JPH1083449A - スキャンサーバ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナを使用する際の繁雑な作業からユー
ザを解放し、ネットワーク上のスキャナの使用効率を向
上できるスキャンサーバを提供する。 【解決手段】 クライアント１２からの要求は、ジョブ
受付部１６で受け付け、この要求に応じてジョブキュー
管理部１８がジョブ２０を作成する。ジョブ２０には、
スキャナ管理部２２で管理するスキャナ１４のうちクラ
イアント１２の要求を満たすスキャナ１４が割り当てら
れる。このスキャナ１４には、論理スキャナ２４により
クライアント１２からの要求に応じた属性が設定され、
スキャナ１４で読み取られた画像データはスキャナイン
タフェース部２６、論理スキャナ２４を介してジョブ２
０に送られ、ここからクライアント１２に転送される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はスキャンサーバ、特
にネットワーク上に存在する複数の画像入力装置を管理
するスキャンサーバに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、プリンタ装置において、ネッ
トワーク上に分散されたプリンタ装置を、その特徴や能
力によってグループ化し、論理的なプリンタとしてクラ
イアントから利用できるようにした技術が知られてい
る。

【０００３】一方、スキャナ等の画像入力装置において
は、例えば、特開平６−２１４９１８号公報、特開平６
−２１４９２２号公報に、ネットワーク上に分散された
スキャンサーバにスキャナが接続された技術が開示され
ている。このスキャンサーバは、クライアントがネット
ワークを介してスキャナを使用できる環境を構築できる
ものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のス
キャンサーバは、ローカルに存在するスキャナを使用す
る方法をネットワークに拡張しただけにすぎず、スキャ
ナがスキャンサーバに直接接続されていることが条件と
なっている。

【０００５】このような従来技術においては、ユーザが
クライアントからスキャンサーバを介してスキャナにス
キャン要求を出す際に、解像度やフォーマット等のスキ
ャナの属性を設定するという繁雑な作業を行わなければ
ならず、作業性が悪いという問題があった。

【０００６】また、ネットワーク上に複数のスキャナが
存在する場合に、従来のスキャンサーバは、それらスキ
ャナの使用状態を管理していないので、ユーザは、スキ
ャナの空き状況を自分で確認しなければならず、この点
でも作業性が悪いという問題があった。

【０００７】さらに、従来のスキャンサーバは、各スキ
ャナの特徴や性能を把握していないので、これらの点に
ついてもユーザが把握しなければならず、不便であると
いう問題もあった。

【０００８】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、スキャナを使用する際の繁雑な
作業からユーザを解放し、ネットワーク上のスキャナの
使用効率を向上できるスキャンサーバを提供することに
ある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の発明は、複数の画像入力装置を管理し、クラ
イアントからの要求に応じて画像入力装置から画像デー
タを取得するスキャンサーバであって、画像入力装置と
１対１に対応し、画像入力装置との間で命令及び画像デ
ータをやりとりするインタフェース部と、各画像入力装
置の属性情報を有しており、クライアントからの要求を
満足する画像入力装置を選択し、インタフェース部を通
じて必要な属性情報を設定するとともに、その画像入力
装置を動作させる論理スキャナと、を含むことを特徴と
する。

【００１０】また、第２の発明は、複数の画像入力装置
を管理し、クライアントからの要求に応じて画像入力装
置から画像データを取得するスキャンサーバであって、
クライアントからの画像データの取得要求を受け付ける
ジョブ受付部と、前記ジョブ受付部が受け付けたクライ
アントからの要求に応じてジョブを作成し、自己が管理
する画像入力装置ごとのキューに作成したジョブを入
れ、ジョブの動作順序を管理するジョブキュー管理部
と、複数の画像入力装置を管理し、ジョブキュー管理部
が作成したジョブに、クライアントからの要求に応じた
画像入力装置を割り当てる画像入力装置管理部と、を備
えることを特徴とする。

【００１１】また、第３の発明は、第２の発明のスキャ
ンサーバにおいて、画像入力装置管理部が、画像入力装
置と１対１に対応し、画像入力装置との間で命令及び画
像データをやりとりするインタフェース部と、各画像入
力装置の属性情報を有しており、クライアントからの要
求を満足する画像入力装置を選択してジョブに割り当て
るとともに、インタフェース部を通じて必要な属性情報
を設定して、その画像入力装置を動作させる論理スキャ
ナとを含むことを特徴とする。

【００１２】上記構成によれば、論理スキャナが画像入
力装置の属性情報を有しているので、ユーザが属性設定
する必要がない。

【００１３】また、第４の発明は、第１の発明または第
３の発明のスキャンサーバにおいて、論理スキャナは、
複数の画像入力装置のうちどれが使用可能であるかの情
報を有しており、クライアントからの要求があった時
に、その情報に基づいてクライアントの要求を満足する
画像入力装置を選択することを特徴とする。

【００１４】上記構成によれば、論理スキャナが画像入
力装置のうちどれが使用可能であるかの情報を有してい
るので、ユーザが、スキャナの空き状況を自分で確認す
る必要がない。

【００１５】また、第５の発明は、第１の発明、第３の
発明、第４の発明のいずれか一項記載のスキャンサーバ
において、論理スキャナは、画像データの取得を要求し
たクライアントに選択した画像入力装置の情報を返すこ
とを特徴とする。

【００１６】上記構成によれば、論理スキャナがクライ
アントに選択した画像入力装置の情報を返すので、ユー
ザは、どの画像入力装置に原稿をセットすればよいかを
知ることができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。

【００１８】図１には、本発明に係るスキャンサーバを
使用した画像データ取得システムの全体構成図が示され
る。図１において、ネットワーク上に、スキャンサーバ
１０が１つ存在し、複数のクライアント１２が同様にネ
ットワーク上に存在している。スキャンサーバ１０は、
自身に直接接続されているスキャナ１４や、ネットワー
クに直接接続されているスキャナ１４、クライアント１
２に接続されているスキャナ１４等の管理を行う。

【００１９】本実施形態においては、クライアント１２
からの各種要求は、全てスキャンサーバ１０に送られ
る。クライアント１２から送られる要求としては、例え
ばジョブの作成、画像データの取得処理の終了、スキャ
ン要求、画像データ転送等がある。この中で、例えばジ
ョブの作成要求が送られてきた場合、スキャンサーバ１
０は、送られてきた要求に応じて、ジョブを生成し、こ
のジョブにスキャンサーバ１０が管理しているスキャナ
１４を割り当てる。また、スキャン要求が送られてきた
場合、スキャンサーバ１０は、ジョブに割り当てられた
スキャナ１４を起動し、所定の画像データの取得処理を
実行する。

【００２０】なお、上記実施形態においては、スキャン
サーバ１０とクライアント１２とスキャナ１４とが同一
マシン上で稼動することも可能である。

【００２１】図２には、図１に示されたスキャンサーバ
１０の構成のブロック図が示される。図２において、ク
ライアント１２から送られる各種の要求は、ジョブ受付
部１６で受け付けられる。

【００２２】ジョブキュー管理部１８では、クライアン
ト１２から送られ、ジョブ受付部１６で受け付けられた
ジョブ作成要求に応じてジョブ２０を作成する。ジョブ
キュー管理部１８は、スキャンサーバ１０が管理してい
るスキャナ１台に対して１つのキュー（図示せず）を有
しており、作成したジョブ２０を所定のキューに入れ、
ジョブ２０の動作順序を管理する。

【００２３】このジョブ２０が実行する動作としては、
例えば、クライアント１２からのスキャン要求に応じて
スキャナ１４を駆動し、クライアント１２からの画像デ
ータ転送要求により読み込んだ画像データを保持し、そ
の画像データを転送する等がある。

【００２４】スキャナ管理部２２では、スキャンサーバ
１０の機能であるスキャナ１４の管理を行う。このスキ
ャナ管理部２２は、自分が管理しているスキャナ１４の
動作に必要な属性や、スキャナ１４の特徴及び性能に関
するデータを有している。さらに、スキャナ管理部２２
では、管理しているスキャナ１４が現在空いていて使用
可能であるか、あるいはジョブ２０が割り当てられ、現
在使用中であるかについても管理している。これらの管
理動作は、スキャナ管理部２２に設定された論理スキャ
ナ２４が実行する。

【００２５】また、スキャナ管理部２２は、スキャナイ
ンタフェース部２６も有している。このスキャナインタ
フェース部２６は、スキャナ１４と１対１に対応してお
り、スキャナ１４の動作を制御するスキャナ制御部２８
との間でインタフェースを規定している。このスキャナ
インタフェース部２６は、クライアント１２からのスキ
ャナ１４に対する命令、例えばスキャン要求等をスキャ
ン制御部２８に送ると共に、スキャナ制御部２８から受
け取った画像データを、ジョブ２０や論理スキャナ２４
に転送する。このスキャナ管理部２２が本発明の画像入
力装置管理部に、スキャナインタフェース部２６が本発
明のインタフェース部にそれぞれ相当する。

【００２６】スキャナ制御部２８は、スキャナインタフ
ェース部２６の命令に基づいて、スキャナ１４の動作を
制御するが、これは各スキャナ１４に専用のものとして
構成されている。

【００２７】また、スキャナ制御部２８に接続されたス
キャナ１４は、本発明における画像入力装置であるが、
通常のスキャナの他に、ＣＣＤカメラなどもスキャナ制
御部２８に接続することができる。

【００２８】次に、本実施形態の動作について説明す
る。論理スキャナ２４は、クライアント１２から送られ
てきたジョブ作成要求に応じてスキャナ１４を動作させ
るために必要な属性、例えば用紙サイズ、縮小、拡大コ
ピーの有無、ｄｐｉをいくつに設定するか、などの情報
を属性情報として作成し保持する。また、その属性情報
を満足することができるスキャナ１４はどれであるかに
ついての関係情報も作成し保持している。

【００２９】さらに、クライアント１２からのジョブ作
成要求があると、論理スキャナ２４は、ジョブ受付処理
を実行する。このジョブ受付処理は、クライアント１２
からのジョブ作成要求に含まれる画像データ取得条件を
満足するスキャナ１４を、上記関係情報に含まれるもの
から選び、そのスキャナ１４をジョブキュー管理部１８
がジョブ作成要求によって作成したジョブ２０に割り付
けるものである。

【００３０】ジョブキュー管理部１８では、上述のよう
に、ジョブ作成要求に応じてジョブ２０を作成しキュー
に入れるが、このキューは、上記関係情報に基づき論理
スキャナ２４がジョブ２０に割り付けたスキャナ１４に
対応するものである。そのようなスキャナ１４に対応す
るキューに入れられたジョブ２０は、そのキューの先頭
にくると、スキャナ１４が使用可能な状態となった時
に、ジョブキュー管理部１８からスキャナ１４の使用権
を渡される。

【００３１】この際、ジョブ作成要求を出したクライア
ント１２に対してもスキャナ１４が使用可能であること
を通知する。クライアント１２を介してジョブ作成要求
を入力したユーザは、クライアント１２に通知された使
用可能なスキャナ１４に原稿をセットし、スキャン要求
をスキャンサーバ１０に送る。このスキャン要求により
論理スキャナ２４がスキャン動作を実行する。

【００３２】スキャン動作が開始されると、まずジョブ
２０が使用権を得たスキャナ１４に、クライアント１２
の画像データ取得条件を満足する動作をさせるための属
性情報が設定される。これにより、ユーザがクライアン
ト１２からスキャン要求を出す度にスキャナ１４の属性
の設定を行う必要がなくなる。

【００３３】次に、論理スキャナ２４がスキャナインタ
フェース部２６に対してスキャン要求を発行する。これ
により、スキャナインタフェース部２６がスキャナ制御
部２８に指示してスキャナ１４を駆動し、スキャナ１４
にセットされた原稿をスキャンして所定の画像データを
取得する。この画像データは、スキャナインタフェース
部２６からスキャナ制御部２８を介して論理スキャナ２
４に転送され、さらにジョブ２０に転送される。ジョブ
２０は、この画像データに所定の処理を実行した後、ス
キャン指示を出したクライアント１２によって指示され
た送り先に当該画像データを転送する。

【００３４】以上に述べた論理スキャナ２４は、１つの
スキャンサーバ１０に、その用途に応じて複数作成する
ことも可能である。

【００３５】なお、上述した論理スキャナ２４は、スキ
ャンサーバ１０を使用して定形処理を実施する場合に特
に有効である。したがって、非定型な処理を実行する場
合には、論理スキャナ２４を介さず、クライアント１２
からジョブキュー管理部１８を介して直接スキャナイン
タフェース部２６に指示を出すことも可能である。ただ
しこの際には、スキャナ１４に対する属性設定等必要な
指示は、全てユーザがクライアント１２から入力する必
要がある。

【００３６】図３には、論理スキャナ２４が、クライア
ント１２からのジョブ作成要求によりジョブ受付処理を
実行する際のフローが示される。図３において、論理ス
キャナ２４がジョブ受付処理を開始すると（Ｓ１）、上
述した関係情報より、使用可能なスキャナ１４を選択す
る（Ｓ２）。このスキャナ１４は、ジョブキュー管理部
１８が作成したジョブ２０に割り付けられる。

【００３７】スキャナ１４が選択され、ジョブ２０にそ
の使用権が渡されると、スキャナ１４の選択が成功した
として（Ｓ２）、選択したスキャナ１４の情報をクライ
アント１２に対して送信する（Ｓ３）。これにより、ユ
ーザはそのスキャナ１４に原稿をセットする。次いで、
このスキャナ１４に対してスキャン要求を出すと、前述
したように、論理スキャナ２４が、クライアント１２の
要求した条件で原稿の読み取り処理（スキャン）を実行
するために必要な属性をスキャナ１４にセットする。

【００３８】一方、スキャナ１４の選択が失敗した場
合、すなわち使用できるスキャナ１４がない場合には、
ジョブ受付要求を出したクライアント１２に、エラー情
報を送信する（Ｓ４）。

【００３９】図４には、論理スキャナ２４がクライアン
ト１２からスキャン要求を受け付けた場合の動作のフロ
ーが示される。図４において、論理スキャナ２４がスキ
ャン要求を受け付けると（Ｓ１０）、論理スキャナ２４
が保持している読み取り処理のための属性情報をスキャ
ナ１４にセットし（Ｓ１１）、スキャナインタフェース
部２６に対してスキャン要求を発行する（Ｓ１２）。

【００４０】これにより、スキャナインタフェース部２
６が、スキャナ制御部２８に指示してスキャナ１４に原
稿の読み取り処理を実行させる。原稿の読み取り処理が
成功した場合には（Ｓ１３）、スキャナインタフェース
部２６に対し、スキャナ１４で読み取った画像データを
要求し、論理スキャナ２４がその画像データを受け取る
（Ｓ１４）。

【００４１】一方、スキャンが失敗した場合には、スキ
ャン要求を出したクライアント１２へエラー情報を送信
する（Ｓ１５）。

【００４２】論理スキャナ２４は、スキャナインタフェ
ース部２６から受け取った画像データをジョブ２０へ転
送し（Ｓ１６）、スキャン要求の処理を終了する。

【００４３】図５には、ユーザが本実施形態のスキャン
サーバ１０を使用して行う定形処理の例のフローが示さ
れる。図５において、クライアント１２からスキャンサ
ーバ１０へジョブ作成要求を発行すると（Ｓ２０）、上
記図３の工程を経て、スキャナ１４の選択と、ジョブ２
０へのスキャナ１４の使用権の付与が実行される。ここ
までの動作が成功した場合に、予約成功として（Ｓ２
１）、論理スキャナ２４から予約されたスキャナ１４に
関する情報がクライアント１２に送られ、ユーザがこの
情報を取得する（Ｓ２２）。

【００４４】一方、Ｓ２１において予約が成功しなかっ
た場合には、再度ジョブ作成要求を発行する。

【００４５】Ｓ２１において予約が成功した場合に、論
理スキャナ２４からクライアント１２に対して送られた
スキャナ１４の情報に基づき、そのスキャナ１４にユー
ザが原稿をセットする（Ｓ２３）。このように、スキャ
ナ１４に関する情報が論理スキャナ２４からクライアン
ト１２に送られるので、ユーザはどのスキャナ１４が空
いているかの確認を行う必要はない。

【００４６】スキャナ１４に原稿をセットした後、サー
バ１０に対してスキャン要求を発行する（Ｓ２４）。こ
の際にも、上述したように、論理スキャナ２４がスキャ
ナ１４に必要な属性をセットしているので、ユーザがス
キャン要求に必要な属性をセットする必要はない。

【００４７】論理スキャナ２４が設定した属性情報によ
りスキャナ１４がスキャンを実行し、このスキャンが成
功した場合には（Ｓ２５）、クライアント１２から画像
取出し要求を発行し、読み取った画像データを得る（Ｓ
２６）。

【００４８】一方、Ｓ２５においてスキャンが成功しな
かった場合には、スキャナ１４の障害を除去し、再度ス
キャン要求を発行する（Ｓ２７）。

【００４９】なお、上述したスキャナに関する情報の中
には、オフィス内におけるスキャナ１４のロケーション
も含ませることができ、この情報を考慮する論理スキャ
ナ２４を設定することもできる。これにより、オフィス
内のスキャナ１４のロケーションを考慮した論理スキャ
ナ２４や、画像属性を考慮した論理スキャナ２４等を複
数作成しておけば、これらを業務によって使い分け、よ
り効率的なスキャナ１４の利用を実現することができ
る。

【００５０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スキャンサーバが管理している複数のスキャナから空い
ているスキャナを選択するので、効率的にスキャナを使
用することができる。

【００５１】また、スキャンサーバ中の論理スキャナ
が、スキャナへの属性設定を実行するので、ユーザがク
ライアントから属性設定を行う必要がなく、定形処理を
効率的に実施することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係るスキャンサーバを使用した画像
データ取得システムの構成を示すブロック図である。

【図２】 本発明に係るスキャンサーバの一実施形態の
構成を示すブロック図である。

【図３】 本発明に係るスキャンサーバの論理スキャナ
のジョブ受付処理のフローを示す図である。

【図４】 本発明に係るスキャンサーバの論理スキャナ
のスキャン動作のフローを示す図である。

【図５】 本発明に係るスキャンサーバを使用した定形
処理の作業のフローを示す図である。

【符号の説明】

１０ スキャンサーバ、１２ クライアント、１４ ス
キャナ、１６ ジョブ受付部、１８ ジョブキュー管理
部、２０ ジョブ、２２ スキャナ管理部、２４ 論理
スキャナ、２６ スキャナインタフェース部、２８ ス
キャナ制御部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の画像入力装置を管理し、クライア
   ントからの要求に応じて画像入力装置から画像データを
   取得するスキャンサーバであって、 画像入力装置と１対１に対応し、画像入力装置との間で
   命令及び画像データをやりとりするインタフェース部
   と、 各画像入力装置の属性情報を有しており、クライアント
   からの要求を満足する画像入力装置を選択し、前記イン
   タフェース部を通じて必要な属性情報を設定するととも
   に、その画像入力装置を動作させる論理スキャナと、 を含むことを特徴とするスキャンサーバ。
2. 【請求項２】 複数の画像入力装置を管理し、クライア
   ントからの要求に応じて画像入力装置から画像データを
   取得するスキャンサーバであって、 クライアントからの画像データの取得要求を受け付ける
   ジョブ受付部と、 前記ジョブ受付部が受け付けたクライアントからの要求
   に応じてジョブを作成し、自己が管理する画像入力装置
   ごとのキューに作成したジョブを入れ、ジョブの動作順
   序を管理するジョブキュー管理部と、 複数の画像入力装置を管理し、前記ジョブキュー管理部
   が作成したジョブに、クライアントからの要求に応じた
   画像入力装置を割り当てる画像入力装置管理部と、 を備えることを特徴とするスキャンサーバ。
3. 【請求項３】 請求項２記載のスキャンサーバにおい
   て、 前記画像入力装置管理部は、 画像入力装置と１対１に対応し、画像入力装置との間で
   命令及び画像データをやりとりするインタフェース部
   と、 各画像入力装置の属性情報を有しており、クライアント
   からの要求を満足する画像入力装置を選択し、前記ジョ
   ブに割り当てるとともに、前記インタフェース部を通じ
   て必要な属性情報を設定して、その画像入力装置を動作
   させる論理スキャナと、 を含むことを特徴とするスキャンサーバ。
4. 【請求項４】 請求項１または請求項３記載のスキャン
   サーバにおいて、 前記論理スキャナは、複数の画像入力装置のうちどれが
   使用可能であるかの情報を有しており、クライアントか
   らの要求があった時に、その情報に基づいてクライアン
   トの要求を満足する画像入力装置を選択することを特徴
   とするスキャンサーバ。
5. 【請求項５】 請求項１、請求項３、請求項４のいずれ
   か一項記載のスキャンサーバにおいて、 前記論理スキャナは、画像データの取得を要求したクラ
   イアントに選択した画像入力装置の情報を返すことを特
   徴とするスキャンサーバ。