JP4029496B2 - ガス流量計 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス流量を計測するガス流量計で、特に超音波方式等の電子式計量法でガス流量を計測するガス流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスの使用量を計測するガス流量計では、所定の時間内にメータを通過した体積より流量を測定する膜式メータと、所定の時間間隔で超音波センサを動作させて瞬時流量を測定する超音波メータが一般的である。
【0003】
従来の超音波センサを利用したガス流量計を図3にもとづき説明する。
【0004】
通常のガス使用量を測定する場合、制御回路1から所定の時間間隔で超音波センサ駆動回路2に動作信号を送り、超音波センサ3を動作させ流路4を流れているガスの瞬時流量を測定する。
【0005】
そして、超音波センサ駆動回路2から返信される瞬時流量データを基に積算ガス使用量を計測している。
【0006】
一般的にこのようなガス流量計は設置場所が屋外であることや、設置の利便性から電源には電池5が使われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガスが流れていない場合でも、超音波センサや、超音波センサ駆動回路を所定の時間間隔で駆動する必要があるため、電池電源が大量に必要であるという課題があった。また、そのためにガス流量計が大型化するという課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のガス流量計は、流路を流れるガスの流量を測定するための超音波センサと、この超音波センサを駆動する超音波センサ駆動回路と、前記ガス通路に設けガスが流れたことを検出するスイッチと、前記超音波センサと前記駆動回路に電流を供給する電池とを備 え、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出したときに前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動するようにしたものである。
【0009】
本発明によれば、超音波センサ、超音波センサ駆動回路の動作回数を減らして消費電流を少なくすることができ、電池を小型化することによって、ガス流量計を小型化することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のガス流量計は、流路を流れるガスの流量を測定するための超音波センサと、この超音波センサを駆動する超音波センサ駆動回路と、前記ガス通路に設けガスが流れたことを検出するスイッチと、前記超音波センサと前記駆動回路に電流を供給する電池とを備え、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出したときに前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動するようにしたものである。
【0011】
したがって、超音波センサ、超音波センサ駆動回路の動作回数を減らして消費電流を少なくすることができ、電池を小型化することによって、ガス流量計を小型化することができる。
【0012】
また、ガスを流すためのガス流路と、このガス流路を流れるガスの流量を測定するための超音波センサと、この超音波センサを駆動する超音波センサ駆動回路と、前記ガス通路に設けガスが流れたことを検出するスイッチと、前記超音波センサによるガス流量測定のゼロ点を補正するゼロ点補正手段と、前記超音波センサ、駆動回路、およびゼロ点補正手段に電流を供給するための電池とを備え、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出したときに前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動するとともに、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出しなかったときにはゼロ点補正手段を作動させるために前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動させるようにしたものである。その結果、計量信頼性向上が図れる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0014】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1によるガス流量計を示す構成図である。
【0015】
基本的な構成は従来例の説明と同じで、図3と同一作用をするものには同一符号を付し具体的説明は従来例のものを援用する。
【0016】
従来例と異なるところは、ガス通路にガスが流れたことを検出するスイッチ6を追加したことである。本実施例1のガス流量計ではガスが流れていない場合には、超音波センサ3、超音波センサ駆動回路2を駆動しないため、消費電流が著しく減少するため、電池5を小型化できる。
【0017】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2によるガス保安装置を示す構成図である。
【0018】
基本的な構成は実施例1と同じで、図1と同一作用をするものには同一符号を付し具体的説明は実施例1のものを援用する。
【0019】
実施例1と異なるところは、ガス通路にガスが流れたことを検出するスイッチ6とゼロ点を補正するゼロ点補正手段7を追加したことである。
【0020】
スイッチ6がガスの流れを検出していない場合に、超音波センサ3、超音波センサ駆動回路2を所定の時間駆動し、ゼロ点補正手段7でゼロ点を補正することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明のガス流量計によれば、超音波センサの動作回数を著しく減らすことができるため、消費電流を減らして、電池を小型化することができる。また、それによって、ガス流量計を小型化できる。
【0022】
また、ガスが流れていない場合に、ゼロ点の補正ができるようにしておけば、信頼性の向上、経時的なゼロ点の補完も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるガス流量計を示す構成図
【図2】 本発明の実施例2におけるガス流量計を示す構成図
【図3】 従来のガス流量計を示す構成図
【符号の説明】
1 制御回路
2 超音波センサ駆動回路
3 超音波センサ
4 ガス流路
5 電池
6 スイッチ
7 ゼロ点補正手段
Claims (2)
- ガスを流すためのガス流路と、このガス流路を流れるガスの流量を測定するための超音波センサと、この超音波センサを駆動する超音波センサ駆動回路と、前記ガス通路に設けガスが流れたことを検出するスイッチと、前記超音波センサと前記駆動回路に電流を供給するための電池とを備え、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出したときに前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動するようにしたガス流量計。
- ガスを流すためのガス流路と、このガス流路を流れるガスの流量を測定するための超音波センサと、この超音波センサを駆動する超音波センサ駆動回路と、前記ガス通路に設けガスが流れたことを検出するスイッチと、前記超音波センサによるガス流量測定のゼロ点を補正するゼロ点補正手段と、前記超音波センサ、駆動回路、およびゼロ点補正手段に電流を供給するための電池とを備え、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出したときに前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動するとともに、前記ガス流路におけるガス流動を前記スイッチが検出しなかったときにはゼロ点補正手段を作動させるために前記超音波センサ及び超音波センサ駆動回路を駆動させるようにしたガス流量計。
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JP28624298A JP4029496B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | ガス流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000111041A JP2000111041A (ja) | 2000-04-18 |
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Family Applications (1)
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JP28624298A Expired - Fee Related JP4029496B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | ガス流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4029496B2 (ja) |
-
1998
- 1998-10-08 JP JP28624298A patent/JP4029496B2/ja not_active Expired - Fee Related
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