JPH1086472A - 連続紙の記録装置 - Google Patents
連続紙の記録装置Info
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- JPH1086472A JPH1086472A JP24297796A JP24297796A JPH1086472A JP H1086472 A JPH1086472 A JP H1086472A JP 24297796 A JP24297796 A JP 24297796A JP 24297796 A JP24297796 A JP 24297796A JP H1086472 A JPH1086472 A JP H1086472A
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- JP
- Japan
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- paper
- transport
- unit
- drum
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は複数の印字部を有する連続紙の記録
装置に関するものであり、印字部間の印字の位置合わせ
を正確にし、印字部に対向する用紙のばたつきを押さえ
ることを課題とする。 【解決手段】 搬送ドラムの円周上に印字部を配置し、
搬送ドラムに連続紙を巻いた状態でバックアップロール
を圧着させる。搬送ドラムの用紙搬送方向上流側に用紙
搬送部、スキュー補正部を配置し、搬送ドラムの用紙搬
送方向下流側に用紙プラー部を配置し、搬送ドラム上の
用紙のたるみをとる。また、搬送ドラムの回転位置を判
断し印字部に位置信号を送る位置検出部を設け、その位
置信号に同期させ印字部の記録を行うようにした。
装置に関するものであり、印字部間の印字の位置合わせ
を正確にし、印字部に対向する用紙のばたつきを押さえ
ることを課題とする。 【解決手段】 搬送ドラムの円周上に印字部を配置し、
搬送ドラムに連続紙を巻いた状態でバックアップロール
を圧着させる。搬送ドラムの用紙搬送方向上流側に用紙
搬送部、スキュー補正部を配置し、搬送ドラムの用紙搬
送方向下流側に用紙プラー部を配置し、搬送ドラム上の
用紙のたるみをとる。また、搬送ドラムの回転位置を判
断し印字部に位置信号を送る位置検出部を設け、その位
置信号に同期させ印字部の記録を行うようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の印字部を有す
る連続紙の記録装置に関するものである。
る連続紙の記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数の印字部を有する連続紙の記録装置
においては、小径の搬送ロールを使用し、搬送ロール以
外の位置、例えば２本の搬送ロールの間の位置に印字部
を配置し、用紙に印字するものが知られている。
においては、小径の搬送ロールを使用し、搬送ロール以
外の位置、例えば２本の搬送ロールの間の位置に印字部
を配置し、用紙に印字するものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】従来の複数の印字部
を有する連続紙の記録装置においては、小径の搬送ロー
ルを使用し、その搬送ロール以外の位置に印字部を配置
するため、複数の印字部間で何周も搬送ロールが回転す
ると、搬送ロールの寸法精度、たとえばロールの偏心等
の影響を受けやすく、複数の印字部にまたがる印字を行
った場合、印字部間の印字の位置合わせが難しかった。
を有する連続紙の記録装置においては、小径の搬送ロー
ルを使用し、その搬送ロール以外の位置に印字部を配置
するため、複数の印字部間で何周も搬送ロールが回転す
ると、搬送ロールの寸法精度、たとえばロールの偏心等
の影響を受けやすく、複数の印字部にまたがる印字を行
った場合、印字部間の印字の位置合わせが難しかった。
【０００４】また、搬送ロール以外の位置にある印字部
では用紙のばたつきが発生しやすく、印字位置精度が劣
り印字品質の低下が発生するという問題があった。
では用紙のばたつきが発生しやすく、印字位置精度が劣
り印字品質の低下が発生するという問題があった。
【０００５】本発明は、上記した欠点をなくし、複数の
印字部を有しても印字品質の優れた連続紙の記録装置を
提供することを課題とする。
印字部を有しても印字品質の優れた連続紙の記録装置を
提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明においては、搬送ドラムと、その搬送ドラム
の円周上に巻かれた連続紙と、前記搬送ドラムの円周方
向に配置された複数の印字部と、前記搬送ドラムの回転
位置を判断し前記印字部に位置信号を送る位置検出部
と、前記搬送ドラムの円周上にあり前記搬送ドラムの軸
方向と同方向で前記連続紙を圧着するよう配置されたバ
ックアップロールと、そのバックアップロールの用紙搬
送方向上流側に配置された用紙搬送部、およびスキュー
補正部と、前記搬送ドラムの用紙搬送方向下流側に配置
された用紙プラー部を設けた。
に、本発明においては、搬送ドラムと、その搬送ドラム
の円周上に巻かれた連続紙と、前記搬送ドラムの円周方
向に配置された複数の印字部と、前記搬送ドラムの回転
位置を判断し前記印字部に位置信号を送る位置検出部
と、前記搬送ドラムの円周上にあり前記搬送ドラムの軸
方向と同方向で前記連続紙を圧着するよう配置されたバ
ックアップロールと、そのバックアップロールの用紙搬
送方向上流側に配置された用紙搬送部、およびスキュー
補正部と、前記搬送ドラムの用紙搬送方向下流側に配置
された用紙プラー部を設けた。
【０００７】上記のように構成された記録装置におい
て、連続紙はスキュー補正部、用紙搬送部を経て搬送ド
ラムの円周上にあるバックアップロールと搬送ドラム間
に至り、さらに、搬送ドラムの円周上を巻いて用紙プラ
ー部に連なるよう装填される。ここで搬送ドラムに巻か
れた連続紙はバックアップロールで圧着されており、ま
た、用紙プラー部は搬送ドラム上の連続紙がたるまない
ように引っ張るため、搬送ドラム上の連続紙と搬送ドラ
ムとは滑ることなく搬送されるよう働く。従って、搬送
ドラムの円周方向に配置された複数の印字部は、搬送ド
ラムの回転位置を判断できる位置検出部から与えられる
位置信号によって、複数の印字部にまたがる印字であっ
ても搬送ドラムの１回転以内の範囲で正確な印字の位置
合わせができる。
て、連続紙はスキュー補正部、用紙搬送部を経て搬送ド
ラムの円周上にあるバックアップロールと搬送ドラム間
に至り、さらに、搬送ドラムの円周上を巻いて用紙プラ
ー部に連なるよう装填される。ここで搬送ドラムに巻か
れた連続紙はバックアップロールで圧着されており、ま
た、用紙プラー部は搬送ドラム上の連続紙がたるまない
ように引っ張るため、搬送ドラム上の連続紙と搬送ドラ
ムとは滑ることなく搬送されるよう働く。従って、搬送
ドラムの円周方向に配置された複数の印字部は、搬送ド
ラムの回転位置を判断できる位置検出部から与えられる
位置信号によって、複数の印字部にまたがる印字であっ
ても搬送ドラムの１回転以内の範囲で正確な印字の位置
合わせができる。
【０００８】また、用紙搬送部を２本の搬送ロールと
し、その搬送ロールの用紙搬送方向上流側にスキュー補
正部を配置した。この場合、用紙搬送部には既にスキュ
ー補正された連続紙が入ってくるため、用紙搬送部から
搬送ドラムまでの構成が簡単になる。
し、その搬送ロールの用紙搬送方向上流側にスキュー補
正部を配置した。この場合、用紙搬送部には既にスキュ
ー補正された連続紙が入ってくるため、用紙搬送部から
搬送ドラムまでの構成が簡単になる。
【０００９】また、用紙搬送部とスキュー補正部とを一
体化した２本の搬送ロールとし、かつその搬送ロールが
用紙搬送方向に対し左右の押し付け力を可変できるよう
にした。この場合、２本の搬送ロールで搬送とスキュー
補正が兼ねられるので実装スペースが小さくできる。
体化した２本の搬送ロールとし、かつその搬送ロールが
用紙搬送方向に対し左右の押し付け力を可変できるよう
にした。この場合、２本の搬送ロールで搬送とスキュー
補正が兼ねられるので実装スペースが小さくできる。
【００１０】また、別の手段として、用紙搬送部をトラ
クタとし、スキュー補正部を削除した。この場合も、実
装スペースが小さくできる。
クタとし、スキュー補正部を削除した。この場合も、実
装スペースが小さくできる。
【００１１】また、別の手段として、搬送ドラムを従動
とし、用紙プラー部の用紙送り量を用紙搬送部の送り量
よりも大きくした。この場合、用紙搬送部と搬送ドラム
との用紙送り量の変動によるたるみや突っ張りの影響が
無視できるばかりでなく、搬送ドラムへのバックアップ
ロールの押し付け力の不均等から発生する、搬送ドラム
上の連続紙のスキュー量を小さくすることができる。
とし、用紙プラー部の用紙送り量を用紙搬送部の送り量
よりも大きくした。この場合、用紙搬送部と搬送ドラム
との用紙送り量の変動によるたるみや突っ張りの影響が
無視できるばかりでなく、搬送ドラムへのバックアップ
ロールの押し付け力の不均等から発生する、搬送ドラム
上の連続紙のスキュー量を小さくすることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。
明する。
【００１３】図１は、本発明の一例を示す連続紙の記録
装置の側面図である。
装置の側面図である。
【００１４】１はアルミニウムよりなる円筒状の搬送ド
ラムで、その軸方向の中心にある軸１ａは両端がベアリ
ング（図示せず）により回動可能に保持されている。
ラムで、その軸方向の中心にある軸１ａは両端がベアリ
ング（図示せず）により回動可能に保持されている。
【００１５】２は搬送ドラム１の円周上に巻かれた連続
紙、３は搬送ドラム１の円周上にあり、搬送ドラム１の
軸１ａと同方向で、軸３ａがベアリング（図示せず）に
より回動可能に保持され、表面がゴムよりなるバックア
ップロールである。このバックアップロール３の両端の
軸３ａにはバネ等からなる付勢手段４が装着されてお
り、連続紙２を搬送ドラム１に圧着するようになってい
る。
紙、３は搬送ドラム１の円周上にあり、搬送ドラム１の
軸１ａと同方向で、軸３ａがベアリング（図示せず）に
より回動可能に保持され、表面がゴムよりなるバックア
ップロールである。このバックアップロール３の両端の
軸３ａにはバネ等からなる付勢手段４が装着されてお
り、連続紙２を搬送ドラム１に圧着するようになってい
る。
【００１６】搬送ドラム１とバックアップロール３に駆
動源はなく、連続紙２の搬送力により矢印Ａ方向に従動
で回転する。
動源はなく、連続紙２の搬送力により矢印Ａ方向に従動
で回転する。
【００１７】５は搬送ドラム１の軸１ａに取り付けられ
たロータリーエンコーダからなる位置検出部で、搬送ド
ラム１の回転量に合わせて正確な電気パルスを発生させ
る。
たロータリーエンコーダからなる位置検出部で、搬送ド
ラム１の回転量に合わせて正確な電気パルスを発生させ
る。
【００１８】６は搬送ドラム１の軸方向にのびたライン
状のヘッドを有するインクジェット方式による印字部
で、搬送ドラム１の円周方向に等間隔で３列並べられて
いる。この印字部は、搬送ドラム１の軸１ａに取り付け
られた位置検出部５で発生した電気パルスに合わせてイ
ンクを噴射する制御回路（図示せず）を有している。
状のヘッドを有するインクジェット方式による印字部
で、搬送ドラム１の円周方向に等間隔で３列並べられて
いる。この印字部は、搬送ドラム１の軸１ａに取り付け
られた位置検出部５で発生した電気パルスに合わせてイ
ンクを噴射する制御回路（図示せず）を有している。
【００１９】バックアップロール３の用紙搬送方向上流
側には円筒面からなる用紙ガイド７がある。
側には円筒面からなる用紙ガイド７がある。
【００２０】用紙ガイド７の用紙搬送方向上流側には、
モータ８により駆動されるステンレス製の搬送ロール９
ａと、連続紙２を介して搬送ロール９ａに押圧されるゴ
ム製の従動ロール９ｂとより構成される用紙搬送部９が
ある。
モータ８により駆動されるステンレス製の搬送ロール９
ａと、連続紙２を介して搬送ロール９ａに押圧されるゴ
ム製の従動ロール９ｂとより構成される用紙搬送部９が
ある。
【００２１】さらに用紙搬送部９の用紙搬送方向上流側
には、４本の従動回転するステンレス製のロール１０
ａ、１０ｂからなるスキュー補正部１０がある。このス
キュー補正部１０は、固定した２本のロール１０ａに対
し、２本のロール１０ｂの平行度を変化させスキュー補
正するもので、印刷分野の輪転機に一般的に用いられい
るので、詳細な説明は省略する。
には、４本の従動回転するステンレス製のロール１０
ａ、１０ｂからなるスキュー補正部１０がある。このス
キュー補正部１０は、固定した２本のロール１０ａに対
し、２本のロール１０ｂの平行度を変化させスキュー補
正するもので、印刷分野の輪転機に一般的に用いられい
るので、詳細な説明は省略する。
【００２２】一方、搬送ドラム１の用紙搬送方向下流側
にはガイドロール１１があり、更にその下流側には、モ
ータ１２により駆動されるステンレス製の搬送ロール１
３ａと、連続紙２を介して搬送ロール１３ａに押圧され
るゴム製の従動ロール１３ｂとより構成される用紙プラ
ー部１３がある。この用紙プラー部１３の搬送ロール１
３ａの用紙送り量は用紙搬送部９の搬送ロール９ａの用
紙送り量より１〜５％位大きく設定されている。但し、
用紙プラー部１３の用紙搬送力は用紙搬送部９の用紙搬
送力よりも小さいので、用紙プラー部１３の搬送ロール
１３ａと連続紙２が常に滑りを起こすような設定となっ
ている。ここで、用紙プラー部１３の用紙搬送力は搬送
ドラム１を回転させるに十分な用紙搬送力を有している
ことは言うまでもない。
にはガイドロール１１があり、更にその下流側には、モ
ータ１２により駆動されるステンレス製の搬送ロール１
３ａと、連続紙２を介して搬送ロール１３ａに押圧され
るゴム製の従動ロール１３ｂとより構成される用紙プラ
ー部１３がある。この用紙プラー部１３の搬送ロール１
３ａの用紙送り量は用紙搬送部９の搬送ロール９ａの用
紙送り量より１〜５％位大きく設定されている。但し、
用紙プラー部１３の用紙搬送力は用紙搬送部９の用紙搬
送力よりも小さいので、用紙プラー部１３の搬送ロール
１３ａと連続紙２が常に滑りを起こすような設定となっ
ている。ここで、用紙プラー部１３の用紙搬送力は搬送
ドラム１を回転させるに十分な用紙搬送力を有している
ことは言うまでもない。
【００２３】次に連続紙２の搬送動作を説明すると、先
ず、記録装置１４に入った連続紙２はスキュー補正部１
０でスキュー補正され用紙搬送部９に送られる。更に、
用紙搬送部９から用紙ガイド７に入り連続紙２の搬送方
向を変換する一方、円筒面に連続紙２を押し付けること
により用紙シワ取りの役目も果たす。次に、連続紙２は
搬送ドラム１に巻き付くが、搬送ドラム１はアルミニウ
ム製のため連続紙２との間の摩擦係数が小さく、バック
アップロール３以外の搬送ドラム１上では搬送ドラム１
上を連続紙２が動きやすい。また、前記したように、用
紙プラー部１３の用紙送り量は用紙搬送部９の用紙送り
量より大きいので、バックアップロール３部より用紙搬
送方向下流側の搬送ドラム１上には用紙のたるみがな
く、密着した用紙搬送が可能となる。印字部６がインク
ジェット方式の場合、この用紙のたるみによりインクの
飛行時間にバラツキが生じ、印字品質が劣ることは公知
である。また、用紙プラー部１３の搬送ロール１３ａと
連続紙２が常に滑りを起こす設定のため、もし、搬送ド
ラム１と用紙プラー部１３との軸の平行度がややずれて
も、用紙プラー部１３で用紙シワが発生することはな
い。
ず、記録装置１４に入った連続紙２はスキュー補正部１
０でスキュー補正され用紙搬送部９に送られる。更に、
用紙搬送部９から用紙ガイド７に入り連続紙２の搬送方
向を変換する一方、円筒面に連続紙２を押し付けること
により用紙シワ取りの役目も果たす。次に、連続紙２は
搬送ドラム１に巻き付くが、搬送ドラム１はアルミニウ
ム製のため連続紙２との間の摩擦係数が小さく、バック
アップロール３以外の搬送ドラム１上では搬送ドラム１
上を連続紙２が動きやすい。また、前記したように、用
紙プラー部１３の用紙送り量は用紙搬送部９の用紙送り
量より大きいので、バックアップロール３部より用紙搬
送方向下流側の搬送ドラム１上には用紙のたるみがな
く、密着した用紙搬送が可能となる。印字部６がインク
ジェット方式の場合、この用紙のたるみによりインクの
飛行時間にバラツキが生じ、印字品質が劣ることは公知
である。また、用紙プラー部１３の搬送ロール１３ａと
連続紙２が常に滑りを起こす設定のため、もし、搬送ド
ラム１と用紙プラー部１３との軸の平行度がややずれて
も、用紙プラー部１３で用紙シワが発生することはな
い。
【００２４】次に、記録動作を説明すると、搬送ドラム
１が回転するとその軸１ａに取り付けられた位置検出部
５から電気パルスが発生する。その電気パルスに合わせ
て印字部６の制御回路（図示せず）により、インクを連
続紙２に噴射する。従って、搬送ドラム１の回転変動が
発生しても、その回転変動に同期したインクの噴射がな
されるため、１つの印字部６であっても複数の印字部６
間の位置合わせであっても、正確な印字位置精度を得る
ことが可能となる。また、大径の搬送ドラム１であれ
ば、搬送ドラム１の１回転以内での複数の印字部６間の
位置合わせが可能なため、搬送ドラム１の偏心等による
速度変動の悪影響を最小限に押さえることが可能とな
る。
１が回転するとその軸１ａに取り付けられた位置検出部
５から電気パルスが発生する。その電気パルスに合わせ
て印字部６の制御回路（図示せず）により、インクを連
続紙２に噴射する。従って、搬送ドラム１の回転変動が
発生しても、その回転変動に同期したインクの噴射がな
されるため、１つの印字部６であっても複数の印字部６
間の位置合わせであっても、正確な印字位置精度を得る
ことが可能となる。また、大径の搬送ドラム１であれ
ば、搬送ドラム１の１回転以内での複数の印字部６間の
位置合わせが可能なため、搬送ドラム１の偏心等による
速度変動の悪影響を最小限に押さえることが可能とな
る。
【００２５】本例では用紙搬送部９を２本の搬送ロール
とし、その搬送ロールの用紙搬送方向上流側に専用のス
キュー補正部１０を配置したが、用紙搬送部とスキュー
補正部とを一体化した２本の搬送ロールとし、かつ、そ
の搬送ロールが用紙搬送方向に対し左右の押し付け力を
可変させスキュー補正する構成、あるいは用紙搬送部と
スキュー補正部とを一体化したトラクタの構成としても
同様である。
とし、その搬送ロールの用紙搬送方向上流側に専用のス
キュー補正部１０を配置したが、用紙搬送部とスキュー
補正部とを一体化した２本の搬送ロールとし、かつ、そ
の搬送ロールが用紙搬送方向に対し左右の押し付け力を
可変させスキュー補正する構成、あるいは用紙搬送部と
スキュー補正部とを一体化したトラクタの構成としても
同様である。
【００２６】また、本例では搬送ドラム１を従動とした
が、駆動としても同様である。但し、この場合、用紙搬
送部９と搬送ドラム１との用紙搬送量の微小な差から発
生する用紙たるみや突っ張りを無くするため、制御可能
な用紙バッファが必要となる。
が、駆動としても同様である。但し、この場合、用紙搬
送部９と搬送ドラム１との用紙搬送量の微小な差から発
生する用紙たるみや突っ張りを無くするため、制御可能
な用紙バッファが必要となる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の印字部にまたがる印字を行った場合でも、印字部間
の印字の位置合わせが正確で、印字部に対向する搬送ド
ラム上の用紙のばたつきが発生しないため、高い印字位
置精度の高品質な記録を行うことができる。
数の印字部にまたがる印字を行った場合でも、印字部間
の印字の位置合わせが正確で、印字部に対向する搬送ド
ラム上の用紙のばたつきが発生しないため、高い印字位
置精度の高品質な記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例を示す側面図である。
１は搬送ドラム、２は連続紙、３はバックアップロー
ル、４は付勢手段、５は位置検出部、６は印字部、７は
用紙ガイド、８、１２はモータ、９は用紙搬送部、１０
はスキュー補正部、１１はガイドロール、１３は用紙プ
ラー部、１４は記録装置である。
ル、４は付勢手段、５は位置検出部、６は印字部、７は
用紙ガイド、８、１２はモータ、９は用紙搬送部、１０
はスキュー補正部、１１はガイドロール、１３は用紙プ
ラー部、１４は記録装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高萩 浩 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】搬送ドラムと、その搬送ドラムの円周上に
巻かれた連続紙と、前記搬送ドラムの円周方向に配置さ
れた複数の印字部と、前記搬送ドラムの回転位置を判断
し前記印字部に位置信号を送る位置検出部と、前記搬送
ドラムの円周上にあり前記搬送ドラムの軸方向と同方向
で前記連続紙を圧着するよう配置されたバックアップロ
ールと、そのバックアップロールの用紙搬送方向上流側
に配置された用紙搬送部、およびスキュー補正部と、前
記搬送ドラムの用紙搬送方向下流側に配置された用紙プ
ラー部とより構成されたことを特徴とする連続紙の記録
装置。 - 【請求項２】前記用紙搬送部を２本の搬送ロールとし、
その搬送ロールの用紙搬送方向上流側に前記スキュー補
正部を配置したことを特徴とする特許請求項１記載の連
続紙の記録装置。 - 【請求項３】前記用紙搬送部とスキュー補正部とを一体
化した２本の搬送ロールとし、かつ、その搬送ロールが
用紙搬送方向に対し左右の押し付け力を可変できるよう
構成したことを特徴とする特許請求項１記載の連続紙の
記録装置。 - 【請求項４】前記用紙搬送部をトラクタとし、前記スキ
ュー補正部を削除したことを特徴とする特許請求項１記
載の連続紙の記録装置。 - 【請求項５】前記搬送ドラムを従動とし、前記用紙プラ
ー部の用紙送り量を前記用紙搬送部の送り量よりも大き
くしたことを特徴とする特許請求項１ないし４記載の連
続紙の記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24297796A JPH1086472A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 連続紙の記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24297796A JPH1086472A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 連続紙の記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1086472A true JPH1086472A (ja) | 1998-04-07 |
Family
ID=17097061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24297796A Pending JPH1086472A (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | 連続紙の記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1086472A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006512232A (ja) * | 2002-12-27 | 2006-04-13 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | ウエブ材料又は最終製品への高速インクジェット印刷 |
| CN102431323A (zh) * | 2010-09-22 | 2012-05-02 | 精工爱普生株式会社 | 喷墨记录装置 |
| CN103085499A (zh) * | 2011-11-08 | 2013-05-08 | 精工爱普生株式会社 | 图像记录装置、图像记录方法 |
| EP2596957A2 (en) | 2011-11-25 | 2013-05-29 | Seiko Epson Corporation | Image recording device and method |
| CN103129169A (zh) * | 2011-12-02 | 2013-06-05 | 精工爱普生株式会社 | 图像记录装置、图像记录方法 |
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| US8807689B2 (en) | 2011-11-25 | 2014-08-19 | Seiko Epson Corporation | Image recording device, image recording method |
| US8827398B2 (en) | 2011-11-24 | 2014-09-09 | Seiko Epson Corporation | Image recording device, image recording method |
| US8840216B2 (en) | 2011-12-02 | 2014-09-23 | Seiko Epson Corporation | Image recording device, and image recording method |
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