JPH1082301A - タービンブレードのダンパ及びシール - Google Patents

タービンブレードのダンパ及びシール

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JPH1082301A
JPH1082301A JP9171384A JP17138497A JPH1082301A JP H1082301 A JPH1082301 A JP H1082301A JP 9171384 A JP9171384 A JP 9171384A JP 17138497 A JP17138497 A JP 17138497A JP H1082301 A JPH1082301 A JP H1082301A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より柔軟に振動を減衰することができるダン
パを提供する。 【解決手段】 ガスタービンエンジンのタービンブレー
ドのためのダンパは、本体部分を有し、更に、二つの隣
接するブレードプラットフォームの径方向内側端と接触
せずに動き、ダンパの減衰性能及びシールへの径方向の
支持を強めるために設けられた、少なくとも一つの延長
端を有してもよい。タービンエンジンのための関連する
シールは、支持部及びシール部を有し、更にブレードの
止め構成と接合し、隣接プラットフォームの径方向内側
面に関して適切な軸方向位置にシールを保持するための
ロケータを有してもよい。このシールは、更に、不適切
な組立を防止するために、ダンパ及びシールが互いに不
適切な位置に設置された場合にブレードへの取り付けを
阻止する突起部を有してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンエン
ジンに関し、特にタービンロータのためのダンパ及びシ
ール構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンエンジンは、コンプ
レッサセクション、燃焼セクション及びタービンセクシ
ョンを順に流通するように作動流体を導くための、軸方
向に伸びる環状流路を有する。この作動流体にエネルギ
ーを与えるために、燃焼セクションには、複数の回転ブ
レードが設けられている。作動流体は、コンプレッサセ
クションから放出され、燃焼セクションに入る。圧縮さ
れた作動流体は燃料と混ざり、この混合物は、作動流体
に更にエネルギーを付加するために燃焼される。燃焼に
よって生じる生成物は、タービンセクションを通って膨
張する。タービンセクションは、膨張した流体からエネ
ルギーを抽出する複数のロータブレードを有する。この
抽出エネルギーの一部は、コンプレッサセクションとタ
ービンセクションとを相互接続するロータ軸によって、
コンプレッサセクションへ再度伝達される。抽出された
エネルギーの残る部分は、他の機能に使用することがで
きる。
【0003】タービンエンジン内の複数の各回転ブレー
ドは、プラットフォームを有する。プラットフォームの
一面よりブレードの根端が伸び、その反対側の面からは
ブレードエアフォイルが突出する。このエアフォイル
は、シュラウドされていてもいなくてもよく、膨張した
作動流体より運動エネルギーを抽出する。複数のロータ
ブレードは、一つ又はそれ以上の回転タービンロータ内
に配置される。タービンロータは、中心線と、外側周辺
部に連続するスロットを備えるディスクと、を有する。
各スロットは、ブレード根端を受けて、ブレードをディ
スクに保持する。このように設置された時、ブレード
は、ディスクより径方向に伸びて、根端は径方向内側、
エアフォイルは径方向外側に位置する。隣接するブレー
ドプラットフォームは、軸方向に伸びる間隙によって分
離され、この間隙によって各ブレードプラットフォーム
は、互いに接触して損傷し合うことのないように保たれ
ている。
【0004】エアフォイルが、膨張した作動流体よりエ
ネルギーを抽出するに従って、作動流体は、エアフォイ
ルに負荷力を及ぼす。この負荷力の変動によって、ブレ
ードの歪みや振動が引き起こされる。この振動には、広
範囲にわたる周波数成分が含まれ、ブレードの固有共振
振動数において最大振幅となる。エアフォイルがシュラ
ウドされていない場合には、この振動は、回転の方向即
ち周方向に実質的にタンジェント即ち正接している。更
に、流体の流れの方向即ち軸方向にも第二の振動成分が
ある。これらの振動が減衰されなければ、振動するブレ
ードの変動は、限度に達してエアフォイルを破損する可
能性がある。
【0005】ブレード振動によるタービン破損の発生率
は、緩衝を行うことで一部を押さえることが可能であ
る。このような振動を低減するために、一般的にダンパ
が用いられる。ダンパは、ブレード間の間隙をつなぐよ
うに、また隣接するブレードプラットフォームの径方向
内側面と接触するように配置された剛性部材である。ダ
ンパは、ブレード間の振動を減少させ、その結果、個々
のブレード振動が減少する。ダンパの形状、重量及び剛
性は、所望の振動減衰摩擦力を提供するのに最も適した
ものが選択される。最大限の効果を上げるために、ダン
パは、一般的に軸方向に細長い形状となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ダンパによって提供さ
れる摩擦力は、隣接するブレード間で配分される。普
通、この配分は、一方のブレードに50%、他方のブレ
ードに50%というように平等に配分されることが望ま
しい。しかし、ブレードプラットフォームの径方向内側
面の形状や輪郭と、上述したダンパの選択基準とによっ
て、所望の減衰プロファイルを提供するダンパを設ける
ことができない場合がある。そのような場合には、減衰
効果は減少してしまい、結果としてブレードの信頼性が
低下する。従って、所望の減衰プロファイルが得られ、
より柔軟に振動減衰を提供することができるダンパが求
められている。
【0007】振動による破損の他に、更に、隣接するブ
レードプラットフォーム間の間隙へ作動流体が漏出する
ことによるタービン破損のおそれもある。一度間隙に入
り込んだ作動流体は、プラットフォームの径方向内側面
下の領域へ漏出するおそれがある。プラットフォーム下
の構成材が安全に耐えることができる温度よりも、ター
ビン内の作動流体の温度の方が通常高いので、漏出によ
ってこれらの構成材の温度は上がり、結果としてタービ
ンの信頼性は低下する。また、作動流体は、汚染物質を
含むこともあるので、漏出により汚染物質がプラットフ
ォーム下へ運ばれて、タービンの信頼性を更に低下させ
るおそれもある。更に、漏出する作動流体はエアフォイ
ルを迂回するので、エアフォイルへ供給されるエネルギ
ー量は減少し、タービン効率は低下する。
【0008】この漏出を減少させるためには、通常シー
ルが使用される。シールは、金属薄板で構成さる弾性部
材であり、隣接するブレードプラットフォームの径方向
内側面に隣接し、その下の位置に、間隙にわたって配置
される。シールは、通常シールが施される表面と全体的
に一致した部分を備える。
【0009】シールは、ダンパによって径方向に支持さ
れる必要がある。このようなダンパ及びシール構成の一
例は、米国特許第5,460,489号に開示されてい
る。しかし、ダンパが径方向への十分な支持を提供する
ことができない場合、例えばシールの軸方向の十分な部
分にわたる支持を提供することができない場合には、シ
ールは、径方向の遠心力によって変形しやすくなる。上
記で説明したダンパの設計上の制約によって、多くの場
合ダンパがシールに提供することができる軸方向への支
持は制限されてしまう。シールがこのようなことから変
形した場合、シールとシールが施される隣接面との関係
は、変わってしまい、結果的にシール効果は低下する。
従って、シールをより大きく径方向に支持するように、
設計に柔軟性を持たせることができるダンパ及びシール
構成を提供することが求められている。
【0010】通常、シールは、プラットフォーム下の構
成によって軸方向に緩く結合しているだけである。しか
し、シールとシールが施される面との最適隣接位置を保
つには、シールを隣接するブレードプラットフォームの
径方向内側面に対して適切な軸方向位置に保持すること
が必要である。シールが適切な軸方向位置に保持されな
い場合には、漏出を減少させるシール効果は低下してし
まう。従って、適切な軸方向位置に保持することができ
るシールが求められている。
【0011】最後に、効果的な減衰及びシールを提供す
るには、ダンパ及びシールは、互いに適切な相対的位置
に設置されなければならない。しかし、従来例では、ダ
ンパとシールの設置が不適切でもタービン装置内に設置
可能であるので、現在のタービン構成では、組立におい
て誤設置が起こるおそれがある。タービン構成には、プ
ラットフォームとシール間にダンパが配置される場合
と、プラットフォームとダンパ間にシールが配置される
場合とがあるため、このおそれは大きくなる。結果とし
て、ダンパ及びシールは、不適切に設置されてしまうこ
とがあり、その場合ダンパ及びシールの両方の効果が低
下してしまう。従って、ダンパ及びシールを互いに不適
切な配置で設置することを防止するような、ダンパ及び
シール構成を提供することが求められている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の形態に関
して、タービンロータのためのダンパは、本体部分と、
本体部分に結合した少なくとも一つの延長端を有する。
遠心力が働くと、本体部分は、二つの隣接するプラット
フォームの径方向内側面と接触してその面に摩擦力を提
供する。また、延長端とプラットフォームの径方向内側
面との間には、干渉を回避するための間隙が設けられて
いる。ダンパが少なくとも一つの延長端を有することに
より、所望の減衰プロファイルを形成するに当たって、
より柔軟な設計が可能となる。延長端とプラットフォー
ムの径方向内側面との間に間隙を設けることによって、
延長端は、本体部分が接触してはならない内側面の領域
にわたって伸びることができる。本体部分がこの領域に
接触してはならないのは、本体部分と内側面との間の所
望の接触面を干渉する危険性があるからである。ダンパ
の重量は、延長端の重量を含むので、延長端を付け加え
ることで、ダンパの重量配分をより柔軟に行うことがで
きるようになる。この結果、所望の減衰プロファイルを
より柔軟に形成することができ、減衰効果は向上する。
所望の減衰プロファイルは、二つの隣接ブレード間での
ダンパの摩擦力をより均等に配分する性質を含むが、こ
れに限定されるものではない。一つまたはそれ以上の延
長端は、軸方向に先細となった一対の延長部であること
が望ましい。
【0013】更に、本発明の第一の形態に関して、ター
ビンロータのためのダンパ及びシール構成は、本体部分
及び少なくとも一つの延長端を備えるダンパを有し、更
に、支持部及び隣接ブレードプラットフォームに対して
シールを提供するために設けられた少なくとも一つのシ
ール部を備えるシールを有する。ダンパの本体部分及び
少なくとも一つの延長端は、結合して、シールに径方向
の支持面を提供する。少なくとも一つの延長端を有する
ダンパ及びシール構成によって、ダンパ及びシール設計
をより柔軟に行い、シールに対して径方向の支持を付加
して高めることができる。この付加された径方向への支
持によって、遠心力下での望ましくない変形を減少さ
せ、その結果、少なくとも一つの延長端を有しない場合
に比較してシール効果を高めることができる。
【0014】本発明の第二の形態に関して、タービンロ
ータのためのダンパ及びシール構成は、ダンパを有し、
更に、突起部を設けたシールを有する。この突起部は、
ダンパ及びシールが互いに不適切な方向で設置された場
合にブレードへの取り付けを阻止し、不適切な組立を防
止する。上記突起部(ロケータ)は、タブ形状であり、
シールの支持部に結合していることが望ましい。
【0015】本発明の第三の形態に関して、タービンロ
ータのためのシールは、シールをブレードプラットフォ
ームの径方向内側面に関して適切な軸方向位置に確実に
配置して保持するための、ブレード上の止め構成と接合
するロケータを有する。このロケータにより、シール効
果が保持される。ロケータは、ノッチまたはスキャロッ
プであることが望ましく、ブレード上の止めは、一対の
スタンドオフであることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のダンパ及びシールの構成
は、図1で示されるタイプの第二段高圧タービンロータ
ブレードで使用される最適実施形態に関して開示されて
いる。当業者によって理解されるように、図面は、単に
説明図であり、正確な構造の寸法を表したものではな
い。
【0017】図1を参照すると、タービンロータブレー
ド10は、上流側12、下流側14、凹面(正圧面)1
6及び凸面(負圧面)18を有する。ロータブレード1
0は、ガス流24より運動エネルギーを受けるエアフォ
イル22を有する。シュラウドされててもされていなく
てもよいエアフォイル22は、プラットフォーム28の
径方向外側面26に取り付けられている。プラットフォ
ーム28はまた、径方向内側面、前縁32及び後縁34
を有する。一対のプラットフォーム支持部36及び38
は、プラットフォームの変形を減ずるためにプラットフ
ォーム28を構造的に支持する。最適実施例では、ロー
タブレード10は、鋳造によって一体型の装置となって
いるが、当業者によって知られる他の適当な手段を使用
してもよい。
【0018】ロータブレード10は、更に、厚みが削ら
れているネック65及び根端66を有する。ネック65
は、プラットフォーム28と根端66との間を接続して
いる。根端66は、タービンロータのセントラルディス
ク(図示省略)に挿入され、それによって、ロータブレ
ードはディスクに装着される。好適実施例では、根端6
6はもみの木形の設計となっているが、ブレードをディ
スクに装着するための他の適当な手段を使用してもよ
い。ネック65は、一対の突起部64(図では一つのみ
開示)を備える。この突起部に関しては、以下で詳細に
説明及び開示する。
【0019】図示は省略しているが、ロータブレード1
0は中心線(前後軸)を有するロータディスクに取り付
けられている複数の同様のブレードの内の一つである。
ブレード10は、ディスクより径方向に伸びており、根
端は径方向内側、エアフォイル22は径方向外側に位置
する。隣接するブレードプラットフォームは、軸方向に
伸びる間隙によって分離されており、この間隙は、ブレ
ードプラットフォームが互いに接触して破損することを
防ぐ。この間隙の幅は、プラットフォームの熱膨張を含
む物理的な面積の許容差を収容するのに十分な大きさで
なければならない。好適実施例では、この間隙の幅は、
約0.04インチであるが、他の適当な間隙幅を使用す
ることもできる。
【0020】プラットフォーム28の径方向内側面30
の下には、好適実施例によるダンパ40及びシール42
構成が配置されている。ダンパ40は剛性部材であり、
ブレード間の振動を減少させ、結果的に個々のブレード
の振動も減少させるために設けられている。ダンパ40
はまた、シール42を支持する。ダンパ40は、プラッ
トフォーム28と隣接するブレードプラットフォーム
(図示省略)間の間隙にわたるように、プラットフォー
ムの径方向内側面に接触して配置される。ダンパの形
状、重量及び剛性は、プラットフォームに振動減衰のた
めの所望の摩擦力を提供するのに最も適したものが選択
される。最大限の効果を得るためには、ダンパは一般的
にディスクの中心線の方向即ち軸方向に細長い形状とな
っている。
【0021】シール42は、金属薄板で構成された弾性
部材であり、漏出を減少させるために設けられている。
シールは、ダンパの径方向内側に配置されており、プラ
ットフォーム28と隣接するブレードプラットフォーム
(図示省略)との間隙を横切って、プラットフォームの
径方向内側面下に隣接する。シールの形状は、シールが
施される面の部分と一致する。図示のように、ダンパ4
0及びシール42は、ブレード10のネック65上の一
対の突出部64によって径方向に支持されているが、当
業者によって知られるダンパ40及びシール42を定位
置に保持するための他の適当な手段を使用してもよい。
ダンパ40及びシール42については、以下で詳細に説
明する。
【0022】図2のロータブレード10とダンパ及びシ
ール構成との正圧側の側面図を参照すると、ブレードプ
ラットフォーム28の径方向内側面30は、減衰部4
4、移行部46及びシール部48を有する。図示のよう
に、プラットフォームの径方向内側面30の減衰部44
は、実質的に平面の形状を有する。しかし、減衰部の形
状は、当業者に知られている他の適当な形状を有しても
よく、大きな半径の弓形面を含むが、それに限定される
ものではない。プラットフォームの径方向内側面30の
移行部46は、減衰部44とシール部48の間に位置
し、その移行部では、径方向内側面30が減衰部44か
らシール部48へと形状が変化する。主にこのために、
移行部46では、減衰もシールも起こなわれない。移行
部46は、上流及び下流に、フィレットランアウト即ち
面とりによる空間を有する。これらは実質的に弓形形状
の角部として示されており、約90度で曲がっている。
しかし、移行部46は、当業者に知られる他の適当な形
状を有してもよい。プラットフォームの径方向内側面3
0のシール部48は、漏出に対してシールが求められる
場所に配置されている。一般的に、プラットフォーム2
8の径方向外側面26上にかかる圧力は、径方向内側面
30にかかる圧力よりも大きい。ブレード10では、プ
ラットフォーム支持部36及び38に近接する領域で圧
力差は比較的高い。従って、図示されているように、シ
ール部48は、プラットフォーム支持部36及び38の
内側面に設けられている。しかし、シール部48は当業
者に知られる適当な位置及び形状を有してもよい。
【0023】ダンパ40は、本体部分50及び一対の延
長端52を有する。本体部分50は、プラットフォーム
の径方向内側面30の減衰部44と接触する減衰面54
を有する。減衰面54の領域は、ダンパ40の重量と共
に、振動の減衰のために必要な摩擦力を提供する。ブレ
ードの振動には、広範囲にわたる周波数成分が含まれ、
ブレードの固有共振振動数における周波数成分が最大振
幅となる。最適実施例では、ダンパ40は、主にブレー
ドの固有共振振動数の第一基本波を減衰する効果を有す
る。しかし、他の適当な減衰特性を有してもよい。
【0024】基本的には、面44及び面54は、実質的
に均一に接触することが求められる。このような接触を
保持するためには、ダンパ本体部分50及び減衰面54
は、プラットフォームの径方向内側面30の移行部46
内へ伸びてはならない。このことは、主に表面上の物理
的許容誤差による。この結果、減衰面54の面積は、プ
ラットフォームの径方向内側面の特徴によって実質的に
制限される。
【0025】各延長端52は、ぞれぞれ本体部分50に
移行する隣接端と、自由端となっている末端を有する。
延長端52と、プラットフォーム28の径方向内側面3
0の移行部46との間の間隙即ちクリアランス55は、
それらの部品間の干渉を回避し、減衰面54とプラット
フォームの径方向内側面30の減衰部44間の連続した
均一接触を可能とする。好適実施例では、延長端52の
一方は上流側に、他方は下流側に位置し、これにより、
ダンパ40は軸方向即ちプラットフォームの前縁32か
らプラットフォームの後縁34の方向へ伸びている。延
長端52は、応力に対応するように先細となっており、
隣接端から末端へ徐々に厚みが減少する。この先細端に
よって、間隙55を保ちながら、延長端52が移行部4
6の約半分まで伸びることが可能となっている。最適実
施例では、延長端52の末端は丸くなっている。しか
し、当業者にとっては自明のように、延長端52は、シ
ール42を適当に支持することができ、プラットフォー
ムの径方向内側面30との接触を回避し、応力に対応す
ることができる他のどのような向き及び形状を有しても
よい。更に、好適実施例に示されている各延長端52
は、いずれも同様の形状に見えるが、これらの延長端の
形状は類似しなくてもよい。
【0026】ダンパ40は、シール42を支持する径方
向内側面56を有する。好適実施例では、減衰面54の
反対側で、支持面56によってダンパ40の長さが伸び
ている。よって、支持面56の相当の部分が延長端52
によって構成されることとなり、これにより、支持面5
6によってシールへ提供される支持は、本体部分50単
独の場合よりも大きくなる。支持面56の形状は、使用
状況に応じてシール42へ所望の支持が得られるような
形状にすることが望ましい。好適実施例では、支持面5
6は、実質的に平面である。しかし、支持面56には、
他の適当な形状、位置、割合を使用してもよい。このダ
ンパは更に、隣接するロータブレード(図示省略)に対
して、ダンパ40を適切な位置に保持するための一対の
ナッブ58有する。
【0027】ダンパは、タービン内における高温、高圧
及び高遠心力に適した材料によって構成され、また、そ
れに適した方法で製造される必要がある。好適実施例で
は、コバルト合金材料であるアメリカンメタルスペシフ
ィケーション(AMS)5382で構成し、また鋳造に
よって製造することがタービンの高圧条件に適している
ことがわかった。しかし、当業者に知られる他の適当な
材料及び製造方法を使用することもできる。
【0028】シールは、ダンパの支持面56と物理的に
接触する支持部60及び一対のシール部62を有する。
シール部62は、プラットフォームの径方向内側面のシ
ール部48をシールするために設けられている。各シー
ル部は、支持部60へと移行する隣接端と、自由端であ
ることが望ましい末端を有する。支持部60及びシール
部62の形状は、ダンパの支持面56及びプラットフォ
ームの径方向内側面のシール部48の形状とそれぞれぴ
ったり一致する。最適実施例では、支持部60は、実質
的に平面であり、シール部62はプラットフォーム支持
部36及び38の内側面にぴったり一致する。支持部6
0とシール部62間の移行部は、弓形に曲がっているこ
とが望ましい。
【0029】図示されているシール42の形状は、シー
ル42がダンパ40によって径方向に支持され、漏出に
対してシールを提供することができる形状となってい
る。好適実施例では、シールのシール部は、遠心力によ
ってプラットフォームのシール面とより近接するように
力が加わる。しかし、所望のシールを提供するように適
当に使用することができる形状であれば、当業者に知ら
れる他の形状を使用することもできる。更に、好適実施
例で開示されている各シール部62は互いに同様である
ように見えるが、これらのシール部はこのように類似し
なくてもよい。
【0030】シールは、タービン内における高温、高圧
及び高遠心力に適した材料によって構成し、また、それ
に適した方法で製造する必要がある。シール42は、通
常、プラットフォームの径方向内側面30のシール部4
8と一致させて曲げることが可能なように、金属薄板に
よって構成される。好適実施例では、シール42は、コ
バルト合金材料であるアメリカンメタルスペシフィケー
ション(AMS)5382で構成され、レーザーによっ
て平坦型に切断される。その後、シール42の残る形状
は、パンチとダイとによって形成される。しかし、当業
者によって知られる他の適当な材料及び製造方法を使用
してもよい。
【0031】図3及び図4は、ダンパ40の詳細を示し
ている。最適実施例のダンパ40の平面図及び側面説明
図である図3及び図4を参照すると、ダンパ40の凹面
68には一対のナブが設けられている。ダンパ40はま
た、ロータブレード10の凹面16(図1参照)に対向
する凸面69を有する。しかし、当業者であれば理解さ
れるように、ダンパ40は、ブレード10に対応した曲
面としてもよい。この点は、本願とは直接には無関係で
ある。
【0032】本発明のダンパの延長端52及びシールの
構成を設けたことにより、シール42をより大きく支持
することができ、シールをより大きく支持することで、
遠心力負荷状態下での所望でないシール変形を減少させ
ることができる。また、シールをより大きく支持するこ
とで、シール42の効果を改善することができ、シール
効果の改善によって、ガスの漏出を減少させ、タービン
効率を高めることができるのである。
【0033】延長端52を設けることにより、ダンパの
性能も改善することができる。ダンパ40の重量は、本
体部分50及び延長端52の重量を含むので、延長端5
2を包含することでより柔軟に重量配分を行うことがで
き、隣接する二つのブレード間にダンパ摩擦力をより均
一に配分することができる。例えば、商業用に実施され
るように、好適実施例のダンパ重量は、従来のダンパ重
量と実質的に同じである。しかし、この延長端を設けな
ければ、ダンパによって二つの隣接ブレードへ同じ大き
さの摩擦力を作用させることはできなかった。この延長
端を設けたことにより、所望の減衰を最もよく提供する
ためのダンパの設計をより柔軟に行うことができるよう
になったのである。
【0034】本発明のダンパは従来のものに比べ、軸方
向に長く、一方の側面から他方の側面に向かって狭く、
減衰面から支持面にかけて厚くなっている。この結果、
本発明のダンパによって提供される摩擦力は、隣接する
二つのブレード間でより均等に配分される。好適実施例
における上記のような摩擦力の均等配分は、摩擦力が均
一に配分されない場合と比較すると、振動減衰を向上さ
せる。
【0035】本発明のダンパ及びシール構成の第二の形
態は、図5及び図6に示されている。それぞれ好適実施
例のシール42の平面図及び側面図である図5及び図6
を参照すると、シール42は、突起部70を有する。こ
の突起部70は、ダンパ及びシールが逆位置で設置され
た場合に、設置を物理的に阻止するように設けられてい
る。つまり、シール42は、ダンパ40とプラットフォ
ームの径方向内側面30との間には設置できないが、ダ
ンパ及びシールを正しい位置に設置することはできる。
ダンパ及びシールが上記のように不適切に設置された場
合、阻止されて、装置内に取り付けることができなくな
る。よって、突起部70は、組立ミスを防止する。
【0036】好適実施例では、この突起部は、タブ形状
であり、支持部60より伸びてこの支持部に実質的に垂
直である主要面72を有する。突起部70が支持部60
より伸びる方向は、通常シール部62の延長端の方向と
逆向きである。
【0037】シールがプラットフォーム径方向内側面3
0とダンパ間に不適切に設置された場合(図1及び図2
参照)、突起部70によってダンパとシールの両方のプ
ラットフォームの径方向内側面への設置が阻止される。
また、対となった突出部64(図2参照)によって、こ
のような状態での間違った組立が防止される。このよう
に間違った組立が防止されることによって、ダンパ及び
シール効果は向上し、タービンの信頼性も向上する。
【0038】突起部70の支持面60上に突出する高さ
は、ダンパ40の厚さよりも低い。この結果、ダンパ及
びシールが互いに正しい位置に設置されている時には、
突起部70は、ダンパ40の減衰面54とプラットフォ
ームの径方向内側面30の減衰部44との間の接触を妨
げない。しかし、当業者には明白であるように、突起部
70は、ダンパ及びシール構成が適切に設置されない場
合に取り付けを阻止するような他の適当な形状を有して
もよい。この形状は、円筒形を含むが、それに限定され
ない。好適実施例では、突起部70は、支持部60と一
体となっており、その形成工程は、上記で説明したレー
ザーによる切断及びパンチとダイ工程の一部に含まれ
る。よって、シール42のコストは、大幅に上がること
はない。しかし、突起部70を形成してシール42に取
り付けるための他の適当な方法を使用してもよい。
【0039】当業者には理解されるように、ダンパと同
様に、シール42もブレード10に対応した湾曲形状と
してもよい。この点は、本願とは直接には無関係であ
る。
【0040】本発明の第三の形態は、図7に示される。
シール42をブレード10に設置する前の好適実施例の
説明図である図7を参照すると、ブレード10は更に一
対のスタンドオフ74を有する。この一対のスタンドオ
フ74は、ダンパ40(図1及び図2参照)及びシール
42をブレード10即ちプラットフォームの径方向内側
面30とネック65に対して適切な位置へ保持するのを
補助するために設けられている。しかし、スタンドオフ
74自体は、シール42を適切な軸方向即ちプラットフ
ォームの前縁32からプラットフォームの後縁34への
方向で保持しない。そのため、支持面60上のロケータ
76がシール42に設けられている。ロケータ76を設
けたシール42がブレード10に設置されると、ロケー
タ76はスタンドオフ74に接合し、この組合わせによ
ってシール42は所望の径方向位置に保持される。好適
実施例では、このロケータ76は、通常湾曲した長方形
型(図5参照)で、突起部70の両側にわたって設けら
れたノッチまたはスカラップである。このロケータの形
状は、ネック65の凹面に設けられたスタンドオフ74
と適切に接合するように設けられている。ロケータ76
は、どのようなスタンドオフ形状でも機能し、また、ロ
ケータ止めとして働くブレード10の他の構成とでも機
能するように適当に設けることができることは自明であ
る。ロケータ76は、ノッチの変わりにスタンドオフ7
4の間にはめることができるタブであってもよいことも
明らかである。好適実施例では、支持面60上へのロケ
ータ76の形成は、上記のレーザーによる切断と、パン
チ及びダイの工程の一部として行われる。よって、シー
ル42のコストを大幅に上げることはない。しかし、ロ
ケータ76を形成する他の適当な方法を使用してもよ
い。
【0041】シール42に設けられたロケータ76は、
シール42とプラットフォームの径方向内側面のシール
部48との軸方向でのアライメントを向上させる。アラ
イメントの向上によって、シール効果は向上し、漏出は
減少し、タービン効率は向上する。
【0042】本発明に係るダンパは、一対の延長端を有
するように開示されているが、当業者にとっては明白な
ように、装置によっては、このような延長端は一つだけ
で十分であり、一方、他の装置では、二つ以上の延長端
が必要な場合も有り得る。同様に、本発明に係るシール
は、シール部62を有するように開示されているが、装
置によっては、一つで十分であり、他の装置では、この
ようなシール部を二つ以上必要とすることがあること
は、当業者にとっては明白であろう。
【0043】また、当業者であれば気づく通り、本発明
の好適実施例は二段高圧タービン装置での使用が目的と
されているが、他のタービン装置に適応させて使用する
こともできる。他のタービン装置には、高圧タービン装
置が含まれるが、これには限定されない。更に、低圧タ
ービン装置の減衰システムでは、一般的に先端シュラウ
ドを使用して減衰が行われるが、本発明を低圧タービン
装置にも適応させて使用することができることは、当業
者にとっては明白であろう。
【0044】最後に、ダンパ及びシールは、組合わせと
して開示されているが、ダンパ及びシールはそれぞれ単
独で使用可能であることは明らかである。
【0045】本発明を第一、第二及び第三の形態に基づ
いて説明してきたが、この説明は限定的に解釈されるこ
とを意図したものではない。本発明の付加的な実施例と
ともに、本発明の好適実施例の様々な改良は、この説明
を参照すれば当業者にとって明らかとなることと思われ
る。これらの実施例は、本発明の要旨から離れない範囲
にあり、付随する請求の範囲によって詳説されている。
従って、付随する請求の範囲は、本発明の真の範囲内の
このような改良及び実施例を含むことが予想される。
【0046】本発明を要約すると、ガスタービンエンジ
ンのタービンブレードのためのダンパは、本体部分を有
し、更に、二つの隣接するブレードプラットフォームの
径方向内側端と接触せずに動き、ダンパの減衰性能及び
シールへの径方向の支持を強めるために設けられた、少
なくとも一つの延長端を有してもよい。タービンエンジ
ンのための関連するシールは、支持部及びシール部を有
し、更にブレードの止め構成と接合し、隣接プラットフ
ォームの径方向内側面に関して適切な軸方向位置にシー
ルを保持するためのロケータを有してもよい。このシー
ルは、更に、不適切な組立を防止するために、ダンパ及
びシールが互いに不適切な位置に設置された場合にブレ
ードへの取り付けを阻止する突起部を有してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用可能なダンパ及びシール構成を有
するタービンロータブレードの説明図である。
【図2】図1のロータブレードと、ダンパ及びシール構
成の側面図である。
【図3】図1のダンパの平面図である。
【図4】図1のダンパの凹面の説明図である。
【図5】図1のシールの平面図である。
【図6】図1のシールの側面説明図である。
【図7】図1のロータブレード、ダンパ及びシールの設
置前の分離した状態を示した説明図である。
【符号の説明】
10…ロータブレード 22…エアフォイル 28…ブレードプラットフォーム 26…径方向外側面 30…径方向内側面 32…前縁 34…後縁 36,38…プラットフォーム支持部 40…ダンパ 42…シール 44…減衰部 46…移行部 48…シール部 50…本体部分 52…延長端 54…減衰面 55…間隙 56…支持面 58…ナッブ 60…支持部 62…シール部 64…突起部 65…ネック 66…根端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サンフォード イー.ケリー,ザ サード アメリカ合衆国,コネチカット,ヴァーノ ン,ウエストストリート 151 (72)発明者 デイヴィッド ピー.ヒューストン アメリカ合衆国,コネチカット,グラスト ンベリー,バトンボール レイン 8

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジンのタービンロータ
    ブレードに使用する剛性振動ダンパであって、前記ブレ
    ードは、エアフォイル部と、プラットフォームと、ネッ
    クと、根端と、を有し、前記各ブレードの前記プラット
    フォームは、それぞれ、径方向外側面と、前記ブレード
    の前記ネックにより該ブレードの前記根端に接続してい
    る径方向内側面とを有し、前記径方向内側面は、減衰部
    を有するダンパにおいて、 減衰面を有する本体部分を有し、前記本体部分は、隣接
    プラットフォームの径方向内側面の減衰部と接触し、前
    記減衰部に摩擦力を提供するように設けられており、 前記本体部分より軸方向に伸びる少なくとも一つの端部
    を有し、前記端部は、ダンパの重量配分と、前記ブレー
    ドプラットフォームへ前記本体部分によって提供される
    摩擦力と、の均一性を高めるために、隣接プラットフォ
    ームの径方向内側面と接触せずに動くように設けられて
    いることを特徴とするダンパ。
  2. 【請求項2】 タービンブレードのための振動ダンパ及
    びシール装置であって、 前記各ブレードは、エアフォイルと、プラットフォーム
    と、ネックと、根端と、を有し、 前記ブレードの前記プラットフォームは、前記エアフォ
    イルを支持する径方向外側面と、前記ブレードの前記ネ
    ックによって、該ブレードの前記根端に接続している径
    方向内側面と、を有し、 前記径方向内側面は、減衰部と、シール部と、それらの
    間に位置する移行部とを有するダンパ及びシール装置に
    おいて、 弾性シールを有し、前記シールは、支持部より伸びる少
    なくとも一つのシール部を有し、前記少なくとも一つの
    シール部は、隣接するブレードプラットフォームの径方
    向内側面のシール部との組合せによってシールを提供す
    るために設けられており、 剛性ダンパを有し、前記ダンパは、本体部分より伸びる
    少なくとも一つの延長端を有し、前記少なくとも一つの
    延長端と前記本体部分とは、隣接ブレードプラットフォ
    ームの径方向内側面と前記シールの前記支持部との間に
    配置されており、 前記本体部分は、減衰面を有し、前記減衰面は、前記径
    方向内側面の減衰部と接触し、該減衰部に摩擦力を提供
    するために設けられており、 前記少なくとも一つの延長端は、隣接プラットフォーム
    の前記径方向内側面と接触せずに動く長さであり、ダン
    パの重量配分と、前記ブレードプラットフォームへ前記
    本体部分によって提供される摩擦力と、の均一性を高め
    るために設けられており、 前記本体部分と前記少なくとも一つの延長端とは、それ
    ぞれ前記シールの前記支持部と接触し、前記シールを支
    持するために設けられた支持面を有することを特徴とす
    る装置。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも一つの延長端は、軸方向
    に前記ダンパから伸びることを特徴とする請求項2記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも一つの延長端は、先細と
    なっていることを特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一つの延長端は、一対の
    先細端を含み、前記先細端は、前記ダンパより上流フィ
    レットランアウトから下流フィレットランアウトへ向か
    って軸方向に伸びることを特徴とする請求項2記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ダンパの前記支持面は、実質的に平
    面を有することを特徴とする請求項2記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ダンパの前記減衰面及び前記支持面
    は、実質的に平面を有し、前記支持面は、実質的に前記
    減衰面の反対側の面となっていることを特徴とする請求
    項2記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記シールの前記支持部は、ロケータを
    有し、前記ロケータは、前記シールの設置時にブレード
    と接合し、前記シールを適切な軸方向位置に確実に配置
    して保持することを特徴とする請求項2記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記シールの前記支持部は、ノッチを有
    し、前記ノッチは、前記シールの設置時にブレードと接
    合し、前記シールを適切な軸方向位置に確実に配置して
    保持することを特徴とする請求項2記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記シールは、前記支持部から突出す
    る突起部を有し、前記突起部は、前記シールがブレード
    に不適切に設置された場合にブレードへの設置を阻止す
    ることを特徴とする請求項2記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記シールは、前記支持部より突出す
    るタブを有し、前記タブは、前記シールがブレードに不
    適切に設置された場合にブレードへの設置を阻止するこ
    とを特徴とする請求項2記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記シールの前記少なくとも一つのシ
    ール部は、一対のシール部を含み、前記シールの前記支
    持部は、実質的に平面であり、 前記シールは、前記支持部と前記一対のシール部との間
    にそれぞれ弓形の曲りを有することを特徴とする請求項
    2記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記シールは、前記支持部から突出す
    る突起部を有し、前記突起部は、前記シールがブレード
    に不適切に設置された場合にブレードへの設置を阻止す
    ること特徴とする請求項8記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記シールは、前記支持部より突出す
    るタブを有し、前記タブは、前記シールがブレードに不
    適切に設置された場合にブレードへの設置を阻止するこ
    と特徴とする請求項9記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも一つの延長端は、前記
    ダンパより軸方向に伸びることを特徴とする請求項8記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも一つの延長端は、前記
    ダンパより上流フィレットランアウトから下流フィレッ
    トランアウトに向かって軸方向に伸びる一対の延長端を
    含むことを特徴とする請求項8記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記ダンパの前記支持面は、前記ダン
    パの前記減衰面の反対側の面となっており、実質的平面
    を有することを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記シールの前記少なくとも一つのシ
    ール部は、一対のシール部を含み、前記シールの前記支
    持部は実質的に平面であり、前記シールは、前記支持部
    と、前記一対のシール部との間にそれぞれ弓形の曲りを
    有することを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 ガスタービンエンジンのタービンロー
    タのための装置であって、 タービンロータは、ディスクと、複数のブレードと、を
    有し、各ブレードは、エアフォイルと、プラットフォー
    ムと、ネックと、根端と、を有し、 前記ディスクは、軸方向の中心線と、ブレードの根端を
    受けるための複数のカットアウトと、を有し、前記カッ
    トアウトによって、ブレードとディスクは接続され、 前記ブレードの前記プラットフォームは、ぞれぞれエア
    フォイルを支持する径方向外側面と、前記ブレードの前
    記ネックによって、該ブレードの前記根端に接続してい
    る径方向内側面と、を有し、 径方向内側面は、それ自体減衰部と、シール部と、それ
    らの間に位置する移行部と、を有し、前記減衰部は、実
    質的にディスクに面している装置において、 弾性シールを有し、前記シールは、支持部に結合した少
    なくとも一つのシール部を有し、前記少なくとも一つの
    シール部は、隣接するブレードプラットフォームの径方
    向内側面のシール部との組合せによってシールを提供す
    るために設けられており、前記シールは、前記支持部に
    結合した突起部を有し、 剛性ダンパを有し、前記ダンパは、本体部分に結合した
    少なくとも一つの延長端を有し、前記少なくとも一つの
    延長端と前記本体部分とは、隣接ブレードプラットフォ
    ームの径方向内側面と前記シールの前記支持部との間に
    配置されており、 前記本体部分は、減衰面を有し、前記減衰面は、前記径
    方向内側面の減衰部と接触し、該減衰部に摩擦力を提供
    するために設けられており、 前記少なくとも一つの延長端は、隣接プラットフォーム
    の前記径方向内側面との間に間隙を有し、 前記少なくとも一つの延長端は、ダンパの重量配分と前
    記本体部分によって提供される摩擦力とに寄与し、 前記本体部分と前記少なくとも一つの延長端とは、支持
    面を有し、前記支持面は、前記シールの前記支持部と接
    触し、前記シールを支持するために設けられており、前
    記シールの前記突起部は、前記シールがブレードに不適
    切に設置された場合にブレードへの設置を阻止すること
    特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 ガスタービンエンジンのタービンロー
    タのための弾性シールであって、 前記タービンロータは、ディスクと、複数のブレード
    と、を有し、各ブレードは、エアフォイルと、プラット
    フォームと、ネックと、根端と、を有し、 前記ディスクは、軸方向の中心線と、ブレードの根端を
    受けるための複数のカットアウトと、を有し、前記カッ
    トアウトによって、ブレードとディスクは接続され、 前記ブレードの前記プラットフォームは、ぞれぞれエア
    フォイルを支持する径方向外側面と、前記ブレードの前
    記ネックによって、該ブレードの前記根端に接続してい
    る径方向内側面と、を有し、 径方向内側面は、それ自体減衰部を有するシールにおい
    て、 支持部を有し、前記支持部は、前記タービンロータより
    前記シールのための径方向での支持を受けるために設け
    られており、 前記支持部は、ロケータを有し、前記ロケータは、隣接
    ブレードへの設置時に該ブレードと接合して、前記ブレ
    ードの前記プラットフォームの径方向内側面に対して適
    切な軸方向位置に前記シールを確実に配置して保持し、 前記支持部と結合した少なくとも一つのシール部を有
    し、前記シール部は、隣接ブレードプラットフォームの
    径方向内側面のシール部との組合わせによってシールを
    提供するように設けられていることを特徴とするシー
    ル。
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