JP2001004215A - 給湯システム - Google Patents

給湯システム

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JP2001004215A JP17941199A JP17941199A JP2001004215A JP 2001004215 A JP2001004215 A JP 2001004215A JP 17941199 A JP17941199 A JP 17941199A JP 17941199 A JP17941199 A JP 17941199A JP 2001004215 A JP2001004215 A JP 2001004215A
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洋二 畠
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孝次 木村
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正継 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯器に追加接続できるオプション機器等を
容易に確認でき、しかも接続可能なオプション機器等の
台数を従来のものより増加させ得る給湯システムを提供
する。 【解決手段】 給湯器1とリモコン装置2と上記給湯器
に接続されるオプション機器3とが相互に通信可能に構
成された給湯システムにおいて、上記給湯器1の制御部
5に、給湯器1に接続できるリモコン装置およびオプシ
ョン機器を特定する情報が記憶されたデータ記憶手段7
が設けられる。そして、リモコン装置2の操作スイッチ
の所定操作によって、このデータ記憶手段に記憶された
情報がリモコン装置2の表示部8に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は給湯システムに関
し、より詳細には、一台の給湯器に対してリモコン装置
やオプション機器が複数台接続される給湯器システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯システムは、該システムで実
現可能な機能(たとえばカランやシャワー等への給湯
や、浴槽への注湯・追い焚きといった機能)が固定的で
あったが、最近ではユーザの好みに応じて給湯器にオプ
ション機器(たとえばソーラー給湯器ユニットや浴室暖
房ユニット等)を追加接続することによって、当該シス
テムでより多くの機能(たとえばソーラー給湯機能や浴
室暖房機能等といった付加機能)が実現可能とされてい
る。
【0003】ここで、かかるオプション機器の接続態様
を図5に示す。図示例では、オプション機器OPが3台
接続された場合を示しており、この場合、各オプション
機器OPはいずれもリモコンコードbを介して給湯器a
に設けられるオプション機器接続用の接続端子cに接続
される。
【0004】給湯器aと各オプション機器OPとは、上
記リモコンコードbを介して相互に通信を行い、給湯器
aからオプション機器OPの遠隔制御が可能とされると
ともに、各オプション機器OPは、上記リモコンコード
bを介して給湯器aの電源部dから電源の供給を受けて
いる。つまり、給湯器a側では、給湯器aの電源部dと
上記接続端子cとが接続されおり、上記遠隔制御用の信
号が上記電源に重畳されて各オプション機器OPに伝送
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では以下のような問題があり、その改善が望ま
れていた。
【0006】すなわち、従来の給湯システムでは、追加
接続されるオプション機器の電源は全て給湯器側から供
給されているため、給湯器側の電源の電源容量によって
給湯器に接続できるオプション機器の台数が制限される
という問題があった。また、オプション機器の接続台数
が増加すると、通信を行なうリモコンコードのラインイ
ンピーダンスが低下して信号が減衰するため、この点で
も接続台数が実質的に制限されていた。さらに、接続さ
れるオプション機器の種類によっては動作が競合するも
のもあり、このような動作の競合を回避するために機器
の組み合わせにも制限があった。
【0007】しかも、このようなオプション機器の接続
台数や組み合わせの制限は、オプション機器が接続され
る給湯器の形式(機種)や接続されるオプション機器の
形式等種々の要因によって異なるため、オプション機器
を追加接続する施工現場においてこの制限を確認するこ
とは容易でなく、またその確認方法も十分に確立されて
いなかった。そのため、これまでは作業員の教育やマニ
ュアルの配付等によってかかる制限の周知徹底を図って
いたが、それでは作業員の教育やマニュアルの作成・配
付にコストがかかる一方、現場での作業が円滑に進まな
いという問題があった。
【0008】なお、上述した問題点は、いずれもオプシ
ョン機器に関するものであるが、給湯器に接続されるリ
モコン装置についても同様の問題があり、その改善も必
要であった。
【0009】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、給湯器に
追加接続できるオプション機器等を容易に確認でき、し
かも接続可能なオプション機器等の台数を従来のものよ
り増加させ得る給湯システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載された給湯システムは、給
湯器と、該給湯器を遠隔操作するためのリモコン装置
と、上記給湯器に接続されるオプション機器とを備え、
これらの機器が相互に通信可能に構成された給湯システ
ムにおいて、上記給湯器、リモコン装置およびオプショ
ン機器のいずれかにデータ記憶手段が設けられ、このデ
ータ記憶手段に上記給湯器に接続できるリモコン装置お
よびオプション機器を特定する情報が記憶され、上記リ
モコン装置の備える操作スイッチの所定操作によって、
上記データ記憶手段に記憶された情報が該リモコン装置
の備える表示部に表示されることを特徴とする。
【0011】そして、好適な実施態様としてこの給湯シ
ステムは、さらに、上記給湯器、リモコン装置およびオ
プション機器のいずれかに給湯システムの接続状況を確
認する接続状況確認手段が設けられるとともに、この接
続状況確認手段で得た接続状況と上記データ記憶手段に
記憶された情報とを比較して、上記給湯器に接続された
機器についての接続の適否を判定する接続判定手段が、
上記給湯器、リモコン装置およびオプション機器のいず
れかに設けられていることを特徴とし、好ましくは、こ
の接続判定手段での判定結果が上記リモコン装置の表示
部に表示される。
【0012】すなわち、この請求項1に係る給湯システ
ムは、給湯器、リモコン装置およびオプション機器のい
ずれかに、上記給湯器に接続可能なリモコン装置やオプ
ション機器を特定する情報(接続許容機器情報)を記憶
するデータ記憶手段を設けることにより、給湯システム
の持つ通信機能を利用して、リモコン装置の操作で上記
接続許容機器情報をリモコン装置の表示部に表示させ
る。そのため、作業員は、現場でリモコン装置の操作を
行なうことによって給湯器に接続できるリモコン装置や
オプション機器を迅速、容易かつ正確に把握することが
できるようになる。
【0013】また、給湯器、リモコン装置およびオプシ
ョン機器のいずれかに接続状況確認手段を設けるととも
に、この接続状況確認手段で得た給湯システムの接続状
況と上記接続許容機器情報とを比較して接続の適否を判
定する接続判定手段を設けたことにより、作業員はオプ
ション機器の追加接続後にこの接続判定手段での判定結
果を確認することで、事後的にリモコン装置等の接続の
適否を容易に確認することができるようになる。
【0014】一方、本発明の請求項5に記載された給湯
システムは、給湯器と、該給湯器を遠隔操作するための
リモコン装置と、上記給湯器に接続されるオプション機
器とを備え、これらの機器が相互に通信可能に構成され
た給湯システムにおいて、上記給湯器とオプション機器
との通信線に、上記オプション機器に対して電源を供給
する電源装置が接続され、上記オプション機器がこの電
源装置から電源供給を受けるように構成されていること
を特徴とする。つまり、この請求項5の給湯システムで
は、オプション機器に対する電源供給源が給湯器とは別
の電源装置とされるため、給湯器電源部の電源容量によ
る接続台数の制限が解消される。
【0015】また、請求項6に記載された給湯システム
は、給湯器と、該給湯器を遠隔操作するためのリモコン
装置と、上記給湯器に接続されるオプション機器とを備
え、これらの機器が相互に通信可能に構成された給湯シ
ステムにおいて、上記給湯器とオプション機器との通信
線上に通信バッファ装置が介装され、この通信バッファ
装置によって上記通信線を介して送受信される信号が電
気的に絶縁されていることを特徴とする。つまり、この
請求項6の給湯システムでは、通信バッファ装置により
給湯器とオプション機器とを結ぶ信号の伝送路が電気的
に絶縁されるため、給湯器に接続されるオプション機器
の台数を増加させても通信線のラインインピーダンスは
低下せず、ラインインピーダンスの低下に伴う接続台数
の制限が解消される。
【0016】さらに、請求項7に記載の給湯システムで
は、請求項5に記載の電源装置と請求項6に記載の通信
バッファ装置とが一ユニット内に装置されるので、上述
した給湯器とオプション機器との間に一個の装置を介装
することによって上述した接続台数の制限を容易に解消
し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る給湯システム
の一実施形態を図1ないし図4に基づいて詳細に説明す
る。
【0018】実施形態1 図1に本発明に係る給湯システムの第1の実施形態を示
す。この図1に示す給湯システムは、給湯器1と、該給
湯器1を遠隔操作するためのリモコン装置2と、上記給
湯器1に接続されるオプション機器3を主要部として構
成されている。具体的には、図示の給湯システムでは、
一台の給湯器1に対して二台のリモコン装置2a,2b
と二台のオプション機器3a,3bがリモコンケーブル
(通信線)4を介して接続されており、上記リモコン装
置2の操作スイッチ(図示せず)によって上記給湯器1
および給湯器1に接続された各オプション機器3の遠隔
操作が可能とされている。
【0019】給湯器1は、周知の如く図示しないカラン
やシャワー等の給湯栓に温水を供給するとともに、風呂
の追い焚き時などにおいて配管内を循環する湯水を加熱
するための熱源を構成するもので、図1においてはこの
熱源を構成する部分の図示は省略され、制御部5と電源
部30のみが現されている。
【0020】制御部5は、給湯器1の各部(たとえば図
示しないバーナや電磁弁等)の動作を制御するコントロ
ーラであって、CPU,ROM,RAM等を備えたマイ
クロコンピュータ(以下、マイコンと称する)6と該マ
イコン6の外部記憶手段たる不揮発性メモリ7とを主要
部として構成されている。そして、上記ROMに記憶さ
れる所定のプログラムに基づいて上記CPUが給湯器1
各部の動作制御に必要な処理、ならびに後述するリモコ
ン装置2やオプション機器3の接続適否の判定処理等を
行なっている。
【0021】不揮発性メモリ7は、この判定処理に必要
なデータを記憶するデータ記憶手段として機能するもの
であり、具体的にはこの不揮発性メモリ7内には、給湯
器1に接続できるリモコン装置2やオプション機器3を
特定する情報(接続許容機器情報)が記憶されている。
接続許容機器情報としては、たとえば、給湯器1の電源
部30の電流容量や、リモコン装置2およびオプション
機器3の消費電力に関する情報、さらにはオプション機
器3同士間での動作競合に関する情報など、給湯器1に
接続できるリモコン装置2やオプション機器3の台数や
その組み合わせの判定に必要なデータが格納される。
【0022】電源部30は、給湯器1の各部に電源を供
給する電源回路であって、商用電源(AC100V)な
どの交流電源を所定の直流電源に変換するとともに、後
述するようにリモコン装置2およびオプション機器3に
も電源を供給している。具体的には、この電源部30
は、給湯器1各部と電気的に接続されるとともに、リモ
コン装置2やオプション機器3との通信を行なう通信イ
ンターフェース(図示せず)に接続され、上記通信線4
を介してリモコン装置2およびオプション機器3に電源
を供給している。
【0023】一方、リモコン装置2は、上記給湯器1お
よびオプション機器3の動作を遠隔操作するための装置
であって、図示しない操作スイッチと通信インターフェ
ス、ならびに図示される表示部8と、制御部9とを主要
部として構成されている。
【0024】本実施形態では、リモコン装置2の表示部
8は、発光部が点状に構成された複数の蛍光表示管を縦
横に整列配置してなる表示パネルで構成されており、こ
の表示パネルは、表示すべき文字や図形等に合わせて個
々の蛍光表示管が適宜点滅することによって任意の文字
や図形が表示可能とされている。
【0025】制御部9は、リモコン装置2のコントロー
ラであって、上記給湯器1の制御部5と同様にマイコン
で構成されている。そして、この制御部9は、上記操作
スイッチの操作に応じて上記給湯器1(またはオプショ
ン機器3)に対して所定の遠隔操作用の制御信号を出力
するとともに、上記給湯器1等から送信される信号(た
とえば給湯器1やオプション機器3の動作状態や浴槽の
状況などを知らせる信号)を受信して、上記表示部8に
所定の表示(たとえば動作表示や状況表示など)を行わ
せている。また、この制御部9は、リモコン装置2が給
湯器1に接続された際(あるいは定期的)に、当該リモ
コン装置2の形式(たとえば型番や搭載されるマイコン
のバージョン情報等、リモコン装置2の機種)を特定す
るためのデータを装置外部に出力するように構成されて
いる。
【0026】オプション機器3は、上記給湯システムに
付加機能を与えるために給湯システムに追加接続される
端末機器であり、このオプション機器3としては、たと
えば、ソーラー接続ユニット(SKB)、浴室暖房ユニ
ット、洗い場暖房ユニット、洗濯注湯ユニット、浴槽洗
浄ユニット(ABU)、即出湯ユニットの各ユニットが
例示され得る。なお、これらのユニットを給湯器1に追
加接続することにより、給湯器1はソーラー給湯機能、
浴室暖房機能、洗い場暖房機能、洗濯機への注湯機能、
浴槽洗浄機能、即出湯機能の各機能を実現可能となる。
【0027】ところで、これらのオプション機器3は、
いずれも図1に示すようにそれぞれ内部にマイコンで構
成された制御部10を備えており、上記給湯器1から出
力される制御信号に基づいてそれぞれの動作がマイコン
制御されるように構成されている。また、上記マイコン
は、上記リモコン装置2と同様に、給湯システムにオプ
ション機器3が接続されると、接続されたオプション機
器3の形式を特定するための信号を外部に出力するよう
に構成されている。
【0028】しかして、このように構成されてなる実施
形態1に係る給湯システムでは、リモコン装置2やオプ
ション機器3が新たに追加接続される場合に、以下の二
通りの方法で追加接続の適否の判断が行われる。
【0029】A:事前目視確認 リモコン装置2やオプション機器3を追加接続する場
合、接続に先立って作業員の目視確認により接続適否の
判断が行われる。具体的には、本実施形態の給湯システ
ムでは、給湯器1の制御部5内に給湯器1に接続可能な
リモコン装置2やオプション機器3を特定する情報(接
続許容機器情報)が記憶されているので、リモコン装置
2等の追加接続を行う作業員は、施工現場でリモコン装
置2の操作スイッチを操作(所定操作)してこの接続許
容機器情報をリモコン装置2の表示部8に表示させ、こ
の表示に基づいて追加接続しようとするリモコン装置2
等が追加接続可能なものか否かの判断を行う。
【0030】ここで、上記表示部8に表示する接続許容
機器情報の表示態様の一例を図2に示す。この図2に示
す例では、上記所定操作により、まず表示部8の画面上
に給湯器1に接続可能なリモコン装置2やオプション機
器3の組み合わせの一つ目が表示される。具体的には、
図示例では給湯器1の機種名(図2の「GTH−241
3AWXH」参照)と、該給湯器1に接続されるリモコ
ン装置2等の組み合わせの名称(図2「オプションSE
T A」参照)と、該組み合わせの具体的な機器名称
(図2の「TVリモコン・ABU」参照)とが表示され
ており、この表示から給湯器「GTH−2413AWX
H」には「TVリモコン」と「ABU(浴槽洗浄ユニッ
ト)」とを組み合わせての接続が可能であることが確認
できる。
【0031】他の組み合わせを確認したい場合は、上記
操作スイッチ(表示される組み合わせの変更を指示する
操作スイッチ)を操作することにより、給湯器1に接続
可能なリモコン装置2等の次の組み合わせ(図示例で
は、組み合わせの名称「オプションSET B」)を表
示させて接続可能な機器の確認を行い、以下同様の操作
によって順次給湯器1に接続可能な機器の組み合わせを
表示させて、追加接続に先立つ事前確認を行う。
【0032】B:事後自動判定 次に、追加接続されるリモコン装置2等の自動判定につ
いて説明する。本実施形態の給湯システムでは、給湯器
1に上記接続許容機器情報が記憶される一方で、上記リ
モコン装置2およびオプション機器3は、システムに追
加接続された時点で自己の形式(機種)を確認する信号
を給湯器1に送信するように構成されるため、リモコン
装置2等が追加接続された場合、追加接続されたリモコ
ン装置2等から送信される信号と上記接続許容機器情報
とを給湯器1の制御部5において自動的に照合し、当該
追加接続された機器が給湯器1に接続できるものか否か
(つまり給湯器1の電源容量は足りるか、オプション機
器3の動作競合の問題はないか)の判定が行われ、その
結果が上記表示部8に表示される。
【0033】そのため、作業員は上記表示部8の表示を
一見しただけで追加接続の適否を容易に確認でき、接続
台数の制限オーバーや誤った組み合わせでの接続をいち
早く発見できる。
【0034】実施形態2 次に、本発明の第2の実施形態を図3および図4に基づ
いて説明する。この第2の実施形態に示す給湯システム
は、給湯器に接続されるリモコン装置およびオプション
機器の台数制限の緩和を図る給湯システムであり、シス
テム構成上、上記実施形態1と共通する部分には同一符
号を付して説明を省略する。
【0035】図3に示す給湯システムは、給湯器1とオ
プション機器3(またはリモコン装置2)との間に中継
装置11が介装されてシステムが構成されており、オプ
ション機器3はいずれもこの中継装置11から電源供給
を受けるように構成されている。
【0036】具体的には、この中継装置11は、上記給
湯器1とオプション機器3との間の通信を制御する通信
バッファ装置12と、上記オプション機器3に電源を供
給する電源装置13とを主要部として構成されており、
各オプション機器3は上記電源装置13から電源の供給
を受けるとともに、通信バッファ装置12を介して給湯
器1と相互に通信するように構成されている。
【0037】通信バッファ装置12は、図4に示すよう
に、上記給湯器1とオプション機器3との信号伝送ライ
ン上にフォトカプラ回路14(具体的には信号の送受信
に対応して一対のフォトカプラ14a,14b)を備え
ることにより、信号の入力側と出力側とを電気的に絶縁
するものであって、給湯器1と接続される端子15と、
オプション機器3と接続される端子16と、上記端子1
5とフォトカプラ回路14との間にあって信号のA/D
変換を行う通信回路17と、上記端子16とフォトカプ
ラ回路14との間にあって信号のA/D変換を行う通信
回路18と、上記フォトカプラ回路14で送受信される
デジタルデータを所定のデータ形式に変換する制御回路
19とを主要部として構成されている。
【0038】また、この通信バッファ装置12は、図中
の一点鎖線で示す部分とその他の部分とのグランドを分
離する(縁切る)ため、上記通信回路17およびフォト
カプラ14aのフォトダイオードの駆動電源が、給湯器
1から電源供給を受ける電源回路20によって生成供給
されるとともに(図中のDC5V(1) 参照)、上記通信
回路19、制御回路19およびフォトカプラ14bのフ
ォトダイオードの駆動電源が、後述する電源装置13か
ら電源供給を受ける電源回路21によって生成供給され
ている(図中のDC5V(2) 参照)。
【0039】一方、上記電源装置13は、上記給湯器1
の電源部30とは別個の電源回路であって、本実施形態
ではスイッチング電源回路で構成されており、このスイ
ッチング電源回路によって商用電源(AC100V)を
所定の直流電源(図示例ではDC15V)に変換し、上
記電源回路21と端子16に供給している。
【0040】しかして、このように構成されてなる本発
明の第2の実施形態に係る給湯システムにおける信号の
流れを以下に説明する。
【0041】まず、給湯器1からオプション機器3に対
して出力される制御信号(アナログ信号)は、上記通信
回路17によって一旦デジタル信号に変換される。そし
て、上記フォトカプラ14aを介して制御回路19に送
信され、制御回路19においてオプション機器3の制御
部において処理可能なデータ形式に変換された後、通信
回路18に送信される。通信回路18では、このデータ
を再びアナログ信号に変換して端子16に供給し、オプ
ション機器3はこの端子16を介して制御信号を受信し
てオプション機器3の動作制御制御を行なう。
【0042】一方、オプション機器3側から給湯器1に
対して出力される信号は上述した流れと反対の流れを辿
って給湯器1に伝達される。すなわち、オプション機器
3から出力される信号は、上記端子16から通信回路1
8に供給され、ここでデジタル信号に変換された後、上
記制御回路19に与えられる。制御回路19では、受信
したデジタル信号を給湯器1の制御部で処理可能なデー
タ形式に変換し、フォトカプラ14bを介して通信回路
17に送信する。そして、再び通信回路17でアナログ
信号に変換され、端子15を介して給湯器1に供給され
る。
【0043】このように、本実施形態の給湯システムで
は、給湯器1と各オプション機器3との間に中継装置1
1が介装されることにより、オプション機器3の接続台
数を増加させても給湯器1とオプション機器3との間は
通信バッファ装置12によって縁切られているため、接
続台数の増加によるラインインピーダンスの低下は生じ
ない。
【0044】その上、本実施形態では、各オプション機
器3への電源供給が、給湯器1とは別個に構成された電
源装置13から行なわれるので、この電源装置13の電
源容量を十分に確保することによって、オプション機器
3の増設に伴う電源容量の不足を生じることがない。
【0045】なお、上述した実施形態は本発明の好適な
実施形態を示すものであって、本発明はこれに限定され
ることなく、その発明の範囲内で種々設計変更可能であ
る。
【0046】たとえば、上記実施形態1では上記接続許
容機器情報の記憶と、追加接続されるリモコン装置2等
の接続適否についての自動判定を、給湯器1の制御部5
によって行わせるように構成した場合を示したが、上記
接続許容機器情報の記憶や接続適否の判定はリモコン装
置2の制御部9やオプション機器3の制御部10で行わ
せることも可能である。つまり、給湯システムを構成す
る機器が相互に通信可能であるので、上述した情報の記
憶や判定をどの機器で行わせてもよく、さらに上記接続
許容機器情報を制御部5のROMに記憶させることも可
能である。
【0047】また、上記実施形態では、表示部8が蛍光
表示管で構成された場合を示したが、この表示部8とし
ては、たとえば液晶パネル等の他の表示デバイスを用い
ることも勿論可能である。また、上記実施形態では、制
御部5での判定結果が表示部8に表示される場合を示し
たが、警報音や音声メッセージによって判定結果を放置
するように構成することも可能である。
【0048】また、上述した第2の実施形態では、信号
の入力側と出力側とを電気的に絶縁するにあたり、フォ
トダイオードとフォトトランジスタで構成されたフォト
カプラ回路14を用いる構成を示したが、信号の入力側
と出力側とが電気的に絶縁され、かつ信号伝送が可能で
あれば他の構成によることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の給湯シス
テムによれば、給湯器と、該給湯器を遠隔操作するため
のリモコン装置と、上記給湯器に接続されるオプション
機器とが相互に通信可能に構成された給湯システムにお
いて、上記給湯器、リモコン装置およびオプション機器
のいずれかにデータ記憶手段が設けられるとともに、こ
のデータ記憶手段に上記給湯器に接続できるリモコン装
置およびオプション機器を特定する情報が記憶され、上
記リモコン装置の所定操作によってデータ記憶手段に記
憶された情報がリモコン装置の表示部に表示されること
から、給湯器にリモコン装置やオプション機器を接続す
るにあたり、作業員は施工現場でリモコン操作によって
給湯器に接続可能なリモコン装置やオプション機器につ
いての情報を得ることができ、追加接続の可否を容易か
つ正確に把握できる。そのため、作業を迅速に進めるこ
とが可能となり、また、これにともなって、従来必要と
されていた作業員の教育を簡素化でき、マニュアル等の
作成コストの削減も図ることができる。
【0050】また、上記給湯システムにおいて、給湯
器、リモコン装置およびオプション機器のいずれかに給
湯システムの接続状況を確認する接続状況確認手段が設
けられるとともに、この接続状況確認手段で得た接続状
況と上記データ記憶手段に記憶された情報とを比較し
て、上記給湯器に接続された機器についての接続の適否
を判定する接続判定手段が、上記給湯器、リモコン装置
およびオプション機器のいずれかに設けられていること
により、給湯器に接続された機器についての接続適否を
自動的に判定できるようになり、より一層作業の効率化
を図ることが可能となる。
【0051】さらに、本発明の給湯システムでは、給湯
器と、該給湯器を遠隔操作するためのリモコン装置と、
上記給湯器に接続されるオプション機器とを備え、これ
らの機器が相互に通信が可能に構成されたものにおい
て、上記給湯器とオプション機器との通信線に上記オプ
ション機器に対して電源を供給する電源装置が接続さ
れ、上記オプション機器がこの電源装置から電源供給を
受けるように構成されていることから、給湯器の電源部
の電源容量を気にせずにオプション機器の追加接続が可
能となる。また、上記給湯器とオプション機器との通信
線上に通信バッファ装置が介装され、この通信バッファ
装置によって上記通信線を介して送受信される信号が電
気的に絶縁されることにより、オプション機器の接続台
数の増加に伴うラインインピーダンスの低下を問題とせ
ずにオプション機器を接続することができるようにな
り、従来より接続台数の増加を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給湯システムの第1の実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】同給湯システムを構成するリモコン装置の表示
部における表示形態の一例を示す図である。
【図3】同給湯システムの第2の実施形態を示す概略構
成図である。
【図4】図3に示す給湯システムの通信バッファ装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】従来の給湯システムにおけるオプション機器の
接続状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給湯器 2 リモコン装置 3 オプション機器 4 通信線 5 給湯器の制御部(接続状況確認手
段、接続判定手段) 7 不揮発性メモリ(データ記憶手段) 8 表示部 11 中継装置 12 通信バッファ装置 13 電源装置 14 フォトカプラ回路 17,18 通信回路 19 制御回路 30 給湯器の電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 孝次 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 矢野 正継 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 濱谷 佳和 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 村上 昌義 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 吉田 猛 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 栗原 武弘 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 森川 健志 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L024 CC06 EE02 FF01 FF15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯器と、該給湯器を遠隔操作するため
    のリモコン装置と、前記給湯器に接続されるオプション
    機器とを備え、これらの機器が相互に通信可能に構成さ
    れた給湯システムにおいて、 前記給湯器、リモコン装置およびオプション機器のいず
    れかにデータ記憶手段が設けられ、このデータ記憶手段
    に前記給湯器に接続できるリモコン装置およびオプショ
    ン機器を特定する情報が記憶され、 前記リモコン装置の備える操作スイッチの所定操作によ
    って、前記データ記憶手段に記憶された情報が該リモコ
    ン装置の備える表示部に表示されることを特徴とする給
    湯システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の給湯システムにおい
    て、 前記給湯器、リモコン装置およびオプション機器のいず
    れかに給湯システムの接続状況を確認する接続状況確認
    手段が設けられるとともに、 この接続状況確認手段で得た接続状況と前記データ記憶
    手段に記憶された情報とを比較して、前記給湯器に接続
    された機器についての接続の適否を判定する接続判定手
    段が、前記給湯器、リモコン装置およびオプション機器
    のいずれかに設けられていることを特徴とする給湯シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記接続判定手段での判定の結果が、前
    記リモコン装置の表示部に表示されることを特徴とする
    請求項2に記載の給湯システム。
  4. 【請求項4】 前記リモコン装置の表示部として、発光
    部が点状に構成された複数の蛍光表示管を縦横に整列配
    置してなり、表示内容が前記各蛍光表示管の点滅によっ
    て文字や図形として表示される表示パネルを備えたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の給
    湯システム。
  5. 【請求項5】 給湯器と、該給湯器を遠隔操作するため
    のリモコン装置と、前記給湯器に接続されるオプション
    機器とを備え、これらの機器が相互に通信可能に構成さ
    れた給湯システムにおいて、 前記給湯器とオプション機器との通信線に、前記オプシ
    ョン機器に対して電源を供給する電源装置が接続され、
    前記オプション機器がこの電源装置から電源供給を受け
    るように構成されていることを特徴とする給湯システ
    ム。
  6. 【請求項6】 給湯器と、該給湯器を遠隔操作するため
    のリモコン装置と、前記給湯器に接続されるオプション
    機器とを備え、これらの機器が相互に通信可能に構成さ
    れた給湯システムにおいて、 前記給湯器とオプション機器との通信線上に通信バッフ
    ァ装置が介装され、この通信バッファ装置によって前記
    通信線を介して送受信される信号が電気的に絶縁されて
    いることを特徴とする給湯システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の電源装置と請求項6に
    記載の通信バッファ装置とが一ユニット内に装置されて
    いることを特徴とする給湯システム。
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