JPH1082326A - 船外機及び水冷エンジン - Google Patents

船外機及び水冷エンジン

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JPH1082326A
JPH1082326A JP9204779A JP20477997A JPH1082326A JP H1082326 A JPH1082326 A JP H1082326A JP 9204779 A JP9204779 A JP 9204779A JP 20477997 A JP20477997 A JP 20477997A JP H1082326 A JPH1082326 A JP H1082326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改善された任意のオイル戻し通路を備えた船
外機及び水冷エンジンを提供する。 【解決手段】 オイル戻し通路39,40,41の脇に
冷却水通路43Bを配置することにより、オイル戻し通
路39,40,41と冷却水通路43Bとを平面視で重
ならぬように構成した。 【効果】 オイル通路が冷却水通路を乗越えていた従来
例に比べて、オイル戻し通路の水平距離が短縮でき、も
ってオイル戻し通路のオイル戻し機能を向上させること
が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船外機及び船外機に
好適な水冷エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンにおいてオイル潤滑は極めて重
要であり、コンパクトさが厳しく要求される船外機にお
いても例外ではない。そこで、出願人は先に特開平4−
91311号(特願平2−205634号)で船外機に
好適な潤滑油路構造を提案した。これの第3図の要部を
図8に転載して説明する。
【0003】図8は従来の船外機の要部断面図であり、
動弁室(21)の底に至った潤滑油はオイル通路(8
5)またはオイル導出管(93)(オイルホース(9
4))にて排出される。オイル通路(85)の極く近く
に冷却水通路(119)が設けられているためオイル通
路(85)を通る潤滑油は冷却される。
【0004】オイル通路(85)が冷却水通路(11
9)を乗り越える如くに廻り込んでいるため、シリンダ
軸線に沿う通路の距離が長くなり且つ通路の横断面積が
小さくなりその分、傾斜時において、オイルは流れ難
い。そこで、それをカバーするべくがオイル導出管(9
3)をパラレルに設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2系統の排出
路においてチルト軸より遠い位置にあるオイル導出管9
3(オイルホース94)は、浅瀬航走時など、チルトア
ップされた状態では機能確保のための十分な傾斜付け等
を考慮することもあり、出来れば1つのオイル通路の機
能を向上させることが望ましい。そこで本発明の目的は
船外機および水冷エンジンにおいて従来のオイル戻し通
路のオイル戻し機能を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
請求項1は、クランク軸を略縦向きとし、エンジンの少
くとも一部をエンジンカバー及びアンダーケースで囲
い、エンジンの下方にオイルパンを備え、船体に船外機
本体を取付けるための取付手段に防振ラバーが介設され
ている船外機において、防振ラバーはアンダーケースに
装着され、このアンダーケースには、エンジンの動弁室
からオイルパンへ通じるオイル通路とエクステンション
ケース側からエンジンのウオータジャケットへ通じる冷
却水通路とが設けられ、又エンジンのシリンダブロック
に、オイル通路に通じる動弁室からのオイル戻し通路と
冷却水通路に通じるウオータジャケットへの冷却水通路
とが設けられ、冷却水通路の一部が防振ラバーを冷却す
るとともに、オイル戻し通路と冷却水通路とが平面視で
重ならぬように構成されていることを特徴とした船外機
である。この船外機は、オイル戻し通路と冷却水通路と
が平面視で重ならないので、オイル戻し通路の形状設計
が容易になる。
【0007】請求項2は、弁室を有するシリンダヘッド
と、このシリンダヘッドに接続されシリンダ軸線が略横
向きで且つクランク軸が略縦向きとされウオータジャケ
ットを有するシリンダブロックと、このシリンダブロッ
クを支承するべくエクステンションケースに取付けられ
たエンジン取付部材と、このエンジン取付部材の下面に
配置されたオイルパンとからなる船外機において、この
船外機はシリンダブロックからエンジン取付部材へのオ
イル戻し通路の連絡部と、エンジン取付部材からシリン
ダブロックへの冷却水通路の連通部とが、平面視で重な
らぬように設けられていることを特徴とした船外機であ
る。この船外機は、オイル戻し通路と冷却水通路とが平
面視で重ならないので、オイル戻し通路の形状設計が容
易になる。
【0008】請求項3は、シリンダ軸線を略横向きで且
つクランク軸を略縦向きとし、シリンダヘッドに弁室を
有し、シリンダブロックの下方にエンジン取付部材を介
してオイルパンを配置し、シリンダの周りにウオータジ
ャケットを有した水冷エンジンであって、この水冷エン
ジンは、少なくとも弁室からオイルパンへのオイル戻し
通路を有しており、このオイル戻し通路はその一部がシ
リンダブロックに形成され、これに連通する他の一部が
エンジン取付部材に形成され、更に、水冷エンジンは、
エンジン外部からの冷却水を水ジャッケットに導く冷却
水通路を有しており、この冷却水通路はその一部がエン
ジン取付部材に形成され、これに連通する他の一部がシ
リンダブロックに形成され、シリンダブロックに設けら
れたオイル戻し通路と、シリンダブロックに設けられた
冷却水通路とが、平面視で重ならぬように設けられてい
ることを特徴とし水冷エンジンである。この水冷エンジ
ンは、オイル戻し通路と冷却水通路とが平面視で重なら
ないので、オイル戻し通路の形状設計が容易になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る船外機の要部断面側面
図であり、船外機1はエンジン取付部材としてのアンダ
ケース2の上に載置された水冷エンジン3と、アンダケ
ース2の下に取付けられたオイルパン4と、同じくアン
ダケース2の下に取付けられたエクステンションケース
5と、このエクステンションケース5内に収納されたバ
ーチカル駆動軸6と、同じくエクステンションケース5
内に収納されたベベルギヤセット7と、同じくエクステ
ンションケース5内に収納された冷却水供給管8および
ウオータポンプ9等からなる船外機本体1Aと、この船
外機本体1Aに防振ラバー11U,11Lを介してボル
ト結合された船外機取付手段12とからなる。
【0010】なお、船外機取付手段12は船体に船外機
1を固定する金具であって、スイベル軸13を中心に平
面視左右に船外機本体1Aを揺動し、また、チルト軸1
4を中心にスイベル軸13を含む船外機本体1Aを図時
計方向に跳ね上げることが可能である。前記アンダケー
ス2はエンジンカバー15とともに水冷エンジン3を囲
うものである。
【0011】図2は本発明に係る水冷エンジンの側断面
図であり、水冷エンジン3はシリンダ31の軸線を略横
向き、クランク軸32を縦向きとしたもので、シリンダ
ブロック33とシリンダヘッド34の接合面は略垂直面
となり、シリンダヘッド34に形成された動弁室35に
カム軸36及びロッカ軸37,37が収納され、カム軸
36はタイミングベルト38を介してクランク軸32で
正確に駆動される。
【0012】そして、シリンダヘッド34の下部に横向
きオイル戻し通路39、シリンダブロック33にベンド
形オイル戻し通路40、アンダケース2に縦向きオイル
戻し通路41が連接する状態で形成されている。加え
て、これらシリンダブロック33のベンド形オイル戻し
通路40及びアンダケース2のオイル戻し通路41に近
接し且つ通路40,41より船体寄りに冷却水通路43
Bが配置されている。この冷却水通路43Bは水冷エン
ジン3側のウオータジャケット3Aに臨んでいる。アン
ダケース2に形成されている冷却水通路43Bについて
は、同様にアンダケース2に形成されている冷却水通路
43A,43Cとともに図5に基いて後に説明する。
【0013】縦向きオイル戻し通路41の下端開口部分
の周壁にはオイル戻しパイプ44の上端フランジが当接
され、ボルト止めされている。オイル戻しパイプ44の
図手前側に、オイルサクションパイプ45が取付けら
れ、このパイプ45は途中は省略され不図示であるがカ
ム軸36下部に取付けられたオイルポンプ47の吸込口
まで延びている(図1参照)。
【0014】図3は図1の3−3矢視図であり、ヘッド
カバー34a(図1参照)を外した状態を示し、シリン
ダヘッド34は1本のヘッド固定ボルト48と7本のヘ
ッド固定ボルト49…でシリンダブロック33に取付け
られている。本例のエンジンが3気筒で且つ1気筒当り
吸・排気弁が各1個ずつの2弁を有するものであるた
め、左ロッカ軸37L(この場合の左右は図裏から見て
決める。)に3個のロッカアーム52…、右ロッカ軸3
7Rに3個のロッカアーム51…がカラー53やばね5
4にて所定の位置に取付けられている。ロッカ軸37
L,37Rはオイルを通すために中空構造となってい
る。これら左右のロッカ軸37L,37Rはシリンダヘ
ッドと一体に形成された上軸受ブロック部56、シリン
ダヘッドと一体に形成された中間軸受ブロック部57お
よびシリンダヘッドと一体に形成された下軸受ブロック
部58の3箇所で支持されて、また、ボルト57b,5
7bにより回り止めがされ、更にオイルポンプハウジン
グ47aによってロッカ軸下端開口部が閉蓋されてい
る。
【0015】前記上軸受ブロック56は型抜きによる中
空構造であり、その凹部59はオイルを複数の通路に分
岐する作用をなす。この凹部59は蓋体60a(図2,
図4参照)で閉じられる。蓋体60aはボルト60bを
シリンダヘッド34に設けられたタップ59a(図3)
に捩じ込むことで取付けられる。
【0016】後に図4で詳しく説明するが、図3におけ
る左最上位のヘッド固定ボルト48のボルト穴をオイル
通路61とし、これと前記凹部59とを別のオイル通路
62で結んでいる。63はオイル吐出口である。
【0017】図4は図1の4−4線断面図(図は横向き
に見ること。)であり、メインギャラリ65からオイル
はクランク軸32側とシリンダヘッド34側に分流する
が、シリンダヘッド34へはシリンダブロック内通路6
6、ボルト周りのオイル通路61、前記オイル通路6
2、オイル吐出口63の順で流れ、凹部59に溜められ
る。凹部59を通ったオイルは、型抜き形成されたカム
軸用通孔67を介してカム軸36へ、そして左右のロッ
カ軸37L,37Rの中空部37a,37aへそれぞれ
流下する。それ以降のオイルの流れは別途説明する。
【0018】図5は図1の5−5線断面図であり、エン
ジンカバー15を取り外し、且つ水冷エンジン3を取り
外した状態のアンダケース2の上面側を示す。図中央左
にオイル戻し通路41とオイルサクショク孔71(オイ
ルサクションパイプ45が接続)と冷却水通路43A,
43B,43Cとを示す。冷却水通路43Aはアンダケ
ース2の上部に湾曲形成され、その一部が一方の防振ラ
バー11Uに接近している。また、冷却水通路43Cは
アンダケース2の下部に湾曲形成され、その一部が他方
の防振ラバー11Uに接近している。冷却水通路43B
は上記冷却水通路43Aと冷却水通路43Cを結ぶ連絡
通路である。このように冷却水通路43A,43Cは一
部が船体側に延び、その延びた部分がアッパマウントの
防振ラバー11U,11Uに近接し、防振ラバー11
U,11Uを冷却する構造となっている。
【0019】今まで説明しなかったが、図5において、
73はエンジンの排気ガスを水中に導く際の排気ガス通
路、74はエンジンの冷却水を排出するための排水通
路、75はオイルメインギャラリの底壁、76はエンジ
ンのクランク室からオイルをオイルパンへ戻すためのオ
イル戻し通路、そして6は駆動軸である。
【0020】図6は図1の6−6線断面図に相当するオ
イルパン及びエクステンションケースの取付け面を示す
説明する図であり、オイルパンパッキン面78は前記オ
イル戻し通路41と、オイルサクショク孔71と、クラ
ンク室からオイルをオイルパンへ戻すためのオイル戻し
通路76等を囲い、またエクステンションケースパッキ
ン面79は排気ガス通路73、排水通路74および駆動
軸6を囲う。
【0021】以上の構成からなる船外機及び水冷エンジ
ンの作用を次に述べる。図1において、ウオータポンプ
9で汲み上げられた水は、先ず冷却水通路43Cに入り
ここで防振ラバー11Uの一方を冷却し、次に冷却水通
路43Bを介して冷却水通路43Aに入りここで残りの
防振ラバー11Uを冷却した後に水冷エンジン3内のウ
オータジャケット3Aに至る(図5も参照)。
【0022】また、図2においてオイル戻し通路39,
40,41より船体側(図では右側)に冷却水通路43
Bと図示せぬ冷却水通路43A,43Cとを配置したこ
とを特徴とする。従来例(特開平4−91311号公報
第3図)の構造では、オイル戻し通路(85)(()付
き符号は従来技術を示す。)の図左に冷却水通路(11
9)があるため、オイル戻し通路(85)は冷却水通路
(119)を乗り越えることになり、結果として水平距
離が長くなり、オイルが戻りにくくなる。冷却能力を上
げるべく冷却水通路(119)の断面を拡大すると増々
オイルは戻りにくくなる。この点、本実施例はオイル戻
し通路39〜41と冷却水通路43A〜43Cを平面視
で重ならぬように、即ち図2の配置としたのでオイル戻
し通路の水平距離が短縮でき、もって1つのオイル通路
の機能を向上させることが出来、場合によっては、従来
のオイル戻し通路のオイル戻しの機能を向上させること
が可能である。
【0023】更にまた、図2におけるアンダケース2は
エンジン3を載置し、下面にオイルパン4を取付けるこ
とができれば他の形状のエンジン取付部材と交換しても
よい。この場合においてもオイル戻し通路と冷却水通路
を平面視で重ならぬようにすればオイル戻し通路の水平
距離が短縮でき、もって1つのオイル通路の機能を向上
させることが出来、場合によっては、従来のオイル戻し
通路のオイル戻しの機能を向上させることが可能であ
る。
【0024】図7は本発明に係る水冷エンジンの側面図
であり、図2のアンダケースに相当するエンジン取付部
材2の上にエンジン3、下にオイルパン4を取付け、エ
ンジン取付部材2内部において、図示せぬオイル戻し通
路と冷却水通路を平面視で重ならぬようにしたものであ
る。このように、本発明の水冷エンジン3は船外機1に
好適であるが、その他汎用エンジンに供してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、アンダケー
ス等エンジン取付部材においてオイル戻し通路と冷却水
通路を平面視で重ならぬように構成した。オイル通路が
冷却水通路を乗越えていた従来例に比べて、本発明によ
ればオイル戻し通路の水平距離が短縮でき、もって1つ
のオイル通路の機能を向上させることが出来、場合によ
っては、従来のオイル戻し通路のオイル戻しの機能を向
上させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機の要部断面側面図
【図2】本発明に係る水冷エンジンの側断面図
【図3】図1の3−3矢視図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】図1の5−5線断面図
【図6】図1の6−6線断面図
【図7】本発明に係る水冷エンジンの側面図
【図8】従来の船外機の要部断面図
【符号の説明】
1…船外機、2…エンジン取付部材(アンダケース)、
3…水冷エンジン、3A…ウオータジャケット、4…オ
イルパン、11U…防振ラバー、12…船外機取付手
段、15…エンジンカバー、32…クランク軸、39,
40,41…オイル戻し通路、43A,43B,43C
…冷却水通路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸を略縦向きとし、エンジンの
    少くとも一部をエンジンカバー及びアンダーケースで囲
    い、エンジンの下方にオイルパンを備え、船体に船外機
    本体を取付けるための取付手段に防振ラバーが介設され
    ている船外機において、前記防振ラバーは上記アンダー
    ケースに装着され、このアンダーケースには、エンジン
    の動弁室から前記オイルパンへ通じるオイル通路と前記
    エクステンションケース側からエンジンのウオータジャ
    ケットへ通じる冷却水通路とが設けられ、又エンジンの
    シリンダブロックに、上記オイル通路に通じる上記動弁
    室からのオイル戻し通路と上記冷却水通路に通じるウオ
    ータジャケットへの冷却水通路とが設けられ、上記冷却
    水通路の一部が上記防振ラバーを冷却するとともに、上
    記オイル戻し通路と冷却水通路とが平面視で重ならぬよ
    うに構成されていることを特徴とした船外機。
  2. 【請求項2】 弁室を有するシリンダヘッドと、このシ
    リンダヘッドに接続されシリンダ軸線が略横向きで且つ
    クランク軸が略縦向きとされウオータジャケットを有す
    るシリンダブロックと、このシリンダブロックを支承す
    るべくエクステンションケースに取付けられたエンジン
    取付部材と、このエンジン取付部材の下面に配置された
    オイルパンとからなる船外機において、この船外機は前
    記シリンダブロックからエンジン取付部材へのオイル戻
    し通路の連絡部と、前記エンジン取付部材からシリンダ
    ブロックへの冷却水通路の連通部とが、平面視で重なら
    ぬように設けられていることを特徴とした船外機。
  3. 【請求項3】 シリンダ軸線を略横向きで且つクランク
    軸を略縦向きとし、シリンダヘッドに弁室を有し、シリ
    ンダブロックの下方にエンジン取付部材を介してオイル
    パンを配置し、シリンダの周りにウオータジャケットを
    有した水冷エンジンであって、この水冷エンジンは、少
    なくとも前記弁室からオイルパンへのオイル戻し通路を
    有しており、このオイル戻し通路はその一部がシリンダ
    ブロックに形成され、これに連通する他の一部がエンジ
    ン取付部材に形成され、更に、前記水冷エンジンは、エ
    ンジン外部からの冷却水を水ジャッケットに導く冷却水
    通路を有しており、この冷却水通路はその一部がエンジ
    ン取付部材に形成され、これに連通する他の一部がシリ
    ンダブロックに形成され、前記シリンダブロックに設け
    られたオイル戻し通路と、前記シリンダブロックに設け
    られた冷却水通路とが、平面視で重ならぬように設けら
    れていることを特徴とした水冷エンジン。
JP9204779A 1997-07-30 1997-07-30 船外機及び水冷エンジン Expired - Lifetime JP2868151B2 (ja)

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