JPH1081386A - 円盤状情報記録媒体収納体およびそれを具備した冊子体 - Google Patents
円盤状情報記録媒体収納体およびそれを具備した冊子体Info
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- JPH1081386A JPH1081386A JP23600796A JP23600796A JPH1081386A JP H1081386 A JPH1081386 A JP H1081386A JP 23600796 A JP23600796 A JP 23600796A JP 23600796 A JP23600796 A JP 23600796A JP H1081386 A JPH1081386 A JP H1081386A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】円盤状情報記録媒体の信号読取り面には傷が付
かず、円盤状情報記録媒体の視認情報が全て確認でき、
極めて安価で薄肉の円盤状情報記録媒体収納体およびそ
れを綴じ込んだ冊子体又は貼着した冊子体を提供する。 【解決手段】円盤状情報記録媒体を収納した収納体にお
いて、不織布と熱融着可能な透明プラスチックフィルム
を、少なくとも周囲3方を熱融着すると共に出し入れ口
を設けた円盤状情報記録媒体収納体である。また、上記
に加え、任意の少なくとも1方向に余白部を設け、該余
白部の周囲を熱融着した円盤状情報記録媒体収納体であ
る。また、上記に、透明プラスチックフィルムの切断に
より構成される出し入れ口を設けるもの、前記出し入れ
口に貼着部材を設けたもの、並びに上記の円盤状情報記
録媒体収納体を綴じた冊子体及び円盤状情報記録媒体収
納体を貼着した冊子体である。
かず、円盤状情報記録媒体の視認情報が全て確認でき、
極めて安価で薄肉の円盤状情報記録媒体収納体およびそ
れを綴じ込んだ冊子体又は貼着した冊子体を提供する。 【解決手段】円盤状情報記録媒体を収納した収納体にお
いて、不織布と熱融着可能な透明プラスチックフィルム
を、少なくとも周囲3方を熱融着すると共に出し入れ口
を設けた円盤状情報記録媒体収納体である。また、上記
に加え、任意の少なくとも1方向に余白部を設け、該余
白部の周囲を熱融着した円盤状情報記録媒体収納体であ
る。また、上記に、透明プラスチックフィルムの切断に
より構成される出し入れ口を設けるもの、前記出し入れ
口に貼着部材を設けたもの、並びに上記の円盤状情報記
録媒体収納体を綴じた冊子体及び円盤状情報記録媒体収
納体を貼着した冊子体である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状情報記録媒
体を収納した収納体およびそれを備えた冊子体に係り、
円盤状情報記録媒体を確実に収納保護し得るようにした
極めて安価で軽量かつ薄肉の円盤状情報記録媒体収納体
とそれを本、雑誌、カタログ、パンフレット等の冊子体
に綴じ込んだ又は貼着した冊子体に関するものである。
体を収納した収納体およびそれを備えた冊子体に係り、
円盤状情報記録媒体を確実に収納保護し得るようにした
極めて安価で軽量かつ薄肉の円盤状情報記録媒体収納体
とそれを本、雑誌、カタログ、パンフレット等の冊子体
に綴じ込んだ又は貼着した冊子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円盤状情報記録媒体と総称されるもの
は、CD−DAをはじめとして、CD−ROM、CD−
I、CD−G、CDV、フォトCD、カラオケCD、ビ
デオCD、CD−IVD、DVD等の規格フォーマット
が存在するが、形状はいずれも同じであり、信号面は外
部に露出しておらず、通常はポリカーボネートまたはア
クリル樹脂等の保護層により表面が覆われており、再生
時には素材面側からレーザー光にて信号の読取りを行う
ことから、ディスク表面に、僅かな損傷があったり、塵
埃が付着したりしていても、それらはアウトフォーカス
になるので、信号再生には影響がないとされている。
は、CD−DAをはじめとして、CD−ROM、CD−
I、CD−G、CDV、フォトCD、カラオケCD、ビ
デオCD、CD−IVD、DVD等の規格フォーマット
が存在するが、形状はいずれも同じであり、信号面は外
部に露出しておらず、通常はポリカーボネートまたはア
クリル樹脂等の保護層により表面が覆われており、再生
時には素材面側からレーザー光にて信号の読取りを行う
ことから、ディスク表面に、僅かな損傷があったり、塵
埃が付着したりしていても、それらはアウトフォーカス
になるので、信号再生には影響がないとされている。
【0003】以前はCD−DAに代表されるプラスチッ
ク製の頑丈な収納ケースに収納され販売されてきたが、
近年のパーソナルコンピュータの普及に伴い、ソフトを
記憶したCD−ROM、CD−I等を収納し、雑誌等に
添付することが増えてきた。例えば、厚手のボール紙の
間に挟むような構造で収納するものが市販されている。
しかし、これらは剛性があるので雑誌等に綴じ込むと、
雑誌を読む時、頁が捲りにくいという欠点があった。ま
た、収納した円盤状情報記録媒体が見えないので、円盤
状情報記録媒体が取り出せない程度の貫通する穴を設け
たり、手間がかかる加工をしていた。
ク製の頑丈な収納ケースに収納され販売されてきたが、
近年のパーソナルコンピュータの普及に伴い、ソフトを
記憶したCD−ROM、CD−I等を収納し、雑誌等に
添付することが増えてきた。例えば、厚手のボール紙の
間に挟むような構造で収納するものが市販されている。
しかし、これらは剛性があるので雑誌等に綴じ込むと、
雑誌を読む時、頁が捲りにくいという欠点があった。ま
た、収納した円盤状情報記録媒体が見えないので、円盤
状情報記録媒体が取り出せない程度の貫通する穴を設け
たり、手間がかかる加工をしていた。
【0004】また、ディスクホルダーとしては、実願平
2−56189号にあるように、熱可塑性樹脂の表裏シ
ートにより偏平な袋状に形成されたホルダー本体と、そ
の表裏シート間に内装された表裏の不織布とからなり、
表裏の両不織布はホルダー本体の袋部周縁における表裏
シートの融着部において表裏シートと固着されてなるこ
とを特徴とするディスクホルダーが開示されている。こ
れは、ディスクホルダーとしてプラスチック製の頑丈な
収納ケースよりは柔軟性があるが、やはりディスクが見
えないという欠点を有していた。また、これは、冊子体
に綴じ込むとか貼着するということは全く考慮されてな
いものであった。
2−56189号にあるように、熱可塑性樹脂の表裏シ
ートにより偏平な袋状に形成されたホルダー本体と、そ
の表裏シート間に内装された表裏の不織布とからなり、
表裏の両不織布はホルダー本体の袋部周縁における表裏
シートの融着部において表裏シートと固着されてなるこ
とを特徴とするディスクホルダーが開示されている。こ
れは、ディスクホルダーとしてプラスチック製の頑丈な
収納ケースよりは柔軟性があるが、やはりディスクが見
えないという欠点を有していた。また、これは、冊子体
に綴じ込むとか貼着するということは全く考慮されてな
いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
点を解決すべく、円盤状情報記録媒体の信号読取り面に
は傷が付かず、円盤状情報記録媒体の視認情報が全て確
認でき、極めて安価で薄肉の円盤状情報記録媒体収納体
およびそれを綴じ込んだ冊子体又は貼着した冊子体を提
供することを課題とする。
点を解決すべく、円盤状情報記録媒体の信号読取り面に
は傷が付かず、円盤状情報記録媒体の視認情報が全て確
認でき、極めて安価で薄肉の円盤状情報記録媒体収納体
およびそれを綴じ込んだ冊子体又は貼着した冊子体を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、円盤状情報記録媒体を収納した
収納体において、不織布と熱融着可能な透明プラスチッ
クフィルムを、少なくとも周囲3方を熱融着すると共に
出し入れ口を設けたことを特徴とする円盤状情報記録媒
体収納体である。このような構成とすることにより、最
もシンプルな構成であり、信号の読取りを行う素材面側
(通常円盤状情報記録媒体の下面)は不織布で保護し、
円盤状情報記録媒体上面側は透明なプラスチックフィル
ムとすることで、円盤状情報記録媒体のタイトル、内容
等の視認情報が明確に見ることができる。また、不織布
と透明プラスチックフィルムを熱融着して貼着すること
により、確実に貼着できると共に、適度の剛性も確保で
きる。接着剤で同様な剛性を持たせようとすると、接着
剤の膜厚を厚くすることとなるため、接着性が低下し、
接着層自身が破断する等のトラブルが生じるおそれがあ
る。
に、請求項1の発明は、円盤状情報記録媒体を収納した
収納体において、不織布と熱融着可能な透明プラスチッ
クフィルムを、少なくとも周囲3方を熱融着すると共に
出し入れ口を設けたことを特徴とする円盤状情報記録媒
体収納体である。このような構成とすることにより、最
もシンプルな構成であり、信号の読取りを行う素材面側
(通常円盤状情報記録媒体の下面)は不織布で保護し、
円盤状情報記録媒体上面側は透明なプラスチックフィル
ムとすることで、円盤状情報記録媒体のタイトル、内容
等の視認情報が明確に見ることができる。また、不織布
と透明プラスチックフィルムを熱融着して貼着すること
により、確実に貼着できると共に、適度の剛性も確保で
きる。接着剤で同様な剛性を持たせようとすると、接着
剤の膜厚を厚くすることとなるため、接着性が低下し、
接着層自身が破断する等のトラブルが生じるおそれがあ
る。
【0007】請求項2の発明は、円盤状情報記録媒体を
収納した収納体において、不織布と熱融着可能な透明プ
ラスチックフィルムを、少なくとも周囲3方を熱融着す
ると共に出し入れ口を設け、かつ、任意の少なくとも1
方向に余白部を設け、該余白部の周囲を熱融着したこと
を特徴とする円盤状情報記録媒体収納体である。請求項
1に加え、任意の少なくとも1方向に余白を設け、該余
白部の周囲を熱融着したので、適度の剛性を持ち、収納
体のサイズを目的に応じて調整可能とした。また、本、
雑誌等に綴じ込む場合は、綴じ代方向に余白を設けるこ
とにより、本、雑誌が開き易くなる。また、本、雑誌の
中に貼着する場合は、円盤状情報記録媒体部分以外の余
白部分で貼着することにより、接着を確実にするため圧
をかけることが可能になる。
収納した収納体において、不織布と熱融着可能な透明プ
ラスチックフィルムを、少なくとも周囲3方を熱融着す
ると共に出し入れ口を設け、かつ、任意の少なくとも1
方向に余白部を設け、該余白部の周囲を熱融着したこと
を特徴とする円盤状情報記録媒体収納体である。請求項
1に加え、任意の少なくとも1方向に余白を設け、該余
白部の周囲を熱融着したので、適度の剛性を持ち、収納
体のサイズを目的に応じて調整可能とした。また、本、
雑誌等に綴じ込む場合は、綴じ代方向に余白を設けるこ
とにより、本、雑誌が開き易くなる。また、本、雑誌の
中に貼着する場合は、円盤状情報記録媒体部分以外の余
白部分で貼着することにより、接着を確実にするため圧
をかけることが可能になる。
【0008】請求項3の発明は、前記出し入れ口が前記
熱融着可能な透明プラスチックフィルムの切断により構
成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の円盤状情報記録媒体収納体である。円盤状情報記録媒
体の出し入れ口を、収納する円盤状情報記録媒体の直径
より大きい長さで透明プラスチックフィルムを切断する
ことにより設けるので、容易に製造できる。前記出し入
れ口を、収納している円盤状情報記録媒体にかかる位置
に設けると、出し入れに多少やりにくい面があるが、円
盤状情報記録媒体が落下等しにくいという特徴がある。
また、前記出し入れ口を収納している円盤状情報記録媒
体の部分から外して設けると、出し入れし易いが落下等
する場合がある。
熱融着可能な透明プラスチックフィルムの切断により構
成されることを特徴とする請求項1または請求項2記載
の円盤状情報記録媒体収納体である。円盤状情報記録媒
体の出し入れ口を、収納する円盤状情報記録媒体の直径
より大きい長さで透明プラスチックフィルムを切断する
ことにより設けるので、容易に製造できる。前記出し入
れ口を、収納している円盤状情報記録媒体にかかる位置
に設けると、出し入れに多少やりにくい面があるが、円
盤状情報記録媒体が落下等しにくいという特徴がある。
また、前記出し入れ口を収納している円盤状情報記録媒
体の部分から外して設けると、出し入れし易いが落下等
する場合がある。
【0009】請求項4の発明は、前記出し入れ口にシー
ルまたはセロファンテープ等の貼着部材を設けたことを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載
の円盤状情報記録媒体収納体である。透明プラスチック
フィルムの切断により設けた円盤状情報記録媒体の出し
入れ口に、貼着部材を貼ることにより、円盤状情報記録
媒体の落下防止および販売展示中の盗難等の防止効果が
生じる。さらには、前記貼着部材に一度開封すると開封
した証拠が残り、修復困難な貼着部材等を用いることも
できる。
ルまたはセロファンテープ等の貼着部材を設けたことを
特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載
の円盤状情報記録媒体収納体である。透明プラスチック
フィルムの切断により設けた円盤状情報記録媒体の出し
入れ口に、貼着部材を貼ることにより、円盤状情報記録
媒体の落下防止および販売展示中の盗難等の防止効果が
生じる。さらには、前記貼着部材に一度開封すると開封
した証拠が残り、修復困難な貼着部材等を用いることも
できる。
【0010】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれか一つに記載の円盤状情報記録媒体収納体を綴
じた冊子体である。余白を本、雑誌の綴じ代となる方向
に形成した円盤状情報記録媒体収納体を、無線綴じ又は
平綴じの製本方式で他の本文となる折丁と一緒に綴じ、
円盤状情報記録媒体収納体を綴じ込んだ冊子とする。こ
のような構成とすることにより、適度の剛性があるの
で、厚紙で円盤状情報記録媒体を収納し綴じ込んだもの
より、本が開きやすく、円盤状情報記録媒体の視認情報
も全て見ることができる。
のいずれか一つに記載の円盤状情報記録媒体収納体を綴
じた冊子体である。余白を本、雑誌の綴じ代となる方向
に形成した円盤状情報記録媒体収納体を、無線綴じ又は
平綴じの製本方式で他の本文となる折丁と一緒に綴じ、
円盤状情報記録媒体収納体を綴じ込んだ冊子とする。こ
のような構成とすることにより、適度の剛性があるの
で、厚紙で円盤状情報記録媒体を収納し綴じ込んだもの
より、本が開きやすく、円盤状情報記録媒体の視認情報
も全て見ることができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項5において、前
記円盤状情報記録媒体収納体の綴じられる辺部の熱融着
された部分の幅が、製本工程で切り取られる寸法より大
きいことを特徴とする冊子体である。これは、特に無線
綴じの場合に、本文の折丁を複数重ねて、接着剤(ホッ
トメルト)で固めるのであるが、個々の折丁は何頁かが
折られて作られるので、接着剤を塗布する前に切断され
個々の頁のエッジが出るようにされ、さらに接着剤が良
く着くようにサンドペーパーのようなもので凹凸が形成
される。本発明の円盤状情報記録媒体収納体を一緒に製
本すると、該円盤状情報記録媒体収納体の綴じ代部も切
断されるが、熱融着された部分の幅を製本で切り取られ
る寸法より大きくしておくことにより、熱融着部で接着
剤が着き、不織布と透明プラスチックフィルムの間に接
着剤が入ることを防止できる。さらに、熱融着部以外で
切断したときは、不織布と透明プラスチックフィルムが
各々独立して綴じられることとなり、不織布側から千切
れるおそれが高まる。
記円盤状情報記録媒体収納体の綴じられる辺部の熱融着
された部分の幅が、製本工程で切り取られる寸法より大
きいことを特徴とする冊子体である。これは、特に無線
綴じの場合に、本文の折丁を複数重ねて、接着剤(ホッ
トメルト)で固めるのであるが、個々の折丁は何頁かが
折られて作られるので、接着剤を塗布する前に切断され
個々の頁のエッジが出るようにされ、さらに接着剤が良
く着くようにサンドペーパーのようなもので凹凸が形成
される。本発明の円盤状情報記録媒体収納体を一緒に製
本すると、該円盤状情報記録媒体収納体の綴じ代部も切
断されるが、熱融着された部分の幅を製本で切り取られ
る寸法より大きくしておくことにより、熱融着部で接着
剤が着き、不織布と透明プラスチックフィルムの間に接
着剤が入ることを防止できる。さらに、熱融着部以外で
切断したときは、不織布と透明プラスチックフィルムが
各々独立して綴じられることとなり、不織布側から千切
れるおそれが高まる。
【0012】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項4
のいずれか一つに記載の円盤状情報記録媒体収納体の不
織布面を貼着した冊子体である。本発明の円盤状情報記
録媒体収納体を本、雑誌、カタログ、パンフレット等に
貼着する場合に、貼着面が不織布であるので、プラスチ
ックフィルムと比較して、接着し易く不透明であるので
接着剤の部分が見えない。また、表面は透明フィルムで
あるので、視認情報が全て明瞭に見える。
のいずれか一つに記載の円盤状情報記録媒体収納体の不
織布面を貼着した冊子体である。本発明の円盤状情報記
録媒体収納体を本、雑誌、カタログ、パンフレット等に
貼着する場合に、貼着面が不織布であるので、プラスチ
ックフィルムと比較して、接着し易く不透明であるので
接着剤の部分が見えない。また、表面は透明フィルムで
あるので、視認情報が全て明瞭に見える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て詳細に説明する。図1は本発明の円盤状情報記録媒体
収納体1に円盤状情報記録媒体2を収納した状態の平面
図及び正面図及び右側面図及び左側面図の4面図であ
る。該円盤状情報記録媒体収納体1は、基本的には透明
プラスチックフィルム4と不織布5の2層構造であり、
少なくとも円盤状情報記録媒体2の3方を熱融着部3で
熱融着して、透明プラスチックフィルム4と不織布5を
貼着している。また、熱融着していない部分を出し入れ
口6とした。熱融着部3はエッジ部ぎりぎりまでの方が
好ましいが、必ずしもこれに限定するものではない。熱
融着部3の幅については、熱融着を確実にするため2m
m以上が好ましい。
て詳細に説明する。図1は本発明の円盤状情報記録媒体
収納体1に円盤状情報記録媒体2を収納した状態の平面
図及び正面図及び右側面図及び左側面図の4面図であ
る。該円盤状情報記録媒体収納体1は、基本的には透明
プラスチックフィルム4と不織布5の2層構造であり、
少なくとも円盤状情報記録媒体2の3方を熱融着部3で
熱融着して、透明プラスチックフィルム4と不織布5を
貼着している。また、熱融着していない部分を出し入れ
口6とした。熱融着部3はエッジ部ぎりぎりまでの方が
好ましいが、必ずしもこれに限定するものではない。熱
融着部3の幅については、熱融着を確実にするため2m
m以上が好ましい。
【0014】図2は図1の変形であり、円盤状情報記録
媒体収納体1の収納部の形状を下部円弧状に変えたもの
である。このように熱融着部3の形状は目的を達成でき
る範囲で任意に選択可能である。
媒体収納体1の収納部の形状を下部円弧状に変えたもの
である。このように熱融着部3の形状は目的を達成でき
る範囲で任意に選択可能である。
【0015】図3は左方向に余白部を設けたものであ
る。本、雑誌等に綴じ込む場合には、この余白部分で綴
じると、読者が該本、雑誌等を見るとき捲り易くなる効
果を有する。
る。本、雑誌等に綴じ込む場合には、この余白部分で綴
じると、読者が該本、雑誌等を見るとき捲り易くなる効
果を有する。
【0016】図4は円盤状情報記録媒体2の4方を熱融
着部3で囲み、出し入れ口6は円盤状情報記録媒体2に
少しかかる位置で上側の透明プラスチックフィルム4を
切断して設けられている。このような位置に出し入れ口
6を設けることにより、図4で上部が下になっても円盤
状情報記録媒体2は出し入れ口6より飛び出すことが防
止できる。反面、人が取り出すときにやや取り出しにく
くなる。また、これも左方向に余白部を設け、該余白部
の周囲に熱融着部3を形成している。さらに、左端の熱
融着部3は他の融着部3より融着幅を広くしてある。こ
れにより、無線綴じ製本を行う場合に端部が切断される
切断工程において、切断の許容誤差が大きくなり、より
安定した作業ができる。
着部3で囲み、出し入れ口6は円盤状情報記録媒体2に
少しかかる位置で上側の透明プラスチックフィルム4を
切断して設けられている。このような位置に出し入れ口
6を設けることにより、図4で上部が下になっても円盤
状情報記録媒体2は出し入れ口6より飛び出すことが防
止できる。反面、人が取り出すときにやや取り出しにく
くなる。また、これも左方向に余白部を設け、該余白部
の周囲に熱融着部3を形成している。さらに、左端の熱
融着部3は他の融着部3より融着幅を広くしてある。こ
れにより、無線綴じ製本を行う場合に端部が切断される
切断工程において、切断の許容誤差が大きくなり、より
安定した作業ができる。
【0017】図5は円盤状情報記録媒体2の3方に熱融
着部3を設け、周囲4方に余白を設けて該余白の周囲を
熱融着し、熱融着部3としたものである。出し入れ口6
は円盤状情報記録媒体2にかからない部分で、透明プラ
スチックフィルム4を切断して形成した。この位置に透
明プラスチックフィルム4の切断により出し入れ口6を
形成すると、人が円盤状情報記録媒体2を取り出し易い
が、該取り出し口6を下にしたとき、円盤状情報記録媒
体2が外部にスベリ落ちる可能性がある。
着部3を設け、周囲4方に余白を設けて該余白の周囲を
熱融着し、熱融着部3としたものである。出し入れ口6
は円盤状情報記録媒体2にかからない部分で、透明プラ
スチックフィルム4を切断して形成した。この位置に透
明プラスチックフィルム4の切断により出し入れ口6を
形成すると、人が円盤状情報記録媒体2を取り出し易い
が、該取り出し口6を下にしたとき、円盤状情報記録媒
体2が外部にスベリ落ちる可能性がある。
【0018】図6は円盤状情報記録媒体2の4方(全
周)を熱融着し、熱融着部3を野球のホームベース型に
形成したものである。出し入れ口6は円盤状情報記録媒
体2に多少かかる位置に、透明プラスチックフィルム4
を切断し設けた。さらに、4方に余白部を設け、該余白
部の周囲を熱融着し熱融着部3を形成した。
周)を熱融着し、熱融着部3を野球のホームベース型に
形成したものである。出し入れ口6は円盤状情報記録媒
体2に多少かかる位置に、透明プラスチックフィルム4
を切断し設けた。さらに、4方に余白部を設け、該余白
部の周囲を熱融着し熱融着部3を形成した。
【0019】図7、図8はそれぞれ図5、図6に対応す
るもので、余白部に剛性を増すために熱融着部3を形成
したものである。このように熱融着3は必要に応じて幅
を広くしたり、余白部に任意の方向、形状で、任意の数
設けることができる。
るもので、余白部に剛性を増すために熱融着部3を形成
したものである。このように熱融着3は必要に応じて幅
を広くしたり、余白部に任意の方向、形状で、任意の数
設けることができる。
【0020】図9は図5の円盤状情報記録媒体収納体1
の出し入れ口6を貼着部材7としてセロファンテープで
接着封止したものである。このようにすることにより、
円盤状情報記録媒体2が、出し入れ口6から落下したり
することを防止できる。また、展示販売中に盗難等に遭
いにくくする。
の出し入れ口6を貼着部材7としてセロファンテープで
接着封止したものである。このようにすることにより、
円盤状情報記録媒体2が、出し入れ口6から落下したり
することを防止できる。また、展示販売中に盗難等に遭
いにくくする。
【0021】図10は図6の円盤状情報記録媒体収納体
1の出し入れ口6を貼着部材7としてシールで接着封止
したものである。貼着部材7として、例ではセロファン
テープ、シールを挙げたが、透明プラスチックフィルム
の切断された出し入れ口6を接着して封止可能なものな
ら使用できる。また、貼着部材7として、一度剥がすと
剥がしたことが明確に判り、元に戻らないタイプのもを
用いると、何処で紛失したか等が容易に判る。
1の出し入れ口6を貼着部材7としてシールで接着封止
したものである。貼着部材7として、例ではセロファン
テープ、シールを挙げたが、透明プラスチックフィルム
の切断された出し入れ口6を接着して封止可能なものな
ら使用できる。また、貼着部材7として、一度剥がすと
剥がしたことが明確に判り、元に戻らないタイプのもを
用いると、何処で紛失したか等が容易に判る。
【0022】図11は図5のタイプのもので、左方向の
余白の熱融着部3を左端より少し内側に設けたものであ
る。図12は図11のA−A断面説明図である。これに
より左端部は透明プラスチックフィルム4と不織布5の
2枚が離れた状態になる。この形態も本発明の範囲に属
するが、この端部を本、雑誌に綴じ込もうとすると2枚
がぺらぺらの状態なので製本機のくわえ爪で引っ張りに
くいので、好ましくない。
余白の熱融着部3を左端より少し内側に設けたものであ
る。図12は図11のA−A断面説明図である。これに
より左端部は透明プラスチックフィルム4と不織布5の
2枚が離れた状態になる。この形態も本発明の範囲に属
するが、この端部を本、雑誌に綴じ込もうとすると2枚
がぺらぺらの状態なので製本機のくわえ爪で引っ張りに
くいので、好ましくない。
【0023】図13は図5のタイプのもので、左方向の
余白の熱融着部3を左端より少し内側に設けたものであ
り、その左側には透明プラスチックフィルム4のみが飛
び出している。図14は図13のB−B断面説明図であ
る。透明プラスチックフィルム4の厚さにもよるが、1
枚では腰が弱くなる傾向にあり、この部分を製本におけ
る綴じ込み部分とすることは好ましくない。しかし、こ
の形態も本発明の範囲に属する。
余白の熱融着部3を左端より少し内側に設けたものであ
り、その左側には透明プラスチックフィルム4のみが飛
び出している。図14は図13のB−B断面説明図であ
る。透明プラスチックフィルム4の厚さにもよるが、1
枚では腰が弱くなる傾向にあり、この部分を製本におけ
る綴じ込み部分とすることは好ましくない。しかし、こ
の形態も本発明の範囲に属する。
【0024】図15は図5のタイプのもので、左方向の
余白の熱融着部3を左端より少し内側に設けたものであ
り、その左側には不織布5のみが飛び出している。図1
6は図15のC−C断面説明図である。不織布5の厚さ
にもよるが、1枚では腰が弱くなる傾向にあり、この部
分を製本における綴じ込み部分とすることは好ましくな
い。しかし、この形態も本発明の範囲に属する。図11
〜図16までは、左方のみについて述べたが、少なくと
も任意の1方向にあっても同様本発明の範囲である。
余白の熱融着部3を左端より少し内側に設けたものであ
り、その左側には不織布5のみが飛び出している。図1
6は図15のC−C断面説明図である。不織布5の厚さ
にもよるが、1枚では腰が弱くなる傾向にあり、この部
分を製本における綴じ込み部分とすることは好ましくな
い。しかし、この形態も本発明の範囲に属する。図11
〜図16までは、左方のみについて述べたが、少なくと
も任意の1方向にあっても同様本発明の範囲である。
【0025】図17は無線綴じ本8の中央付近に円盤状
情報記録媒体収納体1を綴じ込んだ状態を示す説明図で
ある。複数の折丁と円盤状情報記録媒体収納体1を無線
綴じ製本機にかけ、該複数の折丁と円盤状情報記録媒体
収納体1とを重ねて、折丁の背部と円盤状情報記録媒体
収納体1の綴じられる端部をカットされサンダーで傷を
着ける(製本用語でガリを入れるという)。そのガリを
入れられた部分に接着剤(ホットメルト)を塗布し表紙
を接着する。図17で10が接着剤である。円盤状情報
記録媒体収納体1の綴じられる部分は、製本機で接着さ
れる端部が切断されても熱融着部3が残っていることが
望ましい。
情報記録媒体収納体1を綴じ込んだ状態を示す説明図で
ある。複数の折丁と円盤状情報記録媒体収納体1を無線
綴じ製本機にかけ、該複数の折丁と円盤状情報記録媒体
収納体1とを重ねて、折丁の背部と円盤状情報記録媒体
収納体1の綴じられる端部をカットされサンダーで傷を
着ける(製本用語でガリを入れるという)。そのガリを
入れられた部分に接着剤(ホットメルト)を塗布し表紙
を接着する。図17で10が接着剤である。円盤状情報
記録媒体収納体1の綴じられる部分は、製本機で接着さ
れる端部が切断されても熱融着部3が残っていることが
望ましい。
【0026】図18は円盤状情報記録媒体収納体1を同
様に、表紙9の次の頁に綴じ込んだ例を示すものであ
る。このように綴じ込む位置に限定されるものではな
い。
様に、表紙9の次の頁に綴じ込んだ例を示すものであ
る。このように綴じ込む位置に限定されるものではな
い。
【0027】図19は円盤状情報記録媒体収納体1を中
綴じ本の中央付近に貼着した状態を示す説明図である。
接着面が紙と不織布となるので、透明プラスチックフィ
ルムと紙より接着がし易い。また、不織布は不透明であ
るので接着剤の接着跡等が見えず良好である。この例の
円盤状情報記録媒体収納体1は一番シンプルなタイプで
出し入れ口6が上方にあるので貼着部剤7としてシール
を裏面の不織布と表面の透明プラスチックフィルムに跨
がって貼着した。
綴じ本の中央付近に貼着した状態を示す説明図である。
接着面が紙と不織布となるので、透明プラスチックフィ
ルムと紙より接着がし易い。また、不織布は不透明であ
るので接着剤の接着跡等が見えず良好である。この例の
円盤状情報記録媒体収納体1は一番シンプルなタイプで
出し入れ口6が上方にあるので貼着部剤7としてシール
を裏面の不織布と表面の透明プラスチックフィルムに跨
がって貼着した。
【0028】図20は無線綴じ本8の表紙9の裏面に、
図9に示した円盤状情報記録媒体収納体1を貼着した状
態の説明図である。このように、円盤状情報記録媒体収
納体1を貼着する場所は本のどの部分でもよい。
図9に示した円盤状情報記録媒体収納体1を貼着した状
態の説明図である。このように、円盤状情報記録媒体収
納体1を貼着する場所は本のどの部分でもよい。
【0029】図21は3つ折りのパンフレット12の中
央の頁に円盤状情報記録媒体収納体1を貼着した状態の
説明図である。貼着する場所は特に限定されるものでは
なく、右頁でも左頁でもかまわない。
央の頁に円盤状情報記録媒体収納体1を貼着した状態の
説明図である。貼着する場所は特に限定されるものでは
なく、右頁でも左頁でもかまわない。
【0030】ここで、透明プラスチックフィルムとして
は、ポリ塩化ビニールシート、ポリエチレンシート、ポ
リエチレンテレフタレートシート、ポリカーボネートシ
ート、ポリアクリルシート等が挙げられるが、特に限定
されるものではなく、本発明の目的に合えばよい。例示
した中ではポリ塩化ビニールシート、ポリエチレンシー
ト等が好ましい。不織布としては市販のものが使用でき
る。
は、ポリ塩化ビニールシート、ポリエチレンシート、ポ
リエチレンテレフタレートシート、ポリカーボネートシ
ート、ポリアクリルシート等が挙げられるが、特に限定
されるものではなく、本発明の目的に合えばよい。例示
した中ではポリ塩化ビニールシート、ポリエチレンシー
ト等が好ましい。不織布としては市販のものが使用でき
る。
【0031】
<実施例1>図1に示す形態の円盤状情報記録媒体収納
体を製造した。厚さ100μmの軟質ポリ塩化ビニール
フィルムシートと厚さ500μmの不織布を用意して、
図1の熱融着部と等しい金型を有する熱融着機でプレス
して製造した。その円盤状情報記録媒体収納体にデジタ
ルオーディオの8cm径のディスクを収納し、上端の出
し入れ口をセロファンテープで貼着した。
体を製造した。厚さ100μmの軟質ポリ塩化ビニール
フィルムシートと厚さ500μmの不織布を用意して、
図1の熱融着部と等しい金型を有する熱融着機でプレス
して製造した。その円盤状情報記録媒体収納体にデジタ
ルオーディオの8cm径のディスクを収納し、上端の出
し入れ口をセロファンテープで貼着した。
【0032】<実施例2>図4に示す形態の円盤状情報
記録媒体収納体を製造した。厚さ150μmのポリエチ
レンフィルムシートと厚さ600μmの不織布を用意し
て、図4の熱融着部と等しい金型を有する熱融着機でプ
レスして製造した。該円盤状情報記録媒体収納体を無線
綴じ製本機を用いて、図18図のように表紙の次の頁に
綴じ込んだ。綴じ込まれる部分が熱融着部となり、製本
工程でのトラブルも無く製本が完了した。
記録媒体収納体を製造した。厚さ150μmのポリエチ
レンフィルムシートと厚さ600μmの不織布を用意し
て、図4の熱融着部と等しい金型を有する熱融着機でプ
レスして製造した。該円盤状情報記録媒体収納体を無線
綴じ製本機を用いて、図18図のように表紙の次の頁に
綴じ込んだ。綴じ込まれる部分が熱融着部となり、製本
工程でのトラブルも無く製本が完了した。
【0033】<実施例3>図21に示す円盤状情報記録
媒体収納体を製造し、3つ折りのパンフレットの中央の
頁に貼着した。円盤状情報記録媒体収納体は厚さ100
μmの軟質ポリ塩化ビニールフィルムシートと厚さ50
0μmの不織布を用意して、図の熱融着部と同じ形状の
金型で熱プレスして製造した。
媒体収納体を製造し、3つ折りのパンフレットの中央の
頁に貼着した。円盤状情報記録媒体収納体は厚さ100
μmの軟質ポリ塩化ビニールフィルムシートと厚さ50
0μmの不織布を用意して、図の熱融着部と同じ形状の
金型で熱プレスして製造した。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、最もシンプルな構成
であり、信号の読取りを行う素材面側(通常円盤状情報
記録媒体の下面)は不織布で保護し、円盤状情報記録媒
体上面側は透明なプラスチックフィルムとすることで、
円盤状情報記録媒体のタイトル、内容等の視認情報が明
確に見ることができる。また、不織布と透明プラスチッ
クフィルムを熱融着して貼着することにより、確実に貼
着できると共に、適度の剛性も確保できる。
であり、信号の読取りを行う素材面側(通常円盤状情報
記録媒体の下面)は不織布で保護し、円盤状情報記録媒
体上面側は透明なプラスチックフィルムとすることで、
円盤状情報記録媒体のタイトル、内容等の視認情報が明
確に見ることができる。また、不織布と透明プラスチッ
クフィルムを熱融着して貼着することにより、確実に貼
着できると共に、適度の剛性も確保できる。
【0035】請求項2の発明は、請求項1に加え、任意
の少なくとも1方向に余白を設け、該余白部の周囲を熱
融着したので、適度の剛性を持ち、収納体のサイズを目
的に応じて調整可能とした。また、本、雑誌等に綴じ込
む場合は、綴じ代方向に余白を設けることにより、本、
雑誌が開き易くなる。また、本、雑誌の中に貼着する場
合は、円盤状情報記録媒体部分以外の余白部分で貼着す
ることにより、接着を確実にするため圧をかけることが
可能になる。
の少なくとも1方向に余白を設け、該余白部の周囲を熱
融着したので、適度の剛性を持ち、収納体のサイズを目
的に応じて調整可能とした。また、本、雑誌等に綴じ込
む場合は、綴じ代方向に余白を設けることにより、本、
雑誌が開き易くなる。また、本、雑誌の中に貼着する場
合は、円盤状情報記録媒体部分以外の余白部分で貼着す
ることにより、接着を確実にするため圧をかけることが
可能になる。
【0036】請求項3の発明は、円盤状情報記録媒体の
出し入れ口を、収納する円盤状情報記録媒体の直径より
大きい長さで透明プラスチックフィルムを切断すること
により設けるので、容易に製造できる。
出し入れ口を、収納する円盤状情報記録媒体の直径より
大きい長さで透明プラスチックフィルムを切断すること
により設けるので、容易に製造できる。
【0037】請求項4の発明は、透明プラスチックフィ
ルムの切断により設けた円盤状情報記録媒体の出し入れ
口に、貼着部材を貼ることにより、円盤状情報記録媒体
の落下防止および販売展示中の盗難等の防止効果が生じ
る。さらには、前記貼着部材に一度開封すると開封した
証拠が残り、修復困難な貼着部材等を用いることもでき
る。
ルムの切断により設けた円盤状情報記録媒体の出し入れ
口に、貼着部材を貼ることにより、円盤状情報記録媒体
の落下防止および販売展示中の盗難等の防止効果が生じ
る。さらには、前記貼着部材に一度開封すると開封した
証拠が残り、修復困難な貼着部材等を用いることもでき
る。
【0038】請求項5の発明は、余白を本、雑誌の綴じ
代となる方向に形成した円盤状情報記録媒体収納体を、
無線綴じ又は平綴じの製本方式で他の本文となる折丁と
一緒に綴じ、円盤状情報記録媒体収納体を綴じ込んだ冊
子とする。このような構成とすることにより、適度の剛
性があるので、厚紙で円盤状情報記録媒体を収納し綴じ
込んだものより、本が開きやすく、円盤状情報記録媒体
の視認情報も全て見ることができる。
代となる方向に形成した円盤状情報記録媒体収納体を、
無線綴じ又は平綴じの製本方式で他の本文となる折丁と
一緒に綴じ、円盤状情報記録媒体収納体を綴じ込んだ冊
子とする。このような構成とすることにより、適度の剛
性があるので、厚紙で円盤状情報記録媒体を収納し綴じ
込んだものより、本が開きやすく、円盤状情報記録媒体
の視認情報も全て見ることができる。
【0039】請求項6の発明は、請求項5において、円
盤状情報記録媒体収納体を一緒に製本すると、該円盤状
情報記録媒体収納体の綴じ代部も切断されるが、熱融着
された部分の幅を製本で切り取られる寸法より大きくし
ておくことにより、熱融着部で接着剤が着き強度が出
る。
盤状情報記録媒体収納体を一緒に製本すると、該円盤状
情報記録媒体収納体の綴じ代部も切断されるが、熱融着
された部分の幅を製本で切り取られる寸法より大きくし
ておくことにより、熱融着部で接着剤が着き強度が出
る。
【0040】請求項7の発明は、本発明の円盤状情報記
録媒体収納体を本、雑誌、カタログ、パンフレット等に
貼着する場合に、貼着面が不織布であるので、プラスチ
ックフィルムと比較して、接着し易く不透明であるので
接着剤の部分が見えない。また、表面は透明フィルムで
あるので、視認情報が全て明瞭に見えるという効果があ
る。
録媒体収納体を本、雑誌、カタログ、パンフレット等に
貼着する場合に、貼着面が不織布であるので、プラスチ
ックフィルムと比較して、接着し易く不透明であるので
接着剤の部分が見えない。また、表面は透明フィルムで
あるので、視認情報が全て明瞭に見えるという効果があ
る。
【図1】本発明の一実施の形態を示す円盤状情報記録媒
体収納体の平面図、正面図、右側面図、左側面図であ
る。
体収納体の平面図、正面図、右側面図、左側面図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図6】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図9】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図11】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図12】図11のA−A断面説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図14】図13のB−B断面説明図である。
【図15】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図16】図15のC−C断面説明図である。
【図17】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図18】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図19】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図20】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
【図21】本発明の一実施の形態を説明する説明図であ
る。
る。
1…円盤状情報記録媒体収納体 2…円盤状情報記録媒
体 3…熱融着部 4…透明プラスチックフィルム 5
…不織布 6…出し入れ口 7…貼着部剤 8…無線綴
じ本 9…表紙 10…接着剤 11…中綴じ本 12
…パンフレット
体 3…熱融着部 4…透明プラスチックフィルム 5
…不織布 6…出し入れ口 7…貼着部剤 8…無線綴
じ本 9…表紙 10…接着剤 11…中綴じ本 12
…パンフレット
Claims (7)
- 【請求項1】円盤状情報記録媒体を収納した収納体にお
いて、不織布と熱融着可能な透明プラスチックフィルム
を、少なくとも周囲3方を熱融着すると共に出し入れ口
を設けたことを特徴とする円盤状情報記録媒体収納体。 - 【請求項2】円盤状情報記録媒体を収納した収納体にお
いて、不織布と熱融着可能な透明プラスチックフィルム
を、少なくとも周囲3方を熱融着すると共に出し入れ口
を設け、かつ、任意の少なくとも1方向に余白部を設
け、該余白部の周囲を熱融着したことを特徴とする円盤
状情報記録媒体収納体。 - 【請求項3】前記出し入れ口が前記熱融着可能な透明プ
ラスチックフィルムの切断により構成されることを特徴
とする請求項1または請求項2記載の円盤状情報記録媒
体収納体。 - 【請求項4】前記出し入れ口にシールまたはセロファン
テープ等の貼着部材を設けたことを特徴とする請求項1
乃至請求項3のいずれか一つに記載の円盤状情報記録媒
体収納体。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記
載の円盤状情報記録媒体収納体を綴じた冊子体。 - 【請求項6】請求項5において、前記円盤状情報記録媒
体収納体の綴じられる辺部の熱融着された部分の幅が、
製本工程で切り取られる寸法より大きいことを特徴とす
る冊子体。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記
載の円盤状情報記録媒体収納体の不織布面を貼着した冊
子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23600796A JPH1081386A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 円盤状情報記録媒体収納体およびそれを具備した冊子体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23600796A JPH1081386A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 円盤状情報記録媒体収納体およびそれを具備した冊子体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081386A true JPH1081386A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=16994414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23600796A Pending JPH1081386A (ja) | 1996-09-06 | 1996-09-06 | 円盤状情報記録媒体収納体およびそれを具備した冊子体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1081386A (ja) |
-
1996
- 1996-09-06 JP JP23600796A patent/JPH1081386A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |