JP3002143B2 - コンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法 - Google Patents

コンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法

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JP3002143B2 JP8266764A JP26676496A JP3002143B2 JP 3002143 B2 JP3002143 B2 JP 3002143B2 JP 8266764 A JP8266764 A JP 8266764A JP 26676496 A JP26676496 A JP 26676496A JP 3002143 B2 JP3002143 B2 JP 3002143B2
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/005Arrangement or mounting of control or safety devices of safety devices

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナを積載す
る船舶に積載された冷凍コンテナの電源供給状態、コン
プレッサ運転状態、除霜状態、温度状態を、遠隔位置
に、表示するコンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】加工食品、肉類、魚貝類等をはじめ、野
菜、果物等(以下、単に「貨物」という。)は、所定の
温度条件で、輸送されるために、所定温度に維持した冷
凍コンテナと称される所定の大きさを有するコンテナ内
に収容され、このコンテナを主に輸送するコンテナ船と
称する船舶により、輸送することが行われる。このよう
な冷凍コンテナは、コンテナ運搬車両、貨物列車等によ
り、全体の輸送を通じて、収容された地から取り出され
る地までは、そのコンテナ内に収容された貨物の出し入
れを行うことなく、この冷凍コンテナのまま、コンテナ
船に積載し、コンテナ船に積載した後は、当該コンテナ
船から当該冷凍コンテナの冷凍コンプレッサを駆動する
電源を供給し、そのコンテナ内に予め設定された設定条
件に従って除霜を行い、設定された適温に保って、輸送
が行われる。
【0003】このため、この種のコンテナには、上記供
給電源を供給するプラグ付電源ケーブルと、コンテナ内
部で、適切な除霜が行われ、また、設定された適温内で
あることをモニタするためのモニタソケットが設けら
れ、これらの冷凍コンテナを積載する場合には、これら
の端子部に、コンテナ船に設けられる電源箱と称する接
続端子を接続させ、その接続状態から、冷凍コンテナ内
の状態を、コンテナ積載場所から離れた場所で表示させ
るようにしている。
【0004】図8(b)は、冷凍コンテナに設けられる
前記プラグ付電源ケーブルおよび前記モニタソケットを
有するコンテナ端子部と、コンテナ船に設けられる電源
箱との接続を示す概略構成図であり、図8(b)中、2
は、前記端子部であり、3は、前記電源箱であり、前記
端子部2には、冷凍コンテナのコンプレッサ(図示外)
に接続された電源端子12にプラグ付電源ケーブル11
が引き出されている一方、当該コンテナ内から、コンプ
レッサが運転状態にあること、適切な除霜が行われてい
ること、および、コンテナ内が適切な温度範囲内にある
こと、を出力する端子端である端子部モニタソケット7
からなり、また、前記電源箱3には、前記電源ケーブル
11が挿入される電源レセップ14および前記モニタソ
ケット7からモニタケーブル9を介して接続される電源
箱モニタソケット8が設けられている。
【0005】これら電源レセップ14は、電源端子16
を介して、船内から電源17より電源を供給され、前記
電源箱側モニタソケット15は、電源箱モニタ端子10
を介して、コンテナ船(図示外)の冷凍コンテナモニタ
5に接続される。
【0006】ここで、前記端子部モニタソケット7は、
図8(b)に示すように、冷凍コンテナの内部に設けら
れるコンプレッサ(図示外)と接続され、コンプレッサ
(図示外)が駆動した場合に出力されるコンプレッサソ
ケット7b、除霜装置(図示外)と接続され、除霜装置
が駆動して、冷凍コンテナが除霜中の場合に出力される
除霜ソケット7c、温度センサ(図示外)に接続され、
冷凍コンテナ内に配置された温度センサ(図示外)が、
所定の範囲内の適温である電圧出力される温度ソケット
7dを有し、前記電源箱モニタソケット8は、図8
(b)に示すように、前記モニタケーブル9により、前
記コンプレッサソケット7bに接続されるコンプレッサ
用ソケット8b、前記除霜ソケット7cに接続される除
霜用ソケット8c、前記温度ソケット7dに接続される
温度用ソケット8dを有しており、これらの各ソケット
8b、8c、8dは、それぞれ、コンプレッサ用端子1
0b、除霜用端子10c、温度用端子10dと、電源箱
内から接点出力される電表示用接点7aに接続される電
源表示用端子10fに接続され、前記冷凍コンテナモニ
タ5に接続されている。
【0007】図7は、この種の複数個(数十個〜数百
個)のコンテナが、コンテナ船(図示外)に積載され
て、航行中、これらのコンテナの稼働稼働状態の表示を
行うための装置の概略構成図であり、図7中、1a、1
b、1c、・・・は、コンテナ船(図示外)に積載され
る複数の冷凍コンテナを示し、2a、2b、2c、・・
・は、該冷凍コンテナ1a、1b、1c、・・・に設け
られる端子部であり、3a、3b、3c、・・・は、コ
ンテナ船の冷凍コンテナ積載場所に設けられた電源箱で
ある。また、4a、4b、4c、・・・は、前記電源箱
3a、3b、3c、・・・と前記冷凍コンテナモニタ5
とを接続する信号線、6a、6b、6c、・・・は、前
記冷凍コンテナモニタ5に配置される表示ランプであ
る。
【0008】これらの表示ランプ6a、6b、6c、・
・・は、それぞれ4個のランプ(図示外)で構成され、
電源投入時に点灯(色:白)する電源表示ランプ6
1、コンプレッサ駆動中に点灯(色:緑)するコンプ
レッサ表示ランプ6a2、冷凍コンテナ1aが除霜中に
点灯(色:赤)する除霜表示ランプ6a3、冷凍コンテ
ナ1a内の温度が適温である場合に点灯(色:黄)する
温度表示ランプ6a4からなる。これらのランプ構成
は、以下、表示ランプ6b、6c、・・についても同様
である。
【0009】そして、例えば電源箱3aの電源表示用端
子10fは、前記電源表示ランプ6a1と、前記コンプ
レッサ用端子10bは、前記コンプレッサ表示ランプ6
2と、前記除霜用端子10cは、前記除霜表示ランプ
6a3と、前記温度用端子10dは、前記温度表示ラン
プ6a4と、信号線4aで接続され、同様に電源箱3b
は表示ランプ6b、電源箱3cは表示ランプ6c、・・
・と接続されている。
【0010】すなわち、上記した冷凍コンテナ1aを冷
凍コンテナモニタ5で表示するには、各冷凍コンテナ1
aの電源供給状態、コンプレッサ駆動状態、除霜状態、
温度状態が、端子部2aの端子部ソケット7aから、電
源箱の電源箱ソケット8a、電源箱モニタ端子10、信
号線4aを介して冷凍コンテナモニタ5の表示ランプ6
aにそれぞれ送られる。
【0011】そして、冷凍コンテナ1aが異常、例え
ば、コンテナ1aに電源が供給されない場合には、前記
電源表示ランプ6a1の点灯が消え、あるいは、前記コ
ンプレッサが駆動しない場合には、前記コンプレッサ表
示ランプ6a2が消え、また、所定の除霜されない場合
には、前記除霜表示ランプ6a3が消え、さらに、設定
温度を外れた場合には、温度表示ランプ6a4が消える
ことにより、その異常を表示する用に構成されている。
このことは、他の冷凍コンテナ1b、1c、・・・につ
いても、同様であり、それぞれの冷凍コンテナ1b、1
c、・・・の異常は、表示ランプ6b、6c、・・・の
点灯・消灯により、表示される用に構成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなコンテナ船において、その冷凍コンテナ稼働状
態表示方法は、冷凍コンテナ積載位置に、予め所定数の
前記電源箱を用意しておき、この電源箱と冷凍コンテナ
モニタ5に配置された表示ランプとを、それぞれ独立し
た6芯の信号線で接続しなければならず、、数十、数百
にも及ぶ電源箱と表示ランプの配線接続工事は、非常に
煩雑なものとなっていた。
【0013】また、コンテナ船に設けられた電源箱数を
増加する場合には、冷凍コンテナモニタ5に配置された
表示ランプと電源箱とを、数十mもの信号線により、接
続しなければならず、その配線接続工事の煩雑さと共
に、工事後に、これらの信号線が、途中で断線したよう
な場合には、限られた狭い配管内で、断線箇所を発見
し、それを接続するという作業を強いられる結果、一部
の断線は、結果的に全面的な配線の張り替え工事をしな
ければ修復できないという事態を招来せしめていた。
【0014】また、冷凍コンテナの端子部に接続する電
源箱と、冷凍コンテナモニタ5に配置された表示ランプ
を接続する信号線は、そのほとんどが数十mの長さを必
要とし、しかも各々長さの異なる信号線で、アナログ値
による温度データの送受信をおこなうと、各線路におい
て、ばらばらな電圧降下を引き起こし、送信される信号
値にばらつきが生じる可能性が大きいという問題があっ
た。
【0015】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たもので、複数の冷凍コンテナに設けられた端子部を接
続させる各電源箱内部に第1の集配信手段を設け、ま
た、冷凍コンテナモニタ5内部には、該冷凍コンテナモ
ニタ5に配置される表示ランプを第2の集配信手段に接
続し、さらに、これらの前記第1の集配信手段と前記第
2の集配信手段とを伝導線で接続するようにしたので、
これら電源箱と表示ランプ間の接続を、それぞれ独立し
た信号線で接続するといった煩雑な信号線の配線工事の
必要がなく、容易に電源箱を増設できるコンテナ船の冷
凍コンテナ稼働状態表示方法を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、各冷凍コンテナはプラグ付電源ケーブルとコンテナ
の稼働状態を出力するモニタソケットを有し、コンテナ
船の冷凍コンテナ積載位置に前記電源ケーブルとモニタ
ソケットに対応した電源箱を備え、積載した冷凍コンテ
ナの状態を積載位置から離れた位置に配置された冷凍コ
ンテナモニタ5で表示させる冷凍コンテナ稼働状態表示
方法において、前記各電源箱に接続され、前記電源ケー
ブルとモニタソケットからの信号を受信する複数の第1
の集配信手段と、前記冷凍コンテナモニタ近傍に配置さ
れ、前記第1の集配信手段に対応した信号を受信する複
数の第2の集配信手段と、これらの複数の第1の集配信
手段と、複数の第2の集配信手段とを少なくとも2芯の
線により、並列に接続される伝導線とからなり、前記第
2の集配信手段に接続され、前記冷凍コンテナの端子部
から出力される各状態に対応して、その状態を表示する
表示ランプとからなることを特徴とするコンテナ船の冷
凍コンテナ稼働状態表示方法。
【0017】本願請求項2に係る発明は、前記請求項1
記載のコンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法にお
いて、前記複数の第1の集配信手段は、冷凍コンテナに
設けられた端子部からの状態信号を、電源箱を介して第
1の集配信手段に送信し、該第1の集配信手段では、こ
の信号に、自局の番号データを付加して前記伝導線で送
り、前記第1の集配信手段の特定の第2の集配信手段で
は、自局の番号データおよび送元の番号データを照合
し、それが照合されたとき、前記状態信号を取り込み、
この取り込まれた状態信号により、前記表示ランプを表
示させることを特徴とする。
【0018】本願請求項3に係る発明は、前記請求項1
記載のコンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法にお
いて、前記複数の第1の集配信手段は、前記冷凍コンテ
ナの端子部からの温度データを、アナログ値で受信し、
前記温度データをデジタル通信データに変換した後、前
記伝導線により、対応する前記第2の集配信手段に送
り、前記第2の集配信手段では、受信された前記通信デ
ータをアナログの温度データに変換し、前記冷凍コンテ
ナに対応する温度計に温度を表示させるようにしたこと
を特徴とする。
【0019】本願請求項4に係る発明は、前記請求項1
記載のコンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法にお
いて、前記複数の複数の第2の集配信手段は、情報処理
手段の拡張スロットに挿入される第2の集配信手段であ
り、該情報処理手段に予め記憶されたプログラムによ
り、冷凍コンテナの状態信号を記憶し、さらに、これら
の記憶に基づいて、所定の解析を行い、その解析結果
を、前記情報処理手段の表示画面に図形または文字で表
示させるようにしたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本願発明の船舶の冷凍コンテナ稼
働状態表示方法は、複数の冷凍コンテナの端子部に電源
箱を介して接続された第1の集配信手段と、冷凍コンテ
ナモニタ5に配置された各表示ランプに接続された第2
の集配信手段との間を少なくとも2芯の伝導線で接続
し、前記第1の集配信手段と前記第2の集配信手段で
は、予め、それぞれ、その自局番号と相手方を特定する
送元番号を設定しておいて、前記第1の集配信手段で
は、コンテナ状態を示す信号に、前記自局番号を付加し
て送信し、前記第2の集配信手段では、それらの自局番
号と、該第2の集配信手段に予め設定された送元番号と
を照合し、一致する場合には、その信号を取り込み、取
り込んだ信号に基いて、前記表示ランプを点灯する。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るコンテナ船の冷凍コンテ
ナ稼働状態表示方法を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、図7、図8(b)における従来と同一部分には、
同一符号を付して説明し、同じ説明については、その説
明を省略する。
【0022】図1は、本願発明に係る船舶の冷凍コンテ
ナ稼働状態表示方法の概略構成図である。図1中、20
a、20b、20c、・・・は、冷凍コンテナ1a、1
b、1c、・・・を接続した電源箱3a、3b、3c、
・・・に組み込まれて接続されている第1の集配信手段
であり、本実施例では、ホロニックハブTM−8PEX
(株式会社壬生電機製作所製製品)を使用している。
【0023】また、図中、22a、22b、22c、・
・・は、前記冷凍コンテナモニタ5のコントロールパネ
ルに配置された表示ランプ6a、6b、6c、・・・に
接続されている第2の集配信手段であり、本実施例で
は、ホロニックハブTM−8TEX(株式会社壬生電機
製作所製製品)を使用している。なお、図中、21は、
これら複数の第1の集配信手段20a、20b、20
c、・・・と、後述する第2の集配信手段22a、22
b、22c、・・・を接続する伝導線である。
【0024】また、図8(a)は、前記冷凍コンテナ1
a、1b、1c、・・・の端子部7と、前記電源箱モニ
タソケット8を介して接続されている第1の集配信手段
20a、20b、・・・が組み込まれた電源箱3a、3
b、・・・を示したものであり、従来と同様に冷凍コン
テナ1a、1b、・・・の端子部モニタソケット7と、
電源箱3a、3b、・・・のモニタソケット8とが、モ
ニターケーブル9で接続されている。このモニタソケッ
ト8の各ソケット8b、8c、8dと、前記第1の集配
信手段20a、20b、・・・の接続については後述す
る。次に、前記第1の集配信手段20a、20b、20
c、・・・と、前記コントロールパネル5の近傍に配置
される前記第2の集配信手段22a、22b、22c、
・・・とを接続する接続状態を説明する。図2は、前記
第1の集配信手段20a、20b、20c、・・・のう
ち、第1の集配信手段20と、前記第2の集配信手段2
2a、22b、22c、・・・のうち、第2の集配信手
段22を例にして、これを接続した状態を示すものであ
る。
【0025】すなわち、図2に示すように、前記第1の
集配信手段20は、前記端子部2を介して電源箱3に接
続され、前記第2の集配信手段22は、前記冷凍コンテ
ナモニタ5のコントロールパネルの表示ランプ6aの前
記電源表示ランプ6a1、前記コンプレッサ表示ランプ
6a2、前記除霜表示ランプ6a3、前記温度表示ランプ
6a4等の各表示ランプに接続される。
【0026】前記第1の集配信手段20、第2の集配信
手段22は、図2に示すように、縦A93mm、横B6
3mm、奥行きC62mmの外形を有しており、それぞ
れ、動作電源端子たる電源端子201、221、終端端子
たるターミネイト端子202、222、他の集配信手段に
接続して(本実施例においては、この端子に、第2の集
配信手段22が接続される。)、これらの第1の集配信
手段、第2の集配信手段間で信号の授受を行う通信端子
203、223、また、互いに他の第1の集配信手段、第
2の集配信手段を特定するための自局番号設定スイッチ
205、送元番号設定スイッチ206を有する外、前記電
源箱3に接続される作動入力手段や、前記表示ランプ6
等の作動出力手段が接続されて、これらの入出力された
信号により、電源箱3から取り出して、前記表示ランプ
6で表示させる外部入出力端子207〜2019、227
2219を有する。
【0027】以下、それぞれの接続関係について、説明
する。図2に示すように、前記電源端子201、221
は、動作電源の直流24V(図示外)が印加される。ま
た、前記ターミネイト端子202、222は、その集第1
の集配信手段が、終端に配置された場合に、所定の抵抗
値を有するターミネイター(図示外)と称する終端処理
部材を接続して、インピーダンス調整を行うための端子
であるが、前記第1の集配信手段20、第2の集配信手
段22は、この実施例では、いずれも終端に配置されて
はいないので、この端子202、222には、何も接続さ
れていない。さらに、前述したように、前記通信端子2
3、223間は、前記伝導線21で接続される。
【0028】また、前記第1の集配信手段20において
は、前記外部入出力端子207〜2019のうち、20
7は、共通端子(アース)であり、この207と208
外部入出力端子には、前記電源箱3の前記電源表示用端
子7aが、209には、コンプレッサ用ソケット8b
が、2010には、除霜用ソケット8cが、2011には、
温度用ソケット8dが接続される。一方、第2の集配信
手段22においては、前記外部入出力端子227〜22
19のうち、227は、共通端子(アース)であり、228
には、電源表示ランプ6a1が、229には、コンプレッ
サ表示ランプ6a2が、2210には、除霜表示ランプ6
3が、2211には、前記温度表示ランプ6a4が接続さ
れる。
【0029】このような接続関係において、互いに必要
な信号を授受するためには、これらの第1の集配信手段
と第2の集配信手段間において、互いに相手を特定して
なければならない。このため、前記第1の集配信手段2
0、第2の集配信手段22には、それぞれ互いに相手を
特定するため、前記自局番号設定スイッチ205、225
および前記送元番号設定スイッチ206、226が設けら
れている。
【0030】この設定には、例えば、第1の集配信手段
20には、自局番号”04”を設定し、前記第2の集配
信手段22には、送元番号”04”を設定し、これらの
「自局番号」および「送元番号」に基いて、前記第1お
よび第2の集配信手段間で信号の授受を行うものとする
と、それぞれの8桁のディップスイッチで構成された自
局番号設定スイッチ205(図3(a)参照)で設定さ
れ、自局番号設定スイッチ205においては、”No.
1”と”No.2”のディップスイッチをそれぞれ、”
0”、”0”と設定し、つぎの”No.3”から”N
o.8”までの6個のディップスイッチに対し、”10
00”となるように設定する。したがって、前記第1の
集配信手段20の自局番号”04”は、”00100
0”で示されるように設定する。
【0031】また、前記第2の集配信手段22の送元番
号設定スイッチ226(図3(b)参照)にも、同様
に、No.1〜No.8までの8個のスイッチで構成さ
れるディップスイッチからなる自局番号設定スイッチ2
5において、”No.1”と”No.2”のディップ
スイッチをそれぞれ、”0”、”0”と設定し、つぎ
の”No.3”から”No.8”までの6個のディップ
スイッチに対し、”1000”となり、したがって、前
記第2の集配信手段22の送元番号”04”は、”00
1000”で示されるように設定される。
【0032】なお、図3(a)、(b)において、図
中、1〜8は、それぞれNo.1〜No.8までのスイ
ッチからなるディップスイッチを示し、いずれも、■
は、スイッチ投入状態を示し、説明の便宜上、ON状態
は、前述のように、数字の”1”で示し、OFF状態
は、数字の”0”で示した。
【0033】このように、第1の集配信手段20に自局
番号、第2の集配信手段22に送元番号が設定される
と、例えば、第1の集配信手段20からの通信データに
は、自局番号”04”が付加されたデータが、送信線2
1に載せられ、その送元番号”04”が設定された第2
の集配信手段22では、その送られた通信データを、自
局宛の通信データであると判断して、このデータを取り
込む。
【0034】すなわち、例えば、第1の集配信手段20
から送られる冷凍コンテナの状態信号の通信データ構造
は、第1の集配信手段20の4ビット(BIT)の自局
番号に、8種類の入力信号(本実施例では、電源供給状
態、コンプレッサ駆動状態、除霜状態、温度状態の4種
類)を、”OUT0”、”OUT1”、”OUT
2”、”OUT3”について、それぞれ、”ON”、”
OFF”で表し、例えば、温度供給状態に異常が発生す
ると、”OUT0”を”ON”にして”1000”を、
コンプレッサ駆動に異常が発生した場合には、”OUT
1”を”ON”にして”0100”とし、前記自局番号
と冷凍コンテナ状態信号とで、合計8ビット(BIT)
の通信データ(冷凍コンテナ状態信号)を構成して送信
する。
【0035】本実施例においては、伝導線21は、2本
の導線に絶縁被膜が施され、これらを縒って構成された
ツイストペアケーブル(RS485用)を用い、上述し
た各第1の集配信手段20a、20b、20c、・・・
および第2の集配信手段22a、22b、22c、・・
・の通信端子203、223のそれぞれに接続される。つ
まり、第1の集配信手段20aの通信端子203と第1
の集配信手段20bの通信端子203を接続し、第1の
集配信手段20bの通信端子203と第1の集配信手段
20cの通信端子203といった具合に順次接続し、ま
た、冷凍コンテナモニタ5のコントロールパネルに近接
した第2の集配信手段22aの通信端子223と、第2
の集配信手段22b、22c、・・・へと、順次第2の
集配信手段を同様に接続する。
【0036】つぎに、上記構成により、冷凍コンテナ1
aの電源供給状態、コンプレッサ駆動状態、除霜状態、
温度状態を表示するために、該冷凍コンテナ1aに設け
られた端子部2aに出力される各信号を、冷凍コンテナ
モニタ5のコントロールパネルに配置された表示ランプ
6aに表示させる冷凍コンテナ稼働状態表示方法を図4
のフローチャートにより示す。図4は、前記冷凍コンテ
ナ1aに設けられた前記端子部2aに出力された信号を
前記電源箱3aに送り、さらに、前記電源箱3aから送
られる各信号を、前記第1の集配信手段20aから前記
第2の集配信手段22aに送り、前記第2の集配信手段
22を介して、前記表示ランプ6aを点灯するまでの、
データ送受信のフローチャートである。
【0037】まず、冷凍コンテナ1aの状態を、冷凍コ
ンテナモニタ5のコントロールパネルに配置された表示
ランプ6aに表示させる方法について説明する。電源箱
3aの電源用端子10fから「電源供給中」の電源状態
信号が、コンプレッサ用端子10bから「コンプレッサ
駆動中」のコンプレッサ状態信号が、また、除霜用端子
10cから「除霜中」の除霜状態信号が、温度用端子1
0dから「適温」の温度状態信号が、それぞれ前記第1
の集配信手段20aに送られる(ステップS1)。これ
を受信した第1の集配信手段20aは、「電源供給
中」、「コンプレッサ駆動中」、「除霜中」、「適温」
信号に、自局番号を付加して、通信データ(状態信号)
に編集する(ステップS2)。
【0038】編集された通信データ(状態信号)は、前
記第1の集配信手段20aにより、伝導線21を介して
送られる(ステップS3)。つぎに、前記通信データ
(状態信号)を受け取った前記第2の集配信手段22a
では、通信データ(状態信号)に付加されている自局番
号と、該第2の集配信手段22aに設定されている送元
番号が、等しいか否かの判定を行う(ステップS4)。
そして、通信データ(状態信号)の自局番号(前記第1
の集配信手段20aから送られた自局番号)と、該第2
の集配信手段22aの送元番号が、等しくない場合に
は、該通信データを取り込まず、処理を終了する。
【0039】通信データ(状態信号)の自局番号と、該
第2の集配信手段22aの送元番号が等しい場合には、
該第2の集配信手段22aでは、この通信データ(状態
信号)を取り込む(ステップS5)。第2の集配信手段
22aが受信した通信データ(状態信号)は、「電源供
給中」の電源状態信号を電源表示ランプ6a1に、「コ
ンプレッサ駆動中」のコンプレッサ状態信号をコンプレ
ッサ表示ランプ6a2に、「除霜中」の除霜状態信号を
除霜表示ランプ6a3に、「適温」の温度状態信号を温
度表示ランプ6a4に、それぞれ送る(ステップS
6)。
【0040】そして、「電源供給中」の電源状態信号を
受信した電源表示ランプ6a1は、該ランプ6a1
「白」く点灯させ、「コンプレッサ駆動中」のコンプレ
ッサ状態信号を受信したコンプレッサ表示ランプ6a2
は、該ランプ6a2を「緑」に点灯させ、「除霜中」の
除霜状態信号を受信した除霜表示ランプ6a3は、該ラ
ンプ6a3を「赤」に点灯させ、「適温」の温度状態信
号を受信した温度表示ランプ6a4は、該ランプ6a4
「黄」に点灯させる(ステップS7)。
【0041】また、例えば、該冷凍コンテナ1aの温度
が上昇し、「適温」でなくなった場合には、上記した
「状態信号」のうち、温度状態信号は、「適温以外」の
温度状態信号が送信されるため、「黄」が点灯していた
温度表示ランプ6a4は、該冷凍コンテナ1aの温度が
異常であることを示す、例えば、点滅等を行う。
【0042】同様にして、冷凍コンテナ1b、1c、・
・・においても、第1の集配信手段20b、20c、・
・・から第2の集配信手段22b、22c、・・・に
「状態信号」が送信され、各表示ランプ6b、6c、・
・・が、点灯・消灯することで、冷凍コンテナモニタ5
において各冷凍コンテナ1b、1c、・・・の各状態が
表示される。
【0043】上記実施例では、冷凍コンテナ1a、1
b、1c、・・・の電源供給状態、コンプレッサ駆動状
態、除霜状態、温度状態を、冷凍コンテナモニタ5のコ
ントロールパネルに配置された表示ランプ6aに表示さ
せることで表示できるようにし、特に、そのうちの温度
状態表示に関し、「適温」か「適温以外」を温度表示ラ
ンプの点灯・消灯で、表示するようにしたが、これは、
前記冷凍コンテナ1a、1b、1c、・・・に温度セン
サ(図示外)が設けられている場合には、その端子部2
a、2b、2c、・・・に出力される前記温度センサの
アナログ値の温度データを、電源箱3a、3b、3c、
・・・からとりだし、さらに、前記第1の集配信手段た
るホロニックハブTM−8PEX(株式会社壬生電機製
作所製製品)およびホロニックハブTM−8TEX(株
式会社壬生電機製作所製製品)に代え、アナログ用の第
1の集配信手段、例えば、ホロニックハブTM−ADC
(株式会社壬生電機製作所製製品)およびホロニックハ
ブTM−DAC(株式会社壬生電機製作所製製品)によ
り、これらの集配信手段間で、伝導線21を介して、信
号の授受を行うことにより、冷凍コンテナモニタ5のコ
ントロールパネルに配置されたアナログ温度計に前記冷
凍コンテナ1a、1b、1c、・・・温度数値を表示さ
せるようにしてもよい。
【0044】この場合には、前記電源箱3の温度用端子
10dから出力される冷凍コンテナ1の温度用端子10
dから出力された温度データは、アナログ値であり、か
つ、前記第1の集配信手段および第2の集配信手段との
間でやり取りされる信号は、ディジタル値であるので、
前記第1の集配信手段の内部に設けられた図示外のA/
D変換手段により、デジタル電圧値に変換し、これを、
前記第2の集配信手段に送り、該第2の集配信手段で
は、その内部に設けられた図示外のD/A変換手段によ
り、アナログ電圧値に変換し、これを、前記アナログ温
度計で表示しようというものである。
【0045】さらに、上記の実施例では、冷凍コンテナ
1a、1b、1c、・・・の電源供給状態、コンプレッ
サ駆動状態、除霜状態、温度をコントロールパネルに設
けられた表示ランプやアナログ温度計に表示させて、冷
凍コンテナの状態の表示を行ったが、これは、前記伝導
線21に、入出力インタフェースとして集配信手段を介
して、これを情報処理手段に取り込み、上記した冷凍コ
ンテナ1a、1b、1c、・・・の状態を画面等にし
て、表示を行ってもよいものである。図5は、前記情報
処理手段を付加した本発明に係る冷凍コンテナ維持状態
表示方法の第3の実施例の概要構成図であり、図中、2
7は、情報処理手段、28は、入出力インタフェースで
ある。
【0046】27は、CRTディスプレイ装置等からな
る表示手段を具備したパーソナルコンピュータ等からな
る情報処理手段であり、この情報処理手段27内に設け
られた記憶手段に格納されたプログラムに従って、冷凍
コンテナ1a、1b、1c、・・・の状態を、該冷凍コ
ンテナ1a、1b、1c、・・・の模式図等を表示し、
また、状態信号・温度データを、情報処理手段12の内
部に設けられた図示外の記憶手段に記憶するようにして
いる。
【0047】また、この記憶手段には、第1の集配信手
段20a、20b、20c、・・・から送信された状態
信号を、タイムスタンプとともに記憶しておき、情報処
理手段27が有する記憶手段に格納された制御処理手段
(プログラム等)により、受信した最新の状態信号・温
度データのみ記憶させたり、あるいは、全てデータや、
一定時間毎のデータ、データ変動があった場合にのみの
記憶等、表示態様にしたがった記憶態様で記憶させるこ
とができる。
【0048】28は、前記情報処理手段27に設けられ
た図示外の拡張スロットに挿入されて、前記第1の集配
信手段20a、20b、20c、・・・と、当該情報処
理手段27間の通信データを管理する入出力インタフェ
ースであり、本実施例では、ホロニックハブPC−LI
NK(株式会社壬生電機製作所製)を使用する。なお、
この入出力インタフェース28を使用する場合には、前
記第1の集配信手段20a、20b、20c、・・・で
設定される自局番号を、前記情報処理手段27側の送元
番号として設定されてなければならず、その設定は、前
記情報処理手段27に記憶されるプログラムで行う外
は、前述の通りである。
【0049】そして、この通信データ(状態信号)を受
信した情報処理手段27は、図示外の記憶手段に一旦記
憶し、プログラムの処理手順に従って、これらの温度デ
ータを基に、図形、文字等で画面27aに表示する。
【0050】例えば、図6に示すように、冷凍コンテナ
1a、1b、1c、・・・を図示し、この図に、ホール
ド名、冷凍コンテナ名等を表示し、また、冷凍コンテナ
1a、1b、1c、・・・の端子部2aに出力される電
源供給状態、コンプレッサ駆動状態、除霜状態、温度状
態を、各「白」、「緑」、「黄」「赤」の色により、表
示画面271に表示させて、該冷凍コンテナ1a、1
b、1c、・・・の表示を行い、また、画面上に、「F
0全体」、「F1デッキ」、「F2ホールド」、「F3
デッキ」、「F4ホールド」のように、デッキ、ホール
ド毎のデッキ・ホールド選択ボタン272を表示させ、
そのデッキ・ホールドに配置された冷凍コンテナ1a、
1b、1c、・・・の電源供給状態、コンプレッサ駆動
状態、除霜状態、温度状態を、前記色分けにより表示す
る、あるいは、異常が発生した場合には、アラームが鳴
るように、所定の設定を行う等の指示選択ボタン273
を表示させ、ブザーストップ、ランプストップ、ブザー
テスト、ランプテスト等を行わせてもよい。
【0051】また、これらの温度データ・状態信号を一
定時間毎に記憶し、時系列による冷凍コンテナ1a、1
b、1c、・・・の各状態、あるいは、状態の変化を折
れ線グラフ等で表示し、各冷凍コンテナの状態の推移を
も表示できるようにしてもよい。
【0052】なお、上記実施例では、第1の集配信手段
を伝導線で接続し、一端をターミネイト処理により閉塞
して接続したが、この一端を第2の集配信手段に接続し
て、これらの第1の集配信手段とループ状に接続しても
よい。このような接続にした場合、ループ上で、何れか
一箇所が断線した場合にも、この断線を無視して通信を
行うことができ、システムの安全性という点で利点があ
る。なお、上記実施例では、端子部から送信される温度
データを、電圧値として送信したが、電流値により送信
してもよいものである。
【0053】なお、本第1の実施例では、第1の集配信
手段にホロニックハブTM−8TEX(株式会社壬生電
機製作所製)、第2の集配信手段にホロニックハブTM
−8PEX(株式会社壬生電機製作所製)を使用し、ま
た、本第2の実施例では、第1の集配信手段にホロニッ
クハブTM−ADC(株式会社壬生電機製作所製)、第
2の集配信手段にホロニックハブTM−DAC(株式会
社壬生電機製作所製)を用いてデータの入出力、およ
び、送受信を制御したが、これらの入出力・送受信制御
を行う手段は、特に限定されるものではない。さらに、
この入出力・送受信制御を行う手段の通信制御部の仕様
より、伝導線を光ファイバケーブルを用いてもよいもの
である。
【0054】また、上記第3の実施例において、温度の
表示を「適温」「適温以外」とし、この温度状態を情報
処理手段に設けられた記憶手段に記憶させたが、この温
度状態をアナログ値の温度データとして、このデータを
記憶し、情報処理手段の画面に、温度を表示するように
してもよく、また、受信した温度データに変動が生じた
場合のみ記憶、表示するようにしてもよく、その記憶方
法、表示方法は特に限定されるものではない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本願のコンテナ船
の冷凍コンテナ維持状態表示方法によると、各冷凍コン
テナの端子部に電源箱を介して対応した第1の集配信手
段に接続し、この第1の集配信手段と第2の集配信手段
を二芯からなる伝導線のそれぞれに並列に接続して通信
データの送信をおこなうようにしたため、端子部から出
力される電源供給状態、コンプレッサ状態、除霜状態、
温度状態とこれに対応した各表示ランプをそれぞれ独立
して接続する必要がなくなり、積載する冷凍コンテナ数
の増加に比例して電源箱を増設し、これに伴う配線数を
増加させることなく、配線工事が簡略化される。
【0056】また、各第1の集配信手段は、近接する第
1の集配信手段が、順次、接続されているため、伝導線
断線時に、通信データ不送信の第1の集配信手段と、こ
の第1の集配信手段間の伝導線の補修、あるいは、この
部分の伝導線を交換するだけの簡単な工事を行えばよく
なる。さらに、情報処理手段に通信データを集約するこ
とにより、これらの状態信号あるいは、温度データを、
該情報処理手段に用意されたプログラム等により、記憶
手段に記憶させ、図形・文字により所望とする情報をC
RT画面等に表示して、管理の簡易化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンテナ船の冷凍コン
テナ維持状態表示方法を実施する概要を示す概略構成図
である。
【図2】本発明の一実施例に使用する第1の集配信手
段、および、第2の集配信手段の外形を示し、これら第
1の集配信手段と第2の集配信手段が接続された様子を
示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例に使用する第1の集配信手
段、第2の集配信手段に設けられた自局番号、送元番号
を設定する各ディップスイッチを示す説明図である。
【図4】本発明の一実施例における冷凍コンテナ維持状
態表示方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例に係るコンテナ船の冷凍コ
ンテナ維持状態表示方法を実施する概要を示す概略構成
図である。
【図6】本発明の第3実施例に使用する情報処理手段の
画面に表示された冷凍コンテナの表示画面を示す説明図
である。
【図7】 従来の船舶の冷凍コンテナ遠隔表示装置を示す
構成図である。
【図8】 冷凍コンテナに設けられた端子部と、この端子
部に接続される電源箱の接続部分を示す回路構成図であ
る。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各冷凍コンテナは、プラグ付電源ケーブ
    ルとコンテナの稼働状態を出力するモニタソケットを有
    し、コンテナ船の冷凍コンテナ積載位置に前記電源ケー
    ブルとモニタソケットに対応した電源箱を備え、積載し
    た冷凍コンテナの状態を積載位置から離れた位置に配置
    された冷凍コンテナモニタ5で表示させる冷凍コンテナ
    稼働状態表示方法において、 前記各電源箱に接続され、前記電源ケーブルとモニタソ
    ケット(今後端子部と言う)からの信号を受信する複数
    の第1の集配信手段と、 前記冷凍コンテナモニタ近傍に配置され、前記各第1の
    集配信手段に対応した信号を受信する複数の第2の集配
    信手段と、 これらの複数の第1の集配信手段と、複数の第2の集配
    信手段とを少なくとも2芯の線により、並列に接続され
    る伝導線とからなり、 前記第2の集配信手段に接続され、前記冷凍コンテナの
    端子部から出力される各状態に対応して、その状態を表
    示する表示ランプとからなることを特徴とするコンテナ
    船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の第1の集配信手段において
    は、冷凍コンテナに設けられた端子部からの状態信号
    を、電源箱を介して第1の集配信手段に送信し、該第1
    の集配信手段では、この信号に、自局の番号データを付
    加して前記伝導線で送り、前記第1の集配信手段の特定
    の第2の集配信手段では、自局の番号データおよび送元
    の番号データを照合し、それが照合されたとき、前記状
    態信号を取り込み、この取り込まれた状態信号により、
    前記表示ランプを表示させることを特徴とする請求項1
    記載のコンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の第1の集配信手段において
    は、前記冷凍コンテナの端子部からの温度データを、ア
    ナログ値で受信し、前記温度データをデジタル通信デー
    タに変換した後、前記伝導線により、対応する前記第2
    の集配信手段に送り、前記第2の集配信手段では、受信
    された前記通信データをアナログの温度データに変換
    し、前記冷凍コンテナに対応する温度計に温度を表示さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載のコンテ
    ナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の複数の第2の集配信手段は、
    情報処理手段の拡張スロットに挿入される第2の集配信
    手段であり、該情報処理手段に予め記憶されたプログラ
    ムにより、冷凍コンテナの状態信号を記憶し、さらに、
    これらの記憶に基づいて、所定の解析を行い、その解析
    結果を、前記情報処理手段の表示画面に図形または文字
    で表示させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のコンテナ船の冷凍コンテナ稼働状態表示方法。
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