JPH07105630A - 音声信号処理装置 - Google Patents

音声信号処理装置

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JPH07105630A
JPH07105630A JP5251596A JP25159693A JPH07105630A JP H07105630 A JPH07105630 A JP H07105630A JP 5251596 A JP5251596 A JP 5251596A JP 25159693 A JP25159693 A JP 25159693A JP H07105630 A JPH07105630 A JP H07105630A
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JP
Japan
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signal
audio signal
samples
digital
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP5251596A
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English (en)
Inventor
Eiji Yamauchi
栄二 山内
Tatsuro Shigesato
達郎 重里
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5251596A priority Critical patent/JPH07105630A/ja
Publication of JPH07105630A publication Critical patent/JPH07105630A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2系統ディジタル音声信号を共にアナログ化
して劣化させることなく、フレーム当たりのサンプル数
を同一にして記録する。 【構成】 第1,第2の入力端子1,2に供給された2
系統のディジタル音声信号のフレーム当たりのサンプル
数の値が規定の値以上差が生じた場合及びサンプリング
周波数の値が異なる場合は、スイッチ10はn側に切り
替わる。その結果、一方の系のサンプリング周波数及び
サンプル数/フレームに合わせ再サンプリングされた音
声信号がメモリ11に供給される。メモリ制御器12は
一方のフレーム当たりのサンプル数に合わせて2系統の
音声信号を出力する。但し、フレーム当たりのサンプル
数の値がメモリの容量の制限で一致させることが不可能
な場合はサンプル値を合わせるための補間器13で補間
処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル音声信号を記
録再生する音声信号処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号をディジタル化して記録
再生するD1,D2ビデオテープレコーダ(以下、VT
Rと略す。)が開発されている。民生用ディジタルVT
Rの開発例としてはテレビジョン学会誌(Vol.4
5,No.7,pp813〜819,1991)記載の
数例がある。この民生用ディジタルVTRは映像信号の
持つ冗度を幾多の手法を用い、データ量を1/5程度に
圧縮してディジタル記録している。また同時に、このデ
ィジタルVTRは音声信号もディジタル記録している。
【0003】以下に、従来の音声信号処理装置について
説明する。図4は従来の音声信号処理装置のブロック図
である。図5は図4に入力されるディジタル入力信号の
構成図である。
【0004】図4において、50はディジタル化された
映像信号及び音声信号が予め定められた信号形式で入力
される第1の入力端子、51は第1の入力端子50に入
力される信号とは別系統のディジタル化された映像信号
及び音声信号が入力される第2の入力端子、52は第
1,第2の入力端子50,51に供給されたディジタル
信号から映像信号,音声信号及び各種制御信号(Aux
等)を抽出するディジタルインタフェース(以下、DI
Fと略す。)、53a,53bはディジタル音声信号を
アナログ信号に変換するディジタルアナログ変換器(以
下、DA変換器と略す。)である。54は音声信号をデ
ィジタル化するとき用いるクロック信号を出力する発振
器、55a,55bは発振器54の出力信号でDA変換
器53a,53bから出力された音声信号をディジタル
変換するアナログディジタル変換器(以下、AD変換器
と略す。)である。56はディジタル映像信号及びディ
ジタル音声信号を所定の信号配置に並び換えた後、誤り
訂正符号や各種制御信号を付加する信号処理器である。
57は信号処理器56の出力信号を記録再生する記録再
生器である。
【0005】以上のように構成された従来の音声信号処
理装置について、以下その動作を説明する。
【0006】第1,第2の入力端子50,51に入力さ
れたディジタル映像信号及び音声信号は図5に示す信号
フォーマットで1フレーム単位で供給される。2系統の
信号は互いに独立であるがフレーム当たりのデータ量は
同一である。供給された信号は図5に示すSYNC信号
で同期検出して、フレームの切れ目を検出する。1フレ
ームのディジタル音声信号及びディジタル映像信号は、
SYNCから数えて予め定められた位置に格納されてい
る。圧縮された映像信号(Video)は103950
バイトである。ディジタル音声信号は1620バイトで
ある。但し、ディジタル音声信号は先頭から詰められて
格納されている。実際のフレーム当たりの有効データ量
を以下の(表1)に示す。(表1)はサンプル数/フレ
ームを示す表である。
【0007】
【表1】
【0008】映像信号の1フレームが更新される周波数
(以下、フレーム周波数と称す。)は30/1.001
Hzである。そのため、ディジタル音声信号のサンプリ
ング周波数とは非同期の関係にある。よって、1フレー
ム当たりの音声信号の平均サンプル数は(表1)に示す
ように整数バイトにはならない。民生用のディジタル音
声信号を映像信号と同時に記録する機器ではフレーム周
波数と音声信号のサンプリンク周波数を比較すること
で、1フレームに格納される整数バイトのサンプル数を
求めている。そのため、1フレーム内に格納されるディ
ジタル音声信号のサンプル数は、映像信号の垂直同期信
号の変動、音声信号のサンプリングクロックの変動等に
よりフレーム毎に変化する。本例では平均サンプル数に
対し約1.2%の幅を持たせてある。
【0009】DIF52は入力された2系統のディジタ
ル信号から1系統の映像信号(V1)を選択し信号処理
器56に出力する。また、DIF52は2系統(2チャ
ネルが2系統)の音声信号の各1チャネル(Lチャネル
またはRチャネル)と、Aux1に格納されていたサン
プリング周波数情報を第1,第2のDA変換器53a,
53bに出力する。第1,第2のDA変換器53a,5
3bはサンプリング情報に基づいてディジタル音声信号
をアナログ音声信号に変換し、第1,第2のAD変換器
55a,55bに出力する。第1,第2のAD変換器5
5a,55bは発振器54から供給されたサンプリング
クロックで音声信号をディジタル信号(A1,A2)に
変換し、信号処理器56に出力する。信号処理器56は
供給されたディジタル映像信号V1とディジタル音声信
号A1,A2を規定の配置に並び換えた後、誤り訂正符
号や各種制御信号を付加して記録再生器57に出力す
る。このとき、記録信号の中の制御信号には第1,第2
のAD変換器55a,55bでフレーム周波数当たりに
サンプリングした数情報も含まれる。記録再生器57は
信号処理器56から供給された信号を記録または再生す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、入力された2系統のディジタル音声信号のサン
プリング周波数、サンプル数/フレームに関わらず、入
力されたディジタル音声信号をアナログ化していた。そ
うすることで記録する2チャネルの音声信号のサンプル
周波数及びフレーム当たりのサンプル数を一致させ、再
生時のDA変換器のクロックを生成する回路を一種類に
することを可能にしていた。しかし、その反面、2系統
とも一度アナログ信号に変換するため、劣化が生じてし
まう問題点を有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、2系統の音声信号のサンプル数/フレームの平均値
がほぼ同一である場合、入力された音声信号をディジタ
ル信号のまま記録再生可能な構成を有する音声信号処理
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の音声信号処理装置は、入力された2系統のデ
ィジタル信号から音声信号(A1,A2)とフレーム当
たりのサンプル数(S1,S2)とサンプリング周波数
(F1,F2)を抽出するディジタルインタフェース
と、ディジタルインタフェースから供給されたサンプル
数S2及びサンプリング周波数F2に基づき音声信号A
2をアナログ信号に変換する第1の変換器と、第1の変
換器の出力信号をディジタルインタフェースから供給さ
れたサンプル数S1及びサンプリング周波数F1に基づ
きディジタル信号A3に変換する第2の変換器と、ディ
ジタルインタフェースから供給された2系統のサンプル
数(S1,S2)及びサンプリング周波数(F1,F
2)を比較する比較器と、比較器の出力信号に基づきデ
ィジタルインタフェースから供給された音声信号A2か
前記第2の変換器の出力信号A3かのどちらか一方を出
力するスイッチと、ディジタルインタフェースから供給
された音声信号A1とスイッチから供給された音声信号
A4を記憶するメモリと、メモリに格納された音声信号
A1及びA4の各々の音声信号のサンプル数の合計がメ
モリの予め定められた容量内で一致した場合、メモリか
ら1フレーム当たりサンプル数S1で音声信号A1及び
A4を読み出し、一致しない場合はメモリから1フレー
ム当たりサンプル数S1で音声信号A1を、1フレーム
当たりサンプル数S2で音声信号A4を読み出し、かつ
サンプル数S1とS2の差分値も出力するメモリ制御器
と、メモリから出力された音声信号A4を前記メモリ制
御器から出力された差分値のサンプル数分前後のサンプ
ル値から補間する補間器とを持つ構成を有している。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、入力された2系
統のディジタル音声信号のフレーム当たりのサンプル数
が規定の値以上差が生じた場合及びサンプリング周波数
の値が異なる場合は、一方の系のサンプリング周波数及
びフレーム当たりのサンプル数に合わせ再サンプリング
を行う。サンプリング周波数が同一でかつフレーム当た
りのサンプル数の差が規定の範囲以内の場合は、一方の
フレーム当たりのサンプル数に合わせて出力する。但
し、フレーム当たりのサンプル数がメモリの容量の制限
で一致させることが不可能な場合はサンプル値を合わせ
るための補間処理を行う。
【0014】以上の結果、2系統ともアナログ信号に変
換する必要がなく、音質劣化を最小限にすることが可能
になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例における音声
信号処理装置のブロック図である。図2は本実施例のメ
モリ制御器の動作説明図、図3は同実施例の補間器の動
作説明図である。
【0016】図1において、1はディジタル化された映
像信号及び音声信号が予め定められた信号形式で入力さ
れる第1の入力端子、2は第1の入力端子1に入力され
る信号とは別系統のディジタル化された映像信号及び音
声信号が入力される第2の入力端子、3は第1,第2の
入力端子1,2に供給されたディジタル信号から映像信
号,音声信号及び各種制御信号(Auxに格納された音
声信号のサンプリング周波数情報やフレーム当たりのサ
ンプル数情報等)を抽出するDIF、4はディジタル音
声信号をアナログ信号に変換するDA変換器である。5
は2系統のフレーム当たりのサンプル数を比較するサン
プル数比較器、6は2系統のサンプリング周波数を比較
するサンプリング周波数比較器である。7はサンプル数
比較器5とサンプリング周波数比較器6で構成された比
較器である。8はフェーズ・ロックド・ループ器(以
下、PLLと略す。)、9はAD変換器である。10は
DIF3から供給された音声信号A2とAD変換器9か
ら供給された音声信号A3のどちらか一方を選択し出力
するスイッチ、11はメモリ制御器12に制御され2系
統の音声信号の書き込み/読み出しを行うメモリ、13
は補間器、14はディジタル映像信号及びディジタル音
声信号を所定の信号配列に並び換えた後、誤り訂正符号
や各種制御信号を付加する信号処理器、15は信号処理
器14の出力信号を記録再生する記録再生器である。
【0017】以上のように構成された本実施例における
音声信号処理装置の動作について以下説明する。
【0018】第1,第2の入力端子1,2に入力された
ディジタル映像信号及び音声信号は図5に示す信号フォ
ーマットで1フレーム単位毎に供給される。2系統の信
号は互いに独立であるがフレーム当たりのデータ量は同
一である。供給された図5に示すSYNC信号で同期検
出して、フレームの切れ目を検出する。1フレームのデ
ィジタル音声信号及びディジタル映像信号は、予め定め
られた位置に格納されている。圧縮された映像信号(V
ideo)は103950バイトである。ディジタル音
声信号は1620バイトである。但し、ディジタル音声
信号は先頭から詰められて格納されている。実際のフレ
ーム当たりの有効データ量は(表1)の通りである。
【0019】映像信号のフレーム周波数は30/1.0
01Hzであるため、ディジタル音声信号のサンプリン
グ周波数とは非同期の関係にある。よって、1フレーム
に伝送される音声信号の平均サンプル数は整数バイトに
はならない。民生のディジタル音声信号を映像信号と同
時に記録する機器ではフレーム周波数と音声信号のサン
プリング周波数を比較することで、1フレームに格納さ
れる整数バイトのサンプル数を求めている。そのため、
1フレーム内に格納されるディジタル音声信号のサンプ
ル数は、映像信号の垂直同期信号の変動、音声信号のサ
ンプリングクロックの変動等によりフレーム毎に変化す
る。本例では1フレーム期間に格納できる音声信号のサ
ンプル数を平均サンプル数に対し±1.2%に規定して
ある。
【0020】DIF3は入力された2系統のディジタル
信号から1系統の映像信号(V1)を選択し信号処理器
14に出力する。同時にDIF3は2系統の音声信号の
1チャネル(LチャネルまたはRチャネル)をDA変換
器4及びスイッチ10に供給する。更に2系統の信号の
Aux1に格納されていたフレーム当たりのサンプリン
グ数情報(S1,S2)とサンプリング周波数情報(F
1,F2)を抽出し、各々比較器7内のサンプル数比較
器5及びサンプリング周波数比較器6に供給する。
【0021】DA変換器4は供給された2番目の系の音
声信号A2をアナログ変換し、AD変換器9に出力す
る。PLL8は、比較器7から供給された1番目の系の
サンプル数情報S1及びサンプリング周波数情報F1に
基づきサンプリングクロックを生成する。AD変換器9
はPLL8で生成したクロックで入力された音声信号を
AD変換する。この結果、AD変換器9から出力された
音声信号A3のフレーム当たりのサンプル数の平均値
は、DIF3に供給された1番目の系の音声信号のフレ
ーム当たりのサンプル数の値に一致する。
【0022】比較器7は入力された2系統のサンプリン
グ周波数情報(F1,F2)が異なる場合及びフレーム
当たりのサンプル数情報(S1,S2)の値の差が"2"
以上の場合、スイッチをn側に切り換え、それ以外の場
合はm側に切り換える。その結果、2系統の音声信号の
サンプリング周波数が同一でかつフレーム当たりのサン
プル数に差が殆どない場合は、第1,第2の入力端子
1,2に供給されたディジタル音声信号がそのままメモ
リ11に書き込まれる。2系統の音声信号のサンプリン
グ周波数が異なる場合及びサンプリング周波数が同一で
もフレーム当たりのサンプル数が大幅に異なる場合は、
第1の入力端子1に供給された音声信号A1と再AD変
換された音声信号A3がメモリ11に書き込まれる。
【0023】メモリ11に書き込まれた音声信号A1,
A4はメモリ制御器12に制御され出力される。図2に
その様子を示す。メモリ11の容量はを2Kバイトで、
Kバイトずつ各々の系の音声信号に割り当ててある。今
2系統のフレーム単位の音声信号D1,D2,D3,・・
・とE1,E2,E3,・・・がメモリ11に書き込まれ
ている。各々のフレーム当たりのサンプル数の平均値は
ほぼ同一であるため、フレームの合計のサンプル数はど
こかで一致する。図2の例では3フレーム目でサンプル
数の合計が一致(S1.1+S1.2+S1.3)している。こ
の場合、メモリ制御器12はフレーム当たりのサンプル
数がS1.1でD1及びE1を、サンプル数S1.2でD2及び
2を、サンプル数S1.3でD3及びE3を読み出す。もし
メモリ11がある一定量を越えても2系統のサンプル数
毎の和が一致しない場合は、補間器13でサンプル数を
合わせこむことになる。次にこの補間処理について説明
する。
【0024】図3に補間処理の1例を示す。この例は1
0フレーム目の1番目の系のフレーム当たりのサンプル
数がS2.10+1で、2番目の系のフレーム当たりのサン
プル数がS2.10である場合である。補間器13はこの場
合、2番目の系のサンプル数を"1"増加させる動作を行
う。具体的には10フレーム目の最後のサンプル値a 3
と11フレーム目の最初のサンプル値b1の平均値を1
0フレームの最終サンプル値a3として挿入する。そし
て音声信号A5として信号処理器14に出力する。
【0025】以上の結果、信号処理器14にはサンプル
周波数及びフレーム当たりのサンプル数の値が同一の2
系統の音声信号が入力されることになる。このことは再
生時にDA変換器(図不記述)のクロックを生成する系
が1系統ですむため、回路規模の削減につながる。信号
処理器14は、供給されたディジタル映像信号V1とデ
ィジタル音声信号A1,A5を規定の配置に並び換えた
後、誤り訂正符号や各種制御信号を付加して記録再生器
15に出力する。記録再生器15は入力信号を記録また
は再生する。
【0026】以上のように本発明の映像信号処理装置
は、入力された2系統のディジタル信号から音声信号
(A1,A2)とフレーム当たりのサンプル数(S1,
S2)とサンプリング周波数(F1,F2)を抽出する
ディジタルインタフェース3と、ディジタルインタフェ
ースから供給されたサンプル数S2及びサンプリング周
波数F2に基づき音声信号A2をアナログ信号に変換す
る第1の変換器4と、第1の変換器の出力信号をディジ
タルインタフェースから供給されたサンプル数S1及び
サンプリング周波数F1に基づきディジタル信号A3に
変換する第2の変換器9と、ディジタルインタフェース
から供給された2系統のサンプル数(S1,S2)及び
サンプリング周波数(F1,F2)を比較する比較器7
と、比較器の出力信号に基づきディジタルインタフェー
スから供給された音声信号A2か前記第2の変換器の出
力信号A3かのどちらか一方を出力するスイッチ10
と、ディジタルインタフェースから供給された音声信号
A1とスイッチから供給された音声信号A4を記憶する
メモリ11と、メモリに格納された音声信号A1及びA
4の各々の音声信号のサンプル数の合計がメモリの予め
定められた容量内で一致した場合、メモリから1フレー
ム当たりサンプル数S1で音声信号A1及びA4を読み
出し、一致しない場合はメモリから1フレーム当たりサ
ンプル数S1で音声信号A1を、1フレーム当たりサン
プル数S2で音声信号A4を読み出し、かつサンプル数
S1とS2の差分値も出力するメモリ制御器12と、メ
モリから出力された音声信号A4をメモリ制御器から出
力された差分値のサンプル数分前後のサンプル値から補
間する補間器13を設けることで、互いに独立の2系統
のディジタル信号を片チャネル毎に選択し記録する場合
や、ミックスして記録する場合にも2系統ともアナログ
信号に変換する必要がなく、音質劣化を最小限にして記
録する事が可能になる。
【0027】なお、本実施例において補間処理を2値平
均で行ったが、ディジタルフィルタを用いて前後の数サ
ンプルから補間しても良い。補間の方法は幾多考えられ
る。メモリ11から同一のサンプル数を読み出す方法を
サンプル数の大きい系に合わせても良い。手法は幾多も
考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、サンプル周波数
が異なる場合を除いて、入力された2系統のディジタル
音声信号をアナログ化することなくフレーム当たりのサ
ンプル数及びサンプリング周波数の値を2系統とも同一
状態で記録可能にする。その結果、音質劣化を最小限に
することが可能になり、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における音声信号処理装置の構
成を示すブロック図
【図2】同実施例におけるメモリ制御器の動作を説明す
るための説明図
【図3】同実施例における補間器の動作を説明するため
の説明図
【図4】従来の音声信号処理装置の構成を示すブロック
【図5】音声信号処理装置に入力されるディジタル信号
の伝送フォーマット図
【符号の説明】
1,2 入力端子 3 ディジタルインタフェース 4 DA変換器 5 サンプル数比較器 6 サンプリング周波数比較器 7 比較器 8 PLL 9 AD変換器 10 スイッチ 11 メモリ 12 メモリ制御器 13 補間器 14 信号処理器 15 記録再生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/937 7734−5C H04N 5/93 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された2系統のディジタル信号から
    音声信号(A1,A2)とフレーム当たりのサンプル数
    (S1,S2)とサンプリング周波数(F1,F2)を
    抽出するディジタルインタフェースと、 前記ディジタルインタフェースから供給されたサンプル
    数S2及びサンプリング周波数F2に基づき音声信号A
    2をアナログ信号に変換する第1の変換器と、 前記第1の変換器の出力信号を前記ディジタルインタフ
    ェースから供給されたサンプル数S1及びサンプリング
    周波数F1に基づきディジタル信号A3に変換する第2
    の変換器と、 前記ディジタルインタフェースから供給された2系統の
    サンプル数(S1,S2)及びサンプリング周波数(F
    1,F2)を比較する比較器と、 前記比較器の出力信号に基づき前記ディジタルインタフ
    ェースから供給された音声信号A2か前記第2の変換器
    の出力信号A3かのどちらか一方を出力するスイッチ
    と、 前記ディジタルインタフェースから供給された音声信号
    A1と前記スイッチから供給された音声信号A4を記憶
    するメモリと、 前記メモリに格納された音声信号A1及びA4の各々の
    音声信号のサンプル数の合計が前記メモリの予め定めら
    れた容量内で一致した場合、前記メモリから1フレーム
    当たりサンプル数S1で音声信号A1及びA4を読み出
    し、一致しない場合は前記メモリから1フレーム当たり
    サンプル数S1で音声信号A1を、1フレーム当たりサ
    ンプル数S2で音声信号A4を読み出し、かつサンプル
    数S1とS2の差分値も出力するメモリ制御器と、 前記メモリから出力された音声信号A4を前記メモリ制
    御器から出力された差分値のサンプル数分前後のサンプ
    ル値から補間する補間器を備えた音声信号処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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