JPH1085338A - カテーテル - Google Patents
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- JPH1085338A JPH1085338A JP8242789A JP24278996A JPH1085338A JP H1085338 A JPH1085338 A JP H1085338A JP 8242789 A JP8242789 A JP 8242789A JP 24278996 A JP24278996 A JP 24278996A JP H1085338 A JPH1085338 A JP H1085338A
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Abstract
左冠動脈口に容易、安全かつ迅速に導入できるカテーテ
ルを提供する。 【解決手段】カテーテル1は、全長にわたり2.7mm以
下の外径であり、カテーテル本体1aが、略直線状の本
体部2と湾曲形状を有する先端部3とからなる。先端部
3は、本体部2から屈曲部4を介して続く略直線部31
と、直線部31から屈曲部4と反対の方向に湾曲する屈
曲部5を介して続く略直線部32と、略直線部32から
屈曲部5と同じ方向に湾曲する屈曲部6を介して続く略
直線部33と、略直線部33から屈曲部5と同じ方向に
湾曲する屈曲部7を介して続く略直線状の最先端部34
とからなり、本体部2と略直線部31のなす角度が90
〜150度であり、略直線部32が左冠動脈口と反対側
の大動脈弓壁に接触し得るように形状付けられている。
Description
組織の治療・造影用のカテーテル、特に冠動脈用のカテ
ーテルに関する。
は、ジャドキンス(Judkins)型、アンプラッツ(Anpla
tz)型等のカテーテルがあり、通常これらのカテーテル
を大腿動脈よりセルジンガー法あるいはシース法により
導入し、冠動脈を選択的に造影している。
も現在広く普及している。その一例としては、バルーン
付きカテーテルを用いた虚血性心疾患治療の経皮的冠動
脈形成術(PTCA)が挙げられる。このような治療に
際し、治療用カテーテルを安全且つ効率的に目的の血管
まで挿入するためには、治療用カテーテルの性能が非常
に重要であり、その挿入によって生じる反作用を緩和
し、十分なバックアップ力を与え滑らかな導入を補助す
るガイディングカテーテルが必要とされる。このような
ガイディングカテーテルの形状としては、上記した冠動
脈造影用カテーテルと同様にジャドキンス(Judkins)
型、アンプラッツ(Anplatz)型等が挙げられ、通常こ
れらの形状のカテーテルを大腿動脈よりセルジンガー法
あるいはシース法により導入し、冠動脈を選択的に確保
した後、その内面にPTCA用バルーンカテーテル等の
治療用カテーテルを導入している。
治療においては、導入部位が大腿部であることにより、
術後に穿刺部を止血するため、絶対安静が必要であり、
したがって排尿、排便、飲食をも背臥位で行わねばなら
ず、患者にとっては腰痛等、かなりの苦痛を伴うという
問題があった。さらに大腿部からカテーテルを導入した
場合には、絶対安静を保っていても出血する可能性があ
り、出血が後腹膜腔に及ぶと生命の危険があること、ま
た、背臥位で排尿困難をきたす症例もあり、その場合は
尿道カテーテルを用いることにより尿路感染症をきたす
虞れがある等の問題があった。
ては、腕の動脈、特に上腕動脈(Brachial Artery)ま
たは橈骨動脈(Radial Artery)からの導入が有効であ
るものと考えられる。すなわち、上腕穿刺部を伸ばした
状態を保つのみで、手術直後より歩行可能であり、腰痛
等もなく排尿、排便、飲食も通常通りに行え、また上記
した後腹膜腔の出血や尿路感染症の心配もなくなる。
的な現在、本来導入部位によって相違があってしかるべ
きカテーテルの形状については、腕の動脈からのカテー
テルの導入を容易、安全かつ迅速に行えるという性能を
満足するものが知られてないのが現状である。このよう
な大腿動脈用のカテーテルをそのまま用いた場合、カテ
ーテルの導入が困難となり多大な労力を要さなくてはな
らず、数度の繰り返しの導入操作が必要となることもあ
り、手術時間の増大、ひいては患者にかかる負担の増大
につながる。また、バックアップ力の不足のため、当該
カテーテル先端が造影中あるいは治療用カテーテルを末
梢側に進める際に冠動脈口から外れてしまい、十分な造
影ができなかったり、あるいは治療用カテーテルの操作
が困難となることがある。
カテーテルの開発が強く望まれている。
した従来技術の欠点を解消し、大腿動脈を経由せずに、
腕の動脈、例えば上腕動脈あるいは橈骨動脈からカテー
テルを冠動脈口へ導入でき、これにより、より容易、安
全かつ迅速に導入でき、患者の術後負担を軽減できるカ
テーテルを提供することにある。また、本発明の目的
は、治療用カテーテルの操作を確実に補助しうるガイデ
ィングカテーテルを提供することにある。
るために、本発明者らは、カテーテルの先端部の形状に
ついて、鋭意研究の結果、本発明に至ったものである。
下の外径であり先端が左冠動脈口に導入されるカテーテ
ルであって、カテーテル本体が、略直線状の本体部と湾
曲形状を有する先端部とからなり、該先端部は、該本体
部から第1の屈曲部を介して続く第1の略直線部と、該
第1の直線部から該第1の屈曲部と反対の方向に湾曲す
る第2の屈曲部を介して続く第2の略直線部と、該第2
の略直線部から該第2の屈曲部と同じ方向に湾曲する第
3の屈曲部を介して続く第3の略直線部と、該第3の略
直線部から該第3の屈曲部と同じ方向に湾曲する第4の
屈曲部を介して続く略直線状の最先端部とからなること
を特徴とするカテーテルである。
の略直線部のなす角度が90〜150°であることが好
ましい。また、前記第1の略直線部と前記第2の略直線
部のなす角度が30〜150°であることが好ましい。
また、前記第2の略直線部と前記第3の略直線部のなす
角度が30〜150°であることが好ましい。また、前
記第3の略直線部と前記最先端部のなす角度が30〜1
50°であることが好ましい。
部の湾曲半径が30〜100mmであることが好まし
い。また、前記第2の屈曲部の湾曲半径が5〜20mm
であることが好ましい。また、前記第3の湾曲半径が5
〜20mmであることが好ましい。さらに、前記第4の
屈曲部の湾曲半径が5〜20mmであることが好まし
い。
線部の長さが30〜80mmであることが好ましい。ま
た、前記第2の略直線部の長さが10〜50mmである
ことが好ましい。また、前記第3の略直線部の長さが1
0〜100mmであることが好ましい。さらに、前記最
先端部の長さが5〜50mmであることが好ましい。
直線部が左冠動脈口と反対側の大動脈弓壁に接触し得る
ように形状付けられているものである。また、前記カテ
ーテルの先端が左冠動脈口に位置したとき、前記第1の
屈曲部が腕頭動脈から大動脈弓に導入されるように形状
付けられていることが好ましい。
のカテーテルは、上腕動脈又は橈骨動脈より導入され得
ることを目的としたカテーテルである。
ル本体の先端より所定長の部分を除くほぼ全長にわたっ
て前記カテーテル本体の内部に補強材を埋設しており、
前記カテーテルの本体先端から補強材の端部までの長さ
が5〜150mmの範囲であることが好ましい。前記補強
材は、金属メッシュであることが好ましい。また、前記
カテーテル本体は、複数の層の積層体で構成されること
が好ましい。
構成されることが好ましい。
付図面に示す好適構成例について詳細に説明する。
図、第2図は、第1図中のII−II線での断面図である。
テル1は、全長にわたり2.7mm以下の外径であり先端
が左冠動脈口に導入されるカテーテルであって、カテー
テル本体1aが、略直線状の本体部2と自然状態で湾曲
形状を有する先端部3とからなり、先端部3は、本体部
2から第1の屈曲部4を介して続く第1の略直線部31
と、第1の直線部31から第1の屈曲部4と反対の方向
に湾曲する第2の屈曲部5を介して続く第2の略直線部
32と、第2の略直線部32から第2の屈曲部5と同じ
方向に湾曲する第3の屈曲部6を介して続く第3の略直
線部33と、第3の略直線部33から第3の屈曲部6と
同じ方向に湾曲する第4の屈曲部7を介して続く略直線
状の最先端部34とからなることを特徴とするカテーテ
ルである。
ル本体2を有する。
テル全長にわたり2.7mm以下(好ましくは2.1mm以
下)である。血管内へのカテーテル1の挿入は、上腕動
脈、好ましくは橈骨動脈からシースを用いて行うことが
できれば、患者への負担が少なく好ましいが、その為に
はカテーテルの外径をなるべく細くする必要がある。し
かしカテーテルを細くすると、必然的にその操作性が悪
くなり、冠動脈口を選択する為には困難を要する。又既
存のカテーテルの多くが、冠動脈口を選択するために、
手元部分を回転することにより、先端を回転させる為の
トルク伝達性が必要であったが、カテーテルを細くする
と、その伝達性の低下や、カテーテルの細さからくる強
度不足により、操作中のカテーテルのキンク、ねじれ等
が発生するため、必然的に太いカテーテルが主流であっ
た。
の形状から基本的にトルク伝達性を必要としないため、
カテーテル本体1aの外径を細くすることができ、出血
を減らし患者への負担を軽減できる。
2と、自然状態(外力を加えない状態)で湾曲形状を有
する先端部3とを有している。そして、先端部3は、本
体部2から第1の屈曲部4を介して続く第1の略直線部
31と、第1の直線部31から第1の屈曲部4と反対の
方向に湾曲する第2の屈曲部5を介して続く第2の略直
線部32と、第2の略直線部32から第2の屈曲部5と
同じ方向に湾曲する第3の屈曲部6を介して続く第3の
略直線部33と、第3の略直線部33から第3の屈曲部
6と同じ方向に湾曲する第4の屈曲部7を介して続く略
直線状の最先端部34とから構成されている。
に直線状(略直線状)である。この本体部2の長さL1
は特に限定されないが、400〜1000mmであれば
好ましい。
湾曲した形状(図1中、本体部2から時計回りの方向に
湾曲した形状)を呈する。本発明において、この第1の
屈曲部4における、本体部2と第1の略直線部31のな
す角度α1は、外力を加えない状態で90〜150°で
ある。本角度が150°を越えると、カテーテル1が鎖
骨下動脈と腕頭動脈合流部を伸展させ過ぎて患者に苦痛
を与える虞れがあり、また90°未満の場合、カテーテ
ル本体1aの先端の左冠動脈口への挿入が困難となり、
また挿入されたとしても十分なバックアップ力を得がた
くなる。上記範囲に設定することにより、腕頭動脈から
上行大動脈に挿入されたカテーテル1からガイドワイヤ
ーを引き抜き元の形状に復帰させた時に、十分な反発力
が生じ、トルクを加える等の操作を必要とせずにこの反
発力のみを利用してカテーテル先端を左冠動脈口に向か
せて容易、安全かつ迅速に導入できる。また、第1の屈
曲部4の湾曲半径(曲率半径)R1は、特に限定されな
いが、外力を加えない状態で30〜100mm程度とす
ることが好ましい。
態で実質的に直線状(略直線状)である。この第1の略
直線部31の長さL1は、特に限定されないが、30〜
80mm程度とするのが好ましい。
で、第1の屈曲部4と反対の方向(図1中、第1の略直
線部31から反時計回りの方向に湾曲した形状)を呈す
る。この第2の屈曲部5における、本体部2と第1の略
直線部31のなす角度α2は、特に限定されないが、外
力を加えない状態で30〜150°程度が好ましく、よ
り好ましくは50〜100°程度である。また、第2の
屈曲部5の湾曲半径(曲率半径)R2は、特に限定され
ないが、外力を加えない状態で5〜20mm程度とする
ことが好ましい。
態で実質的に直線状(略直線状)である。この第2の略
直線部32は、留置時に常に左冠動脈口の反対側の大動
脈弓壁に接触するように形状設定されており、これによ
り、左冠動脈口からカテーテル先端が外れることがな
く、十分なバックアップ力を付与し、治療用カテーテル
と共に用いるガイドカテーテルにおいてはその内腔に挿
入される治療用カテーテルの操作を確実に補助すること
ができる。そのような第2の略直線部32の長さL
2は、10〜50mm程度とするのが好ましい。
で、第2の屈曲部5と同じ方向(図1中、第2の略直線
部32から反時計回りの方向に湾曲した形状)を呈す
る。この第3の屈曲部6における、第2の略直線部32
と第3の略直線部33のなす角度α3は、特に限定され
ないが、外力を加えない状態で30〜150°程度が好
ましく、より好ましくは60〜120°程度である。ま
た、第3の屈曲部6の湾曲半径(曲率半径)R3は、特
に限定されないが、外力を加えない状態で5〜20mm
程度とすることが好ましい。
態で実質的に直線状(略直線状)である。この第3の略
直線部33の長さL3は、実質的に留置時において左冠
動脈口と反対側となる大動脈弓壁から左冠動脈までの距
離とほぼ一致するように設定される。これにより、第2
の略直線部が確実に大動脈壁に当たり、カテーテル先端
が左冠動脈口から外れることを防止できる。具体的に
は、長さL3は10〜100mm程度であり、より好ま
しくは30〜50mmである。
で、第3の屈曲部6と同じ方向(図1中、第3の略直線
部33から反時計回りの方向に湾曲した形状)を呈す
る。この第4の屈曲部7における、第3の略直線部33
と最先端部34のなす角度α4は、特に限定されない
が、外力を加えない状態で30〜150°程度が好まし
く、より好ましくは90〜130°程度である。また、
第4の屈曲部7の湾曲半径(曲率半径)R4は、特に限
定されないが、外力を加えない状態で5〜20mm程度
とすることが好ましい。
質的に直線状(略直線状)である。この最先端部34の
長さL4は、左冠動脈口に入り込み過ぎずかつ確実に挿
入、留置できる程度に設定され、具体的には5〜50m
m程度である。
造影剤等を注入するためのハブ8が形成されている。
は、内側から内層9、中層10、外層11が同心的に積
層された構造となっている。このような構成としたこと
により、カテーテル本体2の折れ曲がりを防止するとと
もに、各層の構成材料、配合剤、表面性状等を変え、そ
れらの利点を共有することが出来るという利点がある。
としては、ポリアミド系樹脂(例えばナイロン11、ナ
イロン12、ナイロン6)、ポリエステル系ポリアミド
系樹脂、(例えば、グリラックス(商品名、メーカーDI
C))、ポリエーテル系ポリアミド樹脂(例えば、ペバ
ックス(商品名、メーカー/アトケム)、ポリウレタ
ン、ABS樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、E
TFE等)が使用可能である。特に、内層9にはフッ素
系樹脂、好ましくはPTFEを使用することにより、内
腔に挿入されるガイドワイヤーや治療用カテーテルの操
作性が向上する。又、ABS樹脂、あるいはナイロン1
2を使用することにより、カテーテル本体1aの湾曲形
状を有する先端部3に適度な強度を付与することができ
る。なお、カテーテル1の挿入は、X線透視下で、その
位置を確認しつつ行う為、上記カテーテル本体2を構成
する材料に、例えば硫酸バリウム、酸化ビスマス、タン
グステンのようなX線不透過材料を配合しておくことが
好ましい。
されないが、図示の例において、内層9は、中層10、
外層11に比べ、薄いものになっている。
接着剤により接着または熱により融着されるか、あるい
は被覆成形等により一体成形される。
る金属メッシュ12が全周にわたって埋設されている。
この金属メッシュ12は、カテーテルの長手方向に対し
ては、カテーテル本体2の先端より、所定長を除くほぼ
全長にわたって埋没されている。この、金属メッシュ1
2の先端の位置は、カテーテル本体1aの先端より5〜
150mm(好ましくは5〜100mm)の範囲にある
のがよい。
とにより、カテーテル本体2の折れ曲がりを防止し、又
カテーテル本体を回転させた時のトルク伝達性を向上さ
せることができる。
金属メッシュ12を埋設しないのは、カテーテル本体の
最先端まで金属メッシュ12が入っていると、カテーテ
ルの先端部で血管壁を傷つけてしまう恐れがあり、又、
材質によっては先端近くまでメッシュを入れた場合カテ
ーテルが硬くなり、後述の手技においてカテーテル1が
冠動脈口に入らず、左心室に入りやすくなってしまう為
である。
体2の先端より150mmを越えた長さの部分に存在しな
いと前記のトルク伝達性が十分に得られない場合があ
る。
長さは、カテーテル本体2の材質、内・外径(内、中、
外層の合計厚)、等により適宜決定される。例えば、カ
テーテル本体1aの内外径の差が大きいもの、あるい
は、弾性力の大きい材質のものほど、金属メッシュ12
を設けない部分の長さを長くするのがよい。
ンレス、タングステン、Ni-Ti、炭素繊維等の細径の線
により構成されたものを挙げることができ、その線形
は、例えば0.01〜0.2mm程度のものである。
には、ルーメン13が形成されている。このルーメン1
3は、チューブ本体1aの先端へ開放しているととも
に、先端部3の任意の位置の外周に形成された側孔(図
示せず)へも連通している。
には、このルーメン13内に治療用カテーテルが挿入さ
れる。また造影剤の注入時にはこのルーメン13を介し
てルーメンの先端開口部より目的部位へ造影剤を注入す
る。
向に沿って2つ以上形成されていてもよく、また側孔が
全く形成されていなくてもよい。
いて、治療用カテーテルとともに用いるガイディングカ
テーテルとして使用する場合を例として説明する。
カテーテルイントロデューサー14を上腕動脈、又は橈
骨動脈17に穿刺し、該カテーテルイントロデューサー
14のシース15に、ルーメン13内にガイドワイヤー
16を挿入した状態の本発明のカテーテル1を挿入し、
ガイドワイヤー16を先行させ、カテーテル本体2の先
端を、シースの先端開口部130から上腕動脈、又は橈
骨動脈17内へ挿入する。
16を、図中矢印方向に徐々に送り、上行大動脈に挿入
していく。
屈曲部を通過するために、ガイドワイヤーの出し入れ、
カテーテル1の進退及び回転を適宜組み合わせた操作を
行う。
いし図5に基づいて説明する。
使用方法を模式的に示す説明図である。
大動脈21内へ導入されたカテーテル1は、左室方向へ
導入される。そのままカテーテル1を挿入すると、カテ
ーテル1の屈曲部Aは、バルサルバ洞24に当接する。
なお、このとき、カテーテル1の先端部3は、ルーメン
13内に挿入されたガイドワイヤー16によって伸ばさ
れ、略直線形状を呈している。
3から引き抜くと、先端部3は、元の湾曲形状に復帰す
る。この形状復帰により生じる反発力によって、図5に
示すように、カテーテル1の先端が左冠動脈23の冠動
脈口に向けられ、挿入される。もし、左冠動脈23にカ
テーテル先端が挿入されていなければ、適宜にカテーテ
ルの手元部に軽度の回転を反時計回りに与えることによ
り、カテーテル先端が左冠動脈23に容易に挿入され
る。
部32は、左冠動脈23の冠動脈口の反対側に位置する
上行大動脈右壁26に接触する。このように形状づけら
れているため、カテーテル1に高いバックアップ力が生
じ、またカテーテル1の固定も良好となり左冠動脈23
の冠動脈口からカテーテル先端が外れにくい。
が左冠動脈23内に挿入された後は、ルーメン13から
ガイドワイヤーを抜去し、カテーテルハブ8の後端に装
着されたYコネクター18にコネクタを接続して造影剤
を注入する。注入された造影剤はルーメン13内を通り
その先端開口およびから目的部位である左冠動脈23内
に噴出される。これにより左冠動脈23への挿入位置の
確認、及び造影が可能となる。
メン13を経由して、PTCAバルーンカテーテル等の
治療用カテーテル(図示せず)を挿入する。一般的にこ
れら治療用カテーテルは、そのカテーテル本体に剛性が
あり、治療用カテーテルの操作により、その反作用で該
カテーテル1を目的留置部位である左冠動脈23から押
し戻すことが多い。この作用が発生すると、治療用カテ
ーテルを目的の部位へ挿入することが困難となるため、
カテーテル1のバックアップ力が非常に重要である。
状が規定されているため、以上説明した操作によって、
煩雑な操作や、カテーテルに高度なトルク伝達性を与え
る必要がなく、容易、安全かつ迅速に左冠動脈口に導入
することができる。
説明する。
し、これを使用して臨床を行った。
長の範囲の内層と中層の境界部に、ステンレス線ブレー
ド(径50μm)による金属メッシシュを埋設。
し、55〜65才の男性患者5人及び60〜70才の女
性患者2人に対し、上腕動脈に6F(F=約1/3m
m)シースを経皮的に留置し上記操作により血管等の造
影を行ったところ、すべての患者に対し、効率的に左冠
動脈への挿入を行うことができ、その後の治療用カテー
テルの操作を効果的に補助し、造影剤の注入および治療
用カテーテルの操作の反作用によるカテーテル1の抜け
・ブレ等も起こらず、すべての患者について安全且つ容
易に手技を終了することができた。
ての患者はきわめて快適であったと述べた。又、出血等
の合併症は皆無であった。
2.7mm以下の外径であり先端が左冠動脈口に導入され
得るカテーテルであって、カテーテル本体が、略直線状
の本体部と湾曲形状を有する先端部とからなり、該先端
部は、該本体部から第1の屈曲部を介して続く第1の略
直線部と、該第1の直線部から該第1の屈曲部と反対の
方向に湾曲する第2の屈曲部を介して続く第2の略直線
部と、該第2の略直線部から該第2の屈曲部と同じ方向
に湾曲する第3の屈曲部を介して続く第3の略直線部
と、該第3の略直線部から該第3の屈曲部と同じ方向に
湾曲する第4の屈曲部を介して続く略直線状の最先端部
とからなることを特徴とするため、従来困難とされてい
た腕の動脈、例えば上腕動脈、又は橈骨動脈から経皮的
穿刺により容易、安全かつ迅速に左冠動脈口に導入する
ことができる。したがって、左冠動脈の造影や、治療用
カテーテルの導入および補助が安全かつ確実に行えると
もに、術後管理が容易となり、手技に伴う患者の負担が
著しく減少するとともに、合併症の発生も防止できる。
る。
である。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 全長にわたり2.7mm以下の外径であり
先端が左冠動脈口に導入され得るカテーテルであって、 カテーテル本体が、略直線状の本体部と自然状態で湾曲
形状を有する先端部とからなり、 該先端部は、該本体部から第1の屈曲部を介して続く第
1の略直線部と、該第1の直線部から該第1の屈曲部と
反対の方向に湾曲する第2の屈曲部を介して続く第2の
略直線部と、該第2の略直線部から該第2の屈曲部と同
じ方向に湾曲する第3の屈曲部を介して続く第3の略直
線部と、該第3の略直線部から該第3の屈曲部と同じ方
向に湾曲する第4の屈曲部を介して続く略直線状の最先
端部とからなることを特徴とするカテーテル。 - 【請求項2】 前記本体部と前記第1の略直線部のなす
角度が90〜150°である請求項1に記載のカテーテ
ル。 - 【請求項3】 前記第1の略直線部と前記第2の略直線
部のなす角度が30〜150°である請求項1又は2に
記載のカテーテル。 - 【請求項4】 前記第2の略直線部と前記第3の略直線
部のなす角度が30〜150°である請求項1ないし3
のいずれかに記載のカテーテル。 - 【請求項5】 前記第3の略直線部と前記最先端部のな
す角度が30〜150°である請求項1ないし4のいず
れかに記載のカテーテル。 - 【請求項6】 前記第1の屈曲部の湾曲半径が30〜1
00mmである請求項1ないし5のいずれかに記載のカ
テーテル。 - 【請求項7】 前記第2の屈曲部の湾曲半径が5〜20
mmである請求項1ないし6のいずれかに記載のカテー
テル。 - 【請求項8】 前記第3の湾曲半径が5〜20mmであ
る請求項1ないし7のいずれかに記載のカテーテル。 - 【請求項9】 前記第4の屈曲部の湾曲半径が5〜20
mmである請求項1ないし8のいずれかに記載のカテー
テル。 - 【請求項10】 前記第1の略直線部の長さが30〜8
0mmである請求項1ないし9のいずれかに記載のカテ
ーテル。 - 【請求項11】 前記第2の略直線部の長さが10〜5
0mmである請求項1ないし10のいずれかに記載のカ
テーテル。 - 【請求項12】 前記第3の略直線部の長さが10〜1
00mmである請求項1ないし11のいずれかに記載の
カテーテル。 - 【請求項13】 前記最先端部の長さが5〜50mmで
ある請求項1ないし12のいずれかに記載のカテーテ
ル。 - 【請求項14】 前記第2の略直線部が左冠動脈口と反
対側の大動脈弓壁に接触し得るように形状付けられてい
る請求項1ないし13のいずれかに記載のカテーテル。 - 【請求項15】 前記カテーテルの先端が左冠動脈口に
位置したとき、前記第1の屈曲部が腕頭動脈から大動脈
弓に導入されるように形状付けられている請求項1ない
し14のいずれかに記載のカテーテル。 - 【請求項16】 前記カテーテルは、上腕動脈又は橈骨
動脈より導入され得るものである請求項1ないし15の
いずれかに記載のカテーテル。 - 【請求項17】 前記カテーテル本体の先端より所定長
の部分を除くほぼ全長にわたって前記カテーテル本体の
内部に補強材を埋設しており、前記カテーテルの本体先
端から補強材の端部までの長さが5〜150mmの範囲で
ある請求項1ないし16のいずれかに記載のカテーテ
ル。 - 【請求項18】 前記補強材は、金属メッシュである請
求項17に記載のカテーテル。 - 【請求項19】 前記カテーテル本体は、複数の層の積
層体で構成される請求項1ないし18のいずれかに記載
のカテーテル。
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JPH02102665A (ja) | カテーテル |
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