JP2006130742A - インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006130742A
JP2006130742A JP2004320812A JP2004320812A JP2006130742A JP 2006130742 A JP2006130742 A JP 2006130742A JP 2004320812 A JP2004320812 A JP 2004320812A JP 2004320812 A JP2004320812 A JP 2004320812A JP 2006130742 A JP2006130742 A JP 2006130742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording head
ink
substrate
jet recording
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004320812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4667008B2 (ja
JP2006130742A5 (ja
Inventor
Makoto Terui
真 照井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004320812A priority Critical patent/JP4667008B2/ja
Publication of JP2006130742A publication Critical patent/JP2006130742A/ja
Publication of JP2006130742A5 publication Critical patent/JP2006130742A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4667008B2 publication Critical patent/JP4667008B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14403Structure thereof only for on-demand ink jet heads including a filter

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】インク中に存在するゴミによる吐出口詰まりがなく、また、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出が発生し難いインクジェット記録ヘッドを提供する。
【解決手段】インクが吐出される吐出口6と、吐出口6に連通する液流路2と、液流路2に連通するインク供給口3と、液流路2内のインクを吐出口6から吐出させるためのエネルギーを発生するヒーター11と、インク供給口3から液流路2に至るインク供給経路上に形成された供給口フィルター1とを少なくとも備えた基板8Aを有するインクジェット記録ヘッドであって、供給口フィルター1は、基板8Aの厚み方向にインクを通過させることが可能であり、かつ、吐出口6よりも断面積の小さな複数の貫通孔5によって構成され、該供給口フィルター1が設けられた領域の基板8Aの厚みよりも、ヒーター11が設けられた領域の基板8Aの厚みの方が厚い。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクを吐出させて被記録媒体に記録を行うインクジェット記録ヘッドに関するものである。
従来のインクジェット記録ヘッドは、インクが吐出される複数の吐出口と、各吐出口に連通する液流路と、液流路にインクを供給するためのインク供給口と、液流路内のインクに吐出エネルギーを付与する吐出エネルギー発生素子とを少なくとも備えた基板(通常はSi(シリコン)製の基板)を有している。一般的なインクジェット記録ヘッドにおいては、インクを吐出口に安定して供給するために、液流路の断面積が吐出口の断面積より大きくなっており、インク中に混入した不純物粒子等のゴミがインクと共に吐出口近傍にまで達することがあった。ゴミが吐出口近傍に達すると、インクの吐出方向が所期の方向から外れたり、インクの吐出量が変化してむらが生じたりする等、正常な吐出が行われなくなる。また、場合によってはゴミによって吐出口が塞がれてしまい、インクが吐出されなくなる。
そこで、特許文献1、特許文献2及び特許文献3には、インク供給経路にフィルターを形成し、吐出口近傍へのゴミの到達を回避することを目的とした技術が開示されている。かかるフィルターを備えたインクジェット記録ヘッド一例を図13(a)、(b)に示す。同図に示すインクジェット記録ヘッドでは、基板100の表面側に、複数の吐出口101と、各吐出口101に連通する液流路102と、各液流路102に共通のインク供給口103と、液流路102内のインクに吐出エネルギーを付与するヒーター104とが形成され、インク供給口103と液流路102との間にフィルター105が形成されている。このフィルター105は、各液流路102の入口に形成された一対の円柱状部材106からなり、一対の円柱状部材106間の隙間107及び各円柱状部材106とその周囲の壁との間の隙間107が、吐出口101を詰まらせる大きさのゴミが通過できない寸法とされている。
また、特許文献4には、吐出エネルギー発生素子としての電気熱交換素子の近傍に設けられた、吐出口よりも断面積の小さな供給口を通して吐出口にインクを供給することによって、吐出口の詰まりを回避することを特徴とする技術が開示されている。
特開平5−124206号公報 特開平10−86377号公報 特開2002−273881号公報 特開平11−99652公報
近年、インクジェット記録装置には写真調の高画質な印画が求められている。この要求に応えるためには、インクジェット記録ヘッドから吐出されるインク滴を微小化し、粒状感の少ない印画を実現する必要があり、インク滴を微小化するためには、インクジェット記録ヘッドの吐出口の面積(以下「吐出口面積」と称する場合もある)を小さくする必要がある。しかし、吐出口面積が小さくなれば、従来の吐出口面積においては問題とならなかった大きさのゴミによっても吐出特性が影響を受ける場合が多くなる。
さらに、ゴミの中には、フィルターによって捕集可能な大きさのゴミであっても、非常に薄いものであったり、柔らかい材質であったりするために、ヘッドの吸引や吐出を繰り返すうちにフィルターを通過してしまうものもあった。
また、インク滴が小さくなることにより、被記録媒体上の印画領域をインクで埋めるにはインクの打ち込み回数を増やさなければならない。従って、従来と同じリフィル周波数でインクジェット記録ヘッドを駆動した場合には、結果的に印字速度が遅くなってしまう。さらに、インク滴に合わせて小さくなった吐出口に合わせてフィルターの目を細かくしていくと、液流路における流抵抗が増大し、リフィル周波数が低下するので、印字速度がより一層遅くなってしまう。
さらには、リフィル周波数を上げて打ち込み量を多くした場合、吐出中に記録ヘッドが過熱し、不吐出になってしまう虞がある。特に、吐出エネルギー発生素子が形成されている領域の基板の厚みが薄い場合には、該領域が短時間で昇温してしまうため、より一層不吐出に陥りやすい。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記課題の少なくとも1つを解決することにある。
本発明のインクジェット記録ヘッドは、インクが吐出される吐出口と、吐出口に連通する液流路と、液流路に連通するインク供給口と、液流路内のインクを吐出口から吐出させるためのエネルギーを発生する吐出エネルギー発生素子と、インク供給口から液流路に至るインク供給経路上に形成された第1のフィルターとを少なくとも備えた基板を有するインクジェット記録ヘッドであって、第1のフィルターは、基板の厚み方向にインクを通過させることが可能であり、かつ、吐出口よりも断面積の小さな複数の貫通孔によって構成され、該第1のフィルターが設けられた領域の前記基板の厚みよりも、吐出エネルギー発生素子が設けられた領域の基板の厚みの方が厚いことを特徴とする。
本発明のインクジェット記録ヘッドの製造方法は、上記本発明のインクジェット記録ヘッドを製造可能な方法であって、基板の表面に吐出エネルギー発生素子を形成する工程と、基板に上記第1のフィルターを構成する貫通孔となる孔を形成する工程と、孔の表面に上記保護膜となる耐エッチング性の膜を形成する工程と、基板をエッチングして上記インク供給口を形成する工程と、上記インク供給口の内側に露出している上記膜を除去する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする。
本発明によれば、インク中に存在する吐出口の断面積より大きいゴミは、基板のインク供給口部分に設けられたフィルターによって遮られ、吐出口近傍に達することがなくなり、ゴミ詰まりによる吐出不良が大幅に減る。さらに、吐出エネルギー発生素子が形成されている領域の基板の厚みが、フィルターが形成されている領域の厚みよりも厚いので、該素子から発生した熱が基板を介して効率良く放熱される。よって、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出が発生し難い。
(実施形態1)
以下、本発明のインクジェット記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録ヘッドユニットの一例について説明する。このインクジェット記録ヘッドユニットは、本発明のインクジェット記録ヘッドが搭載される支持部材と、支持部材に搭載されたインクジェット記録ヘッドに電気信号を入力するためのフレキシブル配線基板とを少なくとも有する。
本発明のインクジェット記録ヘッドは、Si基板(以下「基板」と略す)と、基板に設けられた複数の吐出口と、各吐出口に連通する液流路と、液流路に連通するインク供給口を有する。吐出口及び液流路は、樹脂材料によって基板の表面上に形成されており、インク供給口は基板をその裏面から表面まで貫通する穴として形成されている。そして、インク供給口から供給されたインクは各液流路へ供給され、液流路内に設けられている吐出エネルギー発生素子としての電気熱変換素子(ヒーター)が発生する熱エネルギーを受けて吐出口から吐出する。以上が本例におけるインクジェット記録ヘッドの基本的な構造及び動作であるが、上記インク供給口と液流路との間には、本発明の特徴の一つであるフィルター(供給口フィルター)が設けられている。図1は、この供給口フィルター1を模式的に示す図であって、(a)は平面図、(b)は部分断面図である。
図1(a)、(b)に示すように、供給口フィルター1は、各液流路2ごとに設けられている。また、各供給口フィルター1は、液流路2とインク供給口3とを連通させる複数の貫通孔5によって構成されており、各貫通孔5の断面積は、吐出口6の断面積よりも小さい。さらに、貫通孔5の表面には保護膜7が形成されており、アルカリインクなどに対してもシリコンの溶出が起らないようにしてある。尚、インク供給口3は、基板8Aを結晶異方性エッチングすることによって形成したものであるが、インク供給口3の形成方法は必ずしも結晶異方性エッチングに限られるものではなく、ウエットエッチングやドライエッチングなど、他の形成方法を用いることも可能である。
図2及び図3は、図1(a)、(b)に示すインクジェット記録ヘッドの製造方法を示している。
図2(a)には、基板8Aの表面10にヒーター11が形成された状態が示されている。基板8Aの表面10には、図示されているヒーター11の他に、ヒーター11に電気信号を入力するための配線や保護膜等が形成されているが、図2及び3においては便宜上省略してある。
図2(b)には、基板8Aに、最終的に貫通孔5となる縦長の孔12が形成された状態が示されている。孔12を形成するためのマスクは、ポジレジストを用いて形成することが可能であり、例えば、OFPR(東京応化工業株式会社製)などを用いて形成することができる。孔12は、SF6とO2の混合ガスを用いて、RIEなどの異方性ドライエッチング装置を用いて形成することが可能である。この時、孔12の内径は、後工程で形成される保護膜7の膜厚(1.4[μm])を考慮して、8.8[μm]としてある。すなわち、保護膜7が形成された後の孔12の内径は、6.0[μm]となる。尚、後工程で形成される吐出口6の内径は7.0[μm]である。
図2(c)には、孔12の表面に保護膜7が形成された状態が示されている。この保護膜7は、製造工程においては、インク供給口3を形成する際に、エッチャント(エッチング液)が後に液流路2となる空間内に進入するのを防ぐ役割を果たす。本例では、プラズマCVDを用いて成膜したSiN膜を保護膜7としたが、保護膜7の種類は特に限定されるものではなく、無機膜であっても、有機膜であってもよい。例えば、SiO膜やSiON膜を保護膜7とすることができる。さらに、保護膜7の成膜方法や膜厚も特に限定されるものではない。
図2(d)には、ヒーター11が形成された基板8Aの表面10の上に、吐出口6及び液流路2を形成するための型レジストパターン13が溶解可能な樹脂によって形成された状態が示されている。溶解可能な樹脂としては、例えばODUR(東京応化工業株式会社製)などを用いることができる。この時、保護膜7によって表面が保護されている孔12は、型レジストパターン13を形成する樹脂によって埋められることになる。また、基板8Aの裏面15には、後工程においてインク供給口3を形成するために行なう結晶異方性エッチングに使用する裏面マスク16が形成される。裏面マスク16は、例えばポリエーテルアミド(日立化成工業株式会社製:商品名HIMAL)を用いて形成することが可能である。
図2(e)には、型レジストパターン13の上に被覆樹脂層17が形成され、これがパターニングされて、最終的に吐出口6となる凹部が形成された状態が示されている。被覆樹脂層17はエポキシ樹脂などを用いて形成することが可能である。
図3(f)には、後述する結晶異方性エッチングの工程において使用されるエッチャントから被覆樹脂層17を保護するためのAE保護膜18が形成された状態が示されている。エッチャントとしてTMAH(Tetra Methyl Ammonium Hydroxid)を用いる場合には、例えばOBC(東京応化工業株式会社製)を用いてAE保護膜18を形成することが可能である。
図3(g)には、基板8Aが結晶異方性エッチングされ、インク供給口3が形成された状態が示されている。この時、孔12に埋め込まれた樹脂(型レジストパターン13を形成している樹脂の一部)は、保護膜7に被覆された状態でインク供給口3の内側に突出している。また、基板8Aの表面10の上に延存している保護膜7は、結晶異方性エッチングのエッチングストップ層としての役割を果たす。
図3(h)には、CF4とO2の混合ガスによって、インク供給口3に内側に突出している樹脂を被覆している保護膜7がエッチングされて除去された状態が示されている。保護膜7のエッチングには、CDEなどのエッチング装置を使用することが可能である。このとき、結晶異方性エッチングのエッチングストップ層としての役割を終えた保護膜7の一部も同時に除去される。また、保護膜7がエッチングされた後には、孔12内に埋め込まれた樹脂(型レジストパターン13の一部)が露出することになる。
その後、図3(h)に示す型レジストパターン13、裏面マスク16、AE保護膜18を除去することによって本発明のインクジェット記録ヘッドが完成し、完成した基板8A及びその他の必要部材を不図示の支持部材に組み付けることによって、インクジェット記録ヘッドユニットが完成する。図4に完成したインクジェット記録ヘッドを示す。図4(a)は、平面図であり、図4(b)は同図(a)のA−A断面図である。これらの図から明らかなように、インクジェット記録ヘッドには、複数の吐出口6が長手方向に沿って一列に配列されてなる吐出口列6A、6Bが平行に形成されており、一方の吐出口列6Aを構成している吐出口6と他方の吐出口列6Bを構成している吐出口6とは、1ピッチずれている。また、各吐出口6に連通する液流路2内であって、かつ、吐出口6の直下にヒーター11が形成されている。すなわち、吐出口6の配置状態とヒーター11の配置状態とは実質的に同一であり、吐出口列6A、6Bの下にはヒーター列11A、11Bがそれぞれ形成されている。
インク供給口3は、ヒーター列11A、11Bの間に形成されており、幅(W)が基板8Aの裏面15側から表面10側に向けて次第に狭くなるテーパー状の断面形状を有する。このため、インク供給口3の裏面側開口部20の幅方向端部21よりも外側における基板8Aの厚みは一定であるが、幅方向端部21よりも内側における基板8Aの厚みは、中心に近い部分ほど薄くなっている。ここで、供給口フィルター1は、基板8Aの厚みが中心に向けて次第に薄くなっている部分に形成されている。換言すれば、基板8Aをその厚さ方向に貫通してインク供給口3と液流路2とを連通させている貫通孔5は、基板8Aの中心に近い位置に形成されている貫通孔5ほどその長さが短い。一方、ヒーター列11A、11Bは、基板8Aの厚みが一定の部分に形成されている。すなわち、ヒーター11が形成されている部分の基板8Aの厚みは供給口フィルター1が形成されている部分に比べて厚く、ヒーター11から発生した熱は基板8Aを介して効率良く放熱される。
以上の構成を有するインクジェット記録ヘッドが搭載されたインクジェット記録ヘッドユニットを記録装置にセットして印字を行なったところ、インクジェット記録ヘッドの吐出口がゴミによって塞がれることはなく、非常に良好な印字を行なうことができた。また、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出の発生頻度は非常に低かった。
(実施形態2)
以下、本発明のインクジェット記録ヘッドの他例について説明する。本例のインクジェット記録ヘッドと実施形態1で説明したインクジェット記録ヘッドとの相違点は、供給口フィルターとは異なる別のフィルター(流路フィルター)が追加されている点のみである。そこで、実施形態1で既に説明した構成と同一の構成については図中に同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本例のインクジェット記録ヘッドを構成する基板8Bには、供給口フィルター1とは別に、流路フィルター30が設けられている。この流路フィルター30は、インク供給口3と各液流路2との間(液流路2の入口)に設けられている。具体的には、各液流路2の入口に一対の円柱状部材31が所定の間隔を置いて平行に形成されており、両円柱状部材31間に生じた開口部(隙間32)及び各円柱状部材31とその周囲の壁との間に生じた開口部(隙間33)が吐出口6に詰まる虞のある大きさのゴミが通過できない寸法とされている。かかる流路フィルター30は、図2(d)などに示す型レジストパターン13のパターン形状を変更することによって形成することができる。
本例のインクジェット記録ヘッドでは、共通のインク供給口3から各液流路2へ至る供給経路が2系統となる。すなわち、供給口フィルター1を抜けて液流路2へ至る経路と、流路フィルター30を抜けて液流路2へ至る経路である。前者の経路を矢印Xによって、後者の経路を矢印Yによって図5中に模式的に示す。
以上のインクジェット記録ヘッド及びその他の必要部材を不図示の支持部材に組み付けることによって、インクジェット記録ヘッドユニットが完成する。完成したインクジェット記録ヘッドユニットを記録装置にセットして印字を行なったところ、インクジェット記録ヘッドの吐出口6がゴミによって塞がれることはなく、非常に良好な印字を行なうことができた。さらに、インク供給口3から液流路2に至る供給経路が2系統あり、流抵抗が低下するので、図13に示す従来例に比較して、リフィル周波数を高くすることができた。また、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出の発生頻度は非常に低かった。
(実施形態3)
以下、本発明のインクジェット記録ヘッドの他例について図6を参照しながら説明する。本例のインクジェット記録ヘッドの基本構成は、実施形態2で説明したインクジェット記録ヘッドと同一である。異なるのは、インク供給口3の液流路2側の幅Wが拡大され、供給口フィルター1を構成する全ての貫通孔5が基板8Cの表面10と平行な面40内においてインク供給口3に連通されている点である。インク供給口3の液流路2側の幅Wは、基板8Cを結晶異方性エッチングしてインク供給口3を形成する際に使用するマスクの幅を大きくすることによって拡大してある。尚、実施形態1及び実施形態2で既に説明した構成と同一の構成については、図6中に同一の符号を付して説明を省略する。
本例のインクジェット記録ヘッドでは、供給口フィルター1を構成する各貫通孔5の長さが、図1(b)や図5(b)に示す供給口フィルター1を構成する貫通孔5に比べて短くなったことによって、流抵抗が低減されている。流抵抗が低いことは、リフィル周波数を高める際に有利となる。
インク供給口3を形成している面40や面41の耐インク性が懸念される場合には、供給口フィルター1を形成した後に、スパッタ等の手段により、SiN膜やSiO膜などの保護膜を形成しても良い。このとき、供給口フィルター1を通過したスパッタ粒子が液流路2の内部にまで到達するが、液流路2の体積変化は非常に微少であるため問題とはならない。
以上のインクジェット記録ヘッド及びその他の必要部材を不図示の支持部材に組み付けることによって、インクジェット記録ヘッドユニットが完成する。完成したインクジェット記録ヘッドユニットを記録装置にセットして印字を行なったところ、インクジェット記録ヘッドの吐出口6がゴミによって塞がれることはなく、非常に良好な印字を行なうことができた。さらに、供給口フィルター1を構成している貫通孔5の短尺化によってヒーター11の後方(上流側)の流抵抗が低減され、実施形態2で説明したインクジェット記録ヘッドと比較して、リフィル周波数をさらに高くすることができた。また、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出の発生頻度は非常に低かった。
(実施形態4)
以下、本発明のインクジェット記録ヘッドの他例について図7を参照しながた説明する。本例のインクジェット記録ヘッドの基本構成は、実施形態2で説明したインクジェット記録ヘッドと同一である。異なるのは、基板8Dの表面10側に、該表面10よりもインク供給口3側に凹陥する合流部50が形成され、その合流部50によって、供給口フィルター1を構成している各貫通孔5が連結されている点である。このような形態とすることにより、供給口フィルター1を構成する各貫通孔5の長さが、実施形態1や実施形態2で説明したインクジェット記録ヘッドが備える供給口フィルター1を構成している各貫通孔5に比べて短くなる。このことは、供給口フィルター1を通過するインクの流抵抗が低減されることを意味しており、リフィル周波数を高める際により一層有利となる。尚、実施形態1乃至実施形態3で既に説明した構成と同一の構成については、図7中に同一の符号を付して説明を省略する。
本例のインクジェット記録ヘッドの製造方法は、実施形態1で説明した製造方法に準ずるものであるが、一部の工程においてデュアルマスク法を用いている。そこで、実施形態1で説明した製造方法の工程とは異なる、デュアルマスク法を用いた工程について図8(a)〜(d)及び図9(e)に示す。
図8(a)には、基板8Dの表面10にヒーター11が形成された状態が示されている。基板8Dの表面10には、図示されているヒーター11の他に、ヒーター11に電気信号を入力するための配線や保護膜等が形成されているが、便宜上省略してある。
図8(b)には、基板8Dの表面10に設けられたデュアルマスクが示されている。すなわち、第1のマスク51と第2のマスク52が示されている。第1のマスク51としては、OFPR(東京応化工業株式会社製)などのポジレジストを用いることが可能であり、供給口フィルター1を形成するのに必要なパターン形状となっている。第2のマスク52としては、フォトニース(東レ株式会社製)などのポリイミドを用いることが可能であり、合流部50(図7)を形成するために必要なパターン形状となっている。
図8(c)には、第1のマスク51を用いたドライエッチングによって、図7に示す貫通孔5となる縦長の孔12が形成された状態が示されている。ドライエッチングには、SF6とO2の混合ガスを用いることが可能である。
図8(d)には、第1のマスク51が剥離された状態が示されている。第1のマスク51は、リムーバーを用いて剥離することが可能である。リムーバーとしては、一般的なものを使用することが可能であり、例えば、シプレイ1112A(シプレイファーイースト)などを使用することが可能である。
図9(e)には、第2のマスク52を用いたドライエッチングによって、図7に示す合流部50が形成された状態が示されている。ここでのドライエッチングにもSF6とO2の混合ガスを用いることが可能である
図9(f)〜(h)及び図10(i)〜(k)には、図9(e)に示す工程に続く後工程が時系列で示されている。しかし、これらの図に示されている工程は、図2(c)〜(e)及び図3(f)〜(h)に示す工程と同様の工程であるので、図中に同一の符号を付して説明を省略する。
以上のようにして製造された本例のインクジェット記録ヘッド及びその他の必要部材を不図示の支持部材に組み付けることによって、インクジェット記録ヘッドユニットが完成する。完成したインクジェット記録ヘッドユニットを記録装置にセットして印字を行なったところ、吐出口にゴミ詰まりなどがなく、非常に良好な印字を行なうことができた。さらに、供給口フィルター1を構成する各貫通孔5を合流部50によって連結させることにより、流抵抗の大きい貫通孔5が短尺化され、実施形態2で説明したインクジェット記録ヘッドと比較して、リフィル周波数をさらに高くすることができた。また、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出の発生頻度は非常に低かった。
(実施形態5)
以下、本発明のインクジェット記録ヘッドの他例について説明する。本例のインクジェット記録ヘッドの基本構成は、これまで説明したインクジェット記録ヘッドと同一である。異なるのは、本例のインクジェット記録ヘッドを構成する基板が実施形態3で説明した基板8Cの特徴と実施形態4で説明した基板8Dの特徴を合わせ持っている点である。具体的には、図11に示すように、インク供給口3の液流路2側の幅Wが拡大され、供給口フィルター1を構成する全ての貫通孔5が基板8Eの表面10と平行な面40内においてインク供給口3に連通されている。さらに、基板8Eの表面10側に、該表面10よりもインク供給口3側に凹陥する合流部50が形成され、その合流部50によって、各貫通孔5が連結されている。尚、実施形態1乃至実施形態4で既に説明した構成と同一の構成については、図11中に同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3で説明した基板8Cと実施形態4で説明した基板8Dの双方の特徴を備えた基板8Eを有する本例のインクジェット記録ヘッドは、基板8C及び基板8Dのそれぞれによる作用と共に、それら2つの作用の相乗効果によって、より一層優れた作用を奏する。例えば、本例のインクジェット記録ヘッドでは、実施形態3及び4で説明したインクジェット記録ヘッドと比較して、さらにリフィル周波数を高くすることができた。
(実施形態6)
図12に、インク供給口60が等方性エッチングによって形成された基板8Fの一例を示す。ここで説明する基板8Fを備えたインクジェット記録ヘッドも本発明のインクジェット記録ヘッドに含まれる。尚、実施形態1乃至実施形態5で既に説明した構成と同一の構成については、図12中に同一の符号を付して説明を省略する。
図12に示す基板8Fの製造方法は、基本的に実施形態1で説明した製造方法に準ずる。但し、後に供給口フィルター1を構成する貫通孔5となる縦長の孔を形成する工程において、後にインク供給口3となる空間も同時に形成する。そして、上記孔の表面に保護膜7を形成する際に、インク供給口3となる空間の表面にも同時に保護膜を形成する。インク供給口3を形成するための等方性エッチングとしては、沸酸と硝酸の混合液を用いる方法、CF4とO2の混合ガスを用いたCDEなどのドライエッチングによる方法などを挙げることが出来る。
尚、インク供給口3の内面61のインクに対にする耐久性が懸念される場合には、供給口フィルター1を形成した後に、スパッタ等の手段によって、基板8Fの裏面15側より、SiN,SiOなどの保護膜を形成しても良い。この時、供給口フィルター1を通過したスパッタ粒子は液流路2の内部に到達するが、液流路2の体積変化は非常に微少であるため問題とはならない。
以上の基板8Fを備えたインクジェット記録ヘッド及びその他の必要部材を不図示の支持部材に組み付けることによって、インクジェット記録ヘッドユニットが完成する。完成したインクジェット記録ヘッドユニットを記録装置にセットして印字を行なったところ、吐出口にゴミ詰まりなどがなく、非常に良好な印字を行なうことができた。また、供給口フィルターを構成する貫通孔が基板の表面と平行な面内においてインク供給口に連通されている点は、図6に示すインクジェット記録ヘッドと同様である。よって、貫通孔の短尺化によってヒーターの後方(上流側)の流抵抗が低減され、リフィル周波数をさらに高くすることもできた。また、連続して吐出を行なっても、ヘッド温度の上昇に起因する不吐出の発生頻度は非常に低かった。
実施形態1の基板を模式的に示す図であって、(a)は一部省略の平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)〜(e)は、図1(a)(b)に示す基板の製造工程の一部を示す模式的断面図である。 (f)〜(h)は、図2(e)に示す工程に続く後工程を示す模式的断面図である。 実施形態1の基板を模式的に示す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 実施形態2の基板を模式的に示す図であって、(a)は一部省略の平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 実施形態3の基板を模式的に示す断面図である。 実施形態4の基板を模式的に示す断面図である。 (a)〜(d)は、図7に示す基板の製造工程の一部を示す模式的断面図である。 (e)〜(h)は、図8(d)に示す工程に続く後工程を示す模式的断面図である。 (i)〜(k)は、図9(h)に示す工程に続く後工程を示す模式的断面図である。 実施形態5の基板を模式的に示す断面図である。 実施形態6の基板を模式的に示す断面図である。 従来のインクジェット記録ヘッドの一例を示す図であって、(a)は一部省略の平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
符号の説明
1 供給口フィルター
2 液流路
3 インク供給口
5 貫通孔
6 吐出口
7 保護膜
8A〜8F 基板
10 基板の表面
11 ヒーター
12 孔
13 型レジストパターン
15 基板の裏面
16 裏面マスク
17 被覆樹脂層
18 AE保護膜
30 流路フィルター
31 円柱状部材
50 合流部
51 第1のマスク
52 第2のマスク

Claims (11)

  1. インクが吐出される吐出口と、前記吐出口に連通する液流路と、前記液流路に連通するインク供給口と、前記液流路内のインクを前記吐出口から吐出させるためのエネルギーを発生する吐出エネルギー発生素子と、前記インク供給口から前記液流路に至るインク供給経路上に形成された第1のフィルターとを少なくとも備えた基板を有するインクジェット記録ヘッドであって、
    前記第1のフィルターは、前記基板の厚み方向にインクを通過させることが可能であり、かつ、前記吐出口よりも断面積の小さな複数の貫通孔によって構成され、該第1のフィルターが設けられた領域の前記基板の厚みよりも、前記吐出エネルギー発生素子が設けられた領域の前記基板の厚みの方が厚いことを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
  2. 前記第1のフィルターにおけるインクの通過方向と交差する方向にインクを通過させることが可能な複数の開口部によって構成された第2のフィルターが前記インク供給経路上に形成され、前記開口部は前記吐出口の断面積より小さい断面積を有する請求項1記載のインクジェット記録へッド。
  3. 前記第1のフィルターを構成する複数の貫通孔の長さが同一であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のインクジェット記録ヘッド。
  4. 前記第1のフィルターを構成する複数の貫通孔を連結させる合流部が前記基板の表面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  5. 前記第1のフィルターを構成する貫通孔の表面に保護膜が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッド。
  6. 前記保護膜が無機膜であることを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録ヘッド。
  7. 前記保護膜が有機膜であることを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録ヘッド。
  8. 前記保護膜がSiN膜であることを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録ヘッド。
  9. 前記保護膜がSiO膜であることを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録ヘッド。
  10. 前記保護膜がSiON膜であることを特徴とする請求項5記載のインクジェット記録ヘッド。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のインクジェット記録ヘッドを製造する方法であって、
    基板の表面に吐出エネルギー発生素子を形成する工程と、
    前記基板に第1のフィルターを構成する貫通孔となる孔を形成する工程と、
    前記孔の表面に保護膜となる耐エッチング性の膜を形成する工程と
    前記基板をエッチングしてインク供給口を形成する工程と
    前記インク供給口の内側に露出している前記膜を除去する工程と、を少なくとも含むインクジェット記録ヘッドの製造方法。
JP2004320812A 2004-11-04 2004-11-04 インクジェット記録ヘッドの製造方法 Expired - Fee Related JP4667008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320812A JP4667008B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 インクジェット記録ヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320812A JP4667008B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 インクジェット記録ヘッドの製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006130742A true JP2006130742A (ja) 2006-05-25
JP2006130742A5 JP2006130742A5 (ja) 2007-12-27
JP4667008B2 JP4667008B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=36724711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320812A Expired - Fee Related JP4667008B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 インクジェット記録ヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4667008B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062304A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Seiko Instruments Inc 発熱抵抗素子部品の製造方法、およびそれを用いた製造されたサーマルヘッドおよびプリンタ
US8043517B2 (en) * 2005-09-19 2011-10-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of forming openings in substrates and inkjet printheads fabricated thereby
US8778200B2 (en) 2007-10-16 2014-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Method for manufacturing liquid discharge head
EP3184306A1 (en) * 2015-12-23 2017-06-28 OCE-Technologies B.V. Inkjet printhead
JP2017132212A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2020023197A (ja) * 2019-11-26 2020-02-13 セイコーエプソン株式会社 流路部品、液体吐出ヘッド、および、液体吐出装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11240174A (ja) * 1997-12-18 1999-09-07 Lexmark Internatl Inc 液体から汚染物質を除去するためにヒ―タ・チップの一部として形成されたフィルタ―及びその形成方法
JP2001071503A (ja) * 1999-08-27 2001-03-21 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェットのプリントヘッドを備えるプリント装置およびその製造方法、並びにプリント方法
JP2004130800A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Samsung Electronics Co Ltd インクジェットプリントヘッド及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11240174A (ja) * 1997-12-18 1999-09-07 Lexmark Internatl Inc 液体から汚染物質を除去するためにヒ―タ・チップの一部として形成されたフィルタ―及びその形成方法
JP2001071503A (ja) * 1999-08-27 2001-03-21 Hewlett Packard Co <Hp> インクジェットのプリントヘッドを備えるプリント装置およびその製造方法、並びにプリント方法
JP2004130800A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Samsung Electronics Co Ltd インクジェットプリントヘッド及びその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062304A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Seiko Instruments Inc 発熱抵抗素子部品の製造方法、およびそれを用いた製造されたサーマルヘッドおよびプリンタ
US8043517B2 (en) * 2005-09-19 2011-10-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method of forming openings in substrates and inkjet printheads fabricated thereby
US8778200B2 (en) 2007-10-16 2014-07-15 Canon Kabushiki Kaisha Method for manufacturing liquid discharge head
EP3184306A1 (en) * 2015-12-23 2017-06-28 OCE-Technologies B.V. Inkjet printhead
JP2017132212A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2020023197A (ja) * 2019-11-26 2020-02-13 セイコーエプソン株式会社 流路部品、液体吐出ヘッド、および、液体吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4667008B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5031492B2 (ja) インクジェットヘッド基板の製造方法
US6158846A (en) Forming refill for monolithic inkjet printhead
JP2005178364A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法、インクジェット記録ヘッドおよびインクジェットカートリッジ
KR20040060816A (ko) 잉크 젯 기록 헤드, 잉크 젯 기록 헤드의 제조 방법 및잉크 젯 기록 헤드 제조용 기판
EP1619028B1 (en) Ink jet head including a filtering member integrally formed with a substrate and method of fabricating the same
US7377629B2 (en) Liquid discharge head with filter structure
JP2009208393A (ja) インクジェット記録ヘッド
JPH09226142A (ja) インクジェットプリンタおよびインクジェットプリントヘッド
US6926389B2 (en) Bubble-jet type ink-jet print head and manufacturing method thereof
EP2492096B1 (en) Liquid ejection head and process for producing the same
JP2001347666A (ja) バブルジェット(登録商標)方式のインクジェットプリントヘッド、その製造方法及びインク吐出方法
JP3659303B2 (ja) 液体噴射記録装置の製造方法
JP2007230132A (ja) インクジェット記録ヘッド
JP4667008B2 (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法
US6354695B1 (en) Ink-jet printhead
JP4659898B2 (ja) 液体吐出ヘッド用基板の製造方法
JP2000094700A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法、およびインクジェット記録ヘッド
KR100446634B1 (ko) 잉크젯 프린트헤드 및 그 제조방법
JP5911264B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2008142965A (ja) インクジェットヘッド
JP2004209708A (ja) インクジェット記録ヘッド、その製造方法、およびその製造に用いるインクジェット記録ヘッド用基体
JP2002240293A (ja) 液滴噴射記録装置およびシリコン構造体の製造方法
JP2003089209A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法、および液体吐出ヘッド
JP4721465B2 (ja) 記録ヘッド及び記録ヘッドの製造方法
JP2010052303A (ja) 記録ヘッド及び記録ヘッドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20071102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Effective date: 20071102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100616

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100623

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees