JPH1082686A - 積載重量計測装置 - Google Patents

積載重量計測装置

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JPH1082686A
JPH1082686A JP23810196A JP23810196A JPH1082686A JP H1082686 A JPH1082686 A JP H1082686A JP 23810196 A JP23810196 A JP 23810196A JP 23810196 A JP23810196 A JP 23810196A JP H1082686 A JPH1082686 A JP H1082686A
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JP
Japan
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weight
loading
loading device
loaded
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JP23810196A
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English (en)
Inventor
Fumio Yuasa
文雄 湯浅
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Furukawa Co Ltd
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Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 諸元の異なる積込装置に交換した場合におい
ても、積載重量の高精度な計測を可能にする。 【解決手段】 積込装置3が所定位置を通過したことを
検知するセンサ5と、シリンダ4の油圧を検知するセン
サ6と、位置検知センサ5が積込装置3の所定位置通過
を検知した時の油圧シリンダ4による発生油圧検出値を
基に予め設定された関数を用いて積載部2に積載された
荷の重量を算出する積載重量演算装置7とを備えた積載
重量計測装置において、タイプAとは諸元の異なるタイ
プBの積込装置3に交換した場合に、該積込装置3に対
応する前記関数を選択する選択スイッチ8を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば運搬積込用
等の建設車両に付随して設けられた積載重量計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の積載重量計測装置として
は、例えば図3に示すものが知られている。この計測装
置は、上下方向に揺動可能に設けられたリフトアーム1
及び荷を積載すべく該リフトアーム1の先端に設けられ
たバケット2を備えた積込装置3と、リフトアーム1を
支持して該リフトアーム1を上下方向に揺動駆動させる
油圧シリンダ4とを具備するホイールローダに付随して
設けられたもので、リフトアーム1の揺動時に該リフト
アーム1が予め定められた一或いは複数の位置を通過し
たことを検知する位置検知センサ5と、油圧シリンダ4
の高圧側油室の発生油圧を検知する油圧検知センサ6
と、位置検知センサ5及び油圧検知センサ6からの情報
を基にバケット2に積載された荷の重量を算出する積載
重量演算装置7とを備える。
【0003】積載重量演算装置7は、位置検知センサ5
が積込装置3の前記所定位置通過を検知した時の油圧検
知センサ6による発生油圧検出値に基づいて、バケット
2に積載された荷の重量を算出する。油圧シリンダ4を
伸縮させリフトアーム1を揺動させると、油圧シリンダ
4の高圧側油室には負荷に応じた油圧が発生するが、リ
フトアーム1の揺動角度によって油圧は変動する。この
発生油圧によってバケット2に積載された荷の重量を算
出するためには、位置検知センサ5で常に同じ揺動角度
(所定位置通過時)における油圧を計測する必要があ
る。
【0004】油圧検知センサ6による発生油圧検出値と
積載重量の間には図4に示すような関係がある。すなわ
ち、バケット2に荷を積載しない状態においても、油圧
シリンダ4を伸長させリフトアーム1を所定位置まで揺
動させると、積込装置3自体の重量の分だけP0の油圧
が発生する。つぎに、バケット2に重量F1 だけ荷を積
載し、油圧シリンダ4を伸長させリフトアーム1を所定
位置まで揺動させると、重量F1と積込装置3自体の重
量によってP1の油圧が発生する。このように、重量F
1によって発生する油圧は(P1−P0)であり、リフ
トアーム1の前記所定位置通過時のバケット2の積載重
量と発生油圧検出値とは比例関係にあり、この時のグラ
フの傾きは(P1−P0)/F1と表すことができ、こ
の関係を積載重量演算装置7に予め関数として設定して
おき、リフトアーム1の前記所定位置通過時の発生油圧
検出値からバケット2の積載重量を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホイールロ
ーダ等においては、作業内容に合わせて、諸元の異なる
積込装置3が同一車両において交換される場合がある。
たとえば、リフトアーム1の揺動支点Oからバケット2
の重心位置G1 までの水平方向の距離L1 が大きな積込
装置3に交換される場合がある。このような場合には、
積込装置3自体の重量が増大するため、バケット2に荷
を積載しない状態においても、油圧シリンダ4に発生す
る油圧P0′はP0より大きくなる。バケット2に重量
F1の荷を積載すると揺動支点Oに対するモーメントが
大きくなるため、油圧シリンダ4に発生する油圧P1′
はP1より大きくなる。このとき、重量F1によって発
生する油圧は(P1′−P0′)であり、リフトアーム
1の前記所定位置通過時のバケット2の積載重量と発生
油圧検出値とは比例関係にあり、この時のグラフの傾き
は(P1′−P0′)/F1となり、(P1−P0)/
F1より大きくなる。ここで、発生油圧の差(P1′−
P0′)を積載重量演算装置7に予め設定していた関数
にあてはめると、算出重量は実際に積載した重量より大
きくなってしまう。このように、積込装置3を交換する
ことにより、積載重量演算装置7に予め設定していた関
数を用いて積載重量を算出すると積載重量の計測精度を
著しく低下させてしまうことになる。
【0006】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、諸元の異なる積込装置に交換した場
合においても、積載重量を高精度で計測することができ
る積載重量計測装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係る積載重量計測装置は、上下方向に揺
動可能に設けられた揺動部及び荷を積載すべく前記揺動
部に設けられた積載部を備えた積込装置と、前記揺動部
を支持して該揺動部を上下方向に揺動駆動させる駆動手
段とを具備する建設機械に付随して設けられ、前記積込
装置の揺動時に該積込装置が予め定められた所定位置を
通過したことを検知する位置検知手段と、前記駆動手段
の負荷を検知する負荷検知手段と、前記位置検知手段が
前記積込装置の前記所定位置通過を検知した時の前記負
荷検知手段による負荷検出値を基に予め設定された関数
を用いて前記積載部に積載された荷の重量を算出する積
載重量演算装置とを備えた積載重量計測装置において、
諸元の異なる積込装置に交換した場合に、該積込装置に
対応する関数を選択する補正手段を設けたことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1及び図2を参照して説明する。図1は本発明の実
施の形態の一例である積載重量計測装置を説明するため
の説明図、図2は積載重量Fと発生油圧Pとの関係を示
すグラフ図である。なお、従来例と重複する部分につい
ては、同一符号を付して説明する。
【0009】この計測装置は、図1に示すように、上下
方向に揺動可能に設けられたリフトアーム(揺動部)1
及び荷を積載すべく該リフトアーム1の先端に設けられ
たバケット(積載部)2を備えた積込装置3と、リフト
アーム1を支持して該リフトアーム1を上下方向に揺動
駆動させる油圧シリンダ(駆動手段)4とを具備するホ
イールローダ(建設機械)に付随して設けられたもの
で、リフトアーム1の揺動時に該リフトアーム1が予め
定められた一或いは複数の位置を通過したことを検知す
る位置検知センサ(位置検知手段)5と、油圧シリンダ
4の高圧側油室の発生油圧(負荷)を検知する油圧検知
センサ(負荷検知手段)6と、位置検知センサ5及び油
圧検知センサ6からの情報を基にバケット2に積載され
た荷の重量を算出する積載重量演算装置7と、諸元の異
なる積込装置3に交換した場合に、該積込装置3に対応
する関数を選択する選択スイッチ(補正手段)8とを備
える。
【0010】積載重量演算装置7は、位置検知センサ5
が積込装置3の前記所定位置の通過を検知した時の油圧
検知センサ6による発生油圧検出値に基づいて、バケッ
ト2に積載された荷の重量を算出する。
【0011】具体的には、タイプAのリフトアーム1の
前記所定位置通過時のバケット2の積載重量Fと油圧シ
リンダ4の発生油圧Pとの比例関係を基に積載重量演算
装置7に予め設定された関数(Pn −P0 )/Fn (図
2のグラフのタイプAの傾きに相当)、又はタイプBの
リフトアーム1の前記所定位置通過時のバケット2の積
載重量Fと油圧シリンダ4の発生油圧Pとの関係を基に
積載重量演算装置7に予め設定された関数(Pn ’−P
0 ’)/Fn (図2のグラフのタイプBの傾きに相当)
を用いて、リフトアーム1の前記所定位置通過時の発生
油圧検出値からバケット2の積載重量を算出する。
【0012】選択スイッチ8は、諸元の異なる積込装置
3に交換した場合、つまり、タイプAの積込装置3から
リフトアーム1の長さやバケット2の容量が異なるタイ
プBの積込装置3に交換した場合に、前記関数をタイプ
AからタイプBに設定変更するためのものである。
【0013】次に、かかる積載重量計測装置の作動を説
明する。タイプAの積込装置3がホイールローダの車両
本体に搭載された状態において、選択スイッチ8をタイ
プAに設定し、次いで、バケット2に荷を積載しない状
態で油圧シリンダ4を駆動させて積込装置3を上方に揺
動させ、位置検知センサ5を通過させる。そして、この
時の油圧検知センサ6による発生油圧検出値P0を図示
しない記憶領域に記憶させ、次いで、積載重量演算装置
7が、バケット2に荷を積載した状態の積込装置3が位
置検知センサ5を通過する毎に油圧検知センサ6によっ
て検出された発生油圧検出値Pn と前記発生油圧検出値
0 との差分値(Pn −P0 )を求め、予め設定された
タイプAの関数(Pn −P0 )/F n を用いて、バケッ
ト2に積載された荷の重量を算出する。
【0014】次に、タイプBの積込装置3に交換した場
合は、選択スイッチ8をタイプBに切換え設定し、次い
で、バケット2に荷を積載しない状態で油圧シリンダ4
を駆動させて積込装置3を上方に揺動させ、位置検知セ
ンサ5を通過させる。そして、この時の油圧検知センサ
6による発生油圧検出値P0 ’を図示しない記憶領域に
記憶させ、次いで、積載重量演算装置7が、バケット2
に荷を積載した状態の積込装置3が位置検知センサ5を
通過する毎に油圧検知センサ6によって検出された発生
油圧検出値Pn ’と前記発生油圧検出値P0 ’との差分
値(Pn ’−P 0 ’)を求め、予め設定されたタイプB
の関数(Pn ’−P0 ’)/Fn を用いて、バケット2
に積載された荷の重量を算出する。
【0015】このように、この実施の形態では、諸元の
異なる積込装置3に交換した場合においても、選択スイ
ッチ8の設定を変えるだけで積載重量を高精度で計測す
ることができる。
【0016】なお、上記実施の形態では、予め設定され
た関数を用いてバケット2に積載された荷の重量を算出
するようにしているが、これに代えて、積込装置3の種
類が異なる毎に、荷を積載しない状態の積込装置3を上
方に揺動させて得られた前記発生油圧検出値P0 とバケ
ット2に所定重量の荷を積載した状態の積込装置3を上
方に揺動させて得られた前記発生油圧検出値Pn とに基
づいて上述した関数を算出してこれを演算装置7に個別
に設定し、該関数を用いて、バケット2に積載された荷
の重量を算出するようにしてもよい。
【0017】また、このようにして積込装置3の種類が
異なる毎に個別に設定された関数を記憶装置に記憶さ
せ、該記憶情報の中から積載装置3の種類に応じた関数
を選択スイッチ8で選択するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、諸元の
異なる積込装置に交換した場合においても、補正手段の
設定を変えるだけで積載重量を精度良く計測することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である積載重量計測
装置を説明するための説明図である。
【図2】積載重量と発生油圧との比例関係を示すグラフ
図である。
【図3】従来の積載重量計測装置を説明するための説明
図である。
【図4】積載重量と発生油圧との比例関係を示すグラフ
図である。
【符号の説明】
1…リフトアーム(揺動部) 2…バケット(積載部) 3…積込装置 4…油圧シリンダ(駆動手段) 5…位置検知センサ(位置検知手段) 6…油圧検知センサ(負荷検知手段) 7…積載重量演算装置 8…補正手段 O…揺動支点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に揺動可能に設けられた揺動部
    及び荷を積載すべく前記揺動部に設けられた積載部を備
    えた積込装置と、前記揺動部を支持して該揺動部を上下
    方向に揺動駆動させる駆動手段とを具備する建設機械に
    付随して設けられ、前記積込装置の揺動時に該積込装置
    が予め定められた所定位置を通過したことを検知する位
    置検知手段と、前記駆動手段の負荷を検知する負荷検知
    手段と、前記位置検知手段が前記積込装置の前記所定位
    置通過を検知した時の前記負荷検知手段による負荷検出
    値を基に予め設定された関数を用いて前記積載部に積載
    された荷の重量を算出する積載重量演算装置とを備えた
    積載重量計測装置において、諸元の異なる積込装置に交
    換した場合に、該積込装置に対応する関数を選択する補
    正手段を設けたことを特徴とする積載重量計測装置。
JP23810196A 1996-09-09 1996-09-09 積載重量計測装置 Pending JPH1082686A (ja)

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JP23810196A JPH1082686A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 積載重量計測装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2444558A1 (de) * 2010-10-23 2012-04-25 Robert Bosch GmbH Verfahren zum Ermitteln der Masse des in einem Werkzeug eines an einem Fahrzeug angeordneten Frontladers aufgenommenen Ladeguts
JP2017110492A (ja) * 2017-02-06 2017-06-22 住友建機株式会社 ショベル
CN108128701A (zh) * 2016-12-01 2018-06-08 中冶宝钢技术服务有限公司 一种铁水车称重系统

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Effective date: 20050208

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607