JPH1080924A - 樹脂モールドリード部品 - Google Patents
樹脂モールドリード部品Info
- Publication number
- JPH1080924A JPH1080924A JP8237585A JP23758596A JPH1080924A JP H1080924 A JPH1080924 A JP H1080924A JP 8237585 A JP8237585 A JP 8237585A JP 23758596 A JP23758596 A JP 23758596A JP H1080924 A JPH1080924 A JP H1080924A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- lead
- pins
- template
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 56
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 56
- 238000000465 moulding Methods 0.000 title claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 26
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 18
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 18
- 239000010703 silicon Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 241000981595 Zoysia japonica Species 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000013618 particulate matter Substances 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/71—Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
- H01L21/768—Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
- H01R43/24—Assembling by moulding on contact members
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/0002—Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Micromachines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子部品のソケット等の実装方法に関し、特
に端子用のリードピンが、低コストかつ簡単なプロセス
で狭ピッチ、高精度に配列させてある、樹脂モールドリ
ード部品の製造方法を提案することを目的とする。 【解決手段】 電子部品のソケット等の端子用のリード
ピンの配列方法において、異方性エッチング法によりV
形溝3を形成したシリコン製ピン配列テンプレート1の
V形溝3にリードピン2を配列させる。リードピン2を
配列後、モールド樹脂(A)4およびモールド樹脂
(B)6で固める。このような方法で、リードピン2を
配列させることにより、低コストかつ簡単なプロセス
で、狭ピッチ、高精度にリードピンが配列された、樹脂
モールドリード部品を形成することができる。
に端子用のリードピンが、低コストかつ簡単なプロセス
で狭ピッチ、高精度に配列させてある、樹脂モールドリ
ード部品の製造方法を提案することを目的とする。 【解決手段】 電子部品のソケット等の端子用のリード
ピンの配列方法において、異方性エッチング法によりV
形溝3を形成したシリコン製ピン配列テンプレート1の
V形溝3にリードピン2を配列させる。リードピン2を
配列後、モールド樹脂(A)4およびモールド樹脂
(B)6で固める。このような方法で、リードピン2を
配列させることにより、低コストかつ簡単なプロセス
で、狭ピッチ、高精度にリードピンが配列された、樹脂
モールドリード部品を形成することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品のソケッ
ト等の実装方法に関し、特に端子用のリードピンが配列
されている樹脂モールドリード部品の製造方法に関す
る。
ト等の実装方法に関し、特に端子用のリードピンが配列
されている樹脂モールドリード部品の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、樹脂モールドリード部品とし
て、樹脂タイバーリードの製造方法を、図5および図6
を用いて説明する。図5に示すように、リード配列金型
(A)14およびリード配列金型(B)15は、ステン
レス等から成り、リードピン2が配列できるような溝1
6を設けてある。リードピン2を溝16に設置し、リー
ド配列金型(A)14およびリード配列金型(B)15
で、リードピン2を挟み込むようにして、配列を行う。
次に図6に示すように、ステンレス等から成る固定治具
17により、リードピン2の一方を固定し、張力をかけ
ながら、モールド樹脂18で固める。次いで、リードピ
ン2を切断し、モールド樹脂18の部分を切り離して、
工程が完了し、図7に示す樹脂タイバーリード19を得
る。このようにして得られる樹脂タイバーリード19
は、図7のようなリードピン配列が1列のものの他に、
複数列のものがある。これらは、電子部品または電子部
品を搭載した回路基板等の電極部へ接続し、マザーボー
ド等へ搭載するために、広く使用されている。
て、樹脂タイバーリードの製造方法を、図5および図6
を用いて説明する。図5に示すように、リード配列金型
(A)14およびリード配列金型(B)15は、ステン
レス等から成り、リードピン2が配列できるような溝1
6を設けてある。リードピン2を溝16に設置し、リー
ド配列金型(A)14およびリード配列金型(B)15
で、リードピン2を挟み込むようにして、配列を行う。
次に図6に示すように、ステンレス等から成る固定治具
17により、リードピン2の一方を固定し、張力をかけ
ながら、モールド樹脂18で固める。次いで、リードピ
ン2を切断し、モールド樹脂18の部分を切り離して、
工程が完了し、図7に示す樹脂タイバーリード19を得
る。このようにして得られる樹脂タイバーリード19
は、図7のようなリードピン配列が1列のものの他に、
複数列のものがある。これらは、電子部品または電子部
品を搭載した回路基板等の電極部へ接続し、マザーボー
ド等へ搭載するために、広く使用されている。
【0003】図8は、他の従来例として、プリンタヘッ
ドを示す図である。プリンタヘッドとして、特表平7−
502218号公報記載の、粒状物質の離散凝集物の生
成装置を示す。テーパー状の端部を有するように形成さ
れた導電性ボディ20と、導電性供給管21は電気的に
接続されている。ボディ20のテーパー状の端部におい
て、供給管21は、頂面上に小さな曲率半径を有する尖
点を有している。この尖点をイジェクト点22と称す
る。供給管21の他端部は、インク等の粒子を含む液体
の定圧供給システム23に接続されている。過剰なイン
ク等は、除去流路24に指向する。除去流路24は、外
部抽出システム25に接続されている。ボディ20に
は、電圧26を印加することができ、従って、供給管2
1に電圧を印加することができる。インク等は供給シス
テム23より供給され、イジェクト点22に向かって、
供給管21を通過する。発生する電界は、イジェクト点
22で最大となるので、インク等はイジェクト点22か
ら垂直の方向にイジェクトされ、記録媒体13に印字さ
れる。図9は、イジェクト点22を複数設けた場合の平
面図である。ボディ20およびボディ20の先端から突
出したブレード27は電気的に接続されている。ボディ
20には絶縁材料28で分離された導電部29が形成さ
れている。同様にブレード27には絶縁材料30で分離
された導電部31が形成されている。導電部31はブレ
ード27の端部で、絶縁材料30から突出し、その各々
はイジェクト点22になるようにしてある。
ドを示す図である。プリンタヘッドとして、特表平7−
502218号公報記載の、粒状物質の離散凝集物の生
成装置を示す。テーパー状の端部を有するように形成さ
れた導電性ボディ20と、導電性供給管21は電気的に
接続されている。ボディ20のテーパー状の端部におい
て、供給管21は、頂面上に小さな曲率半径を有する尖
点を有している。この尖点をイジェクト点22と称す
る。供給管21の他端部は、インク等の粒子を含む液体
の定圧供給システム23に接続されている。過剰なイン
ク等は、除去流路24に指向する。除去流路24は、外
部抽出システム25に接続されている。ボディ20に
は、電圧26を印加することができ、従って、供給管2
1に電圧を印加することができる。インク等は供給シス
テム23より供給され、イジェクト点22に向かって、
供給管21を通過する。発生する電界は、イジェクト点
22で最大となるので、インク等はイジェクト点22か
ら垂直の方向にイジェクトされ、記録媒体13に印字さ
れる。図9は、イジェクト点22を複数設けた場合の平
面図である。ボディ20およびボディ20の先端から突
出したブレード27は電気的に接続されている。ボディ
20には絶縁材料28で分離された導電部29が形成さ
れている。同様にブレード27には絶縁材料30で分離
された導電部31が形成されている。導電部31はブレ
ード27の端部で、絶縁材料30から突出し、その各々
はイジェクト点22になるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の樹脂モール
ドリード部品では、樹脂タイバーリードの場合、その製
造で用いるテンプレートの溝部は機械加工やレーザー等
で形成しなければならない。このような方法では、例え
ば100μm 程度あるいはそれ以下のファインピッチ加
工を行おうとする場合、ドリル等の治具の寸法精度、加
工精度、加工制御技術等が十分でないため、均一形状の
溝を形成するのは困難であった。溝の深さや溝の幅が不
均一であったりすると、ピン配列時に、位置ずれ等の不
良が発生する確率が高くなる。リード配列用テンプレー
トの加工性から、ピッチ1mm程度が限界で、更に狭ピッ
チのものは困難である。また、溝を1本ずつ形成するた
め、時間とコストがかかるという問題があった。従っ
て、形成された樹脂モールドリード部品のリードピッチ
は100μm 以上となり、100μm 以下のファインピ
ッチを実現するのは困難であった。
ドリード部品では、樹脂タイバーリードの場合、その製
造で用いるテンプレートの溝部は機械加工やレーザー等
で形成しなければならない。このような方法では、例え
ば100μm 程度あるいはそれ以下のファインピッチ加
工を行おうとする場合、ドリル等の治具の寸法精度、加
工精度、加工制御技術等が十分でないため、均一形状の
溝を形成するのは困難であった。溝の深さや溝の幅が不
均一であったりすると、ピン配列時に、位置ずれ等の不
良が発生する確率が高くなる。リード配列用テンプレー
トの加工性から、ピッチ1mm程度が限界で、更に狭ピッ
チのものは困難である。また、溝を1本ずつ形成するた
め、時間とコストがかかるという問題があった。従っ
て、形成された樹脂モールドリード部品のリードピッチ
は100μm 以上となり、100μm 以下のファインピ
ッチを実現するのは困難であった。
【0005】また、プリンターヘッドの従来例では、印
字ドットのサイズを小さくし、高解像度にするために
は、イジェクト点をファインピッチに多ピン化する必要
がある。そのためには、導電部を露光・現像によりパタ
ーニングすることが必要になり、工程が複雑で、コスト
が高くなるという問題があった。
字ドットのサイズを小さくし、高解像度にするために
は、イジェクト点をファインピッチに多ピン化する必要
がある。そのためには、導電部を露光・現像によりパタ
ーニングすることが必要になり、工程が複雑で、コスト
が高くなるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の樹脂モールドリ
ード部品は、平行に狭ピッチに形成されたV形溝を有す
るテンプレートを用い、前記V形溝にピンを配列させた
後、前記テンプレート上でモールド樹脂によってピンを
固定する工程より製造されたもの、もしくはさらにこの
後に、リードピンの露出する部分に樹脂をモールドして
製造されたものである。ここで、特に異方性エッチング
技術により、V形状の溝を設けたシリコン基板をリード
ピン配列用テンプレートとすると、シリコンの異方性エ
ッチング技術を用いることができるため、100μm 以
下の狭ピッチで多数の溝が必要な場合でも、均一形状の
溝が、高寸法精度で、容易に一括で多量に形成できる。
このようにして形成したピン配列用テンプレートを用い
るので、リードピンを容易に狭ピッチ、高精度に配列さ
せることができる。
ード部品は、平行に狭ピッチに形成されたV形溝を有す
るテンプレートを用い、前記V形溝にピンを配列させた
後、前記テンプレート上でモールド樹脂によってピンを
固定する工程より製造されたもの、もしくはさらにこの
後に、リードピンの露出する部分に樹脂をモールドして
製造されたものである。ここで、特に異方性エッチング
技術により、V形状の溝を設けたシリコン基板をリード
ピン配列用テンプレートとすると、シリコンの異方性エ
ッチング技術を用いることができるため、100μm 以
下の狭ピッチで多数の溝が必要な場合でも、均一形状の
溝が、高寸法精度で、容易に一括で多量に形成できる。
このようにして形成したピン配列用テンプレートを用い
るので、リードピンを容易に狭ピッチ、高精度に配列さ
せることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0008】
(実施例1)図1(a),(b),(c),(d)に、
樹脂モールドリード部品の製造方法を示す。まずシリコ
ン基板に、異方性エッチング技術を利用することによ
り、リードピン2を配列させるピッチとなるようにV形
溝3を形成する。
樹脂モールドリード部品の製造方法を示す。まずシリコ
ン基板に、異方性エッチング技術を利用することによ
り、リードピン2を配列させるピッチとなるようにV形
溝3を形成する。
【0009】図1(a)に示すように、シリコン製ピン
配列テンプレート1のV形溝3にリードピン2を配列さ
せる。リードピン2は、湾曲していないことが望まし
い。このとき振動機等を用いれば、効率良く配列させる
ことができる。リードピン2を配列後は、図1(b)に
示すようにモールド樹脂(A)4で固め、シリコン製ピ
ン配列テンプレート1を取り除き、図1(c)に示すよ
うな樹脂モールドリード部品(A)5を得る。このと
き、シリコン製ピン配列テンプレート1に、あらかじめ
離型剤等を塗布しておけば、容易に取り除くことができ
る。必要な場合は、図1(d)に示すように、裏面もモ
ールド樹脂(B)6で覆い固め、樹脂モールドリード部
品(B)7とする。
配列テンプレート1のV形溝3にリードピン2を配列さ
せる。リードピン2は、湾曲していないことが望まし
い。このとき振動機等を用いれば、効率良く配列させる
ことができる。リードピン2を配列後は、図1(b)に
示すようにモールド樹脂(A)4で固め、シリコン製ピ
ン配列テンプレート1を取り除き、図1(c)に示すよ
うな樹脂モールドリード部品(A)5を得る。このと
き、シリコン製ピン配列テンプレート1に、あらかじめ
離型剤等を塗布しておけば、容易に取り除くことができ
る。必要な場合は、図1(d)に示すように、裏面もモ
ールド樹脂(B)6で覆い固め、樹脂モールドリード部
品(B)7とする。
【0010】以上のような方法で行えば、リードピン2
を100μm 以下の狭ピッチ、高精度に配列させること
ができ、多ピン狭ピッチ化に対応できる。また、シリコ
ン製ピン配列テンプレート1は容易に作製できるので、
低コスト化が図れる。
を100μm 以下の狭ピッチ、高精度に配列させること
ができ、多ピン狭ピッチ化に対応できる。また、シリコ
ン製ピン配列テンプレート1は容易に作製できるので、
低コスト化が図れる。
【0011】(実施例2)図2は、本発明の実施例2の
樹脂モールドリード部品の製造方法によるアレイ配列樹
脂モールドリード部品8である。実施例1と同様にシリ
コン製ピン配列テンプレート1のV形溝3に、振動機等
を用いてリードピン2を配列させる。リードピン2を配
列後は、図1(b)に示すようにモールド樹脂(A)4
で固め、シリコン製ピン配列テンプレート1を取り除
き、図1(c)に示すような樹脂モールドリード部品
(A)5となる。必要な場合は、図1(d)に示すよう
に、裏面も樹脂で覆い固め、樹脂モールドリード部品
(B)7とする。このような樹脂モールドリード部品
(B)7を複数個作製し、正確に位置合わせして複数個
を重ね合わせて接着すれば、図2に示すようなアレイ配
列樹脂モールドリード部品8が得られる。このとき、隣
接するリードピン2のピッチを揃えるため、樹脂モール
ドリード部品(B)7はあらかじめ必要な厚さに研磨し
ておくとよい。
樹脂モールドリード部品の製造方法によるアレイ配列樹
脂モールドリード部品8である。実施例1と同様にシリ
コン製ピン配列テンプレート1のV形溝3に、振動機等
を用いてリードピン2を配列させる。リードピン2を配
列後は、図1(b)に示すようにモールド樹脂(A)4
で固め、シリコン製ピン配列テンプレート1を取り除
き、図1(c)に示すような樹脂モールドリード部品
(A)5となる。必要な場合は、図1(d)に示すよう
に、裏面も樹脂で覆い固め、樹脂モールドリード部品
(B)7とする。このような樹脂モールドリード部品
(B)7を複数個作製し、正確に位置合わせして複数個
を重ね合わせて接着すれば、図2に示すようなアレイ配
列樹脂モールドリード部品8が得られる。このとき、隣
接するリードピン2のピッチを揃えるため、樹脂モール
ドリード部品(B)7はあらかじめ必要な厚さに研磨し
ておくとよい。
【0012】以上のような方法で行えば、リードピン2
を100μm 以下の狭ピッチ、高精度かつアレイ状に配
列させた、アレイ配列樹脂モールドリード部品8を簡単
なプロセスで得ることができる。
を100μm 以下の狭ピッチ、高精度かつアレイ状に配
列させた、アレイ配列樹脂モールドリード部品8を簡単
なプロセスで得ることができる。
【0013】(実施例3)図3(a)は、本発明の実施
例3として、プリンタヘッド用樹脂モールドリード部品
9を示す平面図である。また、図3(b)は図3(a)
のA−A’断面図である。実施例1と同様にシリコン製
ピン配列テンプレート1のV形溝3に、振動機等を用い
てリードピン2を配列させる。リードピン2を配列後
は、図1(b)に示すようにモールド樹脂(A)4で固
め、シリコン製ピン配列テンプレート1を取り除き、図
1(c)に示すような樹脂モールドリード部品(A)5
となる。更に、図1(d)に示すように、裏面も樹脂で
覆い固め、樹脂モールドリード部品(B)7とする。こ
のようにして得られた樹脂モールドリード部品(B)7
のリードピン2の先端を、インクが流れやすくなるよう
な形状に、研磨等により加工し、図3(a)および
(b)に示すプリンタヘッド用樹脂モールドリード部品
9を得る。図4は、プリンタヘッド用樹脂モールドリー
ド部品9を、実際にプリンタヘッドとして機能させる場
合の動作を示す構造断面図である。インク10は、カバ
ー11とプリンタヘッド用樹脂モールド部品9のモール
ド樹脂(A)4との間を流れる。インク10は、リード
ピン2の先端まで流れ出し、対向電極12との間に、電
圧を印加することにより、インク10が噴射され、記録
媒体13に印字される。
例3として、プリンタヘッド用樹脂モールドリード部品
9を示す平面図である。また、図3(b)は図3(a)
のA−A’断面図である。実施例1と同様にシリコン製
ピン配列テンプレート1のV形溝3に、振動機等を用い
てリードピン2を配列させる。リードピン2を配列後
は、図1(b)に示すようにモールド樹脂(A)4で固
め、シリコン製ピン配列テンプレート1を取り除き、図
1(c)に示すような樹脂モールドリード部品(A)5
となる。更に、図1(d)に示すように、裏面も樹脂で
覆い固め、樹脂モールドリード部品(B)7とする。こ
のようにして得られた樹脂モールドリード部品(B)7
のリードピン2の先端を、インクが流れやすくなるよう
な形状に、研磨等により加工し、図3(a)および
(b)に示すプリンタヘッド用樹脂モールドリード部品
9を得る。図4は、プリンタヘッド用樹脂モールドリー
ド部品9を、実際にプリンタヘッドとして機能させる場
合の動作を示す構造断面図である。インク10は、カバ
ー11とプリンタヘッド用樹脂モールド部品9のモール
ド樹脂(A)4との間を流れる。インク10は、リード
ピン2の先端まで流れ出し、対向電極12との間に、電
圧を印加することにより、インク10が噴射され、記録
媒体13に印字される。
【0014】以上のような方法で行えば、リードピン2
が100μm 以下の狭ピッチに高精度に配列された、プ
リンタヘッド用樹脂モールドリード部品9を、低コスト
で簡単なプロセスで得ることができる。
が100μm 以下の狭ピッチに高精度に配列された、プ
リンタヘッド用樹脂モールドリード部品9を、低コスト
で簡単なプロセスで得ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、異方性エ
ッチング技術により形成したシリコン製ピン配列テンプ
レートを用いるため、リードピンを100μm 以下の狭
ピッチに、高精度に配列させることができる。また、プ
ロセスが簡単であり、シリコン製ピン配列テンプレート
は、シリコンウェーハに異方性エッチング技術を用いて
V型溝を形成することにより、容易に作製可能であるの
で、リードピッチが100μm 以下の狭ピッチである樹
脂モールドリード部品が、簡単なプロセスで低コストに
作製できる。
ッチング技術により形成したシリコン製ピン配列テンプ
レートを用いるため、リードピンを100μm 以下の狭
ピッチに、高精度に配列させることができる。また、プ
ロセスが簡単であり、シリコン製ピン配列テンプレート
は、シリコンウェーハに異方性エッチング技術を用いて
V型溝を形成することにより、容易に作製可能であるの
で、リードピッチが100μm 以下の狭ピッチである樹
脂モールドリード部品が、簡単なプロセスで低コストに
作製できる。
【図1】本発明の実施例1の樹脂モールドリード部品の
製造方法を示す斜視図である。
製造方法を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例2のリードピンの配列方法によ
るアレイ配列樹脂モールドリード部品を示す斜視図であ
る。
るアレイ配列樹脂モールドリード部品を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例3のプリンタヘッド用樹脂モー
ルドリード部品を示す平面図及び断面図である。
ルドリード部品を示す平面図及び断面図である。
【図4】本発明の実施例3のプリンタヘッド用樹脂モー
ルドリード部品を用いたプリンタヘッドの断面図であ
る。
ルドリード部品を用いたプリンタヘッドの断面図であ
る。
【図5】従来技術を示すリードピンの配列方法の断面図
である。
である。
【図6】従来技術を示すリードピンの配列方法の斜視図
である。
である。
【図7】従来技術を示すリードピンの配列方法による樹
脂タイバーリードの斜視図である。
脂タイバーリードの斜視図である。
【図8】従来技術を示すプリンタヘッドの断面図であ
る。
る。
【図9】従来技術を示すプリンタヘッドの平面図であ
る。
る。
1 シリコン製ピン配列テンプレート 2 リードピン 3 V形溝 4 モールド樹脂(A) 5 樹脂モールドリード部品(A) 6 モールド樹脂(B) 7 樹脂モールドリード部品(B) 8 アレイ配列樹脂モールドリード部品 9 プリンタヘッド用樹脂モールドリード部品 10 インク 11 カバー 12 対向電極 13 記録媒体 14 リード配列金型(A) 15 リード配列金型(B) 19 樹脂タイバーリード 20 導電性ボディ 21 導電性供給管 22 イジェクト点 23 定圧供給システム 24 除去流路 25 外部抽出システム 26 電圧 27 ブレード 28 絶縁材料 29 導電部 30 絶縁材料 31 導電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 勇三 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】平行に狭ピッチに形成されたV形溝を有す
るテンプレートを用い、前記V形溝にピンを配列させた
後、前記テンプレート上でモールド樹脂によってピンを
固定する工程より製造されたものであることを特徴とす
る樹脂モールドリード部品。 - 【請求項2】ピンを固定してテンプレートを取り外した
後、リードピンの露出する部分に樹脂をモールドして製
造されたものであることを特徴とする請求項1記載の樹
脂モールドリード部品。 - 【請求項3】ピンを固定した後にモールド樹脂部分を研
磨したものであることを特徴とする請求項1または2記
載の樹脂モールドリード部品。 - 【請求項4】前記テンプレートが異方性エッチング技術
を用いて100μm ピッチ以下で平行に形成されたV形
溝を有するシリコン製テンプレートであることを特徴と
する請求項1ないし3のいずれかに記載の樹脂モールド
リード部品。 - 【請求項5】前記テンプレートのV形溝形成面に離型剤
が塗布されていることを特徴とする請求項1ないし4の
いずれかに記載の樹脂モールドリード部品。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8237585A JP2933024B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 樹脂モールドリード部品 |
DE69709812T DE69709812T2 (de) | 1996-09-09 | 1997-09-08 | Herstellungsverfahren eines Kunststoffspritzgussbauteils mit Anschlüssen |
EP97115544A EP0831564B1 (en) | 1996-09-09 | 1997-09-08 | Fabrication method of plasticmolded lead component |
KR1019970046748A KR100258541B1 (ko) | 1996-09-09 | 1997-09-09 | 플라스틱 성형된 리드 소자의 제조 방법 |
US08/925,724 US6096259A (en) | 1996-09-09 | 1997-09-09 | Fabrication method of plastic-molded lead component |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8237585A JP2933024B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 樹脂モールドリード部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080924A true JPH1080924A (ja) | 1998-03-31 |
JP2933024B2 JP2933024B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=17017507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8237585A Expired - Lifetime JP2933024B2 (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 樹脂モールドリード部品 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6096259A (ja) |
EP (1) | EP0831564B1 (ja) |
JP (1) | JP2933024B2 (ja) |
KR (1) | KR100258541B1 (ja) |
DE (1) | DE69709812T2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3322857B2 (ja) | 1999-11-30 | 2002-09-09 | モルデック株式会社 | レセプタクルコネクタのインサート成形方法 |
WO2011066478A1 (en) | 2009-11-26 | 2011-06-03 | National Ict Australia Limited (Nicta) | Forming feedthroughs for hermetically sealed housings using two-material powder injection molding |
JP5654379B2 (ja) | 2010-03-03 | 2015-01-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気配線を備えた電子機器 |
WO2016116716A1 (fr) * | 2015-01-22 | 2016-07-28 | Spherea Test & Services | Procede pour fabriquer un connecteur antagoniste et connecteur ainsi fabrique |
CN110224246B (zh) * | 2019-05-31 | 2024-06-28 | 东莞市安域实业有限公司 | 多功能端子台、用于成型多功能端子台的模具及制作工艺 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2924850A (en) * | 1958-01-09 | 1960-02-16 | Western Electric Co | Die for molding blocks onto a plurality of laterally disposed wires |
JPS5869068A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-25 | Ricoh Co Ltd | インクジエツト記録装置 |
JPS58215359A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-14 | Fujitsu Ltd | 印字ヘツドのノズル板の製造方法 |
US4505844A (en) * | 1982-11-17 | 1985-03-19 | Chevron Research Company | P-Type polyphenoxazine electroactive polymers |
NO155267C (no) * | 1984-08-31 | 1987-03-04 | Standard Tel Kabelfab As | Armert sjoekabel. |
US4890126A (en) * | 1988-01-29 | 1989-12-26 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Printing head for ink jet printer |
US5275765A (en) * | 1991-01-23 | 1994-01-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of manufacturing an optical module using a mold die |
US5174942A (en) * | 1991-05-29 | 1992-12-29 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for producing flashless axial leaded devices |
US5542171A (en) * | 1991-10-04 | 1996-08-06 | Motorola, Inc. | Method of selectively releasing plastic molding material from a surface |
US5201903A (en) * | 1991-10-22 | 1993-04-13 | Pi (Medical) Corporation | Method of making a miniature multi-conductor electrical cable |
DE69230111T2 (de) * | 1991-12-18 | 2000-01-20 | Tonejet Corp. Pty. Ltd., Eastwood | Methode und vorrichtung zur herstellung von diskreten agglomeraten von einem teilchenförmigen material |
JP3097364B2 (ja) * | 1992-11-27 | 2000-10-10 | 住友電気工業株式会社 | 多心光コネクタ用フェルール製造用金型及びその製法 |
JP2970338B2 (ja) * | 1993-09-22 | 1999-11-02 | 住友電装株式会社 | 電線接続部の自動防水処理装置 |
JP2927695B2 (ja) * | 1995-02-16 | 1999-07-28 | 矢崎総業株式会社 | フラットケーブルの導通接続部の保護方法及びその保護構造。 |
JP2735038B2 (ja) * | 1995-06-30 | 1998-04-02 | 日本電気株式会社 | バンプ形成方法 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8237585A patent/JP2933024B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-09-08 DE DE69709812T patent/DE69709812T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-08 EP EP97115544A patent/EP0831564B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-09 KR KR1019970046748A patent/KR100258541B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-09-09 US US08/925,724 patent/US6096259A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69709812D1 (de) | 2002-02-28 |
KR19980024550A (ko) | 1998-07-06 |
DE69709812T2 (de) | 2002-08-29 |
US6096259A (en) | 2000-08-01 |
JP2933024B2 (ja) | 1999-08-09 |
KR100258541B1 (ko) | 2000-06-15 |
EP0831564B1 (en) | 2002-01-02 |
EP0831564A3 (en) | 1999-03-10 |
EP0831564A2 (en) | 1998-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3745016B2 (ja) | 交換可能な半導体チップ | |
US5620614A (en) | Printhead array and method of producing a printhead die assembly that minimizes end channel damage | |
JP5264327B2 (ja) | ダイモジュールアレイの位置決め方法 | |
JPH10221374A (ja) | 垂直作動型プローブカード並びにそれに用いるプローブユニット及びプローブユニットの製造方法 | |
CN100406259C (zh) | 液体喷射元件及其制造方法 | |
JP2933024B2 (ja) | 樹脂モールドリード部品 | |
JP7237480B2 (ja) | 液体吐出ヘッドおよびその製造方法 | |
US6293270B1 (en) | Manufacturing method of liquid jet recording head, liquid jet recording head manufactured by this manufacturing method, and manufacturing method of element substrate for liquid jet recording head | |
JP2008162110A (ja) | インクジェットヘッドおよびインクジェットヘッドの製造方法プ実装用配線基板 | |
JPH0929975A (ja) | オリフィスプレート製造方法 | |
JP4755105B2 (ja) | インクジェットプリントヘッド及びその製造プロセス | |
US8845907B2 (en) | Structure and method to fabricate tooling for bumping thin flex circuits | |
EP3620304A1 (en) | Liquid ejecting head and method of manufacturing liquid ejecting head | |
JPH04361065A (ja) | 静電記録ヘッド及びその製造方法 | |
JP2001088338A (ja) | サーマルプリントヘッドの製造方法およびサーマルプリントヘッド | |
JP3381375B2 (ja) | 電極集合体及びその製造方法ならびに電極集合体を用いたリードフレーム | |
JP3046957B2 (ja) | 噴射液体荷電装置の荷電板及びその製造方法 | |
JP2016215631A (ja) | モールド部材および液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、および金型 | |
JPH0358862A (ja) | 静電記録用電極基板の製造方法 | |
JPH0222064A (ja) | 記録素子駆動ユニット並びにそれを用いたインクジェット駆動ユニット及びインクジェット記録装置 | |
US8152278B2 (en) | Liquid jet head chip and manufacturing method therefor | |
JP2673124B2 (ja) | Ilbテープのアウターリードのカットフォーミング装置及び該装置によるカットフォーミング方法 | |
JPH1076669A (ja) | インクジェット記録ヘッドの製造方法 | |
JP3604953B2 (ja) | 液体噴射記録ヘッド用素子基板の製造方法および液体噴射記録ヘッドの製造方法 | |
JP2024088141A (ja) | 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、および液体吐出ヘッドの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990427 |