JP2006333317A - 温水熱源機の遠隔操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少ない数のテレコン接続用のコネクタでユーザの多様なニーズに対応可能な温水熱源機の遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】 テレコン接続用のコネクタ208を備えた給湯器本体1のリモコン2において、その制御部206に、テレコントローラから上記コネクタ208に入力される機器作動制御信号に応じて実行する制御として複数の制御パタン(たとえば、機器作動制御信号が入力されるとふろ自動運転機能の開始/停止を行う制御と床暖房運転機能の開始/停止を行う制御)を備えさせる。そして、これら制御パタンを操作スイッチ部203によって選択可能に構成して、ユーザの好みに応じてテレコントローラで遠隔操作可能な機能の切り替えを可能にする。
【選択図】 図2

Description

この発明は温水熱源機の遠隔操作装置に関し、より詳細には、テレコントローラを接続するためのテレコン接続用のコネクタを備えた温水熱源機の遠隔操作装置に関する。
近時、電話回線を介して宅内機器の遠隔操作(オン/オフ制御)を可能にするテレコントローラが提案されており(たとえば、特許文献1参照)、給湯器を温水熱源機とする給湯システムにおいても、この種のテレコントローラによる遠隔操作ができるように、温水熱源機の遠隔操作装置(リモコン)にテレコントローラを接続するためのテレコン接続用のコネクタを備えたものが提供されている。
このようなテレコン接続用のコネクタを備えたリモコンにおいては、該リモコンの制御部(マイコン)は、上記テレコン接続用のコネクタにテレコントローラから機器のオン又はオフを指令する信号(機器作動制御信号)が入力されると、当該信号(オン,オフいずれの指令か)に応じて、予め設定された機能(たとえば、ふろ自動運転(浴槽への自動湯張り)機能や床暖房運転機能など)の作動開始又は作動停止を給湯器に対して指示するようにプログラミングされている。
特開平7−107185号公報
しかしながら、このような従来の構成では、以下のような問題点がありその改善が望まれていた。
(1) 従来の給湯システムでは、給湯器のリモコンには、通常、テレコン接続用のコネクタは1個しか設けられていないため、テレコントローラを用いて複数の機能を遠隔制御することができなかった。
すなわち、給湯器のリモコンは、スイッチボックスに取り付けることを前提に設計されることから、リモコン本体の大きさはこのスイッチボックスの大きさに応じて事実上制限されている。その一方で、近時の給湯器のリモコンは、視認性の向上を図るために表示部を大きくしたり、音声メッセージ等の出力機能を備えたりするなどして、リモコン本体内部に収容される電子部品の容積が増大する傾向がある。そのため、現状では、リモコン本体内にテレコン接続用のコネクタを多数設けるのは困難な状況にあり、テレコン接続用のコネクタは通常は1個(また、多くても2個程度)しか設けられておらず、テレコントローラを用いて遠隔操作できる給湯器の機能も上記コネクタの数によって制限されていた。
(2) また、従来の給湯システムでは、テレコントローラによって制御可能な機能は、リモコンの制御部に予めプログラミングによって設定されるため、ユーザの好みに応じて任意に変更することができなかった。
殊に、近時の給湯システムでは、リモコンによって遠隔操作可能な給湯器の機能が増加していることから、それに伴って潜在的にリモコンを介してテレコントローラで遠隔操作可能な機能も増加しているにもかかわらず、テレコントローラによって遠隔操作可能な機能が当初より固定されていたのでは個々のユーザの好みに対応できず、利便性の高い給湯システムを提供できないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、少ない数のテレコン接続用のコネクタでユーザの多様なニーズに対応可能な温水熱源機の遠隔操作装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の温水熱源機の遠隔操作装置は、テレコントローラを接続するためのテレコン接続用のコネクタを備えた給湯熱源機の遠隔操作装置であって、上記遠隔操作装置の制御手段は、上記テレコントローラから上記コネクタに入力される機器作動制御信号に応じて実行する制御として複数の制御パタンを有し、これらの制御パタンが選択手段により選択可能に構成されていることを特徴とする。
そして、請求項2に記載の温水熱源機の遠隔操作装置は、請求項1に記載の温水熱源機の遠隔操作装置において、上記複数の制御パタンは、上記遠隔操作装置に設けられる記憶領域に予め記憶され、これらが上記選択手段により選択可能とされていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の温水熱源機の遠隔操作装置は、請求項1に記載の温水熱源機の遠隔操作装置において、上記複数の制御パタンは、該遠隔操作装置と通信接続された給湯器本体に設けられる記憶領域に記憶され、これらが上記選択手段により選択可能とされていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の温水熱源機の遠隔操作装置は、請求項1から3のいずれかに記載の遠隔操作装置において、上記テレコン接続用のコネクタとして複数のコネクタを備え、上記選択手段は上記コネクタ毎に制御パタンの選択が行えるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の温水熱源機の遠隔操作装置は、請求項1から4のいずれかにに記載の遠隔操作装置において、上記制御手段は、少なくとも、遠隔操作装置に備えられた操作手段の操作を、給湯熱源機の遠隔操作として受け付ける通常の動作モードと、上記制御パタンの選択操作として受け付けるテレコン設定モードとを有し、これらの操作が上記操作手段の所定操作によって切り替え可能に構成されていることを特徴とする。
さらに、請求項6に記載の温水熱源機の遠隔操作装置は、請求項5に記載の遠隔操作装置において、上記テレコン設定モードにおいて、表示手段に選択可能な制御パタンが表示されることを特徴とする。
本発明によれば、テレコン接続用のコネクタに入力される機器作動制御信号に応じて実行する制御として複数の制御パタンが給湯熱源機の遠隔操作装置の制御手段に備えられ、これら制御パタンが選択手段によって選択可能に構成されているから、上記制御パタンとして温水熱源機がもつ複数の機能(たとえば、ふろ自動運転機能と床暖房運転機能)を予め設定しておき、設置後に、これら複数の制御パタンのうちからユーザの好みに応じた(テレコントローラで遠隔制御したい機能に相当する)制御を選択することで、テレコン接続用のコネクタを一つしか持たない遠隔操作装置であっても、多様なユーザの好みに対応することができ、使い勝手の良い給湯システムを提供することができる。
また、遠隔操作装置が、上記テレコン接続用のコネクタとして複数のコネクタを備えるとともに、上記選択手段によりコネクタ毎に制御パタンの選択が行えるように構成することで、より一層利便性の高い給湯システムを提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る温水熱源機の遠隔操作装置を用いた給湯システムとテレコントローラとの接続状況を示す説明図である。
本発明の説明にあたり、始めにテレコントローラの概要について説明する。テレコントローラは、周知のように、空調や照明などの宅内機器のオン/オフ制御や、センサ装置と連係した扉,窓などの戸締りや火災報知機による防火の確認などを、電話回線を通じて外部から行えるようにするための装置であり、図示のようにテレコントローラ本体5とテレコンアダプタ6を主要部として構成される。
上記テレコントローラ本体5には、特に図示しないが、電話回線を接続するための端子(電話回線接続端子)と、被制御機器を接続するための端子(被制御機器接続端子)とが設けられており、上記電話回線接続端子には電話機7が接続され、該電話機7を介してテレコントローラ本体5と電話回線とが通信接続される。
一方、上記被制御機器接続端子は、一台のテレコントローラ本体5で複数の被制御機器の制御や監視(モニタ)ができるように、通常、テレコントローラ本体5に複数個設けられている。そして、各被制御機器接続端子にはテレコン信号線8を介してテレコンアダプタ6が接続される。
上記テレコンアダプタ6は、テレコントローラ本体5と被制御機器との間に介在してこれらの縁切りや信号の回り込みを防止するための装置であって、具体的には、図2に示すように、制御信号回路601とモニタ信号回路602とが主要部として備えられている。そして、このテレコンアダプタ6に設けられた信号線9の先端には、被制御機器に設けられるテレコン接続用のコネクタと係合可能なジャックが設けられており、このジャックを被制御機器に設けられるテレコン接続用のコネクタに接続することでテレコントローラと被制御機器とが通信接続されるように構成されている。
そして、このように被制御機器と接続されたテレコントローラ本体5は、公衆電話回線(電話機7)を通じて外部から遠隔操作指令(具体的には、PB信号等を利用して与えられる操作指令)が与えられると、与えられた遠隔操作指令を解析し、当該遠隔操作指令に応じて被制御機器にオン又はオフを命ずる信号(機器作動制御信号)を生成し、対象となる被制御機器が接続された被制御機器接続端子から機器作動制御信号を出力する。
また、その一方で、テレコントローラ本体5は、被制御機器から与えられるモニタ信号に基づいて被制御機器の作動状況(被制御機器がオンであるかオフであるか等)を解析し、これを電話回線(電話機7)を通じて外部に通報可能な信号(たとえば、PB信号や音声信号)に変換して上記電話回線接続端子から出力する。
このように、テレコントローラは、電話回線を通じて与えられる遠隔操作指令に基づいて機器作動制御信号を生成・出力して被制御機器を遠隔操作するとともに、被制御機器から与えられたモニタ信号に基づいて被制御機器の作動状況を宅外の操作者に電話回線を通じて通報する。
一方、給湯システムは、給湯器本体(温水熱源機)1と、その遠隔操作装置(リモコン)2,3とを主要部として構成される。
上記給湯器本体1は、特に図示しないが、本実施形態では、カラン,シャワー等の給湯栓に温水を供給する機能(給湯機能)と、浴槽への自動湯張り機能(ふろ自動運転機能)と、温水暖房装置(たとえば、床暖房パネルや浴室乾燥機など)に暖房用の熱源となる温水を供給する機能(床暖房機能や浴室暖房機能)とを備えた給湯器で構成される。
上記リモコン2,3は、離れた場所から上記給湯器本体1を遠隔操作するための操作装置であって、これらリモコン2,3は、いずれも上記給湯器本体1と2芯のリモコンケーブル4で接続され、リモコンケーブル4を介して給湯器本体1と各種制御信号の送受信を行うとともに、該リモコンケーブル4を介して給湯器本体1から電力の供給を受けるように構成されている。
そして、本実施形態では、これらリモコン2,3のうち、少なくとも一方のリモコン(図示例ではリモコン2)にテレコン接続用のコネクタ208(図2参照)が設けられている。そして、少なくとも、このテレコン接続用のコネクタ208が設けられたリモコン2については、上述した給湯器本体1に備えられた各種機能の遠隔操作が可能とされている。具体的には、上記リモコン2は、給湯温度の設定の他、ふろ自動運転の開始/停止、床暖房運転の開始/停止さらには浴室暖房運転の開始/停止等の操作ができるように構成されている。なお、図1において、リモコン2は台所に設置される台所リモコンを示しており、また、リモコン3は浴室に設置される浴室リモコンを示している。
そこで、次に、上記テレコン接続用のコネクタ208が設けられたリモコン2の構成について図2および図3に基づいて説明する。
図2は、リモコン2の概略構成を示すブロック図であり、図に示すように、リモコン2は、一般的なリモコンと同様に、リモコンケーブル4を介して給湯器本体1から供給される電力をリモコン各部に供給するための電源回路201と、給湯器本体1と各種制御信号を送受信するためのリモコン通信回路202と、給湯器本体1に対する遠隔操作指令やリモコン2の各種設定操作を入力するための各種操作スイッチ(図3参照)を備えて構成された操作スイッチ部(操作手段)203と、給湯器本体1の動作状況やリモコン2の操作状況等を表示するための表示部204と、給湯器本体1の動作状況やリモコン2の操作状況等に応じて所定の音声メッセージ等を出力するための音声出力部205と、リモコン2の各部を制御する制御部(制御手段)206とを主要部として備えるとともに、本実施形態では、特に、テレコントローラと接続するための手段として、テレコン通信回路207とテレコン接続用のコネクタ208を備えている。
上記テレコン通信回路207は、テレコントローラ本体5と制御部206との通信用の回路であって、このテレコン通信回路207にはテレコントローラを接続するためのコネクタ208が設けられている。そして、このテレコン接続用のコネクタ208を介してテレコントローラから入力される機器作動制御信号を制御部206で読み取り可能な信号に変換するとともに、制御部206から出力されるモニタ信号をテレコントローラ本体5と通信可能な信号に変換して上記コネクタ208から出力するように構成されている。
しかして、このように構成されたリモコン2の制御部206は、上記テレコン通信回路207から機器作動制御信号を受信すると、当該信号(機器をオンにする指令か、オフにする指令か)に応じて、予め設定された給湯機本体1の機能の作動開始又は停止の処理を実行するようにプログラミングされている。
ここで、このプログラムに関して、本実施形態では、特に上記機器作動制御信号に応じて上記制御部206が実行する制御の内容を選択できる(換言すれば、テレコントローラで制御される給湯器本体1の機能を選択できる)ように、制御部206には図示しない記憶領域が設けられ、この記憶領域に上記コネクタ208に入力される機器作動制御信号に応じて実行する制御として複数種類の制御プログラム(制御パタン)が予め記憶されており、かつ、これらの制御パタンが選択可能にプログラムされている。
具体的には、本実施形態では、給湯器本体1はふろ自動運転機能と床暖房運転機能を備えていることから、上記制御部206には、たとえば、上記制御パタンとして、機器作動制御信号が入力されるとこれに応じてふろ自動運転機能の作動開始又は停止を行わせるパタンと、床暖房運転機能の作動開始又は停止を行わせるパタンとが設定されており、これらのパタンを切り替えることによってテレコントローラで遠隔制御可能な機能の切り替えができるようにされている(なお、これら機能の切り替え操作については後述する)。
図3は、リモコン2の外観構成の一例を示す正面図である。図示のように、本実施形態に示すリモコン2は、その正面に上記操作スイッチ部203を構成する各種操作スイッチ203a〜203hと、上記表示部204を構成する表示パネル204aとを主要部として備えている。
上記操作スイッチ部203は、給湯機能の作動開始/停止を切り替える運転入/切スイッチ203aと、ふろ自動運転機能の作動開始/停止を切り替えるふろ自動スイッチ203bと、給湯温度の設定変更等を行うためのアップスイッチ203cおよびダウンスイッチ203dと、リモコン2の動作モードの切り替え等を行うメニュースイッチ203eと、表示部204に表示されるアイコンに対応した操作入力を行うためのファンクションスイッチ203f〜203hとを備えている。
一方、上記表示パネル204aは、たとえば液晶ディスプレイや蛍光管ドットマトリクス表示器など、文字や図形の表示が行える表示装置で構成されて、給湯温度やふろ湯量(浴槽の水位)等の表示を行う他、上記ファンクションスイッチ203f〜203hに対応するアイコンの表示も行えるように構成されている。
そこで、上述した制御部206における制御パタンの切り替え手順について、図4および図5に基づいて説明する。図4は、上記制御パタンの切り替え手順の一例を示すフローチャートである。また、図5は、同切り替え操作時における表示部204の表示例を示している。
ここで、本実施形態では、上記制御パタンの切り替えは、給湯システムの初期設定の一つ(具体的には「テレコン設定」という項目)として行われる。
この初期設定は、上記リモコン2の所定操作によって設定可能とされている。具体的には、本実施形態では、給湯器本体1に電源が投入され(それに伴ってリモコン2に電力の供給が開始され)てから所定時間(たとえば、10分)内に初期設定を行う旨の操作を行うことにより初期設定操作が可能な状態となる(図4ステップS1,2参照)。
より詳細には、給湯器本体1に電源が投入されてから所定時間内にリモコン2のメニュースイッチ203eが操作されると、表示パネル204aには図5ステップS1に示すように、「初期設定」,「基本設定」のいずれの操作を行うかを求めるアイコンが表示されるので、このときに「初期設定」のアイコンに対応するファンクションスイッチ203fを操作することにより、リモコン2は初期設定操作を受付可能な状態となる。
そして、リモコン2が初期設定操作を受付可能な状態になると、次に、初期設定として「テレコン設定」を行うことを選択する(図4ステップS3参照)。これは、初期設定として設定可能な項目中にはテレコン設定以外の項目も存在するので、これらの項目の中からテレコン設定を選ぶ操作であって、具体的には、図5ステップS2に示すような画面(テレコン設定画面)が表示されるまで、「次の設定」のアイコンに対応するファンクションスイッチ203gを操作してテレコン設定画面を呼び出す。
このようにしてテレコン設定画面を呼び出すと、それに伴って、制御部206は通常の動作モードからテレコン設定モードに移行し、同モード下でのアップスイッチ203cおよび203d等の操作は、テレコントローラで遠隔操作する機能の選択操作として制御部206に受け付けられる。
すなわち、上述したように、本実施形態では、上記制御部206には制御パタンとしてふろ自動運転機能の作動開始又は停止を行わせるパタンと、床暖房運転機能の作動開始又は停止を行わせるパタンとが設定されていることから、上記アップスイッチ203cまたはダウンスイッチ203dの操作はこれら二つのパタンの切り替え操作として受け付けられ(図5ステップS2,S3参照)。そして、いずれか一方を選択した状態で、「設定」のアイコンに対応するファンクションスイッチ203fを操作することで選択した内容が確定する。
つまり、図5ステップS2の画面(「床暖房」が選択されている状態)でファンクションスイッチ203fが操作されると、テレコン設定が「床暖房」に確定され(図4ステップS5)、制御部205は、以後、通常の動作モードにあるときにテレコントローラからの機器作動制御信号を受け付けると、この信号に基づいて床暖房運転機能の開始/停止の処理を実行する。一方、図5ステップS3の画面(「ふろ自動」が選択されている状態)でファンクションスイッチ203fが操作されると、テレコン設定は「ふろ自動」に確定し(図4ステップS6)、以後、通常の動作モードにあるときに、テレコントローラからの機器作動制御信号を受け付けると、この信号に基づいてふろ自動運転機能の開始/停止の処理を実行するようになる。
このように、本発明では、テレコン接続用のコネクタ208に給湯システムが有する機能のうち、テレコントローラにより遠隔操作させたい機能(換言すれば、選択可能な制御パタン)をテレコン設定画面で選択できるようにしているので、上記制御パタンとして給湯器1の複数の機能を設定しておけば、その範囲で任意にテレコントローラで遠隔操作可能な機能を選択することができようになり、使い勝手のよい給湯システムを提供できる。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、リモコン2の制御部206に設定される制御パタンとして、ふろ自動運転機能と床暖房機能に関する二つのパタンが設定される場合を示したが、制御部206に設定される制御パタンとしては、これら以外の機能(たとえば、浴室暖房機能のように、リモコン2から給湯器本体1を介して遠隔操作されるような機能)に関する制御パタンが設定されてもよく、また、選択可能な制御パタンとして3パタン以上の制御パタンを設定しておくことも可能である。要は、リモコン2において遠隔操作可能な機能であれば、制御パタンとして設定可能な事項は適宜設定変更可能である。なお、制御パタンが3以上になる場合には、テレコン設定画面での機能の選択はアップスイッチ203cまたはダウンスイッチ203dの操作で選択可能な制御パタンの表示をスクロールさせるように設定すればよい。
また、上述した実施形態では、制御パタンの切り替え(選択)を給湯システムの初期設定の際に行う場合を示したが、この切り替え操作は上述したような特殊な操作(電源投入から所定時間内の操作)を必要とせずに、随時操作可能にすることも可能である。
さらに、上述した実施形態では、リモコン2のテレコン通信回路207にはテレコン接続用のコネクタ208が1個しか設けられない場合を示したが、テレコン通信回路207に複数のコネクタ208を設けることも可能である。なお、その場合、テレコン設定画面では、各コネクタ208ごとに、対応する制御パタンの選択が行えるように構成されるのが好ましく、そうすることにより、一層使い勝手のよい給湯システムを提供できる。
また、上述した実施形態では、制御パタンを記憶する記憶領域をテレコン接続用のコネクタ208が設けられたリモコン2に備えた場合を示したが、かかる記憶領域は給湯器本体1のコントローラ(制御基板)に設けられていてもよい。すなわち、この場合、上記リモコン2の所定操作(選択手段)によって、リモコン2の制御部206がリモコン通信回路202、リモコンケーブル4を介して給湯器本体1のコントローラの記憶領域から所定の制御パタンを選択・読み出して制御部206での制御に用いるように構成される。
また、上述した実施形態では、制御パタンの選択をリモコン2の操作スイッチ部203の操作により行うように構成した場合を示したが、たとえば、給湯器本体1に制御パタン選択用のディップスイッチ等を設けておき、このスイッチの設定によって制御パタンを選択するように構成しておくことも可能である。
本発明に係る温水熱源機の遠隔操作装置を用いた給湯システムのテレコントローラとの接続例を示す説明図である。 同遠隔操作装置の回路構成を示すブロック図である。 同遠隔操作装置の外観構成の一例を示す正面図である。 同遠隔操作装置における制御パタンの切り替え手順の一例を示すフローチャートである。 同遠隔操作装置の制御パタン切り替え操作時における表示部の表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 給湯器本体(温水熱源機)
2 リモコン(遠隔操作装置)
3 リモコン
4 リモコンケーブル
5 テレコントローラ本体
6 テレコンアダプタ
7 電話機
8 テレコン信号線
203 スイッチ操作部(操作手段)
204 表示部(表示手段)
206 制御部(制御手段)

Claims (6)

  1. テレコントローラを接続するためのテレコン接続用のコネクタを備えた給湯熱源機の遠隔操作装置であって、
    前記遠隔操作装置の制御手段は、前記テレコントローラから前記コネクタに入力される機器作動制御信号に応じて実行する制御として複数の制御パタンを有し、これらの制御パタンが選択手段により選択可能に構成されている
    ことを特徴とする温水熱源機の遠隔操作装置。
  2. 前記複数の制御パタンは、前記遠隔操作装置に設けられる記憶領域に予め記憶され、これらが前記選択手段により選択可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の温水熱源機の遠隔操作装置。
  3. 前記複数の制御パタンは、該遠隔操作装置と通信接続された給湯器本体に設けられる記憶領域に記憶され、これらが前記選択手段により選択可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の温水熱源機の遠隔操作装置。
  4. 前記テレコン接続用のコネクタとして複数のコネクタを備え、前記選択手段は前記コネクタ毎に制御パタンの選択が行えるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の温水熱源機の遠隔操作装置。
  5. 前記制御手段は、少なくとも、遠隔操作装置に備えられた操作手段の操作を、給湯熱源機の遠隔操作として受け付ける通常の動作モードと、前記制御パタンの選択操作として受け付けるテレコン設定モードとを有し、これらの操作が前記操作手段の所定操作によって切り替え可能に構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の温水熱源機の遠隔操作装置。
  6. 前記テレコン設定モードにおいて、表示手段に選択可能な制御パタンが表示されることを特徴とする請求項5に記載の温水熱源機の遠隔操作装置。
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