JPH1086775A - エアバッグの製造方法 - Google Patents
エアバッグの製造方法Info
- Publication number
- JPH1086775A JPH1086775A JP9238244A JP23824497A JPH1086775A JP H1086775 A JPH1086775 A JP H1086775A JP 9238244 A JP9238244 A JP 9238244A JP 23824497 A JP23824497 A JP 23824497A JP H1086775 A JPH1086775 A JP H1086775A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- film
- air bag
- elastomer
- blow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗員の保護性能に優れるエアバッグを、簡単
かつ容易に、しかも低コストで製造する。 【解決手段】 破断時の伸びが 100％以上である膜状袋
体よりなるエアバッグを製造するに当り、熱可塑性もし
くは熱硬化性エラストマーをブロー成形して所定形状の
膜状袋体とする。
かつ容易に、しかも低コストで製造する。 【解決手段】 破断時の伸びが 100％以上である膜状袋
体よりなるエアバッグを製造するに当り、熱可塑性もし
くは熱硬化性エラストマーをブロー成形して所定形状の
膜状袋体とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗員の保護性能
に優れ、しかも低コストで提供される、高い伸長性を有
するエアバッグの製造方法に関するものである。
に優れ、しかも低コストで提供される、高い伸長性を有
するエアバッグの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】各種交通機関、特に自動車の衝突時の安
全保護装置として、エアバッグシステムが提案され、既
に実用化されるに至っている。現在、一般的に使用され
ているエアバッグの構成材料としては、高強力ナイロン
繊維(840デニール) の織物に、クロロプレン等のゴムを
コーティングしたいわゆるゴム引布がある。
全保護装置として、エアバッグシステムが提案され、既
に実用化されるに至っている。現在、一般的に使用され
ているエアバッグの構成材料としては、高強力ナイロン
繊維(840デニール) の織物に、クロロプレン等のゴムを
コーティングしたいわゆるゴム引布がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ゴム引布を用いてエアバッグを製造する場合には、円形
に裁断した上布と下布を縫製し、更にエアバッグを最適
形状に展開させるためのストラップ等を縫合、取り付け
し、かつ、エアバッグの展開時に発生したガスが縫合部
から漏れるのを防ぐ目的の下に、縫合部にゴムコーティ
ングを施すこととしており、これがため、エアバッグの
製造工程が複雑になって、製造コストが嵩むという欠点
があった。
ゴム引布を用いてエアバッグを製造する場合には、円形
に裁断した上布と下布を縫製し、更にエアバッグを最適
形状に展開させるためのストラップ等を縫合、取り付け
し、かつ、エアバッグの展開時に発生したガスが縫合部
から漏れるのを防ぐ目的の下に、縫合部にゴムコーティ
ングを施すこととしており、これがため、エアバッグの
製造工程が複雑になって、製造コストが嵩むという欠点
があった。
【０００４】しかも、エアバッグの構成基材がナイロン
などの織物であるため、伸縮性がなく、展開時のエアバ
ッグ内圧を一定に保つことが困難であるという不具合が
あった。即ち、エアバッグの展開時にその内圧が次第に
増加することから、展開時のエアバッグに乗員が当接す
ると、エアバッグ内圧がより一層上昇して反力が大きく
なって、乗員の顔を傷付けるおそれもあった。これがた
め、従来は、事故発生時のこのようなトラブルを防止す
るために、車両の衝突時の乗員保護のタイミングを厳密
に設計して点火時間を設定時間内に入れたり、インフレ
ーターの最大内圧到達時間を設定時間内に入れたりする
ことが必須となって、エアバッグ設計の自由度が殆どな
かった。
などの織物であるため、伸縮性がなく、展開時のエアバ
ッグ内圧を一定に保つことが困難であるという不具合が
あった。即ち、エアバッグの展開時にその内圧が次第に
増加することから、展開時のエアバッグに乗員が当接す
ると、エアバッグ内圧がより一層上昇して反力が大きく
なって、乗員の顔を傷付けるおそれもあった。これがた
め、従来は、事故発生時のこのようなトラブルを防止す
るために、車両の衝突時の乗員保護のタイミングを厳密
に設計して点火時間を設定時間内に入れたり、インフレ
ーターの最大内圧到達時間を設定時間内に入れたりする
ことが必須となって、エアバッグ設計の自由度が殆どな
かった。
【０００５】この発明は、従来技術の有するこのような
問題点を解決するものであり、とくには、乗員の当接時
におけるエアバッグ内圧の増加を有効に防止すること
で、乗員の保護性能を高め、また、エアバッグそれ自体
の設計の自由度を大きく高めることができるエアバッグ
を、それの製造工程の簡素化によって低コストで製造可
能ならしめたエアバッグの製造方法を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決するものであり、とくには、乗員の当接時
におけるエアバッグ内圧の増加を有効に防止すること
で、乗員の保護性能を高め、また、エアバッグそれ自体
の設計の自由度を大きく高めることができるエアバッグ
を、それの製造工程の簡素化によって低コストで製造可
能ならしめたエアバッグの製造方法を提供することを目
的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のエアバッグの
製造方法は、破断時の伸びが 100％以上である膜状袋体
からなるエアバッグを製造するに当り、熱可塑性もしく
は熱硬化性エラストマーをブロー成形して、所要形状の
膜状袋体を構成するものである。
製造方法は、破断時の伸びが 100％以上である膜状袋体
からなるエアバッグを製造するに当り、熱可塑性もしく
は熱硬化性エラストマーをブロー成形して、所要形状の
膜状袋体を構成するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。ここにおけるエアバッグは、破断時の伸びが 1
00％以上の膜状袋体により構成したものでありる。すな
わち、その膜状袋体、より直接的には、膜状材料それ自
体の破断時伸びが 100％未満であると、乗員の当接時に
おけるエアバッグ内圧の増加を効果的に緩和することが
できず、エアバッグに、十分な乗員保護性能を発揮させ
ることができない。ここで、エアバッグの構成材料であ
る、破断時の伸びが 100％以上の材料としては、例え
ば、エラストマー、即ち、熱可塑性ラストマー又は熱硬
化性エラストマーが挙げられる。
明する。ここにおけるエアバッグは、破断時の伸びが 1
00％以上の膜状袋体により構成したものでありる。すな
わち、その膜状袋体、より直接的には、膜状材料それ自
体の破断時伸びが 100％未満であると、乗員の当接時に
おけるエアバッグ内圧の増加を効果的に緩和することが
できず、エアバッグに、十分な乗員保護性能を発揮させ
ることができない。ここで、エアバッグの構成材料であ
る、破断時の伸びが 100％以上の材料としては、例え
ば、エラストマー、即ち、熱可塑性ラストマー又は熱硬
化性エラストマーが挙げられる。
【０００８】このようなエラストマーを用いてエアバッ
グを製造する方法としては、従来法のように縫製等の工
程を経ず、シームレスの膜状袋体を１ステージで成形す
るブロー成形法を用いることが好ましい。このブロー成
形法では、少なくとも一種類の熱可塑性エラストマー又
は熱硬化性エラストマーをブロー成形によって厚さが10
〜 700μm 、好ましくは 100〜 500μm の所要のエアバ
ッグ形状を有する膜状袋体に形成する。この場合、複数
の熱可塑性エラストマー又は熱硬化性エラストマーを用
いて多層化することも可能であり、これにより、膜状袋
体、ひいては、エアバッグの内側と外側との特性、特に
耐熱性を変えることができる。なおここで、最小シート
厚みを10μm とするのは、それ未満では、十分な強度を
確保することが難しく、一方、最大厚みを 700μm とす
るのは、それを越えると、とくに収納時における、エア
バッグの占有体積が大きくなりすぎることによる。
グを製造する方法としては、従来法のように縫製等の工
程を経ず、シームレスの膜状袋体を１ステージで成形す
るブロー成形法を用いることが好ましい。このブロー成
形法では、少なくとも一種類の熱可塑性エラストマー又
は熱硬化性エラストマーをブロー成形によって厚さが10
〜 700μm 、好ましくは 100〜 500μm の所要のエアバ
ッグ形状を有する膜状袋体に形成する。この場合、複数
の熱可塑性エラストマー又は熱硬化性エラストマーを用
いて多層化することも可能であり、これにより、膜状袋
体、ひいては、エアバッグの内側と外側との特性、特に
耐熱性を変えることができる。なおここで、最小シート
厚みを10μm とするのは、それ未満では、十分な強度を
確保することが難しく、一方、最大厚みを 700μm とす
るのは、それを越えると、とくに収納時における、エア
バッグの占有体積が大きくなりすぎることによる。
【０００９】以上、縫製等の工程を不要ならしめて、製
造工程を簡素化したアエバッグのブロー成形法について
述べたが、製造されたエアバッグを、エアバッグシステ
ムが作動した際の、エアバッグ展開時の膨張方向を規制
し、また、最適なエアバッグ形状を保持するための形状
保持体を有するものとすることもできる。これがために
は、エアバッグ内部の、インフレーター挿入孔の周辺部
と、乗員当接部中央の内面とを、それらのそれぞれに融
着、加硫又は接着によって接合した複数本の吊り紐によ
って相互連結する方法、エアバッグの一部にリブ等を融
着、加硫又は接着或いはインジェクションによる一体成
形によって取り付ける方法、さらに、熱可塑性エラスト
マーを使用する場合、電子線等によりエアバッグの任意
の部分を架橋し、他の部分に比べて弾性率を高くして伸
びを小さくする方法等を採用することができる。ここで
使用される吊り紐やリブは、バッグに融着、加硫又は接
着可能なものであれば良く、特に限定はされないが、エ
ラストマーのシート又はそれの織物補強シートが好適で
ある。
造工程を簡素化したアエバッグのブロー成形法について
述べたが、製造されたエアバッグを、エアバッグシステ
ムが作動した際の、エアバッグ展開時の膨張方向を規制
し、また、最適なエアバッグ形状を保持するための形状
保持体を有するものとすることもできる。これがために
は、エアバッグ内部の、インフレーター挿入孔の周辺部
と、乗員当接部中央の内面とを、それらのそれぞれに融
着、加硫又は接着によって接合した複数本の吊り紐によ
って相互連結する方法、エアバッグの一部にリブ等を融
着、加硫又は接着或いはインジェクションによる一体成
形によって取り付ける方法、さらに、熱可塑性エラスト
マーを使用する場合、電子線等によりエアバッグの任意
の部分を架橋し、他の部分に比べて弾性率を高くして伸
びを小さくする方法等を採用することができる。ここで
使用される吊り紐やリブは、バッグに融着、加硫又は接
着可能なものであれば良く、特に限定はされないが、エ
ラストマーのシート又はそれの織物補強シートが好適で
ある。
【００１０】なお、上述したところにおいて、熱可塑性
エラストマーとしては、特に制限はなく、ウレタン系エ
ラストマー、スチレン系エラストマー、オレフィン系エ
ラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラス
トマー等を用いることができるが、これらのうち、強
度、伸び等の機械的物性、耐熱性等の点からはウレタン
系エラストマーが好ましい。
エラストマーとしては、特に制限はなく、ウレタン系エ
ラストマー、スチレン系エラストマー、オレフィン系エ
ラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラス
トマー等を用いることができるが、これらのうち、強
度、伸び等の機械的物性、耐熱性等の点からはウレタン
系エラストマーが好ましい。
【００１１】また、熱硬化性エラストマーとしては、特
に制限はなく、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブ
チルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルフォ
ン化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリン
ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を
用いることができる。
に制限はなく、天然ゴム、ブタジエンゴム、スチレン−
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブ
チルゴム、エチレン−プロピレンゴム、クロロスルフォ
ン化ポリエチレン、アクリルゴム、エピクロルヒドリン
ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を
用いることができる。
【００１２】この発明の方法によって製造したエアバッ
グは、破断時の伸びが 100％以上の良好な弾性を有する
材料で構成されるため、エアバッグの展開時にそれに乗
員の顔等が当った場合には、エアバッグは、比較的大き
く伸長し、これによってエアバッグ内圧の増加が有効に
緩和されるので、乗員を傷付けることがない。
グは、破断時の伸びが 100％以上の良好な弾性を有する
材料で構成されるため、エアバッグの展開時にそれに乗
員の顔等が当った場合には、エアバッグは、比較的大き
く伸長し、これによってエアバッグ内圧の増加が有効に
緩和されるので、乗員を傷付けることがない。
【００１３】すなわち、従来のエアバッグの構成材料は
弾性に乏しいため、エアバッグ展開後、乗員の当接時に
内圧が急激に増加するが、ここにおけるエアバッグは、
その構成材料、ひいては、エアバッグそれ自体が十分な
弾性を有しているため、そのエアバッグの伸長変形下に
て、内圧の変化が比較的ゆっくりと起こる。これがた
め、例えば運転席の場合、乗員の体型及び、車両の衝突
時における乗員と、エアバッグモジュールが装着されて
いるステアリングとの間の距離の大小に拘らず、エアバ
ッグ内圧の緩かな変化に基づいて、乗員拘束時間が大幅
に延長されるので、乗員を最適条件にて保護することが
でき、しかも、エアバッグへの乗員の正確な当接タイミ
ング等を考慮することが不要となって、エアバッグの、
点火時間の厳密性、インフレーター選定の厳密性等を緩
和できるので、設計の自由度を大きく高めることができ
る。
弾性に乏しいため、エアバッグ展開後、乗員の当接時に
内圧が急激に増加するが、ここにおけるエアバッグは、
その構成材料、ひいては、エアバッグそれ自体が十分な
弾性を有しているため、そのエアバッグの伸長変形下に
て、内圧の変化が比較的ゆっくりと起こる。これがた
め、例えば運転席の場合、乗員の体型及び、車両の衝突
時における乗員と、エアバッグモジュールが装着されて
いるステアリングとの間の距離の大小に拘らず、エアバ
ッグ内圧の緩かな変化に基づいて、乗員拘束時間が大幅
に延長されるので、乗員を最適条件にて保護することが
でき、しかも、エアバッグへの乗員の正確な当接タイミ
ング等を考慮することが不要となって、エアバッグの、
点火時間の厳密性、インフレーター選定の厳密性等を緩
和できるので、設計の自由度を大きく高めることができ
る。
【００１４】また、このエアバッグは、従来のエアバッ
グより軽量とすることができるとともに、モジュール内
への収納性を高めて、省スペース化を実現することがで
きる。その上、作動時の展開性も良好である。
グより軽量とすることができるとともに、モジュール内
への収納性を高めて、省スペース化を実現することがで
きる。その上、作動時の展開性も良好である。
【００１５】そしてさらに、この発明の方法では、エア
バッグを、１ステージでのブロー成形によって容易に製
造することができ、エアバッグから縫合部および接合部
をなくすことによってそれらに要する作業工数を全く不
要ならしめることに加え、ゴム等による、縫合部の目止
め処理を不要とし、さらには、接合不良に起因する、エ
アバッグ内圧の不測の洩出のおそれを十分に除去するこ
とができるので、製造工程の簡素化、生産効率の向上、
製造コストの低減を図ってなお、すぐれた品質のエアバ
ッグをもたらすことができる。
バッグを、１ステージでのブロー成形によって容易に製
造することができ、エアバッグから縫合部および接合部
をなくすことによってそれらに要する作業工数を全く不
要ならしめることに加え、ゴム等による、縫合部の目止
め処理を不要とし、さらには、接合不良に起因する、エ
アバッグ内圧の不測の洩出のおそれを十分に除去するこ
とができるので、製造工程の簡素化、生産効率の向上、
製造コストの低減を図ってなお、すぐれた品質のエアバ
ッグをもたらすことができる。
【００１６】また、このブロー成形では、三次元形状を
有するエアバッグをシームレスに製造できることから、
従来の助手席用エアバッグのような梨型形状のエアバッ
グの生産効率をより一層高めることができ、さらには、
エアバッグの所要部分の肉厚を適宜に増減させること
で、エアバッグの膨張方向、膨張形状等を特定すること
もできて、展開形状等の設計の自由度をもまた一層高め
ることができる。
有するエアバッグをシームレスに製造できることから、
従来の助手席用エアバッグのような梨型形状のエアバッ
グの生産効率をより一層高めることができ、さらには、
エアバッグの所要部分の肉厚を適宜に増減させること
で、エアバッグの膨張方向、膨張形状等を特定すること
もできて、展開形状等の設計の自由度をもまた一層高め
ることができる。
【００１７】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げてこの発明を
より具体的に説明する。 実施例１ 熱可塑性ポリウレタンエラストマー（エーテル系、ＪＩ
Ｓ Ａ硬度85度、破断時伸び 500％）をブロー成形によ
り厚さ 300μm の袋状エアバッグに成形した。このエア
バッグの重量は270gであった。
より具体的に説明する。 実施例１ 熱可塑性ポリウレタンエラストマー（エーテル系、ＪＩ
Ｓ Ａ硬度85度、破断時伸び 500％）をブロー成形によ
り厚さ 300μm の袋状エアバッグに成形した。このエア
バッグの重量は270gであった。
【００１８】比較例１ ナイロン66の平織り織布(840デニール) にクロロブレン
ゴムをコーティングし、エアバッグ形状に縫製した。こ
のエアバッグの重量は380gであった。
ゴムをコーティングし、エアバッグ形状に縫製した。こ
のエアバッグの重量は380gであった。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述した通り、この発明によれば、
乗員の保護性能、展開性、収納性が良好で、設計の自由
度の大きい軽量のエアバッグを、簡単かつ容易に、しか
も、低コストにて製造することができる。
乗員の保護性能、展開性、収納性が良好で、設計の自由
度の大きい軽量のエアバッグを、簡単かつ容易に、しか
も、低コストにて製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ２９Ｌ 31:30 (72)発明者 深堀 美英 東京都八王子市散田町２−９−７ (72)発明者 野田 明志 神奈川県大和市上和田2412−１−13−203
Claims (1)
- 【請求項１】 破断時の伸びが 100％以上である膜状袋
体よりなるエアバッグを製造するに当り、 熱可塑性もしくは熱硬化性エラストマーをブロー成形し
て膜状袋体を構成することを特徴とするエアバッグの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9238244A JPH1086775A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | エアバッグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9238244A JPH1086775A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | エアバッグの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2241437A Division JP2951381B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | エアバッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086775A true JPH1086775A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17027298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9238244A Pending JPH1086775A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | エアバッグの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1086775A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011073473A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | 樹脂エアバッグ |
| JP2011093512A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-05-12 | Toyoda Gosei Co Ltd | 樹脂エアバッグ |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP9238244A patent/JPH1086775A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011073473A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Toyoda Gosei Co Ltd | 樹脂エアバッグ |
| JP2011093512A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-05-12 | Toyoda Gosei Co Ltd | 樹脂エアバッグ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990727 |