JPH1084860A - 屠殺した動物から肛門を除去する装置 - Google Patents

屠殺した動物から肛門を除去する装置

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JPH1084860A
JPH1084860A JP9199959A JP19995997A JPH1084860A JP H1084860 A JPH1084860 A JP H1084860A JP 9199959 A JP9199959 A JP 9199959A JP 19995997 A JP19995997 A JP 19995997A JP H1084860 A JPH1084860 A JP H1084860A
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anus
skin
animal
pin
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JP9199959A
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William W Lapp
ウィリアム・ダブリュー・ラップ
Marcus M Moore
マーカス・エム・ムーア
Joseph M Walker
ジョゼフ・エム・ウォーカー
Raymond F Strawn
レイモンド・エフ・ストラウン
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STORK GAMCO Inc
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22BSLAUGHTERING
    • A22B5/00Accessories for use during or after slaughtering
    • A22B5/0094Cutting or blocking the rectum of a carcass, e.g. for avoiding fecal contamination
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/06Eviscerating devices for poultry

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物の環状筋を含む肛門を完全に切除する装
置であって、切断を向上し得るように動物の死骸の皮膚
を拘束する保持要素を備える装置を提供する。 【解決手段】 家禽、豚、又はその他の動物のような屠
殺した動物の環状筋を含む肛門を完全に切除し且つ除去
する装置が開示される。肛門の周りの動物の皮膚を拘束
する粗面とされた前面を有する保持装置内に中心決めピ
ンが収容される。保持要素は略円筒状の回転カッターと
同軸状である。ピンが肛門内に挿入され、次に、保持要
素を伸長させ、動物の肛門付近の皮膚と接触させる。次
に、末端に円錐形の形状のノブが設けられたピンを動物
から僅かに離れ且つ保持要素に向けて動かし、これによ
り、ピンの肩部と保持要素内の凹所との間で肛門の輪筋
を拘束する。この保持要素は粗面とされた前面、好まし
くは斜角を付した面を有し、この面が皮膚に接触し、そ
の皮膚をより容易に切断し得るようにひだ状の隆起部分
に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家禽、豚、その他
の動物等のような屠殺した動物の排泄管である肛門を切
断して、その肛門を完全に切除する装置に関する。この
装置は、その肛門を取り巻く皮膚を拘束し或いは捕捉す
る保持要素を使用する。カッターがその保持要素と協働
して、通常、極めて弾性的である皮膚をせん断動作によ
り切断する。
【0002】
【従来の技術】家禽、豚、又は同様の動物のような屠殺
した動物の肛門は、一般に、その動物の内蔵摘出の前処
置として、処理中に切除し且つ除去しなければならな
い。少なくとも米国においては、規則により、肛門の出
口を取り巻く環状筋即ち輪筋を含む、肛門を完全に除去
することが要求されている。
【0003】屠殺した動物の肛門を切除する各種の装置
が存在する。米国特許第4,117,570号、同第
4,155,146号、同第5,499,390号に開
示されたような多くの装置は、肛門内に挿入されて、軸
方向に可動の回転カッターを案内し又は中心決めする
(肛門に関して)中心決めピンを使用する。このカッタ
ーは、適切に位置決めした死骸に向けて伸長して、肛門
を切除する。
【0004】また、切断前に、輪筋を把み又は位置決め
する装置も存在する。米国特許第4,023,237号
には、玉ねぎ状の形状をしたプローブと協働して、輪筋
を把む「把みスリーブ」が開示されている。次に、その
明細書の第3欄、38−40行に記載されたように、回
転カッターを使用して、家禽の皮膚を裂く。別の米国特
許第5,133,686号には、輪筋を拘束し得るよう
に適宜に寸法決めした環状の空隙を使用して、切断前
に、輪筋を適所に固定することが記載されている。米国
特許第5,123,871号には、切断前に、輪筋を穿
刺して、その輪筋を把むピンが開示されている。把んだ
輪筋を引っ張って死骸から引き離せば、腸の少なくとも
一部が引き出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の装置は、カッターにより為される急激な切断動作に一
層良く耐え得るように十分に輪筋を把持し得ない。この
ため、不適切に切断されて、死骸の内部が汚染する可能
性がある。更に、隣接する頭上コンベアから吊り下げら
れ且つ肛門を除去する間に処理装置に固定されている家
禽、又はその他の死骸に作用する回転処理装置の上に肛
門カッターが配置されることが多い。ある種の機械によ
れば、死骸の一部に輪筋片が残る。輪筋を完全に切除し
得ないことは、回転装置の動作(回転動作の方向に従動
する死骸の端縁上の輪筋が切断されないことが多い)、
又は切断しなければならない動物の皮膚が極めて弾性的
であることに起因すると考えられる。その何れの場合で
も、残った輪筋は、処理施設の性能を低下させて、最終
的に、その製品の品質を劣化させる可能性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、屠
殺した動物から肛門を除去する装置にして、a.前記動
物に関して可動であり、該肛門を切断する手段と、b.
前記肛門内にて前記切断手段を中心決めする手段と、
c.前記肛門付近の前記動物の前記皮膚を保持する手段
であって、中心決めした前記切断手段が前記保持手段と
協働して、前記肛門付近の皮膚の一部をせん断し得るよ
うに皮膚を捕捉する粗面とされた前面を有する前記保持
手段とを備えて構成されている。本願の他の発明は、屠
殺した動物から肛門を除去する装置にして、a.前記動
物に関して可動であり、該肛門を切断する手段と、b.
前記肛門内にて前記切断手段を中心決めする手段と、
c.前記肛門付近の前記動物の前記皮膚を保持する手段
であって、中心決めした前記切断手段が前記保持手段と
協働して、前記肛門付近の皮膚の一部をせん断し得るよ
うに該皮膚を捕捉する傾斜した前面を有する前記保持手
段とを備えて構成されている。本願の別の発明は、屠殺
した動物の肛門を完全に除去する装置にして、a.前記
肛門内に挿入される中心決めピンと、b.内側縁及び切
断刃を有して、前記ピンと同軸状の回転カッターと、
c.前記内側縁から約0.1乃至1mmの範囲の位置に
配置され、前記ピン及び前記カッターと同軸状の手段で
あって、前記動物に隣接する一端位置まで動いて、該一
端位置にあるとき、該動物の前記皮膚を保持し、これに
より前記刃部分が前記保持手段と協働して、前記動物の
前記皮膚をせん断し得るようにする前記手段とを備えて
構成されている。本願の更に別の発明は、肛門の輪筋を
含む、該肛門を完全に除去すべく屠殺した動物の肛門を
切除する装置にして、a.軸方向に可動であり、肩部を
有する略円錐形の形状のノブが末端に設けられた中心決
めピンと、b.該ピンと同軸状で且つ該ピンを取り巻く
保持要素であって、第一の位置と、該保持要素が前記動
物の前記皮膚に当接する端部位置との間にて可動である
前記保持要素とを備え、該保持要素が、(イ)前面と、
(ロ)前記動物の前記皮膚を捕捉し且つ該皮膚を折れ曲
がり部分に形成する手段と、(ハ)前記ノブの前記肩部
を受け入れ得る形状に概ね形成された凹所であって、前
記軸方向に可動のピンと協働して、前記ノブの前記肩部
と前記凹所との間にて前記輪筋をぎゅっと掴むようにし
た前記凹所とを備え、切除する装置が更に、c.前記保
持要素から環状スペースだけ隔たった位置に配置された
略円筒状の回転カッターであって、前記保持要素と協働
して、動物の形成された皮膚の折れ曲がり部分を切除す
るせん断動作を生じさせ、その後、前記ピン及び保持要
素が動いて、切断して自由とされた輪筋を前記動物から
引き出す、回転カッターを備えて構成されている。本願
の更に別の発明は、肩部を有する略円錐形の形状のノブ
が末端に設けられた軸方向に可動のピンと、肛門の輪筋
を含む、該肛門を完全に除去すべく屠殺した動物の該肛
門を切断する略円筒状の回転カッターとを備える装置と
共に使用される保持装置であって、前記ピンと同軸状で
且つ該ピンを取り巻く保持要素を備え、該保持要素が、
第一の位置と該保持要素が前記動物の前記皮膚に当接す
る端部位置との間にて可動である、前記保持装置を備
え、前記保持要素が、a.前面と、b.前記動物の前記
皮膚を捕捉し且つ該皮膚を折れ曲がり部分に形成する手
段と、c.前記ノブの前記肩部を受け入れ得るような略
形状とされた凹所であって、前記軸方向に可動なピンと
協働して、前記ノブの前記肩部と前記凹所との間にて前
記輪筋を把持する前記凹所とを備えて構成されている。
【0007】本発明は、肛門の出口を取り巻く動物の皮
膚を保持する保持要素を提供することにより、上述の問
題点を解決するものである。これにより、この保持要素
は、回転カッターで切断したときに皮膚が捩れるのを防
止する。この保持要素の表面は、皮膚に接触する表面積
をより広くし得るように傾斜して形成することが可能で
ある。この広い表面積によれば、切断動作の開始に一層
良く耐えることができる。この切断動作は、最初にその
傾斜面の「高い」点においてのみ開始し、その結果、切
断動作はより滑らかに集中して、その切断効果を向上さ
せる。また、この表面は、皮膚を捕捉し且つ保持し得る
ように粗面に形成され、その皮膚が通常、捩れて、切断
をより難しくするようにすることがないようにすること
が好ましい。例えば、この表面に一連の溝を形成するこ
ともできる。かかる溝が皮膚を拘束し且つ保持する。ま
た、これらの溝は、皮膚を折れ曲がり状すなわちひだ状
に形成して、典型的な動物の死骸の折り曲がっていない
弾性的な皮膚をより容易に切断し得るようにする。
【0008】更に、これらの保持要素は、回転カッター
と協働して、せん断動作により皮膚を切断して、より平
滑で且つ良好な切断状態にする。かかるせん断動作を提
供するため、カッター及び保持要素は、互いにかなり近
い位置に配置して、その幅寸法が約0.1乃至1mmの
範囲の小さい環状の空隙だけ分離されるようにする。
【0009】末端にノブが設けられた細長い中心決めピ
ンは、保持要素と同軸状にし且つ該保持要素内に収容す
ることができる。一方、これらの保持要素は、回転カッ
ターと同軸状で且つその回転カッター内に収容される。
この回転カッターは、略円筒状の形状とすることができ
る。これらの保持要素の各々は、屠殺した動物に向けて
且つその動物から離れる方向に動かされる。その屠殺し
た動物は、ピン、保持要素及びカッターを収容する多数
の組立体を保持する回転型処理機械に隣接して、頭上コ
ンベアから吊り下げられる。処理装置上の把み装置即ち
把持装置が家禽の死骸を切断するのに適した位置に固定
する。
【0010】作動時、各種の組立体の各々に接続された
ブロックが処理装置内の協働する軌道内を滑動する。一
方、これらの摺動即ち滑動ブロックは、各組立体の各種
の要素を動かす。例えば、処理装置が回転するとき、軌
道が摺動ブロックを下方に動かし得るように軌道及びブ
ロックを配置することができ、この動きにより、中心決
めピンは、頭上コンベア内に保持され且つピンの下方に
て処理装置の側部に把持された家禽の死骸の肛門内に押
し込まれる。この保持要素は、同様に、死骸に向けて動
かされる。ピンに設けられた末端のノブが輪筋を貫通し
て肛門内に入る。この弾性的な輪筋は、その末端に設け
られたノブよりも小径であるピンの軸の周りで閉じる。
尚、この保持要素は、その肛門を取り巻く動物の皮膚に
対して当接する位置に配置されている。この前面、又は
保持要素は、死骸との接触を良くし得るように、適宜に
傾斜することができる。
【0011】切断を開始した直後に、摺動ブロックがピ
ンを保持要素に向けて動かす。この保持要素は、ノブの
肩部と協働して、輪筋をぎゅつと掴む。ピン及び保持要
素を死骸から更に僅かに離れるように動かせば、把まれ
た輪筋が持ち上げられる。
【0012】また、ピン及び保持要素は、その間に輪筋
をぎゅつと掴む。また、その皮膚は、保持要素の粗面と
した前面によって保持される。カッター及び保持要素
は、互いにかなり近接しているから、皮膚の切断を向上
させるせん断力が発生する。溝を使用して、その表面を
粗面にすることにより、切断を更に向上させることがで
きる。これらの溝は、皮膚に折れ曲がり部分すなわちひ
だ状の隆起部分を形成して、回転カッターが最初に、そ
の折れ曲がり部分すなわち隆起部分の頂部にその切断力
を集中させることを可能にする。
【0013】切断後、ピン及び保持要素を死骸から退却
させて、輪筋及び輪筋に取り付いた腸の部分を引き離
す。次に、ピン及び保持要素を分離させれば、完全に切
断されて自由となった輪筋が解放される。
【0014】従って、本発明の一つの目的は、家禽、豚
等のような屠殺した動物から、輪筋を含む肛門を完全に
除去する装置を提供することである。
【0015】本発明の別の目的は、切断を向上し得るよ
うに動物の死骸の皮膚を拘束する保持要素を提供するこ
とである。
【0016】本発明の更に別の目的は、保持要素と協働
して、動物の皮膚をせん断するカッターを提供すること
である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のその他の目的、特徴及び
有利な点は、本明細書の以下の部分を読むことにより明
らかになるであろう。
【0018】図1には、本発明の肛門カッターが斜視図
で図示されている。中心決めピン10の末端には、略円
錐形の形状のプローブ12が設けられている。このプロ
ーブ12は、細長い軸16に達する肩部14を形成す
る。この中心決めピン10は、一部中空の円筒体として
図示した保持要素20に対し同軸状である。このピンの
軸16は、保持要素20から伸長し且つ保持要素20内
に退却して、図2に図示するように、プローブ12の肩
部14が保持要素20に形成された凹所26内に引き込
まれるようにする。ピン10及び保持要素20の双方
は、1つの組立体40を形成し得るように、回転カッタ
ー30内に収容され且つ該回転カッター30と同軸状と
なるようにすることができる。
【0019】小さい環状のスペースが、保持要素20の
外側をカッター30の内側から分離させる。図1の実施
の形態に図示した保持要素20と、カッター30との間
の環状スペースの幅は約0.25mmである(この0.
25mmの幅は、環状スペースを画成する外径と内径と
の差である)。しかしながら、この環状スペースは、約
0.1乃至1mmの範囲とすることができる。カッター
30が保持要素20と協働して、皮膚をせん断する限
り、この分離程度を更に大きくし又は小さくすることも
可能である。
【0020】図2及び図3には、組立体40の構造体が
より明確に図示されている。ピン10は、保持要素20
の穴28を貫通して伸長する中実な軸16を有する。保
持要素20の末端は凹所26(図1)を形成し、円錐形
の形状のプローブ12の肩部14がこの凹所内に着座す
る。ピンの軸16は中空軸21を貫通して伸長する一
方、この中空軸は、四角の軸42を貫通して伸長してい
る。この四角の軸42は回転カッター30のブレード3
2を高速回転させ得るように回転し、この回転カッター
はリテーナ34を介して四角の軸42に取り付けられ
る。この四角の軸42は、回転するから、この軸は、ブ
ッシュ43及び座金44の機構を通じて固定軸50に接
続される。
【0021】ピンの軸16及び中空軸21は四角の軸4
2内で伸長し且つ後退することができるが、ピンの軸1
6又は中空軸21の何れも回転しない。第一の摺動即ち
滑動ブロック45を軌道又はスロット内で動かせば、ピ
ン10及び保持要素20も動く。ボルト46が第一の摺
動ブロック45をピンの軸16に固着する。摺動ブロッ
ク45がその軌道内で十分に遠方まで滑動すると、肩部
14は、凹所26に係合し、これにより、保持要素20
も動かす。ばね47が中空の軸21をカッター30上の
ブレード即ち切断刃32に向けて偏倚させる。ばね47
の一端が当接する止めねじ48を隔たった多数の穴の任
意の穴内に再位置決めすることにより、このばね47の
最初の偏倚力は調節可能である。別の止めねじ49は、
スロット29内に突出することにより、保持要素20を
軸50の内部に保持する。
【0022】第二のブロック52をスロット又は軌道内
で動かせば、四角の軸42が伸長し且つ退却して、例え
ば、図4に示したクランプ内に保持された動物の死骸に
向け且つ動物の死骸から離れる方向に組立体40の全体
を動かす。これらのクランプは、第三のブロック54を
軌道内で摺動させることにより作動させる。組立体40
が回転処理装置の周りでの動きを続ければ、歯車(図4
に図示)が四角の軸42、及びブレード32を高速回転
させる。保持要素20が皮膚を保持し得るように、死骸
に隣接する一端位置にあるとき、摺動ブロックは、ブレ
ード32をクランプ内に保持された死骸に向けて伸長さ
せる。これにより、切断、及び肛門の除去が開始され
る。
【0023】図3には、保持要素20の更に詳細が図示
されている。保持要素20の末端に正面即ち前面22が
形成されている。この前面22は、該前面22と死骸の
皮膚との接触を最大にし得るように選択された角度23
にて傾斜して形成されている。この死骸は、一般に処理
ステーションのクランプにより傾動させる。例えば、図
3に示した角度23は、中空軸21の軸線に対して垂直
な線に対し10°の角度である。
【0024】前面22は、死骸の皮膚を一層、良く拘束
し且つ保持し得るように粗面に形成されることが好まし
い。この前面を粗面に形成する1つの方法は、歯25が
動物の肛門を取り巻く皮膚を捕捉し且つ保持し得るよう
に、前面22に各種の溝24を形成することである。こ
れと代替的に、前面22には、鋸歯状端縁、小さいリッ
ジ又はサンドペーパー等のような研磨性材料のストリッ
プを設けることもできる。しかしながら、ばね47と共
に溝24及び歯25を使用すれば、ばね47が保持要素
20を動物に向けて付勢させ、それにより、皮膚が溝2
4内に押し込まれて、皮膚を折れ曲がり状すなわちひだ
状に形成する。保持要素20の裏側27に形成される溝
24は、前面に形成された溝24のように深く又は鋭角
にする必要はない。これは、皮膚が通常かなり緊張して
おり、容易に切断し得る箇所である、死骸の後部に保持
要素20の後部27が対応するからである。一方、家禽
又はその他の死骸の前方に向けた「腹の皮膚」はより緩
んだ状態にある。このように、その緩んだ皮膚を一層良
く捕捉し且つ折れ曲がり状又はひだ状に形成して、より
容易に切断し得るようにすべく、保持要素20の前面に
は、(例えば、側部がより急峻である点にて)より深く
且つより鋭角な溝24及び歯25を形成することができ
る。図1乃至図3には、保持要素20の側部から半径方
向部分を削り加工することにより、比較的深く且つ鋭利
な溝24を形成することが可能であることが示されてい
る。
【0025】組立体40の要素を伸長させ且つ後退させ
得るように摺動ブロック45、52、54を駆動する各
種の軌道が設けられた回転型処理装置内に組立体40を
取り付けることも可能であることを認識すべきである。
しかしながら、ピン10又は保持要素20は、液圧又は
ソレノイドを使用することにより伸長させ且つ退却させ
ることができる。また、回転型処理装置は、四角の軸4
2を回転させる歯車又はその他の機構を備えることも可
能である。
【0026】図5には、作動中の組立体40の概略図が
図示されている。ピン10の末端のプローブ12は、死
骸の皮膚60の下方の位置に配置されている。該プロー
ブ12が肛門に貫入すれば、肛門の端部の弾性的な輪筋
がプローブ12の周りで延び、次に、より細い軸16の
周りで収縮する。この状態が生ずれば、カッター30及
び保持要素20は死骸に向けて落下する。保持要素20
は、最初に死骸に達し、皮膚を溝24内に保持する。切
断を開始し、その後、プローブ12を保持要素20に向
けて後退させ、プローブ12の肩部14と皮膚60に接
触する保持要素20に形成された凹所26との間で輪筋
を把む。図5に図示するように、溝24及び幅25が皮
膚60を拘束して、その皮膚を折れ曲がり部分すなわち
ひだ状の隆起部分62内に押し込み、回転カッター30
で切断される前に、その隆起部分は、保持要素20によ
りしっかりと保持される。このように、保持要素20
は、輪筋を拘束するスリーブとして、また、肛門を取り
巻く皮膚を保持する手段の双方として機能する。
【0027】回転カッター30が皮膚60に向け方向
「A」に軸方向に前進すると、該カッターは方向「R」
に向けて回転する。回転するブレード32は、保持要素
20と協働して、せん断動作により皮膚60を切断す
る。また、ブレード32はその切断力を隆起部分62の
表面積がより小さい部分に集中させるから、皮膚の隆起
部分62を形成することも切断性能も向上させることに
なる。
【0028】上記のことは、本発明の好適な実施の形態
を説明し且つ開示する目的にて記載したものである。例
えば、ピン、保持要素又はカッターの形状は改変可能で
あり、その改変例も特許請求の範囲に包含される。更
に、上述した実施の形態の改変例及び応用例も当業者に
明らかであろうし、本発明及び特許請求の範囲の精神か
ら逸脱することなく、具体化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の肛門カッターの斜視図である。
【図2】本発明の肛門カッター及び組立体の側面断面図
である。
【図3】本発明の肛門カッターに使用される保持要素の
側面図である。
【図4】本発明の肛門カッターの正面図である。
【図5】使用時における本発明の肛門カッターの概略図
である。
【符号の説明】
10 中心決めピン 12 プローブ 14 肩部 16 ピンの軸 20 保持要素 21 中空軸 22 保持要素の表面 24 保持要素の溝 25 保持要素の歯 26 保持要素の凹
所 27 保持要素の後部 28 保持要素の穴 29 中空軸の切欠き 30 回転カッター 32 ブレード 34 リテーナ 40 組立体 42 四角の軸 43 ブッシュ 44 座金 45 第一の摺動ブロック 46 ボルト 47 ばね 48、49 止めね
じ 50 固定軸 52 第二の摺動ブ
ロック 54 第三の摺動ブロック 60 死骸の皮膚 62 皮膚の隆起部分
フロントページの続き (71)出願人 597106080 P.O.Box 1258,Gainesvi lle,Georgia,United States of America (72)発明者 マーカス・エム・ムーア アメリカ合衆国ジョージア州30506,ゲイ ンズヴィル,オーク・クリーク・ポイント 4426 (72)発明者 ジョゼフ・エム・ウォーカー アメリカ合衆国ジョージア州30506,ゲイ ンズヴィル,サーディス・ロード 2949 (72)発明者 レイモンド・エフ・ストラウン アメリカ合衆国ジョージア州30542,フラ ワリー・ブランチ,カントリーサイド・ド ライヴ 4653

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屠殺した動物から肛門を除去する装置に
    して、 a.前記動物に関して可動であり、該肛門を切断する手
    段と、 b.前記肛門内にて前記切断手段を中心決めする手段
    と、 c.前記肛門付近の前記動物の前記皮膚を保持する手段
    であって、中心決めした前記切断手段が前記保持手段と
    協働して、前記肛門付近の皮膚の一部をせん断し得るよ
    うに皮膚を捕捉する粗面とされた前面を有する前記保持
    手段とを備える、肛門を除去する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の肛門を除去する装置に
    して、前記肛門の末端には、輪筋があり、前記中心決め
    手段が、一端にノブが設けられた細長のピンを備え、 前記保持手段が、凹所を更に備え、該凹所が前記輪筋を
    該ノブと該凹所との間にて捕捉し得るような形状とされ
    た、肛門を除去する装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の肛門を除去する装置に
    して、一連の溝が前記前面を粗面にし、該皮膚に折れ曲
    がり部分を形成し得るように該皮膚を拘束する、肛門を
    除去する装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の肛門を除去する装置に
    して、前記溝が半径方向を向いている、肛門を除去する
    装置。
  5. 【請求項5】 屠殺した動物から肛門を除去する装置に
    して、 a.前記動物に関して可動であり、該肛門を切断する手
    段と、 b.前記肛門内にて前記切断手段を中心決めする手段
    と、 c.前記肛門付近の前記動物の前記皮膚を保持する手段
    であって、中心決めした前記切断手段が前記保持手段と
    協働して、前記肛門付近の皮膚の一部をせん断し得るよ
    うに該皮膚を捕捉する傾斜した前面を有する前記保持手
    段とを備える、肛門を除去する装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の肛門を除去する装置に
    して、前記肛門の末端には、輪筋があり、 前記中心決め手段が、一端にノブが設けられた細長のピ
    ンを備え、前記保持手段が、凹所を更に備え、該凹所
    が、前記輪筋を該ノブと該凹所との間にて捕捉し得るよ
    うな形状とされた、肛門を除去する装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の肛門を除去する装置に
    して、一連の溝が前記表面を粗面にし、該皮膚に折れ曲
    がり部分を形成し得るように該皮膚を捕捉する、肛門を
    除去する装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の肛門を除去する装置に
    して、前記溝が半径方向を向いている、肛門を除去する
    装置。
  9. 【請求項9】 屠殺した動物の肛門を完全に除去する装
    置にして、 a.前記肛門内に挿入される中心決めピンと、 b.内側縁及び切断刃を有して、前記ピンと同軸状の回
    転カッターと、 c.前記内側縁から約0.1乃至1mmの範囲の位置に
    配置され、前記ピン及び前記カッターと同軸状の手段で
    あって、前記動物に隣接する一端位置まで動いて、該一
    端位置にあるとき、該動物の前記皮膚を保持し、これに
    より前記刃部分が前記保持手段と協働して、前記動物の
    前記皮膚をせん断し得るようにする前記手段とを備え
    る、肛門を完全に除去する装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の肛門を完全に除去す
    る装置にして、前記保持手段が、前記カッター内に収容
    された略円筒状のスリーブを備え、該スリーブが、前記
    動物の前記皮膚を捕捉する溝を有する前面を形成する、
    肛門を完全に除去する装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の肛門を完全に除去
    する装置にして、前記肛門が輪筋を有し、前記ピンが、
    該スリーブにより形成された凹所内に嵌まり得る形状と
    された肩部を有するプローブを備え、 該プローブが、前記肛門から引き出されて、前記肩部と
    凹所との間にて前記輪筋を拘束し得るようにされた、肛
    門を完全に除去する装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の肛門を完全に除去す
    る装置にして、前記前面が、前記中心決めピンの前記軸
    線に対して垂直な線に関し約5°乃至20°の範囲の角
    度で傾斜されている、肛門を完全に除去する装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の肛門を完全に除去す
    る装置にして、前記ピン、保持手段及び回転カッターを
    伸長させ且つ退却させ得るようにされた摺動ブロックを
    更に備える、肛門を完全に除去する装置。
  14. 【請求項14】 肛門の輪筋を含む、該肛門を完全に除
    去すべく屠殺した動物の肛門を切除する装置にして、 a.軸方向に可動であり、肩部を有する略円錐形の形状
    のノブが末端に設けられた中心決めピンと、 b.該ピンと同軸状で且つ該ピンを取り巻く保持要素で
    あって、第一の位置と、該保持要素が前記動物の前記皮
    膚に当接する端部位置との間にて可動である前記保持要
    素とを備え、該保持要素が、(イ)前面と、(ロ)前記
    動物の前記皮膚を捕捉し且つ該皮膚を折れ曲がり部分に
    形成する手段と、(ハ)前記ノブの前記肩部を受け入れ
    得る形状に概ね形成された凹所であって、前記軸方向に
    可動のピンと協働して、前記ノブの前記肩部と前記凹所
    との間にて前記輪筋をぎゅっと掴むようにした前記凹所
    とを備え、 c.前記保持要素から環状スペースだけ隔たった位置に
    配置された略円筒状の回転カッターであって、前記保持
    要素と協働して、動物の形成された皮膚の折れ曲がり部
    分を切除するせん断動作を生じさせ、その後、前記ピン
    及び保持要素が動いて、切断して自由とされた輪筋を前
    記動物から引き出す、回転カッターとを備える、肛門を
    切除する装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の動物の肛門を除去
    する装置にして、前記前面が傾斜している、肛門を除去
    する装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の動物の肛門を除去
    する装置にして、前記環状スペースの幅が0.1mm乃
    至0.5mmの範囲にある、肛門を除去する装置。
  17. 【請求項17】 肩部を有する略円錐形の形状のノブが
    末端に設けられた軸方向に可動のピンと、肛門の輪筋を
    含む、該肛門を完全に除去すべく屠殺した動物の該肛門
    を切断する略円筒状の回転カッターとを備える装置と共
    に使用される保持装置であって、前記ピンと同軸状で且
    つ該ピンを取り巻く保持要素を備え、該保持要素が、第
    一の位置と該保持要素が前記動物の前記皮膚に当接する
    端部位置との間にて可動である、前記保持装置を備え、 前記保持要素が、 a.前面と、 b.前記動物の前記皮膚を捕捉し且つ該皮膚を折れ曲が
    り部分に形成する手段と、 c.前記ノブの前記肩部を受け入れ得るような略形状と
    された凹所であって、前記軸方向に可動なピンと協働し
    て、前記ノブの前記肩部と前記凹所との間にて前記輪筋
    を把持する前記凹所とを備える、保持装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の保持装置にして、
    前記前面が、前記ピンの前記軸線に対して垂直な線に関
    し約5°乃至20°の範囲の角度にて傾斜されている、
    保持装置。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の保持装置にして、
    前記拘束手段が、前記前面を粗面にし且つ前記皮膚に折
    れ曲がり部分を形成し得るように該皮膚を拘束する一連
    の溝を備える、保持装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の保持装置にして、
    前記溝が半径方向を向いている、保持装置。
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