JPH0319938Y2 - - Google Patents

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JPH0319938Y2
JPH0319938Y2 JP67885U JP67885U JPH0319938Y2 JP H0319938 Y2 JPH0319938 Y2 JP H0319938Y2 JP 67885 U JP67885 U JP 67885U JP 67885 U JP67885 U JP 67885U JP H0319938 Y2 JPH0319938 Y2 JP H0319938Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は真空排気される容器の排気用口金を
真空排気装置に迅速に取り付ける真空排気装置用
自動アダプタに関する。
(ロ) 従来技術 第3図は真空排気される容器の排気用口金を取
り付けられる従来のアダプタを示した説明図であ
る。即ち排気用口金1を挿通されるワーク受金具
2を、真空排気装置本体3に取り付けられる。し
かして前記ワーク受金具2に螺合される袋ナツト
4を締め付けることによりガスケツト5が排気用
口金1に押圧され、取り付け部の気密性が保持さ
れる。
しかしながら前述した袋ナツト4の締め付けな
らびにその解除作業は時間を要する煩わしい作業
であるともに、一般的にはかかる作業は人手に頼
らざるを得ないため、その自動化が困難であり、
したがつて真空排気工程を自動化する上で大変障
害となつていたものである。
(ハ) 目的 この考案は真空排気装置本体への排気用口金の
取り付け及び取り外し作業の自動化を可能にする
とともに、その作業を短時間で行うことができる
真空排気装置用自動アダプタを提供することを目
的としている。
(ニ) 構成 この考案に係る真空排気装置用自動アダプタ
は、真空排気される容器の排気用口金を挿通され
る口金挿通孔を形成されたワーク受金具に、これ
と略同軸状に軸方向に押し下げられるスライダを
取り付けるとともに、このスライダの動きを案内
し、かつ押し下げ方向の動きを制限するヘツダと
を備え、前記ヘツダとスライダとの間に形成され
た圧力室に圧空を導入することにより、スライダ
に押圧を与えて前記排気用口金に嵌めつけられた
ガスケツトを押圧するように構成したことを特徴
としている。
(ホ) 実施例 実施例 第1図はこの考案の一実施例に係る真空排気装
置用自動アダプタの構成を示した断面図である。
同図において中心線Lより左側はシール状態を、
中心線Lより右側はシール解除状態を示してい
る。
10は真空排気される容器(ワーク)であり、
11は前記容器10に連通する排気用口金を示し
ている。
20はこの実施例に係る真空排気装置用自動ア
ダプタを示している。21は前記排気用口金を挿
通されるワーク受金具を示している。このワーク
受金具21は円筒状の胴体211の下面に外方フ
ランジ212を形成されてなる。ワーク受金具2
1には前記排気用口金を挿通される口金挿通孔2
13が設けられている。口金挿通孔213の中間
部は排気用口金11の先端部と当接する段付きが
設けられ、さらに上方開口部は径大となつてガス
ケツト22が嵌めつけられるようになつている。
このワーク受金具21は、真空排気装置本体30
の真空排気孔31と前記口金挿通孔213とが連
通するように、該真空排気装置本体に螺子止めさ
れる。
23はスライダであり、このスライダ23は前
記排気用口金11を遊嵌される内部孔を備えた胴
体231と、前記胴体231の下面に形成される
外方フランジ232を備えている。前記内部孔の
下側開口部周縁に前記ガスケツト22を押圧する
ための凸脈233が形成されており、さらに前記
凸脈233を囲むように周溝236が削設されて
いる。さらに前記胴体231及び外方フランジ2
32の周面には周溝が形成されており、この周溝
にOリング24及び25がそれぞれ嵌めつけられ
ている。
26は前記スライダ23を押し上げる方向に作
用するスプリングを示している。このスプリング
26はワーク受金具21の胴体211に遊嵌さ
れ、その上方端は前記スライダ23の周溝236
に嵌め込まれている。
27は、筒状の胴体271と、この胴体271
の上方開口部に内方フランジ272が形成された
ヘツダを示している。胴体271の内周面は前記
スライダ23の外方フランジ232の周面と摺接
しており、前記内方フランジ272の内周面はス
ライダ23の胴体231の周面と摺接している。
しかしてヘツダ27はスペーサ28を介してワー
ク受金具21に螺子止めされている。
29は前記スライダ23の外方フランジ232
と、前記ヘツダ27内方フランジ272とによつ
て形成される間隙部からなる圧力室を示してい
る。ヘツダ27の胴体271には圧力室29と連
通するように螺子孔が開設されており、この螺子
孔にチユーブ40の先端に取り付けられた管継手
41が気密に取り付けられている。このチユーブ
40を介して圧力室29に高圧空気が送り込まれ
る。
次に上述した構成を備えた真空排気装置用自動
アダプタの動作について説明する。
圧力室29に圧空が導入されていない状態にお
いて、スライダ23はスプリング26の作用によ
り押し上げられて、胴体231の段付き部がヘツ
ダ27の内方フランジ272の下面端部に当接し
て静止している。このような状態において真空排
気される容器10の排気用口金11がスライダ2
3の内部孔及びワーク受金具21の口金挿通孔2
13に挿通される。その後に圧力室29に圧空が
導入されることにより、スライダ23は前記スプ
リング26のバネ力に抗して下方に押し下げられ
る。その結果排気用口金11に嵌め込まれている
ガスケツト22がスライダ23の凸脈233によ
つて押圧される。しかしてこのガスケツト22が
排気用口金11の外周面と、ワーク受金具21の
胴体211の開口部内周面とに圧接されることに
より、排気用口金11がワーク受金具21に気密
状態を保持して取り付けられる。
排気作業が完了して前記排気用口金11をアダ
プタ20から取り外す際は、圧力室29に導入さ
れる圧空を遮断して、圧力室29内の圧力を大気
圧に戻す。これによりスライダ23はスプリング
26のバネ力により押し上げられて初期状態(第
1図の左側の図)に復帰するから、排気用口金1
1はアダプタ20から容易に取り外すことができ
る。
実施例 第2図はこの考案のその他の実施例に係る真空
排気装置用自動アダプタの構成を示した一部断面
図である。同図において、中心線より左側はシー
ル状態を、中心線より右側はシール解除状態を示
している。また同図において第1図と同一部分は
同一符号で示している。
50はこの実施例に係る真空排気装置用自動ア
ダプタである。51は第1図に示したと同様のワ
ーク受金具、52は排気用口金11に嵌め込まれ
るガスケツト、53はワーク受金具51と同軸状
に取り付けられるスライダを示している。このス
ライダ53は円筒状の胴体531と、前記胴体5
31の下面に形成された外方フランジ532を有
している。54は下面が前記ガスケツト52と当
接する円筒状のガスケツト押さえである。このガ
スケツト押さえ54の上端面は前記スライダ53
の胴体531に形成され膨出部に当接している。
56はワーク受金具51の胴体に遊嵌され、前
記スライダ53を押し上げるスプリングを示して
いる。
57は、スライダ53の胴体531の周面に気
密に摺接する胴体571と、前記胴体571に形
成された外方フランジ572を含むヘツダを示し
ている。このヘツダ57はタイロツド58を介し
てワーク受金具51に対して固定的に取り付けら
れている。
55は、スライダ53及びヘツダ57の各外方
フランジ532及び572に沿つて両端部を気密
に連結したベローズを示している。しかしてスラ
イダ53の胴体表面と、前記ベローズとによつて
形成される間隙部によつて圧力室59が構成され
ている。この圧力室59には前記ヘツダ57に形
成された空気導入孔573から圧空が送り込まれ
る。
次に上述した構成を備えた実施例の動作の説明
をする。第1図に示した実施例の場合と同様に、
排気用口金11が挿通される前は圧力室59に圧
空が導入されていない。そのためスライダ53は
スプリング56のバネ力により押し上げられてヘ
ツダ57の胴体下面と当接して静止している。し
かして排気用口金11がワーク受金具51等に挿
通された後、圧力室59に圧空が送り込まれる。
これによりスライダ53が押し下げられることに
より、ガスケツト52がガスケツト押さえ54に
よつて押圧されて変形し、排気用口金11が気密
状態に取り付けられる。排気用口金11を取り外
す場合は第1図において説明したように圧力室5
9に送り込まれる圧空を遮断して行われる。
(ヘ) 効果 この考案に係る真空排気装置用自動アダプタ
は、排気用口金を挿通されるヘツダとスライダと
の間に圧力室を形成し、この圧力室に圧空を導入
することにより前記スライダを押し下げてガスケ
ツトを押圧することにより、排気用口金をワーク
受金具に気密状態に取り付けている。しかして前
記圧空を遮断することによりスプリング力によつ
てスライダを押し上げるように構成している。
従つてこの考案によれば、従来のアダプタのよ
うに排気用口金を取り付けあるいは取り外す際に
袋ナツトをその都度締め付けあるいは取り外す必
要がないのでワークの取り付け及び取り外し作業
を自動的に行うことが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る真空排気装
置用自動アダプタの構成を示した断面図、第2図
はこの考案のその他の実施例の構成を示した一部
断面図、第3図は従来の真空排気装置用自動アダ
プタの構成を示した説明図である。 10……容器、11……排気用口金、20,5
0……真空排気装置用自動アダプタ、21,51
……ワーク受金具、213……口金挿通孔、2
3,53……スライダ、22,52……ガスケツ
ト、26,56……スプリング、27,57……
ヘツダ、29,59……圧力室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 真空排気される容器の排気用口金を挿通され
    る口金挿通孔を形成されたワーク受金具と、 前記ワーク受金具と略同軸状に配設され、軸
    方向に押し下げられることにより、挿通された
    前記排気用口金にガスケツトを押圧するスライ
    ダと、 前記スライダを押し上げる方向に作用するス
    プリングと、 前記ワーク受金具に対して固定的に取り付け
    られ、前記スライダの動きを案内すると共に、
    押し上げ方向の動きを制限するヘツダと、 前記ヘツダとスライダとの間に介在し、導入
    される圧空により前記スライダに押圧力を与え
    る圧力室とを具備したことを特徴とする真空排
    気装置用自動アダプタ。 (2) 前記スライダはヘツダの内周面に気密に摺接
    する外方フランジを備え、 前記ヘツダは前記スライダの胴体周面に気密
    に摺接する内方フランジを備え、 かつ、前記圧力室は前記スライダの外方フラ
    ンジと、前記ヘツダの内方フランジとによつて
    形成される間隙部であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の真空排気装置
    用自動アダプタ。 (3) 前記スライダはその下面に外方フランジを備
    え、 前記ヘツダは外方フランジを備えるととも
    に、内周面が前記スライダの胴体周面に気密に
    摺接するものであり、 かつ、前記圧力室は、前記スライダの胴体周
    面と、前記スライダ及びヘツダの各外方フラン
    ジに沿つて端部を気密に連結されたベローズと
    によつて形成される間隙部であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の真空
    排気装置用自動アダプタ。
JP67885U 1985-01-07 1985-01-07 Expired JPH0319938Y2 (ja)

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JPS61118631U JPS61118631U (ja) 1986-07-26
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