JPH108661A - 軒樋保護カバーと軒樋 - Google Patents

軒樋保護カバーと軒樋

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Publication number
JPH108661A
JPH108661A JP18127596A JP18127596A JPH108661A JP H108661 A JPH108661 A JP H108661A JP 18127596 A JP18127596 A JP 18127596A JP 18127596 A JP18127596 A JP 18127596A JP H108661 A JPH108661 A JP H108661A
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JP
Japan
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eaves gutter
cover body
gutter
eaves
mat
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Application number
JP18127596A
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English (en)
Inventor
Koki Sato
弘毅 佐藤
Katsuko Satou
克子 佐藤
Masayuki Sato
正之 佐藤
Yasuko Sakurayama
康子 桜山
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HIROKI KK
Original Assignee
HIROKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根表面から滑落する雪塊や、落葉、砂、泥
等の塵埃が、軒樋内側に侵入するのを防ぐことができる
軒樋保護カバーを得る。 【解決手段】 その外側表面が左右方向に円弧状に下方
に湾曲し、その外側表面の中央が上方に隆起したカバー
本体10を設ける。カバー本体10の左右の側縁には、
起立縁14を起立させて設ける。カバー本体10表面に
は、多数の第1水抜穴12を並べて開設する。そして、
カバー本体10を軒樋の上端開口部22に被せて、カバ
ー本体10を、第1固定手段60を用いて、軒樋20に
固定できるようにする。そして、軒樋の上端開口部22
をカバー本体10で覆って、軒樋20内側に雪塊や塵埃
が侵入するのを防ぐことができるようにする。それと共
に、屋根の軒先から落下する雨水を、カバー本体10の
外側表面で受け止めて、第1水抜穴12を通して、軒樋
20内側に流入させることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根の軒先から落
下する雨水を受ける軒樋を保護するための軒樋保護カバ
ーと、屋根の軒先から落下する雨水を受ける軒樋とに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の軒樋は、一般に、その断面が円弧
状をしていて、その上端が広く開口している。この軒樋
は、その上端開口部を上方に向けて、屋根の軒先に沿っ
て設置することにより、屋根の軒先から落下する雨水
を、その上端開口部を通して、軒樋内側に受けることが
できる。そして、その軒樋内側に受けた雨水を、軒樋内
側を雨水の排水箇所に当たる建物の側部等に流し伝える
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、豪雪地
等においては、屋根表面を滑落する雪塊が、屋根の軒先
に設置された軒樋を乗り越えられずに、軒樋の上端開口
部から、軒樋内側に侵入して、軒樋内側に引っ掛かって
しまった。そして、その雪塊で、金属板等で形成された
軒樋が変形したり、軒樋がそれを支持した支持杆から外
れて軒先から脱落したりしてしまった。そして、屋根の
軒先から落下する雨水を軒樋内側に洩らさずに的確に受
け止めることができなくなってしまった。
【0004】また、軒樋内側には、雨水に加えて、落
葉、砂、泥等の塵埃が侵入してしまった。そして、それ
らの塵埃が、軒樋内側を塞いでしまった。そして、雨水
を軒樋内側を円滑に雨水の排出箇所へと流出させること
が不可能となってしまった。そのため、従来は、軒樋内
側に溜まった塵埃を、定期的に取り除く必要があった。
【0005】なお、これらの課題を解消するものとし
て、実開平7−1133号公報、実案登録第30192
69号公報に記載されたような軒樋保護カバー、樋用雪
避け部材が提案されている。
【0006】そのうち、実開平7−1133号公報記載
の保護カバーは、軒樋内側に落葉が侵入するのを、軒樋
の上端開口部を覆う網で防ぐことができる。しかしなが
ら、該保護カバーは、その網目を通して、砂、泥等の塵
埃が軒樋内側に侵入してしまった。また、該保護カバー
は、屋根の軒先から滑落する雪塊が、軒樋表面を覆う平
面状をした網表面に引っ掛かってしまった。そして、そ
の雪塊の重力で軒樋が変形等してしまった。
【0007】また、実案登録第3019269号公報記
載の樋用雪避け部材は、軒先から落下する雪塊を、軒樋
を乗り越えさせて、軒下へと落下させることができる。
しかしながら、該樋用雪避け部材は、その構造が複雑で
あって、その製造に多大な手数を要し、高価なものであ
るため、一般に汎用されるに至っていない。また、該樋
用雪避け部材では、軒樋内側に落葉、砂、泥等の塵埃が
侵入するのを確実に防ぐことができなかった。
【0008】また、従来の軒樋においては、その軒樋内
側に侵入した落葉、砂、泥等の塵埃が、軒樋内側に侵入
した雨水と共に、軒樋内側を流れずに、軒樋内側に堆積
して、軒樋内側を塞いでしまった。そして、雨水を軒樋
内側を円滑に雨水の排出箇所へと流出させることが不可
能となってしまった。そのため、従来は、前述のよう
に、軒樋内側に溜まった塵埃を、定期的に取り除く必要
があった。
【0009】本発明は、このような課題を解消可能な、
屋根表面から軒下に滑落する雪塊を、屋根の軒先に設置
された軒樋内側に引っ掛からせずに、軒樋を確実かつ円
滑に乗り越えさせて、軒下に円滑に落下させることがで
き、かつ、落葉、砂、泥等の塵埃が軒樋内側に侵入する
のを防ぐことができる、簡便で安価な軒樋保護カバー
(以下、保護カバーという)を提供することを目的とし
ている。
【0010】また、軒樋内側に侵入した落葉、砂、泥等
の塵埃を、軒樋内側に堆積させずに、軒樋内側に受け止
めた雨水と共に、軒樋内側を雨水の排出箇所に当たる建
物の側部等に円滑に流出させて排除できる軒樋を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の保護カバーは、軒樋の上端開口部に被せる
カバー本体であって、その外側表面が左右方向に円弧状
に下方に湾曲し、その外側表面の中央が上方に隆起した
カバー本体と、該カバー本体の左右の側縁に沿って起立
させて設けた起立縁と、前記カバー本体の表面に多数並
べて開設した第1水抜穴と、前記軒樋の上端開口部に被
せたカバー本体を軒樋に固定するための第1固定手段と
からなることを特徴としている。
【0012】この保護カバーにおいては、カバー本体を
軒樋の上端開口部に被せて、軒樋の上端開口部をカバー
本体で覆うことができる。そして、その軒樋の上端開口
部に被せたカバー本体を、第1固定手段を用いて、軒樋
に固定できる。
【0013】そして、屋根の軒先から落下する雨水を、
軒樋の上端開口部を覆うカバー本体の外側表面で受け止
めることができる。そして、その雨水を、その外側表面
が左右方向に円弧状に下方に湾曲し、その外側表面の中
央が上方に隆起したカバー本体の外側表面を、その左右
に流し伝えることができる。そして、その雨水を、カバ
ー本体表面に多数並べて開設された第1水抜穴を通し
て、軒樋内側に流入させることができる。そして、その
雨水を、軒樋内側に沿って、雨水の排出箇所へと流出さ
せることができる。
【0014】また、カバー本体表面に開設された第1水
抜穴に流入し得ずに、カバー本体の円弧状に下方に湾曲
した左右の外側表面を流れ落ちる雨水は、カバー本体の
左右の側縁に起立させて備えられた起立縁の内側で受け
止めることができる。そして、その起立縁内側に受け止
めた雨水を、起立縁内側近くのカバー本体表面に開設さ
れた第1水抜穴に流入させることができる。そして、そ
の雨水を、軒樋内側に流入させて、軒樋内側に沿って雨
水の排出箇所へと流出させることができる。
【0015】また、屋根の軒先から落下する雪塊を、軒
樋の上端開口部を覆うカバー本体の外側表面で受け止め
ることができる。そして、雪塊が軒樋内側に侵入するの
を、カバー本体で防ぐことができる。そして、その雪塊
を、その外側表面が左右方向に円弧状に下方に湾曲し、
その外側表面の中央が上方に隆起したカバー本体の外側
表面をその左右に的確に滑落させて、軒下へと落下させ
ることができる。
【0016】また、軒樋内側に侵入しようとする落葉、
砂、泥等の塵埃を、軒樋の上端開口部を覆うカバー本体
の外側表面で受け止めることができる。そして、それら
の塵埃が、軒樋内側に侵入するのを防ぐことができる。
そして、それらの塵埃を、その外側表面が左右方向に円
弧状に下方に湾曲し、その外側表面の中央が上方に隆起
したカバー本体の外側表面をその左右に的確に滑落させ
て、軒下へと落下させることができる。
【0017】本発明の保護カバーにおいては、その表面
に多数の毛状材を起立させて植設すると共に、その表面
に前記毛状材を避けて多数の第2水抜穴を並べて開設
し、その裏面に前記第2水抜穴を避けて複数の脚部を並
べて突設した可撓性のあるマットを、その裏面を前記脚
部を介してカバー本体の外側表面の上方に所定距離浮か
せた状態で、前記カバー本体の外側表面に沿って被せ
て、該マットを前記カバー本体に第2固定手段を用いて
固定した構造とすることを好適としている。
【0018】この保護カバーにおいては、可撓性のある
マットを、カバー本体の外側表面の形状に倣って、その
表面を左右方向に円弧状に下方に湾曲させて、その表面
の中央を上方に隆起させた状態で、カバー本体の外側表
面に被せることができる。そして、マットをカバー本体
に、第2固定手段を用いて、固定できる。そして、カバ
ー本体の外側表面を、マットで覆うことができる。
【0019】その際には、マットの裏面を、脚部を介し
て、カバー本体の外側表面から所定距離浮かせることが
できる。そして、マット裏面とカバー本体の外側表面と
の間に、空隙を設けることができる。
【0020】そして、屋根の軒先から落下する雨水を、
軒樋の上端開口部を覆うカバー本体の外側表面に被せた
マットの表面で受け止めることができる。その際には、
マットの表面に受け止める雨水の落下速度を、マット表
面に植設された柔軟材からなる多数の毛状材で弱めるこ
とができる。そして、雨水が、マット表面で反射して、
マット外部に飛散するのを防ぐことができる。
【0021】マット表面に受け止めた雨水は、カバー本
体の外側表面の形状に倣って、その表面を左右方向に円
弧状に下方に湾曲させて、その表面の中央を上方に隆起
させたマット表面を、その左右に流し伝えることができ
る。そして、その雨水を、マット表面に多数並べて開設
された第2水抜穴と、マット裏面とカバー本体の外側表
面との間の空隙と、カバー本体の外側表面に多数並べて
開設された第1水抜穴とを順次通して、軒樋内側に流入
させることができる。そして、その雨水を、軒樋内側に
沿って、雨水の排出箇所へと流出させることができる。
【0022】また、マット表面に開設された第2水抜穴
に流入し得ずに、マット表面をその左右に流れ落ちる雨
水は、カバー本体の左右の側縁に起立させて備えられた
起立縁の内側で受け止めることができる。そして、その
起立縁内側に受け止めた雨水を、マット側縁と起立縁と
の間の隙間又はマット側縁近くのマット表面の第2水抜
穴を通して、起立縁内側近くのカバー本体表面の第1水
抜穴に流入させることができる。そして、その雨水を、
軒樋内側に流入させて、軒樋内側に沿って雨水の排出箇
所へと流出させることができる。
【0023】また、屋根の軒先から落下する雪塊を、軒
樋内側に侵入させずに、軒樋の上端開口部を覆うカバー
本体の外側表面に被せたマット表面で受け止めることが
できる。そして、その雪塊を、その表面が左右方向に円
弧状に下方に湾曲し、その表面の中央が上方に隆起した
したマット表面をその左右に的確に滑落させて、軒下へ
と落下させることができる。
【0024】また、軒樋内側に侵入しようとする落葉、
砂、泥等の塵埃を、軒樋の上端開口部を覆うカバー本体
の外側表面に被せたマット表面で受け止めることができ
る。そして、それらの塵埃が、軒樋内側に侵入するのを
防ぐことができる。そして、それらの塵埃を、その表面
が左右方向に円弧状に下方に湾曲し、その表面の中央が
上方に隆起したマット表面をその左右に的確に滑落させ
て、軒下へと落下させることができる。
【0025】その際には、マット表面に多数植設された
毛状材の先端で雪塊や塵埃を受け止めることができる。
そして、雪塊や塵埃とマット表面との接触面積を少なく
抑えて、雪塊や塵埃とマット表面との間に働く摩擦抵抗
を弱めることができる。そして、雪塊や塵埃を、毛状材
が植設されたマット表面を、摩擦抵抗少なく、その左右
に円滑に滑落させて、軒下へと落下させることができ
る。
【0026】本発明の保護カバーにおいては、第1水抜
穴を長穴状に形成して、該第1水抜穴をその長尺方向を
カバー本体の長手方向に向けて千鳥状に多数並べて形成
した構造とすることを好適としている。
【0027】この保護カバーにあっては、第1水抜穴を
長穴状に形成しているため、カバー本体の外側表面を伝
って第1水抜穴に流入する雨水が、該雨水に働く表面張
力で、第1水抜穴内側に膜状に張り付いた状態となるの
を防ぐことができる。そして、第1水抜穴に雨水が侵入
し得なくなるのを防ぐことができる。
【0028】本発明の保護カバーにおいては、第1固定
手段を、カバー本体を軒樋に着脱可能に固定する構造に
形成したり、
【0029】又は、カバー本体を軒樋の一方の上端側縁
を中心に軒樋の外方に反転可能に固定する構造に形成し
たりすることを好適としている。
【0030】この第1固定手段をカバー本体を軒樋に着
脱可能に固定する構造に形成した保護カバーにあって
は、軒樋内側に落葉、砂、泥等の塵埃が侵入して、それ
らの塵埃で軒樋内側が詰まった場合に、カバー本体、又
はそれに加えて、その外側表面に被せたマットを、軒樋
の上端開口部からその上方に離脱させることができる。
そして、軒樋内側に詰まった上記塵埃を、軒樋の上端開
口部を通して、軒樋外部に排除できる。
【0031】また、第1固定手段をカバー本体を軒樋の
外方に反転可能に固定する構造に形成した保護カバーに
あっては、軒樋内側に落葉、砂、泥等の塵埃が侵入し
て、それらの塵埃で軒樋内側が詰まった場合に、カバー
本体を軒樋の外方に反転させて、軒樋の上端開口部を広
く開放させることができる。そして、その軒樋の上端開
口部を通して、軒樋内側に詰まった上記塵埃を、軒樋外
部に排除できる。
【0032】本発明の軒樋は、底壁内側面の中央に窪み
を形成し、該窪みに連なる底壁の左右の内側面を前記窪
み方向に斜め下方に傾斜させたことを特徴としている。
【0033】この軒樋においては、軒樋内側に侵入した
落葉、砂、泥等の塵埃であって、軒樋の底壁内側に受け
止めた塵埃を、底壁の斜め下方に傾斜した左右の内側面
を、底壁内側面の中央に設けられた窪み方向に滑落させ
ることができる。そして、その塵埃を、底壁内側面の中
央の円弧状の窪み内に集めることができる。
【0034】同様にして、軒樋内側に侵入した雨水であ
って、軒樋の底壁内側に受け止めた雨水を、底壁の斜め
下方に傾斜した左右の内側面を、底壁内側面の中央に設
けられた窪み方向に滑落させることができる。そして、
その雨水を、底壁内側面の中央の円弧状の窪み内に集め
ることができる。
【0035】そして、窪み内に集めた塵埃を、同じく窪
み内に集めた大量の雨水であって、窪み内側を雨水の排
出箇所へと流す雨水で、窪み内側に沿って雨水の排出箇
所へと的確に流出させて、排除できる。
【0036】本発明の軒樋においては、窪み内側面にペ
イントを塗布して、前記窪み内側面を平滑に形成した構
造とすることを好適としている。
【0037】この軒樋にあっては、ペイントが塗布され
て平滑に形成された窪み内側面に沿って、窪み内に集め
た塵埃を、同じく窪み内に集めて窪み内側を雨水の排出
箇所へと流す雨水で、雨水の排出箇所へと摩擦抵抗少な
く円滑かつ確実に流出させて、排除できる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1と図2は本発明の保護カバーの好
適な実施の形態を示し、図1はその使用状態を示す側面
断面図、図2は図1の一部平面図である。以下に、この
保護カバーを説明する。
【0039】図において、10は、軒樋の上端開口部2
2に被せるカバー本体である。カバー本体10は、図1
に示したように、その外側表面が左右方向に円弧状に下
方に湾曲し、その外側表面の中央が上方に隆起した形状
をしている。カバー本体10は、金属板又はプラスチッ
ク板等を用いて形成している。
【0040】カバー本体10の左右の側縁には、短丈の
起立縁14を、カバー本体10の外側表面の上方に向け
て起立させて備えている。
【0041】カバー本体10表面には、図2に示したよ
うに、第1水抜穴12を多数並べて開設している。第1
水抜穴12は、長穴状に形成していて、その第1水抜穴
12の長尺方向をカバー本体10の長手方向に向けて、
カバー本体10表面に千鳥状に多数並べて開設してい
る。
【0042】60は、軒樋の上端開口部22に被せたカ
バー本体10を軒樋20に固定するための第1固定手段
である。第1固定手段60は、カバー本体10を軒樋2
0に着脱可能に固定する構造に形成している。具体的に
は、図1に示したように、カバー本体10の左右側縁
に、その下端に開口部64を持つ筒状の係止腕62から
なる第1固定手段60を備えている。係止腕62は、弾
性変形可能な金属板、プラスチック板等で形成してい
る。そして、その弾性変形可能な係止腕62を外側に反
らせて、図1に示したように、係止腕62内側に、係止
腕下端の開口部64を通して、軒樋20の上端縁に形成
された筒状にカールしたリブ24を挿入、係止させるこ
とができるようにしている。そして、カバー本体10の
左右側縁を、係止腕62を介して、軒樋20の左右の上
端縁に固定できるようにしている。また、弾性変形可能
な係止腕62を外側に反らせて、係止腕62内側から、
係止腕下端の開口部64を通して、軒樋20の上端縁の
リブ24を離脱させることができるようにしている。そ
して、カバー本体10を、軒樋の上端開口部22から、
その上方に離脱させることができるようにしている。
【0043】図1と図2に示した保護カバーは、以上の
ように構成している。
【0044】次に、この保護カバーの使用例並びにその
作用を説明する。
【0045】この保護カバーの使用に際しては、図1に
示したように、カバー本体10を軒樋の上端開口部22
に被せて、軒樋の上端開口部22をカバー本体10で覆
う。そして、カバー本体10の左右側縁に備えられた筒
状の係止腕62を外側に反らせて、係止腕62内側に軒
樋20の左右上端縁のリブ24を挿入、係止させる。そ
して、カバー本体10を軒樋20に固定する。
【0046】すると、屋根の軒先から落下する雨水を、
軒樋の上端開口部22を覆うカバー本体10の外側表面
で受け止めることができる。そして、その雨水を、その
外側表面が左右方向に円弧状に下方に湾曲し、その外側
表面の中央が上方に隆起したカバー本体10の外側表面
を、その左右に流し伝えることができる。そして、その
雨水を、カバー本体10表面に多数並べて開設された第
1水抜穴12を通して、軒樋20内側に流入させること
ができる。そして、その雨水を、軒樋20内側に沿っ
て、雨水の排出箇所へと流出させることができる。
【0047】その際には、第1水抜穴12を長穴状に形
成しているため、第1水抜穴12に流入する雨水が、該
雨水に働く表面張力で、第1水抜穴12内側に膜状に張
り付いた状態となるのを防ぐことができる。そして、第
1水抜穴12に雨水が侵入し得なくなるのを防ぐことが
できる。
【0048】また、カバー本体10表面に開設された第
1水抜穴12に流入し得ずに、カバー本体10の外側表
面をその左右に流れ落ちる雨水は、カバー本体10の左
右の側縁に起立させて備えられた起立縁14の内側で受
け止めることができる。そして、その起立縁14内側に
受け止めた雨水を、起立縁14内側近くのカバー本体1
0表面に開設された第1水抜穴12に流入させることが
できる。そして、その雨水を、軒樋20内側に流入させ
て、軒樋20内側に沿って、雨水の排出箇所へと流出さ
せることができる。
【0049】また、屋根の軒先から落下する雪塊を、軒
樋の上端開口部22を覆うカバー本体10の外側表面で
受け止めることができる。そして、その雪塊が、軒樋2
0内側に侵入するのを防ぐことができる。そして、その
雪塊を、その外側表面が左右方向に円弧状に下方に湾曲
し、その外側表面の中央が上方に隆起したカバー本体1
0の外側表面を、その左右に的確に滑落させて、軒下へ
と落下させることができる。
【0050】同様にして、軒樋20内側に侵入しようと
する落葉、砂、泥等の塵埃を、軒樋20内側に侵入させ
ずに、軒樋の上端開口部22を覆うカバー本体10の外
側表面で受け止めることができる。そして、それらの塵
埃を、その外側表面が左右方向に円弧状に下方に湾曲
し、その外側表面の中央が上方に隆起したカバー本体1
0の外側表面を、その左右に的確に滑落させて、軒下へ
と落下させることができる。
【0051】また、軒樋20内側に落葉、砂、泥等の塵
埃が侵入して、それらの塵埃で軒樋20内側が詰まった
場合には、カバー本体10の左右側縁に備えられた係止
腕62を外側に反らせて、係止腕62内側から、係止腕
下端の開口部64を通して、軒樋20の左右上端縁のリ
ブ24を離脱させることができる。そして、カバー本体
10を、軒樋の上端開口部22から、その上方に離脱さ
せることができる。そして、軒樋の上端開口部22を広
く開放させて、軒樋20内側に詰まった塵埃を、軒樋の
上端開口部22を通して、軒樋20外部に排除できる。
【0052】図3と図4は本発明の保護カバーの他の好
適な実施の形態を示し、図3はその使用状態を示す側面
断面図、図4はその第2固定手段の拡大構造説明図であ
る。以下に、この保護カバーを説明する。
【0053】図の保護カバーでは、カバー本体10の外
側表面に沿って、マット30を被せている。マット30
は、ゴム等の可撓性部材で形成している。そして、その
可撓性のあるマット30を、カバー本体10の外側表面
の形状に倣って、その表面を左右方向に円弧状に下方に
湾曲させて、その中央を上方に隆起させた状態で、カバ
ー本体10の外側表面に沿って被せている。
【0054】マット30表面には、多数の毛状材32
を、起立させて植設している。毛状材32は、プラスチ
ック等の柔軟材で形成している。
【0055】マット30表面には、毛状材32を避け
て、多数の第2水抜穴34を、格子状等に並べて開設し
ている。
【0056】マット30裏面には、第2水抜穴34を避
けて、複数の柱状の脚部36を、格子状等に並べて突設
している。そして、図3に示したように、マット30
を、その裏面を、脚部36を介して、カバー本体10の
外側表面の上方に所定距離浮かせた状態で、カバー本体
10の外側表面に沿って被せている。そして、マット3
0裏面とカバー本体10の外側表面との間に、空隙40
を設けている。
【0057】カバー本体10の外側表面に沿って左右方
向に湾曲させて被せたマット30は、カバー本体10
に、下記のような、突起52と係止板16とからなる第
2固定手段50を用いて、固定している。
【0058】具体的には、図3と図4に示したように、
マット30裏面の中央に、先端に円錐状の矢尻54を備
えた突起52を突設している。突起52は、ゴム等の弾
性体で形成している。カバー本体10表面の中央には、
上記突起52の突設位置に合わせて、突起先端の矢尻5
4を押入、係止する係止孔56を開設している。そし
て、突起先端の矢尻54を、カバー本体10の係止孔5
6に押入して、矢尻54の後端面を、係止孔56周囲の
カバー本体10裏面に係止させている。そして、突起5
2を介して、マット30の中央をカバー本体10に固定
している。
【0059】それと共に、図3に示したように、カバー
本体10の左右側縁に備えた起立縁14の内側中途部
に、係止板16をカバー本体10の外側表面とほぼ平行
に起立させて備えている。そして、毛状材32が植設さ
れていないマット30の左右側縁を、係止板16内側と
カバー本体10の外側表面との間に挿入、係止してい
る。そして、マット30の左右側縁をカバー本体10に
固定している。係止板16表面には、第3水抜穴18を
開設している。そして、係止板16表面に溜まった雨水
を、第3水抜穴18を通して、係止板16下方に流出さ
せることができるようにしている。
【0060】その他は、前述図1と図2に示した保護カ
バーと同様に構成している。
【0061】次に、この保護カバーの使用例並びにその
作用を説明する。
【0062】前述図1と図2に示した保護カバーと同様
にして、その外側表面がマット30で覆われたカバー本
体10を軒樋の上端開口部22に被せて、軒樋の上端開
口部22をカバー本体10で覆う。そして、カバー本体
10の左右側縁に備えられた係止腕62内側に、軒樋2
0の左右上端縁のリブ24を挿入、係止させる。そし
て、カバー本体10を軒樋20に固定する。
【0063】すると、屋根の軒先から落下する雨水を、
軒樋の上端開口部22を覆うカバー本体10の外側表面
に被せたマット30表面で受け止めることができる。そ
の際には、マット30表面に受け止める雨水の落下速度
を、マット30表面に植設された柔軟材からなる多数の
毛状材32で弱めることができる。そして、雨水が、マ
ット30表面で反射して、マット30外部に飛散するの
を防ぐことができる。
【0064】マット30表面に受け止めた雨水は、カバ
ー本体10の外側表面の形状に倣って、その表面を左右
方向に円弧状に下方に湾曲させて、その表面の中央を上
方に隆起させたマット30表面を、その左右に流し伝え
ることができる。そして、その雨水を、マット30表面
に多数並べて開設された第2水抜穴34と、マット30
裏面とカバー本体10の外側表面との間の空隙40と、
カバー本体10表面に多数並べて開設された第1水抜穴
12とを順次通して、軒樋20内側に流入させることが
できる。そして、その雨水を、軒樋20内側に沿って、
雨水の排出箇所へと流出させることができる。
【0065】また、マット30表面に開設された第2水
抜穴34に流入し得ずに、マット30表面をその左右に
流れ落ちる雨水は、カバー本体10の左右側縁に起立さ
せて備えられた起立縁14の内側で受け止めることがで
きる。そして、その起立縁14内側に受け止めた雨水
を、マット30側縁と起立縁14との間の隙間又はマッ
ト30側縁近くのマット30表面の第2水抜穴34又は
係止板16表面の第3水抜穴18を通して、起立縁14
内側近くのカバー本体10表面の第1水抜穴12に流入
させることができる。そして、その雨水を、軒樋20内
側に流入させて、軒樋20内側に沿って、雨水の排出箇
所へと流出させることができる。
【0066】また、屋根の軒先から落下する雪塊を、軒
樋の上端開口部22を覆うカバー本体10の外側表面に
被せたマット30表面で受け止めることができる。そし
て、その雪塊が、軒樋20内側に侵入するのを防ぐこと
ができる。そして、その雪塊を、その表面が左右方向に
円弧状に下方に湾曲して、その表面の中央が上方に隆起
したマット30表面を、その左右に的確に滑落させて、
軒下へと落下させることができる。
【0067】また、軒樋20内側に侵入しようとする落
葉、砂、泥等の塵埃を、軒樋の上端開口部22を覆うカ
バー本体10の外側表面に被せたマット30表面で受け
止めることができる。そして、それらの塵埃が、軒樋2
0内側に侵入するのを防ぐことができる。そして、それ
らの塵埃を、その表面が左右方向に円弧状に下方に湾曲
して、その表面の中央が上方に隆起したマット30表面
を、その左右に的確に滑落させて、軒下へと落下させる
ことができる。
【0068】その際には、雪塊や塵埃を、マット30表
面に植設された柔軟材からなる多数の毛状材32の先端
で受け止めることができる。そして、雪塊や塵埃とマッ
ト30表面との接触面積を少なく抑えて、雪塊や塵埃と
マット30表面との間に働く摩擦抵抗を弱めることがで
きる。そして、雪塊や塵埃を、毛状材32が植設された
マット30表面を、摩擦抵抗少なく、その左右に円滑に
滑落させて、軒下へと落下させることができる。
【0069】また、軒樋20内側に落葉、砂、泥等の塵
埃が侵入して、それらの塵埃で軒樋20内側が詰まった
場合には、カバー本体10の左右側縁に備えられた筒状
の係止腕62を外側に反らせて、係止腕62内側から、
係止腕下端の開口部64を通して、軒樋20の左右上端
縁のリブ24を離脱させることができる。そして、カバ
ー本体10を、その外側表面に被せたマット30と共
に、軒樋の上端開口部22から、その上方に離脱させる
ことができる。そして、軒樋の上端開口部22を広く開
放させて、軒樋20内側に詰まった塵埃を、軒樋の上端
開口部22を通して、軒樋20外部に排除できる。
【0070】なお、上述図1と図2に示した保護カバ
ー、又は図3と図4に示した保護カバーにおいては、第
1固定手段60を、カバー本体10を軒樋20の一方の
上端縁を中心に軒樋20の外方に反転可能に固定する構
造に形成しても良い。そして、軒樋20内側に落葉、
砂、泥等の塵埃が侵入して、それらの塵埃で軒樋20内
側が詰まった場合に、カバー本体10、又はそれに加え
て、カバー本体10の外側表面に被せたマット30を、
軒樋20の一方の上端縁を中心に軒樋20の外方に反転
させて、軒樋の上端開口部22を広く開放させることが
できるようにしても良い。そして、その軒樋の上端開口
部22を通して、軒樋20内側に詰まった上記塵埃を軒
樋20外部に排除できるようにしても良い。
【0071】また、上述図1と図2に示した保護カバ
ー、又は図3と図4に示した保護カバーにおいては、第
1固定手段60を、カバー本体10に、ねじ等を用い
て、離脱不可能に固定する構造に形成しても良い。ただ
し、そうした場合には、軒樋20内側に落葉、砂、泥等
の塵埃が容易に侵入し得ないように、カバー本体10表
面に開設する第1水抜穴12の内径、又はそれに加え
て、マット30表面に開設する第2水抜穴34の内径を
小径等に形成する必要がある。
【0072】次に、図1と図2に示した保護カバー、又
は図3と図4に示した保護カバーで、その上端開口部を
覆うことのできる、本発明の軒樋を説明する。
【0073】図5は本発明の軒樋の好適な実施の形態を
示し、詳しくはその使用状態を示す側面断面図である。
以下に、この軒樋を説明する。
【0074】図の軒樋では、軒樋の底壁26内側面の中
央に、円弧状の窪み28を形成している。
【0075】窪み28に連なる軒樋の底壁の左右の内側
面26a、26bは、窪み28方向に斜め下方に傾斜さ
せている。
【0076】軒樋の左右の側壁29a、29bは、平板
状に形成していて、軒樋の底壁26の左右の側縁から、
上方に向けて垂直に起立させて延設している。軒樋の左
右の側壁29a、29bの上端縁は、筒状にカールさせ
ていている。そして、軒樋の左右の側壁29a、29b
の上端縁に、筒状のリブ24を形成している。そして、
そのリブ24で、軒樋20が容易に折れ曲がらぬよう
に、軒樋20を補強している。
【0077】図5に示した軒樋は、以上のように構成し
ていて、この軒樋においては、軒樋20内側に侵入し
て、軒樋の底壁26内側面に落下した落葉、砂、泥等の
塵埃を、その底壁26の斜め下方に傾斜した左右の内側
面26a、26bを、窪み28方向に滑落させることが
できる。そして、その塵埃を、軒樋の底壁26内側面の
中央の窪み28内に集めることができる。
【0078】同様にして、軒樋20内側に侵入して、軒
樋の底壁26内側面に落下した雨水を、その底壁26の
斜め下方に傾斜した左右の内側面26a、26bを、窪
み28方向に滑落させることができる。そして、その雨
水を、軒樋の底壁26内側面の中央の窪み28内に集め
ることができる。
【0079】そして、窪み28内に集めた塵埃を、同じ
く窪み28内に集めた大量の雨水であって、窪み28内
側を雨水の排出箇所へと流す雨水で、窪み28内側に沿
って雨水の排出箇所へと的確に流出させて、排除でき
る。
【0080】なお、上述軒樋においては、窪み28内側
面にペイントを塗布して、窪み28内側面を平滑に形成
すると良い。そして、そのペイントが塗布されて平滑に
形成された窪み28内側面に沿って、窪み28内に集め
た塵埃を、同じく窪み28内に集めて、窪み28内側を
雨水の排出箇所へと流す雨水で、雨水の排出箇所へと摩
擦抵抗少なく円滑かつ確実に流出、排除できるようにす
ると良い。
【0081】また、上述軒樋の上端開口部22には、図
5に示したように、図1と図2に示した保護カバー、又
は図3と図4に示した保護カバーを被せて、上述軒樋の
上端開口部22を保護カバーで覆うと良い。そして、上
述軒樋20内側に、大径の雪塊や塵埃が侵入するのを防
ぐと良い。そして、保護カバーのカバー本体10表面の
第1水抜穴12、又は保護カバーのマット30表面の第
2水抜穴34とカバー本体10表面の第1水抜穴12と
を通り抜けて、軒樋20内側に侵入する小径の塵埃を、
上記のようにして、窪み28内側を、窪み28内に集め
て雨水の排出箇所へと流す大量の雨水で、雨水の排出箇
所へと的確に流出させて、排除できるようにすると良
い。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の保護カバ
ーによれば、軒樋の上端開口部をカバー本体で覆って、
屋根の軒先から落下する雪塊を、軒樋内側に侵入させず
に、カバー本体の外側表面、又はカバー本体の外側表面
に被せたマット表面で受け止めることができる。そし
て、その雪塊を、カバー本体の外側表面、又はマット表
面をその左右に円滑かつ確実に滑落させて、軒下へと落
下させることができる。そして、屋根の軒先から落下し
た雪塊が、軒樋内側に侵入して、軒樋が破損等したり、
軒樋の機能が損なわれたりするのを確実に防ぐことがで
きる。
【0083】また、軒樋の上端開口部をカバー本体で覆
って、軒樋内側に侵入しようとする落葉、砂、泥等の塵
埃を、カバー本体の外側表面、又はカバー本体の外側表
面に被せたマット表面で受け止めることができる。そし
て、それらの塵埃を、軒樋内側に侵入させずに、カバー
本体の外側表面、又はマット表面をその左右に円滑かつ
確実に滑落させて、軒下へと落下させることができる。
そして、軒樋内側が上記塵埃で塞がれて、軒樋の機能が
損なわれるのを確実に防ぐことができる。そして、軒樋
内側の定期的な清掃作業を不要とすることができる。
【0084】また、屋根の軒先から落下する雨水を、軒
樋の上端開口部を覆うカバー本体の外側表面、又はカバ
ー本体の外側表面に被せたマット表面で受ける止めるこ
とができる。そして、その雨水を、カバー本体表面の第
1水抜穴を通して、又はマット表面の第2水抜穴とカバ
ー本体表面の第1水抜穴とを通して、軒樋内側に流入さ
せることができる。そして、その雨水を、軒樋内側を雨
水の排出箇所へと流出させて、排除できる。
【0085】本発明の軒樋によれば、軒樋内側に侵入し
た落葉、砂、泥等の塵埃を、軒樋の底壁の斜め下方に傾
斜した左右の内側面を滑落させて、軒樋の底壁の中央の
窪み内に集めることができる。それと同時に、軒樋内側
に侵入した雨水を、軒樋の底壁の斜め下方に傾斜した左
右の内側面を滑落させて、軒樋の底壁の中央の窪み内に
集めることができる。そして、軒樋底壁の窪み内に集め
た塵埃を、同じく軒樋底壁の窪み内に集めた大量の雨水
であって、窪み内側を雨水の排出箇所へと流す雨水で、
雨水の排出箇所へと的確に流出させて、排除できる。そ
して、軒樋内側に、上記塵埃が堆積して、軒樋内側が上
記塵埃で塞がれてしまうのを、防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護カバーの使用状態を示す側面断面
図である。
【図2】図1の一部平面図である。
【図3】本発明の保護カバーの使用状態を示す側面断面
図である。
【図4】本発明の保護カバーの第2固定手段の拡大構造
説明図である。
【図5】本発明の軒樋の使用状態を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
10 カバー本体 12 第1水抜穴 14 起立縁 16 係止板 18 第3水抜穴 20 軒樋 22 軒樋の上端開口部 24 リブ 26 軒樋の底壁 28 窪み 29a、29b 軒樋の側壁 30 マット 32 毛状材 34 第2水抜穴 36 脚部 40 空隙 50 第2固定手段 52 突起 54 矢尻 56 係止孔 60 第1固定手段 62 係止腕
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜山 康子 長野県佐久市大字中込3541−23 有限会社 ヒロキ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋の上端開口部に被せるカバー本体で
    あって、その外側表面が左右方向に円弧状に下方に湾曲
    し、その外側表面の中央が上方に隆起したカバー本体
    と、該カバー本体の左右の側縁に沿って起立させて設け
    た起立縁と、前記カバー本体の表面に多数並べて開設し
    た第1水抜穴と、前記軒樋の上端開口部に被せたカバー
    本体を軒樋に固定するための第1固定手段とからなる軒
    樋保護カバー。
  2. 【請求項2】 その表面に多数の毛状材を起立させて植
    設すると共に、その表面に前記毛状材を避けて多数の第
    2水抜穴を並べて開設し、その裏面に前記第2水抜穴を
    避けて複数の脚部を並べて突設した可撓性のあるマット
    を、その裏面を前記脚部を介してカバー本体の外側表面
    の上方に所定距離浮かせた状態で、前記カバー本体の外
    側表面に沿って被せて、該マットを前記カバー本体に第
    2固定手段を用いて固定した請求項1記載の軒樋保護カ
    バー。
  3. 【請求項3】 第1水抜穴を長穴状に形成して、該第1
    水抜穴をその長尺方向をカバー本体の長手方向に向けて
    千鳥状に多数並べて形成した請求項1又は2記載の軒樋
    保護カバー。
  4. 【請求項4】 第1固定手段を、カバー本体を軒樋に着
    脱可能に固定する構造に形成した請求項1、2又は3記
    載の軒樋保護カバー。
  5. 【請求項5】 第1固定手段を、カバー本体を軒樋の一
    方の上端側縁を中心に軒樋の外方に反転可能に固定する
    構造に形成した請求項1、2又は3記載の軒樋保護カバ
    ー。
  6. 【請求項6】 底壁内側面の中央に窪みを形成し、該窪
    みに連なる底壁の左右の内側面を前記窪み方向に斜め下
    方に傾斜させたことを特徴とする軒樋。
  7. 【請求項7】 窪み内側面にペイントを塗布して、前記
    窪み内側面を平滑に形成した請求項6記載の軒樋。
JP18127596A 1996-06-20 1996-06-20 軒樋保護カバーと軒樋 Pending JPH108661A (ja)

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JP18127596A JPH108661A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 軒樋保護カバーと軒樋

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JP18127596A Pending JPH108661A (ja) 1996-06-20 1996-06-20 軒樋保護カバーと軒樋

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7627991B1 (en) * 2006-03-07 2009-12-08 Feldhaus Daniel E Gutter debris cover
JP2018112063A (ja) * 2018-04-24 2018-07-19 株式会社神清 雨樋

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