JPH1080877A - 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ - Google Patents

電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ

Info

Publication number
JPH1080877A
JPH1080877A JP25531896A JP25531896A JPH1080877A JP H1080877 A JPH1080877 A JP H1080877A JP 25531896 A JP25531896 A JP 25531896A JP 25531896 A JP25531896 A JP 25531896A JP H1080877 A JPH1080877 A JP H1080877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staple
sheet
staple cartridge
feed roller
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25531896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3444334B2 (ja
Inventor
Katsuya Hakozaki
克也 箱崎
Kazuo Higuchi
一雄 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP25531896A priority Critical patent/JP3444334B2/ja
Publication of JPH1080877A publication Critical patent/JPH1080877A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3444334B2 publication Critical patent/JP3444334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】送りローラ7を簡単に交換でき、その摩耗量も
小さくて済み、強い送り力が得られる電動ホッチキスに
おけるステープルカートリッジ1の提供。 【解決手段】シート状ステープルa用のステープルカー
トリッジ1をマガジン9に着脱自在に設け、上記カート
リッジ1の端部のシート状ステープルaに当接した送り
ローラ7をマガジン9に設けられた駆動機構により回転
してマガジン9の端部に設けられた打ち出し部17に送
り、打ち出し部17でシート状ステープルaの先頭のス
テープル針をコ字形に成形した後に打ち出す電動ホッチ
キスにおいて、ステープルカートリッジ1には、シート
状ステープルaを積層収納する収納部2のシート状ステ
ープルa導出側に、駆動機構によって駆動される送りロ
ーラ7を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動ホッチキスに供
されるステープルカートリッジで、シート状ステープル
の送り用の送りローラを内装したステープルカートリッ
ジに関する。
【0002】
【従来技術】従来の電動ホッチキスには、多数の真直状
のステープル針をシート状に連結してなるシート状ステ
ープルを積層収納したカートリッジをマガジンに取り付
け、針送り装置によって最下段のシート状ステープルか
ら順次打ち出し部に送り出し、打ち出し部でシート状ス
テープルの先頭のステープル針をコ字形に成形した後に
ドライバプレートで打ち出すタイプのものがある。この
電動ホッチキスにおいて、針送り装置はすべてマガジン
側に設けられ、この針送り装置に設けられたゴム製送り
ローラをステープルカートリッジの取り付け時に、その
内部のシート状ステープルの面に当接させるようにし、
送りローラを回転させることでシート状ステープルを送
り出すものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、組み付
け時にホッチキス本体の摺動部分にグリスを塗布するの
で、このグリスが誤って送りローラの表面に付着してし
まう場合などがある。この場合、送りローラの摩擦係数
が急減して針送り不良を起こすおそれがあるので、油分
をふき取るという作業が必要になる。しかし、送りロー
ラの材質と油の成分の組み合わせによっては油分の十分
な拭き取りができないことがある。こうなると、ホッチ
キス本体を分解して内部の送りローラを交換しなければ
ならない。
【0004】また、たとえ油分が付着しないときでも、
何万回も送りを繰り返すうちに送りローラ自体が摩耗
し、これも送り不良を生じる原因につながり得る。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、送りローラ
をステープルカートリッジに設けることにより表面に油
分が付着する可能性がほとんどなく、油分が付着しても
ホッチキス本体を分解することなしに送りローラを交換
することができ、しかも送りローラの摩耗量も小さくて
済み、常に強い送り力が得られる電動ホッチキスにおけ
るステープルカートリッジを提供することをその課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る電動ホッチキスにおける針送り装置の
逆転防止機構は、多数の真直状のステープル針をシート
状に連結してなるシート状ステープルを積層収納したス
テープルカートリッジをマガジンに着脱自在に設け、上
記ステープルカートリッジの最下段のシート状ステープ
ルに当接した送りローラをマガジンに設けられた駆動機
構により回転して針送りベルトの前方に設けられた打ち
出し部に送り、打ち出し部でシート状ステープルの先頭
のステープル針をコ字形に成形した後に打ち出す電動ホ
ッチキスにおいて、上記ステープルカートリッジには、
上記シート状ステープルを積層収納する収納部のシート
状ステープル導出側に、上記駆動機構によって駆動され
る送りローラを備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1において符号1はステープル
カートリッジを示すもので、このステープルカートリッ
ジ1には多数の真直状のステープル針をシート状に連結
してなるシート状ステープルaを積層収納する収納部2
が形成され、収納部2の前壁2aの下端部は収納部2内
の最下段のシート状ステープルa1を導出する導出口3
(図2参照)が形成され、同様に収納部2の底部も開放
されている。前壁2aの下端前方には案内片4が突出形
成されている。なお、収納部2内のシート状ステープル
aはバネ5(図2参照)で常時図の下方に付勢されてい
る。
【0008】収納部2の前方のシート状ステープル導出
側に、一方向にのみ回転する回転軸6が設けられ、この
回転軸6にはゴム製の送りローラ7が固定されている。
回転軸6の一端にはラチェット8が固定されている。そ
して、次に示す機構により最下段のシート状ステープル
a1を前壁2a下端の導出口3から導出させると、シー
ト状ステープルaは案内片4に沿って送り出されるとと
もに、その上面が送りローラ7に当接するように形成さ
れている。
【0009】上記ステープルカートリッジ1を使用する
電動ホッチキスには、図2に示されるように、シート状
ステープルaの装着部を備えたマガジン9が備えられ、
マガジン9のステープルカートリッジ1装着部の下部に
は針送り用の駆動機構が設けられている。この駆動機構
は前部11aがコ字形に曲がった駆動レバー11の後部
11bを送りプレート12に連結するとともに、送りプ
レート12を図示しない駆動源(電動モータ)に作動連
結し、ステープル送り方向(前後方向)に往復動するよ
うに構成されている。駆動レバー11の前部11aには
2個の送り爪13、14が形成され、各送り爪13はス
テープルカートリッジ1が上記装着部に装着されたと
き、その回転軸6のラチェット8に係合するように配置
されている。なお、送りプレート12の前端はステープ
ルカートリッジ1の最下段のシート状ステープルa1の
後端に係合可能に形成されている。
【0010】前記構成において、ステープルカートリッ
ジ1を電動ホッチキスの装着部に装着し、駆動源により
上記駆動機構を作動させると、送りプレート12が前後
方向に往復動するので、前方に移動した際にステープル
カートリッジ1内の最下段のシート状ステープルa1を
押し出す。押し出されたシート状ステープルa1の前部
は送りローラ7の表面に当接する。送りプレート12の
作動により駆動レバー11も前後動するので、2つの送
り爪13、14が交互にラチェット8を回転させ、回転
軸6とともに送りローラ7がほぼ連続的に回転する。送
りローラ7にはステープルカートリッジ1内から送り出
した最下段のシート状ステープルa1が当接しているの
で、送りローラ7の回転に追従してシート状ステープル
aも前方に送り出される。最下段のシート状ステープル
a1がすべて収納部2から導出されると、次段のシート
状ステープルがバネ5により最下段位置に降りてくるの
で、再び送りプレート12がこのシート状ステープルa
1を導出させ、前段のシート状ステープルaの後端に連
続させる。このようにして、シート状ステープルaは順
次マガジン9の前方に送り出される。
【0011】なお、針送りローラ7によって送り出され
たシート状ステープルaは、マガジン前端の打ち出し部
17に供給される。この打ち出し部17にはフォーミン
グプレート15とドライバプレート16とが上下動可能
に配置されている。フォーミングプレート15とドライ
バプレート16とは、図示しない駆動装置(上記駆動機
構と同じ電動モータによって作動し、実公平6ー476
64号や実公平7ー24211号等に示されているもの
と同じ)により同時に上下動し、図3に示すようにフォ
ーミングプレート15によりシート状ステープルaの先
頭のステープル針sをコ字形に成形し、プッシャ(図示
せず)により針1本分だけ前方に送り出し、送り出され
た成形針sを今度はドライバプレート16で打ち出して
綴り台上に配置された用紙をクリンチする。
【0012】上述のように、ステープルカートリッジ1
には収納部2内のシート状ステープルaを送り出す送り
ローラ7が設けられているので、電動ホッチキスの組み
立て時に油分が送りローラ7に付着することはない。た
とえ、送りローラ7に油分が付着した場合であっても、
付着した油分をふき取るためにわざわざ電動ホッチキス
側の本体を分解することがなく、ステープルカートリッ
ジ1に送りローラ7が取り付けられた状態で付着した油
分を拭き取ることができる。また、仮に油分を拭き取る
ことができないときは、ステープルカートリッジ1を交
換するだけでよい。
【0013】また、1個の送りローラ7で送るシート状
ステープルaの送り量はステープルカートリッジ1の収
納部2内に収納されている枚数分だけでよく、ステープ
ルカートリッジ1を交換する度に送りローラ7も新しい
ものに代わるので、送りローラ7の摩耗量が小さく、常
に強い送り力が得られる。
【0014】なお、ステープルカートリッジ1の送りロ
ーラは必ずしも駆動機構によって直接に駆動されるもの
に限定されない。例えば図4のように、マガジン9側に
駆動ローラ18を設け、この駆動ローラ18の回転軸1
9に係合する斜面を持ったブロック20をバネ21で前
方に付勢するとともに、ステープルカートリッジ1には
送りローラ7(従動ローラ)を下方にバネ付勢して配置
し、上記駆動ローラ18と送りローラ7との間にシート
状ステープルaを挟み込んで回転することによりシート
状ステープルaを送り出す構成としてもよい。
【0015】さらに、図5(a) (b) に示すように、ステ
ープルカートリッジ1は電動ホッチキスの後方から送り
入れて装着するようにしてもよい。図6はステープルカ
ートリッジ1の装着状態を示す図である。なお、前述と
同じ符号は同じ部品を示す。符号22は送りローラ7を
図の下方に付勢する引っ張りバネである。また、符号2
3は電動モータ、24は電動モータ23によって回転駆
動される駆動ギア、25は駆動ギアの回転軸6に固定さ
れた送りカムを示す。送りカム25には1対のカム部2
6、27が形成され、このカム部26、27はマガジン
9に前後方向に移動可能に設けられた送りレバー28の
突片29に係合可能に設けられている。また、送りレバ
ー28には送り爪30が形成されている。31はフレー
ムである。
【0016】電動モータ23が作動すると、送りカム2
5が回転し、図7のようにカム部26、27が送りレバ
ー27の突片29に係合してこれを後方に移動させる。
送りレバー28が後方に移動すると、送り爪30がラチ
ェット8に係合してラチェット8とともに送りローラ7
を一定の回転角だけ回転させる。送りレバー28が作動
して最上段のシート状ステープルaが収納部2から送り
出されると、このシート状ステープルaの前端が送りロ
ーラ7の下面に入り込むから、シート状ステープルaは
送りローラ7の回転に追従して収納部2から導出され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動ホッチキスに係るステープル
カートリッジの斜視図
【図2】上記ステープルカートリッジの装着状態の側面
の断面図
【図3】ステープル針の成形・打ち出し態様説明図
【図4】他の例のステープルカートリッジの装着状態の
側面の断面図
【図5】(a) (b) はそれぞれさらに他の例のステープル
カートリッジを電動ホッチキス本体に装着する状態の底
面図及び側面図
【図6】上記ステープルカートリッジの装着状態の側面
【図7】ステープルの送り態様説明図
【符号の説明】
a シート状ステープル 1 ステープルカートリッジ 7 送りローラ 9 マガジン 17 打ち出し部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の真直状のステープル針をシート状
    に連結してなるシート状ステープルを積層収納したステ
    ープルカートリッジをマガジンに着脱自在に設け、上記
    ステープルカートリッジの端部のシート状ステープルに
    当接した送りローラをマガジンに設けられた駆動機構に
    より回転してマガジンの端部に設けられた打ち出し部に
    送り、打ち出し部でシート状ステープルの先頭のステー
    プル針をコ字形に成形した後に打ち出す電動ホッチキス
    において、 上記ステープルカートリッジには、上記シート状ステー
    プルを積層収納する収納部のシート状ステープル導出側
    に、上記駆動機構によって駆動される送りローラを備え
    たことを特徴とする電動ホッチキスにおけるステープル
    カートリッジ。
JP25531896A 1996-09-06 1996-09-06 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ Expired - Fee Related JP3444334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25531896A JP3444334B2 (ja) 1996-09-06 1996-09-06 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25531896A JP3444334B2 (ja) 1996-09-06 1996-09-06 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1080877A true JPH1080877A (ja) 1998-03-31
JP3444334B2 JP3444334B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=17277124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25531896A Expired - Fee Related JP3444334B2 (ja) 1996-09-06 1996-09-06 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3444334B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6474633B1 (en) * 1999-10-04 2002-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Stapler with interchangeable cartridges

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6474633B1 (en) * 1999-10-04 2002-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Stapler with interchangeable cartridges

Also Published As

Publication number Publication date
JP3444334B2 (ja) 2003-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560529A (en) Cartridge for electric stapler
US5273199A (en) Staple cartridge
US6736304B2 (en) Stapler having detachable mounting unit
EP0448255B1 (en) Apparatus for forming and driving staples
JPH0715281U (ja) 電動ホッチキス
JPH08229846A (ja) 電動ホッチキスにおける自動綴り準備機構
JP3476298B2 (ja) 電動ホッチキス用カートリッジ
JPH1080877A (ja) 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ
EP1652627B1 (en) Electrically driven stapler
EP0446055B1 (en) Apparatus for forming and driving staples
JPH0730282Y2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープル検出装置
JP3436030B2 (ja) 電動ステープラのステープルカートリッジ
JP3520433B2 (ja) 電動ホッチキスにおける針送り装置の逆転防止機構
JPH09169006A (ja) 電動ホッチキス
JP2663799B2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープルの送り出し装置
JP2663801B2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープルの送り機構
JP2556454Y2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープル供給装置
JP3526682B2 (ja) 電動ホッチキス
JP3582419B2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープル送り機構
JP3489304B2 (ja) 電動ホッチキス
EP1690639B1 (en) Staple device
JP2556453Y2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープル送り装置
JPH0647664Y2 (ja) ホッチキスにおけるジャム針排出装置
JP3598751B2 (ja) 電動ホッチキスにおけるステープル送り機構
JPH0724211Y2 (ja) ホッチキスにおけるジャム針除去装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees