JPH1080223A - 緩停止構造を具えたレール走行式茶園管理装置 - Google Patents

緩停止構造を具えたレール走行式茶園管理装置

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JPH1080223A
JPH1080223A JP8257558A JP25755896A JPH1080223A JP H1080223 A JPH1080223 A JP H1080223A JP 8257558 A JP8257558 A JP 8257558A JP 25755896 A JP25755896 A JP 25755896A JP H1080223 A JPH1080223 A JP H1080223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レール走行式茶園管理装置と、レール始端側
の横移動台車上のレールストッパとの衝突が緩やかに行
われるように、レール走行式茶園管理装置の走行速度を
衝突前に自動で遅くする緩停止構造の精度性を高めた新
規な緩停止構造を具えたレール走行式茶園管理装置を提
供する。 【解決手段】 作業台車10と、この作業台車10に搭
載される茶園管理機2とを具備して成り、茶園管理作業
を自動で行うレール走行式茶園管理装置1において、茶
畝Aの存在を検出する茶畝センサ3と、この茶畝センサ
3による茶畝Aの非存在検出信号に基づき走行台車10
の走行速度を遅くする速度制御装置とを設ける。そして
レール走行式茶園管理装置1がレールを戻り走行して茶
畝Aの始端に到達した際に、茶畝Aの非存在検出信号を
制御盤20内等の速度制御装置に出力し走行速度を遅く
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶畝両脇に敷設され
るレール軌道上を茶畝に沿って移動し得る走行架台に対
し、実質的な茶園管理作業を行う茶園管理装置を搭載し
て成る自走式のレール走行式の茶園管理装置に関するも
のであって、特に茶園管理装置が、比較的高速で戻り走
行している際等に茶畝端部で確実に減速停止できるよう
にした新規な機構に係るものである。
【0002】
【発明の背景】茶枝葉の摘採、剪枝といった茶刈作業や
茶枝葉を害虫から守る目的で行う防虫、除虫作業等の茶
園管理作業を自動化するものとしてレール上を各機器を
無人走行させるレール走行式茶園管理装置がある。この
ものは門形の作業台車に全面自動摘採機、剪枝装置、防
除装置等の茶園管理機を搭載したものを、複数列の茶畝
の側脇に敷設したレール上を茶畝を跨ぐようにして無人
走行させ茶葉の摘採等を自動的に行わせるものである。
このようなレール走行式茶園管理装置は、レールの始端
側と終端側に設けられたレールストッパに、レール走行
式茶園管理装置の前端と後端に設けられたリミットスイ
ッチが当接することにより方向転換や走行停止を行って
いる。
【0003】ところでこの方向転換や走行停止時に、レ
ール走行式茶園管理装置がそのままの速度で衝突するの
ではレールストッパに衝突するときの衝撃が強すぎる場
合もある。このような衝突は摘採等の茶畝管理作業を行
うため茶畝始端から終端に向かって走行する往路では、
通例はレール走行式茶園管理装置の走行速度も低いこと
もあってさしたる問題はなかった。しかし復路の戻り時
には、レール走行式茶園管理装置の走行速度も通例速い
上、レール始端側の枕地を移動する地面に固定されてい
ない不安定な横移動台車上のレールストッパに衝接させ
て停止させるため、充分の減速がなされない場合には確
実な停止が図られない場合があった。このようなことか
らレール走行式茶園管理装置の損傷や安全面等を考慮
し、走行速度が比較的大きい例えば戻り走行時にはいっ
たん減速した上で停止するように緩停止構造が従来から
採られている。
【0004】この具体的な緩停止構造としては例えば以
下のようなものがあった。例えば第一の手段として、レ
ールの始端側から終端までの走行距離を、往路において
車輪の回転数等をカウントすることなどによって計測記
憶し、戻り時にこの走行距離の少し手前に到達したら走
行速度を低速とすることが行われている。この手段にあ
っては、レールが濡れていたり、圃場が急斜面であった
りすると、車輪がスリップを起こし、走行距離の計測に
狂いが生じるという問題があった。また他の第二の手段
として、図7に示すようにレール走行式茶園管理装置
1′にマグネットセンサMAを取り付け、一方、横移動
台車5′に被検出マグネットMBを取り付ける手段があ
る。この手段によると、レール走行式茶園管理装置1′
のマグネットセンサMAが被検出マグネットMBの上部
を通過してレールストッパRSに接近したことを検知す
ると走行速度が低速とされる。しかしこの手段にあって
は、作業者が横移動台車5′を横移動させながら手作業
でレールR1′に接続している関係上、横移動台車5′
の接続態様によってはマグネットセンサMAと被検出マ
グネットMBとの間隔が、可能検出距離以上に長くなっ
てしまうことがあり、検出されずに緩停止構造が不作動
となることがあった。
【0005】以上のように従来の緩停止構造にあって
は、茶畝始端側のレールストッパに接近したことを検知
するにあたっては、レール及びレールストッパのみに目
を向け、被検出体としては大きく検出が容易である茶畝
が、レールストッパに接近したことの検出ファクタとな
り得るという知見を得ていなかった。このためレール及
びレールストッパ以外の新たな検出ファクタを見出すこ
とにより緩停止構造は作動の確実性を更に向上させる余
地が未だ残されていた。
【0006】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、レール走行式茶園管理装置が
茶畝端部で確実に緩停止できるようにすることを技術課
題とするものであり、特にレール走行式茶園管理装置と
レール始端側の横移動台車上のレールストッパとの緩衝
が精度よく行われることを主要技術課題とした新規な緩
停止構造を具えたレール走行式茶園管理装置の開発を試
みたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
緩停止構造を具えたレール走行式茶園管理装置は、茶畝
の両側脇に敷設されるレール上に跨がって自走する作業
台車と、この作業台車に搭載される茶園管理機とを具備
して成り、茶園管理作業を自動で行うレール走行式茶園
管理装置において、茶畝の存在を検出する茶畝センサ
と、この茶畝センサの茶畝の非存在検出信号に基づき走
行台車の走行速度を遅くする速度制御装置とを設けて成
ることを特徴として成るものである。この発明によれ
ば、茶畝センサが茶畝の存在を検出しているときには、
中速または高速等の通常のプログラムどおりの走行を行
い、茶畝が途切れたときには茶畝センサが茶畝の非存在
検出信号を制御盤に出力し、走行速度が遅くされる。こ
のためレールストッパとの衝突が緩衝突となり、作業台
車や茶園管理機あるいはレールに損傷を与えない。装置
寿命が延び、メンテナンスのインターバルも長くするこ
とができる。更に従来と比べて作業台車等の装置強度を
それほど必要としなくなるため、装置の軽量化も行い得
る。また従来のように被検出体を別途レール等に設ける
ものではないため、製作コストの上昇を抑えることがで
き、被検出体のメンテナンスも必要としない。また被検
出体が茶畝であり検出対象が大きいため、検出が確実に
行われ、不作動や誤作動が大幅になくなる。
【0008】更に請求項2記載の緩停止構造を具えたレ
ール走行式茶園管理装置は、前記要件に加え、前記茶畝
センサの茶畝の非存在検出信号は、レール走行式茶園管
理装置がレールを戻り走行して茶畝の始端に到達した際
に、出力されるものであることを特徴として成るもので
ある。この発明によれば、横移動台車のレールストッパ
を検知するような従来の緩停止構造では、横移動台車の
設置位置が毎回微妙に変わることなどに起因して、不作
動などの問題が生じていたが、茶畝の存在を検出する緩
停止構造により不作動の問題がほぼなくなる。
【0009】更に請求項3記載の緩停止構造を具えたレ
ール走行式茶園管理装置は、前記請求項2記載の要件に
加え、前記茶畝センサは作業台車の後部側に設けられる
ことを特徴として成るものである。この発明によれば、
いち早く茶畝が途切れて始端側に到達したことを知るこ
とができ、早めのスローダウンが行い得る。
【0010】また請求項4記載の緩停止構造を具えたレ
ール走行式茶園管理装置は、前記要件に加え、前記茶畝
センサは非接触式センサであることを特徴として成るも
のである。この発明によれば、茶畝センサが茶樹に接触
しないため、茶樹を傷つけることがない。また非接触で
あるため、茶樹に引っ掛かってしまい、作業台車の脱線
や損傷を招くような心配もない。更に引っ掛かって故障
するようなこともないためメンテナンスや点検をそれほ
ど必要としない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づき説明する。まず緩停止構造を具えたレール走行式
茶園管理装置の具体的な説明の前に、緩停止構造を具え
たレール走行式茶園管理装置を用いた茶園管理システム
全体について説明する。図4は圃場Hを示す平面図であ
って、符号Aが茶畝であり、この茶畝Aの両脇に一例と
して角鋼管のレールR1が敷設されている。図4におい
て上方をレールR1並びに茶畝Aの終端側とし、下方を
始端側とする。また茶畝Aを跨ぐようにして両脇のレー
ルR1上を走行するのが、本発明に係るレール走行式茶
園管理装置1である。なおレール走行式茶園管理装置1
の前後は、図4において上側を前部とし、下側を後部と
する。また図4中、茶畝Aの下端側をいわゆる枕地G
(他畝横移動用地)としており、ここに横移動ガイドレ
ール4が設けられ、横移動台車5がこれに沿って走行す
るようにしている。横移動台車5の上部にもレールR2
が二本載置されており、前記茶畝A側脇のレールR1と
連結される。また茶畝A側脇のレールR1の終端と横移
動台車5上のレールR2の始端にはレールストッパRS
が設けられている。
【0012】レール走行式茶園管理装置1について説明
する。レール走行式茶園管理装置1は、茶畝Aを跨いで
レールR1、R2上を走行する作業台車10と、この作
業台車10に搭載されて作業を行う茶園管理機2とに大
別され、本発明の特徴として茶畝Aの存在を検出する茶
畝センサ3と、この茶畝センサ3の茶畝Aの非存在検出
信号に基づき走行台車の走行速度を遅くする速度制御装
置とから成る緩停止構造が設けられて成る。なお実際に
は速度制御装置は速度制御回路を具えた制御盤20が担
うもので、制御盤20はその他通常の往復走行、高速後
退走行等の走行制御や茶園管理機2の制御も行う。以下
各部材について具体的に説明する。
【0013】作業台車10について説明する。作業台車
10は本実施の形態では一例として四輪タイプのものを
適用する。具体的には作業台車10は角鋼管等のフレー
ム11により全体として門形に形成され、後方に駆動輪
12を具え、前方に従動輪13を具えている。駆動輪1
2の上方には駆動モ−タMが設けられ、チェーン14を
介して駆動伝達が行われる。なお駆動モータMにはイン
バータ15が接続され回転数を変速し得るように構成さ
れている。また作業台車10の前端には、オートリター
ンスイッチ16が設けられ、これがレールR1終端のレ
ールストッパRSに当接すると、駆動輪が逆回転して自
動で戻り走行をする。また後端にはオートストップスイ
ッチ17が設けられ、これが横移動台車5のレールスト
ッパRSに当接すると、自動で走行を停止する。なお四
輪タイプのもののほか、三輪タイプのものであっても構
わないし、車輪も図1(b)に示すように両端にフラン
ジを有した形状のものでも構わない。なお符号19は発
電機であり、符号20は制御盤である。
【0014】また作業台車10の前端には一例としてレ
ールR1終端側の緩停止構造としてレールストッパ検出
センサ18が設けられる。このものは本出願人が特願平
8−131309号ですでに出願に及んでいる緩停止構
造で、一例としてレールストッパ検出センサ18として
超音波センサを用いている。レールストッパ検出センサ
18がレールR1終端のレールストッパRSを検出する
と、制御盤20に検出信号が出力され、制御盤20は前
記インバータ15に出力信号を出し、駆動モータMの回
転数が下がり、走行速度が遅められる。
【0015】以上のような作業台車10に茶園管理作業
を自動で行う茶園管理機2が搭載される。茶園管理機2
は本実施の形態では一例として全面摘採機を適用してい
る。その他具体的には防除装置、剪枝機、カルチベー
タ、肥料散布機及び裾刈機等種々のものを茶園管理機2
として搭載することが可能である。
【0016】そして本発明の特徴として茶畝センサ3が
図1に示すように前記作業台車10の後部側の縦フレー
ム11aに設けられ、これが前記制御盤20に接続され
ている。茶畝センサ3は茶畝Aの側部を検出するように
横方向を検出するよう角度設定されている。なお茶畝セ
ンサ3は一例として超音波センサを用いるものであり、
茶畝Aが途切れて反射波が途絶えると制御盤20に非存
在検出信号(OFF信号)を出力する。
【0017】本発明は以上のようにして成り、これを使
用するときには、茶畝Aの側脇のレールR1を走行して
いるときには、茶畝センサ3が茶畝Aの存在を検出し、
従来どおりの中速や高速の通常の走行を行っている。そ
して図1、2に示すようにレールR1を戻り走行して、
始端側において茶畝Aが途絶えると、茶畝センサ3が茶
畝Aの非存在検出信号を制御盤20に送信する。制御盤
20はこの信号に基づき、作業台車10のインバータ1
5に出力信号を出し、駆動モータMの回転数を遅くする
ように制御する。作業台車10は例えば走行速度が遅め
られ低速度とされるため、レールストッパRSに衝突し
たとき緩衝突となり、レール走行式茶園管理装置1は損
傷等のダメージを受けない。なお茶畝センサ3は、レー
ル走行式茶園管理装置1の出発時にも茶畝Aを検出しな
いため、そのままでは出発時の速度から遅く制御されて
しまう。従って制御盤20によるインバータ15への制
御は、例えばオートリターンスイッチ16の検出信号の
入力後の非存在検出信号についてのみ行うようにし、例
えばオートストップスイッチ17の検出信号によって、
リセットされるようにする。もちろんその他タイマ、駆
動輪12の回転方向、あるいは走行距離等を検出するこ
とにより、戻り走行時の茶畝センサ3の非存在検出信号
についてのみ走行速度を遅めるようにすることが可能で
ある。
【0018】なお本発明に係る茶畝センサを用いる緩停
止構造に加え、従来からある緩停止構造を併用すること
が二重の安全手段として働くため好ましい。この従来の
緩停止構造としては、例えば往路のレールR1終端側へ
の走行距離を、車輪の回転数等をカウントすることなど
によって計測し、往路の戻り時にこの走行距離の少し手
前に到達したら走行速度を低速とする緩停止構造を用い
ることができる。
【0019】
【他の実施の形態】本発明は以上のものを基本とする
が、その他種々の改変が行い得る。すなわち前記実施の
形態にあっては、茶畝センサ3として超音波センサを用
いたものであるが、その他赤外線センサ等種々の茶畝A
を検出し得るセンサを適用できる。更に茶畝センサ3の
茶畝Aの検出方式は、図5のように茶畝Aに当接した反
射波や反射光をとらえる反射形のほか、図5(a)に示
すような投光器3Aと受光器3Bとから成る茶畝Aによ
り超音波や赤外線等の光を遮断することにより検出を行
う透過形を適用できる。なお透過形としては図5(b)
に示すような対向する縦フレーム11a側に反射板3a
や反射シールを貼り付けるようにしてもよい。更にセン
サの取り付け位置としては、図1に示すように縦フレー
ム11aに設けるほか、図5(c)に示すように横フレ
ーム11bに設け、茶畝Aの上面を検出することも可能
である。また茶畝センサ3としては非接触式センサのほ
か、レバースイッチ式等の適宜の接触式センサの茶畝セ
ンサ3を適用することも構わない。
【0020】なお本発明に係る茶畝センサ3をレールR
1終端側の緩停止構造として適用することも可能であ
る。図6はレールR1を延長して敷設し、作業台車10
の前部側にも茶畝センサ3を設けた実施の形態を示すも
のである。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の緩停止構造を具えたレー
ル走行式茶園管理装置によれば、茶畝Aの存在を検出す
る茶畝センサ3と、この茶畝センサ3の茶畝Aの非存在
検出信号に基づき走行台車の走行速度を遅くする速度制
御装置とが設けられている。このためレールストッパR
Sとの衝突が緩衝突となり、作業台車10や茶園管理機
2あるいはレールR1、R2に損傷を与えない。また装
置寿命が延び、メンテナンスのインターバルも長くする
ことができる。更に従来と比べて作業台車10等の装置
強度をそれほど必要としなくなるため、装置の軽量化も
行い得る。また従来のように被検出体を別途レールR
1、R2等に設けるものではないため、製作コストの上
昇を抑えることができ、被検出体のメンテナンスも必要
としない。また被検出体が茶畝Aであり、検出対象が大
きいため検出が確実に行われ、不作動や誤作動が大幅に
なくなる。
【0022】請求項2記載の緩停止構造を具えたレール
走行式茶園管理装置によれば、レール走行式茶園管理装
置1が、レールR1を戻り走行して茶畝Aの始端に到達
した際に、茶畝センサ3の茶畝Aの非存在検出信号が出
力されるものである。このため横移動台車5のレールス
トッパRSを検知するような従来の緩停止構造では、横
移動台車5の設置位置が毎回微妙に変わることなどに起
因して、不作動などの問題が生じていたが、茶畝Aの存
在を検出する緩停止構造により不作動の問題がほぼなく
なる。
【0023】請求項3記載の緩停止構造を具えたレール
走行式茶園管理装置によれば、前記茶畝センサ3は作業
台車10の後部側に設けられるため、いち早く茶畝Aが
途切れて始端側に到達したことを知ることができ、早め
のスローダウンが行い得る。
【0024】請求項4記載の緩停止構造を具えたレール
走行式茶園管理装置によれば、前記茶畝センサ3は非接
触式センサであるため、茶樹を傷つけることがない。ま
た非接触であるため、茶樹に引っ掛かってしまい、作業
台車10の脱線や損傷を招くような心配もない。更に引
っ掛かって故障するようなこともないためメンテナンス
や点検をそれほど必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緩停止構造を具えたレール走行式茶園
管理装置の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上背面図である。
【図4】本発明の緩停止構造を具えたレール走行式茶園
管理装置を用いた茶園管理システム全体の説明図であ
る。
【図5】茶畝センサの三種の他の実施の形態を示す背面
図である。
【図6】茶畝センサをレール終端側の緩停止構造として
適用する他の実施の形態を示す平面図である。
【図7】従来のマグネットセンサを用いたレール走行式
茶園管理装置の緩停止構造を示す側面図である。
【符号の説明】
1 レール走行式茶園管理装置 2 茶園管理機 3 茶畝センサ 3A 投光器 3B 受光器 3a 反射板 4 横移動ガイドレール 5 横移動台車 10 作業台車 11 フレーム 11a 縦フレーム 11b 横フレーム 12 駆動輪 13 従動輪 14 チェーン 15 インバータ 16 オートリターンスイッチ 17 オートストップスイッチ 18 レールストッパ検出センサ 19 発電機 20 制御盤 A 茶畝 G 枕地 H 圃場 M 駆動モータ MA マグネットセンサ MB 被検出マグネット R1 レール R2 レール RS レールストッパ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 茶畝の両側脇に敷設されるレール上に跨
    がって自走する作業台車と、この作業台車に搭載される
    茶園管理機とを具備して成り、茶園管理作業を自動で行
    うレール走行式茶園管理装置において、茶畝の存在を検
    出する茶畝センサと、この茶畝センサによる茶畝の非存
    在検出信号に基づき走行台車の走行速度を遅くする速度
    制御装置とを設けて成ることを特徴とする緩停止構造を
    具えたレール走行式茶園管理装置。
  2. 【請求項2】 前記茶畝センサの茶畝の非存在検出信号
    は、レール走行式茶園管理装置がレールを戻り走行して
    茶畝の始端に到達した際に、出力されるものであること
    を特徴とする請求項1記載の緩停止構造を具えたレール
    走行式茶園管理装置。
  3. 【請求項3】 前記茶畝センサは作業台車の後部側に設
    けられることを特徴とする請求項2記載の緩停止構造を
    具えたレール走行式茶園管理装置。
  4. 【請求項4】 前記茶畝センサは非接触式センサである
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の緩停止構
    造を具えたレール走行式茶園管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109121702A (zh) * 2018-09-18 2019-01-04 赣州双木科技有限公司 一种茶园采摘机器人的控制系统及控制方法
CN109121703A (zh) * 2018-09-18 2019-01-04 赣州双木科技有限公司 一种茶园采收机器人防冲离的轨道装置及控制方法
CN110896730A (zh) * 2019-11-18 2020-03-24 浙江理工大学 一种气动仿生茶叶单芽采摘机械手

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