JPH1082673A - 流量計 - Google Patents
流量計Info
- Publication number
- JPH1082673A JPH1082673A JP25544096A JP25544096A JPH1082673A JP H1082673 A JPH1082673 A JP H1082673A JP 25544096 A JP25544096 A JP 25544096A JP 25544096 A JP25544096 A JP 25544096A JP H1082673 A JPH1082673 A JP H1082673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- flow
- instantaneous
- flowmeter
- rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流量積算精度を高め、ひいては駆動時間間隔
を長くして低電力化も可能とする。 【解決手段】 流体の瞬時流量を検出する流量検出手段
10、および該流量検出手段10から得られる瞬時流量
を積分して積算流量を算出する演算手段12を有する流
量計であって、演算手段12が、n時点の瞬間流量から
決定される三次流量曲線により瞬時流量を積分する。そ
の積分は、たとえばNewton−Cotes公式の4点公式であ
るSimsonの3/8則により行う。
を長くして低電力化も可能とする。 【解決手段】 流体の瞬時流量を検出する流量検出手段
10、および該流量検出手段10から得られる瞬時流量
を積分して積算流量を算出する演算手段12を有する流
量計であって、演算手段12が、n時点の瞬間流量から
決定される三次流量曲線により瞬時流量を積分する。そ
の積分は、たとえばNewton−Cotes公式の4点公式であ
るSimsonの3/8則により行う。
Description
【0001】この発明は、都市ガスやLPGガスなどの
流体流量を計測する流量計、特に、流量検出手段を一定
時間間隔毎に周期的に電力供給して動作させる流量計に
関する。
流体流量を計測する流量計、特に、流量検出手段を一定
時間間隔毎に周期的に電力供給して動作させる流量計に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流量計で消費電力化を図
ったものとして、特開平6−160140号公報に開示
されたものがある。この流量計は、電源により駆動され
る流量検出手段の出力が予め定められた所定値以下の場
合にはタイマをカウントアップし、所定値以上の場合に
はタイマをクリアし、該タイマが所定の時間以下の場合
には、流量検出手段への電力供給時間間隔を第1の設定
値とし、所定の時間以上の場合には、第1の設定値より
も大きい第2の設定値に切り換える。
ったものとして、特開平6−160140号公報に開示
されたものがある。この流量計は、電源により駆動され
る流量検出手段の出力が予め定められた所定値以下の場
合にはタイマをカウントアップし、所定値以上の場合に
はタイマをクリアし、該タイマが所定の時間以下の場合
には、流量検出手段への電力供給時間間隔を第1の設定
値とし、所定の時間以上の場合には、第1の設定値より
も大きい第2の設定値に切り換える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例によると、
流体の使用が停止しているときの電力消費を低減するに
は効果がある。しかし、たとえば電力で駆動されるヒー
タを利用した熱式センサを流量検出手段としている場合
には、流量積算精度を高めようとすれば、流量検出手段
の駆動時間間隔を短くする必要があるが、そうすると消
費電力が増大する問題がある。
流体の使用が停止しているときの電力消費を低減するに
は効果がある。しかし、たとえば電力で駆動されるヒー
タを利用した熱式センサを流量検出手段としている場合
には、流量積算精度を高めようとすれば、流量検出手段
の駆動時間間隔を短くする必要があるが、そうすると消
費電力が増大する問題がある。
【0004】この発明は、流量計の流量積算精度を高め
ることを直接の目的とするものであるが、そのことによ
りひいては駆動時間間隔を長くして低電力化を図ること
も可能とするものである。
ることを直接の目的とするものであるが、そのことによ
りひいては駆動時間間隔を長くして低電力化を図ること
も可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、流体
の瞬時流量を検出する流量検出手段10、および該流量
検出手段10から得られる瞬時流量を積分して積算流量
を算出する演算手段12を有する流量計であって、前記
演算手段12が、n時点の瞬間流量から決定される三次
流量曲線により瞬時流量を積分することを特徴とする。
は、たとえば以下の図示実施の形態に示すとおり、流体
の瞬時流量を検出する流量検出手段10、および該流量
検出手段10から得られる瞬時流量を積分して積算流量
を算出する演算手段12を有する流量計であって、前記
演算手段12が、n時点の瞬間流量から決定される三次
流量曲線により瞬時流量を積分することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、そのような請求
項1に記載の発明において、たとえば以下の図示実施の
形態に示すとおり、その積分を、たとえばNewton−Cote
s公式の4点公式であるSimsonの3/8則により行うこ
とを特徴とする。
項1に記載の発明において、たとえば以下の図示実施の
形態に示すとおり、その積分を、たとえばNewton−Cote
s公式の4点公式であるSimsonの3/8則により行うこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳述する。
面に基づいて詳述する。
【0008】図1に、この発明による流量計の基本構成
を示す。この流量計は、流体の流量を検出する流量検出
手段10と、該流量検出手段10に周期的に電力供給し
てこれを駆動する駆動手段11と、流量検出手段10か
ら周期的に得られる瞬時流量(流速)を積分して積算流
量を算出する演算手段12を有する。
を示す。この流量計は、流体の流量を検出する流量検出
手段10と、該流量検出手段10に周期的に電力供給し
てこれを駆動する駆動手段11と、流量検出手段10か
ら周期的に得られる瞬時流量(流速)を積分して積算流
量を算出する演算手段12を有する。
【0009】図2は、時間tと流量検出手段10から得
られる流速vの関係を示し、A(t1,v1)は時間t1
において流速がv1、B(t2,v2)は時間t2において
流速がv2、C(t3,v3)は時間t3において流速がv
3、D(t4,v4)は時間t4において流速がv4である
ことを表す。
られる流速vの関係を示し、A(t1,v1)は時間t1
において流速がv1、B(t2,v2)は時間t2において
流速がv2、C(t3,v3)は時間t3において流速がv
3、D(t4,v4)は時間t4において流速がv4である
ことを表す。
【0010】従来の流量計では、時間t1〜t4における
積算流量Vは、図3に示す折れ線グラフの斜線部の面積
や、図4に示す棒グラフの斜線部の面積を求めるもので
あった。
積算流量Vは、図3に示す折れ線グラフの斜線部の面積
や、図4に示す棒グラフの斜線部の面積を求めるもので
あった。
【0011】図3の場合の積算流量は、 V=h[(v1+v2)/2+(v2+v3)/2+(v3+
v4)/2] となる。また、図4の場合の積算流量は、 V=h(v1+v2+v3) となる。
v4)/2] となる。また、図4の場合の積算流量は、 V=h(v1+v2+v3) となる。
【0012】この発明の流量計の演算手段13は、図5
に示すように、時間t1〜t4における積算流量Vを、4
点で決定される三次流量曲線により、Newton−Cotes公
式の4点公式であるSimsonの3/8則により次のように
求める。この求めた積算流量が、図5に示す斜線部の面
積に相当する。
に示すように、時間t1〜t4における積算流量Vを、4
点で決定される三次流量曲線により、Newton−Cotes公
式の4点公式であるSimsonの3/8則により次のように
求める。この求めた積算流量が、図5に示す斜線部の面
積に相当する。
【0013】V=h[(3/8)v1+(9/8)v2+
(9/8)v3+(3/8)v4)]
(9/8)v3+(3/8)v4)]
【0014】一般的に、変動流を考える場合、図3およ
び図4に示す斜線部よりも図5に示す斜線部の方がより
現実に近い。なお、積分公式は、他の公式を用いても良
い。
び図4に示す斜線部よりも図5に示す斜線部の方がより
現実に近い。なお、積分公式は、他の公式を用いても良
い。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、流量積算精度を高め
ることができ、ひいては駆動時間間隔を長くして低電力
化を図ることもできる。
ることができ、ひいては駆動時間間隔を長くして低電力
化を図ることもできる。
【図1】この発明による流量計の基本構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】時間と流量検出手段から得られる流速の関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図3】従来の積算流量の求め方の一例を示す折れ線グ
ラフである。
ラフである。
【図4】従来の積算流量の求め方の他の例を示す棒グラ
フである。
フである。
【図5】この発明による積算流量の求め方を示す三次曲
線グラフである。
線グラフである。
【符号の説明】 10 流量検出手段 11 駆動手段 12 演算手段
Claims (2)
- 【請求項1】 流体の瞬時流量を検出する流量検出手
段、および該流量検出手段から得られる瞬時流量を積分
して積算流量を算出する演算手段を有する流量計におい
て、前記演算手段は、n時点の瞬間流量から決定される
三次流量曲線により瞬時流量を積分することを特徴とす
る、流量計。 - 【請求項2】 演算手段は、Newton−Cotes公式の4点
公式であるSimsonの3/8則により積分することを特徴
とする、請求項1に記載の流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25544096A JPH1082673A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25544096A JPH1082673A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1082673A true JPH1082673A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17278806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25544096A Pending JPH1082673A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1082673A (ja) |
-
1996
- 1996-09-05 JP JP25544096A patent/JPH1082673A/ja active Pending
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