JPH1086377A - フィルター機能付きインクジェット印刷ヘッド - Google Patents
フィルター機能付きインクジェット印刷ヘッドInfo
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
しないフィルター機能構成を有するインクジェット印刷
ヘッド。 【解決手段】 インクジェット印刷ヘッド10は、イン
クを受入れるバイヤを有すると共に、少なくとも1つの
アクチュエータ18を有するチップ層16を備える。バ
リヤー層がこのチップ層16に隣接して配置されて、幅
及び縦断面積を有する少なくとも1つのスロート22を
形成している。バリヤー層は少なくとも1つのバブル室
20を更に形成し、各スロート22が、バイヤからイン
クを受入れてそのインクを各バブル室20へ供給する。
ノズル層14は、バリヤー層に隣接して配置され、イン
クがその関連されたアクチュエータ18によって励起さ
れた際、各バブル室からインク放出を為す少なくとも1
つのノズル12を形成している。
Description
ヘッドの分野に関する。より詳細には、本発明はインク
ジェット印刷ヘッド用の一体化されたインク濾過の分野
に関する。
く組合わせられる幾つかの技術の進歩に伴って、漸進的
により微細な解像度での印刷が可能な印刷ヘッドが開発
されてきた。この開発の一部として、印刷ヘッドの幾何
学的形状が縮小されてきている。その結果として、かつ
ては重要でなかった問題が印刷ヘッドの信頼性における
重大な減損となってきている。
ったときは、インク内の屑はインクジェット印刷ヘッド
の異なる複数パーツをより容易に通過することができ、
結局は問題を生ずることなくノズルを通って印刷ヘッド
から外部へ流されていた。ところが、現在では印刷ヘッ
ド内の各種パーツが屑を通すにはあまりにも狭くて、詰
ってしまう。こうした詰りがノズルに生ずる可能性があ
り、そうしたノズルはもはやインクを受入れることがで
きず、印刷ヘッドの印刷品質に重大な影響を与える。
るにはあまりにも狭過ぎる印刷ヘッド内の一部にそうし
た屑が遭遇する前に、屑を捕らえるために使用されてき
ている。残念ながら、そうしたフィルターは、典型的に
は、費用がかかる追加加工段階を印刷ヘッド製造に追加
するか、或いは濾過機能を発揮させるために必要とされ
るものよりも、より大きな抵抗をインクの流れに与える
かの何れかであり、フィルター使用にかかわる他の問題
をつくり出すことになる。
いるものは、容易且つ安価に印刷ヘッドに統合されて、
印刷ヘッドを通過するインク流を不当に抑制することが
ないフィルター機能構成であり、本発明はそうしたフィ
ルター機能構成を有するインクジェット印刷ヘッドを提
供するものである。
は、インクを受入れるバイヤを有すると共に、該インク
を励起する少なくとも1つのアクチュエータを有するイ
ンクジェット印刷ヘッドによって達成される。バリヤー
層は、チップ層に隣接して配置されていると共に、幅及
び縦断面積を有する少なくとも1つのスロートを形成し
ている。また、このバリヤー層は、少なくとも1つのバ
ブル室を形成しており、前記スロートが前記バイヤから
インクを受入れてそのインクをこのバブル室に提供して
いる。
記バリヤー層に隣接して配置されていると共に、前記イ
ンクが前記アクチュエータによって励起された際に、該
インクを前記バブル室から噴出する少なくとも1つのノ
ズルを形成している。ポストは、前記スロートに隣接し
て配置されていると共に、前記チップ層及び前記ノズル
層の間の中途まで延びている。インクは、前記バイヤか
ら前記スロートへ流れている間、前記ポストによって部
分的に画成された複数のゲートを通過することができ
る。また、インクは前記バイヤから、前記ポストを越え
て前記スロートへと通過することもできる。好適実施例
において、前記ポストとしては複数のポストを更に含
む。
ロートの前記幅と同等の幅か或いはそれよりも大きな幅
を有し、前記複数のゲートは前記少なくとも1つのスロ
ートの全ての前記縦断面積の合計と同等の合計縦断面積
か、或いはそれよりも大きな合計縦断面積を有する。言
い換えれば、2つ以上のスロートがある場合、複数のゲ
ートの合計縦断面積は、それらスロートの全ての合計縦
断面積と同等か或いはそれよりも大きい。前記ポスト
は、隣接する前記チップ層から、前記ノズル層まででは
ないが該ノズル層へ向かって延在するか、或いは、隣接
する前記ノズル層から、前記チップ層までではないが該
チップ層へ向かって延在することが可能である。
つのピラーが前記スロートに近接して配置されると共
に、隣接する前記ノズル層から、前記チップ層まででは
ないが該チップ層へ向かって延びている。前記ポストは
隣接する前記チップ層から延びており、そしてこれらピ
ラー及びポストはかみ合わせ状態、或いは言い換えれ
ば、2つ以上のポスト又はピラーがある場合、これらピ
ラー及びポストが一方の1つが他方の間と言うように交
互に入れ替えられている。更なる好適実施例において、
前記少なくとも1つのポストは複数のポストを含み、前
記少なくとも1つのピラーは複数のピラーを含む。
前記スロートに近接して配置されていると共に前記チッ
プ層及び前記ノズル層の間の中途まで延びるダムを形成
している。このダムは、自由縁で終了して、前記バイヤ
から前記スロートへ向かうインクが通過しなければなら
ない(前記自由縁とそれと対向する層との間の)ゲート
を形成している。この代替的な実施例の好適実施例にお
いて、前記ゲートは、前記スロートの前記幅と同等或い
はそれよりも大きな高さ(前記自由縁からそれと対向す
る層までの距離)と、前記少なくとも1つのスロートの
全ての前記縦断面積の合計と同等か或いはそれよりも大
きな縦断面積とを有する。前記ダムは、隣接する前記チ
ップ層から、前記ノズル層までではないが該ノズル層へ
向かって延在するか、或いは、隣接する前記ノズル層か
ら、前記チップ層までではないが該チップ層へ向かって
延在することができる。
装置が提供される。この流体濾過装置は、例えば、印刷
ヘッドの上流側に位置決めされ得る。ベース層は流体を
受入れるバイヤを形成し、バリヤー層は前記ベース層に
隣接して配置されて、幅及び縦断面積を有する少なくと
も1つのスロートを形成している。このスロートは前記
バイヤから前記流体を受入れることができる。カバー層
が前記ベース層とは反対側で前記バリヤー層に隣接して
配置されている。少なくとも1つのポストは、前記バイ
ヤ及び前記スロートの間で前記スロートに近接して配置
され、前記ベース層と前記カバー層との間の中途まで延
びて、前記バイヤから前記スロートへ向かう前記流体が
通過しなければならない複数のゲートを形成している。
おいて、前記ポストは、隣接する前記ベース層から、前
記カバー層までではないが該カバー層へ向かって延在す
るか、或いは、隣接する前記カバー層から、前記ベース
層までではないが該ベース層へ向かって延在する。好ま
しくは、前記少なくとも1つのポストは、隣接する前記
ベース層から、前記カバー層までではないが該カバー層
へ向かって延在する第1ポストと、隣接する前記カバー
層から、前記ベース層までではないが該ベース層へ向か
って延在する第2ポストとを更に含む。
おいて、前記ベース層は他の実施例での前記チップ層と
同様であるが、アクチュエータを備えず、そして異なる
材料から形成可能である。前記カバー層は他の実施例で
の前記ノズル層と同様であるが、ノズルを備えていな
い。また、これら実施例において、前記バリヤー層及び
前記カバー層は単一の材料片から一体的に形成可能であ
る。
複数のゲートは、前記バイヤからのインクを結局は前記
スロートに通過させるが、前記バブル室よりも一般的に
は狭くなっている該スロートへ屑が流れ込んで該スロー
トを詰らせることを抑制する。これらゲートは、必ずし
も前記スロートより狭くする必要性はないが、該スロー
トと同等幅か或いは幅広くすることができ、これによっ
て、屑による詰りからスロートを充分保護する傾向が増
大する。前記ポスト及びピラーは前記チップ層と前記ノ
ズル層との間に完全に延在する必要性はなく、そうする
ことなく効果的な濾過は実現可能であり、それによって
より大きな縦断面積がインク流通過のために提供され
る。
面を参照しての以下の好適実施例の詳細な説明から、明
白となるであろう。また、添付図面は、詳細をより良好
に図示するために一律の尺度となっておらず、更に添付
図面中、同様参照符号は同様構成要素を示す。
ッド10の一部の上面図が示されている。同図中、ノズ
ル層14が上部であり、チップ層16がノズル層14に
形成されているノズル12を通して見えている。更にノ
ズル12を通して見えているのはアクチュエータ18で
あり、これは異なる実施例では、例えば、熱的ヒータ或
いは圧電気素子であってよい。アクチュエータ18は想
像線で示されたバブル室20内にあり、該バルブ室はノ
ズル層14とチップ層16との間のバリヤー(障壁)層
内に形成されている。バリヤー層内に更に形成されてい
るは、バブル室20に接続したスロート22である。
ト22を介してバブル室20へ運ばれ、そこで、ヒータ
による急激な加熱等、アクチュエータ18で励起させら
れる。励起された際のインクの膨張で、バブル室20か
らインクの一部がノズル12を通過させられて、印刷ヘ
ッド10から基板上へ追い出される。印刷ヘッド10
は、典型的には、図1に示されるただ1つの組合わせと
は異なり、スロート22、バルブ室20、アクチュエー
タ18、並びにノズル12から成る組合わせの多くを有
する。
縦断面図であり、バリヤー層28がノズル層14とチッ
プ層16との間に見えている。図2(B)には、バブル
室20の第2実施例の縦断面図が示され、ノズル層14
及びバリヤー層28がプラスチック等の共通材料の単一
片で一体的に形成されている。このノズル層14-バリ
ヤー層28の組合わせは、レーザ融蝕等の加工によって
形成可能である。
は支柱)24が図示されており、これらが複数のゲート
26を形成している。これらポスト24も想像線で示さ
れているが、その理由は、それらもまたチップ層16と
ノズル層14との間にある材料から形成されているから
である。これらポスト24は複数のフィルター要素とし
ての役割を果たして、インクがスロート22へ流れる前
に該インクの濾過を行うので、インクに含まれ得る屑
が、詰りの原因となるようにスロート22内にトラップ
又は捕獲されることがない。
上面図であり、スロート22によってインク・プレナム
(又はインク溜め)32に接続された幾つかのバブル室
20が示されている。そうしたバブル室20が6つだけ
図3には示されているが、典型的な印刷ヘッド10で
は、そうしたバブル室20をより多く有することが理解
されるであろう。図1及び図2に示されたノズル層14
は、図3に図示されていない。チップ層16内には、バ
イヤ(又は穴)30が形成されており、そこを通ってイ
ンクがプレナム32内へ流れ込み、次いでスロート22
及びバブル室20へと流れる。複数のポスト24aから
成る1つの配列はこの図で見ることができる。
aは複数のゲート26aを形成しており、そこでのゲー
ト26aの幅がスロート22の幅と同等となっている。
更に図3に示されるように、これらゲート26aの全縦
断面積は、複数のスロート22の縦断面積の合計よりも
大きくなっている。この例において、ポスト24aは矩
形状である。また、ポスト24aは、そこを通ってイン
クが受入れられる前記バイヤ30の縁から幾分後退させ
られている。
24bである。これらポスト24bも複数のゲート26
bを形成しており、それらを通ってバイヤ30から得ら
れるインクがスロート22へ流れる。この例において、
ポスト24bは円形状で示されている。しかしながら、
ポスト24aが矩形状で示され且つポスト24bが円形
状で示されていようが、これらポスト24は如何なる形
状であってもよいことが、ご理解頂けるであろう。
うに、バイヤ30の縁から後退させられていないが、そ
の代わりにバイヤ30のまさに縁に設けられている。ま
た、これらポスト24bによって形成されたゲート26
bの幅は、スロート22の幅よりも大きい。
のフィルター要素の相互間のスペースは、印刷ヘッド1
0における最も狭い要素よりも、典型的にはスロート2
2よりも狭くなければならない。しかしながら、これら
ゲート26をスロート22の幅と同等か或いはそれより
も幅広く形成することによって、インク中に存在し得る
あらゆる屑が、これらポスト24によって依然効果的に
阻止或いは撃退されることが判明した。更に、これらゲ
ート26は、こうして、以前信じられていたよりも幅広
くされ得るので、インクはより小さな抵抗でこれらフィ
ルター要素を通過することが可能とされ、それによって
印刷ヘッド10内でのインク輸送に関連された問題をよ
り少なくしている。
ト22に近接して配置されているが、ポスト24a等の
ようにバイヤ30の縁から後退させるよりも、むしろポ
スト24b等のようにバイヤ30の縁に配置されること
もできる。そうすることによって、ポスト24によって
阻止されたあらゆる屑をバイヤ30内に停留させるよう
にすることができ、屑がポスト24に当接してのトラッ
プ状態でゲート26をブロックするように停滞しない。
でのフィルター要素を形成している。図4に示されるよ
うにダム34は、インク・プレナム32の一方端から他
方端まで延びている。しかしながら、代替実施例におい
て、ダム34はプレナム32の一端或いは両端でゲート
26を形成してもよく、該ゲート26としては、上述し
たように、スロート22の幅と同等か或いはより広くす
ることができる。また、ダム34は図4に示されていな
い他のゲート26を形成しているが、これについては以
降により詳細に説明する。
24であり、複数のピラー(脚柱)36と交互にかみ合
わせ又は入れ替えられている。ポスト24とピラー36
との違いは、以下により詳細に記載されている。図示の
如く、ポスト24は矩形状であり、ピラー36は円形状
である。しかしながら、先に述べたように、これらポス
ト24及びピラー36の双方の形状は、製造工程に際し
て好都合である任意の形状であってよい。ここでもま
た、ポスト24及びピラー36の間に形成されるゲート
26は、スロート22と比べて、同等の幅か或いはそれ
以上の幅であることが可能である。
を示しており、ポスト24の付加的な重要局面を示して
いる。参照可能なように、この実施例におけるポスト2
4はチップ層16からノズル層14まで完全に延在して
おらず、その代りに、バリヤー層28の厚みの一部だけ
にしか延在していない。この実施例において、ポスト2
4は隣接するチップ層16から延びている。これらポス
ト24によって形成されているゲート26はスロート2
2と同等の幅である。
は隣接のノズル層14から、チップ層16までではない
が、チップ層16へ向かって延びている。またこの実施
例において、これらポスト24によって形成されている
ゲート26は、スロート22より大きな幅を有してい
る。
断面図である。この実施例において、ダム34は隣接す
るチップ層16から、ノズル層12までではないが、ノ
ズル層12へ向かって延びている。このダム34は、該
ダム34の上部とノズル層14との間にゲート26を形
成している。この実施例で図示されているゲート26の
高さは(ダム34からノズル層14までの距離)、図5
(C)で示されているスロート22の水平寸法である該
スロート22の幅と同等である。
れている。この実施例でのダム34は、2つの部分に分
裂されている。その内の一方の部分は隣接するチップ層
16から、ノズル層12までではないがノズル層12へ
向かって延びており、他方の部分は隣接するノズル層1
2から、チップ層16までではないが、チップ層16へ
向かって延びている。図5(C)に示されたものと同様
に、ここでのゲート26の高さは、それぞれ、スロート
22の幅と同等である。この実施例の種々の変更として
は、ダム34を3つ以上の部分に分断させることが挙げ
られ、そうした複数の部分が、以下により詳細に記載す
るように、それらの延在元である層14或いは16に関
して交互にかみ合わせ配置状態或いはジグザグ(互い違
い)配置状態とすることができる。
示されており、そこでのダム34は隣接するノズル14
から、チップ層16まででないが、チップ層16へ向か
って延びている。この実施例でのゲート26は、ダム3
4の底部とチップ層16との間に形成されており、その
高さがスロート22の幅よりも大きくなっている。図5
(E)に示されるゲート26の高さは、ダム34からチ
ップ層16までの距離であり、前の場合と同様に、スロ
ート22の幅は図5(E)に示されている水平方向寸法
である。
他の実施例が示されており、ポスト24及びピラー36
によって形成されている。ポスト24は、上述のよう
に、チップ素16或いはノズル層14の何れか一方から
延びることができるが、フィルター要素がチップ層16
及びノズル層14の双方から延びている場合、一方の組
をポスト24と呼び、他方の組をピラー36と呼ぶ。こ
の実施例において、ポスト24及びピラー36は、2つ
の隣接するピラー36の間に1つのポスト24の間隔を
おいて交互にかみ合わせ又は組み合わせられている。し
かしながら、2つの隣接ピラー36の間に2つのポスト
24と云うように、他のかみ合わせ方法も同等の用途で
使用可能であることを理解して頂けるであろう。
36との間に形成されるゲート26は、スロート22の
幅と同等の幅を有している。前述したように、ゲート2
6の幅は、スロート22の幅よりも大きくしてもよい。
ップ層16か或いは隣接するノズル層14かの何れか一
方から延びているが、好適実施例でのそれらは隣接する
チップ層16から延びている。そうした場合、ポスト2
4或いはダム34は、バリヤー層28の材料からスロー
ト22及びバブル室20が形成されるのと同時に、形成
可能であり、しかも同一方法を用いて形成可能である。
こうして、ポスト24或いはダム34を形成するために
費やされるべき必要なものは、最少で、好ましくは無視
し得る追加的な労力及びコストとなる。ポスト24、ダ
ム34、或いは、ピラー36が隣接するノズル層14か
ら延びている場合、これらポスト24、ダム34、或い
は、ピラー36はバリヤー28を形成するに使用される
ものと同一の材料で形成可能であるが、好ましくはバリ
ヤー28以外の材料から形成される。
おいて、バリヤー28から延びている場合に該当し得る
ポスト24或いはピラー36、そしてバリヤー層28及
びノズル層14を全て単一材片で一体的に形成すること
が可能である。
数のスロート22の合計された縦断面積と同等か或いは
それよりも大きくすることが、全ての実施例において好
ましい。こうしたことが該当した際、フィルター要素に
よって捕らえられてゲート26をブロックしている屑
は、印刷ヘッド10の適切な動作のために要求されるス
ロート22を介してのインク流量を不当又は必要以上に
抑制することがない。要点が理解して頂けるように、も
しインク内に過剰な量の屑があれば、インク流量が印刷
ヘッド10の適切な動作が抑制される程に妨げられる
際、ゲート26がスロート22のものより大きな縦断面
積を有することは、そうした事態が生ずる前にフィルタ
ー要素によって獲得され得る屑の量を増大することにな
る。
性を伴って説明されてきたが、本発明は当業者に公知の
無数の適合形態に同等に応用し得ることを理解して頂け
るであろう。
部の上面図である。
図であり、図2(B)はバブル室の第2実施例の縦断面
図である。
印刷ヘッドの上面図である。
ラーと、ダムとが示されているインクジェット印刷ヘッ
ドの上面図である。
あり、図5(B)はポストの第2実施例の縦断面図であ
り、図5(C)はダムの第1実施例の縦断面図であり、
図5(D)はダムの第2実施例の縦断面図であり、図5
(E)はダムの第3実施例の縦断面図であり、図5
(F)は交互にかみ合わせられたポスト及びピラーの縦
断面図である。
Claims (38)
- 【請求項1】 フィルター機能付きインクジェット印刷
ヘッドであって、 インクを受入れるバイヤを形成すると共にアクチュエー
タを有するチップ層と、スロートが前記バイヤからイン
クを受入れてそれをバブル室に提供できるように、幅及
び縦断面積を有する前記スロートと、前記バブル室とを
形成して、前記チップ層に隣接して配置されたバリヤー
層と、 前記アクチュエータによって前記バブル室からインクを
放出するノズルを形成して、前記チップ層とは反対側
で、前記バリヤー層に隣接して配置されたノズル層と、 前記バイヤ及び前記スロートの間で該スロートに近接し
て配置されると共に、前記チップ層と前記ノズル層との
間の中途まで延びており、前記バイヤから前記スロート
へ向かう前記インクが通過しなければならない少なくと
も1つのゲートを画成する少なくとも1つのポストと、
を備えるインクジェット印刷ヘッド。 - 【請求項2】 前記ゲートの各々の幅が、前記スロート
の前記幅と同等である、請求項1に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項3】 前記ゲートの各々の幅が、前記スロート
の前記幅より大きい、請求項1に記載のインクジェット
印刷ヘッド。 - 【請求項4】 少なくとも2つの前記ゲートの合計した
縦断面積が、前記スロートの全ての縦断面積の合計と同
等である、請求項1に記載のインクジェット印刷ヘッ
ド。 - 【請求項5】 前記スロートの全ての前記縦断面積の合
計よりも大きな合計縦断面積を有する複数のゲートを備
える、請求項1に記載のインクジェット印刷ヘッド。 - 【請求項6】 前記少なくとも1つのポストが隣接する
チップ層から、前記ノズル層までではないが該ノズル層
へ向かって延びている、請求項1に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項7】 前記少なくとも1つのポストが隣接する
ノズル層から、前記チップ層までではないが該チップ層
へ向かって延びている、請求項1に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項8】 前記少なくとも1つのポストが隣接する
チップ層から延在していることと、 前記スロートに近接して配置されていると共に、隣接す
る前記ノズル層から、前記チップ層までではないが該チ
ップ層へ向かって延びており、前記少なくとも1つのポ
ストと交互にかみ合わせられている少なくとも1つのピ
ラーとを更に備える、請求項1に記載のインクジェット
印刷ヘッド。 - 【請求項9】 フィルター機能付きインクジェット印刷
ヘッドであって、 インクを受入れるバイヤを形成すると共に、前記インク
を励起するアクチュエータを有するチップ層と、 スロートが前記バイヤからインクを受入れてそれをバブ
ル室に提供できるように、幅及び縦断面積を有する前記
スロートと、前記バブル室とを形成して、前記チップ層
に隣接して配置されたバリヤー層と、 前記インクが前記アクチュエータによって励起された際
に、前記バブル室から前記インクを放出するノズルを形
成して、前記チップ層とは反対側で、前記バリヤー層に
隣接して配置されたノズル層と、 前記スロートに近接して配置されると共に、前記チップ
層と前記ノズル層との間の中途まで延びており、前記バ
イヤから前記スロートへ向かう前記インクが通過しなけ
ればならないゲートを形成するダムを形成する少なくと
も1つのポストと、を備えるインクジェット印刷ヘッ
ド。 - 【請求項10】 前記ゲートが、前記スロートの前記幅
と同等の高さを有する、請求項9に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項11】 前記ゲートが、前記スロートの前記幅
よりも大きな高さを有する、請求項9に記載のインクジ
ェット印刷ヘッド。 - 【請求項12】 前記ゲートが、前記少なくとも1つの
スロートの全ての前記縦断面積の合計と同等の縦断面積
を有する、請求項9に記載のインクジェット印刷ヘッ
ド。 - 【請求項13】 前記ゲートが、前記少なくとも1つの
スロートの全ての前記縦断面積の合計よりも大きな縦断
面積を有する、請求項9に記載のインクジェット印刷ヘ
ッド。 - 【請求項14】 前記ダムが、隣接する前記チップ層か
ら、前記ノズル層までではないが該ノズル層へ向かって
延びている、請求項9に記載のインクジェット印刷ヘッ
ド。 - 【請求項15】 前記ダムが、隣接する前記ノズル層か
ら、前記チップ層までではないが該チップ層へ向かって
延びている、請求項9に記載のインクジェット印刷ヘッ
ド。 - 【請求項16】 フィルター機能付きインクジェット印
刷ヘッドであって、 インクを受入れるバイヤを形成すると共に、前記インク
を励起する少なくとも1つのアクチュエータを有するチ
ップ層と、 少なくとも1つのスロートが前記バイヤからインクを受
入れてそれをバブル室に提供できるように、幅及び縦断
面積を有する前記少なくとも1つのスロートと、前記バ
ブル室とを形成して、前記チップ層に隣接して配置され
たバリヤー層と、 前記インクが前記アクチュエータによって励起された際
に、前記バブル室から前記インクを放出する少なくとも
1つのノズルを形成して、前記チップ層とは反対側で、
前記バリヤー層に隣接して配置されたノズル層と、 前記少なくとも1つのスロートに近接して配置されると
共に、前記バイヤから前記少なくとも1つのスロートへ
向かう前記インクが通過しなければならない複数のゲー
トであり、該ゲートの各々が前記少なくとも1つのスロ
ートの前記幅と同等の幅を有していることから成る複数
のゲートを形成する複数のポストと、を備えるインクジ
ェット印刷ヘッド。 - 【請求項17】 前記ポストの各々が、隣接する前記チ
ップ層から、前記ノズル層までではないが該ノズル層へ
向かって延びている、請求項16に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項18】 前記ポストの各々が、隣接する前記ノ
ズル層から、前記チップ層までではないが該チップ層へ
向かって延びている、請求項16に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項19】 前記複数のゲートが、前記少なくとも
1つのスロートの全ての前記縦断面積の合計と同等の合
計縦断面積を有する、請求項16に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項20】 前記複数のゲートが、前記少なくとも
1つのスロートの全ての前記縦断面積の合計よりも大き
な合計縦断面積を有する、請求項16に記載のインクジ
ェット印刷ヘッド。 - 【請求項21】 フィルター機能付きインクジェット印
刷ヘッドであって、 インクを受入れるバイヤを形成すると共に、前記インク
を励起する少なくとも1つのアクチュエータを有するチ
ップ層と、 少なくとも1つのスロートが前記バイヤからインクを受
入れてそれをバブル室に提供できるように、幅及び縦断
面積を有する前記少なくとも1つのスロートと、少なく
とも1つの前記バブル室とを形成して、前記チップ層に
隣接して配置されたバリヤー層と、 前記インクが前記アクチュエータによって励起された際
に、前記バブル室から前記インクを放出する少なくとも
1つのノズルを形成して、前記チップ層とは反対側で、
前記バリヤー層に隣接して配置されたノズル層と、 前記少なくとも1つのスロートに近接して配置されると
共に、隣接する前記チップ層から、前記ノズル層までで
はないが該ノズル層へ向かって延びている複数のポスト
と、 前記少なくとも1つのスロートに近接して配置されると
共に、隣接する前記ノズル層から、前記チップ層までで
はないが該チップ層へ向かって延びている複数のピラー
と、を備え、 前記ピラー及び前記ポストが、交互にかみ合わされて、
前記バイヤから前記少なくとも1つのスロートへ向かう
前記インクが通過しなければならない複数のゲートを形
成していることから成る、インクジェット印刷ヘッド。 - 【請求項22】 前記ゲートの各々が、前記少なくとも
1つのスロートの前記幅と同等の幅を有する、請求項2
1に記載のインクジェット印刷ヘッド。 - 【請求項23】 前記ゲートの各々が、前記少なくとも
1つのスロートの前記幅よりも大きな幅を有する、請求
項21に記載のインクジェット印刷ヘッド。 - 【請求項24】 前記複数のゲートが、前記少なくとも
1つのスロートの全ての前記縦断面積の合計と同等の合
計縦断面積を有する、請求項21に記載のインクジェッ
ト印刷ヘッド。 - 【請求項25】 前記複数のゲートが、前記少なくとも
1つのスロートの全ての前記縦断面積の合計よりも大き
な合計縦断面積を有する、請求項21に記載のインクジ
ェット印刷ヘッド。 - 【請求項26】 フィルター機能付き印刷ヘッドであっ
て、 流体を受入れるバイヤを形成するベース層と、 前記バイヤから前記流体を受入れることができると共に
幅及び縦断面積を有するスロートを形成する、前記ベー
ス層に隣接して配置されたバリヤー層と、 前記ベース層とは反対側で、前記バリヤー層に隣接して
配置されたカバー層と、 前記バイヤ及び前記スロートの間で、前記ベース層と前
記カバー層との間の中途まで延びていると共に、前記バ
イヤから前記スロートへ向かう前記流体が通過しなけれ
ばならない少なくとも1つのゲートを部分的に画成す
る、前記スロートに近接して配置された少なくとも1つ
のポストと、を備える印刷ヘッド。 - 【請求項27】 前記バリヤー層及び前記カバー層が、
単一材料片から一体的に形成されている、請求項26に
記載の印刷ヘッド。 - 【請求項28】 複数のゲートを更に備え、該ゲートの
各々が、前記スロートの前記幅と同等の幅を有する、請
求項26に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項29】 複数のゲートを更に備え、該ゲートの
各々が、前記スロートの前記幅よりも大きな幅を有す
る、請求項26に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項30】 複数のゲートを更に備え、該ゲート
が、前記少なくとも1つのスロートの全ての前記縦断面
積の合計と同等の合計縦断面積を有する、請求項26に
記載の印刷ヘッド。 - 【請求項31】 複数のゲートを更に備え、該ゲート
が、前記少なくとも1つのスロートの全ての前記縦断面
積の合計よりも大きな合計縦断面積を有する、請求項2
6に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項32】 隣接する前記ベース層から、前記カバ
ー層までではないが該カバー層へ向かって延びる前記ポ
ストを更に備える、請求項26に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項33】 隣接する前記カバー層から、前記ベー
ス層までではないが該ベース層へ向かって延びる前記少
なくとも1つのポストを更に備える、請求項26に記載
の印刷ヘッド。 - 【請求項34】 前記少なくとも1つのポストが、隣接
する前記ベース層から、前記カバー層までではないが該
カバー層へ向かって延びる第1ポストと、隣接する前記
カバー層から、前記ベース層までではないが該ベース層
へ向かって延びる第2ポストとを更に含む、請求項26
に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項35】 前記少なくとも1つのポストが、隣接
する前記ベース層から、前記カバー層までではないが該
カバー層へ向かって延びるダムを形成している、請求項
26に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項36】 前記少なくとも1つのポストが、隣接
する前記カバー層から、前記ベース層までではないが該
ベース層へ向かって延びるダムを形成している、請求項
26に記載の印刷ヘッド。 - 【請求項37】 前記少なくとも1つのポストが、隣接
する前記ベース層から、前記カバー層までではないが該
カバー層へ向かって延びる第1ダムと、隣接する前記カ
バー層から、前記ベース層までではないが該ベース層へ
向かって延びる第2ダムとを更に含む、請求項26に記
載の印刷ヘッド。 - 【請求項38】 複数のポストと、該複数のポストによ
って部分的に画成された複数の前記ゲートとを更に備え
る、請求項26に記載の印刷ヘッド。
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