JPH1086743A - 自動車用ヘッドランプ取付構造 - Google Patents

自動車用ヘッドランプ取付構造

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Publication number
JPH1086743A
JPH1086743A JP24211296A JP24211296A JPH1086743A JP H1086743 A JPH1086743 A JP H1086743A JP 24211296 A JP24211296 A JP 24211296A JP 24211296 A JP24211296 A JP 24211296A JP H1086743 A JPH1086743 A JP H1086743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headlamp
cowl
mounting structure
window glass
cowl top
Prior art date
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Pending
Application number
JP24211296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Hasui
和彦 蓮井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Publication of JPH1086743A publication Critical patent/JPH1086743A/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にバルブ交換を容易化すると共に設計自由
度を有効に拡大する自動車用ヘッドランプの取付構造を
提供する。 【解決手段】 フード11とフロントウィンドウガラス
10の下端部との間の室内側にヘッドランプ14を配置
し、ヘッドランプレンズ19がフロントウィンドウガラ
ス10と面一化して配置される。リム部19aを有する
ヘッドランプレンズ19をフロントウィンドウガラス1
0の下端部適所にて面一化させて配置し、リム部19a
を介してフロントウィンドウガラス10の室内側にカウ
ルトップパネル21,22を接合し、カウルトップパネ
ル21,22によってヘッドランプハウジング15が支
持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車等の車両、
例えばワンボックスワゴン車等におけるヘッドランプ取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種の車両におけるカウルま
わりの要部構成を示している。図3において、1はフロ
ントウィンドウガラス、2はダッシュボード、3はフロ
ントウィンドウガラス1とフロントフード4の間に配置
されたカウルルーバであり、フロントウィンドウガラス
1の下端部に沿って車幅方向に延設されている。また、
カウルルーバ3の幅方向に適度の間隔をあけて左右1対
のワイパ5が配置されている。なお、図3において矢印
Fは前方を示し、矢印Rは後方を示している。
【0003】フロントフード4は、図3においてその一
部(上端部)が図示されているが、図示の上端部から斜
め下方に滑らかに延びる曲線を描くように延設されてい
る。また、フロントフード4の下端部付近にヘッドラン
プ6が設定される。このヘッドランプ6は車両前端部
(エンジン前部)に組み込まれ、従って図示のようにフ
ロントウィンドウガラス1或いはカウルルーバ3からか
なり離れた位置に配置されたものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにヘッドラ
ンプ6が車両前端部に取り付けられる従来構造において
は、エンジンやラジエータサポート等の他部品との配置
関係を考慮しながら、ヘッドランプ6のバルブを交換す
るためのスペースを確保するようにしている。このよう
に車両前端部に多数の部品が集中配置されていることか
ら、特にフロントまわりの意匠的自由度が制約されざる
を得なかった。また、この例のように車両前端部に部品
が集中配置される場合、部品の交換が必要になったとき
にはその交換が大掛かりになってしまう。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、特にバルブ交
換を容易化すると共に設計自由度を有効に拡大する自動
車用ヘッドランプ取付構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自動車
用ヘッドランプの取付構造は、フードとフロントウィン
ドウガラスの下端部との間の室内側にヘッドランプを配
置し、ヘッドランプレンズが前記フロントウィンドウガ
ラスと面一化して配置されるものである。
【0007】請求項2に記載の自動車用ヘッドランプ取
付構造は、リム部を有するヘッドランプレンズをフロン
トウィンドウガラスの下端部適所にて面一化させて配置
し、前記リム部を介して前記フロントウィンドウガラス
の室内側にカウルトップパネルを接合し、このカウルト
ップパネルによってヘッドランプハウジングを支持する
ようにしたものである。
【0008】請求項3に記載の自動車用ヘッドランプ取
付構造では、請求項2に記載のヘッドランプレンズのリ
ム部の一部によりカウルルーバが形成されることを特徴
とする。また、請求項4に記載の自動車用ヘッドランプ
取付構造では、請求項2に記載のカウルトップパネルの
一部にヘッドランプバルブ交換用の開口を設けたことを
特徴とする。
【0009】本発明によれば、フロントウィンドウガラ
スの下端部の室内側にヘッドランプを配置することで、
車両前端部に部品が集中するのを避けることができる。
これによりフロントまわりの設計の自由度を増すと共
に、部品の交換が生じたときの交換部品数を極力少なく
することができる。また、カウルトップパネルに設けた
ヘッドランプバルブ交換用の開口を介して、車室内側か
らヘッドランプバルブを容易に交換することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2に基づき、本
発明による自動車用ヘッドランプ取付構造の好適な実施
の形態を説明する。図1は、この実施形態における車両
(ワンボックスワゴン車)の前方斜視図である。図1に
おいて、フロントウィンドウガラス10はカウル部まで
延長され、更にフロントウィンドウガラス10から斜め
下方に滑らかに延びる曲線を描くようにフロントフード
11が延設されている。フロントウィンドウガラス10
とフロントフード11の間には、該フロントウィンドウ
ガラス10の下端部に沿ってカウルルーバ12が配置さ
れている。また、この例ではカウルルーバ12の中央部
にワイパ13が配置される。
【0011】フロントウィンドウガラス10の下端部と
フロントフード11との間の室内側には、左右一対のヘ
ッドランプ14が配置される。この実施形態では左右の
ヘッドランプ14に対応して左右の端部カウルルーバ1
2a,12bが形成され、またこれらの間に中央部カウ
ルルーバ12cが形成される。つまりこの例では、後述
するように3分割構成のカウルルーバ12となってい
る。
【0012】図2は、この実施形態におけるカウルまわ
りの要部構成を示している。図2において、15はヘッ
ドランプ14のハウジング、16はハウジング15内に
配置されたリフレクタ、17はリフレクタ16の奥所に
設定されるようにハウジング15に着脱可能に取り付け
られたバルブ、18はエクステンションである。リフレ
クタ16の内面は多重放物面として形成されており、バ
ルブ17の発光を効率良く照射することができるように
なっている。
【0013】ここで、ハウジング15の開口部15aに
は、図示のようにレンズ19が被着するように結合して
いる。このレンズ19は外側へ延出するリム部19aを
有している。そして、このリム部19aを介して、フロ
ントウィンドウガラス10の下端部適所にて面一化して
配置されるようにフロントウィンドウガラス10或いは
フロントフード11と結合する。また、この実施形態で
はレンズ19のリム部19aにより端部カウルルーバ1
2a(又は12b)が形成される。
【0014】また後述のように、このリム部19aを介
してフロントウィンドウガラス10の室内側にカウルト
ップパネルを接合し、このカウルトップパネルによって
ヘッドランプ14のハウジング15が支持されるように
なっている。
【0015】即ち図2において、20はダッシュボー
ド、21は端部カウルルーバ12aを形成するリム部1
9aに接合されたカウルトップアウタパネル、22はカ
ウルトップアウタパネル21と接合するカウルトップイ
ンナパネルである。ハウジング15は、カウルトップイ
ンナパネル22及びカウルトップアウタパネル21等に
よりフロントウィンドウガラス10と結合するレンズ1
9の内側に支持される。また、カウルトップインナパネ
ル22及びインシュレータ構造体23には、図示のよう
にバルブ17を挿脱するための開口24が開設されてい
る。
【0016】上記の場合、カウルトップインナパネル2
2或いはカウルトップアウタパネル21は、ハウジング
15との干渉を避けるように図示のように屈曲もしくは
折曲されている。カウルトップインナパネル22及びイ
ンシュレータ構造体23は、スポット溶接25等によっ
て接合される。また、フロントウィンドウガラス10に
レンズ19を密着させて取り付ける場合、この取付部分
のフロントウィンドウガラス10の表面にセラミック塗
装26が施される。
【0017】上述のようにレンズ19のリム部19aに
より形成される左右の端部カウルルーバ12a(又は1
2b)はまた、中央部カウルルーバ12cとの合わせに
より表面27,27′或いは裏面28,28′に塗装が
施される。また、ワイパ13(図1)の装着方法等につ
いては、フロントウィンドウガラス10の所定部位に取
付用穴(図示せず)を開設して、組み込むことができ
る。
【0018】本発明の自動車用ヘッドランプ取付構造は
上記のように構成されており、次にその作用を説明す
る。上述のようにフロントフード11とフロントウィン
ドウガラス10の下端部との間の室内側にヘッドランプ
14を配置することで、図1に示されるようにカウルま
わりの斬新な意匠を実現することができる。このような
ヘッドランプ14の配置構成によれば、車両前端部に部
品が集中するのを避けることができる。これにより車両
フロントまわりの設計の自由度を増すことができ、優れ
た意匠を実現することで商品性を高めることができる。
また、車両前端部に部品が集中しないようにしたこと
で、部品の交換が生じたときの交換部品数を極力少なく
することができる。
【0019】この場合、ヘッドランプ14は、カウルト
ップインナパネル22及びカウルトップアウタパネル2
1等によってフロントウィンドウガラス10の内側に確
実に支持される(図2)。また、図2のようにカウルト
ップパネルに設けたヘッドランプバルブ交換用の開口2
4を介して、車室内側(ダッシュボード20)からヘッ
ドランプ14のバルブ17を容易に交換することができ
る。なお、カウルトップインナパネル22に図2のよう
な開口24を設けることより、該カウルトップインナパ
ネル22を立体構造とすることでその強度を高めること
ができる。
【0020】更にレンズ19がリム部19aを介して、
フロントウィンドウガラス10の下端部適所にて面一化
して配置されるように構成したことにより、ワイパ13
によってフロントウィンドウガラス10のみならず、同
時にヘッドランプ14のレンズ19の表面を払拭して清
掃することがきる。これにより常に、ヘッドランプ14
本来の適正なライト照射を可能にし、走行安全性等に寄
与することができる。また特に、寒冷地等においてヘッ
ドランプ14の発熱によってカウル部を適度に加熱し、
これによりカウル部における雪溜まり等をなくすること
もできる。
【0021】なお、上記実施形態において、ハウジング
15及びリフレクタ16等で成るヘッドランプ14の例
を説明したが、所謂プロジェクタランプをフロントウィ
ンドウガラス10の下端部の室内側に組み込むことで、
ヘッドランプを配置構成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の車両においてフロントウィンドウガラスの下端部
の室内側にヘッドランプを配置し、フロントウィンドウ
ガラス自体にレンズ機能を持たせることにより、ヘッド
ランプのバルブ交換を容易化することで使い勝手或いは
取扱性を向上させることができる。また、車両前端部に
部品が集中するのを避けることにより、設計自由度を有
効に拡大して商品性を高めることができる等の利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ヘッドランプ取付構造の実施
形態に係る車両の前方斜視図である。
【図2】本発明の自動車用ヘッドランプ取付構造の実施
形態におけるカウルまわりの要部構成を示す図1のA−
A線に沿う断面図である。
【図3】従来のヘッドランプ取付構造に係るカウルまわ
りの要部構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 フロントウィンドウガラス 11 フロントフード 12 カウルルーバ 13 ワイパ 14 ヘッドランプ 15 ハウジング 15a 開口部 16 リフレクタ 17 バルブ 18 エクステンション 19 レンズ 19a リム部 20 ダッシュボード 21 カウルトップアウタパネル 22 カウルトップインナパネル 23 インシュレータ構造体 24 開口 25 スポット溶接 26 セラミック塗装

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フードとフロントウィンドウガラスの下
    端部との間の室内側にヘッドランプを配置し、ヘッドラ
    ンプレンズが前記フロントウィンドウガラスと面一化し
    て配置されることを特徴とする自動車用ヘッドランプ取
    付構造。
  2. 【請求項2】 リム部を有するヘッドランプレンズをフ
    ロントウィンドウガラスの下端部適所にて面一化させて
    配置し、前記リム部を介して前記フロントウィンドウガ
    ラスの室内側にカウルトップパネルを接合し、このカウ
    ルトップパネルによってヘッドランプハウジングが支持
    されるようにしたことを特徴とする自動車用ヘッドラン
    プ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドランプレンズの前記リム部の
    一部によりカウルルーバが形成されることを特徴とする
    請求項2に記載の自動車用ヘッドランプ取付構造。
  4. 【請求項4】 前記カウルトップパネルの一部にヘッド
    ランプバルブ交換用の開口を設けたことを特徴とする請
    求項2に記載の自動車用ヘッドランプ取付構造。
JP24211296A 1996-09-12 1996-09-12 自動車用ヘッドランプ取付構造 Pending JPH1086743A (ja)

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