JPS61132799A - 軸流圧縮機の羽根車 - Google Patents

軸流圧縮機の羽根車

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Publication number
JPS61132799A
JPS61132799A JP25046584A JP25046584A JPS61132799A JP S61132799 A JPS61132799 A JP S61132799A JP 25046584 A JP25046584 A JP 25046584A JP 25046584 A JP25046584 A JP 25046584A JP S61132799 A JPS61132799 A JP S61132799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
sealing member
wire
compressor
axial flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25046584A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanari Okamura
岡村 隆成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25046584A priority Critical patent/JPS61132799A/ja
Publication of JPS61132799A publication Critical patent/JPS61132799A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はガスタービン等に好適な軸流圧縮機の羽根単に
係り、特に漏洩気流を防止するようにした軸流圧縮機羽
根車の改良に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来のガスタービンの圧縮機ロータ構造には、ディスク
積層式、ディスク溶接式、ドラム式、焼ばめ式など種々
方式がある。またロータに動翼を支持する方式として、
主にアキシャル・エントリ方式とタンジエンシャル方式
の2つの方法がある。
この内、タンジエンシャル方式は上記ロータ構造の種々
方式に対しても採用でき、広い適用範囲を持つ方式で、
第3図にその例を示す。動翼1はディスク4に周設され
た溝3に植込部2をはめ込んで固定さばている。各ディ
スク4は相互にタイボルト5によって締め付けられ、圧
縮機ロータを構成する。一方、動翼1と組み合せて段落
を形成する静j17はケーシング6に植皮されている。
圧縮機ロータはタービンロータと直結され、タービン内
での燃焼ガスの熱落差による仕事の一部により駆動され
る。圧縮機はロータの回動力によって、大気からの空気
を吸込み、各段落で徐々にこれを昇圧して燃焼器に供給
する、。
第4図に動翼1が支持されたディスク4の先端部分の詳
細を示す。6111は内8と一体に形成されたプラット
フォーム9と植込部2の主要部から成り、ディスク4の
先端部の溝3に形成された肩部20に植込部2の張出部
21が係合して支持されている。しかして回転によって
動翼1に作用する遠心力はディスク4に周設された溝3
の肩部20で保持される。動翼1をディスク4の113
に組み込む方法としては、通常、ディスクの溝3の肩部
20の一部を切り欠き、この切り欠き部に動翼1の植込
部2を半径方向からプラットフォーム9の底部がディス
ク4の肩部20上面にあたるまで差し込んで、動翼1を
円周方向に回し込んでいくのが通常である。プラットフ
オーム9底部とディスク4との間の間隙11は動翼1の
上記組み込みや製作時の加工精度上から必ず必要となる
ものである。第5図に動翼1の軸方向から見た植込み状
態を示す。通常、植込部2の円周方向の幅はプラットフ
ォーム9の幅の約1/2に取られる。そのため、l翼1
の植込部2同志の間には空間12が生じる。動!j11
の遠心応力を受は持つには、植込部の幅はこの程度で充
分であり、この幅を広げると植込部の重量を増加させ、
ディスクの肩部20に過大な応力を生じさせることにな
り、好ましくない。
ところで、ガスタービンの性能は圧縮機の効率に大きく
左右されることはよく知られている。そのため、圧縮機
の効率向上に努力が払われているが、効率低下の原因の
一つとして、段落でのバイパス流れがある。これは第4
図に符号13で示したように動翼1の出口で昇圧された
空気がプラットフォーム9の底部と@3の肩部20との
間隙11を通り、更に植込部空間を通り、動翼入口側の
空気流れに混入するもので、動翼全数についてこのよう
な流れが生じると圧縮機の効率は著しく低下することと
なる。かかるバイパス流れを防止する方法の一つとして
、第6図に示すように、プラットフォーム9の底面にプ
ラズマ溶射14を施して間隙を埋め込み、バイパス流れ
を阻止する方策が取られる場合がある。しかしながら、
この方法は効果は大きいが、多数の動翼について施行す
るため、多大なコストを要することになる。また、プラ
ズマ溶射14を施した面でフレッティングを生ずること
があり、信頼性に欠けるという不都合があった。
[発明の目的] この発明は上記の点に鑑みなされたもので、動翼植込部
でのバイパス流れを比較的簡単な構造によって防止し、
圧縮機の効率向上を計った軸流圧縮機の羽根車を提供す
ることを目的とする。
[発明の概要] 本発明は、翼と一体に形成されたプラットフォームおよ
び植込部を有するamであって植込部に張出部が形成さ
れているものを、ディスクの先端部に周設され両側にせ
り出した肩部を有する溝に前記張出部が前記肩部と係合
するよう嵌装されて形成された軸流圧縮機の羽根車にお
いて、前記張出部の上面にシール部材を周設し、羽根車
回転時に該シール部材が翼下面ないし前記プラットフォ
ーム下面に当接するようにしたことを特徴とする軸流圧
縮機の羽根車である。シール部材としては、例えばワイ
ヤ、チューブ或いはシールプレート等を適用することが
でき、これらをディスクの張出部に周設するには、張出
部に切欠溝を周設し該切欠溝に上記シール部材を係止さ
せるのがよい。
かかる構成により、羽根車の下流側から上流側へ向うバ
イパス流れは有効に防止されるほか、上記シール部材は
動翼の緩衝材としても作用し振動を緩和するという効果
を奏する。
[発明の実施例] 本発明の一実施例を第1図および第2図を用いて説明す
る。なお、以下の説明において既に説明したのと同一部
分を示す場合には同一符号を附すこととする。
第1図においてディスク4の先端部に周設された溝3に
形成された張出部2oの上面には、切欠溝30が周設さ
れこの切欠溝30にワイヤ31がディスク4の全周にわ
たって係止されている。他方、l1lJ11の下面のワ
イヤ31と当接する部位は、ワイヤ31との接触が均一
となるよう円周加工が施されている。
第2図を用いて上記切欠溝とワイヤについてさらに詳述
すると、切欠溝30の入口幅はワイヤ31の直径よりも
若干大きく形成され、ワイヤ31はこの切欠溝30と動
翼1の下面にはさまれた空間で可動に係止されている。
しかも欠切溝30はワイヤ31の半径よりも深い深さを
有する。
かかる構成において、羽根車回転時にはワイヤ3.1に
遠心力50が作用しワイヤ31はディスク4の半径方向
外側に押し拡げられ、切欠溝30に係止されつつ第2図
に示したように持上がり、しかして動翼1の下面の点3
2に当接して押圧される。また、このとき羽根車の回転
に併って羽根車下流側Aにおける圧力は、同上流側已に
おける圧力よりも高くなっているから、この差圧51が
作用することによりワイヤ31は上流側に押され切欠溝
3oの点33に当接し押圧される。
こうして動翼1の植込部2とディスク4の溝3との間に
生じる間隙11は、ワイヤ31により閉成され、羽根車
の下流側から上流側へ向かうバイパス流は完全にしゃ断
されることとなる。
さらにこのときワイヤ31には遠心力50および差圧5
1が作用しているがワイヤ31自体は可動であるから、
動翼1に生じる振動に対しては緩衝材として作用すると
いう効果も奏する。
なお本実施例においてはシール部材としてワイヤを用い
たが、これに代えてチューブ或いはその他のシール用プ
レート等を用いることができるのはいうまでもない。ま
た、シール部材は必ずしも本実施例におけるように羽根
車の下流側に設ける必要はなく、上流側であっても差支
えない。上流及び下流側の両方に設けるとより一層確実
で完全なシールを期待することができる。
[発明の効果] 以上のとおり、本発明は動翼下面とディスク先端部の間
に形成される間隙にシール部材を周設するものであるか
ら、本発明によれば該間隙を流れるバイパス流れを有効
に防止することができ、圧縮機の効率向上をはかること
ができる。また同時に動翼の振動を緩和することができ
るという効果も奏し、本発明は実用的にも極めて優れた
ものであるということができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図は羽根車の断面図、第2図は第1図の一部拡大図、
第3図ないし第6図は従来の軸流圧縮機を示す図で、第
3図は圧縮機の軸方向断面図、第4図および第5図は羽
根車の断面図、第6図は従来のシール方法を示した断面
図である。 1・・・動翼、2・・・植込部、3・・・溝、4・・・
ディスク、9・・・プラットフォーム、20・・・肩部
、21・・・張出部、30・・−切欠溝、31・・・ワ
イヤ代理人 弁理士 則近憲佑(ほか1名)第1図 第2図 ! 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)翼と一体に形成されたプラットフォームおよび植
    込部を有する動翼であって植込部に張出部が形成されて
    いるものを、ディスクの先端部に周設され両側にせり出
    した肩部を有する溝に前記張出部が前記肩部と係合する
    よう嵌装されて形成された軸流圧縮機の羽根車において
    、前記張出部の上面にシール部材を周設し、羽根車回転
    時に該シール部材が翼下面に当接するようにしたことを
    特徴とする軸流圧縮機の羽根車。
  2. (2)シール部材をワイヤとし、上記張出部上面に切欠
    溝を周設して該切欠溝に前記ワイヤを係止させた特許請
    求の範囲第1項記載の軸流圧縮機の羽根車。
JP25046584A 1984-11-29 1984-11-29 軸流圧縮機の羽根車 Pending JPS61132799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25046584A JPS61132799A (ja) 1984-11-29 1984-11-29 軸流圧縮機の羽根車

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JP25046584A JPS61132799A (ja) 1984-11-29 1984-11-29 軸流圧縮機の羽根車

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JPS61132799A true JPS61132799A (ja) 1986-06-20

Family

ID=17208273

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JP25046584A Pending JPS61132799A (ja) 1984-11-29 1984-11-29 軸流圧縮機の羽根車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211777A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Snecma タービンエンジンのロータホイール

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