JP5138438B2 - ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法 - Google Patents

ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5138438B2
JP5138438B2 JP2008084527A JP2008084527A JP5138438B2 JP 5138438 B2 JP5138438 B2 JP 5138438B2 JP 2008084527 A JP2008084527 A JP 2008084527A JP 2008084527 A JP2008084527 A JP 2008084527A JP 5138438 B2 JP5138438 B2 JP 5138438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
boom
bucket
angle
integration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008084527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009236752A (ja
Inventor
勝 簑島
雅通 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2008084527A priority Critical patent/JP5138438B2/ja
Publication of JP2009236752A publication Critical patent/JP2009236752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5138438B2 publication Critical patent/JP5138438B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

本発明は、ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法に関する。
ホイールローダがダンプトラック等に積み込む積載物の重量(積載荷重)を計測するための装置は知られている(特許文献1,特許文献2,特許文献3)。例えば、第1の文献(特許文献1)に記載の従来技術では、ブーム角度の上昇に伴って油圧シリンダの差圧を複数回サンプリングし、各回のサンプリング毎にバケットの荷重を算出する。そして、この従来技術では、算出された荷重の平均値を積算することにより、バケットによって積み込まれた積載物の総重量を検出する。
特開2001−99701号公報 特開2006−336390号公報 実公平6−736号公報
従来技術では、ブーム角度が下側から上側に変化した場合に、一回の積込み作業が完了したものと判定し、この作業中に算出された荷重の平均値を積算する。従って、もしも、積込み作業に類似するブーム動作が、積込み作業に含まれている場合、その類似するブーム動作に対応して荷重が算出されてしまい、積算荷重に誤差を生じる。
このため、第1の特許文献に示される従来技術では、図3のS8及び段落0013に示すように、算出された荷重をキャンセルするためのキャンセルスイッチを設けている。従って、従来技術では、通常の積込み動作に類似するブーム動作が作業に含まれている場合でも、類似するブーム動作により算出された荷重を手動で取り消すことができ、計測精度が低下するのを抑制することができる。
しかし、ホイールローダのオペレータは、誤って検出された荷重を毎回手動で取り消す必要があり、使い勝手が悪い。また、手動操作のため、いわゆるうっかりミス等により、手動による取消操作を忘れる可能性もある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的は、積載荷重を精度良く計測でき、使い勝手を向上できるようにしたホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る、先端にバケットが回動可能に設けられるブームと該ブームを回動させるブームシリンダとを備えるホイールローダの積載荷重を計測するための積載荷重計測装置は、ブームシリンダの圧力を検出する圧力検出部と、ブームの角度を検出するブーム角検出部と、圧力検出部により検出されるブームシリンダの圧力とブーム角検出部により検出されるブームの角度とに基づいて、ブームが上昇している所定期間にバケットの荷重を複数回検出する荷重検出部と、荷重検出部により検出される各荷重を一時記憶する第1記憶部と、第1記憶部に記憶される各荷重に基づいて積算荷重を更新するか否かを決定するための積算条件を設定する積算条件設定部と、積算条件設定部により設定される積算条件が満たされた場合には、第1記憶部に記憶される各荷重に基づいて、第2記憶部に記憶される積算荷重を更新させる積算部と、を備える。
積算部は、積算条件が満たされない場合に、第1記憶部に記憶される各荷重を消去させることができる。
積算条件設定部により設定される積算条件は、(1)所定期間内にブームの角度が予め設定される第1角度範囲に入った場合、(2)所定期間内にバケットの角度が予め設定される第2角度範囲に入った場合、(3)所定期間が予め設定される第1期間以上であり、かつ、所定期間の前後それぞれにおける第2期間内に荷重が検出されていない場合、のいずれか一つまたは複数であってもよい。
本発明の他の観点に従う、先端にバケットが回動可能に設けられるブームと該ブームを回動させるブームシリンダとを備えるホイールローダの積載荷重を計測するための積載荷重計測方法は、バケットの荷重を計測するための所定時期が到来したか否かを判定するステップと、所定時期が到来した場合は、所定時期の終了と判定されるまでの間、ブームシリンダの圧力とブームの角度とに基づいて、バケットの荷重を複数回検出し、検出される各荷重を第1記憶部にそれぞれ一時的に記憶させるステップと、各荷重に基づいて積算荷重を更新するか否かを決定するための積算条件が満たされたか否かを判定するステップと、積算条件が満たされたと判定された場合には、第1記憶部に記憶される各荷重に基づいて、第2記憶部に記憶される積算荷重を更新させるステップと、をそれぞれ実行する。
本発明によれば、予め設定される積算条件が満たされた場合に、検出された荷重に基づいて積算荷重を更新させるため、通常の積込み動作に類似する動作がホイールローダの作業内容に含まれている場合でも、類似動作により検出される荷重が積算荷重に加算されるのを自動的に防止することができる。これにより、計測精度を維持しつつ、使い勝手を向上させることができる。
本発明によれば、積算条件が成立しない場合に、第1記憶部に記憶されている各荷重を消去させるため、第1記憶部に無駄な荷重が記憶され続けるのを防止でき、第1記憶部の記憶領域を効率的に使用できる。
本発明によれば、ブーム角度、バケット角度及び所定期間にそれぞれ着目して設定される積算条件を用意するため、ホイールローダの作業内容に応じて適切な積算条件を一つまたは複数設定することができる。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、以下に述べるように、ブーム動作に応じてバケット荷重を自動計測する場合において、積込み動作と異なる類似動作によって積算荷重が更新されるのを自動的に防止する。積込み動作としては、例えば、飼料をダンプトラック等の荷台に積み込むための動作等を挙げることができる。類似動作としては、例えば、固められた飼料をバケットでほぐす動作等を挙げることができる。なお、図1は、本実施形態の全体を示す概念図である。図1は、本発明の理解及び実施のために本発明の概要を示しており、本発明の範囲は図1に示す構成に限定されない。
積載荷重計測装置1は、ホイールローダ2に設けられている。詳細は後述の実施例で明らかになるが、ホイールローダ2は、車体3と、車体3の前側に設けられるブーム4と、ブーム4の先端側に設けられるバケット5と、ブーム4を上下方向に回動させるためのブームシリンダ6等を備える。
積載荷重計測装置1(以下、計測装置1と略す場合がある)は、バケット5によって積み込まれる積載物の合計荷重を計測する装置である。計測装置1は、例えば、差圧検出部1Aと、ブーム角検出部1Bと、荷重検出部1Cと、第1記憶部1Dと、積算条件設定部1Eと、積算部1Fと、第2記憶部1Gと、表示部1Hとを備える。
差圧検出部1Aは、ブームシリンダ6のヘッド圧とボトム圧との差を検出するための回路である。ブーム角検出部1Bは、ブーム4の角度を検出するための回路である。図1では、簡略化して示すが、バケット5の角度を検出するためのバケット角検出部を設けることもできる。
荷重検出部1Cは、ブームシリンダ6の差圧とブーム角とに基づいて、所定期間中に、バケット5に積み込まれた積載物の荷重を複数回検出する。つまり、荷重検出部1Cは、所定期間内に差圧等を複数回サンプリングし、各回のサンプリングにおける荷重をそれぞれ検出する。検出された荷重は、第1記憶部1Dに記憶される。
積算条件設定部1Eは、積算荷重を更新するか否かを決定するための積算条件を、積算部1Fに設定する。積算条件としては、例えば、(1)所定期間(サンプリング時間)に検出されたブーム角度が予め設定された第1角度範囲に入った場合、(2)所定期間内に検出されたバケット角度が予め設定される第2角度範囲に入った場合、(3)所定期間が予め設定される第1期間以上であり、かつ、所定期間の前後それぞれにおける第2期間内に荷重が検出されていない場合のように設定可能である。
積算部1Fは、一回の積込み作業における所定期間が終了すると、積算条件が成立したか否かを判定する。積算条件が成立した場合、つまり、積算条件が満たされた場合、積算部1Fは、第1記憶部1Dに記憶された各荷重に基づいて、第2記憶部1Gに記憶される積算荷重を更新させる。例えば、積算部1Fは、一回の積込み作業において検出され記憶された各荷重の平均値を算出し、この平均荷重を積算荷重に加算する。
表示部1Hは、例えば、いま検出された荷重、各荷重の平均値、積算荷重、積算条件を表示させる。オペレータは、表示部1Hの表示内容に基づいて、積算条件や積算荷重等を確認することができる。
このように構成される本実施形態によれば、例えば、固く締められた飼料をバケット5でほぐし、そのほぐした飼料をダンプトラックに積み込むというような作業において、ほぐし作業により検出された荷重が積算荷重に加算されるのを自動的に防止し、計測精度を維持しつつ使い勝手を向上できる。
以下、本発明の実施例を説明する。まず、図2は、本実施例によるホイールローダ10の作業工程を示す説明図である。図2(a)は、作業現場の構成を示す。この作業現場は、例えば、ホイールローダ10と、ダンプトラック20と、飼料積込み場30とを備えている。ホイールローダ10の構成は図3と共に後述する。飼料積込み場30には、例えば、サイレージのような固く締められた飼料31が収容されている。
図2(b)に示すように、オペレータは、ブーム51を上下に回動させることにより、バケット52の先端で飼料31をほぐす。図2(c)に示すように、オペレータは、ほぐされた飼料31Aの一部をバケット52ですくい取り、後退する。
図2(d)に示すように、オペレータは、ダンプトラック20に近づきながらブーム51をダンプトラック20の荷台21よりも高く持ち上げる。図2(e)に示すように、オペレータは、バケット52を傾けることにより、ダンプトラック20の荷台21に飼料31Aを投入する。オペレータは、バケット52内の飼料31Aを荷台21に投下した後で後退し、飼料積込み場30に戻る。
オペレータは、上述の飼料をほぐす工程、ほぐした飼料をすくい取る工程、ダンプトラック20に飼料を積み込む工程と繰り返す。なお、ほぐし作業とダンプトラック20への積込み作業とは必ずしも一対一で対応するとは限らない。一回のほぐし作業で多量の飼料をほぐすことができる場合も考えられるためである。
図3は、ホイールローダ10の側面図である。ホイールローダ10は、例えば、車体11と、車体11の前後にそれぞれ設けられる左右一対のタイヤ12と、車体11の後方に設けられる機械室13と、車体11の前方に設けられる作業機14と、車体11の中央部に設けられる運転室15とを備えている。
車体11は、後部車体11Cと、前部車体11Aと、後部車体11Cと前部車体11Aとを連結する連結部11Bとを備える。
機械室13は、エンジンや油圧ポンプ等を収容する。作業機14は、例えば、前部車体11Aから前方に延びるようにして回動可能に設けられるブーム51と、このブーム51の先端に回動可能に設けられるバケット52と、ブーム51を上下方向に回動させるためのブームシリンダ53と、バケット52を回動させるためのバケットシリンダ54とを備える。
図2で述べたように、オペレータは、バケット52内に飼料を積み込んだ状態で、ダンプトラック20に近づき、バケット52を荷台21の上方に位置させる。そして、オペレータは、バケット52を下向きに回動させることにより、バケット内の飼料を荷台21に投下させる。
図4は、図1に示される積載荷重計測装置1の詳細な構成をブロック図として示した図面である。以下、計測装置1とも呼ぶ。この計測装置1は、例えば、制御装置110と、各種センサ類120と、表示装置130とを備える。
センサ類120は、後述の各検出器(センサ)121〜124及びスイッチ125を総称したものである。ブーム角度検出器121は、例えば、ポテンショメータ等で構成されており、ブーム51の角度を検出して電気信号を出力する。バケット角度検出器122も、例えば、ポテンショメータ等として構成されており、バケット52の角度を検出して電気信号を出力する。
ヘッド圧検出器123は、ブームシリンダ53のヘッド圧を検出して電気信号を出力するものである。ボトム圧検出器124は、ブームシリンダ53のボトム圧を検出して電気信号を出力するものである。設定用スイッチ125は、荷重積算条件(単に積算条件と呼ぶ場合もある)を設定するための手動スイッチである。
表示装置130は、例えば、積算荷重表示部131と、荷重表示部132と、積算条件表示部133とを備える。表示装置130は、作業中に検出される各サンプリング時の平均荷重、荷重の積算値(積算荷重)、荷重を積算するための条件をそれぞれ個別に表示することができる。なお、各表示部131〜132毎にそれぞれ個別の液晶表示器等を用意しても良いし、あるいは、単一の液晶ディスプレイパネル上に荷重や積算荷重等を個別に表示させてもよい。
制御装置110は、例えば、演算処理装置111(以下、CPU111)と、不揮発性メモリ112と、入力回路113とを備える。CPU111は、内部メモリ111A(キャッシュメモリ111A)及びタイマ111Bを備える。内部メモリ111Aには、各サンプリング時の荷重D1が記憶される。
不揮発性メモリ112は、例えば、フラッシュメモリデバイス等から構成され、積算荷重D2と、特性図T1と、各機能210〜230をそれぞれ実現するためのプログラム等が記憶される。特性図T1については、図6と共に後述する。
荷重検出部210は、ブーム51が上昇している間に、ブームシリンダ53の差圧等に基づいてバケット52の荷重を検出する機能である。積算条件設定部220は、荷重を積算するか否かを制御するための条件を設定する機能である。積算部230は、積算条件を満たす場合にのみ、検出された荷重を積算荷重に反映させて、積算荷重の値を更新させる機能である。
入力回路113は、各種センサ類120からの電気信号を受信するためのインターフェース回路である。
図5は、積込み動作が開始された初期状態における、ブーム51の角度を模式的に示す説明図である。ブーム51の回動支点51Aとバケット52の回動支点52Aとを結ぶ線A1−A1が、地面(水平面)Hに対して平行となる場合を基準とする。
ブーム51が基準線A1−A1よりも下側にθだけ回動した位置を、本実施例では、積込み開始の初期位置として検出する。θの値は、例えば、10度である。しかし、この値は一例であって、本発明を限定するものではない。
ブーム51の回動支点51Aとバケット52の回動支点52Aとを結ぶ線A2−A2が、基準線A1−A1からθだけ反時計回りに回動した位置よりも上側に位置する場合に、積込み動作の開始であると判定できる。なお、図5に示す定義は一例であって、本発明はこれに限定されない。
つまり、本実施例では、ブーム51が線A2−A2よりも時計回り方向に回動する場合に、積込み動作の開始であると判定する。積込み動作の終了は、ブーム51の回動が停止することによって検出される。但し、ブーム51が下方から上方に回動する場合であっても、その動作が常に積込み動作を示すという保証はない。上述のように、積込み対象物をほぐすためにブーム51を上下動させる場合もあるためである。
図6は、特性図T1の構成を示す説明図である。特性図T1は、バケット52の積載率毎に、ブーム角度θとシリンダ差圧ΔPとの関係を示す。図6には、標準積載物を全く積み込んでいない場合(0%)、半分だけ積み込んだ場合(50%)、満杯まで積み込んだ場合(100%)の特性線がそれぞれ示されている。従って、ブームシリンダ53の差圧とブーム角度θとが求まれば、そのときのバケット荷重を検出できる。
図7は、積載条件を設定するための処理を示す。オペレータは、例えば、設定用スイッチ125を操作することにより、積載条件を入力するためのメニュー画面G1を表示装置130に表示させることができる(S10)。
メニュー画面G1には、例えば、それぞれ異なる積載条件を設定するための、複数のメニューが表示される。オペレータは、複数のメニューの中からいずれか一つのメニューを選択し(S11)、積載条件を設定する(S12)。制御装置110は、設定された積載条件を不揮発性メモリ112内の積算条件設定部220に記憶する(S13)。制御装置110は、積載条件の設定が完了したか否かを判定し(S14)、設定が完了していない場合(S14:NO)、S11に戻る。従って、オペレータは、異なる複数の積算条件を設定できる。
図7の下側に示すように、メニュー画面G1には、例えば、第1の積算条件メニューG2と、第2の積算条件メニューG3と、第3の積算条件メニューG4とがそれぞれ表示される。各積算条件を組み合わせて使用することもできるし、いずれか一つの積算条件のみを使用することもできる。
図8(a)は、第1の積算条件メニューG2が選択された場合の画面例である。第1の積算条件は、バケット荷重をサンプリングする期間(所定期間)内に、ブーム51の角度が、予め設定された有効ブーム角度範囲に入ったことを、積算の条件とする。オペレータは、ブーム角度の下限値を設定する。画面には、ブーム51の現在角度を表示させることができる。
ブーム角度の下限値には、ダンプトラック20への積込み動作と、類似動作(本実施例では、飼料をほぐす動作)とを区別するための閾値が設定される。
具体例を挙げて説明する。例えば、飼料をほぐす動作では、オペレータは、ブーム51を、地上から2.5メートルの高さまで回動させるとする。これに対し、飼料をダンプトラック20に積み込む動作では、オペレータは、ブーム51を地上から3メートルの高さまで回動させるとする。
つまり、固められた飼料の高さが約2.5メートルであり、ダンプトラック20の荷台21の上部の高さが約3メートルであるとする。この場合、オペレータは、ブーム51の高さが3メートルになる場合のブーム角度を、下限値として、設定する。
従って、第1の積算条件の場合、バケット荷重のサンプリングが終了した時点で、ブーム角度の最大値が下限値を超えていたときには、荷台21へ飼料が積み込まれた場合であると判定することができる。
例えば、ブーム角度が下限値を超えた場合に、第1の積算条件を満たしたことを示す第1フラグをセットしておけば、バケット荷重のサンプリング終了後に、第1フラグのセット状態に基づいて、第1の積算条件が成立したか否かを判定できる。あるいは、バケット荷重のサンプリング時のブーム角度をそれぞれ記憶しておき、サンプリング終了後に、ブーム角度が下限値を超えたか否かを判定することもできる。
図8(b)は、第2の積算条件メニューG3が選択された場合の画面例である。第2の積算条件は、バケット荷重のサンプリング時間内に、バケット52の角度が、予め設定された有効バケット角度範囲に入ったことを、積算の条件とする。オペレータは、バケット角度の上限値を設定する。画面には、バケット52の現在の角度も表示させることができる。
例えば、バケット52内の飼料をダンプトラック20の荷台21に投下するために、バケット角度を−35度以上回動させる必要があるとする。この場合、オペレータは、バケット角度の上限値として−35度を設定する。
バケット52が地面と水平な場合のバケット角度を0度とし、反時計回りに(下向きに)回動すると、バケット角度がマイナスの値になるものとする。固められた飼料をバケット52でほぐすだけの場合、バケット52の角度を大きく変化させる必要はない。これに対し、荷台21の上方で飼料を落下させる場合、バケット52を大きく下方に回動させる必要がある。そこで、バケット52内の飼料を落下させるために必要なバケット角度を、バケット角度上限値として設定しておくことにより、積込み動作が行われたか否かを判定できる。
図8(c)は、第3の積算条件メニューG4が選択された場合の画面例である。第3の積算条件は、バケット荷重のサンプリングの時間が予め設定されるサンプリング時間以上であり、かつ、前記サンプリング時間の前後それぞれにおける時間内に、バケット荷重が検出されていない場合である。
本実施例では、図8(c)に示すように、サンプリング時間の値を10秒として設定する。通常の積込み作業の場合、ブーム51は下方から上方まで大きく回動し、ブーム51が回動する間にバケット52の荷重が複数回検出される。従って、積込み動作の場合は、ブーム回動時間(つまり、バケット荷重のサンプリング時間)が比較的長くなる。
これに対し、ほぐし動作の場合は、積込み作業よりも小さな範囲内で、ブーム51を上下動させる。従って、ほぐし動作の場合は、バケット荷重のサンプリング時間は比較的短くなる。そこで、本実施例では、設定されたサンプリング時間以上であって、かつ、前記サンプリング時間の前後の時間にバケット荷重が検出されていない場合に、通常の積込み動作として判定する。
図2で説明したように、通常の積込み動作の場合、オペレータは、ブーム51を下方から上方まで大きく回動させて飼料をすくい取り、方向を変えてダンプトラック20に近づき、荷台21の上方でバケット52を回動させる。図5のA2−A2から時計回りにブーム51が回動し始めると、バケット荷重のサンプリングが開始される。
従って、通常の積込み動作の場合、サンプリングが完了すれば、バケット荷重が検出されることはない。つまり、ホイールローダ10は、バケット52を高く持ち上げたままで、ダンプトラック20に近づくため、第2期間が経過するまでの間に、次の荷重計測を行うことはない。
これに対し、ほぐし動作の場合、オペレータは、比較的短い周期で、ブーム51を下方と上方の間で往復させる。従って、ほぐし作業の場合は、比較的短い間隔で、バケット荷重のサンプリングが繰り返される。
そこで、図8(c)に示す第3の積算条件では、バケット荷重のサンプリング時間が所定時間以上であり、かつ、サンプリング時間の前後それぞれにおける時間内にバケット荷重が検出されていない場合に、通常の積込み動作であると判定する。
図9は、積載荷重を計測する処理を示すフローチャートである。積載荷重とは、ホイールローダ10によってダンプトラック20に積み込まれた総重量である。
積載荷重計測装置1は、バケット荷重を計測するための開始条件が成立したか否かを判定する(S20)。図5で述べたように、ブーム51がA2−A2線の位置から時計回りに回動を開始した場合、バケット荷重の計測開始条件が成立する(S20:YES)。
計測開始条件が成立すると、計測装置1は、ブーム角度とブームシリンダ53の差圧とに基づいて、バケット荷重を計測し、その計測結果(D1)を内部メモリ111Aに記憶させる(S21)。計測装置1は、バケット荷重の計測を終了させるための終了条件が成立したか否かを判定する(S22)。計測装置1は、ブーム51の回動が停止した場合に、バケット荷重の計測を終了させる(S22:YES)。このように、計測装置1は、ブーム51が下方から上方に回動する間に、バケット荷重を繰り返し計測して、記憶する。
計測装置1は、バケット荷重のサンプリング数が予め設定された所定数以上であるか否かを判定する(S23)。S21で得られたバケット荷重の計測値の数が所定数未満の場合(S23:NO)、計測装置1は、内部メモリ111Aに記憶されたバケット荷重(サンプリングデータ)を消去し(S24)、S20に戻る。
所定数は、正確な荷重を算出するために必要最低限のデータ数として設定される。従って、S21で得られるバケット荷重の計測値が所定数に満たない場合(S23:NO)、計測装置1は、内部メモリ111Aに蓄積された計測値を破棄し(S24)、計測をやり直す(S20)。
S21で得られた計測値の数が所定数以上の場合(S23:YES)、計測装置1は、タイマ111Bの値に基づいて、計測終了時刻を記憶する(S25)。計測終了時刻とは、S21でのバケット荷重の計測(サンプリング)が終了した時刻である。
計測装置1は、オペレータにより設定された積算条件を不揮発性メモリ112から読み出し(S26)、積算条件が満たされているか否かを判定する(S27)。S27の詳細は、図10と共に後述する。
積算条件が満たされない場合(S27:NO)、計測装置1は、内部メモリ111Aに記憶されている計測値を消去し(S28)、S20に戻る。積算条件が不成立の場合は(S27:NO)、通常の積込み動作以外の別の動作に基づいて、バケット荷重が計測された場合であるためである。
積算条件が成立した場合(S27:YES)、計測装置1は、内部メモリ111Aに記憶されている複数の計測値に基づいて、積算用の荷重を算出する(S29)。例えば、計測装置1は、各計測値の平均値を算出し、この平均値を積算用の荷重とする。
計測装置1は、積算用の荷重を不揮発性メモリ112に記憶されている積算荷重(D2)に加算し、積算荷重の値を更新させる(S30)。そして、計測装置1は、内部メモリ111Aに記憶されている各計測値を消去し(S31)、処理を終了させるか否かを判定する(S32)。
積載荷重の計測処理を完了させる場合(S32:YES)、本処理は終了する。積載荷重の計測処理を続ける場合(S32:NO)、S20に戻る。
図10は、図9中にS27で示されている、積算条件の成立を判定するための処理のフローチャートである。ここでは、図8で述べた3つの積算条件が全て設定されている場合を説明する。
計測装置1は、バケット荷重の計測期間中(サンプリング時間中)におけるブーム角度を取得し(S40)、サンプリング時間におけるブーム角度が図8(a)に示す有効ブーム角度範囲内にあるか否かを判定する(S41)。
なお、上述の通り、サンプリング時間中におけるブーム角度やバケット角度を全て一時的に記録する構成でもよいし、ブーム角度やバケット角度が有効範囲に入ったことを示すフラグを使用する構成でもよい。
サンプリング時間中のブーム角度が有効範囲内に入っている場合(S41:YES)、計測装置1は、サンプリング時間中のバケット角度が図8(b)に示す有効バケット角度範囲に入っているか否かを判定する(S43)。
サンプリング時間中のバケット角度が有効範囲内にある場合(S43:YES)、計測装置1は、サンプリング時間の長さを取得する(S44)。計測装置1は、サンプリング時間の長さが予め設定される所定時間以上であるか否かを判定する(S45)。
サンプリング時間が所定時間以上の場合(S45:YES)、計測装置1は、そのサンプリング時間の前後にそれぞれ位置する時間内において、荷重が検出されていないかどうかを判定する(S46)。
サンプリング時間の前後にそれぞれ位置する時間内で荷重が検出されていない場合(S46:YES)、計測装置1は、積算条件が成立したと判定する(S47)。これにより、図9中のS27は「YES」と判定する。
これに対し、S41,S43,S45,S46のいずれかで「NO」と判定された場合、計測装置1は、積算条件が成立していないと判定する(S48)。つまり、サンプリング時間中のブーム角度が有効ブーム角度範囲内に無い場合(S41:NO)、または、サンプリング時間中のバケット角度が有効バケット角度範囲内に無い場合(S43:NO)、または、サンプリング時間が第1期間よりも短い場合(S45:NO)、または、サンプリング時間の前後の第2期間内で荷重が計測された場合(S46:NO)、のいずれかの場合である。これにより、図9中のS27は「NO」と判定する。
このように、複数の積算条件が設定されている場合、全ての積算条件が満たされたときに、計測された荷重で積算荷重が更新される。これに対し、いずれか一つの積算条件でも満たされていないときは、計測された荷重は内部メモリ111Aから破棄され、積算荷重は更新されない。
以上詳述した通り、本実施例では、ブーム51の回動中にバケット52の荷重を複数回サンプリングしておき、予め設定される積算条件が満たされた場合にのみ、サンプリングされた荷重で積算荷重を更新させる。
従って、例えば、飼料をほぐす動作と、ほぐされた飼料をダンプトラック20に積み込む動作とのように、一連の作業内容に、通常の積込み動作に類似する動作が含まれている場合であっても、積込み動作を自動的に検出して積載荷重を計測することができ、使い勝手が向上する。
本実施例では、ブーム角度、バケット角度、サンプリング時間という複数の観点に基づいて、それぞれ異なる積算条件を設定することができる。従って、作業内容に適した積算条件を設定することができる。
なお、本発明は、上述した各実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、3つの積算条件を設定する場合を述べたが、本発明はこれに限らず、いずれか1つまたは2つの積算条件を設定する構成でもよい。
また、前記実施例では、ブーム角度、バケット角度、サンプリング時間の3つの観点で積込み動作であるか否かを判別する場合を述べたが、これら以外の他の観点(例えば、車速や作動油圧等)と組み合わせる構成でもよい。
さらに、前記実施例では、通常の積込み動作に類似する動作として、飼料をほぐす動作を例に挙げて説明したが、これに限らず、他の類似動作を識別することもできる。
本実施例の全体概要を示す説明図。 作業内容を示す説明図。 ホイールローダの側面図。 積載荷重計測装置のブロック図。 ブーム角度の基準及び荷重計測の開始角度を示す説明図。 ブーム角度とシリンダ差圧及び積載率との関係を示す特性図。 荷重を積算するための条件を設定するフローチャート。 積算条件の設定方法を示す画面例。 積算荷重計測処理のフローチャート。 図9中のS21の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1:積載荷重計測装置、1A:差圧検出部、1B:ブーム角検出部、1C:荷重検出部、1D:第1記憶部、1E:積算条件設定部、1F:積算部、1G:第2記憶部、1H:表示部、2:ホイールローダ、3:車体、4:ブーム、5:バケット、6:ブームシリンダ、10:ホイールローダ、11:車体、11A:前部車体、11B:連結部、11C:後部車体、12:タイヤ、13:機械室、14:作業機、15:運転室、20:ダンプトラック、21:荷台、30:飼料積込み場、31:飼料、31A:ほぐされた飼料の一部、51:ブーム、51A,52A:回動支点、52:バケット、53:ブームシリンダ、54:バケットシリンダ、100:積載荷重計測装置、110:制御装置、111:演算処理装置、111A:内部メモリ、111B:タイマ、112:不揮発性メモリ、113:入力回路、120:センサ類、121:ブーム角度検出器、122:バケット角度検出器、123:ヘッド圧検出器、124:ボトム圧検出器、125:設定用スイッチ、130:表示装置、131:積算荷重表示部、132:荷重表示部、133:積算条件表示部、210:荷重検出部、220:積算条件設定部、230:積算部

Claims (2)

  1. 先端にバケット(5,52)が回動可能に設けられるブーム(4,51)と該ブームを回動させるブームシリンダ(6,53)とを備えるホイールローダ(2,10)の積載荷重を計測するための積載荷重計測装置であって、
    前記ブームシリンダの圧力を検出する圧力検出部(1A,123,124)と、
    前記ブームの角度を検出するブーム角検出部(1B,121)と、
    前記圧力検出部により検出される前記ブームシリンダの前記圧力と前記ブーム角検出部により検出される前記ブームの前記角度とに基づいて、前記ブームが上昇している所定期間に前記バケットの荷重(D1)を複数回検出する荷重検出部(1C,210)と、
    前記荷重検出部により検出される前記各荷重を一時記憶する第1記憶部(1D,111A)と、
    前記第1記憶部に記憶される前記各荷重に基づいて積算荷重(D2)を更新するか否かを決定するための積算条件を設定する積算条件設定部(1E,220)と、
    前記積算条件設定部により設定される前記積算条件が満たされた場合には、前記第1記憶部に記憶される前記各荷重に基づいて、第2記憶部(1G,112)に記憶される前記積算荷重を更新させる積算部(1F,230)と、
    を備え、
    前記積算条件設定部により設定される積算条件は、(1)前記所定期間内に前記ブームの角度が予め設定される第1角度範囲に入った場合、(2)前記所定期間内に前記バケットの角度が予め設定される第2角度範囲に入った場合、(3)前記所定期間が予め設定される第1期間以上であり、かつ、前記所定期間の前後それぞれにおける第2期間内に前記荷重が検出されていない場合、のいずれか一つまたは複数である、
    ホイールローダの積載荷重計測装置。
  2. 請求項1記載の前記積載荷重計測装置を備えたホイールローダ。
JP2008084527A 2008-03-27 2008-03-27 ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法 Expired - Fee Related JP5138438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084527A JP5138438B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008084527A JP5138438B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009236752A JP2009236752A (ja) 2009-10-15
JP5138438B2 true JP5138438B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=41250881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008084527A Expired - Fee Related JP5138438B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5138438B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3767039A4 (en) * 2018-03-15 2021-12-08 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. CONSTRUCTION MACHINE

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6215064B2 (ja) * 2014-01-16 2017-10-18 株式会社タカキタ 重量測定機能付きラップマシーン
JP6450268B2 (ja) * 2015-06-24 2019-01-09 株式会社小松製作所 ホイールローダと、当該ホイールローダの運搬作業情報の自動積算方法
CN106088176B (zh) * 2016-06-17 2018-07-27 北京首农畜牧发展有限公司 带计量器的装载机
JP6807293B2 (ja) 2017-09-26 2021-01-06 日立建機株式会社 作業機械
JP6841784B2 (ja) * 2018-03-28 2021-03-10 日立建機株式会社 作業機械
JP7173898B2 (ja) * 2019-02-28 2022-11-16 日立建機株式会社 作業機械
JP7374762B2 (ja) * 2019-12-27 2023-11-07 株式会社小松製作所 作業機械、計量方法、および作業機械を含むシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956120A (ja) * 1982-09-24 1984-03-31 Komatsu Ltd 積込車両の積荷重量検出装置
JPH06736Y2 (ja) * 1987-02-16 1994-01-05 東洋運搬機株式会社 産業用車両の制御装置
JP2001099701A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Komatsu Ltd 積込車両の積載重量計測装置
JP4338678B2 (ja) * 2005-06-06 2009-10-07 Tcm株式会社 作業用車両の荷重検出方法および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3767039A4 (en) * 2018-03-15 2021-12-08 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. CONSTRUCTION MACHINE
US11306460B2 (en) 2018-03-15 2022-04-19 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Work machine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009236752A (ja) 2009-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5138438B2 (ja) ホイールローダの積載荷重計測装置及び積載荷重計測方法
EP3249118B1 (en) Wheel loader and automatic accumulation method for transport work information of wheel loader
US8954243B2 (en) Dynamic tip-off detection, display and location selection
CN110382790B (zh) 工程机械
KR102268035B1 (ko) 작업 기계
US8838331B2 (en) Payload material density calculation and machine using same
KR102410416B1 (ko) 작업 기계
JP6042358B2 (ja) 建設機械における積載重量超過予測装置
JP2019163669A (ja) 作業車両
US8498787B2 (en) Method and system for monitoring the operation of a cable shovel machine
JP2012035973A (ja) 積込量管理システム及び積込量管理方法
JP6887401B2 (ja) 作業機械
JP2018145754A (ja) 作業機械の荷重計測装置
EP4101990A1 (en) Operating machine and method for controlling operating machine
KR102230061B1 (ko) 적입량 적산 장치 및 적입량 적산 시스템
JP6731365B2 (ja) 作業機械の操作支援装置
JP7452342B2 (ja) 情報提示装置及び作業機械
JP4172325B2 (ja) 積み込み機械の荷重検出装置
JP7268577B2 (ja) 作業機械
JP7129391B2 (ja) 建設機械
KR100822763B1 (ko) 휠로더의 적재 중량 측정장치 및 그 측정방법
JP2002332663A (ja) 油圧ショベルの荷重計測装置
JPS62121244A (ja) ロ−ダにおける被運搬物測定装置
JP2019066306A (ja) ホイールローダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees