JPH1085987A - パイプ溶接用内面ガスシールド冶具 - Google Patents
パイプ溶接用内面ガスシールド冶具Info
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- JPH1085987A JPH1085987A JP26917696A JP26917696A JPH1085987A JP H1085987 A JPH1085987 A JP H1085987A JP 26917696 A JP26917696 A JP 26917696A JP 26917696 A JP26917696 A JP 26917696A JP H1085987 A JPH1085987 A JP H1085987A
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- Japan
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- shield
- hole
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- welding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱劣化を回避する工夫を施したパイプ溶接用
内面ガスシールド冶具を提供することを目的とする。 【解決手段】 パイプとスリーブもしくはパイプとパイ
プの溶接時に起きる内面の酸化防止のためにアルゴンガ
ス等不活性ガスを溶接の前に封入しておくのに用いるパ
イプ溶接用内面ガスシールド冶具であって、中心に通孔
１をもつ蓋体２と、外端にスパナ等工具掛け用鍔状部３
をもち上記通孔１に外方より挿入されて同通孔１の切縁
部４の外面に鍔状部３を係止するようにされた雄ネジ５
と、雄ネジ５の中心に内外に連通する状態で設けたカプ
ラ取付孔６と、カプラ取付孔６にガス送入孔７付きのカ
プラ取付用ネジ８を以て取付けたカプラ９と、上記雄ネ
ジ５の内端に螺合させたコーン部材１０と、コーン部材
１０の外周にスプリング１１を以て装着した金属等耐熱
材料製分割型締付シールド部材１２と、から成る。
内面ガスシールド冶具を提供することを目的とする。 【解決手段】 パイプとスリーブもしくはパイプとパイ
プの溶接時に起きる内面の酸化防止のためにアルゴンガ
ス等不活性ガスを溶接の前に封入しておくのに用いるパ
イプ溶接用内面ガスシールド冶具であって、中心に通孔
１をもつ蓋体２と、外端にスパナ等工具掛け用鍔状部３
をもち上記通孔１に外方より挿入されて同通孔１の切縁
部４の外面に鍔状部３を係止するようにされた雄ネジ５
と、雄ネジ５の中心に内外に連通する状態で設けたカプ
ラ取付孔６と、カプラ取付孔６にガス送入孔７付きのカ
プラ取付用ネジ８を以て取付けたカプラ９と、上記雄ネ
ジ５の内端に螺合させたコーン部材１０と、コーン部材
１０の外周にスプリング１１を以て装着した金属等耐熱
材料製分割型締付シールド部材１２と、から成る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプとスリーブ
もしくはパイプとパイプの溶接時に起きる内面の酸化防
止のためにアルゴンガス等不活性ガスを溶接の前に封入
しておくのに用いるパイプ溶接用内面ガスシールド冶具
に関する。
もしくはパイプとパイプの溶接時に起きる内面の酸化防
止のためにアルゴンガス等不活性ガスを溶接の前に封入
しておくのに用いるパイプ溶接用内面ガスシールド冶具
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図４に示すような、シールドゴム
２０を利用した形式のものは知られている。しかし乍
ら、この形式はシールドゴム２０の弾性によりパイプの
内面に押支えているために当該シールドゴムが熱により
劣化し易く、比較的頻繁に交換する必要がある等の欠陥
があった。
２０を利用した形式のものは知られている。しかし乍
ら、この形式はシールドゴム２０の弾性によりパイプの
内面に押支えているために当該シールドゴムが熱により
劣化し易く、比較的頻繁に交換する必要がある等の欠陥
があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠陥を解
消する新規のパイプ溶接用内面ガスシールド冶具を提供
することを目的とする。
消する新規のパイプ溶接用内面ガスシールド冶具を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るパイプ溶接用内面ガスシールド冶具は、
パイプとスリーブもしくはパイプとパイプの溶接時に起
きる内面の酸化防止のためにアルゴンガス等不活性ガス
を溶接の前に封入しておくのに用いるパイプ溶接用内面
ガスシールド冶具であって、中心に通孔１をもつ蓋体２
と、外端にスパナ等工具掛け用鍔状部３をもち上記通孔
１に外方より挿入されて同通孔１の切縁部４の外面に鍔
状部３を係止するようにされた雄ネジ５と、雄ネジ５の
中心に内外に連通する状態で設けたカプラ取付孔６と、
カプラ取付孔６にガス送入孔７付きのカプラ取付用ネジ
８を以て取付けたカプラ９と、上記雄ネジ５の内端に螺
合させたコーン部材１０と、コーン部材１０の外周にス
プリング１１を以て装着した金属等耐熱材料製分割型締
付シールド部材１２と、から成ることを特徴とするもの
である。
に本発明に係るパイプ溶接用内面ガスシールド冶具は、
パイプとスリーブもしくはパイプとパイプの溶接時に起
きる内面の酸化防止のためにアルゴンガス等不活性ガス
を溶接の前に封入しておくのに用いるパイプ溶接用内面
ガスシールド冶具であって、中心に通孔１をもつ蓋体２
と、外端にスパナ等工具掛け用鍔状部３をもち上記通孔
１に外方より挿入されて同通孔１の切縁部４の外面に鍔
状部３を係止するようにされた雄ネジ５と、雄ネジ５の
中心に内外に連通する状態で設けたカプラ取付孔６と、
カプラ取付孔６にガス送入孔７付きのカプラ取付用ネジ
８を以て取付けたカプラ９と、上記雄ネジ５の内端に螺
合させたコーン部材１０と、コーン部材１０の外周にス
プリング１１を以て装着した金属等耐熱材料製分割型締
付シールド部材１２と、から成ることを特徴とするもの
である。
【０００５】
【作用】本発明に係るパイプ溶接用内面ガスシールド冶
具を利用してたとえばパイプ１５の一端にスリーブ１６
を溶接１７する際には、スパナ等工具を用いて雄ネジ５
を廻してコーン部材１０を蓋体２の方に引き寄せること
により締付部材１２をスプリング１１の作用力に抗して
放射方向に押出して当該締付部材１２をスリーブ１６の
内周面に圧接させることによって装着し、また、この装
着を外す場合には雄ネジ５を上記と逆の方向に廻して上
記圧接を解消すればよい。
具を利用してたとえばパイプ１５の一端にスリーブ１６
を溶接１７する際には、スパナ等工具を用いて雄ネジ５
を廻してコーン部材１０を蓋体２の方に引き寄せること
により締付部材１２をスプリング１１の作用力に抗して
放射方向に押出して当該締付部材１２をスリーブ１６の
内周面に圧接させることによって装着し、また、この装
着を外す場合には雄ネジ５を上記と逆の方向に廻して上
記圧接を解消すればよい。
【０００６】尚、上記装着状態においてアルゴンガス、
ヘリウムガス、チッソガス等不活性ガスをカプラ９に連
結したホース１３を介して送入する場合には、パイプ１
５の他端部内に内面プラグ冶具（図示せず）を挿入して
同他端を閉塞してから行う。
ヘリウムガス、チッソガス等不活性ガスをカプラ９に連
結したホース１３を介して送入する場合には、パイプ１
５の他端部内に内面プラグ冶具（図示せず）を挿入して
同他端を閉塞してから行う。
【０００７】
【発明の効果】本発明に係るパイプ溶接用内面ガスシー
ルド冶具は、上記のような構成であるので、スパナ等工
具を以て雄ネジ５を進退させることによってシールド部
材１２をスリーブもしくはパイプの内周面に圧接させた
り当該圧接を解消させたりすることにより、シールドま
たは当該シールドの解消をなすことができるものであっ
て、上記従来例におけるシールドゴム２０のような熱劣
化の惧れのないものであり、所期の目的を充分に解消す
ることを可能とするものである。
ルド冶具は、上記のような構成であるので、スパナ等工
具を以て雄ネジ５を進退させることによってシールド部
材１２をスリーブもしくはパイプの内周面に圧接させた
り当該圧接を解消させたりすることにより、シールドま
たは当該シールドの解消をなすことができるものであっ
て、上記従来例におけるシールドゴム２０のような熱劣
化の惧れのないものであり、所期の目的を充分に解消す
ることを可能とするものである。
【０００８】
【実施例】図１〜図３に示す本発明の実施例は、パイプ
１５とスリーブ１６の溶接時に起きる内面の酸化防止の
ためにアルゴンガス等を溶接の前に封入しておくのに用
いるパイプ溶接用内面ガスシールド冶具に関するもので
あって、中心に通孔１をもつ布入りベークライト製の蓋
体２と、外端にスパナ掛け用鍔状部３をもち上記通孔１
に外方より挿入されて同通孔１の切縁部４の外面に鍔状
部３を係止するようにされた布入りベークライト製雄ネ
ジ５と、雄ネジ５の中心に内外に連通する状態で設けた
カプラ取付孔６と、カプラ取付孔６にガス送入孔７付き
のカプラ取付用金属製ネジ８を以て取付けた金属製カプ
ラ９と、上記雄ネジ５の内端に螺合させた金属製コーン
部材１０と、コーン部材１０の外周にスプリング１１を
以て装着した金属製４分割型締付シールド部材１２と、
から成るものであって、図中符号１４は座金を示す。
１５とスリーブ１６の溶接時に起きる内面の酸化防止の
ためにアルゴンガス等を溶接の前に封入しておくのに用
いるパイプ溶接用内面ガスシールド冶具に関するもので
あって、中心に通孔１をもつ布入りベークライト製の蓋
体２と、外端にスパナ掛け用鍔状部３をもち上記通孔１
に外方より挿入されて同通孔１の切縁部４の外面に鍔状
部３を係止するようにされた布入りベークライト製雄ネ
ジ５と、雄ネジ５の中心に内外に連通する状態で設けた
カプラ取付孔６と、カプラ取付孔６にガス送入孔７付き
のカプラ取付用金属製ネジ８を以て取付けた金属製カプ
ラ９と、上記雄ネジ５の内端に螺合させた金属製コーン
部材１０と、コーン部材１０の外周にスプリング１１を
以て装着した金属製４分割型締付シールド部材１２と、
から成るものであって、図中符号１４は座金を示す。
【図１】本発明の実施例を締付シールド部材の締付状態
で示す断面図である。
で示す断面図である。
【図２】同じく締付をゆるめた状態で示す断面図であ
る。
る。
【図３】同じく分解斜視図である。
【図４】従来例を示す断面図である。
１ 通孔 ２ 蓋体 ３ 鍔状部 ４ 切縁部 ５ 雄ネジ ６ カプラ取付孔 ７ ガス送入孔 ８ カプラ取付用ネジ ９ カプラ １０ コーン部材 １１ スプリング １２ 締付シールド部材 １３ ホース １４ 座金 １５ パイプ １６ スリーブ ２０ シールドゴム
Claims (1)
- 【請求項１】 パイプとスリーブもしくはパイプとパイ
プの溶接時に起きる内面の酸化防止のためにアルゴンガ
ス等不活性ガスを溶接の前に封入しておくのに用いるパ
イプ溶接用内面ガスシールド冶具であって、中心に通孔
１をもつ蓋体２と、外端にスパナ等工具掛け用鍔状部３
をもち上記通孔１に外方より挿入されて同通孔１の切縁
部４の外面に鍔状部３を係止するようにされた雄ネジ５
と、雄ネジ５の中心に内外に連通する状態で設けたカプ
ラ取付孔６と、カプラ取付孔６にガス送入孔７付きのカ
プラ取付用ネジ８を以て取付けたカプラ９と、上記雄ネ
ジ５の内端に螺合させたコーン部材１０と、コーン部材
１０の外周にスプリング１１を以て装着した金属等耐熱
材料製分割型締付シールド部材１２と、から成ることを
特徴とするパイプ溶接用内面ガスシールド冶具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26917696A JP3776180B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | パイプ溶接用内面ガスシールド冶具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26917696A JP3776180B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | パイプ溶接用内面ガスシールド冶具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1085987A true JPH1085987A (ja) | 1998-04-07 |
| JP3776180B2 JP3776180B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=17468743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26917696A Expired - Fee Related JP3776180B2 (ja) | 1996-09-19 | 1996-09-19 | パイプ溶接用内面ガスシールド冶具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3776180B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1057568A2 (en) * | 1999-06-03 | 2000-12-06 | General Electric Company | Welding method and assembly therefor |
| CN108817785A (zh) * | 2017-01-03 | 2018-11-16 | 武汉电信器件有限公司 | 一种封焊用夹具 |
| CN109654973A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-04-19 | 东莞市国森科精密工业有限公司 | 一种柔轮外径测量内涨治具 |
| CN113751829A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-07 | 浙江诚信医化设备有限公司 | 一种法兰和管子的焊接工艺 |
| CN114799633A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-29 | 沈阳飞机工业（集团）有限公司 | 一种用于导管端头的充氩工装 |
-
1996
- 1996-09-19 JP JP26917696A patent/JP3776180B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1057568A2 (en) * | 1999-06-03 | 2000-12-06 | General Electric Company | Welding method and assembly therefor |
| EP1057568A3 (en) * | 1999-06-03 | 2002-11-06 | General Electric Company | Welding method and assembly therefor |
| CN108817785A (zh) * | 2017-01-03 | 2018-11-16 | 武汉电信器件有限公司 | 一种封焊用夹具 |
| CN109654973A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-04-19 | 东莞市国森科精密工业有限公司 | 一种柔轮外径测量内涨治具 |
| CN113751829A (zh) * | 2021-09-15 | 2021-12-07 | 浙江诚信医化设备有限公司 | 一种法兰和管子的焊接工艺 |
| CN114799633A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-07-29 | 沈阳飞机工业（集团）有限公司 | 一种用于导管端头的充氩工装 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3776180B2 (ja) | 2006-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051212 |
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