JP3442939B2 - デジタル音響信号の再生方法および装置 - Google Patents

デジタル音響信号の再生方法および装置

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JP3442939B2
JP3442939B2 JP24980496A JP24980496A JP3442939B2 JP 3442939 B2 JP3442939 B2 JP 3442939B2 JP 24980496 A JP24980496 A JP 24980496A JP 24980496 A JP24980496 A JP 24980496A JP 3442939 B2 JP3442939 B2 JP 3442939B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル音響信号
記録した光磁気ディスクや磁気テープなどの記録媒体
から再生するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来からの一般的なデジタル音
響信号の記録再生装置1の電気的構成を示すブロック図
である。レコード会社等の音源製作側では、音響信号源
2L,2Rによって発生された左右各チャネルのアナロ
グ音響信号を、記録装置3において、記録用のデジタル
シリアル信号に変換し、該デジタルシリアル信号を記録
したコンパクトディスクなどの記録媒体4を作成する。
前記記録媒体4は、ユーザなどの再生側の再生装置5に
よって再生され、再生された左右各チャネルのアナログ
音響信号は、アンプ6L,6Rで増幅された後、スピー
カ7L,7Rによってそれぞれ音響化される。
【0003】記録装置3において、前記音響信号源2
L,2Rからの左右各チャネルのアナログ音響信号は、
アナログ/デジタル変換器11L,11Rにおいて、そ
れぞれ所定のサンプリング周波数、たとえば44.1k
Hz、および所定のビット数、たとえば16ビットのパ
ラレル信号に変換された後、パラレルシリアル変換回路
12に入力される。パラレルシリアル変換回路12は、
入力されたパラレル信号を所定データ長、たとえば1バ
イト単位に分割して時分割多重化する。パラレルシリア
ル変換回路12からの出力は、誤り訂正符号付加回路1
3に入力され、この誤り訂正符号付加回路13において
前記所定単位毎にデータの並換えが行われるとともに、
誤り訂正符号が付加されてデジタル変調回路14へ出力
される。デジタル変調回路14は、サブコード発生回路
15で発生されたアドレスやプリエンファシスの有無等
を表すサブコードを付加して記録用の前記デジタルシリ
アル信号を作成し、記録部16へ出力する。記録部16
は、入力された前記デジタルシリアル信号に対応して、
前記記録媒体4にデータを記録してゆく。
【0004】一方、再生装置5において、再生部21で
前記記録媒体4から読取られ、デジタルデータに復調さ
れたデータは、誤り訂正回路23およびサブコード処理
回路24に入力される。誤り訂正回路23で訂正の行わ
れたデータは、シリアルパラレル変換回路25において
前記所定ビット数の左右各チャネルのパラレルデータに
復号化された後、デジタル/アナログ変換器27L,2
7Rにそれぞれ入力される。デジタル/アナログ変換器
27L,27Rで復調された左右各チャネルのアナログ
音響信号は、ローパスフィルタなどで実現されるアナロ
グフィルタ28L,28Rにおいてそれぞれ不要成分が
除去された後、前記アンプ6L,6Rへ出力される。
【0005】また、サブコード処理回路24は、付加さ
れているサブコードに対応して、ディエンファシス処理
などを行わせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
るデジタル音響信号の記録再生装置1では、音響信号デ
ータはマルチビット信号であるので、たとえば4チャネ
ル化などのフォーマットの変更が困難であるという問題
がある。
【0007】この点、たとえば8チャネル化した従来技
術が特開昭60−154363号公報で示されている。
この従来技術では、各チャネル当りのデータ量を削減す
るために、入力信号と予測信号との差を1ビット符号化
する適応デルタ変調符号器を用いて、8チャネル分のデ
ータと前記図5で示すような2チャネル分のデータ量と
を等しくしている。
【0008】しかしながら、この従来技術では、前記適
応デルタ変調符号器からの出力は1ビットデータである
けれども、8チャネル分でパラレルデータとして扱われ
ている。したがって、信号処理に、依然としてパラレル
シリアル変換回路12およびシリアルパラレル変換回路
25等の大掛りな構成が必要になるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、複雑な信号処理回路を必
要とすることなく、フォーマットの変更を行うことがで
きるデジタル音響信号の再生方法および装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、複数
チャネルの各1ビットデジタル音響信号を、1サンプル
周期内で、予め定めるチャネル順に1サンプルずつ並
べ、少くともチャネル数を示すフラグに続けて記録媒体
に記録してゆく。
【0011】上記の構成によれば、複数チャネルの1ビ
ットデジタル音響信号は、該1ビットデジタル音響信号
の1サンプル周期を前記チャネル数に分割した周期毎に
順次サンプリングされて合成されて、シリアル記録され
てゆく。すなわち、たとえば左右2つのチャネルである
ときには、両チャネルの1ビットデジタル音響信号は交
互にサンプリングされて記録される。
【0012】したがって、記録媒体に記録されるデジタ
ル音響信号は、各チャネルの1ビットデジタル音響信号
のサンプリング周波数が前記複数チャネル倍となって合
成された1ビットシリアル信号であり、音響信号データ
の前にフラグが付加されるだけで、該音響信号データ中
には他の制御用データが含まれていないので、記録側で
は、簡単な構成で信号合成を行い、記録用の前記1ビッ
トシリアル信号を作成することができる。また再生側で
は、再生された前記1ビットシリアル信号を対応するチ
ャネル毎に振分けてゆくだけでよく、簡単な構成で信号
分割を行うことができる。さらにまた、再生された各チ
ャネルの1ビットデジタル音響信号を、その特徴を生か
して、低次のローパスフィルタなどの簡単な復調手段
で、アナログ音響信号に復調することができる。
【0013】記録媒体から再生した上記のように作成さ
れている信号を、前記1サンプル周期内で、前記フラグ
に対応したチャネル数だけ、前記予め定める順序で1ビ
ットずつ振分けてゆき、振分けられた1ビットデータ
は、前記1サンプル周期だけ保持されて、各チャネルに
対応する復調手段へそれぞれ出力されるように構成する
こともできる
【0014】上記の構成によれば、記録媒体から再生さ
れた1ビットシリアル信号を前記フラグに対応したチャ
ネル数に、すなわちたとえば前記左右2チャネルである
ときには、左右交互に、また前記チャネルが、前方左、
前方右、後方左および後方右の4チャネルであるときに
は、これらの各チャネルに、再生された1ビットシリア
ル信号を順次的に振分けて、各チャネルに対応する1ビ
ットデジタル音響信号を再生する。
【0015】したがって、複数チャネル分合成されてシ
リアル記録されていた1ビットシリアル信号から、各チ
ャネル毎に、そのチャネルに対応すべき1ビットデジタ
ル音響信号を忠実に再生することができる。
【0016】発明に係るデジタル音響信号の再生方法
は、記録媒体から再生した上記のように作成されている
信号を、前記1サンプル周期内で、再生すべきチャネル
数だけ、前記予め定める順序で1ビットずつ振分けてゆ
き、振分けられた1ビットデータは、前記1サンプル周
期に対して、再生すべきチャネル数/記録されている
チャネル数倍の期間だけ保持されて、各チャネルに対
応する復調手段へそれぞれ出力されることを特徴とす
る。
【0017】上記の構成によれば、記録媒体から再生さ
れた1ビットシリアル信号を、再生すべきチャネル数
と、記録されているチャネル数とが異なる場合にも再生
可能とする。すなわちたとえば、前記再生すべきチャネ
ルが左右2チャネルであるときに、記録されているチャ
ネルが、前方左、前方右、後方左および後方右の4チャ
ネルであるときには、左右各チャネルに交互に振分けて
ゆくことによって、左右各チャネル側の出力には、前後
の加算された出力(前方左+後方左および前方右+後方
右)がそれぞれ導出される。
【0018】したがって、複数チャネル分合成されてシ
リアル記録されていた1ビットシリアル信号を、所望と
する任意の再生チャネル数で再生を行うことができる。
【0019】また、記録媒体から再生した上記のように
作成されている1ビットシリアル信号を、そのまま復調
手段へ出力するように構成することもできる
【0020】したがって、再生された複数チャネル分の
成分を有する1ビットシリアル信号は、単一チャネルで
再生、すなわちモノラル再生される。こうして、複数チ
ャネルの1ビットデジタル音響信号が、上述のように1
ビットシリアル記録されている信号を再生することによ
って、特別な構成を用いることなく、モノラル再生を行
うことができ、後続の復調手段では、低次のローパスフ
ィルタなどを用いることによって、そのままアナログ音
響信号に復調することができる。
【0021】また、本発明においては、デジタル音響信
号の記録装置は、複数チャネル並列に設けられ、入力さ
れる音響信号を、第1のクロック信号に応答してそれぞ
れ1ビット符号化するデルタシグマ変調回路と、前記第
1のクロック信号および該第1のクロック信号の周波数
の前記チャネル数倍の周波数の第2のクロック信号を作
成するクロック信号源と、前記第2のクロック信号に応
答して、前記各チャネルのデルタシグマ変調回路からの
1ビットデジタル音響信号を、1サンプル周期内で、1
サンプルずつ予め定める順序でサンプリングしてゆく信
号合成手段と、少くとも前記チャネル数を示すフラグを
作成するフラグ作成手段と、前記フラグに続けて、前記
信号合成手段からの出力を記録媒体に記録してゆく記録
手段とを含む。
【0022】上記の構成によれば、1ビットデジタル音
響信号のサンプリング周波数のチャネル数倍の第2のク
ロック信号をクロック信号源で作成して、信号合成手段
において、前記第2のクロック信号に応答して、複数チ
ャネルの1ビットデジタル音響信号を順次サンプリング
してゆくだけで、複数の各チャネルの1ビットデジタル
音響信号は、各チャネル間の同期が得られている状態で
シリアル記録されてゆく。
【0023】したがって、複数チャネルのデジタル音響
信号の記録にあたって、まず1ビットデジタル音響信号
に変換した後、順次サンプリングする簡単な構成で、記
録用のシリアル信号を作成することができ、また第2の
クロック信号の周波数を変更するだけでチャネル数を変
更することができ、複雑な信号処理回路を用いることな
く、フォーマットの変更を行うことができる。
【0024】また、発明に係るデジタル音響信号の再
生装置は、前記記録手段で記録された信号を前記記録媒
体から再生する再生手段と、前記再生手段の出力から、
前記フラグを抽出し、前記チャネル数を判別する判別手
段と、前記判別手段の判別結果および前記再生手段の出
力に応答して、前記第2のクロック信号と等しい周波数
の再生クロック信号を発生する再生クロック信号源と、
前記再生手段の出力から、前記再生クロック信号に応答
して、1ビットデータを、再生すべきチャネル数だけ、
前記予め定める順序で1ビットずつ前記各チャネル毎に
振分けてゆき、振分けた1ビットデータを前記第1の
クロック信号に対応した1サンプル周期に対して、(再
生すべきチャネル数/記録されているチャネル数)倍の
期間だけ保持して復調手段へ出力するデータ分割手段と
を備えることを特徴とする。
【0025】上記の構成によれば、各チャネルの1ビッ
トデジタル音響信号のサンプリング周波数のチャネル数
倍の周波数の再生クロック信号を再生クロック信号源で
作成し、その再生クロック信号に応答して、再生手段か
ら出力される1ビットデータを、チャネル毎に順次振分
けてゆく。
【0026】したがって、信号を振分けるだけの簡単な
構成で、各チャネル毎に連続する1ビットデジタル音響
信号を忠実に再生してゆくことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図1〜図4に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0028】図1は、本発明の実施の一形態のデジタル
音響信号の記録再生装置31の電気的構成を示すブロッ
ク図である。この記録再生装置31は、大略的に、レコ
ード会社等の音源製作側に設けられ、任意の複数チャネ
ル(この図1の例では4チャネル)の音響信号源G1〜
G4からのアナログ音響信号を、1ビットシリアル信号
に変換して、コンパクトディスク等の記録媒体32に記
録することができる記録装置33と、ユーザ側に設けら
れ、前記記録媒体32に記録されている1ビットシリア
ル信号を、前記複数の各チャネル毎のアナログ音響信号
に再生する再生装置34とを備えて構成されている。
【0029】記録装置33は、複数の入力端子TI1,
TI2,TI3,TI4を備えて構成されており、各入
力端子TI1〜TI4を介して入力された前記音響信号
源G1〜G4からのアナログ音響信号は、デルタシグマ
変調回路C1〜C4にそれぞれ入力される。各デルタシ
グマ変調回路C1〜C4にはまた、クロック発生回路3
5から、予め定めるサンプリング周波数Fs、たとえば
コンパクトディスクのサンプリング周波数である44.
1kHzをfsとするとき、Fs=32fsのクロック
信号CLK1が入力されている。各デルタシグマ変調回
路C1〜C4は、前記クロック信号CLK1に同期し
て、前記音響信号源G1〜G4からのアナログ音響信号
を1ビットデジタル音響信号に符号化して、データ合成
部36へ出力する。
【0030】前記クロック発生回路35には、フラグ設
定部37から入力されたチャネル数フラグが入力されて
おり、該クロック発生回路35はまた、前記クロック信
号CLK1の周波数Fsのさらにチャネル数倍のクロッ
ク信号CLK2を作成し、前記データ合成部36へ出力
する。前記チャネル数フラグは、各入力端子TI1から
TI4までのうち、何チャネル目までの入力アナログ音
響信号をデジタル音響信号に変換して記録媒体32へ記
録するかを設定するためのフラグであり、2チャネルに
選択されているときには、入力端子TI1,TI2から
の入力アナログ音響信号のみが有効となって、デジタル
音響信号に変換されて記録媒体32に記録される。
【0031】また、前記フラグ設定部37からは、プリ
アンブルフラグが設定される。このプリアンブルフラグ
は、記録媒体32へ記録されるべき信号列の先頭を表す
フラグであり、1ビットシリアル信号の記録に先立っ
て、記録部38によって記録媒体32に記録される。記
録部38は、前記プリアンブルフラグおよびチャネル数
フラグに引続き、データ合成部36から出力される1ビ
ットシリアル信号を記録媒体32へ記録してゆく。
【0032】前記データ合成部36は、たとえばマルチ
プレクサで実現され、または各入力端子TI1〜TI4
毎に設けられるANDゲートと、そのANDゲートの一
方の入力側を順次トリガ駆動して各デルタシグマ変調回
路C1〜C4からの入力信号を選択的に出力させるクロ
ックカウンタと、各ANDゲートからの出力を前記記録
部38へ与えるORゲートとなどによって実現されてい
る。
【0033】したがって、データ合成部36は、たとえ
ば前記チャネル数フラグが2に設定されているときに
は、図2(a)で示すクロック信号CLK1に同期して
それぞれデルタシグマ変調された図2(b)および図2
(c)で示すデルタシグマ変調回路C1,C2からの左
右各チャネルの1ビットデジタル音響信号を、図2
(d)で示すように周波数2Fsのクロック信号CLK
2に応答して、図2(e)で示すように交互にサンプリ
ングして記録部38へ出力してゆく。
【0034】また、前記チャネル数フラグが4であると
きには、図3(a)で示すクロック信号CLK1に同期
して図3(b)〜図3(e)で示すように各デルタシグ
マ変調回路C1〜C4でそれぞれサンプリングされた1
ビットデジタル音響信号を、図3(f)で示すように周
波数4Fsのクロック信号CLK2に応答して、図3
(g)で示すように順次的にサンプリングして記録部3
8へ出力してゆく。このようにして、記録装置33で
は、複数チャネルの入力アナログ音響信号の1ビットデ
ータが、そのサンプル周期1/Fs内で順次的に並べら
れて、記録媒体32へシリアル記録されてゆく。
【0035】これに応答して、再生装置34では、再生
部41によって読出された1ビットシリアル信号から、
フラグ検出部42において、前記プリアンブルフラグが
検出されてデータの先端が検知され、クロック発生回路
43へ出力される。クロック発生回路43は、前記プリ
アンブルフラグおよび再生部41から出力される1ビッ
トシリアル信号に応答して、同期が確立されたクロック
信号CLK3を発生し、データ分割部45へ与える。
【0036】データ分割部45にはまた、フラグ検出部
42において前記チャネル数フラグから検出された合成
されているチャネル数のデータが入力されている。さら
にこのデータ分割部45にはまた、再生チャネル数設定
部44から再生すべきチャネル数のデータが入力されて
いる。データ分割部45は、クロック発生回路43から
のクロック信号CLK3に応答して、前記合成されてい
るチャネル数のデータおよび再生すべきチャネル数のデ
ータに対応する復調回路D1〜D4へ、再生部41から
入力された1ビットシリアル信号を、順次振分けて出力
してゆく。
【0037】すなわち、たとえば前述の図2で示すよう
に合成されているチャネル数が2であり、再生すべきチ
ャネル数が2であるときには、図2(d)で示すような
前記クロック信号CLK2と同一の2Fsの周波数の前
記クロック信号CLK3に応答して、図2(e)で示す
ようなデータ分割部45に入力される1ビットシリアル
信号は、復調回路D1,D2へ、それぞれ図2(b)お
よび図2(c)で示すように順次振分けられて出力され
てゆく。したがって、復調回路D1,D2 によって復調
されたアナログ音響信号は、左右各チャネルにそれぞれ
忠実に対応しており、このアナログ音響信号は、出力端
子TO1,TO2から前記アンプA1,A2へそれぞれ
出力される。
【0038】また、合成されているチャネル数が4であ
り、設定されている再生チャネル数も4であるときに
は、前記クロック信号CLK3は、図3(f)で示すよ
うに前記クロック信号CLK2と同一の4Fsの周波数
となり、データ分割部45へ入力される図3(g)で示
す1ビットシリアル信号は、図3(b)〜図3(e)で
示すように、それぞれ順次振分けられて復調回路D1〜
D4へ出力される。復調回路D1〜D4でアナログ音響
信号に復調された前方左、前方右、後方左および後方右
の各チャネルのアナログ音響信号は、端子TO1〜TO
4から前記アンプA1〜A4へそれぞれ出力される。
【0039】このように合成されているチャネル数と再
生すべきチャネル数とが相互に一致している場合には、
たとえばデータ分割部45は、再生部41からの1ビッ
トシリアル信号を各復調回路D1〜D4へ振分けてゆく
スイッチと、そのスイッチが導通している期間に与えら
れたデータを、1サンプル周期である1/Fsだけ保持
することができるサンプルホールド回路などによって実
現することができる。また、復調回路D1〜D4は、遮
断周波数が前記Fsであり、抵抗およびコンデンサから
成る低次のローパスフィルタなどで実現することができ
る。このローパスフィルタによって、1ビットデジタル
音響信号をアナログ音響信号にデジタル/アナログ変換
することができる。
【0040】さらにまた、合成されているチャネル数が
4であり、設定されている再生チャネル数が2であると
きには、データ分割部45は、前記図3(f)で示すク
ロック信号CLK3に応答して、2つの復調回路D1,
D2への出力のみを行い、前記1/Fs内で、それぞれ
図3(h)および図3(i)で示すように2つの1ビッ
トデータを出力する。したがって、スピーカS1,S2
からは、それぞれ前後チャネルを加算した左チャネルの
音響および右チャネルの音響が出力される。
【0041】この場合、データ分割部45は、再生部4
1からの1ビットシリアル信号を、1サンプル周期であ
る1/Fsに対して、再生すべきチャネル数/記録され
ているチャネル数倍の期間だけ、すなわちこの図3
(h)および図3(i)の例では、2/4倍の期間だけ
保持する。このようにして、任意の再生チャネル数に対
応することができ、アンプやスピーカなどに既存の構成
を使用することができる。
【0042】また、設定されている再生チャネルが、1
チャネルのモノラル再生であるときには、データ分割部
45は出力の振分け動作を休止し、復調回路D1〜D4
の何れか、または全てに、再生された1ビットシリアル
信号をそのまま与える。これによって、モノラル再生を
行うことができる。
【0043】図4は、前記デルタシグマ変調回路C1〜
C4の一構成例を示すブロック図である。このデルタシ
グマ変調回路C1〜C4は、高次(図4の例では7次)
のデルタシグマ変調回路で実現され、縦続接続される7
つの積分器M1〜M7を備えて構成されている。各積分
器M1〜M6からの出力は、乗算器A2〜A7をそれぞ
れ介して、次段の積分器M2〜M7に入力される。
【0044】また、積分器M2,M3に関連して、該積
分器M3の出力を1サンプリング周期だけ遅延して出力
する遅延器T1と、この遅延器T1からの出力に所定の
乗算係数を乗算する乗算器A11と、乗算器A11から
の出力を積分器M2の入力側に負帰還する加算器K2と
から成る部分帰還ループが形成されている。同様に、積
分器M4,M5に関しては、遅延器T2、乗算器A12
および加算器K4から成る部分帰還ループが形成され、
積分器M6,M7に関しては、遅延器T3、乗算器A1
3および加算器K6から成る部分帰還ループが形成され
ている。
【0045】各積分器M1〜M7からの出力は、加算器
K10において相互に加算された後、量子化器Qにおい
て『1』または『−1』の1ビット信号に量子化され
る。量子化器Qの量子化結果は、端子P2から出力され
るとともに、遅延器T0を介して、前記積分器M1の前
段側に設けられる前記加算器K1に負帰還される。端子
P1から入力される前記音響信号源G1〜G4からのア
ナログ音響信号は、この加算器K1において、前記遅延
器T0からの負帰還信号と加算された後、積分器M1に
入力される。
【0046】このように、本発明に従うデジタル音響信
号の記録再生装置1では、複数チャネルの1ビットデジ
タル音響信号を記録媒体32へシリアル記録するにあた
って、合成すべきチャネル数倍のクロック信号CLK2
に応答して各チャネルの1ビットデジタル音響信号を順
次的に合成して、プリアンブルフラグおよびチャネル数
フラグに続けて記録媒体32に記録する。
【0047】したがって、記録媒体32に記録される1
ビットシリアル信号の音響データ部分には、チャネル数
などを表す制御信号が含まれておらず、デルタシグマ変
調回路C1〜C4によって変調された1ビットデジタル
音響信号をリアルタイムで記録媒体32に記録してゆ
き、再生側では忠実にチャネル分割をして再生すること
ができる。また、サンプリング周波数Fsを変更して
も、クロック信号CLK1,CLK2の周波数を変更す
るだけで対応することができる。これによって、データ
合成部36およびデータ分割部45などに複雑な信号処
理回路を用いることなく、チャネル数およびサンプリン
グ周波数Fsなどのフォーマットの変更に容易に対応す
ることができる。また、マルチビット信号への変換を行
っていないので、量子化歪がないという1ビットデジタ
ル音響信号の利点を、記録再生してもそのまま維持する
ことができる。
【0048】なお、ユーザ側の再生装置34は、再生チ
ャネル数が固定されていてもよく、その場合は復調回路
がそのチャネル数だけ設けられていればよく、またモノ
ラル再生のみの場合には、再生部41と前記1次のロー
パスフィルタから成る復調回路だけで実現することがで
き、フォーマットの異なるデジタル音響信号を飛躍的に
簡単な構成の再生装置でモノラル再生を行うことができ
るようになる。さらにまた、プリエンファシスフラグな
どの必要となる他のフラグは、前記チャネル数フラグと
同様にプリアンブルフラグに続けて記録すればよい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、複数
チャネルの各1ビットデジタル音響信号を、該1ビット
デジタル音響信号の1サンプル周期をチャネル数に分割
した周期毎に順次サンプリングすることによって合成さ
れて、少くともチャネル数を示すフラグに続けて記録媒
体にシリアル記録してゆく。
【0050】それゆえ、音響信号データの前にフラグが
付加されるだけで、該音響信号データ中には他の制御用
データが含まれていないので、記録側は、順次サンプリ
ングを行う簡単な構成で実現することができ、再生側
も、再生された前記1ビットシリアル信号を対応するチ
ャネル毎に振分けてゆく簡単な構成で実現することがで
きる。このようにして、複雑な信号処理回路を用いるこ
となく、フォーマットの変更を可能とすることができ
る。
【0051】記録媒体から再生した上記のように作成さ
れている1ビットシリアル信号を、前記フラグに対応し
たチャネル数に順次的に振分けて、各チャネルに対応す
る1ビットデジタル音響信号を再生するように構成する
こともできる
【0052】それゆえ、複数チャネル分合成されてシリ
アル記録されていた1ビットシリアル信号から、各チャ
ネル毎に、そのチャネルに対応すべき1ビットデジタル
音響信号を忠実に再生することができる。
【0053】発明に係るデジタル音響信号の再生方法
では、以上のように、記録媒体から再生した上記のよう
に作成されている1ビットシリアル信号を、再生すべき
チャネル数だけ順次的に振分けて、該各再生すべきチャ
ネルの1ビットデジタル音響信号を再生する。
【0054】それゆえ、複数チャネル分合成されてシリ
アル記録されていた1ビットシリアル信号を、所望とす
る任意の再生チャネル数で再生を行うことができる。
【0055】また、記録媒体から再生した上記のように
作成されている1ビットシリアル信号を、そのまま復調
手段へ出力するように構成することもできる
【0056】それゆえ、1ビットシリアル信号を振分け
る前記のような特別な構成を用いることなく、モノラル
再生を行うことができる。
【0057】また、本発明においては、入力される複数
チャネルの音響信号を、デルタシグマ変調回路において
第1のクロック信号に応答してそれぞれ1ビット符号化
した後、信号合成手段において前記第1のクロック信号
の周波数の前記チャネル数倍の周波数の第2のクロック
信号に応答して合成し、少くとも前記チャネル数を示す
フラグフラグに続けて記録媒体に記録してゆく。
【0058】それゆえ、記録用のシリアル信号の作成
を、信号を順次サンプリングするだけの簡単な構成で行
うことができ、また前記第2のクロック信号の周波数を
変更するだけでチャネル数の変更を容易に行うことがで
き、こうして複雑な信号処理回路を用いることなく、フ
ォーマットの変更を可能とすることができる。
【0059】また、発明に係るデジタル音響信号の再
生装置は、以上のように、前記ように合成された信号
を、前記第2のクロック信号と等しい周波数の再生クロ
ック信号に応答して、再生すべきチャネル数だけ、前記
予め定める順序で1ビットずつ前記各チャネル毎に振分
けてゆき、振分けた1ビットデータを前記第1のクロッ
ク信号に対応した1サンプル周期に対して、(再生すべ
きチャネル数/記録されているチャネル数)倍の期間だ
け保持して復調手段へ出力することによって、各チャネ
ルの1ビットデジタル音響信号を再生する。
【0060】それゆえ、信号を振分けるだけの簡単な構
成で、各チャネル毎に連続する1ビットデジタル音響信
号を忠実に再生してゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデジタル音響信号の記
録再生装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】前記記録再生装置によって2チャネルの1ビッ
トデジタル音響信号を合成して記録し、前記2チャネル
の1ビットデジタル音響信号に分離して再生する場合の
動作を説明するための図である。
【図3】前記記録再生装置によって4チャネルの1ビッ
トデジタル音響信号を合成して記録し、4チャネルまた
は2チャネルの前記1ビットデジタル音響信号に分離し
て再生する場合の動作を説明するための図である。
【図4】デルタシグマ変調回路の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】典型的な従来技術のデジタル音響信号の記録再
生装置の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
31 記録再生装置 32 記録媒体 33 記録装置 34 再生装置 35 クロック発生回路(クロック信号源) 36 データ合成部(信号合成手段) 37 フラグ設定部(フラグ作成手段) 38 記録部(記録手段) 41 再生部(再生手段) 42 フラグ検出部(判別手段) 43 クロック発生回路(再生クロック信号源) 44 再生チャネル数設定部 45 データ分割部(データ分割手段) C1〜C4 デルタシグマ変調回路 D1〜D4 復調回路 G1〜G4 音響信号源 S1〜S4 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 G11B 20/12 H03M 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャネルの各1ビットデジタル音響信
    号を、1サンプル周期内で、予め定めるチャネル順に1
    サンプルずつ並べ、少くともチャネル数を示すフラグに
    続けて記録した記録媒体から再生した信号を、前記1サ
    ンプル周期内で、再生すべきチャネル数だけ、前記予め
    定める順序で1ビットずつ振分けてゆき、振分けられた
    1ビットデータは、前記1サンプル周期に対して、(再
    生すべきチャネル数/記録されているチャネル数)倍の
    期間だけ保持されて、各チャネルに対応する復調手段へ
    それぞれ出力されることを特徴とするデジタル音響信号
    の再生方法。
  2. 【請求項2】複数チャネル並列に設けられ、入力される
    音響信号を、第1のクロック信号に応答してそれぞれ1
    ビット符号化するデルタシグマ変調回路と、前記第1の
    クロック信号および該第1のクロック信号の周波数の前
    記チャネル数倍の周波数の第2のクロック信号を作成す
    るクロック信号源と、前記第2のクロック信号に応答し
    て、前記各チャネルのデルタシグマ変調回路からの1ビ
    ットデジタル音響信号を、1サンプル周期内で、予め定
    める順序で、1サンプルずつサンプリングしてゆく信号
    合成手段と、少くとも前記チャネル数を示すフラグを作
    成するフラグ作成手段と、前記フラグに続けて、前記信
    号合成手段からの出力を記録媒体に記録してゆく記録手
    段とを含むデジタル音響信号の記録装置の記録手段で記
    録された信号を前記記録媒体から再生する再生手段と、 前記再生手段の出力から、前記フラグを抽出し、前記チ
    ャネル数を判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果および前記再生手段の出力に応
    答して、前記第2のクロック信号と等しい周波数の再生
    クロック信号を発生する再生クロック信号源と、 前記再生手段の出力から、前記再生クロック信号に応答
    して、1ビットデータを、再生すべきチャネル数だけ、
    前記予め定める順序で1ビットずつ前記各チャ ネル毎に
    振分けてゆき、振分けた1ビットデータを、前記第1の
    クロック信号に対応した1サンプル周期に対して、(再
    生すべきチャネル数/記録されているチャネル数)倍の
    期間だけ保持して復調手段へ出力するデータ分割手段と
    を備えることを特徴とするデジタル音響信号の再生装
    置。
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