JPH1082670A - 流量計 - Google Patents

流量計

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Publication number
JPH1082670A
JPH1082670A JP25543996A JP25543996A JPH1082670A JP H1082670 A JPH1082670 A JP H1082670A JP 25543996 A JP25543996 A JP 25543996A JP 25543996 A JP25543996 A JP 25543996A JP H1082670 A JPH1082670 A JP H1082670A
Authority
JP
Japan
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flow rate
output
interval
detecting means
drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP25543996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yotaro Mizuno
陽太朗 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
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Publication of JPH1082670A publication Critical patent/JPH1082670A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を抑えつつ流量検出精度を高めるこ
とができる流量計を提供する。 【解決手段】 流体の流量を検出する流量検出手段1
1、および該流量検出手段11を電力で周期的に動作さ
せる駆動手段12を有する流量計において、流量検出手
段11の出力値の変動の大小に従い、変動が大きいとき
は動作間隔が短くなり、変動が小さいときは長くなるよ
うに駆動手段12を制御する駆動間隔制御手段13を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、都市ガスやLP
Gガスなどの流体流量を計測する流量計、特に、流量検
出手段を一定時間間隔毎に周期的に電力供給して動作さ
せる流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流量計で消費電力化を図
ったものとして、特開平6−160140号公報に開示
されたものがある。この流量計は、電源により駆動され
る流量検出手段の出力が予め定められた所定値以下の場
合にはタイマをカウントアップし、所定値以上の場合に
はタイマをクリアし、該タイマが所定の時間以下の場合
には、流量検出手段への電力供給時間間隔を第1の設定
値とし、所定の時間以上の場合には、第1の設定値より
も大きい第2の設定値に切り換える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例によると、
流体の使用が停止しているときの電力消費を低減するに
は効果がある。しかし、たとえば電力で駆動されるヒー
タを利用した熱式センサを流量検出手段としている場合
には、流量検出精度を高めようとすれば、流量検出手段
の駆動時間間隔を短くする必要があるが、そうすると消
費電力が増大する問題がある。
【0004】この発明は、消費電力を抑えつつ流量検出
精度を高めることができる流量計を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、流体
の流量を検出する流量検出手段11、および該流量検出
手段11を電力で周期的に動作させる駆動手段12を有
する流量計において、流量検出手段11の出力値の変動
の大小に従い、変動が大きいときは動作間隔が短くな
り、変動が小さいときは長くなるように駆動手段12を
制御する駆動間隔制御手段13を備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、そのような請求
項1に記載の発明において、たとえば以下の図示実施の
形態に示すとおり、駆動間隔制御手段13は、流量検出
手段11の現在の出力をVn、それより所定数だけ前の
出力をVn−sとした場合、たとえば次の(1)の関係が
成り立つときは駆動手段12の動作間隔が短くなるよう
に制御し、(2)の関係が成り立つときは駆動手段12
の動作間隔が長くなるように制御することを特徴とす
る。 |(Vn−Vn−s)/Vn|>Cl ・・・・・(1) |(Vn−Vn−s)/Vn|<Cs ・・・・・(2) ただし、ClおよびCsは定数。
【0007】請求項3に記載の発明は、そのような請求
項2に記載の発明において、たとえば以下の図示実施の
形態に示すとおり、駆動間隔制御手段13の制御間隔は
所定の複数段階に予め決められており、駆動間隔制御手
段13は、上記(1)または(2)の関係が成り立つと
き動作間隔を1段ずつ制御することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳述する。
【0009】図1に、この発明による流量計の基本構成
を示す。この流量計は、流路10を流れる流体の流量を
検出する流量検出手段11と、該流量検出手段11に周
期的に電力供給してこれを駆動する駆動手段12と、該
駆動手段12の動作間隔を制御する駆動間隔制御手段1
3と、流量検出手段11の出力から流量を演算する演算
手段14とを有する。流量検出手段11の出力信号をV
とすると、これは図2に示すような増加関数で、流量Q
と対応する。
【0010】駆動間隔制御手段13は、流量検出手段1
1からの出力信号Vを入力し、その出力値の変動の大小
に従い駆動手段12の駆動時間間隔Ts(流量検出手段
11への電力供給の時間間隔)を制御する。すなわち、
出力信号Vの変動が大きいときは駆動時間間隔Tsが短
くなり、変動が小さいときは駆動時間間隔Tsが長くな
るように制御する。駆動時間間隔Tsは、たとえば次の
ような5段階に予め決められている。
【0011】T0<T1<T2<T3<T4
【0012】ここで、駆動間隔制御手段13の動作例に
ついて説明する。流量検出手段11からは出力信号Vが
周期的に出力されるが、駆動間隔制御手段13は、流量
検出手段11からの1つ前の出力を保存している。現在
の流量検出手段11の出力をVn、1つ前の出力をVn−
1とすると、駆動間隔制御手段13は、次の(3)の関
係が成り立つときは、駆動時間間隔Tsが1段だけ短く
なるように制御する。
【0013】 |(Vn−Vn−1)/Vn|>Cl ・・・・・(3) ただし、Clは定数。
【0014】一方、次の(4)の関係が成り立つとき
は、駆動時間間隔Tsが1段だけ長くなるように制御す
る。 |(Vn−Vn−1)/Vn|<Cs ・・・・・(4) ただし、Csは定数。
【0015】つまり、流量検出手段11の出力の変動が
大きいときは、計測時間間隔を短くして流量検出精度を
上げ、出力の変動が小さいときは、計測時間間隔を長く
して低消費電力化を図っている。図3には、流量検出手
段11の出力Vと駆動時間間隔Tsの設定値の関係を示
す。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、流量変化が大きいと
きは計測周期を短くし、流量変化が小さいときは計測周
期を長くするようにして、適応的に計測周期を制御する
ので、変動流に対する流量検出精度を上げながら、定常
流時の消費電力を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による流量計の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】その流量検出手段の出力変化が流量の変化に対
応していることを示すグラフである。
【図3】流量検出手段の出力と駆動時間間隔の設定値の
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 流量検出手段 12 駆動手段 13 駆動間隔制御手段 14 演算手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の流量を検出する流量検出手段、お
    よび該流量検出手段を電力で周期的に動作させる駆動手
    段を有する流量計において、前記流量検出手段の出力値
    の変動の大小に従い、変動が大きいときは動作間隔が短
    くなり、変動が小さいときは長くなるように前記駆動手
    段を制御する駆動間隔制御手段を備えたことを特徴とす
    る、流量計。
  2. 【請求項2】 前記駆動間隔制御手段は、前記流量検出
    手段の現在の出力Vnとそれより所定数だけ前の出力Vn
    −sとから、次の(1)の関係が成り立つときは前記駆
    動手段の動作間隔が短くなるように制御し、(2)の関
    係が成り立つときは前記駆動手段の動作間隔が長くなる
    ように制御することを特徴とする、請求項1に記載の流
    量計。 |(Vn−Vn−s)/Vn|>Cl ・・・・・(1) |(Vn−Vn−s)/Vn|<Cs ・・・・・(2) ただし、ClおよびCsは定数。
  3. 【請求項3】 前記駆動間隔制御手段は、制御間隔が所
    定の複数段階に予め決められており、前記(1)または
    (2)の関係が成り立つとき動作間隔を1段ずつ制御す
    ることを特徴とする、請求項2に記載の流量計。
JP25543996A 1996-09-05 1996-09-05 流量計 Pending JPH1082670A (ja)

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