JPH1084692A - ブラシレスモータ駆動回路 - Google Patents

ブラシレスモータ駆動回路

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JPH1084692A
JPH1084692A JP8238247A JP23824796A JPH1084692A JP H1084692 A JPH1084692 A JP H1084692A JP 8238247 A JP8238247 A JP 8238247A JP 23824796 A JP23824796 A JP 23824796A JP H1084692 A JPH1084692 A JP H1084692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシレスモータの位置センサなしで駆動す
る場合、始動制御から通常制御切り換え時に過大電流あ
るいは永久磁石の減磁が発生することがあり、また、大
きな負荷が加わった場合には脱調することもある。 【解決手段】 設定回転数fに対してブラシレスモータ
1を120度通電方式で駆動するタイミングパルス発生
手段4を設け、設定回転数fに比例する電圧をモータ駆
動電圧基準値とし、上記120度通電方式における非通
電期間にて各相の誘起電圧を検出し、立ち上がり時の誘
起電圧値と立ち下がり時の誘起電圧値の差により、前記
駆動電圧基準値を可変する手段10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石を回転子と
し、界磁に回転交流磁界を発生させて駆動する、いわゆ
るブラシレスモータの駆動回路に関するものであり、特
に回転子の回転位置センサを必要とせずにブラシレスモ
ータを駆動する駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍空調機器の圧縮機などを可変速で駆
動して冷却能力を調整する方法として、圧縮機の駆動源
である電動機を可変速駆動することが行われている。特
に固定子側に電機子巻線を巻き、回転子側に永久磁石を
取り付けたブラシレスモータは効率がよいことが知られ
ている。その反面ブラシレスモータは、回転子の回転位
置に応じて界磁の磁極を切り換える必要があるため電動
機には回転位置検出用のセンサが取り付けられる。しか
しながら、圧縮機などにブラシレスモータを用いる場合
は、電動機そのものが密閉されており、しかも電動機内
部が高温になるなどのため、回転位置センサの取付が困
難となり、その結果としてブラシレスモータの駆動回路
が少し複雑になる。
【0003】現在、ブラシレスモータの回転位置センサ
を用いない駆動回路としては、山村監修、大野編著によ
る「パワーエレクトロニクス入門(改訂2版)1991
年」の241〜243頁に記載されているものが用いら
れている。
【0004】図5は、上記文献に記載された従来のブラ
シレスモータ駆動回路を示し、図において、18は12
0度通電方式で駆動されるブラシレスモータ、19は該
ブラシレスモータ18の三相の端子に接続された三相ブ
リッジ回路、20はブラシレスモータ18の誘起電圧を
検出する電圧位相検出回路、21は設定回転数に対して
ブラシレスモータ18を120通電方式で駆動するタイ
ミングパルスの発生等を行なう制御回路、22は交流電
源23と三相ブリッジ回路19の間に接続された倍電圧
整流回路22を示す。
【0005】上記ブラシレスモータ駆動回路は、三相ブ
リッジ回路19により120度の位相角だけモータ18
の電機子巻線に電流を流し60度の位相角は電流を流さ
ないようにして、この電流を流さない非通電期間は電機
子巻線に誘起する電圧を電圧位相検出回路20で検出す
るものである。
【0006】図6は、上記ブラシレスモータ駆動回路に
よる磁極位置検出の原理を説明するための図であり、ブ
ラシレスモータの誘起電圧、u,v,w相の各相におけ
る相電流波形などを示す。
【0007】相電流は、図6に示すように、ほぼ120
度位相角の方形波の交流であり、その基本波は各相誘起
電圧と同相になるように流す。ブラシレスモータは、も
ともと同期電動機であるので、電圧の周波数は回転数に
比例する。電圧位相検出回路20は各相誘起電圧が零に
なる時点を検出するように作られており、その時点は三
相分で1サイクルに6回あるが、その時間間隔を計測す
ることで回転数が検出できる。これを使ってフィードバ
ックループを構成し、回転数制御器の出力を電圧指令と
することで回転数制御を行なう。上記制御は一般にはマ
イクロコンピュータを用いて行われている。
【0008】すなわち、上記ブラシレスモータ駆動回路
では、モータ18の三相の端子に対して120度毎に各
相に順番に通電し、一方、非通電期間である60度期間
を用いて、モータ18の誘起電圧を検出し、この誘起電
圧波形を90度遅らせた波形のゼロクロスタイミングを
もって、界磁磁極を切り換えるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、誘起電
圧は回転速度に比例した電圧であるので、起動時には誘
起電圧が検出できないため、回転位相も検出できない。
したがって、起動時では上述のような誘起電圧波形を用
いてブラシレスモータを駆動することができない。この
ため、起動時には誘導電動機などと同様に電圧/周波数
の関係を一定に保つ制御であるV/f制御を行い、誘起
電圧が検出できるようになったら、この誘起電圧波形を
用い、上述の制御に切り換える手法がとられていた。と
ころが、このような始動制御と通常制御の切り換えに際
しては、制御の遅れや、パラメータのずれなどにより、
切り換え時に過大な電流が流れることがあるため、モー
タ駆動のパワートランジスタに大型のものを必要とした
り、あるいは過大電流のために永久磁石が減磁する可能
性があるなどの問題を有していた。
【0010】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、始動制御と通常制御との切り換えを
必要とせずに、同じ制御方法でブラシレスモータの駆動
を行なうことのできるブラシレスモータ駆動回路を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるブラシレス
モータ駆動回路(請求項1)は、三相ブリッジ回路に接
続されて120度通電方式により駆動されるブラシレス
モータと、上記ブラシレスモータの設定回転数に比例し
た電圧をモータ駆動電圧基準値として出力する手段と、
同一周波数で三相の120度通電パルスおよび誘起電圧
をサンプリングするパルスを発生する手段と、上記12
0度通電方式の非通電期間において各相の誘起電圧を検
出する手段と、立ち上がり時の誘起電圧値と立ち下がり
時の誘起電圧値とを比較する比較器とを有し、上記比較
器の出力により上記駆動電圧基準値を可変とするように
したことを特徴とする。
【0012】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項2)は、上記のブラシレスモータ駆動回路
(請求項1)において、上記の誘起電圧を検出する手段
では、非通電期間の中間タイミング近傍で上記立ち上が
り時の誘起電圧値および立ち下がり時の誘起電圧値を検
出するようにしたことを特徴とする。
【0013】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項3)は、上記のブラシレスモータ駆動回路
(請求項1または2)において、上記立ち上がり時の誘
起電圧値から上記立ち下がり時の誘起電圧値を減算した
値が一定のしきい値を下回った場合に下回った時間に比
例する量を設定回転数から減算する手段を設け、該減算
値を上記パルス発生手段への設定回転数指令とすること
を特徴とする。
【0014】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項4)は、上記のブラシレスモータ駆動回路
(請求項1または2)において、上記立ち上がり時の誘
起電圧値と上記立ち下がり時の誘起電圧値との差によ
り、上記駆動電圧基準値を可変した出力結果が最大電圧
を超過した場合に超過した時間に比例する量を設定回転
数から減算する手段を設け、該減算値を上記パルス発生
手段への設定回転数指令とすることを特徴とする。
【0015】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項5)は、上記のブラシレスモータ駆動回路
(請求項1ないし4のいずれか)において、モータ駆動
により消費される電力が最小となるシフト値を、上記立
ち上がり時の誘起電圧値と上記立ち下がり時の誘起電圧
値との差に加算する手段を設けてなることを特徴とす
る。
【0016】さらに、本発明によるブラシレスモータ駆
動回路(請求項6)は、上記のブラシレスモータ駆動回
路(請求項5)において、上記モータ駆動により消費さ
れる電力の検出手段を、三相ブリッジ回路に供給される
直流部分の電流を計測するよう該三相ブリッジ回路の一
端に設けてなることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明によるブラシレスモータ駆
動回路の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0018】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1によるブラシレスモータ駆動回路の構成を示す回路
ブロック図である。以下、実施の形態1のブラシレスモ
ータ駆動回路の構成について、図1を参照しながら説明
する。
【0019】回転数(周波数)指令fはV/f変換回路
11に入力され、同時に比較回路14を経由して120
度通電パルス・各種タイミング発生回路4にも入力され
る。
【0020】120度通電パルス・各種タイミング発生
回路4では、同一周波数による120度通電パルス(U
上、V上、W上、U下、V下、W下信号)と、関連する
タイミングパルス信号(SEL、SP1、SP2信号)
とを発生する。このうち、U上、V上、W上の信号はP
WM変調回路3を経由して、U下、V下、W下の信号と
同じく、三相ブリッジ回路2に入力される。三相ブリッ
ジ回路2は直流電源(+Vおよび0)から擬似三相交流
を出力するものであり、直流電源からの電流を検出すべ
く、電流センサ16を設置している。PWM変調回路3
はU上、V上、W上の信号に対して、比較回路10の出
力(Vm)で変調(乗算)される。三相ブリッジ回路2
は3相のブリッジ(U、V、W)を有し、各相に対して
上側(+V側)のトランジスタをONする方をU上、V
上、W上とし、下側(0V側)のトランジスタをONす
る方をU下、V下、W下とする。なお、図示していない
が、実際の回路では各トランジスタを駆動するプリドラ
イブ回路が必要である。三相ブリッジ回路2の出力は、
ブラシレスモータ1と選択回路5に接続されている。
【0021】選択回路5の選択指令SELは上述の12
0度通電・各種タイミング発生回路4より入力されてい
る。選択回路5の出力は、2つのサンプル・ホールド回
路6、7に送られ、それぞれに対応するサンプルパルス
SP1、SP2にて、サンプル・ホールドされる。サン
プル・ホールド回路6、7の出力は比較回路8に送ら
れ、出力の差を得て、制御補償回路9に送られる。ま
た、比較回路8の出力は、飽和検出回路12と積分回路
13を経由して比較回路14に送られている。制御補償
回路9は比較回路8の出力がゼロになり、かつ制御系が
安定であるようにするためのものであり、あらかじめそ
のパラメータを決定しておく。制御補償回路9の出力は
比較回路10に送られる。比較回路10では、V/f変
換回路11の出力と、制御補償回路9の出力との差を求
め、得られた値をモータ駆動電圧Vmとする。モータ駆
動電圧VmはPWM変調回路3により三相ブリッジ回路
2の上側のトランジスタをONするデューティとなり、
モータ1の駆動電圧に相当する。
【0022】次に、上記120度通電パルス・各種タイ
ミング発生回路4による出力信号について説明する。
【0023】図2は、120度通電パルス・各種タイミ
ング発生回路4による出力信号のタイミング図である。
図においてθは電気角であり、図2では約720度分す
なわち2周期分を示している。
【0024】上記120度通電パルス・各種タイミング
発生回路4は、三相ブリッジ回路2に対してU上、U
下、V上、V下、W上、W下の各信号を出力する。U上
の信号は、電気角θが0度から120度,および360
度から480度の期間だけONする指令を出力する。U
下の信号は、電気角θが180度から300度,および
540度から680度の期間だけONする指令を出力す
る。V上の信号は、電気角θが120度から240度,
および480度から600度の期間だけONする指令を
出力する。V下の信号は、電気角θが300度から42
0度,および−60度から+60度の期間だけONする
指令を出力する。W上の信号は、電気角θが240度か
ら360度,および−120度から0度の期間だけON
する指令を出力する。W下の信号は、電気角θが60度
から180度,および420度から540度の期間だけ
ONする指令を出力する。
【0025】また、120度通電パルス・各種タイミン
グパルス発生回路4は、選択回路5に対してSEL信号
を出力する。選択回路5への信号である選択指令SEL
は、電気角θが0度から60度の間はW相、60度から
120度の間はV相、120度から180度の間はU
相、以下60度ごとに、W→V→Uの順で繰り返し出力
される。
【0026】さらに、120度通電パルス・各種タイミ
ングパルス発生回路4は、サンプル・ホールド回路6、
7に対してSP1、SP2の各信号を出力する。サンプ
ル・ホールド回路6、7へのサンプリングパルスSP
1、SP2は、電気角θが120度ごとに出力される。
すなわち、サンプル・ホールド回路6には、電気角θが
90度、210度、330度のように120度ごとにパ
ルスSP1が出力され、サンプル・ホールド回路7に
は、30度、150度、270度のように120度ごと
にパルスSP2が出力されている。
【0027】次に、図1に示した実施の形態1によるブ
ラシレスモータ駆動回路の動作について説明する。
【0028】このブラシレスモータ駆動回路において
は、まず、回転数指令fをV/f変換回路11により変
換して駆動電圧基準値Vm とし、この駆動電圧基準値V
m はPWM変調回路3を経て三相ブリッジ回路2に入力
され、そして、三相ブリッジ回路2からモータ1の三相
の端子に対して120度ごとに各相に順次通電すること
によりモータ1を駆動する。一方、モータ1のそれぞれ
の相について、電流を流さない非通電期間においては選
択回路5によりそれぞれの相の誘起電圧を検出する。こ
のとき、サンプル・ホールド回路6,7、比較器8、補
償回路9、および比較器10がフィードバックループを
構成しているので、サンプル・ホールド回路6,7と比
較器8により立ち上がり時の誘起電圧と立ち下がり時の
誘起電圧の差をとり、そして、この差により上記V/f
変換回路11から出力される駆動電圧基準値Vm を可変
し、これにより、電気角θに対してモータ1の機械角が
追従するようモータ1の回転数制御を行なう。
【0029】上記ブラシレスモータ駆動回路では、始動
時は従来と同じく回転数指令fを超低速から徐々に増加
する方法をとる。すなわち、始動時では、印加電圧は低
く、誘起電圧も低いので、サンプル・ホールド回路6、
7の出力は殆ど同じであるため、比較回路10からの出
力は、V/f変換回路11の出力にほぼ等しく、その結
果として図5に示した従来の駆動回路と同じ始動方法に
なる。そして、モータ1の回転数が上昇して誘起電圧が
観測され始めると駆動電圧はその都度のモータ回転数お
よび負荷に対して適正な値に自動制御される状態に自動
的に突入していくので、上記駆動回路は、図5に示した
従来の駆動回路とは異なり始動制御と通常制御の切り換
え動作は発生しない。
【0030】以下に、上記ブラシレスモータ駆動回路に
よるブラシレスモータ1の制御方法について説明する。
図3は、図1に示したブラシレスモータ駆動回路の動作
波形を示したものであり、図3では電気角θが−60度
から+300度までを示している。
【0031】モータ1のU相端子電圧は、図3に示すよ
うに、電気角θが0度から120度まではU上のトラン
ジシタがONしているので端子電圧はVmとなる。ま
た、電気角θが180度から300度まではU下のトラ
ンジシタがONしているので端子電圧は0である。電気
角θが−60度から0度までと120度から180度ま
ではU相の上下のトランジスタはともにOFFしている
期間であり、この期間はモータ1の誘起電圧を見ること
ができる。すなわち、ブラシレスモータ1が効率よく駆
動されているときは、印加電圧の位相と誘起電圧位相が
同相であるので、電気角θが−60度から0度までは誘
起電圧は0からVmまで立ち上がる波形となり、一方、
電気角θが120度から180度までは誘起電圧はVm
から0まで立ち下がる波形となり、その結果、U相の端
子電圧の観測波形は台形波形となる。V相はU相と同じ
波形となるが、その位相が120度遅れた波形となり、
また、W相も同様にU相に対して240度遅れた波形と
なる。
【0032】次に、負荷が重くなり、駆動電圧が不足し
ている場合について説明する。駆動電圧が不足すると、
モータ1はトルク不足となり、駆動信号に対して位相遅
れを生ずる。このため、誘起電圧波形も位相遅れを生
じ、図3の点線に示すような波形となる。すなわち、誘
起電圧の立ち上がり部分では電圧が下がり、一方、立ち
下がり部分では電圧が高くなっている。
【0033】また、図3に示した、U相、V相、W相の
波形の下の三角波は選択回路5を経由した後の波形であ
る。すなわち、各相の誘起電圧部分のみをつなぎ合わせ
た波形となり、その周波数は各端子信号の周波数の3倍
である。駆動電圧が不足している場合は点線で示すよう
な歪んだ波形になる。この誘起電圧部分のみの信号は、
その下に示しているサンプリングパルスSP1、SP2
によりサンプリングする。サンプル結果は、サンプル・
ホールド回路6,7の出力結果であるS&H1、S&H
2に示している。すなわち、駆動電圧が正常であれば、
サンプル・ホールド回路6,7の出力電圧S&H1、S
&H2はそれぞれVm/2となるが、電圧が不足してい
れば、点線で示しているように出力電圧S&H1は減少
し、出力電圧S&H2は逆に増加する。サンプル・ホー
ルド回路6,7の出力S&H1、S&H2は比較回路8
に入力されており、S&H1からS&H2の差を得て、
制御補償回路9を経由してモータ印加電圧Vmを減算す
る。すなわち、駆動電圧が不足するとサンプル・ホール
ド回路6の出力電圧S&H1が減少し、比較回路8の出
力も減少する。その結果、制御補償回路9の出力は減少
し、比較回路10の出力Vmは増加するので、駆動電圧
を上げるようになる。したがって、負荷に応じて駆動電
圧が適正になるように調節される制御が行われることと
なる。
【0034】次に、図1に示したブラシレスモータ駆動
回路における、飽和検出回路12、積分回路13、およ
び比較回路14について説明する。これらの回路12,
13,14による目的は、負荷が非常に重くなった場合
の脱調防止である。負荷が非常に重くなるとモータの回
転位相が非常に遅れる。誘起電圧は回転位相に同期して
いるので、誘起電圧も遅れることになり、サンプル・ホ
ールド回路6の出力は0、サンプル・ホールド回路7の
出力はVmになり、その結果、比較回路8の出力は飽和
状態になってしまう。このような場合には制御補償回路
9の出力も飽和し、駆動電圧Vmも最大値にはりついた
状態になっている。しかしながら、電圧不足のため、位
相遅れ状態は改善することができない状態にあり、この
ような状況になるとブラシレスモータ1は回転指令に追
従することができず、脱調状態となり、モータが停止し
て、しかも大電流が流れる状態になる。このような状況
は脱調状態になる前に回転数を下げることにより回避で
き、飽和検出回路12で比較回路8の出力の飽和を検出
し、積分回路13で積分して、比較回路14に入力する
ことにより、設定回転数を下げることを実現することが
できる。
【0035】次に、図1に示したブラシレスモータ駆動
回路における、電流センサ16、最小化探索制御器1
7、および加算回路15について説明する。
【0036】電流センサ16は、直流電源からの電流を
計測する。直流電源の電圧は一定であるので、この電流
は消費電力と等価になる。この得られた電力情報は最小
化探索制御器17に送られて、消費電力が最小になる探
索制御が行われる。探索するパラメータは、立ち上がり
時の誘起電圧と立ち下がり時の誘起電圧の差のシフト値
である。このシフト値は、図3のSEL後の波形である
誘起電圧波形を図3において点線で示すように対称形か
らずらす値に相当する。すなわち、誘起電圧波形が非対
称になれば、電気角θに対する機械角の位相が進み,あ
るいは遅れ状態になる。このように電気角θと機械角と
をずらす理由は、ブラシレスモータ1によっては、電気
角θと機械角の位相が同じになるように駆動すれば、モ
ータ駆動の効率がもっとも良くなるとは限らないからで
ある。なお、最小化探索制御器17はマイクロコンピュ
ータにより容易に実現できる。
【0037】このように上記実施の形態1によるブラシ
レスモータ駆動回路においては、立ち上がり時の誘起電
圧と立ち下がり時の誘起電圧の差により駆動電圧基準値
を可変するようにしたので、ブラシレスモータ1の位置
センサなしでの駆動において従来必要であった始動制御
と通常制御との切り換えを必要とせず、通常制御と同じ
制御方法でモータ駆動を実現できるため、駆動回路の構
成を簡単にでき、しかも切り換え時に過大な電流が流れ
ることもないから駆動トランジスタの容量増加や永久磁
石の減磁等を回避することができる。また、負荷が一定
範囲内であれば、モータ1は通電タイミングに同期して
いるので、速度制御を行わなくても速度を一定に保つこ
とができ、さらには、誘起電圧の立ち上がり部分と立ち
下がり部分の電圧の差により駆動電圧基準値を可変する
ようにしたので、モータ1のパラメータが変動してもそ
の影響を受けることはない。また、上記の誘起電圧を検
出する選択回路5では、非通電期間の中間タイミング近
傍で立ち上がり時の誘起電圧値および立ち下がり時の誘
起電圧値を検出するようにしたので、負荷がある程度重
くなっても上記誘起電圧値を確実に検出することができ
る。また、上記立ち上がり時の誘起電圧値から上記立ち
下がり時の誘起電圧値を減算した値が一定のしきい値を
下回った場合に下回った時間に比例する量を設定回転数
から減算する手段12,13,14を設け、該減算値を
上記パルス発生手段4への設定回転数指令とするので、
駆動電圧の誤差電圧の飽和を検出し、飽和している時間
に比例した値を、三相の120度通電パルスと誘起電圧
をサンプリングするパルスを発生する手段4への周波数
入力値から減算するようにしたので、負荷が非常に重く
なって回転位相が非常に遅れるような場合にはモータ回
転数が下がって、脱調状態となることを未然に防止する
ことができる。さらに、上記モータ駆動により消費され
る電力を検出する手段16を、三相ブリッジ回路2に供
給される直流成分の電流を計測するために該三相ブリッ
ジ回路2に設けているので、上記直流電源の電圧,電流
は一定であるから、この電流が消費電力と等価になるた
め、消費電力が最小となるように上記シフト値を調整す
ることにより、駆動効率の良い駆動回路を得ることがで
きるという効果がある。
【0038】実施の形態2.図4は、本発明の実施の形
態2によるブラシレスモータ駆動回路を示す回路ブロッ
ク図である。この実施の形態2によるブラシレスモータ
駆動回路は、図4に示すように、飽和検出回路12およ
び積分回路13による脱調防止部分を、別の実施の形態
として実現するものである。すなわち、図1に示した実
施の形態1の駆動回路では、比較回路8の飽和を検出す
る方法で実現したが、図4に示す実施の形態2の駆動回
路では、飽和検出回路12を比較回路10の出力側に接
続して駆動電圧Vm の飽和を検出することにより実現す
るものである。この飽和検出回路12で検出された駆動
電圧Vm は、積分回路13により積分され、これを比較
回路14に入力することにより、上記実施の形態1によ
る駆動回路の場合と同様に脱調状態となる前にモータの
回転数を下げることができる。
【0039】このように上記実施の形態2によるブラシ
レスモータ駆動回路においては、上記実施の形態1にお
けると同様に、立ち上がり時の誘起電圧と立ち下がり時
の誘起電圧の差により駆動電圧基準値を可変するように
したので、ブラシレスモータ1の位置センサなしでの駆
動において従来必要であった始動制御と通常制御との切
り替えを必要とせず、通常制御と同じ制御方法でモータ
駆動を実現することができる。しかも飽和検出回路12
で駆動電圧の飽和を検出することにより、飽和している
時間に比例した値を、三相の120度通電パルスと誘起
電圧をサンプリングするパルスを発生する手段4への周
波数入力値から減算するようにしたので、負荷が非常に
重くなって回転位相が非常に遅れるような場合にはモー
タ回転数が下がって、脱調状態となることを未然に防止
することができる効果が得られる。
【0040】なお、本発明の実施の形態1,2において
は、モータ駆動電圧の調整の実現手段として、三相ブリ
ッジ回路2の上側のトランジスタをパルス幅変調して、
所望の駆動電圧を得る方法を説明したが、下側のトラン
ジスタをパルス幅変調しても同様のことが実現できるこ
とはいうまでもない。また、三相ブリッジ回路2のトラ
ンジスタをパルス幅変調するかわりに、三相ブリッジ回
路2への直流電源の+V側の電源を可変することにより
実現することも可能である。
【0041】また、本発明の実施の形態1,2において
は、ブラシレスモータ1への三相すべての誘起電圧を用
いる方法を説明したが、より簡便な方法として、一つの
相の誘起電圧だけを用いる方法も可能である。例えばU
相のみの誘起電圧を用いるとすると、図3において、電
気角θが−30度と150度においてそれぞれ誘起電圧
をサンプリングして比較回路8へ入力すればよい。すな
わち、この場合、選択回路5を不要とし、SP1の90
度,210度、SP2の30度,270度を間引くこと
により実現できる。
【0042】さらに、本発明の実施の形態1,2におい
ては、回転数に比例した電圧を駆動電圧の基準値とする
場合を説明したが、ポンプなどのように回転数に応じて
軸トルクが増加するものに対しては、回転数の2乗に比
例した電圧を駆動電圧の基準値とすることで、容易にこ
れに対応できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によるブラシレスモータ駆動回路
(請求項1)によれば、三相ブリッジ回路に接続されて
120度通電方式により駆動されるブラシレスモータ
と、上記ブラシレスモータの設定回転数に比例した電圧
をモータ駆動電圧基準値として出力する手段と、同一周
波数で三相の120度通電パルスおよび誘起電圧をサン
プリングするパルスを発生する手段と、上記120度通
電方式の非通電期間において各相の誘起電圧を検出する
手段と、立ち上がり時の誘起電圧値と立ち下がり時の誘
起電圧値とを比較する比較器とを有し、上記比較器の出
力により上記駆動電圧基準値を可変とするようにしたの
で、ブラシレスモータの位置センサなしでの駆動におい
て従来必要であった始動制御と通常制御との切り換えを
必要とせず、通常制御と同じ制御方法でモータ駆動を実
現できるため、駆動回路の構成を簡単にでき、しかも切
り換え時に過大な電流が流れることもないから駆動トラ
ンジスタの容量増加や永久磁石の減磁等を回避できるも
のが得られるという効果がある。また、負荷が一定範囲
内であれば、モータは通電タイミングに同期しているの
で、速度制御を行わなくても速度を一定に保つことがで
き、さらには、誘起電圧の立ち上がり部分と立ち下がり
部分の電圧の差をとり駆動電圧基準値を可変するように
しているので、モータのパラメータが変動してもその影
響を受けることがないという効果もある。
【0044】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項2)によれば、上記のブラシレスモータ駆
動回路(請求項1)において、上記の誘起電圧を検出す
る手段では、非通電期間の中間タイミング近傍で上記立
ち上がり時の誘起電圧値および立ち下がり時の誘起電圧
値を検出するようにしたので、負荷がある程度重くなっ
ても上記誘起電圧値を確実に検出することのできるもの
が得られるという効果がある。
【0045】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項3)によれば、上記のブラシレスモータ駆
動回路(請求項1または2)において、上記立ち上がり
時の誘起電圧値から上記立ち下がり時の誘起電圧値を減
算した値が一定のしきい値を下回った場合に下回った時
間に比例する量を設定回転数から減算する手段を設け、
該減算値を上記パルス発生手段への設定回転数指令とす
るので、駆動電圧の誤差電圧の飽和を検出し、飽和して
いる時間に比例した値を、三相の120度通電パルスと
誘起電圧をサンプリングするパルスを発生する手段への
周波数入力値から減算するようにして負荷が非常に重く
なって回転位相が非常に遅れるような場合にはモータの
回転数が下がって、脱調状態となることを未然に防止す
ることのできるものが得られるという効果がある。
【0046】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項4)によれば、上記のブラシレスモータ駆
動回路(請求項1または2)において、上記立ち上がり
時の誘起電圧値と上記立ち下がり時の誘起電圧値との差
により、上記駆動電圧基準値を可変した出力結果が最大
電圧を超過した場合に超過した時間に比例する量を設定
回転数から減算する手段を設け、該減算値を上記パルス
発生手段への設定回転数指令とするので、上記の駆動電
圧の誤差電圧の飽和を検出する場合と同様に、駆動電圧
の飽和を検出することにより、飽和している時間に比例
した値を、三相の120度通電パルスと誘起電圧をサン
プリングするパルスを発生する手段への周波数入力値か
ら減算するようにして負荷が非常に重くなって回転位相
が非常に遅れるような場合にはモータ回転数が下がっ
て、脱調状態となることを未然に防止することのできる
ものが得られるという効果がある。
【0047】また、本発明によるブラシレスモータ駆動
回路(請求項5)によれば、上記のブラシレスモータ駆
動回路(請求項1ないし4のいずれか)において、モー
タ駆動により消費される電力が最小となるシフト値を、
上記立ち上がり時の誘起電圧値と上記立ち下がり時の誘
起電圧値との差に加算する手段を設けてなるので、該シ
フト値により誘起電圧波形を対称形からずらして電気角
に対する機械角の位相を進み,あるいは遅れ状態とする
ため、ブラシレスモータによっては電気角と機械角の位
相を少しずらすことにより駆動効率の良いものが得られ
るという効果がある。
【0048】さらに、本発明によるブラシレスモータ駆
動回路(請求項6)によれば、上記のブラシレスモータ
駆動回路(請求項5)において、上記モータ駆動により
消費される電力の検出手段を、三相ブリッジ回路に供給
される直流部分の電流を計測するよう該三相ブリッジ回
路の一端に設けてなるので、上記直流電源の電圧,電流
は一定であるから、この電流が消費電力と等価になるた
め、消費電力が最小となるように上記シフト値を調整す
ることにより、モータの駆動効率の良い駆動回路を得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるブラシレスモータ
駆動回路の回路ブロック図である。
【図2】実施の形態1のブラシレスモータ駆動回路にお
ける各種タイミングの波形図である。
【図3】実施の形態1のブラシレスモータ駆動回路にお
ける動作波形図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるブラシレスモータ
駆動回路の回路ブロック図である。
【図5】従来のブラシレスモータ駆動回路の回路ブロッ
ク図である。
【図6】従来のブラシレスモータ駆動回路による磁極位
置検出の原理を説明する動作波形図である。
【符号の説明】
1、18 ブラシレスモータ 2、19 三相ブリッジ回路 3 PWM変調回路 4 120度通電パルス・各種タイミング発生回路 5 選択回路 6、7 サンプル・ホールド回路 8、10、14、15 比較回路 9 補償回路 11 V/f変換回路 12 飽和検出回路 13 積分回路 16 電流センサ 17 最小化探索制御器 20 電圧位相検出回路 21 制御回路 22 倍電圧整流回路 23 交流電源

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相ブリッジ回路に接続されて120度
    通電方式により駆動されるブラシレスモータと、 上記ブラシレスモータの設定回転数に比例した電圧をモ
    ータ駆動電圧基準値として出力する手段と、 同一周波数で三相の120度通電パルスおよび誘起電圧
    をサンプリングするパルスを発生する手段と、 上記120度通電方式の非通電期間において各相の誘起
    電圧を検出する手段と、 上記立ち上がり時の誘起電圧値と上記立ち下がり時の誘
    起電圧値とを比較する比較器とを有し、 上記比較器の出力により上記駆動電圧基準値を可変とす
    るようにしたことを特徴とするブラシレスモータ駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブラシレスモータ駆動
    回路において、 上記の誘起電圧を検出する手段では、非通電期間の中間
    タイミング近傍で上記立ち上がり時の誘起電圧値および
    立ち下がり時の誘起電圧値を検出するようにしたことを
    特徴とするブラシレスモータ駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1,または2に記載のブラシレス
    モータ駆動回路において、 上記立ち上がり時の誘起電圧値から上記立ち下がり時の
    誘起電圧値を減算した値が一定のしきい値を下回った場
    合に下回った時間に比例する量を設定回転数から減算す
    る手段を設け、該減算値を上記パルス発生手段への設定
    回転数指令とすることを特徴とするブラシレスモータ駆
    動回路。
  4. 【請求項4】 請求項1,または2に記載のブラシレス
    モータ駆動回路において、 上記立ち上がり時の誘起電圧値と上記立ち下がり時の誘
    起電圧値との差により、上記駆動電圧基準値を可変した
    出力結果が最大電圧を超過した場合に超過した時間に比
    例する量を設定回転数から減算する手段を設け、該減算
    値を上記パルス発生手段への設定回転数指令とすること
    を特徴とするブラシレスモータ駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のブ
    ラシレスモータ駆動回路において、 モータ駆動により消費される電力が最小となるシフト値
    を、上記立ち上がり時の誘起電圧値と上記立ち下がり時
    の誘起電圧値との差に加算する手段を設けてなることを
    特徴とするブラシレスモータ駆動回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のブラシレスモータ駆動
    回路において、 上記モータ駆動により消費される電力の検出手段を、三
    相ブリッジ回路に供給される直流部分の電流を計測する
    よう該三相ブリッジ回路の一端に設けてなることを特徴
    とするブラシレスモータ駆動回路。
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