JPH1079167A - パルス符号変調されたディジタルオーディオ信号の記録及び再生のためのシステム - Google Patents

パルス符号変調されたディジタルオーディオ信号の記録及び再生のためのシステム

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JPH1079167A
JPH1079167A JP9159063A JP15906397A JPH1079167A JP H1079167 A JPH1079167 A JP H1079167A JP 9159063 A JP9159063 A JP 9159063A JP 15906397 A JP15906397 A JP 15906397A JP H1079167 A JPH1079167 A JP H1079167A
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな記録方式のオーディオ信号を既存の記
録方式のオーディオ機器で再生できるようにするディジ
タル記録媒体のためのディジタルオーディオ記録/再生
システムを提供する。 【解決手段】 受信されたディジタルオーディオ信号か
ら各基準単位が既に設定されたサイズを有する基準単位
シーケンスを形成する基準単位形成部を備える。形式化
部は基準単位シーケンスを、1記録単位が1基準単位内
に存する奇数および偶数データブロックの一つを備える
記録単位シーケンスに形式化させる。記録部は記録単位
シーケンスをディジタル記録媒体に記録する。読出部は
ディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数を判別
する。逆形式化部はサンプリング周波数及び前記D/A
変換器の動作周波数間の比較に基づき、D/A変換器が
変換しうる形態に逆形式化及び信号処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルス符号変調(P
CM)されたディジタルオーディオ信号の記録及び再生
のためのシステムに係り、特にパルス符号変調されたデ
ィジタルオーディオ信号のサンプリング周波数が相異な
る場合もディジタル記録媒体に貯蔵したりディジタル記
録媒体から再生できるPCMされたディジタルオーディ
オ信号の記録及び再生のためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】PCMされたディジタルオーディオ信号
を使用する今までの全ての機器は再生する際エラー訂正
できるデータ単位の基準単位を使用する。この基準単位
のサイズは伝送媒体の特性により決定される。予め定め
られたサンプリング周波数によりサンプリングされたデ
ィジタルオーディオ信号はCD、DATなどのような記
録媒体のデータ記録特性により決定されるサイズまたは
データ量を有するブロック状であって、その記録媒体内
に記録される。この記録媒体に対する再生動作がなされ
る場合、再生装置内のD/A変換器は記録媒体からデー
タが出る順の通りディジタルオーディオ信号をディジタ
ル−アナログ変換させる。
【0003】PCMされたディジタルオーディオ信号に
関連して、日本を初めとした世界各国で44.1MHz
または48KHzのサンプリング周波数を使用する既存
の方式を代替する88.2KHzまたは90KHzのサ
ンプリング周波数を用いる新たなオーディオ記録方式、
例えば日本のADA(Advanced Digita
l Audio)方式が提案されている。しかし、4
4.1MHzまたは48KHzのサンプリング周波数を
使用する既存の再生システムは新たに提案された方式に
よりディジタル記録されたオーディオ信号を正しく再生
できなくなる。従って、既存の再生システムが新たな記
録方式のディジタルオーディオ信号を再生できるように
するためには、各サンプルを表現するビット数を別のノ
イズ無しに取り扱える別のディジタル信号処理が要求さ
れる。要求されたディジタル信号処理の例としては、記
録媒体から読み取られる信号から44.1KHzまたは
48KHzより大きい周波数成分を取り除くための低域
通過フィルタリング、低域通過フィルタリングされた信
号を44.1KHzまたは48KHzのサンプリング周
波数を有する信号に形成するデシメーション(deci
mation)フィルタリングなどがある。従って、新
たに提案された信号記録方式のディジタルオーディオ信
号を再生できるように既存の再生システムを改良するた
めにコスト高となる短所がある。のみならず、前述した
別のディジタル信号処理のためにはさらに多くのRAM
容量が求められ改良に必要なコストはさらに高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたものでその目的はディジ
タルオーディオ信号の奇数番目のオーディオサンプルと
偶数番目のオーディオサンプルとを互いに区分づけられ
る既に設定された記録形式を用いることにより、既存の
記録方式によりサンプリングされたオーディオ信号と新
たな記録方式によりサンプリングされたオーディオ信号
を既存記録方式のオーディオ機器及び/または新たな記
録方式のオーディオ機器において記録できる装置を提供
することである。
【0005】本発明の他の目的は、ディジタルオーディ
オ信号の奇数番目のオーディオサンプルと偶数番目のオ
ーディオサンプルとを互いに区分づけられる既に設定さ
れた、記録形式を用いることにより、既存の記録方式に
よりサンプリングされたオーディオ信号と新たな記録方
式によりサンプリングされたオーディオ信号を既存記録
方式のオーディオ機器及び/または新たな記録方式のオ
ーディオ機器において再生できる装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明によるディジタル記録媒体のためのディジ
タルオーディオ記録装置は、パルス符号変調されたディ
ジタルオーディオ信号を受信し、受信されたディジタル
オーディオ信号から各基準単位が既に設定されたサイズ
を有する基準単位シーケンスを形成する基準単位形成手
段と、前記基準単位シーケンを少なくとも1記録単位が
少なくとも1基準単位内に存する奇数データブロックと
偶数データブロックのうち少なくとも一つを備える記録
単位シーケンスに形式化させる形式化手段と、前記記録
単位シーケンスをディジタル記録媒体に記録する記録手
段を含み、前記奇数データブロックは少なくとも1基準
単位内の奇数番目のオーディオサンプルのシーケンスで
あり、偶数データブロックは少なくとも1基準単位内の
偶数番目のオーディオサンプルのシーケンスである。
【0007】また、本発明の目的は、パルス符号変調さ
れたディジタルオーディオ信号を受信し、受信されたデ
ィジタルオーディオ信号から各基準単位が既に設定され
たサイズを有する基準単位シーケンスを形成する基準単
位形成手段と、個別基準単位をその基準単位内の奇数デ
ータブロック及び偶数データブロックの両方を有してい
る一つの第1記録単位に形式化させる第1記録形式、個
別基準単位をその基準単位内の奇数データブロックを有
している第2記録単位及びその基準単位内の偶数データ
ブロックを有している第3記録単位に形式化させる第2
記録形式、及び複数の基準単位毎にその基準単位内の奇
数データブロックを有している第4記録単位及びその基
準単位内の偶数データブロックを有している第5記録単
位に形式化させる第3記録形式のうち少なくとも二つの
記録形式を用いて基準単位シーケンスを記録単位シーケ
ンスに形式化させる形式化手段と、記録単位シーケンス
をディジタル記録媒体に記録する記録手段を含むディジ
タル記録媒体のためのディジタルオーディオ記録装置に
より達成される。
【0008】本発明の他の目的を達成するために、ディ
ジタルオーディオ信号の基準単位シーケンスを少なくと
も1記録単位が少なくとも1基準単位内に存する奇数デ
ータブロックと偶数データブロックのうち少なくとも一
つを備えた記録単位シーケンスに形式化させる記録形式
を用いてディジタルオーディオ信号を形式化したデータ
が記録されたディジタル記録媒体のためのディジタルオ
ーディオ再生装置は、入力するディジタルオーディオ信
号を既に設定された動作周波数によりディジタルーアナ
ログ変換させるD/A変換器と、ディジタル記録媒体か
らデータを読み出し、読み出された形式化されたデータ
を用いて形式化されたデータに入っているディジタルオ
ーディオ信号のサンプリング周波数を判別する読み出し
手段と、判別されたサンプリング周波数及び前記D/A
変換器の動作周波数との比較に基づき、前記D/A変換
器がディジタル−アナログ変換できる形態に前記読み出
し手段により読み出された形式化されたデータを逆形式
化及び信号処理し、その結果から生ずるディジタルオー
ディオ信号を前記D/A変換器に供給する逆形式化手段
を含み、前記奇数データブロックは少なくとも1基準単
位内の奇数番目のオーディオサンプルのシーケンスであ
り、偶数データブロックは少なくとも1基準単位内の偶
数番目のオーディオサンプルのシーケンスである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施例を詳述する。図1に示した本発明に
よるディジタルオーディオ信号記録装置は新たなオーデ
ィオ記録方式による88.2KHzまたは96KHzの
サンプリング周波数を有するオーディオ信号のみなら
ず、既存のオーディオ記録方式による44.1KHzま
たは48KHzのサンプリング周波数を有するオーディ
オ信号を本発明により提案された記録形式を用いて記録
媒体に記録できる。説明の便宜のため、新たな記録方式
による88.2KHzまたは96KHzのようなサンプ
リング周波数を“第1サンプリング周波数”と称し、既
存の記録方式による44.1KHzまたは48K.Hz
のようなサンプリング周波数を“第2サンプリング周波
数”と称する。
【0010】第1サンプリング周波数または第2サンプ
リング周波数を有する線形PMCされたディジタルオー
ディオ信号は基準単位形成器10に入力される。ここ
で、線形PCMは信号に対する記録特性と再生特性が線
形的な関係を有するパルス符号変調を意味する。時間領
域と表現される線形PCMされたディジタルオーディオ
信号は外部装置(図示せず)から図1の基準単位形成器
10に入力される。基準単位形成器10は入力される線
形PCMされたディジタルオーディオ信号を既に設定さ
れたサイズの基準単位に分割する。基準単位は再生する
際エラー訂正の可能なデータ量を有するもので、本発明
により挿入される付加データ量により適切に調整され
る。しかし、既存の基準単位がエラー訂正のための付加
データを含むものなら、基準単位形成器10により得ら
れた基準単位は既存の基準単位と同様なオーディオデー
タ量を有することもできる。分割により得られた基準単
位の一例は図3(A)に示した。
【0011】図3(A)に示した基準単位は2n+1個
のオーディオサンプルのシーケンスよりなる。基準単位
形成器10は分割により得られた基準単位を順次に形式
化部20に供給する。形式化部20は図3(B)〜図3
(D)に示した三種の記録形式のうち一つを用いて基準
単位内に入っているオーディオサンプルを形式化させ
る。形式化部20の詳細な構成及び動作は図2及び図3
(B)〜図3(D)に関連して詳細に説明する。記録部
30は形式化部20により形式化された信号をCD、D
ATなどのような記録媒体(図示せず)にディジタル的
に記録する。
【0012】図2は図1の形式化部20の詳細ブロック
図である。形式化部20の記録形式指定器22は基準単
位形成器10により得られた基準単位について図3
(B)〜図3(D)の三つの記録形式のうち一つを指定
する。記録形式指定器22の記録形式指定はオーディオ
信号を記録しようとするユーザーによりなされるようし
うる。
【0013】“第1記録形式”が選ばれた場合、記録形
式指定器22は基準単位形成器10から受信される基準
単位のシーケンスを第1データ形式化器24に出力す
る。記録形式指定器22からオーディオ信号の基準単位
を供給される第1データ形式化器24は個別基準単位内
のオーディオサンプルを一つの第1記録単位に形式化さ
せる。さらに詳しくは、第1データ形式化器24は基準
単位内のオーディオサンプルを奇数番目のオーディオサ
ンプルと偶数番目のオーディオサンプルに分離し、奇数
番目のオーディオサンプルのシーケンスである奇数デー
タブロックと偶数番目のオーディオサンプルのシーケン
スである偶数データブロックを生成する。従って、基準
単位内において時間的に先立つオーディオサンプルは奇
数テータブロックまたは偶数データブロック内において
も時間的に先立つ位置を有する。その後、第1データ形
式化器24は一つの奇数データブロックと一つの偶数デ
ータブロックで一つの“第1記録単位”を形成させ、特
に奇数データブロックが偶数データブロックより先立つ
位置を有するよう第1記録単位を形成させる。したがっ
て、第1記録単位は一つの基準単位から得られた奇数デ
ータブロックと偶数データブロックより構成される。こ
こで、第1記録単位はディジタル記録媒体の信号記録特
性により前記ディジタル記録媒体に連続的に記録しうる
データ量に基づき決定されるもので、後述する他の記録
単位の場合もこれと同様な条件下で決定される。
【0014】図3(B)は第1記録形式の説明のための
図であって、オーディオサンプルD[0]、D[2]、
D[4]、・・・D[2n]より構成された奇数データ
ブロック及びオーディオサンプルD[1]、D[3]、
D[5]、・・・D[2n−1]より構成された偶数デ
ータブロックよりなる第1記録単位を示す。第1データ
形式化器24はデータブロック生成及び記録単位生成を
含む形式化により得られた第1記録単位のシーケンスを
第1付加データ挿入器25に出力する。第1データ形式
化器24から第1記録単位のシーケンスを受信する第1
付加デーグ挿入器25は受信された記録単位シーケンス
のオーディオサンプリング周波数を示す“第1付加デー
タ”及び個別記録単位内のオーディオサンプルの個数を
示す“第2付加データ”をその記録単位シーケンスの前
部分に挿入させる。第1及び第2付加データが記録単位
シーケンスの前部分に挿入されるのが本発明を限定する
ことではないので、伝送チャンネルまたは記録媒体の特
性により第1及び第2付加データを第1記録単位シーケ
ンス内に適切に挿入するよう第1データ形式化器24を
変更するのは当業者にとって明らかであろう。
【0015】“第2記録形式”が選ばれた場合、記録形
式指定器22は基準単位形成器10から受信される基準
単位のシーケンスを第2データ形式化器26に出力す
る。第2データ形式化器26は記録形式指定器22から
受信される個別基準単位内のオーディオサンプルを二つ
の記録単位に形式化させる。さらに詳しくは、第2デー
タ形式化器26は各基準単位内のオーディオサンプルを
奇数番目のオーディオサンプルと偶数番目のオーディオ
サンプルに分離し、奇数番目のオーディオサンプルのシ
ーケンスである奇数データブロックと偶数番目のオーデ
ィオサンプルのシーケンスである偶数データブロックを
生成する。従って、基準単位内において時間的に先立つ
オーディオサンプルは奇数データブロックまたは偶数デ
ータブロック内においても時間的に先立つ位置を有す
る。第2データ形式化器26はそれぞれの基準単位を奇
数データブロックよりなる“第2記録単位”及び偶数デ
ータブロックよりなる“第3記録単位”に形式化させ
る。従って、一つの基準単位から二つの記録単位が得ら
れる。
【0016】図3(C)は第2記録形式の説明のための
図であって、オーディオサンプルD[0]、D[2]、
D[4]、・・・、D[2n]を有している第2記録単
位及びオーディオサンプルD[1]、D[3]、D
[5]、・・・、D[2n−1]を有している第3記録
単位を示す。第2データ形式化器26は個別基準単位毎
に二つずつ得られた記録単位のシーケンスを第2付加デ
ータ挿入器27に出力する。記録単位のシーケンスにお
いて、相対的に先立つ基準単位に応ずる第2及び第3記
録単位はそれより遅れた基準単位に応ずる第2及び第3
記録単位より先立つ位置を有する。そして、同一な基準
単位に応ずる記録単位の場合、第2記録単位が第3記録
単位より先立つ位置を有する。第2データ形式化器26
から記録単位シーケンスを受信する第2付加データ挿入
器27は前述した第1付加データ及び第2付加データを
第2データ形式化器26から出力される記録単位シーケ
ンスの前部分に挿入させ、かつ同一な基準単位から得ら
れた第2及び第3記録単位を互いに区分させる“第3付
加データ”を第2及び第3記録単位のそれぞれの前部分
に挿入させる。
【0017】第3記録形式が選ばれる場合、記録形式指
定器22は基準単位形成器10から受信される基準単位
のシーケンスを第3データ形式化器28に出力する。第
3データ形式化器28は複数の基準章位内のオーディオ
サンプルを二つの記録単位に形式化させる。さらに詳し
くは、第3データ形式化器28は各基準単位内のオーデ
ィオサンプルを奇数番目のオーディオサンプルと偶数番
目のオーディオサンプルに分離し、分離された奇数番目
のオーディオサンプルのシーケンスである奇数データブ
ロックと分離された偶数番目のオーディオサンプルのシ
ーケンスである偶数データブロックを生成する。その
後、第3データ形式化器28は複数の奇数データブロッ
クよりなる“第4記録単位”及び第4記録単位の複数の
奇数データブロックに応ずる複数の偶数データブロック
よりなる“第5記録単位”を形成する。第4及び第5記
録単位の形成に用いられる基準単位の個数は第4記録単
位または第5記録単位が再生される際エラー訂正が可能
かにより決定される。図3(D)は第3記録形式の説明
のための図であって、複数の奇数データブロックB0
[0]、B0[1]、B0[2]、・・・、B0[n]
よりなる第4記録単位と第4記録単位を構成する奇数デ
ータブロックに個別的に応ずる複数の偶数データブロッ
クB1[0]、B1[1]、B1[2]、・・・、B1
[n]よりなる第5記録単位を示す。ここで、奇数デー
タブロックB0[0]及び偶数データブロックB1
[0]は同一な基準単位から得られたデータブロックで
あり、他のものもこれと同様である。
【0018】第3データ形式化器28は第4記録単位及
び第5記録単位よりなる記録単位シーケンスを第3付加
データ挿入器29に出力する。記録単位のシーケンスに
おいて、相対的に先立つ基準単位に応ずる第4及び第5
記録単位はそれより遅れた基準単位に応ずる第4及び第
5記録単位より先立つ位置を有する。そして、第4また
は第5記録単位内でデータブロックの場合もこれと同様
である。第3データ形式化器28から記録単位シーケン
スを受信する第3付加データ挿入器29は第1付加デー
タ及び第2付加データをデータ形式化器から出力される
記録単位シーケンスの前部分に挿入させる。第3付加デ
ータ挿入器29も同一な基準単位から得られた二つの記
録単位を互いに区分させる第3付加データを第4及び第
5記録単位のそれぞれの前部分に挿入させる。前述した
過程を通してデータ形式化及び付加データ挿入がなされ
るデータ、すなわち、第1、第2または第3付加データ
挿入器25、27、29の出力データは記録部30によ
り記録媒体に記録される。前述した図1の装置は三種の
記録形式を全て使用できる構造で説明された。しかし、
実際の具現においては、特定した一つの記録形式のみを
使用する構造が望ましい。もし、図1の装置が三種の記
録形式を全て使用する構造を有する場合、三種の記録形
式を互いに区分させうる別の付加データ、すなわち記録
形式データが必要である。この場合、図1の装置の記録
部30は形式化されたデータの前部分に三種の記録形式
のうち使用された記録形式を示す“記録形式データ”を
挿入させる。
【0019】図4は一つの記録形式により記録媒体に記
録されたオーディオ信号を再生する装置を示す。図4の
再生装置は前述した第1サンプリング周波数または第2
サンプリング周波数を有するディジタルオーディオ信号
が記録された記録媒体(図示せず)からディジタルオー
ディオ信号を再生する。読出部40は記録媒体(図示せ
ず)からディジタルデータ信号を読み出し、読出部40
内の周波数判別器401は読み出した信号の第2付加デ
ータに基づきオーディオサンプリング周波数を判別す
る。読出部40はサンプリング周波数の判別結果と共に
読み出したデータを逆形式化部50に出力する。逆形式
化部50はサンプリング周波数判別結果に応ずる既に貯
蔵された記録形式に基づき入力されるデータを逆形式化
させる。D/A変換器60は自分の持っているサンプリ
ング動作周波数により逆形式化された信号をディジタル
−アナログ変換させる。
【0020】記録媒体から読み出したオーディオ信号の
サンプリング周波数とD/A変換器60が持っているデ
ィジタル−アナログ変換のための動作周波数が同一な場
合、逆形式化部50は読み出したデータに入っている全
ての奇数データブロックと偶数データブロックを、形式
化される前の基準単位となるよう逆形式化させる。読み
出したオーディオ信号が第1サンプリング周波数を有
し、D/A変換器60の動作周波数が第2サンプリング
周波数と同一な場合、逆形式化部50は読み出したデー
タに入っている奇数データブロックまたは偶数データブ
ロックのみをD/A変換器60に出力する。そして、読
み出したオーディオ信号が第2サンプリング周波数を有
し、D/A変換器60の動作周波数が第1サンプリング
周波数と同一な場合、逆形式化部50は既に貯蔵された
記録形式により読み出したデータに入っている全ての奇
数データブロックと偶数データブロックを逆形式化させ
る。この際、逆形式化部50内の補間器501は第1サ
ンプリング周波数に当たるオーディオサンプルを得るた
めに逆形式化されたデータについて補間動作を行う。こ
こで、逆形式化部50に既に貯蔵された記録形式は図3
(B)〜図3(D)に関連して説明されたことと同様で
ある。逆形式化部50から出力するデータはD/A変換
器60に入力される。D/A変換器60に入力された信
号はディジタル−アナログ変換されてから電気的オーデ
ィオ信号を音響信号に変えるアンプ(図示せず)などに
供給される。
【0021】前述した図4の装置とは異なり、三つの記
録形式を用いて形式化されてから、記録媒体に記録され
たオーディオ信号を再生する装置を図5及び図6に基づ
き説明する。前述した第1ないし第3付加データ及び記
録単位は図5及び図6に関連した説明においても同様な
意味として使われる。図5は第2サンプリング周波数と
同一な動作周波数を有するD/A変換器60のための本
発明による再生装置を示す。図5の読出部40(1)は
記録媒体(図示せず)に貯蔵されたデータを読み出す。
読出部40(1)内の周波数判別器41は読み出したデ
ータに入っている第1付加データに基づき読み出したデ
ータに入っているオーディオ信号のサンプリング周波数
を判別し、読み出したデータを記録形式判別器43に出
力する。記録形式判別器43は周波数判別器41から受
信されたデータに入っている記録形式データを用いて読
み出したオーディオ信号の記録形式を判別する。第1記
録形式により形式化されたオーディオ信号の場合、記録
媒体に記録されたデータは第1及び第2付加データと記
録形式データを有している。そして、第2記録形式また
は第3記録形式により形式化されたオーディオ信号の場
合、記録された信号は第1、第2及び第3付加データと
記録形式データを有している。読出部40(1)は周波
数判別結果及び判別された記録形式データに基づき逆形
式化部50(1)に供給するデータを決定する。
【0022】記録媒体に記録されたオーディオ信号が第
1サンプリング周波数及び第1記録形式を有する場合、
読出部40(1)は記録媒体から読み出した全てのデー
タを逆形式化部50(1)内のデータ抽出器51に出力
する。データ抽出器51は読出部40(1)から印加さ
れたデータから偶数番目のオーディオサンプルのみを抽
出する。偶数番目のオーディオサンプルの抽出は読出部
40(1)の出力データに入っている第2付加データに
基づきなされる。この結果、読出部40(1)の出力デ
ータは2:1デシメーションされ、それにより得られた
オーディオサンプルはD/A変換器61に出力される。
データ抽出器51による偶数番目のオーディオサンプル
の抽出は本発明を限定することでないことは当業者にと
って明らかである。従って、奇数番目のオーディオサン
プルを抽出するようデータ抽出器51を変形しうる。
【0023】記録媒体に記録されたオーディオ信号が第
1サンプリング周波数及び第2記録形式を有する場合、
読出部40(1)は記録媒体から読み出したデータのう
ち第2記録単位と第3付加データを第1付加データ除去
器55に出力する。第1付加データ除去器55は読出部
40(1)から印加されたデータから付加データを取り
除き、付加データが取り除かれた後に残されたオーディ
オサンプルはD/A変換器61に出力される。記録媒体
に記録されたオーディオ信号が第1サンプリング周波数
及び第3記録形式を有する場合、読出部40(1)は記
録媒体から読み出したデータのうち第4記録単位及び第
2付加データを第1付加データ除去器55に出力する。
第1付加データ除去器55は読出部40(1)から受信
されるデータから付加データを取り除き、残されたオー
ディオサンプルをD/A変換器61に出力される。
【0024】D/A変換器61は印加されたオーディオ
サンプルを第2サンプリング周波数に基づきディジタル
−アナログ変換させる。従って、記録媒体に記録された
オーディオ信号が第1サンプリング周波数を有し、D/
A変換器61が第2サンプリング周波数により動作する
場合、図5の装置により最終に出力されるアナログオー
ディオ信号は人間の聴覚システムによりほぼ区別づかな
い程の音質を有するオーディオを聞き手に提供しうる。
記録媒体に記録されたオーディオ信号が第2サンプリン
グ周波数及び第1記録形式を有する場合、読出部40
(1)は記録媒体から読み出した全てのデータを第1逆
形式化器53に出力する。第1逆形式化器53は既に貯
蔵された第1記録形式によつ受信されたデータを逆形式
化させる。すなわち、第2付加データに基づきそれぞれ
の第1記録単位に入っている奇数データブロック及び偶
数データブロックを区分し、奇数データブロック内のサ
ンプルと偶数データブロック内のサンプルを形式化され
る前のデータ順序を有するよう再配列させる。逆形式化
されたデータ、すなわち元の順序に再配列されたオーデ
ィオサンプル及び付加データは第1付加データ55に出
力される。第1付加データ除去器55は第1逆形式化器
53から受信されたデータから付加データを取り除き、
残されているオーディオサンプルはD/A変換器61に
出力される。
【0025】記録媒体に記録されたデータが第2サンプ
リング周波数を有し、かつ第2記線形式と第3記録形式
のうち一つを有する場合、読出部40(1)は読み出し
たデータ全てを第1付加データ除去器55に出力する。
第1付加データ55は受信したデータから付加データを
取り除き、オーディオサンプルはD/A変換器61に出
力される。従って、図5の装置は既存のサンプリング周
波数を有するオーディオ信号も処理できるようになる。
図6は第1サンプリング周波数を動作周波数として有す
るD/A変換器60のための本発明による再生装置を示
す。図6の読出部40(2)は記録媒体に貯蔵されたデ
ータを読み出す。読出部40(2)内の周波数判別器4
5は読み出したデータに入っている第1付加データに基
づき読み出したデータに入っているオーディオ信号のサ
ンプリング周波数を判別し、読み出した信号を記録形式
判別器47に出力する。記録形式判別器47は周波数判
別器45から受信した信号に入っている記録形式に基づ
き読み出した信号の記録形式を判別する。読出部40
(2)は周波数判別結果及び判別された記録形式データ
に基づき逆形式化部50(1)に供給するデータを決定
する。
【0026】記録媒体に記録されたオーディオ信号が第
2サンプリング周波数を有し、かつ第1記録形式、第2
記録形式及び第3記録形式のうち一つを有する場合、読
出部40(2)は記録媒体から読み出した全てのデータ
を第2逆形式化器56に出力する。第2逆形式化器56
は読出部40(2)から受信したデータに入っている記
録形式デ−タに基づき受信されたオーディオデータのた
めの記録形式を決定し、そのオーディオデータを決定さ
れた記録形式により逆形式化させる。記録形式データが
第1記録形式を示す場合、第2逆形式化器56は第2付
加データに基づきそれぞれの第1記録単位に入っている
奇数データブロック及び偶数データブロックを区分し、
奇数データブロック内のサンプルと偶数データブロック
内のサンプルが形式化される前のデータ順序を有するよ
う再配列させる。記録形式データが第2記録形式を示す
場合、第2逆形式化器56は第2記録形式及び第3付加
データを用いて第2記録単位及び第3記録単位内のオー
ディオサンプルを元の順序に再配列させる。そして、記
録形式データが第3記録形式を示す場合、第2逆形式化
器56は第3記録形式、第2付加データ及び第3付加デ
ータを用いて第4記録単位及び第5記録単位内の奇数デ
ータブロックと偶数データブロックを元の順序に再配列
させる。その後、第2逆形式化器56は記録形式判別器
47から受信されたデータに入っている付加データを取
り除き、付加データの取り除かれた純枠なオーディオサ
ンプルは補間器57に入力される。補間器57はゼロ押
入及び補間を用いて入力されたオーディオサンプルに対
する補間を行う。補間により得られたオーディオサンプ
ルはD/A変換器62に出力される。D/A変換器62
は逆形式化部50(2)から印加されたデータを第1サ
ンプリング周波数によりディジタル−アナログ変換させ
る。従って、図6の装置は既存のサンプリング周波数を
有するディジタルオーディオ信号を新たな信号方式によ
るサンプリング周波数を有する信号とほぼ同一な音質を
有する音響信号を聞き手に提供できるようになる。
【0027】記録媒体に記録されたオーディオ信号が第
1サンプリング周波数及び第1記録形式を有する場合、
読出部40(2)は記録媒体から読み出した全てのデー
タを第3逆形式化器58に出力する。第3逆形式化器5
8は読出部40(2)から受信されたヂータを既に貯蔵
された第1記録形式により逆形式化させる。すなわち、
第2付加データに基づきそれぞれの第1記録単位に入っ
ている奇数データブロック及び偶数データブロックを区
分し、奇数データブロック内のサンプルと偶数データブ
ロック内のサンプルが形式化される前のデータ順序を有
するよう再配列させる。逆形式化されたデータ、すなわ
ち元の順序に再配列されたオーディオサンプル及び付加
データは第2付加データ除去器59に出力される。第2
付加データ除去器59は受信されたデータから付加デー
タを取り除き、残されたオーディオサンプルはD/A変
換器62に入力される。記録媒体に記録されたデータが
第1サンプリグ周波数を有し、かつ第2記録形式と第3
記録形式のうち一つを有する場合、読出部40(2)は
読み出したデータの全てを第2付加データ除去器59に
出力する。第2付加データ除去器59は受信されたデー
タから付加データを取り除き、オーディオサンプルはD
/A変換器62に出力する。前述した実施例においては
44.1KHz、48KHzのサンプリング周波数を使
用する既存の方式と、88.2KHz、96KHzのサ
ンプリング周波数を用いる新たなオーディオ記録方式に
関連して説明された。しかし、本発明はこのサンプリン
グ周波数値により限定されることではなく、新たなオー
ディオ記録方式のオーディオ信号と新たなオーディオ記
録方式のサンプリング周波数より2倍大きいサンプリン
グ周波数値を有するオーディオ信号間にも同一に適用し
うる。ひいては、サンプリング周波数間に2倍の差を有
する全てのオーディオ信号間にも適用しうる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるオーデ
ィオ信号の記録及び再生のためのシステムはサンプリン
グ周波数間に2倍の差を有するオーディオ信号を相対的
に低いサンプリング周波数を有するオーディオ機器及び
相対的に高いサンプリング周波数を有するオーディオ機
器の両方において再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の望ましい一実施例によるディジタル
オーディオ信号記録装置の概略的なブロック図である。
【図2】 図1の形式化部の詳細なブロック図である。
【図3】 (A)ないし(D)は本発明による第1ない
し第3記録形式を説明するための図である。
【図4】 本発明によるディジタルオーディオ信号再生
装置の概略的なブロック図である。
【図5】 2倍のサンプリング周波数を有するオーディ
オ信号が再生できるディジタルオーディオ信号再生装置
を示したブロック図である。
【図6】 1/2倍のサンプリング周波数を有するオー
ディオ信号が再生できるディジタルオーディオ信号再生
装置を示したブロック図である。
【符号の説明】
10 基準単位形成器 20 形式化部 24 第1データ形式化器 25 第1付加データ挿入器 26 第2データ形式化器 27 第2付加データ挿入器 28 第3データ形式化器 29 第3付加データ挿入器 30 記録部 31 読出部 41 周波数判別器 43 記録形式判別器 50 逆形式化部 60 D/A変換器

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル記録媒体のためのディジタル
    オーディオ記録装置において、 パルス符号変調されたディジタルオーディオ信号を受信
    し、受信されたディジタルオーディオ信号から各基準単
    位が既に設定されたサイズを有する基準単位シーケンス
    を形成する基準単位形成手段と、 前記基準単位シーケンスを、少なくとも1記録単位が少
    なくとも1基準単位内に存する奇数データブロックと偶
    数データブロックのうち少なくとも一つを備える記録単
    位シーケンスに形式化させる形式化手段と、 前記記録単位シーケンスをディジタル記録媒体に記録す
    る記録手段を含み、 前記奇数データブロックは少なくとも1基準単位内の奇
    数番目のオーディオサンプルのシーケンスであり、偶数
    データブロックは少なくとも1基準単位内の偶数番目の
    オーディオサンプルのシーケンスであることを特徴とす
    るディジタルオーディオ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記既に設定されたサイズは線形パルス
    符号変調されたディジタルオーディオ信号の記録及び再
    生で付加されるエラーを訂正し得るオーディオデータ量
    に基づき決定されることを特徴とする請求項1に記載の
    ディジタルオーディオ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録単位はディジタル記録媒体の信
    号記録特性により連続的に前記ディジタル記録媒体に記
    録しうるデータ量に基づき定められることを特徴とする
    請求項1に記載のディジタルオーディオ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記形式化手段は個別基準単位を、その
    基準単位内の奇数データブロックと偶数データブロック
    との両方を有している一つの記録単位に形式化させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のディジタルオーディオ
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記形式化手段は記録単位シーケンスに
    入っているオーディオ信号のサンプリング周波数を示す
    付加データを記録単位シーケンスに挿入させる付加デー
    タ挿入器をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載
    のディジタルオーディオ記録装置。
  6. 【請求項6】 前記付加データ挿入器は個別記録単位内
    のオーディオサンプルの個数を示す付加データを記録単
    位シーケンス内にさらに挿入させることを特徴とする請
    求項5に記載のディジタルオーディオ記録装置。
  7. 【請求項7】 前記形式化手段は個別基準単位を、その
    基準単位内の奇数データブロックを有している第1記録
    単位及びその基準単位内の偶数データブロックを有して
    いる第2記録単位に形式化させることを特徴とする請求
    項1に記載のディジタルオーディオ記録装置。
  8. 【請求項8】 前記形式化手段は記録単位シーケンスに
    入っているオーディオ信号のサンプリング周波数を示す
    第1付加データをその記録単位シーケンスに挿入させ、
    同一な基準単位から得られた第1記録単位及び第2記録
    単位を互いに区分させる第2付加データを第1記録単位
    及び第2記録単位のそれぞれの前段に挿入させる付加デ
    ータ挿入器を含むことを特徴とする請求項7に記載のデ
    ィジタルオーディオ記録装置。
  9. 【請求項9】 前記形式化手段は複数の基準単位につい
    てその基準単位内の奇数データブロックを有している第
    1記録単位及びその基準単位内の偶数データブロックを
    有している第2記録単位に形式化させることを特徴とす
    る請求項1に記載のディジタルオーディオ記録装置。
  10. 【請求項10】 前記形式化手段は記録単位シーケンス
    に入っているオーディオ信号のサンプリング周波数を示
    す第1付加データを記録単位シーケンスに挿入させ、同
    一な複数の基準単位から得られた第1及び第2記録単位
    を互いに区分させる第2付加データを第1及び第2記録
    単位のそれぞれの前段に挿入させる付加データ挿入器を
    含むことを特徴とする請求項9に記載のディジタルオー
    ディオ記録装置。
  11. 【請求項11】 ディジタル記録媒体のためのディジタ
    ルオーディオ記録装置において、 パルス符号変調されたディジタルオーディオ信号を受信
    し、受信されたディジタルオーディオ信号から各基準単
    位が既に設定されたサイズを有する基準単位シーケンス
    を形成する基準単位形成手段と、 個別基準単位をその基準単位内の奇数データブロック及
    び偶数データブロックの両方を有している一つの第1記
    録単位に形式化させる第1記録形式、個別基準単位をそ
    の基準単位内の奇数データブロックを有している第2記
    録単位及びその基準単位内の偶数データブロックを有し
    ている第3記録単位に形式化させる第2記録形式、及び
    複数の基準単位毎にその基準単位内の奇数データブロッ
    クを有している第4記録単位及びその基準単位内の偶数
    データブロックを有している第5記録単位に形式化させ
    る第3記録形式のうち少なくとも二つの記録形式を用い
    て基準単位シーケンスを記録単位シーケンスに形式化さ
    せる形式化手段と、 記録単位シーケンスをディジタル記録媒体に記録する記
    録手段を含み、 奇数データブロックは少なくとも1基準単位内の奇数番
    目のオーディオサンプルのシーケンスであり、偶数デー
    タブロックは少なくとも1基準単位内の偶数番目のオー
    ディオサンプルのシーケンスであることを特徴とするデ
    ィジタルオーディオ記録装置。
  12. 【請求項12】 前記既に設定されたサイズは線形パル
    ス符号変調されたディジタルオーディオ信号の記録及び
    再生で付加されるエラーを訂正し得るオーディオデータ
    量に基づき決定されることを特徴とする請求項11に記
    載のディジタルオーディオ記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録単位はディジタル記録媒体の
    信号記録特性により連続的に前記ディジタル記録媒体に
    記録しうるデータ量に基づき定められることを特徴とす
    る請求項11に記載のディジタルオーディオ記録装置。
  14. 【請求項14】 前記形式化手段は記録単位シーケンス
    の形式化に使われた記録形式を示す記録形式データ及び
    その記録単位シーケンスに入っているオーディオ信号の
    サンプリング周波数を示す第1付加データをその記録単
    位シーケンスに挿入させ、第1記録形式により基準単位
    シーケンスを形式化させる場合、個別第1記録単位内の
    オーディオサンプルの個数を示す第2付加データを前記
    記録単位シーケンスに挿入させ、第2記録形式により基
    準単位シーケンスを形式化させる場合、同一な基準単位
    から得られた第2記録単位及び第3記録単位を互いに区
    分させる第3付加データを第2記録単位及び第3記録単
    位のそれぞれの前段に挿入させ、第3記録形式により基
    準単位シーケンスを形式化させる場合、同一な複数の基
    準単位から得られた第4及び第5記録単位を互いに区分
    させる第4付加データを第4及び第5記録単位のそれぞ
    れの前段に押入させる付加データ挿入手段を含むことを
    特徴とするディジタルオーディオ記録装置。
  15. 【請求項15】 ディジタルオーディオ信号の基準単位
    シーケンスを少なくとも1記録単位が少なくとも1基準
    単位内に存する奇数データブロックと偶数データブロッ
    クのうち少なくとも一つを備えた記録単位シーケンスに
    形式化させる記録形式を用いて、ディジタルオーディオ
    信号を形式化したデータが記録されたディジタル記録媒
    体のためのディジタルオーディオ再生装置において、 入力するディジタルオーディオ信号を既に設定された動
    作周波数によりディジタル−アナログ変換させるD/A
    変換器と、 ディジタル記録媒体からデータを読み出し、読み出した
    形式化されたデータを用いて形式化されたデータに入っ
    ているディジタルオーディオ信号のサンプリング周波数
    を判別する読み出し手段と、 判別されたサンプリング周波数及び前記D/A変換器の
    動作周波数との比較に基づき、前記D/A変換器がディ
    ジタル−アナログ変換できる形態に前記読み出し手段に
    より読み出された形式化されたデータを逆形式化及び信
    号処理し、その結果から生ずるディジタルオーディオ信
    号を前記D/A変換器に供給する逆形式化手段を含み、 奇数データブロックは少なくとも1基準単位内の奇数番
    目のオーディオサンプルのシーケンスであり、偶数デー
    タブロックは少なくとも1基準単位内の偶数番目のオー
    ディオサンプルのシーケンスであることを特徴とするデ
    ィジタルオーディオ再生装置。
  16. 【請求項16】 前記基準単位は線形パルス符号変調さ
    れたディジタルオーディオ信号の記録及び再生で付加さ
    れるエラーを訂正しうるオーディオデータ量に基づき決
    定されることを特徴とする請求項15に記載のディジタ
    ルオーディオ再生装置。
  17. 【請求項17】 前記記録単位はディジタル記録媒体の
    信号記録特性により連続的に前記ディジタル記録媒体か
    ら読み出せるデータ量に基づき決定されることを特徴と
    する請求項15に記載のディジタルオーディオ再生装
    置。
  18. 【請求項18】 前記逆形式化手段は個別基準単位をそ
    の基準単位内の奇数データブロックと偶数データブロッ
    クの両方を有している一つの記録単位に形式化させる記
    録形式により形式化されたデータが前記ディジタル記録
    媒体に記録された場含、判別されたサンプイグ周波数及
    び前記動作周波数との比較に基づき、奇数データブロッ
    クと偶数データブロックのうち一つ、あるいは奇数デー
    タブロックと偶数データブロックの両方を逆形式化して
    前記D/A変換器に供給されるディジタルオーディオ信
    号を発生することを特徴とする請求項15に記載のディ
    ジタルオーディオ再生装置。
  19. 【請求項19】 前記逆形式化手段は判別されたサンプ
    リング周波数が前記動作周波数の倍数なら奇数データブ
    ロックと偶数データブロックのうち一つのみ逆形式化
    し、前記動作周波数が判別されたサンプリング周波数の
    倍数なら奇数データブロックと偶数データブロックの両
    方を逆形式化することを特徴とする請求項18に記載の
    ディジタルオーディオ再生装置。
  20. 【請求項20】 前記逆形式化手段は個別基準単位を、
    その基準単位内の奇数データブロックを有している第1
    記録単位及びその基準単位内の偶数データブロックを有
    している第2記録単位に形式化させる記録形式により形
    式化されたデータが前記ディジタル記録媒体に記録され
    た場合、判別されたサンプリング周波数及び前記動作周
    波数との比較に基づき、第1記録単位及び第2記録単位
    のうち一つ、あるいは第1記録単位及び第2記録単位の
    両方を逆形式化して前記D/A変換器に供給されるディ
    ジタルオーディオ信号を発生することを特徴とする請求
    項15に記載のディジタルオーディオ再生装置。
  21. 【請求項21】 前記逆形式化手段は判別されたサンプ
    リング周波数が前記動作周波数の倍数なら第1記録単位
    及び第2記録単位のうち一つのみ逆形式化し、前記動作
    周波数が判別されたサンプリング周波数の倍数なら第1
    記録単位及び第2記録単位の両方を逆形式化することを
    特徴とする請求頂20に記載のディジタルオーディオ再
    生装置。
  22. 【請求項22】 前記逆形式化手段は複数の基準単位毎
    にその基準単位内の奇数データブロックを有している第
    1記録単位及びその基準単位内の偶数データブロックを
    有している第2記録単位に形式化させる記録形式により
    形式化されたデータが前記ディジタル記録媒体に記録さ
    れた場合、判別されたサンプリング周波数及び前記動作
    周波数との比較に基づき、第1記録単位及び第2記録単
    位の一つのみを、あるいは第1記録単位及び第2記録単
    位の両方を逆形式化して前記D/A変換器に供給される
    ディジタルオーディオ信号を発生することを特徴とする
    請求項15に記載のディジタルオーディオ再生装置。
  23. 【請求項23】 前記逆式化手段は判別されたサンプリ
    ング周波数が前記動作周波数の倍数なら第1記録単位及
    び第2記録単位のうち一つのみを逆形式化し、前記動作
    周波数が判別されたサンプリング周波数の倍数なら第1
    記録単位及び第2記録単位の両方を逆形式化することを
    特徴とする請求項22に記載のディジタルオーディオ再
    生装置。
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