JP2995627B1 - グロ―ブボックス用グロ―ブ - Google Patents

グロ―ブボックス用グロ―ブ

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JP2995627B1
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inner ring
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ring main
port
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隆夫 川崎
明則 南
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核燃料サイクル開発機構
株式会社コクゴ
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Abstract

【要約】 【課題】 既存のグローブポートに既存の押圧治具を用
いて装着可能であり、且つ交換時にグローブを損傷する
虞れがないため迅速に交換作業をすることができるグロ
ーブボックス用グローブの提供を課題とする。 【解決手段】 筒状のインナーリング本体51の内側に
は筒状のグローブ固定部52が配設されている。グロー
ブ5の基端部はグローブ固定部52にOリング53によ
って固定されている。グローブの交換時において、新し
いグローブ5のインナーリング本体51の前端部は、古
いグローブ5Aのインナーリング本体51Aの後端部に
当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力施設で放射
性物質等を取扱う際に用いられるグローブボックスで使
用するグローブボックス用グローブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】原子力施設で放射性物質を取扱う場合、
その操作はグローブボックスを利用することが極めて多
い。
【0003】このようなグローブボックスで使用するグ
ローブボックス用グローブとして、本願出願人は図3に
示す構成のグローブボックス用グローブを既に提案して
いる(特公昭61−34958)。
【0004】図3において、1はグローブボックスの内
部を看視できる素材からなるボックス窓、2グローブ、
3はグローブ2を取り付けるためのグローブポートであ
り、その内壁面はテフロン皮膜等によりライニングが施
されている。グローブ2の基端部は、グローブポート3
に嵌挿可能なインナーリング21にOリング22を用い
て密着固定されている。インナーリング21の外周壁に
は、グローブポート3の内壁面に圧接するシール材23
が配設されている。4は、インナーリング21をグロー
ブポート3に固定し、負圧となっているグローブボック
ス内にグローブ2が引き込まれないようにするための固
定環である。
【0005】なお、図3において2Aは交換された古い
グローブを示しており、21Aはその古いグローブ2A
のインナーリングを示している。22AはOリング、2
3Aはシール材である。
【0006】このように構成されたグローブボックス用
グローブを交換する場合には、固定環4を外し、新たな
グローブのインナーリングの前端部をインナーリング2
の後端部に当接させた状態で、専用の押圧治具により新
たなグローブのインナーリングをグローブポート3内に
押し込み、グローブ2をグローブ2Aの位置まで移動さ
せる。グローブ2は、グローブ2Aの位置まで移動する
とグローブボックスの内部に落下する。その後、押圧治
具を外して、新たなグローブのインナーリングを固定環
4でグローブポート3に固定してグローブの交換作業を
終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来のグ
ローブボックス用グローブにおいては、グローブの交換
時に、グローブ2の基端部がインナーリング21の前端
部とインナーリング21Aの後端部との間に挟まれるの
で、グローブ2の基端部が損傷しないようにグローブの
交換作業を慎重に行う必要があった。
【0008】本発明の目的は、既存のグローブポートに
既存の押圧治具を用いて装着可能であり、且つ交換時に
グローブを損傷する虞れがないため迅速に交換作業をす
ることができるグローブボックス用グローブを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、グローブボックスのグローブポートに嵌
挿可能な筒状のインナーリング本体であって、当該イン
ナーリング本体が装着されている前記グローブポートに
他の前記インナーリング本体を嵌挿する際、当該の他の
前記インナーリング本体の前端部が既に装着されている
前記インナーリング本体の後端部に当接可能な形状を有
するインナーリング本体と、該インナーリング本体の内
側に配設された筒状のグローブ固定部と、該グローブ固
定部に基端部が密着固定されているグローブとを具備
し、前記グローブ固定部は前記インナーリング本体と離
隔した位置に配設されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態の構成を示す断
面図である。
【0012】図1において、1は既存のグローブボック
スのボックス窓であり、3は既存のグローブポート、4
は固定環である。5はグローブ、51はグローブポート
3の内径より少しだけ小さい外径を有しグローブポート
3に嵌挿可能な筒状のインナーリング本体、52はイン
ナーリング本体51の内側に配設された筒状のグローブ
固定部である。グローブ5の基端部は、グローブ固定部
52にOリング53を用いて密着固定されている。イン
ナーリング本体51の外周壁には、グローブポート3の
内壁面に圧接するシール材54が配設されていいる。
【0013】なお、図1において5Aは交換された古い
グローブを示しており、51Aはその古いグローブ5A
のインナーリング本体を示している。52Aはグローブ
固定部、53AはOリング、54Aはシール材である。
【0014】ここで図1に示したように、インナーリン
グ本体51の形状は、グローブ交換時において、新たな
グローブ5のインナーリング本体51の前端部が、古い
グローブ5のインナーリング本体51Aの後端部に当接
するような形状に形成されている。
【0015】また本実施形態においては、グローブ5の
基端部が固定されているグローブ固定部52は、インナ
ーリング本体51と離隔しており、グローブ固定部51
とインナーリング本体51との間には空隙が形成されて
いる。従って、この空隙を利用してグローブ5の基端部
に放射性物質が付着することを防止するためのカバーを
配設することができる。
【0016】以上説明したように本実施形態によれば、
グローブの交換時において、新しいグローブ5のインナ
ーリング本体51の前端部が、古いグローブ5Aのイン
ナーリング本体51Aの後端部に直接当接するように構
成されているために、新しいグローブ5の基端部に力が
加わるようなことはない。
【0017】また、本実施形態においては、グローブの
交換作業をする場合、図2に示したように既存の押圧治
具6を用いて交換作業をすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
存のグローブポートに既存の押圧治具を用いて装着可能
であり、且つ交換時にグローブを損傷する虞れがないた
め迅速に交換作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態の説明図である。
【図3】従来例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ボックス窓 2,2A,5,5A グローブ 3 グローブポート 4 固定環 6 押圧治具 51,51A インナーリング本体 52,52A グローブ固定部 53,53A Oリング 54,54A シール材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グローブボックスのグローブポートに嵌
    挿可能な筒状のインナーリング本体であって、当該イン
    ナーリング本体が装着されている前記グローブポートに
    他の前記インナーリング本体を嵌挿する際、当該の他の
    前記インナーリング本体の前端部が既に装着されている
    前記インナーリング本体の後端部に当接可能な形状を有
    するインナーリング本体と、 該インナーリング本体の内側に配設された筒状のグロー
    ブ固定部と、 該グローブ固定部に基端部が密着固定されているグロー
    ブとを具備し、 前記グローブ固定部は前記インナーリング本体と離隔し
    た位置に配設されていることを特徴とするグローブボッ
    クス用グローブ。
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