f・・・油圧
銅管 92a、92b、92c、92d、92e、92f・・・油圧
銅管 10a、10b、10c、10d、10e、10f・・
・スイッチ(指示手段) 12a、12b、12c、12d、12e、12f・・
・バルブ表示ランプ 20a、20b、20c、20d、20e、20f・・
・第1の集配信手段 201・・・電源端子 202・・・ターミネイト端子 203・・・通信端子 204・・・外部入出力端子 21a、21b、21c、21d、21e、21f・・
・シリンダ信号線 22a、22b、22c、22d、22e、22f・・
・電磁弁信号線 23・・・通信線 24a、24b、24c、24d、24e、24f・・
・第2の集配信手段 241・・・電源端子 242・・・ターミネイト端子 243・・・通信端子 244・・・外部入出力端子 25a、25b、25c、25d、25e、25f・・
・スイッチ信号線 26a、26b、26c、26d、26e、26f・・
・表示信号線 27・・・情報処理手段 27a・・・画面 27b・・・キーボード 27c・・・マウス 28・・・入出力インタフェース 29a、29b、29c、・・・、30a、30b、3
0c、・・・選択ボタン 32a、32b、32c、・・・終了ボタン
ンク 2a、2b、2c、2d、2e、2f・・・注排水口 2w・・・排水口 2z・・・取水口 5a、5b、5c、5d、5e、5f・・・バルブ 5w、5x、5y、5z・・・バルブ 6a、6b、6c、6d、6e、6f・・・油圧シリン
ダ 6w、6x、6y、6z・・・油圧シリンダ 7a、7b、7c、7d、7e、7f・・・電磁弁 7w、7x、7y、7z・・・電磁弁 8・・・ハイドロユニット 91、92・・・油圧鋼管 91a、91b、91c、91d、91e、91f・・・油圧
銅管 92a、92b、92c、92d、92e、92f・・・油圧
銅管 10a、10b、10c、10d、10e、10f・・
・スイッチ(指示手段) 12a、12b、12c、12d、12e、12f・・
・バルブ表示ランプ 20a、20b、20c、20d、20e、20f・・
・第1の集配信手段 201・・・電源端子 202・・・ターミネイト端子 203・・・通信端子 204・・・外部入出力端子 21a、21b、21c、21d、21e、21f・・
・シリンダ信号線 22a、22b、22c、22d、22e、22f・・
・電磁弁信号線 23・・・通信線 24a、24b、24c、24d、24e、24f・・
・第2の集配信手段 241・・・電源端子 242・・・ターミネイト端子 243・・・通信端子 244・・・外部入出力端子 25a、25b、25c、25d、25e、25f・・
・スイッチ信号線 26a、26b、26c、26d、26e、26f・・
・表示信号線 27・・・情報処理手段 27a・・・画面 27b・・・キーボード 27c・・・マウス 28・・・入出力インタフェース 29a、29b、29c、・・・、30a、30b、3
0c、・・・選択ボタン 32a、32b、32c、・・・終了ボタン
Claims (5)
- 【請求項1】 船舶の複数のバラストタンクに設けられ
た注排水バルブおよびこれに接続される油圧シリンダの
開閉を行う電磁弁とを備え、該バルブの開閉状態を離れ
た操作室内の表示部に表示するとともに、該操作室で
は、前記電磁弁および前記バルブの開閉をスイッチ手段
により指示し、各バルブの開閉状態をランプ表示するバ
ラストタンク注排水方法において、 前記油圧シリンダおよび前記電磁弁に接続され、前記油
圧シリンダおよび前記電磁弁に開閉信号を送り、前記油
圧シリンダおよび前記電磁弁から開閉状態の信号を受け
る複数の集配信手段と、 操作部内から前記バルブの開閉を指示する指示手段およ
びバルブ状態を表示する表示ランプに接続される複数の
集配信手段と、 これらの複数の集配信手段間を接続する少なくとも二芯
の通信線で接続されたことを特徴とする船舶のバラスト
タンクの注排水方法。 - 【請求項2】 前記複数の集配信手段においては、操作
室に配置されたバルブ開閉指示手段からの信号を第1の
集配信手段に送信し、該第1の集配信手段では、この信
号に、開閉をすべきバルブが接続された特定の集配信手
段を第2の集配信手段として、その集配信手段に送元番
号データとを付加し、さらに、この送元番号データが付
加されたバルブ開閉指示信号データを前記通信線で送
り、前記特定の第2の集配信手段では、送元の番号デー
タを照合し、それが取り込むべき送元番号を有するバル
ブ開閉信号データであるときには、該バルブ開閉信号を
取り込み、この取り込まれたバルブ開閉信号により、前
記電磁弁を駆動し、さらに、油圧シリンダを作動させる
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の船舶のバラ
ストタンクの注排水方法。 - 【請求項3】 前記複数の集配信手段においては、前記
油圧シリンダからのバルブ開閉状態信号を前記第2の集
配信手段に送信し、該第2の集配信手段では、この信号
に、表示すべきバルブ状態表示ランプが接続された特定
の集配信手段を第1の集配信手段として、その集配信手
段の送元番号データを付加し、さらに、この送元番号デ
ータが付加されたバルブ開閉状態信号データを前記通信
線で送り、前記特定の第1の集配信手段では、送元の番
号データを照合し、それが取り込むべき送元番号を有す
るバルブ開閉状態信号であるときには、該バルブ開閉状
態信号を取り込み、この取り込まれたバルブ開閉状態信
号により、前記バルブ状態表示ランプを点灯するように
したことを特徴とする請求項1記載の船舶のバラストタ
ンクの注排水方法。 - 【請求項4】 前記複数の複数の集配信手段において、
前記操作室に配置される集配信手段として、情報処理手
段およびこの情報処理手段の拡張スロットに挿入される
集配信手段を備え、予め記憶されたプログラムにより、
前記バルブ開閉指示信号を送信し、あるいは、バルブ開
閉状態信号により、前記バルブ状態表示ランプを点灯さ
せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の船舶の
バラストタンクの注排水方法。 - 【請求項5】 前記複数の複数の集配信手段において、
前記操作室に配置される集配信手段として、情報処理手
段およびこの情報処理手段の拡張スロットに挿入される
集配信手段を備え、予め記憶されたプログラムにより、
バルブの開閉指示信号およびバルブ開閉状態信号を一旦
記憶し、さらに、これらの記憶に基いて、所定の解析を
行い、その解析結果を、前記情報処理手段の表示画面に
図形または文字で表示させるようにしたことを特徴とす
る請求項1に記載の船舶のタンクの注排水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266766A JP2947757B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 船舶のバラストタンクの注排水信号伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8266766A JP2947757B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 船舶のバラストタンクの注排水信号伝送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086886A true JPH1086886A (ja) | 1998-04-07 |
JP2947757B2 JP2947757B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17435414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8266766A Expired - Fee Related JP2947757B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | 船舶のバラストタンクの注排水信号伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2947757B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100496136B1 (ko) * | 2002-04-22 | 2005-06-20 | 삼성중공업 주식회사 | 부양식 독내에서 대형선박을 제조하기 위한 자동 발라스트시스템 및 발라스트 제어방법 |
KR100496137B1 (ko) * | 2002-04-23 | 2005-06-20 | 삼성중공업 주식회사 | 부양식 독에서 선박을 건조하는 방법 |
JP2005325964A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Oshima Shipbuilding Co Ltd | バルブ開閉装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100945397B1 (ko) * | 2008-01-10 | 2010-03-04 | 대우조선해양 주식회사 | 스팀 블로잉 밸브용 개폐장치 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57104491A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-29 | Hitachi Zosen Corp | Automatic attitude control of ship under cargo handling |
JPS5935589A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-27 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 舶用電動機制御システム |
JPS60236893A (ja) * | 1984-05-08 | 1985-11-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 浮体の姿勢制御装置 |
JPS61181791A (ja) * | 1985-02-07 | 1986-08-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 浮体の姿勢制御用表示装置 |
-
1996
- 1996-09-17 JP JP8266766A patent/JP2947757B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100496137B1 (ko) * | 2002-04-23 | 2005-06-20 | 삼성중공업 주식회사 | 부양식 독에서 선박을 건조하는 방법 |
JP2005325964A (ja) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Oshima Shipbuilding Co Ltd | バルブ開閉装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2947757B2 (ja) | 1999-09-13 |
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